JP2004186375A - 配線板および配線板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】リジッド基板10のパターン層X1には,フレキシブル基板30に接合するためのパッド12が含まれている。一方,フレキシブル基板30のパターン層Z2には,リジッド基板10に接合するためのパッド32が含まれている。そして,リジッド基板10のパッド12とフレキシブル基板30のパッド32とは,半田11により接合されている。すなわち,パターン層X1とパターン層Z2とは,半田11の場所で導通している。さらに,リジッド基板10とフレキシブル基板30との間にエポキシ系の樹脂の接着層13を有している。
【選択図】 図3
【解決手段】リジッド基板10のパターン層X1には,フレキシブル基板30に接合するためのパッド12が含まれている。一方,フレキシブル基板30のパターン層Z2には,リジッド基板10に接合するためのパッド32が含まれている。そして,リジッド基板10のパッド12とフレキシブル基板30のパッド32とは,半田11により接合されている。すなわち,パターン層X1とパターン層Z2とは,半田11の場所で導通している。さらに,リジッド基板10とフレキシブル基板30との間にエポキシ系の樹脂の接着層13を有している。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,リジッド部分とフレキシブル部分とを有する配線板(以下,このような配線板を「リジッドフレキ基板」とする)が,折りたたみ式の携帯電話等に使用されている。このようなリジッドフレキ基板は,柔軟性がないリジッド基板と柔軟性があるフレキシブル基板とを接合してなるものである。そして,リジッド基板とフレキシブル基板とは,図11に示すようにコネクタ70により接合されている(このような配線板の先行技術文献としては,例えば,特許文献1参照)。あるいは,図12に示すように半田90により接合されているものもある(このような配線板の先行技術文献としては,例えば,特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−268339号公報
【特許文献2】
特開平10−70347号公報(図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記した従来の配線板には以下のような問題があった。すなわち,コネクタにより接合する場合には,図11に示したようにコネクタ70が配線板の表面に設置される。そのため,配線板全体としての厚さ方向のサイズが大きく,コネクタ自体が配線板の小型化の障害になっている。また,コネクタにより接合する場合には,フレキシブル基板とコネクタとの間で脱着が可能であるという利便性がある。しかし,コネクタとフレキシブル基板の端子との接触抵抗が大きい。一方,図12に示したようにリジッド基板50とフレキシブル基板60とを半田90により接合する場合には,接触抵抗の問題はない。しかし,フレキシブル基板60の折り曲げが反復されることにより,半田90とパッド91,92とが剥離する場合がある。そのため,図13に示すように接合箇所を補強するためのパッド93等を形成する必要があり,パターン形成やそれに伴う作業が複雑になる。
【0005】
本発明は,前記した従来のリジッドフレキ基板が有する問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題の解決を目的としてなされた配線板は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板であって,リジッド基板に形成されたパッドと,フレキシブル基板に形成されたパッドと,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとの間に位置する半田とを有し,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所は,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとの少なくとも一方の表面に半田との親和性を高める処理を施した上で,半田により両パッドを接合させて形成されているものである。
【0007】
本発明の配線板は,リジッド基板とフレキシブル基板とを有し,両基板にはパッドが形成されている。そして,リジッド基板とフレキシブル基板とは,両パッドの間に位置する半田により接合されている。当該半田による層の厚さは,コネクタと比較して非常に薄い。また,少なくとも一方のパッドの表面には,半田との親和性を高める処理が施されている。この半田との親和性を高める処理としては,例えばパッドの表面をSnに置換する処理がある。そして,当該処理後のパッドを半田で接合させているため,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度は高い。よって,接合箇所の補強のためのパターンを形成する必要がない。また,半田により接合されているため低抵抗である。従って,本発明の配線板は,厚さ方向にコンパクトであって,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い。
【0008】
