JP2004190742A - 減速装置 - Google Patents
減速装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004190742A JP2004190742A JP2002357660A JP2002357660A JP2004190742A JP 2004190742 A JP2004190742 A JP 2004190742A JP 2002357660 A JP2002357660 A JP 2002357660A JP 2002357660 A JP2002357660 A JP 2002357660A JP 2004190742 A JP2004190742 A JP 2004190742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- casing
- reduction gear
- lower casing
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
【解決手段】上ケーシング2および下ケーシング3に分割されたケーシングと、このケーシング内に回転自在に収納されている少なくとも1つの減速歯車4,5と、中央に出力軸6bが形成され、前記ケーシング内で前記減速歯車4,5と噛合し、前記出力軸6bを回転させる出力歯車6と、前記減速歯車4,5と噛合するモータ歯車7bが配設されたモータ7と、このモータ7を保持するモータ保持フレーム8とを有する減速装置1であって、下ケーシング3の対向する一対の側壁3c,3dに、前記減速歯車4,5の回転軸4c,5cと前記出力歯車6の少なくとも片側の出力軸6bを回転自在に保持する、前記下ケーシング3に一体形成または前記下ケーシング3と同一材料により形成される軸受10を配設する構成。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は減速装置の構成に係り、特に、モジュール0.2mm以下の小型に形成した場合にも、十分な回転伝達精度が得られる減速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の小型減速装置の一例としては、後面が開放された筐体構造のケーシング内に、それぞれ大小の歯車が形成された初段歯車ならびに後段歯車と、1つの歯車が形成された出力歯車とを配設し、前記ケーシングの開放部に、後壁を遮蔽する後部地板と、この後部地板および前記ケーシングの前壁間に位置する中間地板とがスペーサを介してピンまたはねじ等により固定され配設されている。
【0003】
さらに、前記ケーシングの前壁には、前記初段歯車の回転軸と前記後段歯車の回転軸とをそれぞれ回転自在に支持する前部軸受と、前記出力歯車の出力軸を外部に突出させ、回転自在に支持する他の軸受が配設されている。
【0004】
また、前記中間地板には、前記ケーシングの後壁に配設された前記出力歯車および前記後段歯車の回転軸を回転自在に支持する後部軸受と、前記初段歯車の回転軸を挿通させる貫通孔とが形成されており、前記後部地板には、前記後壁に配設された前記初段歯車の回転軸を回転自在に支持する後部軸受と、モータのギアを前記ケーシング内に導入させる導入口とが形成されている。
【0005】
このような構成からなる従来の小型減速装置においては、初段歯車の回転軸を支持する後部軸受が配設された後部地板が、後段歯車および出力歯車の回転軸を支持する後部軸受が配設された中間地板に対し、スペーサによって軸方向にずらされており、各回転軸の軸間距離が接近しても夫々の軸受どうしが重なることがなく、また、初段歯車と噛合するモータの出力軸を挿通する貫通孔と、出力歯車の後部軸受とが交差しなかった。このため、出力歯車の後部軸受を貫通孔の位置とは無関係に任意の大きさに選定することができ、出力歯車に作用する荷重の大きな用途にも耐え得る減速装置を、軸受の強度を犠牲とせずに小型にできるというものであった。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−21519号公報 (第3頁、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の主な小型減速装置は、モジュール0.25mm以上の歯車列により構成されており、前述した従来の小型減速装置は、初段歯車、後段歯車、および出力歯車の後部軸受が形成された中間地板および後部地板を接合するためのねじ等の取付部を必要としており、さらに、軸間距離を確保するためにスペーサが配設されているため、これらが小型化を阻害する要因となっていた。
【0008】
また、ケーシングに対し、中間地板および後部地板の寸法精度および位置合わせが難しく、ねじ留めを行なうためのねじ取付部に間隙を設けることにより累積誤差が発生し、軸間精度誤差として±0.02mm以下を満たすように組み立てることが非常に困難であった。
【0009】
モジュール0.2mm以下の歯車列を有する小型減速装置において、回転伝達誤差を5%以下にするためには、歯車の軸間精度誤差を±0.02mm以下にする必要がある。
【0010】
