JP2004185892A - プッシュスイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型でかつ各接点における接触不良の発生を抑えることができるプッシュスイッチ装置を提供する。
【解決手段】収納部11を有する筐体12と、該収納部11に設けられた共通接点20と切換接点30と、該切換接点30と接離自在な可動接点40を保持する操作部材50と、該操作部材50を初期状態に復帰可能にするコイルバネ60を備えたプッシュスイッチ装置において、
上記コイルバネ60の一端を上記共通接点20に常時接触させると共に、他端を上記操作部材50に保持された可動接点40に常時接触させ、上記コイルバネ60を介して上記共通接点20と可動接点40を常時導通させてなる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDプレイヤーの蓋の開閉の検出等、各種電子機器に使用する小型のプッシュスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CDプレイヤーの蓋の開閉の検出等、各種電子機器に使用されるプッシュスイッチ装置としては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。このようなプッシュスイッチ装置は通常、共通接点と切換接点がインサート成形された樹脂製の筐体に、二本の接触片を有する可動接点が設けられた操作部材と、押込まれた操作部材を初期状態に復帰させるコイルバネを納めてなる。
このようなプッシュスイッチ装置は初期状態において、可動接点の一方の接触片は常時共通接点と接触しているが、他方の接触片と切換接点は離隔しており、スイッチはオフの状態にある。操作部材に外力がかかり、操作部材が筐体内に押込まれると、可動接点の他方の接触片が切換接点に接触し、これにより可動接点を介して共通接点と切換接点が導通し、これによってスイッチがオンの状態になる。操作部材から外力が取除かれると、コイルバネの復元力によって操作部材は初期状態に戻り、可動接点が切換接点から離れてスイッチはオフの状態になる。なお、可動接点の接触片は、製造時に曲げ加工を施され、その先端が共通接点又は切換接点に接触する。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−35296号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の電子機器の小型化に伴って、プッシュスイッチ装置も小型化する必要性が生じている。しかし、上記のような構造を有するプッシュスイッチ装置においては、接触片が二本必要なため、筐体内にその分のスペースが必要となり、小型化することが難しい。またこのように接触片が二本あると、摺動抵抗が大きく、操作部材が復帰不良を起こしやすくなるという問題がある。さらに、接触片の先端が共通接点又は切換接点に接触する片面摺動であるため、接触不良を起こしやく、また摺動時に接触片の先端は筐体の樹脂部分とも接触して樹脂部分を削るため、この削りカスによっても接触不良が起きる可能性がある。
【0005】
また、このようなプッシュスイッチ装置は通常、クリーム半田を用いてリフロー半田付け装置によって半田付けされる。ここで接触片は、共通接点又は切換接点との接触状態が維持されるよう、共通接点又は切換接点に対して圧接しているため、接触片には筐体内に組込まれた初期状態において、高い応力がかかっている。しかし、リフロー半田付け時に接触片が高温状態となると、接触片がへたって曲げ状態が変化し、接触不良を起こす場合もある。
さらに、従来のプッシュスイッチ装置においてはコイルバネが坐屈して復帰荷重を損失してしまう場合もあり、また、通常このようなコイルバネは金属製であり、コイルバネが坐屈することによって、コイルバネが他の接点に接触し、不所望な導通が起きてしまう場合もある。
【0006】
本発明は以上のような問題を鑑みてなされたものであり、小型でかつ各接点における接触不良の発生を抑えることができるプッシュスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため本発明は、収納部を有する筐体と、該収納部に設けられた共通接点と切換接点と、該切換接点と接離自在な可動接点を保持する操作部材と、該操作部材を初期状態に復帰可能にするコイルバネを備えたプッシュスイッチ装置において、
上記コイルバネの一端を上記共通接点に常時接触させると共に、他端を上記操作部材に保持された可動接点に常時接触させ、上記コイルバネを介して上記共通接点と可動接点を常時導通させてなることを特徴として構成されている。
