JPH0114188Y2 - - Google Patents

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JPH0114188Y2
JPH0114188Y2 JP1984143703U JP14370384U JPH0114188Y2 JP H0114188 Y2 JPH0114188 Y2 JP H0114188Y2 JP 1984143703 U JP1984143703 U JP 1984143703U JP 14370384 U JP14370384 U JP 14370384U JP H0114188 Y2 JPH0114188 Y2 JP H0114188Y2
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JP
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sliding shelf
tray
plate
shelf
tray mounting
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JP1984143703U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、とくに幅の狭い空間に設置する収
納庫に関するものである。
〔背景技術〕
調理台等のキヤビネツトにおいては、レイアウ
トの関係で幅が狭く(通常150mm程度)かつ奥行
のある空間ができるが、この空間は物の出し入れ
が不便であるところからほとんど利用されていな
いのが実情であつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、幅の狭い空間の有効利用を
図つた収納庫を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の収納庫は、前面が開口した収納庫本
体と、この収納庫本体内に収容され前板と後板と
を地板で連結したスライド棚と、このスライド棚
の底板裏面に取付けられスライド棚を前記収納庫
本体から引き出し自在にしたレールと、前記スラ
イド棚上方の前板と後板との間に架設された吊下
げ用棒体と、前記スライド棚下方の両側部に位置
し、かつ前記スライド棚の前板と後板との間に架
設された一対のトレイ取付用棒体と、このトレイ
取付用棒体間に落とし込まれ両側部が棒体に係合
したトレイとを備え、前記吊下げ用棒体を、1本
のバーからなる吊下げ部と平行な2本のバーから
なるトレイ取付部とで平面視でY形に形成し、前
記吊下げ用棒体の前記吊下げ部を前記スライド棚
の前板がわに位置させるとともに前記トレイ取付
部を前記スライド棚の後板がわに位置させたもの
である。
この考案の一実施例を第1図ないし第8図に基
づいて説明する。第1図はこの実施例の収納庫を
示す斜視図である。第1図において、1は収納庫
本体、2は収納庫本体1内に収容されるスライド
棚、3はこのスライド棚の前面に取付けられ収納
庫本体1の前面開口4を塞ぐ扉、5はスライド棚
2内に設けた吊下げ用パイプ(棒体)、6はトレ
イである。
スライド棚2は地板7裏面にレール取付桟8が
固定され、その桟8の外側面にレール9が取付け
られてスライド棚2を収納庫本体1より引出し自
在にする(第2図を参照)。これによつて奥の収
納物の出し入れが容易になる。
また、スライド棚2は第3図に示すように、前
板10と後板11とこれらを連結する地板7とか
ら構成され、対向する前板10と後板11との間
の上方にはY形の吊下げ用パイプ5がねじ止め等
により架設され、下方両側部には一対のトレイ取
付用パイプ12,12′(棒体)が水平に架設さ
れる。トレイ取付用パイプ12,12′は前板1
0に設けた孔より差し込まれる。吊下げ用パイプ
5は第3図に示すように吊下げ部5aとトレイ取
付部5bとに分かれ、吊下げ部5aにフツク13
を引つ掛けてしやくし14等を吊り下げる。ま
た、トレイ取付部5bは互いに平行な2本のバー
の間に小型トレイ15を落とし込んでトレイ15
の側縁部を支持するものであり、スライド棚2下
方の大型トレイ6も同様にして一対のパイプ1
2,12′によつて支持される(第4図)。小型ト
レイ15は小物類収納用として、大型トレイ6は
水受け用や収納用としてそれぞれ使用する。とく
に、各トレイは取外しが容易であるので掃除や物
の収納に便利である。
また、第5図は他の吊下げ用パイプ5′を示し
ており、この吊下げ用パイプ5′の吊下げ部5′a
には両側方に延びる複数のフツク16が取付けら
れ、しやくし等の吊り下げを一層容易なものにし
ている。各フツク16は第6図に示すように中央
部でパイプと係合し溶接等により固定される。第
7図および第8図はそれぞれフツク付吊下げ用パ
イプ5′を用いた収納庫を示している。
〔考案の効果〕
この考案によれば、とくに横幅の狭い収納空間
での収納物の出し入れが容易になり、かつ調理道
具類などを使いやすく収納できるという効果があ
る。また、収納物をトレイごと出し入れできるの
で使い勝手が一層向上しかつ掃除などのメンテナ
ンスも容易であるという効果を奏する。また、吊
下げ用棒体の吊下げ部を1本のバーで構成したの
で、吊下げ部の側方に大きなスペースを確保する
ことができ、しかも、吊下げ部をスライド棚の前
板がわに位置させたので、前記スペースはスライ
ド棚の前部上方に形成されることとなり、したが
つて、スライド棚の前部に身体の一部を入れよう
とする場合、頭や肩などがトレイに当たつて邪魔
されることがなく、その結果、スライド棚を途中
まで引き出した状態でも身体の一部をスライド棚
の前部上方にスムーズに入れることができ、スラ
イド棚の奥にある収納物に手が屈き易くなり、収
納物の出し入れが容易となる。このように本願考
案は、スライド棚の上方にトレイを配置していて
も、このトレイに邪魔されることなく、奥にある
収納物に手が屈き易くなるという効果を奏する。
特に、奥行きの深い収納庫であつて、収納庫の設
置場所が狭く、スライド棚の後部までスライド棚
を引き出すことが出来ない場合に、有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図
は地板へのレール取付構造を示す説明図、第3図
はスライド棚を示す斜視図、第4図はトレイ支持
構造を示す断面図、第5図AおよびBは吊下げ用
棒体の一例を示す平面図および側面図、第6図は
その部分拡大斜視図、第7図は扉取外し状態の正
面図、第8図はスライド棚収納状態の断面図であ
る。 1……収納庫本体、2……スライド棚、3……
扉、5……吊下げ用パイプ、6……トレイ、7…
…地板、9……レール、10……前板、11……
後板、12,12′……トレイ取付用パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口した収納庫本体と、この収納庫本体
    内に収納され前板と後板とを地板で連結したスラ
    イド棚と、このスライド棚の底板裏面に取付けら
    れスライド棚を前記収納庫本体から引き出し自在
    にしたレールと、前記スライド棚上方の前板と後
    板との間に架設された吊下げ用棒体と、前記スラ
    イド棚下方の両側部に位置し、かつ前記スライド
    棚の前板と後板との間に架設された一対のトレイ
    取付用棒体と、このトレイ取付用棒体間に落とし
    込まれ両側部が棒体に係合したトレイとを備え、
    前記吊下げ用棒体を、1本のバーからなる吊下げ
    部と平行な2本のバーからなるトレイ取付部とで
    平面視でY形に形成し、前記吊下げ用棒体の前記
    吊下げ部を前記スライド棚の前板がわに位置させ
    るとともに前記トレイ取付部を前記スライド棚の
    後板がわに位置させたことを特徴とする収納庫。
JP1984143703U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0114188Y2 (ja)

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JP1984143703U JPH0114188Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6160744U JPS6160744U (ja) 1986-04-24
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JPS5291829U (ja) * 1975-12-27 1977-07-08

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JPS6160744U (ja) 1986-04-24

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