本発明は、このような従来のものにおける問題点を克服し、歯車の軸間寸法精度管理が容易で回転伝達精度を向上することができる減速装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため本発明の減速装置の特徴は、上ケーシングおよび下ケーシングに分割されたケーシングと、このケーシング内に回転自在に収納されている少なくとも1つの減速歯車と、中央に出力軸が形成され、前記ケーシング内で前記減速歯車と噛合し、前記出力軸を回転させる出力歯車と、前記減速歯車と噛合するモータ歯車が配設されたモータと、このモータを保持するモータ保持フレームとを有する減速装置であって、前記下ケーシングの対向する一対の側壁には、前記減速歯車の少なくとも片側の回転軸と前記出力歯車の少なくとも片側の出力軸を回転自在に保持する、前記下ケーシングに一体形成または前記下ケーシングと同一材料により形成される軸受が配設されている点にある。
【0012】
このような構成を採用したことにより、各歯車の回転軸および出力軸を下ケーシングに形成された軸受により支持するとともに、上ケーシングにより上方への移動を拘束することにより、上ケーシングの寸法精度には依存せず、下ケーシングに形成された軸受の寸法精度のみで各軸と軸受を容易に管理することができ、回転伝達精度を向上することができる。
【0013】
また、本発明の他の減速装置の特徴は、前記減速歯車の歯車および回転軸が同一材料により一体に形成されており、前記下ケーシングの軸受に回転自在に支持された前記回転軸および前記出力軸の頂線は、前記下ケーシングの上端と同一平面に位置し、これら回転軸および出力軸は、上方を前記上ケーシングの下端により平面的に支持され、前記上ケーシングの上面、前記下ケーシングの底面、および前記上下ケーシングの側面に収納された各歯車との干渉を防ぐための開口を形成することにより、前記減速歯車および前記出力歯車が回転自在にされている点にある。
【0014】
このような構成を採用したことにより、歯車と回転軸とが別部品であるものと比べ、中心軸の不一致が起こりにくくなり、歯車の振れ精度を5μm以下にすることが可能になり、回転伝達精度を向上させることができる。
【0015】
また、各回転軸および出力軸の頂線を、下ケーシングの上端と同一平面にすることにより、軸間の寸法精度管理が容易となり、回転伝達精度を向上することができる。
【0016】
さらに、上ケーシングの上面および前記下ケーシングの底面に、各歯車との干渉を防ぐための開口を形成することにより、収納される歯車に対し、ケーシングの大きさを最小限にすることができる。
【0017】
また、本発明の他の減速装置の特徴は、前記下フレームの前記モータ保持フレームと固着される面に、前記モータ保持フレームに形成された複数の孔と嵌合される複数の突起が形成されており、前記上下ケーシングはおよび前記モータ保持フレームは、接着、超音波溶着、または熱圧着のいずれかの手段により固着されている点にある。
【0018】
このような構成を採用したことにより、従来のねじ等の結合部品およびねじ取付部を必要とせず、部品点数を減らすとともに、小型に形成することができ、さらに、超音波溶着により強固に結合させることができる。
【0019】
また、本発明の他の減速装置の特徴は、前記軸受の表面に磁性材料からなる磁性被膜が形成され、この磁性被膜の上には磁性流体が塗布されている点にある。
【0020】
このような構成を採用したことにより、軸受と回転軸は流体潤滑となり摩擦係数を大幅に低減することができ、耐磨耗性能を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る減速装置を図1ないし図3に示す実施形態により説明する。
【0022】
図1は本発明に係る減速装置の実施形態を示す分解斜視構成図、図2は本発明に係る減速装置の実施形態を示す横断面図、図3は図1の下ケーシングの拡大図である。
【0023】
図に示すように、本発明に係る減速装置1は、上下方向に貫通する開口2aが形成された平面視長方形状の上ケーシング2と、上下方向に貫通する開口3aが形成され平面視前記上ケーシング2と同形の長方形状の下ケーシング3と、この上ケーシング2、および下ケーシング3内に回転自在にそれぞれ収納される第1減速歯車4、第2減速歯車5および出力歯車6と、モータ軸7aに歯車7bが配設されたモータ7と、このモータ7を保持し、前記下ケーシング3に固着される縦断面L字状をなすモータ保持フレーム8とを有している。
【0024】
前記第1減速歯車4と第2減速歯車5には、それぞれ大歯車4a,5aと、小歯車4b,5bとがそれぞれ回転軸4c,5cに交接されるようにして配設されており、前記出力歯車6には、歯車本体6aが、出力軸6bに交接されるようにして配設されている。
【0025】
また、前記第1減速歯車4および前記第2減速歯車5の大歯車4a,5a、小歯車4b,5bおよび回転軸4c,5cは、それぞれ同一材料により一体的に形成されている。
【0026】
前記上ケーシング2の一方の長辺の両端部における下端にはそれぞれ突出片2b,2bが形成されている。一方、前記下ケーシング3の一方の長辺の両端部における上端には、それぞれ対応する前記突出片2bと嵌合する溝3bが形成されており、対応する前記各突出片2bと前記各溝3bを嵌合させることにより、上下ケーシング2、3の位置合わせを行なうようになっている。そして、これらの上ケーシング2と下ケーシング3とは、両者の接合面を超音波溶着することにより接合される。