【0008】
本発明によれば、共通接点と可動接点を導通させるための接触片を設ける必要がなくなり、プッシュスイッチ装置を小型化することができる。
【0009】
また本発明は、上記可動接点は平板部を有すると共に、上記切換接点はクリップ状に形成されて対向する一対の挟持接点部を有し、上記可動接点を保持する操作部材を上記筐体の収納部に押込むことによって、上記平板部が上記対向する一対の挟持接点部に差込まれて相互に接触することを特徴として構成されている。
【0010】
また本発明は、上記切換接点は平板部を有すると共に、上記可動接点はクリップ状に形成されて対向する一対の挟持接点部を有し、上記可動接点を保持する操作部材を上記筐体の収納部に押込むことによって、上記対向する一対の挟持接点部が上記平板部の両面を挟んで相互に接触することを特徴として構成されている。
【0011】
本発明によれば、平板部がクリップ状の挟持接点部に挟まれる両面摺動としたので、可動接点と切換接点の接触状態が安定する。
【0012】
また本発明は、上記筐体の収納部に設けた共通接点と切換接点の間に上記コイルバネの動きを抑制するガイド壁を設けたことを特徴として構成されている。
【0013】
本発明によれば、コイルバネをガイド可能となり、コイルバネが坐屈するのを防ぐことができると共に、コイルバネが切換接点に接触するのを防ぐことができる。
【0014】
また本発明は、上記操作部材に上記コイルバネの動きを抑制するバネガイド部を設けたことを特徴として構成されている。
【0015】
本発明によれば、コイルバネをガイド可能となり、コイルバネが坐屈するのを防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1、図2はそれぞれ本発明の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の斜視図、分解図、図3は本発明の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の初期状態の図、図4は平板部と挟持接点部が接触するまで操作部材を押込んだ状態のプッシュスイッチ装置の側方断面図、図5は操作部材を最奥まで押込んだ状態のプッシュスイッチ装置の側方断面図である。なお、図3において、Aは本発明の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の正面図、BはAのC−C断面図であり、図4、図5においても同位置における断面図である。
【0017】
図1に示す本実施形態におけるプッシュスイッチ装置1は、図2に示すように上方開口状で内部に収納部11を有する略方形状の筐体10を有する。この筐体10の収納部11には、筐体10の周囲壁12の約半分の高さの一対のガイド壁13が筐体10の長手方向に沿うように対向して形成されている。このガイド壁13は、後述するコイルバネ60の坐屈を防止する役割を果たす。また収納部11には、ガイド壁13を挟んでそれぞれ金属薄板で形成された共通接点20と切換接点30が設けられている。
なお、本実施形態においては、筐体10を略方形状としているが、形状は特にこれに限られるものではなく、電子機器内の使用箇所の違い等によって自由に変更可能である。また、ガイド壁13の高さについても、必ずしも周囲壁12の約半分である必要はなく、例えば周囲壁12と同じ高さなど、その高さは特に限定されない。ガイド壁13の形状についても、コイルバネ60の両側部であれば形状は特に限定されない。
【0018】
共通接点20は図2に示すように、細長い平板状の本体21を有しており、その長手方向が筐体10の長手方向に沿うように収納部11に設けられている。また筐体10の周囲壁12は、共通接点20と交差する部分に小開口部12aを有し、この小開口部12aには、共通端子22が本体21の端部から連続して形成されている。この共通端子22には、後述するコイルバネ60の一端が常時接触する。さらに共通接点20は、図3に示すように、筐体10の底面から側面にかけて露出する接続端子23、23を有しており、この接続端子23、23が基板に半田付けされる。
【0019】
また、切換接点30は図2、図3に示すように、細長い平板状の本体31を有しており、共通接点20と同じく、その長手方向が筐体10の長手方向に沿うように収納部11に設けられている。この本体31には、下面凸部32aと折り曲げ形成された板状のバネ片32bが対向してクリップ状に形成された挟持接点部32が形成されている。この挟持接点部32には後述する可動接点40の平板部44が差込まれる。さらに切換接点30においても、筐体10の底面から側面にかけて露出する接続端子33、33を有しており、この接続端子33、33が基板に半田付けされる。なお、これら共通接点20と切換接点30は、インサート成形されることによって収納部11に固定されている。