また,本発明の別の配線板は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板であって,リジッド基板に形成されたパッドと,フレキシブル基板に形成されたパッドと,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとの間に位置する半田と,リジッド基板とフレキシブル基板との間に位置するとともにそれらの接合箇所を囲む接着層とを有し,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所は,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとを半田により接合させて形成されているのである。当該接着層によりリジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所を補強している。そのため,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が非常に高い。
【0009】
また,本発明の配線板の製造方法は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板の製造方法であって,リジッド基板およびフレキシブル基板にパッドを形成し,リジッド基板とフレキシブル基板との少なくとも一方のパッドの表面に半田との親和性を高める処理を施し,リジッド基板とフレキシブル基板とのいずれか一方のパッド上に半田を転写し,リジッド基板とフレキシブル基板と接着シートとを,両基板のパッドが接着シートを介して対面するように重ね合わせ,その状態で加熱プレスすることとする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0011】
実施の形態に係る配線板100は,図1に示すようにリジッド基板10,20とフレキシブル基板30とを有するリジッドフレキ基板である。リジッド基板10とフレキシブル基板30とは接合部40により接合されている。さらに,リジッド基板20とフレキシブル基板30とも,接合部50により接合されている。また,配線板100は図2に示す断面構造を有している。具体的には,リジッド基板10は,パターン層X1,X2,X3,X4を有する4層積層板である。リジッド基板20は,パターン層Y1,Y2,Y3,Y4を有する4層積層板である。また,フレキシブル基板30は,両面にパターン層Z1,Z2(図3の拡大図参照)を有する2層積層板である。各パターン層には,必要に応じてパターニングが施されている。
【0012】
次に,接合部40について,図3に示す断面図を基に詳説する。リジッド基板10のパターン層X1には,フレキシブル基板30に接合するためのパッド12が含まれている。一方,フレキシブル基板30のパターン層Z2には,リジッド基板10に接合するためのパッド32が含まれている。そして,リジッド基板10のパッド12とフレキシブル基板30のパッド32とは,半田11により接合されている。また,パターン層X1とパターン層Z2とは,半田11の場所で導通している。また,図3における半田11の厚さは,2〜80μm程度と非常に薄い。そのため,リジッドフレキ基板100としての厚さ方向のサイズは小さい。さらに,フレキシブル基板30の表面のパターン層Z1,Z2は,カバーフィルム33により保護されている。また,リジッド基板10とフレキシブル基板30との間にはエポキシ系の樹脂の接着層13を有している。半田11は接着層13およびカバーフィルム33にて囲まれており,当該接着層13によってもリジッド基板10とフレキシブル基板30とが接合されている。そのため,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合箇所の接合強度が非常に高い。なお,接合部50についても同様の構成である。
【0013】
次に,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合方法について説明する。まず,図4に示すようにリジッド基板10の表面に,パッド12を含むCuのパターンX1が形成される。なお,パッド12は,パターニングによるものでもよいし,ポストめっきによるものでもよい。その後,リジッド基板10の表面にフラックス14が塗布される。なお,図4はフラックス14が塗布された後のフレキシブル基板を示す図である。また,リジッド基板10とは別に,図5に示すように離型フィルム15上に半田11のパターンが形成される。
【0014】
次に,リジッド基板10および離型フィルム15が組み合わせられる。このとき,半田11がパッド12上に位置するように配置する。詳細には,水平面を有する水平治具板の当該水平面上に,リジッド基板10,離型フィルム15,荷重用の押さえ治具を順次載置する。このとき,水平治具板と押さえ治具とによりリジッド基板10および離型フィルム15が挟持され,両者が平行に保持される。その後,リフローにより半田11がパッド12上に転写される。このとき,リジッド基板10と離型フィルム15とは適切な位置に保持されており,半田11は適切な位置に転写される。その後,離型フィルム15を取り除くことで,図6に示すようにパッド12上に半田11が転写されたリジッド基板10が得られる。なお,半田11を転写する方法の詳細については,例えば特開平8−316620号公報に記載されている。
【0015】