【0027】
前記下ケーシング3の対向する1対の側壁3c,3dには、前記第1減速歯車4、第2減速歯車5の回転軸4a,5aおよび前記出力歯車6の出力軸6bを回転自在に支持し、前記下ケーシング3に一体形成された各1対のU字形状の軸受10,10がそれぞれ同軸配置されている。なお、この軸受10,10は、前記下ケーシング3と同一材料により別部品として形成してもよい。また、前記下ケーシング3の前記側壁3cには、前記モータ7のモータ軸7aを挿通させる開口11が形成されている。前記軸受10には、それぞれ鉄のような磁性材料からなる磁性被膜12がインサート成形または2色成形等により被覆され、表面が磁化されている。
【0028】
また、前記モータ保持フレーム8が固着される前記下フレーム3の前記側壁3cの外側面3eには、横方向に間隔を隔てて複数の円板状突起13,13...が形成されており、各突起13に対応する前記モータ保持フレーム8の側壁8aの側面8bには、各突起13と密に嵌合し、熱圧着により、前記下フレーム3に前記モータ保持フレーム8を固着させるための複数の円形孔14が形成されている。また、前記側壁8aには、前記出力歯車6の出力軸6bを挿通させる貫通孔15が形成されている。
【0029】
つぎに、前述した構成からなる本発明の実施形態の作用について説明する。
【0030】
まず、モータ保持フレーム8に保持されたモータ7のモータ軸7aを、下ケーシング3の開口11に遊嵌し、出力歯車6の出力軸6bを前記下フレーム3の軸受10内の磁性被膜12上に設置するとともに、この出力軸6bを前記モータ保持フレーム8の貫通孔15に挿通させた後、前記下フレーム3の各突起13を前記モータ保持フレーム8の対応する各円形孔14に嵌合したうえで熱圧着して固着させる。
【0031】
そして、前記下フレーム3において、前記モータ歯車7bに第1減速歯車4の大歯車4aが噛合するように第1減速歯車4の回転軸4cを前記軸受10内の磁性被膜12上に設置し、この第1減速歯車4の小歯車4bと大歯車5aが噛合し、小歯車5bが前記出力歯車6の歯車6aと噛合するように、第2減速歯車5を他の軸受10内の磁性被膜12上に設置する。
【0032】
このとき、各軸受10内の磁性被膜12上に支持された各回転軸4c,5cおよび出力軸6bの頂線は、前記下フレーム3の上端面と同一平面に位置するように配設される。
【0033】
そして、各歯車4,5が配設された後、上ケーシング2の各突出片2bが前記下ケーシング3の対応する各溝3bに勘合するようにして上ケーシング2および下ケーシング3を組立てた状態において、これらの上ケーシング2および下ケーシング3が超音波溶着されて一体化され、前記下ケーシング3の前記軸受10に回転自在に支持された各回転軸4c,5cおよび出力軸6bは、上方を前記上ケーシング2の下端により平面的に支持される。
【0034】
このようにして本実施形態の減速装置1が完成する。
【0035】
本実施形態の減速装置1は、収納された各歯車4,5,6およびモータ歯車7bに対し、上ケーシング2および下ケーシング3の大きさを最小限にすることができ、また、各歯車4,5,6の回転軸4a,5aおよび出力軸6bを、下ケーシング3に形成された軸受10のみにより支持することにより、軸間距離が前記上ケーシング2の寸法精度に依存せずに、この軸受10の寸法精度のみに依存し、十分な歯車軸間精度を得ることができ、回転伝達精度を向上させることができる。
【0036】
さらに、各軸受10の表面に磁性被膜12を配設し、磁性流体を塗布することにより、各軸受10と各軸4c,5c,6bは流体潤滑となり、摩擦係数を大幅に低減することができ、耐磨耗性能を向上させることができる。
【0037】
そして、本実施形態の減速装置は、このような構成から、モバイルコンピュータ用の小型プリンタやスキャナの駆動、さらには、小型の走行装置などに採用した場合にも、高い性能を発揮することができる。
【0038】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0039】
例えば、前述した実施形態において、軸受は下ケーシングと同一材料により形成され、配設されているが、直接下ケーシングを加工し、軸受を形成してもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る減速装置によれば、歯車の軸間寸法精度管理が容易で回転伝達精度を向上することができる。
【0041】
すなわち、上ケーシングおよび下ケーシングに分割されたケーシングと、このケーシング内に回転自在に収納されている少なくとも1つの減速歯車と、中央に出力軸が形成され、前記ケーシング内で前記減速歯車と噛合し、前記出力軸を回転させる出力歯車と、前記減速歯車と噛合するモータ歯車が配設されたモータと、このモータを保持するモータ保持フレームとを有する減速装置であって、前記下ケーシングの対向する一対の側壁には、前記減速歯車の少なくとも片側の回転軸と前記出力歯車の少なくとも片側の出力軸を回転自在に保持する、前記下ケーシングに一体形成または前記下ケーシングと同一材料により形成される軸受が配設されているので、各歯車の回転軸および出力軸を下ケーシングに形成された軸受により支持するとともに、上ケーシングにより上方への移動を拘束することにより、上ケーシングの寸法精度には依存せず、下ケーシングに形成された軸受の寸法精度のみで各軸と軸受を容易に管理することができ、回転伝達精度を向上することができる。
