JP2004190997A - 熱回収システム、および、排気ガス熱交換器、並びに、この排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置 - Google Patents

熱回収システム、および、排気ガス熱交換器、並びに、この排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安全、かつ、安価で組立て作業性が良く、さらに環境問題に配慮された熱回収システム、および、排ガス熱交換器、並びに、この排ガス熱交換器を備えた冷凍装置を提供する。
【解決手段】排気ガス熱交換器1を外筒10と、内筒11とからなる2重筒とし、内筒11内の両端部へ、それぞれ前記冷却水sのみが流通する冷却水流通部18a、18bを設け、冷却水流通部18a、18bの間に熱交換部17を設ける。そして、外筒10を、熱交換部17の外周を覆い、冷却水流通部18a、18bまで延びる筒として、冷却水流通部18a、18bが納められた内筒11上へ固定するとともに、外筒10と内筒11との間に形成される環状空間26を通風路とし、空気入口管27から導入される空気を環状空間26を経由して空気出口管28へと流通させる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
内燃機関から排出される排気ガスの熱を、該内燃機関を冷却する冷却水に回収させる熱回収システム、および、排気ガス熱交換器、並びに、この排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでのガスエンジンヒートポンプなど、内燃機関の駆動力で圧縮機を駆動する冷凍装置では、圧縮機を駆動する前記内燃機関を備え、この内燃機関から排出される排気ガスの熱を熱回収システムで前記内燃機関の冷却を行う冷却水へと熱回収させて大気へと排出している。この熱回収システムは、主に排気ガス熱交換器により構成されている。
【0003】
この排気ガス熱交換器は、内筒および外筒から成る2重管構造をし、前記外筒へは、前記内燃機関を冷却する冷却水が、流通するための冷却水入口管と、冷却水出口管とが設けられ、前記内筒へは、前記内燃機関から排出された排気ガスが流通するための排気ガス入口管と、排気ガス出口管とが前記外筒を貫通して設けられている。
【0004】
前記内筒の延伸方向のそれぞれの両端部には、側板が液密に溶接されて設けられており、前記内筒の内部には、前記排気ガスと前記冷却水との熱交換を行わせる熱交換部が設けられている。この熱交換部には、前記排気ガス入口管より導入された前記排気ガスが、この熱交換部内をジグザグに流通する様、前記内管内へ互い違いに連通口を形成する複数枚の仕切板と、これら仕切板を貫通して前記側板上に開口させた複数本の熱交パイプとが備えられている。
【0005】
前記外筒の延伸方向のそれぞれの両端部には、側板が液密に溶接されて設けられており、この外筒は、前記内筒全体を覆う様に設けられている。
【0006】
そして、前記外筒と前記内筒との間には、前記冷却水を流通させる環状空間が形成されており、前記冷却水は、前記冷却水入口管より前記外筒と前記内筒との間に形成された環状空間へ流入して、前記内筒の外周面に接しながら流通するとともに、前記熱交パイプの内周にも接しながら流通して前記冷却水出口管より流出し、前記内燃機関の冷却水路系を循環するものとなっている。
【0007】
また、前記内燃機関から排出された前記排気ガスは、前記排気ガス入口管より、前記内筒内の前記熱交換部へと侵入し、この熱交換部の外壁となる前記内筒の内周および前記熱交パイプの外周に接しながら、前記連通口に沿って、ジグザグに流通し、前記排気ガス出口管より導出されている。
【0008】
これにより、前記排気ガスの熱は、前記熱交換部を介して前記冷却水へと回収され、前記排気ガスの温度は低下させられるものとなっている。
【0009】
さらに、この排気ガス熱交換器を、前記外筒と前記内筒との間へ前記冷却水を流通させる構造とすることにより、この冷凍装置のメンテナンス作業などを行なう作業者が、誤って前記熱交換部に触れてしまう危険を防止していた。(特許文献1参照)