また,リジッド基板10とは別に,図7に示すようにフレキシブル基板30の表面にCuのパターンZ1,Z2が形成される。パターンZ2には,パッド32が含まれている。その後,フレキシブル基板30の表面にカバーフィルム33が貼付される。その後,Cuのパッド32に対してCZ処理及びSn置換めっきが行われる。これにより,表面にSnの層を有するパッド32が形成されたフレキシブル基板30が得られる。なお,図7はSn置換めっき後のフレキシブル基板30を示す図である。また,カバーフィルム33は,パッド32以外の部分を覆っている。
【0016】
次に,図8に示すように半田11が転写されたリジッド基板10と,フレキシブル基板30とが組み合わせられる。詳細には,パッド32と半田11とが接するように組み合わせられる。また,リジッド基板10とフレキシブル基板30との間には,接着シート13が配置される。なお,接着シートの代わりに硬化前のエポキシ系の樹脂でもよい。そして,両基板を組み合わせた状態で加熱しつつプレスする。プレス時には,半田11が融解するとともに接着シート13が破られ,半田11の位置でパッド12とパッド32とが接合する。パッド32の表面は半田との親和性が高いSnに置換されているため,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合箇所の接合強度は強い。また,半田11は接着シート13およびカバーフィルム33により囲まれた状態となる。この接着シート13によっても,リジッド基板10とフレキシブル基板30とが接合される。なお,リジッド基板20とフレキシブル基板30とについても同様の方法にて接合される。これにより,図3に示したようなリジッド基板10,20とフレキシブル基板30とが接合された配線板100が製造される。
【0017】
次に,本形態の配線板100と従来の配線板とを比較しつつ説明する。本形態の配線板100は,図9に示すようにリジッド基板から厚さ方向にはみだしている部分の高さが35〜40μmの範囲内である。ここで,フレキシブル基板の厚さ方向の高さは25μm程度であるため,接続部分だけの高さは10〜15μmの範囲内であるといえる。一方,コネクタにてフレキシブル基板を接続している配線板は,リジッド基板から厚さ方向にはみだしている部分の高さが500〜1000μmの範囲内である。すなわち,接続部分だけの高さは475〜975μmの範囲内であるといえる。この結果から,本形態の配線板100は,従来の配線板と比較して接続部分の厚さが1/50程度であり,厚さ方向に非常にコンパクトであることがわかる。
【0018】
次に,本形態の配線板の耐久試験後における接続性について,図10を基に説明する。第▲1▼の試験では,−55℃と125℃との間の温度変化を1サイクルとして,10サイクル/時間のペースで1000サイクルの耐久試験を行った。第▲2▼の試験では,第▲1▼の試験と同様の温度変化の耐久試験を2サイクル/時間のペースで行った。第▲3▼の試験では,150℃で500時間保持する耐久試験を行った。第▲4▼の試験では,130℃,湿度85%で250時間保持する耐久試験を行った。第▲5▼の試験では,3.5Vの電圧を印加した状態で,130℃,湿度85%で250時間保持する耐久試験を行った。結果は,いずれの試験の後でも良好な接続性が確認された。従って,本形態の配線板は,信頼性が高いことがわかる。
【0019】
以上詳細に説明したように本形態の配線板100は,リジッド基板10とフレキシブル基板30とを半田11により接合することとしている。また,Snの面を有するパッド32を形成することとしている。そして,パッド32のSnの面上に半田11を配置することとしている。半田とSnとは親和性が高い。そのため,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合箇所の接合強度は高い。また,半田11は接着シート13により囲まれている。そして,接着シート13によってもリジッド基板10とフレキシブル基板30とが接合されている。これにより,さらに接合箇所が補強されるため,フレキシブル基板30がリジッド基板10から剥離する可能性は極めて小さい。よって,接合箇所の補強のためのパターンを形成する必要がなく,パターンはシンプルである。また,半田11により接合されているため低抵抗である。また,コネクタが不要であるため,配線板100全体では厚さ方向にコンパクトである。従って,厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法が実現されている。
【0020】
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施の形態のフレキシブル基板30は両面にパターン層Z1,Z2を有する2層板であるが,その他に基板内部に幾つかのパターン層を有していてもよい。また,パッドの部分は,貫通ビアが形成された構造になっていてもよい。
【0021】
また,本形態の配線板100では,Cuのパッド32の表面にSnのパッド32を形成しているが,これに限るものではない。すなわち,パッドは例えばCuでもよい。また,半田はSnとPbとの合金以外のものでもよく,例えばSnAgやSnCuでもよい。その場合には,パッドの表面にSnAgやSnCuと親和性が高い金属(例えばSn)の層を形成するとよい。
【0022】