【0020】
ここで、本実施形態においては共通接点20を、細長い平板状の本体21を有する形状とした。しかし、共通接点20はこのような形状に限定する必要はなく、共通端子22を有しており、且つこの共通端子22から接続端子23に連続して導通する形状であれば、どのような形状でもよい。
また、切換接点30についても同様に、必ずしも細長い平板状の本体31を有する形状である必要はなく、挟持接点部32を有し、この挟持接点部32から接続端子33に連続して導通する形状であればどのような形状でもよい。さらに、挟持接点部32についても、必ずしも下面凸部とバネ片によってクリップ形状を構成する必要はなく、例えば平行に形成された二枚の金属平板にプレス加工を施し、それぞれ内側に折り曲げることによって、クリップ形状を構成するなど、その構成は特に限定されない。
【0021】
また、筐体10の周囲壁12は図2に示すように、小開口部12aの対面側にもう一つ大開口部12bを有し、この大開口部12bに操作部材50が装入される。操作部材50は外部操作部51、可動接点取付部52、及びバネガイド部53からなる。外部操作部51は周囲壁12の大開口部12bと略同幅であり、操作部材50を収納部11に押込む外力が加えられる部分である。また可動接点取付部52には金属薄板で形成された可動接点40が取付けられている。
可動接点40は本体41、本体41から共通接点20の共通端子22と対向する位置に形成された可動端子42、同じく本体41から切換接点30側の側方に形成された側方係止部43、及び側方係止部43から切換接点30の挟持接点部32に対向するようにして、筐体10の底面と略平行に形成された平板部44を有する。可動接点40は、可動端子42と側方係止部43を、それぞれ可動接点取付部52に形成した端子係止部52a、側方係止部52bに係止めすることによって、操作部材50に固定する。
【0022】
この可動接点40の可動端子42、及び共通接点20の共通端子22にその端部を常に接触させるようにして、コイルバネ60が共通接点20上に配置される。このコイルバネ60は、操作部材50を収納部11に押込んだときに、操作部材50を初期状態に復帰させる役割を担う。またその一端が共通接点20の共通端子22と常に接触していると共に、他端は可動接点40の可動端子42と常に接触していることから、共通接点20と可動接点40は、コイルバネ60を介して常に導通した状態となっている。
このように、コイルバネ60を介して共通接点20と可動接点40を導通させることによって、従来のプッシュスイッチ装置のように、共通接点と可動接点を導通させるための接触片が必要なくなるため、プッシュスイッチ装置の小型化が可能となる。また、接触片が二つある場合に比べて摺動抵抗が小さいので、操作部材50の復帰不良が起きにくくなる。
【0023】
また、筐体10の収納部11に設けられたガイド壁13及び周囲壁12によって、コイルバネ60が横方向に坐屈するのを防止し、コイルバネ60の復帰荷重の損失を抑えることができ、操作部材50を確実に初期状態に復帰させることができる。またこのガイド壁13は、コイルバネ60が横方向に坐屈するのを防止することによって、コイルバネ60が切換接点30に接触して不所望な導通を防ぐことができると共に、操作部材50の下面に設けた溝部(図示せず)と嵌合して、操作部材50を位置決めし、摺動状態を安定させる役割も担う。
さらに、操作部材50のバネガイド部53が、可動接点40の可動端子42を挟む位置に形成されている。バネガイド部53はコイルバネ60が上方向に坐屈するのを防止するよう、コイルバネ60の上方を包囲するように形成されている。これにより、コイルバネ60の復帰荷重の損失を抑えることができ、操作部材50を確実に初期状態に復帰させることができる。
【0024】
さらに、上述したように、切換接点30はクリップ状の挟持接点部32を有すると共に、可動接点40は平板部44を有し、この平板部44が挟持接点部32に差込まれる、すなわち挟持接点部32が平板部44の両面を挟む両面摺動によって可動接点40と切換接点30を導通させるので、従来のプッシュスイッチ装置のような接触片による片面摺動の場合に比べて、接触状態が安定する。また、可動接点40は筐体10に接していないため、摺動時に可動接点40が筐体10の樹脂部分を削る心配もなく、削りカスによって接触不良が生じるようなこともない。
