JP2004181116A - 化粧前板付ワゴン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キッチンに配置する厨房家具のベースキャビネットやハッチなどの収納庫等のカウンター(上面板)の下方に出し入れ自在とする化粧前板付ワゴンWにおいて、ワゴン本体10に、化粧前板50の裏面に沿わせ上下又は左右の端縁、或いは裏面周縁まで被う金属製プレートを30設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にキッチンに配置する厨房家具のベースキャビネットやハッチなどの収納庫等のカウンター(上面板)の下方に出し入れ自在とする化粧前板付ワゴンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
キッチンキャビネットやハッチなどの収納庫のカウンターの下方に、底面にキャスターを設け、出し入れ自在としたワゴンは、一般的には、その前面に隣り合う引き出しや扉と同一の体裁を備えた化粧前板を設け(図6参照)、収納した状態で違和感がないようにしてある。
ワゴンをパイプにて構成する場合は、図7に示すように、丸パイプを屈強させ、門形前面a、同じく門形後面b及びこれらを下方で一体に繋ぐ水平面cによりフレームを構成し、水平面cに、キャスターdを設けた底板eを載せるようにし、門形前面aを化粧前板fにビス止めなどの手段により固定していた。
また、平行に一対の水平部と、その水平部の一端を垂直方向に延在させたフレームパイプを化粧用前板にボルトナットなどの締結手段で止めるようにしているものもある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−146326号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
化粧前板にキャスターを備えたワゴンを一体とするため、化粧前板が一枚板で構成されていればよいが、框組みや額縁付きとしたり、芯材を枠組みし表面材と裏面材を接着したようなものの場合は、取り付け位置が框などの化粧前板の周縁に限定されることになっていた。
【0005】
加えて、化粧前板を備えるようにすると、ワゴン本体と化粧前板の取り付け部位が掃除し難くなっていた。ワゴンに厨芥などを収納するごみ容器を納めて使用すると、化粧前板の裏面が汚れると悪臭の発生源ともなりかねなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の発明の要旨とするのは、キッチンに配置する厨房家具のベースキャビネットやハッチなどの収納庫等のカウンター(上面板)の下方に出し入れ自在とする化粧前板付ワゴンにおいて、ワゴン本体に、化粧前板の裏面の上下又は左右の端縁、或いは裏面周縁まで被う金属製プレートを取り付けたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2の発明の要旨とするのは、金属製プレートを、両側を折り返してワゴン本体の上枠を延設させて内接するようにして取り付けられるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施の形態に即して説明する。
図1は、この発明に係る化粧前板付ワゴンWである。
一対の扁平な角パイプを額縁状にして側枠11、11とし、これら側枠11、11にキャスター21aを四隅に取り付けた底板21を渡架固定し、側枠11、11の背面側上部に連結材12を渡し、側枠11、11の化粧前板50に対峙する前面側には、両側を折り返してなる側板31を備えた金属製プレート30を固定してワゴン本体10を構成している。
側板31と側枠11、11とは溶接するか或いはL型金具を介してビス止めするなどして一体とする。
この金属製プレート30は化粧前板50の背面に沿わせ、一回り小さい大きさとして、化粧前板50の裏面周縁まで被うようにしてある。
【0009】
化粧前板付ワゴンWの、化粧前板50の縦横の長さは、収納すべきカウンター(天板)下の大きさに合わせ、またワゴン本体10の奥行も収納すべきカウンター(天板)の奥行に合わせて適宜の大きさとする。
金属プレート30は、塗装鋼板或いはステンレス鋼板などで構成することができるが、望ましくはステンレス鋼板とする。
ワゴン本体10の金属プレート30を除く素材は、金属製のパイプ、金属製網板、プラスチック製パイプとプラスチック板などで構成することもできる。要は物品を収納することのできる形態であれば足り、例えば上部に起伏乃至取り外し自在な天板を設けて載置台をも兼ねるようにすることもできる。
【0010】
図2の化粧前板付ワゴンWは、その化粧前板50を、蹴込上部にまで至る背の高い下段引き出しを左右方向に備える流し台、コンロ台、調理台を一体とした複合厨房家具の体裁に合わせたものである。
そこで、化粧前板50を、上部前板51及び下部前板52とから構成し、それぞれをワゴン本体10に繋げるようにしてある。下部前板52は蹴込を構成するように、水平な段部521及び凹ませた蹴込部522を一体に構成するようにし、下部前板52の側端縁にはサイドキャップ53を被せるようにしてある。
【0011】
一対の角パイプを額縁状にして側枠11、11を構成し、この側枠11、11の背面側の上下に同じく角パイプからなる連結材12、12を渡し、さらに前面側の下部に角パイプからなす連結材12を渡しフレームを形成し、キャスター21aを四隅に取り付けた底板21を前後の連結材12の向き合う側面に固定し、側枠11、11の前面側に、両側を折り返して形成する側板31を備えた金属製プレート30を固定してワゴン本体10(図3参照)を構成している。
金属製プレート30は、化粧前板50の上部前板51のほぼ中央部分から上に沿わせるように配置してあるが、化粧前板50の背面両側端まで被う大きさとしている。
【0012】
金属製プレート30の本体には、化粧前板50に止めるためのビス穴30aを穿ってある。
金属製プレートの側板31、31の上部には取付穴を31aを穿ちロッド33の両端を差し込めるようにしてあり、側板31、31の下部には角パイプ34を介在させ側板31、31の強度を増し変形しないようにしてある。
金属製プレート30の側板31の下方は、サイドキャップ53と一体に構成される矩形のカバー53aにより蓋をされることになる。また、化粧前板50の下部前板52の背面には仕切板54を立設させ、側枠11、11の前面側に当接するようにし、段部521上に収納ポケット55を形成するようにしてある。
側枠11、11の下部にはビス穴を穿ち、下部前板52の蹴込部522にビスをねじ込み止めるようにしてある。
【0013】
側枠11の垂直に立つ前枠111及び後枠112には対向するように複数対のフック11a、11aを設けてラックRを取り外し自在に引っ掛けられるようにしてある。
【0014】
図4は、フレームの形態等が異なるが、図2の実施の形態と基本的構成は同一であるので同一箇所は同一符号を付して説明を省略する。
一対の角パイプを門型にして側枠11、11を構成し、この側枠11、11の背面側の上下に同じく角パイプからなる連結材12、12を渡し、さらに前面側の下部に角パイプからなす連結材12を渡しフレームを形成し、キャスター21aを四隅に取り付けた底板21を前後の連結材12の上面に固定し、側枠11、11の前面側に、両側を折り返して形成する側板31を備えた金属製プレート30を固定してワゴン本体10(図3参照)を構成している。
【0015】
側枠11の上枠113は前面側に突出するようにして、金属製プレート30の側板31、31に内接するようにしてある。そこで内接する箇所に接着剤を塗布することで金属製プレート30を側枠11の上枠113と一体とすることができる。
底板21の底面には小さなラックRをスライドさせることで出し入れ自在に設けて、ごみ袋などを収納するようにする。
金属製プレート30の裏面で角パイプ34上には扁平な収納容器Kを乗せ金属プレート30の裏面に設けるフック(図示せず)に掛けることで、包丁などを収納することもできる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1の発明に係る化粧前板付ワゴンによれば、ワゴン本体に、化粧前板の裏面に沿わせ上下又は左右の端縁、或いは裏面周縁まで被う金属製プレートを設けるようにしたので、化粧前板が框組などとして周縁にねじは立つが中央部分はねじ止めができない場合であっても取り付けが可能となるのである。
また、化粧前板付ワゴンにプラスチック製ゴミ容器を収納するような場合は、金属製プレートを採用することで清掃が簡単となるのである。
【0017】
請求項2の発明に係る化粧前板付ワゴンによれば、金属製プレートを、両側を折り返して側板を設け、この側板にワゴン本体の上枠を延設させて内接するようにして取り付けられるようにしたので、側板が蹴込の奥行きに対応することになり、かつ、フレームの上枠と金属製プレートの接合が確実になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧前板付ワゴンの斜視図である。
【図2】本発明の別の実施の態様に係る化粧前板付ワゴンの斜視図である。
【図3】図2の化粧前板を外した状態の側面図である。
【図4】本発明のさらに別の実施の形態の化粧前板付ワゴンの斜視図である。
【図5】図4の化粧前板を外した状態の側面図である。
【図6】従来の化粧前板付ワゴンの使用状態の斜視図である。
【図7】パイプによりフレームを構成した化粧前板付ワゴンの従来例の斜視図である。
【符号の説明】
10 ワゴン本体
11 側枠
113 上枠
12 連結材
21 底板
21a キャスター
30 金属製プレート
31 側板
50 化粧前板
Claims (2)
- キッチンに配置する厨房家具のベースキャビネットやハッチなどの収納庫等のカウンター(上面板)の下方に出し入れ自在とする化粧前板付ワゴンにおいて、ワゴン本体に、化粧前板の裏面に沿わせ上下又は左右の端縁、或いは裏面周縁まで被う金属製プレートを設けたことを特徴とする化粧前板付ワゴン。
- 金属製プレートを、両側を折り返して側板を設け、この側板にワゴン本体の上枠を延設させて内接するようにして取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項1記載の化粧前板付ワゴン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002354598A JP2004181116A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 化粧前板付ワゴン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002354598A JP2004181116A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 化粧前板付ワゴン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004181116A true JP2004181116A (ja) | 2004-07-02 |
JP2004181116A5 JP2004181116A5 (ja) | 2006-01-26 |
Family
ID=32755535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002354598A Pending JP2004181116A (ja) | 2002-12-06 | 2002-12-06 | 化粧前板付ワゴン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004181116A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008093248A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Works Ltd | ワゴン、並びに、キャビネットシステム |
-
2002
- 2002-12-06 JP JP2002354598A patent/JP2004181116A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008093248A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Matsushita Electric Works Ltd | ワゴン、並びに、キャビネットシステム |
JP4678357B2 (ja) * | 2006-10-13 | 2011-04-27 | パナソニック電工株式会社 | ワゴン、並びに、キャビネットシステム |
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