【0042】
また、前記減速歯車の歯車および回転軸が同一材料により一体に形成されているので、歯車と回転軸とが別部品であるものと比べ、中心軸の不一致が起こりにくくなり、歯車の振れ精度を5μm以下にすることが可能になり、回転伝達精度を向上させることができる。
【0043】
さらに、前記下ケーシングの軸受に回転自在に支持された前記回転軸および前記出力軸の頂線が、前記下ケーシングの上端と同一平面に位置し、これら回転軸および出力軸が、上方を前記上ケーシングの下端により平面的に支持されているので、軸間の寸法精度管理が容易となり、回転伝達精度を向上することができる。
【0044】
さらにまた、前記上ケーシングの上面、前記下ケーシングの底面、および前記上下ケーシングの側面に収納された各歯車との干渉を防ぐための開口を形成することにより、前記減速歯車および前記出力歯車が回転自在にされているように構成すれば、収納される歯車に対し、ケーシングの大きさを最小限にすることができる。
【0045】
また、前記下フレームの前記モータ保持フレームと固着される面に、前記モータ保持フレームに形成された複数の孔と嵌合される複数の突起が形成されており、前記上下ケーシングおよび前記モータ保持フレームは、接着、超音波溶着、または熱圧着のいずれかの手段により固着されているので、従来のねじ等の結合部品およびねじ取付部を必要とせず、部品点数を減らすとともに、小型に形成することができ、さらに、強固に結合させることができる。
【0046】
さらに、前記軸受の表面に磁性材料からなる磁性被膜が形成され、この磁性被膜の上には磁性流体が塗布されているので、軸受と回転軸は流体潤滑となり、摩擦係数を大幅に低減することができ、耐磨耗性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る減速装置の実施形態を示す分解斜視図
【図2】本発明に係る減速装置の実施形態を示す横断面図
【図3】図1の下ケーシングの拡大図
【符号の説明】
1 減速装置
2 上ケーシング
3 下ケーシング
4 第1減速歯車
5 第2減速歯車
6 出力歯車
7 モータ
8 モータ保持フレーム
10 軸受
11 開口
12 磁性被膜
13 突起
14 円形孔
15 貫通孔
Claims (4)
- 上ケーシングおよび下ケーシングに分割されたケーシングと、このケーシング内に回転自在に収納されている少なくとも1つの減速歯車と、中央に出力軸が形成され、前記ケーシング内で前記減速歯車と噛合し、前記出力軸を回転させる出力歯車と、前記減速歯車と噛合するモータ歯車が配設されたモータと、このモータを保持するモータ保持フレームとを有する減速装置であって、 前記下ケーシングの対向する一対の側壁には、前記減速歯車の少なくとも片側の回転軸と前記出力歯車の少なくとも片側の出力軸を回転自在に保持する、前記下ケーシングに一体形成または前記下ケーシングと同一材料により形成される軸受が配設されていることを特徴とする減速装置。
- 前記減速歯車の歯車および回転軸は同一材料により一体に形成されており、前記下ケーシングの軸受に回転自在に支持された前記回転軸および前記出力軸の頂線は、前記下ケーシングの上端と同一平面に位置し、これら回転軸および出力軸は、上方を前記上ケーシングの下端により平面的に支持されており、前記上ケーシングの上面、前記下ケーシングの底面、および前記上下ケーシングの側面に収納された各歯車との干渉を防ぐための開口を形成することにより、前記減速歯車および前記出力歯車が回転自在にされていることを特徴とする請求項1に記載の減速装置。
- 前記下フレームの前記モータ保持フレームと固着される面には、前記モータ保持フレームに形成された複数の孔と嵌合される複数の突起が形成されており、前記上下ケーシングおよび前記モータ保持フレームは、接着、超音波溶着、または熱圧着のいずれかの手段により固着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の小型減速装置。
- 前記軸受の表面に磁性材料からなる磁性被膜が形成され、この磁性被膜の上には磁性流体が塗布されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の減速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357660A JP4191989B2 (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002357660A JP4191989B2 (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 減速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004190742A true JP2004190742A (ja) | 2004-07-08 |
JP4191989B2 JP4191989B2 (ja) | 2008-12-03 |