また、前記熱交パイプ内に乱流促進板を設けて前記冷却水を流通させ、前記熱交換部内の前記熱交パイプ外周へルーバや、スリットなどを設けた仕切板を設けて前記排気ガスを流通させて、前記熱交換部での前記排気ガスと、前記冷却水との熱交換効率を向上させて小型化したものもある。(特許文献2参照)
【0010】
【特許文献1】
特開平8−49534(第3−4頁、第1図)
【0011】
【特許文献2】
特開2001−65339(第4頁、第7図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記排気ガス熱交換器の前記胴部は、上述の様に、外筒および内筒からなる2重構造となっており、前記外筒と前記内筒とで形成される前記環状空間には、前記内燃機関を冷却する前記冷却水を流通させていることから、前記外筒からその外部への前記冷却水の漏洩、および、前記内筒内の前記熱交換部への前記冷却水の漏洩を防ぐ必要があるため、前記環状空間の前記内筒側および前記外筒側のそれぞれを液密構造としなければならず、このため、十分な溶接などを行なって組立てる必要があった。
【0013】
さらに、前記内筒は、500℃から600℃程度となる前記排気ガスと、80℃前後となる前記冷却水とに接するため、この排気ガス熱交換器の前記内筒および前記外筒の組立て作業においては、高度な溶接技術が要求されるものとなっていた。
【0014】
このため、前記排気ガス熱交換器の組立てについては、非常に難しく手間がかかり、コストもかかるものとなっていた。
【0015】
また、これまでの排気ガス熱交換器では、前記排気ガスの熱は、上記説明の様に前記冷却水へと回収できるものの、前記排気ガスに含まれる臭気成分は、そのまま大気へと排出されてしまっていた。
【0016】
このことより、本願発明の目的は、安全、かつ、安価で組立て作業性が良く、さらに環境問題に配慮された熱回収システム、および、排ガス熱交換器、並びに、この排ガス熱交換器を備えた冷凍装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、負荷を駆動する内燃機関と、この内燃機関から排出される排気ガスと該内燃機関を冷却する冷却水との間で熱交換して前記排気ガスの熱を回収する排気ガス熱交換器とを備えた熱回収システムにおいて、前記排気ガス熱交換器が外筒および内筒からなる2重管構造を備え、前記内筒内に前記排気ガスと前記冷却水との熱交換部を備え、前記内筒と前記外筒との間へ通風路を設けて、この通風路へ前記内燃機関の回転に連動して駆動される送風機により送風された空気を通風させたことを特徴とするものである。
【0018】
請求項2に記載の発明は、内筒の外周上へ、間隔を有して外筒を備える2重筒の胴部を備え、前記内筒内へ内燃機関から排出される排気ガスと前記内燃機関を冷却する冷却水との熱交換を行わせる熱交換部を収納して、前記排気ガスの温度を低下させる排気ガス熱交換器において、前記熱交換部を収納した前記内筒内の両端部へ、それぞれ前記冷却水のみを流通させる冷却水流通部を設け、前記外筒と前記内筒との間に通風路を設けたことを特徴とするものである。
【0019】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記外筒は、空気を導入する空気入口管と前記空気を導出する空気出口管とを備えるとともに、少なくとも前記熱交換部を収納した前記内筒の外周上を覆うものとして設け、前記外筒の両端部は、前記冷却水流通部を収納した前記内筒の外周上へそれぞれ固定したことを特徴とするものである。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載のものにおいて、前記空気入口管を、前記外筒の外周面に接し、前記外筒の延伸方向と直交する接線方向へ延びる管として前記外筒の一端部付近へ設け、前記空気出口管を、前記外筒の外周面に直立する管として前記外筒の他端部付近へ設けたことを特徴とするものである。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載のものにおいて、前記空気出口管は、外管および内管からなる2重管とし、前記外管の開口部に対し、前記内管の開口部を突出させて設け、前記内管を前記熱交換部より延びるものとして前記内管内から前記排気ガスを導出させ、前記内管と前記外管との間から前記通風路を流通した前記空気を導出させたことを特徴とするものである。