また,本形態の配線板100では,リジッド基板10のパッド12上に半田11を転写しているがこれに限るものではない。すなわち,フレキシブル基板30のパッド32上に転写してもよい。その場合には,リジッド基板10上のパッド12に対してSn置換めっきを行う。また,半田11を転写する前に,あらかじめパッド12,32の両パッドともにSn置換めっきを行っておいてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば,厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るリジッドフレキ基板を示す斜視図である。
【図2】実施の形態に係るリジッドフレキ基板を示す断面図である。
【図3】リジッド基板とフレキシブル基板との接続箇所を示す図である。
【図4】実施の形態に係るリジッド基板の製造プロセスを示す図(その1)である。
【図5】実施の形態に係るリジッド基板の製造プロセスを示す図(その2)である。
【図6】実施の形態に係るリジッド基板の製造プロセスを示す図(その3)である。
【図7】実施の形態に係るフレキシブル基板の製造プロセスを示す図である。
【図8】実施の形態に係るリジッドフレキ基板の製造プロセスを示す図である。
【図9】実施の形態に係るリジッドフレキ基板と従来の形態に係るリジッドフレキ基板との比較を示す表である。
【図10】実施の形態に係るリジッドフレキ基板の信頼性テストの結果を示す表である。
【図11】従来の形態に係るリジッドフレキ基板(コネクタ接続)を示す斜視図である。
【図12】従来の形態に係るリジッドフレキ基板(半田接続)を示す断面図である。
【図13】従来の形態に係るリジッドフレキ基板(半田接続)を示す平面図である。
【符号の説明】
10,20 リジッド基板
11 半田
12,32 パッド
13 接着シート(接着層)
30 フレキシブル基板
40,50 接合部
【発明の属する技術分野】
本発明は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,リジッド部分とフレキシブル部分とを有する配線板(以下,このような配線板を「リジッドフレキ基板」とする)が,折りたたみ式の携帯電話等に使用されている。このようなリジッドフレキ基板は,柔軟性がないリジッド基板と柔軟性があるフレキシブル基板とを接合してなるものである。そして,リジッド基板とフレキシブル基板とは,図11に示すようにコネクタ70により接合されている(このような配線板の先行技術文献としては,例えば,特許文献1参照)。あるいは,図12に示すように半田90により接合されているものもある(このような配線板の先行技術文献としては,例えば,特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−268339号公報
【特許文献2】
特開平10−70347号公報(図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記した従来の配線板には以下のような問題があった。すなわち,コネクタにより接合する場合には,図11に示したようにコネクタ70が配線板の表面に設置される。そのため,配線板全体としての厚さ方向のサイズが大きく,コネクタ自体が配線板の小型化の障害になっている。また,コネクタにより接合する場合には,フレキシブル基板とコネクタとの間で脱着が可能であるという利便性がある。しかし,コネクタとフレキシブル基板の端子との接触抵抗が大きい。一方,図12に示したようにリジッド基板50とフレキシブル基板60とを半田90により接合する場合には,接触抵抗の問題はない。しかし,フレキシブル基板60の折り曲げが反復されることにより,半田90とパッド91,92とが剥離する場合がある。そのため,図13に示すように接合箇所を補強するためのパッド93等を形成する必要があり,パターン形成やそれに伴う作業が複雑になる。
【0005】
本発明は,前記した従来のリジッドフレキ基板が有する問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題の解決を目的としてなされた配線板は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板であって,リジッド基板に形成されたパッドと,フレキシブル基板に形成されたパッドと,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとの間に位置する半田とを有し,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所は,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとの少なくとも一方の表面に半田との親和性を高める処理を施した上で,半田により両パッドを接合させて形成されているものである。
【0007】
本発明の配線板は,リジッド基板とフレキシブル基板とを有し,両基板にはパッドが形成されている。そして,リジッド基板とフレキシブル基板とは,両パッドの間に位置する半田により接合されている。当該半田による層の厚さは,コネクタと比較して非常に薄い。また,少なくとも一方のパッドの表面には,半田との親和性を高める処理が施されている。この半田との親和性を高める処理としては,例えばパッドの表面をSnに置換する処理がある。そして,当該処理後のパッドを半田で接合させているため,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度は高い。よって,接合箇所の補強のためのパターンを形成する必要がない。また,半田により接合されているため低抵抗である。従って,本発明の配線板は,厚さ方向にコンパクトであって,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い。