また、この挟持接点部32のバネ片32bには、初期状態でほとんど応力がかかっていないため、このようなプッシュスイッチ装置1をリフロー半田付け装置によって基板上に半田付けする際に、挟持接点部32のバネ片32bが高温になっても、へたることはなく、従って接触状態が安定する。
【0025】
さらに、このような筐体10の上面には、図2に示すように、収納部11を覆うように形成された樹脂製のカバー部材70が取付けられる。このカバー部材70は、収納部11内にホコリ等が侵入するのを防ぐと共に、コイルバネ60が上方に坐屈するのを防止する役割を担う。ただし、このようにカバー部材を別に取付ける構成ではなく、筐体10に一体的に形成する構成としてもよい。この場合は、周囲壁12の大開口部12bを有する側面を全面開口状とし、そこからコイルバネ60、操作部材50を装入することになる。また、操作部材50を支持する支持部材が別途必要となる。
【0026】
次に、このようなプッシュスイッチ装置1の動作について説明する。初期状態(図3)においては、コイルバネ60は一端を共通接点20の共通端子22に、他端を可動接点40の可動端子42に常時接触させて両者を導通させつつ、若干収縮した状態で共通接点20上に配置されており、その復元力によって操作部材50を筐体10の大開口部12bを有する周囲壁12側に押しつけている。この初期状態においては、切換接点30の挟持接点部32と、操作部材50の可動接点取付部52に取付けられた可動接点40の平板部44は離隔された状態にあり、従って共通接点20と切換接点30は導通しておらず、スイッチはオフの状態にある。また、切換接点30の狭持部32の下面凸部32aとバネ片32bは、互いに当接した状態にある。
【0027】
操作部材50の外部操作部51に外力がかかり、操作部材50が筐体10の収納部11に押込まれると、コイルバネ60はこの外力に比例して収縮する。そのまま操作部材50が押込まれると、操作部材50の可動接点取付部52に取付けられた可動接点40の平板部44が、切換接点30の挟持接点部32に接触する(図4)。これによって切換接点30と可動接点40が導通し、さらに共通接点20と可動接点40がコイルバネ60を介して常時導通していることから、共通接点20から切換接点30までが導通し、スイッチがオンの状態になる。
【0028】
ここからさらに操作部材50が押込まれると、可動接点40の平板部44も切換接点30の挟持接点部32側に押込まれ、平板部44がバネ片32bを押上げる。バネ片32bはその復元力により元の状態に戻ろうとして、平板部44を押下げる。これによって、平板部44は下面凸部32aとバネ片32bに挟まれるので、接触状態が安定する(図5)。
【0029】
操作部材50から外力が取除かれると、コイルバネ60はその復元力によって操作部材50を押戻し、初期状態に復帰させる。これによって切換接点30の挟持接点部32と、可動接点40の平板部44は再び離隔された状態(図3)に戻り、スイッチがオフの状態となる。
【0030】
以上、本発明の実施形態を図面に沿って説明した。しかしながら、本発明は上記実施形態に記載された事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基づいてその変更、改良が可能である。以下に変更例を示す。なお、図6乃至図8において、Aはプッシュスイッチ装置の正面図、BはAのC−C断面図である。
例えば、上記実施形態においては、切換接点30側にクリップ状の挟持接点部32を設けると共に、可動接点40に平板部44を設ける構成とした。しかしこれに限られることなく、図6に示すように、切換接点30側に平板部34を、可動接点40側にクリップ状の挟持接点部45を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、図3に示すように、可動接点40の平板部44を筐体10の底面と略平行になるように形成した。しかしこれに限られることなく、例えば図7に示すように、平板部44を筐体10の底面と略直交するように形成してもよい。
または、図8に示すように、両者を組合わせ、可動接点40側にクリップ状の挟持接点部45を、切換接点30側に平板部34を筐体10の底面と略直交するように形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上本発明によれば、コイルバネの一端を共通接点に常時接触させると共に、他端を操作部材に保持された可動接点に常時接触させ、コイルバネを介して共通接点と可動接点を常時導通させてなることから、共通接点と可動接点を導通させるための接触片を設ける必要がなくなり、プッシュスイッチ装置を小型化することができる。また、接触片が二つある場合に比べて摺動抵抗が小さく、操作部材の復帰不良が起きにくくなる。
【0032】
また本発明によれば、可動接点は平板部を有すると共に、切換接点はクリップ状に形成されて対向する一対の挟持接点部を有し、可動接点を保持する操作部材を筐体の収納部に押込むことによって、平板部が対向する一対の挟持接点部に差込まれて相互に接触すること、あるいは切換接点は平板部を有すると共に、可動接点はクリップ状に形成されて対向する一対の挟持接点部を有し、可動接点を保持する操作部材を筐体の収納部に押込むことによって、対向する一対の挟持接点部が平板部の両面を挟んで相互に接触することから、平板部がクリップ状の挟持接点部に挟まれる両面摺動となり、可動接点と切換接点の接触状態が安定する。
【0033】
また本発明によれば、筐体の収納部に設けた共通接点と切換接点の間にコイルバネの動きを抑制するガイド壁を設けたことから、コイルバネをガイド可能となり、コイルバネが坐屈を防ぐことができると共に、コイルバネが切換接点に接触するのを防ぐことができる。これにより、確実に操作部材を初期状態に復帰させることができると共に、不所望な導通が発生するのを防ぐことができる。
【0034】
また本発明によれば、上記操作部材に上記コイルバネの動きを抑制するバネガイド部を設けたことから、コイルバネをガイド可能となり、コイルバネが坐屈するのを防ぐことができる。これにより、確実に操作部材を初期状態に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の分解図である。
【図3】本発明の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の初期状態の図である。
【図4】平板部と挟持接点部が接触するまで操作部材を押込んだ状態のプッシュスイッチ装置の側方断面図である。
【図5】操作部材を最奥まで押込んだ状態のプッシュスイッチ装置の側方断面図である。
【図6】他の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の図である。
【図7】他の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の図である。
【図8】他の実施形態におけるプッシュスイッチ装置の図である。
【符号の説明】
1 プッシュスイッチ装置
10 筐体
11 収納部
12 周囲壁
13 ガイド壁
20 共通接点
22 共通端子
30 切換接点
32 挟持接点部
34 平板部
40 可動接点
42 可動端子
44 平板部
45 挟持接点部
50 操作部材
51 外部操作部
53 バネガイド部
60 コイルバネ
70 カバー部材

Claims (5)

  1. 収納部を有する筐体と、該収納部に設けられた共通接点と切換接点と、該切換接点と接離自在な可動接点を保持する操作部材と、該操作部材を初期状態に復帰可能にするコイルバネを備えたプッシュスイッチ装置において、
    上記コイルバネの一端を上記共通接点に常時接触させると共に、他端を上記操作部材に保持された可動接点に常時接触させ、上記コイルバネを介して上記共通接点と可動接点を常時導通させてなることを特徴とするプッシュスイッチ装置。
  2. 上記可動接点は平板部を有すると共に、上記切換接点はクリップ状に形成されて対向する一対の挟持接点部を有し、上記可動接点を保持する操作部材を上記筐体の収納部に押込むことによって、上記平板部が上記対向する一対の挟持接点部に差込まれて相互に接触することを特徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ装置。
  3. 上記切換接点は平板部を有すると共に、上記可動接点はクリップ状に形成されて対向する一対の挟持接点部を有し、上記可動接点を保持する操作部材を上記筐体の収納部に押込むことによって、上記対向する一対の挟持接点部が上記平板部の両面を挟んで相互に接触することを特徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ装置。
  4. 上記筐体の収納部に設けた共通接点と切換接点の間に上記コイルバネの動きを抑制するガイド壁を設けたことを特徴とする請求項1乃至3記載のプッシュスイッチ装置。
  5. 上記操作部材に上記コイルバネの動きを抑制するバネガイド部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載のプッシュスイッチ装置。
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