【0022】
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれかに記載のものにおいて、前記空気出口管は、前記外筒を貫通し、前記熱交換部から延び、前記熱交換部で熱交換された前記排気ガスが排出される排気ガス出口管と隣接して設けたことを特徴とするものである。
【0023】
請求項7に記載の発明は、内燃機関で圧縮機を駆動し、冷媒を循環させて冷房や冷凍などを行なうとともに、前記内燃機関から排出される排気ガスを、外筒および内筒の2重筒の胴部を有し、前記内筒内に備えられた熱交換部で、前記内燃機関を冷却する冷却水と熱交換させ、前記排気ガスの温度を低下させて大気へ排出する排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置において、前記排気ガス熱交換器を、前記熱交換部が収納された前記内筒内の両端部へ、それぞれ前記冷却水のみを流通させる冷却水流通部を設け、前記外筒と、前記内筒との間に通風路を設けた構成とし、前記外筒へ空気入口管と、空気出口管とを設け、前記空気入口管から導入された空気を、前記空気出口管より該排気ガス熱交換器の後段に接続される排気管へ混入させて前記排気ガスを希釈し、前記大気へと排出させたことを特徴とするものである。
【0024】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のものにおいて、前記通風路を流通する前記空気を、前記内燃機関で駆動される送風機、或いは、前記内燃機関以外の駆動力で駆動される送風機の少なくともいずれかの送風機により、前記空気入口管より導入されるものとしたことを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0026】
図1は、本願発明による排気ガス熱交換器1を備えた内燃機関2の熱回収システム100について示したブロック図である。
【0027】
この熱回収システム100は、内燃機関2と、この内燃機関2から排出される排気ガスgと、内燃機関2を冷却する冷却水sとの熱交換を行なわせ、前記排気ガスgからの熱回収を行なわせる排気ガス熱交換器1とから構成されている。
【0028】
内燃機関2から排出された排気ガスgは、排気枝管3を経由して浄化装置4へと流入し、前記排気ガスgに含まれる有害物質の浄化が行われ、本願発明による熱回収システム100で、前記排気ガスgの熱が回収され、大気へと排出されていた。
【0029】
内燃機関2から排出された排気ガスgは、図1の実線矢印に示す様に、排気枝管3を経由して浄化装置4へと流入し、前記排気ガスgに含まれる有害物質の浄化が行われ、排気ガス熱交換器1で、内燃機関2を冷却する冷却水sとの熱交換が行なわれて、前記排気ガスgの温度が低下させられるものとなっている。
【0030】
そして、消音器5で、排気のドラフト音などの消音が行われ、排気トップ6より、大気へと排出されている。
【0031】
また、前記冷却水sは、冷却水ポンプ7と、三方弁8と、放熱器9とを接続して構成される冷却水路Rを循環するものとなっている。
【0032】
この排気ガス熱交換器1は、例えば、円柱形状をしており、図2、および、図3に示す様に、主に、外筒10と、内筒11と、冷却水入口管22を備えた側壁板12と、冷却水出口管23を備えた側壁板13とにより構成されており、側壁板12、13は、内筒11の延伸方向の両端部へ、漏水が無い様、それぞれ溶接されて固定されている。
【0033】
内筒11内の両端部付近には、それぞれ間板14aと、14bとが液密に設けられ、これら間板14aと、14bとの間には、熱交パイプ15と、仕切板16とを備えた熱交換部17が設けられている。また、側壁板12と、間板14aとの間、および、側壁板13と、間板14bとの間には、それぞれ冷却水流通部18a、18bが設けられている。