【0008】
また,本発明の別の配線板は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板であって,リジッド基板に形成されたパッドと,フレキシブル基板に形成されたパッドと,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとの間に位置する半田と,リジッド基板とフレキシブル基板との間に位置するとともにそれらの接合箇所を囲む接着層とを有し,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所は,リジッド基板のパッドとフレキシブル基板のパッドとを半田により接合させて形成されているのである。当該接着層によりリジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所を補強している。そのため,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が非常に高い。
【0009】
また,本発明の配線板の製造方法は,リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板の製造方法であって,リジッド基板およびフレキシブル基板にパッドを形成し,リジッド基板とフレキシブル基板との少なくとも一方のパッドの表面に半田との親和性を高める処理を施し,リジッド基板とフレキシブル基板とのいずれか一方のパッド上に半田を転写し,リジッド基板とフレキシブル基板と接着シートとを,両基板のパッドが接着シートを介して対面するように重ね合わせ,その状態で加熱プレスすることとする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0011】
実施の形態に係る配線板100は,図1に示すようにリジッド基板10,20とフレキシブル基板30とを有するリジッドフレキ基板である。リジッド基板10とフレキシブル基板30とは接合部40により接合されている。さらに,リジッド基板20とフレキシブル基板30とも,接合部50により接合されている。また,配線板100は図2に示す断面構造を有している。具体的には,リジッド基板10は,パターン層X1,X2,X3,X4を有する4層積層板である。リジッド基板20は,パターン層Y1,Y2,Y3,Y4を有する4層積層板である。また,フレキシブル基板30は,両面にパターン層Z1,Z2(図3の拡大図参照)を有する2層積層板である。各パターン層には,必要に応じてパターニングが施されている。
【0012】
次に,接合部40について,図3に示す断面図を基に詳説する。リジッド基板10のパターン層X1には,フレキシブル基板30に接合するためのパッド12が含まれている。一方,フレキシブル基板30のパターン層Z2には,リジッド基板10に接合するためのパッド32が含まれている。そして,リジッド基板10のパッド12とフレキシブル基板30のパッド32とは,半田11により接合されている。また,パターン層X1とパターン層Z2とは,半田11の場所で導通している。また,図3における半田11の厚さは,2〜80μm程度と非常に薄い。そのため,リジッドフレキ基板100としての厚さ方向のサイズは小さい。さらに,フレキシブル基板30の表面のパターン層Z1,Z2は,カバーフィルム33により保護されている。また,リジッド基板10とフレキシブル基板30との間にはエポキシ系の樹脂の接着層13を有している。半田11は接着層13およびカバーフィルム33にて囲まれており,当該接着層13によってもリジッド基板10とフレキシブル基板30とが接合されている。そのため,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合箇所の接合強度が非常に高い。なお,接合部50についても同様の構成である。
【0013】
次に,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合方法について説明する。まず,図4に示すようにリジッド基板10の表面に,パッド12を含むCuのパターンX1が形成される。なお,パッド12は,パターニングによるものでもよいし,ポストめっきによるものでもよい。その後,リジッド基板10の表面にフラックス14が塗布される。なお,図4はフラックス14が塗布された後のフレキシブル基板を示す図である。また,リジッド基板10とは別に,図5に示すように離型フィルム15上に半田11のパターンが形成される。
【0014】
次に,リジッド基板10および離型フィルム15が組み合わせられる。このとき,半田11がパッド12上に位置するように配置する。詳細には,水平面を有する水平治具板の当該水平面上に,リジッド基板10,離型フィルム15,荷重用の押さえ治具を順次載置する。このとき,水平治具板と押さえ治具とによりリジッド基板10および離型フィルム15が挟持され,両者が平行に保持される。その後,リフローにより半田11がパッド12上に転写される。このとき,リジッド基板10と離型フィルム15とは適切な位置に保持されており,半田11は適切な位置に転写される。その後,離型フィルム15を取り除くことで,図6に示すようにパッド12上に半田11が転写されたリジッド基板10が得られる。なお,半田11を転写する方法の詳細については,例えば特開平8−316620号公報に記載されている。