Family
ID=32757595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002357660A Expired - Fee Related JP4191989B2 (ja) | 2002-12-10 | 2002-12-10 | 減速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4191989B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242216A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 歯車減速装置及び回転駆動装置 |
KR100883965B1 (ko) * | 2007-09-13 | 2009-02-17 | 이기춘 | 감속기 |
KR101071422B1 (ko) * | 2009-03-13 | 2011-10-11 | 한밭대학교 산학협력단 | 자작자동차용 동력전달장치 |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025106B1 (ja) * | 1967-06-03 | 1975-08-21 | ||
JPS52139973U (ja) * | 1976-03-31 | 1977-10-24 | ||
JPS53157271U (ja) * | 1977-05-17 | 1978-12-09 | ||
JPS5540205U (ja) * | 1978-09-07 | 1980-03-14 | ||
JPS59136028U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-11 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | モ−タアクチユエ−タ |
JPS61167737A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-29 | Canon Inc | 駆動伝達系に於ける位置決め機構 |
JPS6256852U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | ||
JPS63158643U (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-18 | ||
JPH02275165A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 減速装置 |
JPH0425645A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-29 | Matetsukusu Kk | 密封型非対称遊星歯車装置 |
JPH0533848A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-09 | Osaka Gas Co Ltd | ギヤ伝動機構のオイル切れ防止構造 |
JP2000120845A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-04-28 | Owens Brockway Glass Container Inc | 直角駆動ギアボックス |
JP2000170847A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Sayama Precision Ind Co | 減速装置 |
-
2002
- 2002-12-10 JP JP2002357660A patent/JP4191989B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025106B1 (ja) * | 1967-06-03 | 1975-08-21 | ||
JPS52139973U (ja) * | 1976-03-31 | 1977-10-24 | ||
JPS53157271U (ja) * | 1977-05-17 | 1978-12-09 | ||
JPS5540205U (ja) * | 1978-09-07 | 1980-03-14 | ||
JPS59136028U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-11 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | モ−タアクチユエ−タ |
JPS61167737A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-29 | Canon Inc | 駆動伝達系に於ける位置決め機構 |
JPS6256852U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | ||
JPS63158643U (ja) * | 1987-04-02 | 1988-10-18 | ||