【0034】
仕切板16は、熱交換部17内を分割するためのものでは無く、前記排気ガスgから前記冷却水sへの熱交換効率を向上させるため、この熱交換部17内での前記排気ガスgの流路を長くする様設けられているもので、仕切板16と、内筒11との内壁には、互い違いに排気ガスgの流通口19が形成されている。
【0035】
そして、この熱交換部17には、その両端に配置された冷却水流通部18a、18bを連通させる様、複数本の熱交パイプ15が、仕切板16、および、間板14a、14bを貫通して液密に設けられおり、外筒10を貫通して、熱交換部17から延びる排気ガス入口管20が、この熱交換部17の冷却水流通部18b寄りの内筒11上へ、排気ガス出口管21が、冷却水流通部18a寄りの内筒11上へ、それぞれ設けられている。さらに、排気ガス出口管21付近の熱交換部17内の最底部には、ドレン排水管25が、外筒10を貫通して設けられており、熱交換部17内で結露した前記排気ガスg中に含まれる水分をドレン水として排水できるものとなっている。
【0036】
内筒11の外周には、熱交換部17上を覆い、その両端が、冷却水流通部18aおよび18bまで達する外筒10が設けられており、この外筒10の両端部は、それぞれ端板24で、内筒11の冷却水流通部18a、18bが収納された外周上の位置へ固定され、外筒10の内周と内筒11の外周との間には、環状空間26(通風路)が形成されている。
【0037】
そして、この外筒10には、空気入口管27と、空気出口管28とが設けられ、環状空間26は、空気入口管27から流入した空気aが、空気出口管28へ流出するための通風路となっている。空気入口管27は、外筒10上の冷却水流通部18b寄りの端部付近で、この外筒10の延伸方向と直交し、外筒10の外周に接する線方向へ向けて設けられており、図3の実線矢印で示す様に、空気入口管27から流入した前記空気aは、環状空間26内を前記内筒11の外周に沿って旋回しながら空気出口管28へと向かい、内筒11の外周表面を均等に空冷できるものとなっている。
【0038】
空気出口管28は、外筒10上の冷却水流通部18aよりの端部付近で、この外筒10の外周面へ直立して設けられており、その内部に上記排気ガス出口管21を備えた2重管構造となっている。この排気ガス出口管21の開口部は、空気出口管28の開口部より突出して設けられ、この後段となる消音器5へは、この空気出口管28が接続されるものとなっている。これにより、空気出口管28から導出される前記空気aはもちろんのこと、この空気出口管28内に設けられた排気ガス出口管21より導出される前記排気ガスgも同様に、前記空気aと混合され、消音器5を経由して前記大気へと排出される。また、排気ガス出口管21と、空気出口管28とを2重管とし、排気ガス出口管21の開口部を空気出口管28の開口部より突出させて設けている理由は、この空気出口管28から導出される前記空気aにより、空気出口管28内に設けられた排気ガス出口管21からの前記排気ガスgの導出が促され易くするためでもある。
【0039】
そして、内燃機関2が運転し、排気ガスgが排出されると、前記排気ガスgは、図4の破線矢印で示す様に、排気ガス入口管21から熱交換部17内へ流入し、この熱交換部17内を仕切板16によりジグザグに流通して、排気ガス出口管21より排出されるものとなっている。これに対し、前記冷却水sは、図4の実線矢印で示す様に、冷却水入口管22より冷却水流通部18aへと流入し、前記排気ガスgの流通方向と対向する方向へと熱交パイプ15内を流通して冷却水流通部18bを経由し、冷却水出口管23より流出するものとなっている。
【0040】
これは、前記冷却水sの温度に対し、前記排気ガスgの温度が高温であるため、この熱交換部17内を流通することにより、一方の前記冷却水sの温度は、前記排気ガスgからの熱回収を行ない上昇し、他方の前記排気ガスgの温度は、前記冷却水sへの熱供給を行なって低下する訳であるが、例えば、前記排気ガスgの流通方向と前記冷却水sの流通方向とを同じ方向とした場合、熱交換部17の入口付近では、前記排気ガスgと前記冷却水sとの温度差に大差があり、前記排気ガスgから前記冷却水sへの熱回収が十分に行なえるものの、熱交換部17の出口付近では、上述の様に、前記排気ガスgの温度は低下し、前記冷却水sの温度は上昇してしまうことから、双方の温度差が小さくなり、十分な熱回収が行なえない様になり、熱交換部17内での熱交換効率に不均衡が生じてしまうこととなる。また、熱交換部17の入口付近では、前記排気ガスgと、前記冷却水sとの温度差が大きいことから、それだけ熱影響を受けることになり、十分な強度を備えた構造とする必要がでてくる。
【0041】
このため、前記排気ガスgと前記冷却水sとの流通方向を、対向する方向として流通させ、熱交換部17内を流通する前記排気ガスgと前記冷却水sとの温度差が、ある程度保たれる様にすることにより、熱交換部17全体での熱交換効率が改善されるとともに、前記排気ガスgと前記冷却水sとの温度差を、なるべく小さい状態として熱交換を行なわせることができるため、熱交換部17で受ける上記熱影響を最小限とすることができる。
【0042】
また、外筒10は、環状空間26を有して熱交換部17を覆い、内筒11の冷却水流通部18a、18bが収納された外周上の位置へ固定されているため、熱交換部17内を前記排気ガスgが流通し、熱交換部17が高温となっても、環状空間26により外筒10へは伝達されず、この外筒10の温度は、冷却水流通部18a、18bから熱伝達される温度上昇に留まり、メンテナンスなどを行なう作業者が、熱交換部17が内蔵された内筒11へ直接触れてしまう危険を回避するとともに、外筒10へ触れてしまっても、前記作業者が火傷などを負ってしまう様な危険性を回避することができる。
【0043】
さらに、端板24の内筒11への組み付け、および、外筒10の端板24への組み付けは、上述の様に、外筒10と内筒11との間に形成される環状空間26へ、前記空気aを流通させているため、漏水の恐れが無いことから、スポット溶接や、ビス止めなど簡易的な組立て作業で済ませることができ、組立て作業性も容易となるためコストも軽減させることができる。
【0044】
この様な、安全、かつ、安価で、組立て作業性の良い排気ガス熱交換器としては、図5に示す様に、上記説明した排気ガス熱交換器1の排気ガス出口管21と、空気出口管28とを隣接させて、それぞれ別途に設けたものとすることも可能である。但し、この排気ガス熱交換器45の場合、排気ガス出口管21から導出される前記排気ガスgと、空気出口管28から導出される前記空気aとを、この排気ガス熱交換器45の後段に接続される排気管上で混合させる様にすれば、上記説明の排気ガス熱交換器1と同様、排気ガス出口管21からの前記排気ガスgの導出を促すものとすることもできる。
【0045】
次に、この排気ガス熱交換器1を備えた冷凍装置について説明する。
【0046】
図6は、上記排気ガス熱交換器1を備えた冷凍装置50について示したブロック図である。
【0047】
冷凍装置50は、例えば、熱源機51と放熱器52とを冷媒配管で接続して構成されており、熱源機51には、燃料系53と給気系54と冷媒系55と排気系56と冷却系57とが内蔵されている。
【0048】
燃料系53には、図示しない燃料遮断弁とゼロガバナとが備えられており、内燃機関2の運転能力に応じて、安定した燃料の供給を行なわせるとともに、内燃機関2の停止時、或いは、運転中の異常発生時には、内燃機関2へ供給する前記燃料を遮断できるものとしている。
【0049】
給気系54には、吸入した大気をろ過する図示しないろ過装置と前記燃料とを混合させ、混合ガスを生成する混合装置とが備えられており、内燃機関2の運転能力に応じた前記混合ガスの供給が行なえるものとなっている。
【0050】
