JP4098302B2 - カードコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機、テレビ、ビデオ、パソコン、デジタルカメラ等の電子機器のカードコネクタに係わるもので、特に、複数種類のカードを使用できるように上下に分けられたスロットを有するカードコネクタに関するものである。
携帯電話機、テレビ、ビデオ、パソコン、デジタルカメラ等の電子機器において、CPUやメモリ用のICチップと呼ばれるIC部品が組込まれたICカードが各種開発されている。
各種ICカードを電子機器に電気的に接続するために一般的にカードコネクタを用いる。
このカードコネクタは、需要者の利便性により異なる複数種類のカードを使用可能にすることが望まれ、複数種類のICカードを使用できるカードコネクタが開発されてきた。
複数のカードを同時使用する場合はカードコネクタ側に認識スイッチを設け、認識スイッチの信号を電子機器に設けられた電子回路が認識することにより可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−313107号公報
しかし、使用される電子機器により複数のカードを同時に使用しない場合、例えば2種類のカードが使用できる電子機器では、1種類ずつカードをカードコネクタに挿入し使用されるために、カードコネクタ側の認識スイッチ、電子機器側の電子回路等は通常設けられない。
したがって、ユーザーが誤って同時に複数種類のカードを挿入すると、電子機器が挿入された複数種類のカードを認識することができず、故障の原因となる恐れがある。
以上の問題点を考慮し、本発明は、誤って複数のカードを同時に挿入することを防止することができるカード同時挿入防止機構および、それを備えるカードコネクタを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明のカードコネクタは、複数のコンタクトが配設されたコネクタ本体、このコネクタ本体と組み合わせることでコンタクトハウジングを構成するカバー部材、及び前記コネクタハウジングを上下に区画し、2つのカードをそれぞれ挿入することができる上下2つのスロットを形成する仕切り部材を備え、前記コネクタハウジングの上下に形成される2つのスロット内に突出する拡大部分を有する係合部と該係合部を弾性支持するアーム部とからなるシャッター部材が、前記アーム部材を介して前記仕切り部材に一体的に設けられていることを特徴とする。
本発明のカードコネクタは、複数のカードがそれぞれ挿入されるスロットを形成する仕切り部材に、上下に弾性変位可能なシャッター部材を形成して成るカード同時挿入防止機構を有している。したがって、本発明ではいずれか一方のスロットにカードが挿入されると、カード同時挿入防止機構のシャッター部材が他方のスロット内に突出して別のカードの同時挿入を防止することができる等の効果がある。
本発明のカードコネクタは、複数のカードがそれぞれ挿入されるスロットを形成する仕切り部材に、上下に弾性変位可能なシャッター部材を備えたカード同時挿入防止機構を有することを基本的な構成としている。
本発明のその他の目的や特徴および利点は、添付図面に示される本発明の実施形態についての以下の詳細な説明から明らかである。
図1乃至図11は、本発明のカードコネクタの一実施例における構成を示す図で、図1は、本発明のカードコネクタをカード挿入口側から見た全体の斜視図、図2は、図1の本発明のカードコネクタの平面図で、図3は、本発明のカードコネクタをカード挿入口側から見た端面図、図4は、図2のIV―IV線に沿った断面図で、図5は、図1の本発明のカードコネクタを、カバー部材を取外して示す平面図、図6は、図1の本発明のカードコネクタを、カバー部材を取外して示す斜視図で、図7は、図5のカードコネクタを、シャッター部材を取外して示す平面図、図8は、図7のカードコネクタの斜視図で、図9は、シャッター部材の斜視図、図10は、図9のシャッター部材の平面図で、図11は、シャッター部材の側面図である。
なお、本発明のカードコネクタは、例えば、MSデュオカードとminiSDカード(いずれも商品名)とを共通して使用することができるものとして説明する。また、本発明において使用されるこれらMSデュオカードとminiSDカードを、以下に、単に、「第1カード」および「第2カード」と言うものとする。「第1カード」のMSデュオカードは、外形寸法長さが長いカードで、「第2カード」のminiSDカードは、外形寸法長さが短いカードであり、これら第1カードと第2カードのMSデュオカードとminiSDカードは、共に外形寸法幅がほぼ同じ幅で、かつほぼ同じ厚さのカードである。
勿論、第1カードおよび第2カードは、MSデュオカードおよびminiSDカードに限定されるものではなく、他のICカードに適宜に使用できるものである。
図1乃至図4に示されるように、本発明のカードコネクタ1は、一端にカード挿入口14を有するコネクタ本体2と、このコネクタ本体2に組み合せられるカバー部材3と、このコネクタ本体2とカバー部材3とによって形成されるコネクタハウジングを二分して、2つのスロットを形成する仕切り部材4と、このコネクタ本体2に配設された複数個の第1コンタクト5および第2コンタクト6とから基本構成されている。
本発明の特徴部分は、第1カードと第2カードとがそれぞれ挿入されるスロットへの、カードの同時挿入を防ぐカード同時挿入防止機構7が設けられていることである。
なお、カードコネクタの実施例には、第1カード用イジェクト機構8と、第2カード用イジェクト機構9と、カード飛出し防止機構17が設けられているが、これらは無くても発明を構成することは言うまでもない。
次に、各構成について記述する。
このような構成の本発明のカードコネクタ1は、コネクタ本体2とカバー部材3とを組み合せて、偏平な薄い形状のケーシングとしてのコネクタハウジングが形成されている。このコネクタハウジングは、一端が開口していてカード挿入口14が設けられており、例えば、第1カードAと第2カードBとを挿入するための上部スロット11と下部スロット12とが中間の仕切り部材4によって仕切られて区画されている。従って、この仕切り部材4によって仕切られた上部スロット11に、例えば第1カードAが挿入され、下部スロット12に第2カードBが挿入されるように構成されている。
仕切り部材4は、金属板をプレス加工して構成されている。この仕切り部材4は、コネクタ本体2とカバー部材3とを組み合わせて成るコネクタハウジングの内部空間のほぼ中間に位置するように設けられている。
図9乃至図11参照のように、仕切り部材4は、前方部分にカード同時挿入防止機構7のシャッター部材10と、折曲部38とから構成されている。この折曲部38は、仕切り部材4の中程で下方に略直角に折り曲げられたフランジ状の形状からなる。ところで、この折曲部38には横方向に細長い複数個の開口部39(図3)が設けられている。この開口部39によりコネクタ本体2の段付き部24の前面側の突部25が嵌め込まれて係合されるようになっている。また、仕切り部材4は、両側に圧入爪41、42が設けられ、後端に圧入爪43が設けられている。この圧入爪41、42、43がそれぞれコネクタ本体2の両側壁21、22と端壁23との対応する溝部44、45、46に嵌め込まれて係止されることによって、仕切り部材4がコネクタ本体2へ取り付けられる。
さらに、仕切り部材4には、第1イジェクト機構8のためのスライド用の細長い孔である第1スライド孔47と、第2イジェクト機構9のためのスライド用の細長い孔である第2スライド孔48とが設けられている。
さらにまた、仕切り部材4には、下方にほぼ直角に折り曲げられるように形成された折曲片49が設けられている。
この折曲片49は、下部スロット12内に挿入される第2カードBが裏差しされた際にカードが当たり誤った挿入を防ぐカード誤挿入防止用の作用をするものである。
このように、仕切り部材4は、図示の如く、平板状の金属板から構成されている。この仕切り部材4は、その前方部分に、カード同時挿入防止機構7のシャッター部材10が設けられている。特に、このシャッター部材10は、横方向に細長い係合部15と、この係合部15を弾性支持する一対のアーム部16とから成る。この係合部15の垂直方向の断面形状は、ほぼ楔形、弾丸形、円形、楕円形、菱形等の、任意の形状の拡大部分を形成するように構成されている。従って、係合部15は、仕切り部材4の板厚よりも厚くなる。結果として、係合部15は仕切り部材4に対して上方と下方とに突出する形状となる。また、係合部15は、間隔を置いて配置されるように形成された一対のアーム部16によって弾性支持されており、仕切り部材4に対して上下方向に弾性変位するように形成されている。
さらにまた、シャッター部材10は、仕切り部材4と一体的に、あるいは別体として形成することができる。例えば、シャッター部材10は、金属の板状部材をプレス加工して作り、係合部15の上下方向の突出部分を後で溶着や接着するなどして、仕切り部材4に設けることができる。
また、シャッター部材10を含むこのような仕切り部材4を、プラスチックのような合成樹脂材料で作ることもできる。
カードコネクタ1のコネクタ本体2は、ほぼ方形の板状のベース部20と、ベース部20の両側に設けられた側壁21、22と、一方の端部に端壁23とを有している。この構成により、コネクタ本体2のベース部20は、これら側壁21、22と端壁23とによって三方が囲まれることになる。コネクタ本体2の後方の部分には、一段高くなった段付き部24が設けられている。この段付き部24には、ベース部20上に第1カードAのための複数個の第1コンタクト5が並列して設けている。また、この段付き部24には、第1のコンタクト5の前方にベース部20上に第2カードBのための複数個の第2コンタクト6が、第1コンタクト5よりも低い位置に位置するように並列して設けられている。
ベース部20の後方には、一段高くなった段付き部24が設けられている。この段付き部24には第1カードAと電気的に接触する第1コンタクト5が並列して複数個設けられている。また、ベース部20の前方には、第2カードと電気的に接触する第2コンタクト6が第1コンタクト5よりも低い位置に並列して複数個設けられている。
また、コネクタ本体2へのカバー部材3の取付けは、次のようにしておこなえる。すなわち、カバー部材3の両側の折り曲げられた側壁3A、3Bと後方部分の端壁3Cとに形成された開口部30を、コネクタ本体2の側壁21、22の外面に形成された断面ほぼ三角形状の突部29に、スナップ止めするようにして嵌める。
さらに、カードコネクタ1には、第1カードを放出するための第1イジェクト機構8と、第2カードを放出するための第2イジェクト機構9とが、側壁22側に沿って設けられている。これら第1、第2イジェクト機構8、9は、第1カードAおよび第2カードBを放出するようにスライド可能なイジェクト部材31、33と、イジェクト部材31、33をそれぞれ押圧するばね部材32、34とを有している。
すなわち、第1カードAを放出するための第1イジェクト機構8は、仕切り部材4の上を側壁22に沿ってスライドするほぼL字形のイジェクト部材31と、このイジェクト部材31を押圧するように設けられたコイルスプリングのようなばね部材32とを有している。イジェクト部材31は、下面のガイド部材の一部が仕切り部材4の第1スライド孔47を介してコネクタ本体2の溝35に沿って案内される。
同様に、第2カードBを放出するための第2イジェクト機構9は、仕切り部材4の下を、かつベース部20上を側壁22に沿ってスライドするほぼL字形のカード受け部を形成するイジェクト部材33と、このイジェクト部材33を押圧するように設けられたコイルスプリングのようなばね部材34とを有している。さらに、イジェクト部材33は、第2スライド孔48に係合する突起40を有している。このようにイジェクト部材33は、突起40が第2スライド孔48に沿ってスライドする際に、下方部分と一方の側面部分とが仕切り部材4の第2スライド孔48を介してベース部20の窪み部36と側壁22の横方向の窪み部37とに沿って案内される。
さらに、カードコネクタ1において、コネクタ本体2のベース部20の後方の段付き部24上に配列される複数個の第1コンタクト5は、横方向に整列して設けられている。第1コンタクト5は、それぞれほぼ円弧状に彎曲された後方自由端部側の弾性接触部5aと、段付き部24の溝26内に押し込まれて嵌着された中間固定部5bと、後方側の端壁23の孔28を通って外方に延び、ほぼ直角に折り曲げられた端子部5cとを有する。
また、コネクタ本体2のベース部20の前方部分には、別の複数個の第2コンタクト6が横方向に整列して設けられている。第2コンタクト6は、自由端部側のほぼ円弧状に彎曲された内方側の弾性接触部6aと、ベース部20の前方部分の溝27内に差し込まれて嵌着された中間固定部6bと、ベース部20の前端壁23のところで、ほぼ直角にクランク形状に折り曲げられて外方を向いた端子部6cとを有するように形成されている。
従って、これら第1コンタクト5と第2コンタクト6とは、共に中間固定部5b、6bにおいてベース部20の溝26、27にそれぞれ圧入される等して固着されて、互いに弾性接触部5a、6aが向かい合うような状態に配置されるようになっている。さらにまた、これら第1コンタクト5と、第2コンタクト6とは、弾性接触部5a、6aの位置が異なる高さに位置されている。第1コンタクト5は上方の高い位置に在り、第2コンタクト6は下方の低い位置に在る。
さらに、コネクタ本体のカード挿入口14側の一方の側の側壁22の前方部分には、カード飛出し防止機構17が設けられている。このカード飛出し防止機構17では、図示されるような形状に形成されたスライド部材18が、カード挿入口14に対して側壁22の前部に形成されたマウント部19に沿って横方向に移動可能に弾性附勢して設けられている。スライド部材18は、常時には、内方側に位置するように押圧されている。
このようなカード飛出し防止機構17は、挿入される第1カードAや第2カードBの先端角部がスライド部材18の角部の傾斜面に当接する時に、スライド部材18が横外方に押される。その後、第1カードAや第2カードBが完全に挿入された時に、スライド部材18が内蔵のばね部材(図示しない)によって内方に向って押されて移動する。このようにスライド部材18の内側の面が第1カードA、第2カードBの端面に当接することによって、挿入された第1カードA、第2カードBの飛出しを防止するように作用するものである。
このように構成された本発明のカードコネクタ1において、第1カードAと第2カードBとを使用する場合について、以下に説明する。
本発明のカードコネクタ1において、第1カードAと第2カードBの使用状態が図12乃至図15に示されている。図12は、第1カードAが挿入された本発明のカードコネクタ1を、カバー部材を取外して示す平面図で、図13は、その長手方向の中央縦断面図である。また、図14は、第2カードBが挿入された本発明のカードコネクタ1を、カバー部材を取外して示す同様な平面図で、図15は、その長手方向の中央縦断面図である。
このような本発明のカードコネクタ1において、第1カードAが使用される場合には、図12および図13に示されるように、まず、第1カードAが上部スロット11に挿入される。この第1カードAの挿入においては、第1カードAの先端部がカード飛出し防止機構17のスライド部材18の面取りされた角部の傾斜面に当たり、スライド部材18を横方向外方に押圧し、第1カードAが上部スロット11内に挿入される。そして、この第1カードAの上部スロット11への挿入に際して、第1カードAの先端部が仕切り部材4のシャッター部材10の係合部15に当たって、係合部15を下方に押し下げて空の下部スロット12内に係合部15を押しやる。
さらに第1カードAを挿入すれば、第1カードAの先端部の角部は、ほぼL字形のイジェクト部材31のカード受け部に当接してイジェクト部材31を押圧する。この際、イジェクト部材31は、ばね部材32を圧縮し、さらに奥の方へとスライドする。
第1カードAが完全に挿入されると、カード飛出し防止機構17のスライド部材18が内方に移動されて第1カードAの後端部に当接して第1カードAの飛出しを防止するようになる。これによって、第1カードAのパッド部が、第1コンタクト5の弾性接触部5aと良好に電気的に接触された状態が維持されて第1カードAの継続的な使用が可能な状態となる。
この第1カードAがカードコネクタ1の上部スロット11内に挿入されている状態で、誤って別のカードを空いている下部スロット12に挿入するようにしても、カードの先端部が係合部15に当たってしまうために、カードを下部スロット12内に挿入することができなく、カードの同時挿入を良好に防止することができる。
次に、上述のように、本発明のカードコネクタ1に装着された第1カードAを取り出すためには次のようにする。カード飛出し防止機構17のスライド部材18を外方に向って横方向に押すことにより、スライド部材18が第1カードAの後端部から外れて第1カードAが自由となる。この際、第1イジェクト機構8のばね部材32のばね力によってイジェクト部材32が押されてスライドするため、第1カードAが押し出されて外方に向って放出されるようになる。このように押し出された第1カードAの端部を掴んで第1カードAをカードコネクタ1から完全に取り出すことができるようになる。
また、外形寸法長さが短いカードである第2カードBを使用する場合には、本発明のカードコネクタ1に対して、第2カードBを挿入する際に、第2カードBの先端部がカード飛出し防止機構17のスライド部材18の面取りされた角部の傾斜面に当接し、スライド部材18を横方向外方に押圧し、第2カードBが下部スロット12内に挿入できるようになる。そして、この第2カードBの下部スロット12への挿入に際して、第2カードBの先端部が仕切り部材4のシャッター部材10の係合部15に当接し、係合部15を上方に押し上げて空の上部スロット11内に係合部15を押し上げるように作用する。
さらに第2カードBを挿入すれば、第2カードBの先端部の角部は、ほぼL字形のイジェクト部材33のカード受け部に当接してイジェクト部材33を押圧する。この際、イジェクト部材33は、ばね部材34を圧縮し、さらに奥の方へとスライドする。
第2カードBが完全に挿入されると、同じ様に、カード飛出し防止機構17のスライド部材18が内方に移動されて第2カードBの後端部に当接して第2カードBの飛出しを防止するようになる。これによって、第2カードBのパッド部が、第2コンタクト6の弾性接触部6aと良好に電気的に接触された状態が維持されて第2カードBの続いての使用が可能な状態となる。
この第2カードBがカードコネクタ1の下部スロット12内に挿入されている状態で、誤って別のカードを空いている上部スロット11に挿入するようにしても、カードの先端部が係合部15に当たってしまうために、カードを上部スロット11内に挿入することができなく、カードの同時挿入を良好に防止することができる。
このように本発明のカードコネクタ1に装着された第2カードBを取り出すには、上述した第1カードAの場合と同様に操作することによって、第2カードBを好適に取り出すことができる。
このように、本発明のカードコネクタにおいては、1つのカードコネクタによって、大きさの異なる大小の複数種類のカードを何等の支障も無く共通して使用することができ、かつ複数個のスロットへのカードの同時挿入を防止することができる。また、本発明によれば、カードコネクタ自体を、偏平で薄形の形状のコネクタハウジングに、コネクタ本体とカバー部材とを組み合わせることによって製作することができ、低背化して薄形に製作することが可能であり、携帯電話機、テレビ、ビデオ、パソコン、デジタルカメラ等のような各種の電子機器に好適に使用することが可能である。なお、本実施例では、スロットは2個で説明したが、本発明は、スロットは2個以上あっても良いことは言うまでもない。
本発明のカードコネクタは、携帯電話機、テレビ、ビデオ、パソコン、デジタルカメラ等の電子機器に利用することが出来る。
本発明のカードコネクタをカード挿入口側から見た全体の斜視図である。 図1の本発明のカードコネクタの平面図である。 本発明のカードコネクタをカード挿入口側から見た端面図である。 図2のIV―IV線に沿った断面図である。 図1の本発明のカードコネクタを、カバー部材を取外して示す平面図である。 図1の本発明のカードコネクタを、カバー部材を取外して示す斜視図である。 図5のカードコネクタを、シャッター部材を取外して示す平面図である。 図7のカードコネクタの斜視図である。 本発明のカードコネクタのシャッター部材の斜視図である。 図9のシャッター部材の平面図である。 図9のシャッター部材の側面図で、シャッター部材の係合部を変位した状態で拡大して示す図である。 本発明のカードコネクタの上部スロットに第1のカードを挿入した時のカードコネクタを、カバー部材を取外して示す平面図である。 図12の本発明のカードコネクタの長手方向中央縦断面図である。 本発明のカードコネクタの下部スロットに第2のカードを挿入した時のカードコネクタを、カバー部材を取外して示す平面図である。 図14の本発明のカードコネクタの長手方向中央縦断面図である。
符号の説明
1 カードコネクタ
2 コネクタ本体
3 カバー部材
4 仕切り部材
5 第1コンタクト
6 第2コンタクト
7 カード同時挿入防止機構
8 第1イジェクト機構
9 第2イジェクト機構
10 シャッター部材
11 上部スロット
12 下部スロット
14 カード挿入口
15 係合部
16 アーム部
17 飛出し防止機構
18 スライド部材
19 マウント部
20 ベース部
21、22 側壁
23 端壁
24 段付き部
25 突部
26、27 溝
28 孔
29 突部
30 開口部
31 イジェクト部材
32 ばね部材
33 イジェクト部材
34 ばね部材
35 溝
36、37 窪み部
38 折曲部
39 開口部
40 突起
41、42、43 圧入爪
44、45、46 溝部
47 第1スライド孔
48 第2スライド孔
49 折曲片(誤挿入防止用)
A 第1カード
B 第2カード

Claims (3)

  1. 複数のコンタクトが配設されたコネクタ本体、
    このコネクタ本体と組み合わせることでコネクタハウジングを構成するカバー部材、及び
    前記コネクタハウジングを上下に区画し、2つのカードをそれぞれ挿入することができる上下2つのスロットを形成する仕切り部材、
    を備え、
    前記コネクタハウジングの上下に形成される2つのスロット内に突出する拡大部分を有する係合部と該係合部を弾性支持するアーム部とからなるシャッター部材が、前記アーム部材を介して前記仕切り部材に一体的に配設されていることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 前記コネクタ本体は、側壁、端壁及びベース部を有し、
    ベース部の前方部分上面には、第2のカードのための複数の第2のコンタクトが並列して設けられ、
    ベース部の後方部分は、前記ベース部の後方部分より一段高くなった段付き部が形成され、該段付き部上面には第1のカードのための複数の第1のコンタクトが並列して設けられ、該段付き部前面には、突部が形成され、
    前記仕切り部材には、前記段付き部前面に形成されている前記突部が嵌め込まれる開口部を有する折曲部が下方に向けて直角に折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載のカードコネクタ。
  3. 前記仕切り部材は、さらに、前記側壁及び端壁に形成された溝部内に圧入される圧入爪が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のカードコネクタ。
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