【0015】
また,リジッド基板10とは別に,図7に示すようにフレキシブル基板30の表面にCuのパターンZ1,Z2が形成される。パターンZ2には,パッド32が含まれている。その後,フレキシブル基板30の表面にカバーフィルム33が貼付される。その後,Cuのパッド32に対してCZ処理及びSn置換めっきが行われる。これにより,表面にSnの層を有するパッド32が形成されたフレキシブル基板30が得られる。なお,図7はSn置換めっき後のフレキシブル基板30を示す図である。また,カバーフィルム33は,パッド32以外の部分を覆っている。
【0016】
次に,図8に示すように半田11が転写されたリジッド基板10と,フレキシブル基板30とが組み合わせられる。詳細には,パッド32と半田11とが接するように組み合わせられる。また,リジッド基板10とフレキシブル基板30との間には,接着シート13が配置される。なお,接着シートの代わりに硬化前のエポキシ系の樹脂でもよい。そして,両基板を組み合わせた状態で加熱しつつプレスする。プレス時には,半田11が融解するとともに接着シート13が破られ,半田11の位置でパッド12とパッド32とが接合する。パッド32の表面は半田との親和性が高いSnに置換されているため,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合箇所の接合強度は強い。また,半田11は接着シート13およびカバーフィルム33により囲まれた状態となる。この接着シート13によっても,リジッド基板10とフレキシブル基板30とが接合される。なお,リジッド基板20とフレキシブル基板30とについても同様の方法にて接合される。これにより,図3に示したようなリジッド基板10,20とフレキシブル基板30とが接合された配線板100が製造される。
【0017】
次に,本形態の配線板100と従来の配線板とを比較しつつ説明する。本形態の配線板100は,図9に示すようにリジッド基板から厚さ方向にはみだしている部分の高さが35〜40μmの範囲内である。ここで,フレキシブル基板の厚さ方向の高さは25μm程度であるため,接続部分だけの高さは10〜15μmの範囲内であるといえる。一方,コネクタにてフレキシブル基板を接続している配線板は,リジッド基板から厚さ方向にはみだしている部分の高さが500〜1000μmの範囲内である。すなわち,接続部分だけの高さは475〜975μmの範囲内であるといえる。この結果から,本形態の配線板100は,従来の配線板と比較して接続部分の厚さが1/50程度であり,厚さ方向に非常にコンパクトであることがわかる。
【0018】
次に,本形態の配線板の耐久試験後における接続性について,図10を基に説明する。第▲1▼の試験では,−55℃と125℃との間の温度変化を1サイクルとして,10サイクル/時間のペースで1000サイクルの耐久試験を行った。第▲2▼の試験では,第▲1▼の試験と同様の温度変化の耐久試験を2サイクル/時間のペースで行った。第▲3▼の試験では,150℃で500時間保持する耐久試験を行った。第▲4▼の試験では,130℃,湿度85%で250時間保持する耐久試験を行った。第▲5▼の試験では,3.5Vの電圧を印加した状態で,130℃,湿度85%で250時間保持する耐久試験を行った。結果は,いずれの試験の後でも良好な接続性が確認された。従って,本形態の配線板は,信頼性が高いことがわかる。
【0019】
以上詳細に説明したように本形態の配線板100は,リジッド基板10とフレキシブル基板30とを半田11により接合することとしている。また,Snの面を有するパッド32を形成することとしている。そして,パッド32のSnの面上に半田11を配置することとしている。半田とSnとは親和性が高い。そのため,リジッド基板10とフレキシブル基板30との接合箇所の接合強度は高い。また,半田11は接着シート13により囲まれている。そして,接着シート13によってもリジッド基板10とフレキシブル基板30とが接合されている。これにより,さらに接合箇所が補強されるため,フレキシブル基板30がリジッド基板10から剥離する可能性は極めて小さい。よって,接合箇所の補強のためのパターンを形成する必要がなく,パターンはシンプルである。また,半田11により接合されているため低抵抗である。また,コネクタが不要であるため,配線板100全体では厚さ方向にコンパクトである。従って,厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法が実現されている。
【0020】
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施の形態のフレキシブル基板30は両面にパターン層Z1,Z2を有する2層板であるが,その他に基板内部に幾つかのパターン層を有していてもよい。また,パッドの部分は,貫通ビアが形成された構造になっていてもよい。
【0021】
また,本形態の配線板100では,Cuのパッド32の表面にSnのパッド32を形成しているが,これに限るものではない。すなわち,パッドは例えばCuでもよい。また,半田はSnとPbとの合金以外のものでもよく,例えばSnAgやSnCuでもよい。その場合には,パッドの表面にSnAgやSnCuと親和性が高い金属(例えばSn)の層を形成するとよい。
【0022】
また,本形態の配線板100では,リジッド基板10のパッド12上に半田11を転写しているがこれに限るものではない。すなわち,フレキシブル基板30のパッド32上に転写してもよい。その場合には,リジッド基板10上のパッド12に対してSn置換めっきを行う。また,半田11を転写する前に,あらかじめパッド12,32の両パッドともにSn置換めっきを行っておいてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば,厚さ方向にコンパクトであり,リジッド基板とフレキシブル基板との接合箇所の接合強度が高い配線板およびその製造方法が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るリジッドフレキ基板を示す斜視図である。
【図2】実施の形態に係るリジッドフレキ基板を示す断面図である。
【図3】リジッド基板とフレキシブル基板との接続箇所を示す図である。
【図4】実施の形態に係るリジッド基板の製造プロセスを示す図(その1)である。
【図5】実施の形態に係るリジッド基板の製造プロセスを示す図(その2)である。
【図6】実施の形態に係るリジッド基板の製造プロセスを示す図(その3)である。
【図7】実施の形態に係るフレキシブル基板の製造プロセスを示す図である。
【図8】実施の形態に係るリジッドフレキ基板の製造プロセスを示す図である。
【図9】実施の形態に係るリジッドフレキ基板と従来の形態に係るリジッドフレキ基板との比較を示す表である。
【図10】実施の形態に係るリジッドフレキ基板の信頼性テストの結果を示す表である。
【図11】従来の形態に係るリジッドフレキ基板(コネクタ接続)を示す斜視図である。
【図12】従来の形態に係るリジッドフレキ基板(半田接続)を示す断面図である。
【図13】従来の形態に係るリジッドフレキ基板(半田接続)を示す平面図である。
【符号の説明】
10,20 リジッド基板
11 半田
12,32 パッド
13 接着シート(接着層)
30 フレキシブル基板
40,50 接合部
Claims (3)
- リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板において,
前記リジッド基板に形成されたパッドと,
前記フレキシブル基板に形成されたパッドと,
前記リジッド基板のパッドと前記フレキシブル基板のパッドとの間に位置する半田とを有し,
前記リジッド基板と前記フレキシブル基板との接合箇所は,前記リジッド基板のパッドと前記フレキシブル基板のパッドとの少なくとも一方の表面に半田との親和性を高める処理を施した上で,前記半田により両パッドを接合させて形成されていることを特徴とする配線板。 - リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板において,
前記リジッド基板に形成されたパッドと,
前記フレキシブル基板に形成されたパッドと,
前記リジッド基板のパッドと前記フレキシブル基板のパッドとの間に位置する半田と,
前記リジッド基板と前記フレキシブル基板との間に位置するとともにそれらの接合箇所を囲む接着層とを有し,
前記リジッド基板と前記フレキシブル基板との接合箇所は,前記リジッド基板のパッドと前記フレキシブル基板のパッドとを前記半田により接合させて形成されていることを特徴とする配線板。 - リジッド基板とフレキシブル基板とを接合してなる配線板の製造方法において,
リジッド基板およびフレキシブル基板にパッドを形成し,
リジッド基板とフレキシブル基板との少なくとも一方のパッドの表面に半田との親和性を高める処理を施し,
リジッド基板とフレキシブル基板とのいずれか一方のパッド上に半田を転写し,
リジッド基板とフレキシブル基板と接着シートとを,両基板のパッドが接着シートを介して対面するように重ね合わせ,その状態で加熱プレスすることを特徴とする配線板の製造方法。
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JP2008118091A (ja) * | 2006-10-10 | 2008-05-22 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 配線板、配線板接続体および配線板モジュール |
JP2012033954A (ja) * | 2006-10-10 | 2012-02-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 配線板接続体および配線板モジュール |
US8238109B2 (en) | 2008-07-16 | 2012-08-07 | Ibiden Co., Ltd. | Flex-rigid wiring board and electronic device |
-
2002
- 2002-12-03 JP JP2002350974A patent/JP2004186375A/ja active Pending
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