冷媒系55には、圧縮機31と四方弁32と室外熱交換器33と減圧弁34とアキュームレータ35とが冷媒配管で接続されて備えられるとともに、室外熱交換器33への送風を行なう冷媒送風機36が備えられている。四方弁32は、後述する放熱器52の運転状態により圧縮機31で圧縮された冷媒の循環方向を反転するものとなっており、例えば、放熱器52が冷房、或いは、冷凍冷蔵を行なうものであれば、圧縮機31で圧縮された冷媒は、四方弁32を経由して室外熱交換器33で、冷媒送風機36からの送風を受けて大気への放熱を行ない、減圧弁34で減圧され、放熱器52を流通して、再度、四方弁32を経由し、アキュームレータ35へと戻る順路で循環する。また、例えば、放熱器52が暖房、或いは、加温を行なうものであれば、圧縮機31で圧縮された前記冷媒は、四方弁32を経由して放熱器52を流通し、減圧弁34を経由して室外熱交換器33で、冷媒送風機36からの送風を受けて大気からの吸熱を行ない、再度、四方弁32を経由し、アキュームレータ35へと戻る順路で循環する。
【0051】
この圧縮機31は、内燃機関2の駆動力により駆動される圧縮機で、該内燃機関2の駆動軸の一端に接続されており、この駆動軸の他端には、ファン30が取り付けられている。
【0052】
排気系56には、排気枝管3と浄化装置4と排気ガス熱交換器1と消音装置5と排気トップ6とが備えられており、内燃機関2内で燃焼させた前記燃焼ガスを排気ガスgとして排出し、排気枝管3を経由して浄化装置4で浄化し、排気ガス熱交換器1で、この内燃機関2を冷却する冷却水sとの熱交換を行なわせ、消音装置5により前記排気ガスgのドラフト音などの消音を行って、排気トップ6から大気へ前記排気ガスgを排出している。
【0053】
ここで、排気ガス熱交換器1の空気入口管27には、図6に示す様に、空気導管38の一端が接続されており、この空気導管38の他端は、らっぱ状に広げて開口されており、ファン30の風下側の位置で、ファン30へ向けて開口され、このファン30が回転することにより、空気導管38へ空気が送風されるものとなっている。また、空気出口管28には、消音装置4へ接続される排気管41が接続されている。この空気出口管28は、外管である空気出口管28と内管である排気ガス出口管21とからなる2重管構造となっており、空気導管38を流通し、空気入口管27から流入した空気は、前記内管と前記外管との間から流出し、前記内管内からは、前記排気ガスgが流出するものとなっている。
【0054】
冷却系57には、排気ガス熱交換器1と、冷却水ポンプ7と、三方弁8と、ラジエータ9とが冷却水配管で接続されて備えられるとともに、ラジエータ9への送風を行なうラジエータ送風機37が備えられている。そして、内燃機関2の運転開始時など前記冷却水sの温度が低い状態では、前記冷却水sは、冷却水ポンプ7と排気ガス熱交換器1と内燃機関2と三方弁8を循環する経路で前記冷却水sを循環させ、内燃機関2の暖気運転を行う様になっており、前記冷却水sの温度が所定の温度(例えば、70℃)まで達すると、三方弁8での前記冷却水sの流通方向が切り替わり、冷却水ポンプ7と排気ガス熱交換器1と内燃機関2と三方弁8とラジエータ9とを循環する経路で循環させるものとなっている。
【0055】
そして、放熱器52には、室内熱交換器40とこの室内熱交換器40への送風を行なう室内送風機39とが備えられており、放熱器52が設置された空間の冷房、或いは、冷凍冷蔵、または、暖房や、加温などを行なうことが出来るものと成っている。
【0056】
この冷凍装置50の運転が開始すると、内燃機関2が運転を開始し、圧縮機31で前記冷媒の圧縮が開始される。この時、同時にファン30も回転を始め、このファン30により送風された空気が、空気導管38を通じて排気ガス熱交換器1へと送られ、前記空気は、空気入口管27より導入されて環状空間26を流通し、空気出口管28より、排気管41へと導出される。また、この空気導管38を通じて環状空間26を流通する前記空気の送風量は、ファン30の回転数が内燃機関2の回転に連動して上下するため、同様に、内燃機関2の回転に応じて増減させられるものである。
【0057】
内燃機関2から排出された排気ガスgは、この排気ガス熱交換器1で、前記冷却水sとの熱交換が行われ、前記排気ガスgの温度が低下させられ、排気管41で、上述の環状空間26を流通した前記空気と混合して希釈され、消音装置5を経由して排気トップ6から大気へと排出されることとなる。そして、排気トップ6からは、上述の前記空気により希釈された前記排気ガスgが排出されるため、熱源機51から排出される前記排気ガスgの臭気を軽減することができる。
【0058】
この時、空気出口管28より導出された前記空気は、ファン30により圧送されているため、排気ガス出口管21より導出された前記排気ガスgが、空気出口管28から環状空間26へと逆流してしまうことはない。
【0059】
また、上記説明の排気ガス熱交換器45を用いて、この冷凍装置51を説明すると、図8に示す様に、排気ガス熱交換器45の空気出口管28へ排気管41を接続し、排気ガス出口管21へ排気管42を接続して、この排気管42を排気管41を貫通して、この排気管41内で開口させることにより、排気ガス熱交換器1を備えた冷凍装置と同様の効果を得ることができる。
【0060】
なお、本実施の形態では、空気導管38へ送風する送風機を、内燃機関2の駆動軸に取り付けたファン30で行なうものとして説明した。これであれば、内燃機関2の運転能力に応じて、ファン30の回転数も上昇下降するため、内燃機関2から排出される排気ガス量に対応した前記空気を排気ガス熱交換器1へ送り、排気管41を経て大気へと排出される前記排気ガスgの臭気成分を安定して希釈することができるものとなるが、特にこれに限らず、空気導管38の前記開口部を冷媒送風機36の風下側の位置で冷媒送風機36へ向けたものとし、冷媒送風機36から冷媒熱交換器33への送風の一部を排気ガス熱交換器1へ送風させるものとしても、或いは、空気導管38の開口部へ、別途、送風機を設け、前記送風機を内燃機関2の運転に同期させて送風運転させるものとすることも可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上の説明より、排気ガス熱交換器を、外筒と内筒とからなる2重筒とし、前記内筒内の両端部へ、それぞれ前記冷却水のみが流通する冷却水流通部を設け、前記冷却水流通部の間に内燃機関から排出される排気ガスが流通し、高温となる前記熱交換部を設け、この熱交換部を覆う様に、前記外筒を設けて前記外筒と前記内筒との間に通風路を設けて空気を流通させることにより、作業者が火傷を負う危険性や、漏水の恐れが解消されるため、安全で組立て作業性が良いものとなり、コストも軽減させることができる。
【0062】
さらに、前記通風路を流通した前記空気を該排気ガス熱交換器から流出する排気ガスへ混合させることにより、前記排気ガスの希釈が行なえ、大気へ排出される前記排気ガスの臭気を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の熱回収システム100を備えた内燃機関2について示すブロック図である。
【図2】排気ガス熱交換器1の一部を破断して示した外観斜視図である。
【図3】排気ガス熱交換器1の側面図である。
【図4】排気ガス熱交換器1内を流れる排気ガスgと、冷却水sとの流れ方を示した図である。
【図5】排気ガス熱交換器1とは異なる本願発明の排気ガス熱交換器45の側面図である。
【図6】排気ガス熱交換器1を備えた冷凍装置のブロック図である。
【図7】排気ガス熱交換器1と、空気導管38、および、排気管41との接続を示した図である。
【図8】排気ガス熱交換器45と、空気導管38、および、排気管41、42との接続を示した図である。
【符号の説明】
1 排気ガス熱交換器
2 内燃機関
10 外筒
11 内筒
12 側壁板
13 側壁板
14a、14b 間板
15 熱交パイプ
16 仕切板
17 熱交換部
18a、18b 冷却水流通部
19 仕切板
20 排気ガス入口管
21 排気ガス出口管
22 冷却水入口管
23 冷却水出口管
24 端板
26 環状空間
27 空気入口管
28 空気出口管
38 空気導管
41 排気管
45 排気ガス熱交換器
50 冷凍装置

Claims (8)

  1. 負荷を駆動する内燃機関と、この内燃機関から排出される排気ガスと該内燃機関を冷却する冷却水との間で熱交換して前記排気ガスの熱を回収する排気ガス熱交換器とを備えた熱回収システムにおいて、