JPH02275165A (ja) * | 1989-04-17 | 1990-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 減速装置 |
JPH0425645A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-29 | Matetsukusu Kk | 密封型非対称遊星歯車装置 |
JPH0533848A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-09 | Osaka Gas Co Ltd | ギヤ伝動機構のオイル切れ防止構造 |
JP2000120845A (ja) * | 1998-09-08 | 2000-04-28 | Owens Brockway Glass Container Inc | 直角駆動ギアボックス |
JP2000170847A (ja) * | 1998-12-03 | 2000-06-23 | Sayama Precision Ind Co | 減速装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006242216A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 歯車減速装置及び回転駆動装置 |
JP4481197B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2010-06-16 | 株式会社リコー | 歯車減速装置及び回転駆動装置 |
KR100883965B1 (ko) * | 2007-09-13 | 2009-02-17 | 이기춘 | 감속기 |
KR101071422B1 (ko) * | 2009-03-13 | 2011-10-11 | 한밭대학교 산학협력단 | 자작자동차용 동력전달장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4191989B2 (ja) | 2008-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2020020365A (ja) | 駆動装置およびロボット | |
JP2004190742A (ja) | 減速装置 | |
JP2006304558A (ja) | モータ組込みハイポサイクロイド減速機 | |
JP2007211905A (ja) | 減速機 | |
JP3143817U (ja) | 自動回転式写真枠 | |
WO2018088357A1 (ja) | 支持構造及びこれを備えたアクチュエータ並びに歯車装置 | |
WO2018088356A1 (ja) | アクチュエータ | |
JP2006170431A (ja) | 流体動圧軸受装置およびこの動圧軸受装置を搭載したスピンドルモータ並びに記録ディスク駆動装置 | |
JP2004003571A (ja) | 歯車伝達機構 | |
JP2000120812A (ja) | 遊星歯車変速機 | |
JP2010048352A (ja) | クラッチ機構、クラッチ付減速機、および減速機付モータ | |
JP4724966B2 (ja) | モータ | |
JP2019011616A (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP2012235549A (ja) | ギヤードモータ | |
JP5711532B2 (ja) | モータ | |
JP2515382Y2 (ja) | 減速装置を備えたステッピングモータ | |
TW201807931A (zh) | 馬達裝置 | |
JP7086739B2 (ja) | モータ | |
JP2006187096A (ja) | ギヤードモータ | |
JP2010045890A (ja) | ギア機構付アウターロータ型ブラシレスモータ | |
JP2024147067A (ja) | 駆動装置および開閉ユニット | |
JP2007185073A (ja) | 軸受機構、モータおよび記録ディスク駆動装置 | |
JP2010243871A (ja) | 表示装置用回転台 | |
JP3925053B2 (ja) | ギヤードモータ | |
JP2022179114A (ja) | アクチュエータ及びアクチュエータの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040705 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040705 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080902 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080919 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4191989 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |