JP2004194731A - 超音波トロッカーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイレーターと外套管とを一体的に保持可能とする超音波トロッカーシステムを提供する。
【解決手段】超音波トロッカーシステム10は、超音波振動子30と、この超音波振動子30の先端に接合され超音波振動を生体組織に伝達するプローブ36と、このプローブ36をカバーするシース40と、このシースの外周に配設された状態で体壁に導入留置される外套管60とを有する。そして、外套管60は、外套管挿入部62と、この外套管挿入部62の基端部に設けられ、外套管挿入部62に近接する側が膨出し術者に保持される外套管保持部64とを有する。また、この外套管60とシース40との間に介挿されて穿刺孔を拡張し、外套管60と組み合わせて使用されるダイレーター50を備えている。このダイレーター50は、外套管保持部64と一体的に保持されるダイレーター保持部54を有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、体腔内への挿入器具の案内管として使用されるトロッカー(外套管)を患者の体壁に穿刺して留置するための超音波トロッカーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
トロッカーシステムとは、先端に鋭利な穿刺針を有する内針と、患者に穿刺されて留置される外套管とが着脱自在に組み合わせられて形成される。トロッカーシステムは、内針と外套管とが一体的に組み合わされた状態で患者の体壁に穿刺されて体腔内に導入される。そして、内針を抜いた外套管は各種病変部の観察を行なうためのスコープや処置を行なうための処置具の案内管として使用される。
【0003】
このようなトロッカーシステムは、従来から様々な形態のものが知られている。
例えば特許文献1には、内針と外套管とを一体的に組み合わせた状態で内針を超音波振動させながら患者の体壁に導入することにより、内針および外套管を比較的軽い力で安全に穿刺、導入する超音波トロッカーシステムが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、外形寸法が比較的小さい内針と外套管との間に先端部が略円錐状に先細に形成されたダイレーターが配設される改良された超音波トロッカーシステムが開示されている。このシステムにおいては、外套管の先端からダイレーターの先細の先端が突出し、かつ、ダイレーターの先細の先端部から内針の先端部が突出するような状態で体壁に超音波穿刺される。その後、ダイレーターと外套管とを持って患者の体壁に外套管をダイレーションして超音波トロッカーシステムが導入される。
【0005】
【特許文献1】
特公平5−57863号公報
【0006】
【特許文献2】
特開2002−177293号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特許文献2に開示された超音波トロッカーシステムでは、内針で体壁に穿刺孔を形成し、その後、この穿刺孔をダイレーターで拡径するとともに、この拡径された穿刺孔に外套管を挿入していく。このため、ダイレーターには非常に大きな力が負荷される。したがって、ダイレーターには外套管とともにしっかり保持できるように取手部が備えられている。
しかしながら、この取手部はダイレーション時には必要であるが、穿刺時には全く必要ではない。また、重量も大きくなるのでトロッカーシステム自体の重量バランスを調節することが必要な可能性があった。
さらに別の問題として、側方に大きく突出している部分を有するため、例えば手術器具を置く台の上に設置すると他の器具の邪魔になる可能性があった。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ダイレーターと外套管とを一体的に保持し易く、穿刺後のダイレーションが可能で、他の手術用器具の邪魔になり難く重量バランスの良い超音波トロッカーシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明の超音波トロッカーシステムにおいては、超音波振動を発生可能な超音波振動源と、この超音波振動源に接合され、超音波振動源から発生した超音波振動を生体組織に伝達して穿刺孔を形成する内針と、この内針の外周をカバーするシースと、このシースの外周に配設された状態で前記穿刺孔に導入されて留置される外套管と、この外套管とシースとの間に介挿され、前記内針によって穿刺された穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張部を有するダイレーターとを備えている。そして、前記外套管とダイレーターとが組み合わされた状態で前記外套管とダイレーターとを一緒に保持する保持部を有することを特徴とする。
また、前記内針の先端は、軸方向に対して鋭角に形成された稜線を有する略円錐形状に形成されていることが好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について説明する。
まず、この実施の形態に係わる超音波トロッカーシステム10について図1ないし図3を用いて説明する。
(構成)
図1は、超音波トロッカーシステム10の構成を示す。図2および図3は図1に示す超音波トロッカーシステム10の構成をさらに具体的に説明している。
図1および図2に示すように、この実施の形態に係わる超音波トロッカーシステム10は、ハンドピースユニット30、シース40、ダイレーター50および外套管60で主に構成されている。ハンドピースユニット30には、ケーブル12を介して電源装置14が接続されている。この電源装置14には例えば後述する超音波振動子の超音波出力を制御する出力制御機構として、例えばフットスイッチやハンドスイッチなどのスイッチ16が設けられている。
【0011】
ハンドピースユニット30には、内部に超音波振動子として圧電素子(図示せず)が内蔵され、超音波振動源としての機能を有するトランスデューサー32が配設されている。このトランスデューサー32の後端部には、ケーブル12を介して電源装置14に接続するためのコネクタ部34が形成されている。一方、このトランスデューサー32の先端部には、圧電素子によって発せられる超音波振動を拡大するホーン(図示せず)が配設されている。このホーンの先端部には、軸方向に沿って延び、超音波振動をさらに拡大可能で、体壁に穿刺される内針としてプローブ36が配設されている。また、トランスデューサー32の先端部には、シース40と係合するためのロック機構部38を備えている。
【0012】
図3に示すように、プローブ36の先端部36aの形状は略円錐形状の頂点部分をある角度で切断した特殊な形状に形成されている。この形状はプローブ36の先端長を短くすることができるとともに、さほど鋭角ではない、ある程度の鈍形状をしていることが好適である。望ましくは、図3(A)中の符号A部の切断角は、プローブ36の軸方向に対して60°以下の稜線が形成されて略円錐形状を有する。切断角を軸方向に対して60°以上に切断してしまうと、プローブ36の穿刺時にプローブ36の軸方向に向かって発生するキャビテーションが腹膜下に多く生じてしまい、腹膜の貫通が余計困難になるおそれがある。一方、この実施の形態で説明した切断角である60°以下を有するときには、超音波振動をしない状態では組織、特に腹膜などを切開することは困難であるが、超音波振動を行なうことで初めて鋭利に切開が開始されるようになる。したがって、準備などの取扱い時にも比較的安全であり、手指の損傷などが防止される。
【0013】
次に、図2に示すように、シース40は、プローブ36の先端部36aを残してその外周のほぼ全体を覆うように形成されたシース挿入部42を備えている。このシース挿入部42の基端部には、ハンドピースユニット30のロック機構部38に係合し、かつ、後述するダイレーター50が係合される嵌合部44が設けられている。特にシース挿入部42は、振動して発熱するプローブ36に接触するので耐熱性を有し、滑り性の良い従順部材として例えばPTFEなどで形成されている。また、嵌合部44には、ロック機構部38に係合するためのハンドピースユニット嵌合溝46と、ダイレーター50が係合されるダイレーター嵌合溝48とを備えている。
【0014】
また、ダイレーター50は、シース挿入部42が挿入される、すなわちシース挿入部42の外周の基端部側を覆うように形成されたダイレーター挿入部52を備えている。この挿入部52の基端部には、術者に保持されるダイレーター保持部54が設けられている。さらに、この保持部54の基端部には、シース40のダイレーター嵌合溝48に係合するためのロック機構部56が配設されている。ダイレーター挿入部52の先端には、後述する外套管挿入部62の内径よりもやや小径の先端部を備えている。この先端部のさらに先端側には、シース挿入部42の外径よりもやや大きい内径を有する穿刺孔拡張部58が配設されている。また、ダイレーター挿入部52の基端部には、外套管60のゴムシール部66に簡易的に係合するための突起部59が設けられている。
なお、ダイレーター保持部54の形状は、握りやすい曲面を備えた形状に加工されている。具体的には、この保持部54の基端部であるロック機構部56が配設された側から保持部54の中央部に向かって滑らかな曲線状態に縮径されている。そして、この保持部54の中央部から保持部54の先端部であるダイレーター挿入部52が配設された側に向かって拡径されている。また、例えば、保持部54の基端部よりも先端部の方が大径であることが好適である。したがって、ダイレーター50の保持部54は略瓢箪型に形成されている。
【0015】
最後に、外套管60について説明する。この外套管60は、ダイレーター挿入部52が挿入される、すなわちダイレーター挿入部52の外周の基端部側を覆うように形成された外套管挿入部62を備えている。この挿入部62の基端部には、術者に保持される外套管保持部64が設けられている。この外套管保持部64は、外套管挿入部62の軸方向に対して直交する方向に外套管挿入部62の基端部(保持部64の先端部)から外套管保持部64の基端部に向かって略円錐形状に膨出されている。そして、この保持部64の基端部には、上述した突起部59によってダイレーター50に係合するためにゴム材などの可撓性材からなるゴムシール部66が着脱自在に設けられている。
【0016】
次に、このシステム10を組立てる場合について説明する。
まず、ハンドピースユニット30のプローブ36の先端部を、シース40の基端部の嵌合部44からシース挿入部42の内部に挿入する。そして、シース40のハンドピースユニット嵌合溝46をトランスデューサー32のロック機構部38に対して係合する。
続いて、ハンドピースユニット30とシース40とが組み合わされたユニットの先端部を、ダイレーター50の基端部のロック機構部56からダイレーター挿入部52の内部に挿入する。そして、ダイレーター50のロック機構部56をシース40のダイレーター嵌合溝48に対して係合する。
さらに、このように組み合わされたユニットの先端部を、外套管60の基端部のゴムシール部66から外套管挿入部62の内部に挿入する。このようにして図1に示した超音波トロッカーシステム10が形成されている。そして、この超音波トロッカーシステム10のハンドピースユニット30のコネクタ34にケーブル12を介して電源装置14、スイッチ16が接続されている。
【0017】
術者は、図1の破線に符号5で指示したような部位、すなわちダイレーター保持部54と外套管保持部64とを一緒に握り、超音波発振させながら体壁に穿刺して穿刺孔(穴)を形成する。この形状は術者にとって非常に持ちやすく、穿刺時の微妙な力量コントロールや不意のアクシデント発生時にも瞬時に対応できる人間工学を生かした形状に形成されている。ダイレーター保持部54と外套管保持部64とを術者が片手で一緒に掌握することによって、ダイレーター50と外套管60との位置関係が安定化され、すなわち超音波トロッカーシステム10が安定化する。このため、穿刺時の微妙な力量コントロールや不意のアクシデント発生時においても瞬時に対応できる。また、ダイレーター保持部54が略瓢箪型に形成されているので、くびれの部分からロック機構部56にかけて指を掛けたり、くびれ部分で親指と人差指とで環を作って保持したりできるなど、所望の握り方をすることが可能である。
【0018】
(作用)
次に、このようなシステム10の操作方法について説明する。
電源装置14の出力制御機構であるスイッチ16の操作により、電源装置14からトランスデューサー32の圧電素子に電気エネルギーが供給される。圧電素子はこのエネルギー量に応じた機械的振動を発生し、トランスデューサー32の内部のホーンおよびトランスデューサー32の先端部側に配設されたプローブ36によってこの振動を増幅し、プローブ36の先端で最大振幅を出力する。
【0019】
この状態でプローブ36とシース40とを体壁から体内に挿入し、すなわちプローブ36とシース挿入部42との先端部をまず始めに体壁に穿刺して小径穴を作成する。つまり、超音波トロッカーシステム10を体壁から体内に挿入する。
ここで、プローブ36の先端部36aから後端部に向かう近傍は、突き出し長が比較的短く形成されており、かつ、極度な鋭角に形成されていないため、腹膜貫通後の臓器損傷が極力防止される。ただし、図3に符号Aで示す先端切断加工範囲の部位はある程度の腹膜突き抜け性を備えた形状であるため、腹膜が伸びてしまうような鈍形状ではない。したがって、圧電素子を超音波振動させると、プローブ36の先端部36aでは非常に小さな力量で安全に穿刺孔が形成される。
【0020】
その後、ダイレーター保持部54と外套管保持部64とを一緒に保持してダイレーションを行なう。ここでは、ダイレーター50の穿刺孔拡張部58によってプローブ36で形成した穴径を例えば外套管挿入部62の外径まで拡張する。さらにその後、突起部59とゴムシール部66との係合を解除して外套管60からその他の部品を抜去する。したがって、超音波トロッカーシステム10を使用することによって外套管60のみが体壁に留置される。
【0021】
(効果)
以上説明したように、この実施の形態によれば以下のような効果が得られる。
ダイレーター保持部54と外套管保持部64とは非常に握り易く、かつ、ダイレーションなどの操作をコントロールし易い形状であるため、力量変動や臓器損傷が生じ難く、安定したダイレーションを行なうことができる。また、従来の取手部を備えたダイレーター50と比較すると、重量バランスも良く、また、突出した部位も設けられていないため、他の器具の邪魔になる可能性を低くすることができ、非常に安定的に取り扱うことができる。
【0022】
このため、小径の穴を超音波振動によってプローブ36で出血を極力防止しながら作成した後、その穴を拡張しても、外套管60を導入するために体壁に与える傷を最小限に抑えることができる。また、穴径(傷口)を小さくして術中の外套管60の体壁への固定もしっかり行なえるため、特別に体壁に固定するための手段、例えば抜け止めのような別部材は不要とすることができる。
【0023】
[第1の変形例]
次に、図1および図2のトランスデューサー32およびシース40と小径の外套管60に対応する部材を用いて上述した実施の形態に対して変形された超音波トロッカーシステム10aを図4および図5に示す。
【0024】
図4および図5に示した外套管60は、外套管挿入部62の内径がシース挿入部42の外径よりやや大きい寸法となっている。また、外套管60は上面にゴム材からなるシール部材66を着脱自在に備えている。この外套管60をシース40に挿入することでシース40の段差部Bと外套管60のシール部材66とが弱く係合し、その場で略固定される。したがって、この超音波トロッカーシステム10aでは、図1および図2に示したダイレーター50を設けることなしで使用することが可能である。つまり、この超音波トロッカーシステム10aは、小径の外套管60aとして例えば3ミリトロッカーを組み合わせて使用する際は、ダイレーター50を除去して直接シース40に係合される。一方、シース挿入部42の外径よりやや大きい外套管挿入部62内径を備える外套管60として例えば5ミリトロッカーを組み合わせて使用する際には、ダイレーター50が使用される。
【0025】
図5には、3ミリトロッカー(外套管60a)を使用する場合の構成が示されている。次に、3ミリトロッカー60aを使用する場合の操作方法を示す。
シース40をハンドピースユニット30に装着し、その後シース40に外套管60を挿入する。出力制御機構のスイッチ16を操作することにより、プローブ36を超音波振動させ、図4に符号7で示される部位、すなわち、プローブ36の先端部36aから外套管60aの先端部までが体壁に挿入される。体壁に形成された小さな穿刺孔をシース40を軸として3ミリ外套管60を体壁に導入する。その後、シース40の段差部Bと外套管60のシール部材66との係合を解除してハンドピースユニット30のプローブ36とシース40とを体壁から抜去して外套管60aのみを体壁に留置する。
【0026】
[第2の変形例]
第2の変形例を図6および図7を用いて説明する。
図6に示すように、この変形例に係わる超音波トロッカーシステム10bの構成は上述した実施の形態とほぼ同一であるが、ダイレーター50bの形状のみ異なる。
【0027】
図6および図7に示すように、ダイレーター50bの保持部54の先端部側の形状が曲面の位置には、複数の小孔55が形成されている。これら小孔55に術者の指などを引掛けることが可能なので術者がダイレーター保持部54を握ったときのグリップ性が高められている。なお、小孔55の代わりに突起部や複数個の溝(凹部)を備えることでも同等の効果が得られる。
【0028】
また、図示しないが、超音波トロッカーシステム10bはプローブ36の軸方向に対して対称に形成された回転体ではなく、例えば扁平体として形成され、手術器具台の上から回転して落ちることが防止されるような形状でも良い。
【0029】
[第3の変形例]
さらに、第2の変形例に係わる超音波トロッカーシステム10bの変形例である超音波トロッカーシステム10cを図8に示す。
図8に示すように、超音波トロッカーシステム10cのダイレーター保持部54cの先端部は、大きな球状の球状部57として形成されている。外套管60cの保持部(図示せず)を含め、本体部の内部は完全にダイレーター50cの保持部54cの内側に収納されて支持されているので、外套管60は外からは外套管挿入部62しか観察されない。このような形状を呈することによってダイレーター保持部54cおよび保持部54cの球状部57のみを握ることによって、ダイレーター50cと外套管60cとが一緒に保持されて上述した実施の形態で説明したのに対してさらに微妙な力量コントロールが可能となる。
【0030】
これまで、一実施の形態およびその実施の形態のいくつかの変形例について図面を参照しながら具体的に説明したが、この発明は、上述した実施の形態等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
上記説明によれば、下記の事項が得られる。また、各項の組み合わせも可能である。
【0031】
[付記]
(付記項1) 超音波振動を発生可能な超音波振動源と、
この超音波振動源に接合され、超音波振動源から発生した超音波振動を生体組織に伝達して穿刺孔を形成する内針と、
この内針の外周をカバーするシースと、
このシースの外周に配設された状態で前記穿刺孔に導入されて留置される外套管と、
この外套管とシースとの間に介挿され、前記内針によって穿刺された穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張部を有するダイレーターと
を備えた超音波トロッカーシステムにおいて、
前記外套管とダイレーターとが組み合わされた状態で前記外套管とダイレーターとを一緒に保持する保持部を有することを特徴とする超音波トロッカーシステム。
(付記項2) 前記外套管は、前記外套管は、前記穿刺孔を通して生体組織内に導入される外套管挿入部と、この外套管挿入部の基端部に設けられ、前記外套管挿入部に近接する側が外套管挿入部の軸方向に対して直交する方向に外套管挿入部の外周よりも膨出した外套管保持部とを備え、
前記ダイレーターは、前記外套管と組み合わされた状態で前記外套管保持部とともに術者に保持されるダイレーター保持部を備え、
前記保持部は、外套管保持部とダイレーター保持部とからなることを特徴とする付記項1に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項3) 体壁に穿刺される所定長の内針と、
この内針に超音波振動を発生可能な超音波振動子を有するハンドピースユニットと、
超音波振動を生体組織に直接伝達するようにハンドピースユニットの先端に接合された内針と、
前記内針を長手方向に沿ってカバーするシースと、
体壁に導入され、留置される外套管とを備え、
前記外套管とダイレーターとの組み合わせ時において、
前記外套管とダイレーターとを一体的に保持できる形状を備えることを特徴とした超音波トロッカーシステム。
(付記項4) 前記内針の先端は、軸方向に対して鋭角に形成された稜線を有する略円錐形状に形成されていることを特徴とする付記項2もしくは付記項3に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項5) 前記内針(プローブ)先端の切断角は、内針軸から60°以下であることを特徴とする付記項4に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項6) 前記ダイレーター保持部は、略円柱状であることを特徴とする付記項1ないし付記項5のいずれか1に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項7) 前記ダイレーター保持部は、略瓢箪型に形成されていることを特徴とする付記項1ないし付記項5のいずれか1に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項8) 前記外套管保持部は、略球状に形成されていることを特徴とする付記項6もしくは付記項7に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項9) 前記外套管保持部は、前記ダイレーター保持部に対して離隔する側が略円錐形状に形成されていることを特徴とする付記項6もしくは付記項7に記載の超音波トロッカーシステム。
(付記項10) 超音波振動源に対して電源を供給する電源装置と、この電源装置に接続され電源装置から出力する電力を制御する制御機構とをさらに備えていることを特徴とする付記項1ないし付記項9のいずれか1に記載の超音波トロッカーシステム。
【0032】
(付記項11) 超音波振動を発生可能な超音波振動源と、
この超音波振動源に接合され、超音波振動源から発生した超音波振動を生体組織に伝達して穿刺孔を形成する内針と、
この内針の外周をカバーするシースと、
このシースの外周に配設された状態で前記穿刺孔に導入されて留置される外套管と、
この外套管とシースとの間に介挿され、前記内針によって穿刺された穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張部を有するダイレーターと
を備えた超音波トロッカーシステムにおいて、
前記外套管は、前記穿刺孔を通して生体組織内に導入される外套管挿入部と、この外套管挿入部の基端部に設けられ、前記外套管挿入部に近接する側が外套管挿入部の軸方向に対して直交する方向に外套管挿入部の外周よりも膨出した外套管保持部とを備え、
前記ダイレーターは、前記外套管と組み合わされた状態で前記外套管保持部とともに術者に保持されるダイレーター保持部を有することを特徴とする超音波トロッカーシステム。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ダイレーターと外套管とを一体的に保持し易く、穿刺後のダイレーションが可能で、他の手術用器具の邪魔になり難く重量バランスの良い超音波トロッカーシステムを提供することができる。
【0034】
また、著しく突出した特別な保持部を有さないダイレーターと外套管とが一体的に保持できる形状とすることで、穿刺および穿刺後のダイレーションを行なう際にさらに微妙なコントロールをすることが可能となり、より安全な使用が可能となる超音波トロッカーシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係わる超音波トロッカーシステムを示す概略図。
【図2】図1に示す超音波トロッカーの概略的な分解図。
【図3】(A)および(B)は、図2に示すプローブの先端部の概略図。
【図4】実施の形態の第1の変形例に係わる超音波トロッカーを示す概略図。
【図5】(A)は図4に示す超音波トロッカーの概略的な分解図、(B)は(A)の外套管の上面図。
【図6】第2の変形例に係わる超音波トロッカーを示す概略図。
【図7】図6に示す超音波トロッカーの部分断面図。
【図8】第3の変形例に係わる超音波トロッカーを示す概略図。
【符号の説明】
10…超音波トロッカーシステム、14…電源装置、16…スイッチ、30…ハンドピースユニット、32…トランスデューサー、36…プローブ、40…シース、42…シース挿入部、50…ダイレーター、52…ダイレーター挿入部、54…ダイレーター保持部、60…外套管、62…外套管挿入部、64…外套管保持部、66…ゴムシール部

Claims (2)

  1. 超音波振動を発生可能な超音波振動源と、
    この超音波振動源に接合され、超音波振動源から発生した超音波振動を生体組織に伝達して穿刺孔を形成する内針と、
    この内針の外周をカバーするシースと、
    このシースの外周に配設された状態で前記穿刺孔に導入されて留置される外套管と、
    この外套管とシースとの間に介挿され、前記内針によって穿刺された穿刺孔を拡張する穿刺孔拡張部を有するダイレーターと
    を備えた超音波トロッカーシステムにおいて、
    前記外套管とダイレーターとが組み合わされた状態で前記外套管とダイレーターとを一緒に保持する保持部を有することを特徴とする超音波トロッカーシステム。
  2. 前記内針の先端は、軸方向に対して鋭角に形成された稜線を有する略円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の超音波トロッカーシステム。
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