    前記排気ガス熱交換器が外筒および内筒からなる2重管構造を備え、前記内筒内に前記排気ガスと前記冷却水との熱交換部を備え、前記内筒と前記外筒との間へ通風路を設けて、この通風路へ前記内燃機関の回転に連動して駆動される送風機により送風された空気を通風させたことを特徴とする熱回収システム。
  2. 内筒の外周上へ、間隔を有して外筒を備える2重筒の胴部を備え、前記内筒内へ内燃機関から排出される排気ガスと前記内燃機関を冷却する冷却水との熱交換を行わせる熱交換部を収納して、前記排気ガスの温度を低下させる排気ガス熱交換器において、
    前記熱交換部を収納した前記内筒内の両端部へ、それぞれ前記冷却水のみを流通させる冷却水流通部を設け、前記外筒と前記内筒との間に通風路を設けたことを特徴とする排気ガス熱交換器。
  3. 前記外筒は、空気を導入する空気入口管と前記空気を導出する空気出口管とを備えるとともに、少なくとも前記熱交換部を収納した前記内筒の外周上を覆うものとして設け、前記外筒の両端部は、前記冷却水流通部を収納した前記内筒の外周上へそれぞれ固定したことを特徴とする請求項2に記載の排気ガス熱交換器。
  4. 前記空気入口管を、前記外筒の外周面に接し、前記外筒の延伸方向と直交する接線方向へ延びる管として前記外筒の一端部付近へ設け、前記空気出口管を、前記外筒の外周面に直立する管として前記外筒の他端部付近へ設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の排気ガス熱交換器。
  5. 前記空気出口管は、外管および内管からなる2重管とし、前記外管の開口部に対し、前記内管の開口部を突出させて設け、前記内管を前記熱交換部より延びるものとして前記内管内から前記排気ガスを導出させ、前記内管と前記外管との間から前記通風路を流通した前記空気を導出させたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の排気ガス熱交換器。
  6. 前記空気出口管は、前記外筒を貫通し、前記熱交換部から延び、前記熱交換部で熱交換された前記排気ガスが排出される排気ガス出口管と隣接して設けたことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の排気ガス熱交換器。
  7. 内燃機関で圧縮機を駆動し、冷媒を循環させて冷房や冷凍などを行なうとともに、前記内燃機関から排出される排気ガスを、外筒および内筒の2重筒の胴部を有し、前記内筒内に備えられた熱交換部で、前記内燃機関を冷却する冷却水と熱交換させ、前記排気ガスの温度を低下させて大気へ排出する排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置において、
    前記排気ガス熱交換器を、前記熱交換部が収納された前記内筒内の両端部へ、それぞれ前記冷却水のみを流通させる冷却水流通部を設け、前記外筒と、前記内筒との間に通風路を設けた構成とし、前記外筒へ空気入口管と、空気出口管とを設け、前記空気入口管から導入された空気を、前記空気出口管より該排気ガス熱交換器の後段に接続される排気管へ混入させて前記排気ガスを希釈し、前記大気へと排出させたことを特徴とする排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置。
  8. 前記通風路を流通する前記空気を、前記内燃機関で駆動される送風機、或いは、前記内燃機関以外の駆動力で駆動される送風機の少なくともいずれかの送風機により、前記空気入口管より導入されるものとしたことを特徴とする請求項7に記載の排気ガス熱交換器を備えた冷凍装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101153860B1 (ko) * 2012-01-04 2012-06-18 김진국 압축기용 열교환장치
CN107062568A (zh) * 2017-03-29 2017-08-18 华北理工大学 一种全热交换芯体及应用该全热交换芯体的全热交换器

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