JPS5941796Y2 - 調理用具の掛具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、杓子、泡立て具等の調理用具を引っ掛は収納
する掛具に関し、合理的に収納することを目的と−した
ものである。

以下その実施例を図面とともに説明する。

図において１は流し台、２は収納キャビネットで、流し
台１に配した側壁とこの側壁に連設する前壁を含むコー
ナ部に連続した開口を設け、この開口から流し台１上方
に引出し自在なラック体３が設けられている。

このラック体３は前後に二列のラック体３ａ、３ｂより
なり、多数の食器棚、吊具等を有し、洗い終えた調理用
具を適宜載置、吊架して水切りを行なう。

上記、後列のラック体３ｂは本考案の要部であり、以下
に詳述する。

ラック体３ｂは大きく分けて上段から掛棚４、吊具５、
水切り棚６、食器棚７とからなる。

その掛棚４は側面り字状の線材を複数本適当間隔をおい
て並設しているとともに、それら垂片４ａを下方にいく
ほど手前側に突出するように傾斜配設してそれら線材間
に杓子８等の頭部を引っ掛ける。

そして、その掛棚４下方の吊具５は側面り字状のフック
とし、前述垂片４ａ下方の同一線上に設けて柄に吊孔等
の吊部の有する泡立て具９等を引っ掛ける。

したがって、第２図に示すように比較的大きな杓子８等
の頭部は傾斜する掛棚４の線材間で引っ掛けられ、吊具
５には比較的小さな柄の部分が引っ掛けるので掛棚４の
垂片４ａと吊具６が同一線上であっても引っ掛けやすく
、かつ杓子８、泡立て具９等の大小部が交互に引っ掛け
られるようになるので極めて合理的に、かつすっきりし
た形で数多くの調理用具が引っ掛けられる。

一方水切り棚６は側面り字状の線材を複数本適当間隔を
おいて並設するとともに、その垂片６ａを下方にいくほ
ど手前側になる如く傾斜配設している。

なおそれら垂片６ａは、前述掛棚４の垂片４ａ問および
吊具５間の下方部に配設している。

これは前述掛棚４、吊具５に引っ掛けた杓子８、泡立て
具９等の柄の部分等を第４図のように当接させ、揺れを
防止する配慮である。

このように本考案によれば、極めて合理的に、かつすっ
きりとした形で、数多くの調理用具が引つ掛収納できる
等、種々の効果を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の調理用の掛具を収納キャビ
ネット内に取付けた外観斜視図、第２図は掛具の正面図
、第３図は要部拡大斜視図、第４図はその側面図である
。 ４・・・・・・掛棚、４ａ・・・・・・垂片、５・・・
・・・吊具。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 側面り字状の線材を複数本適当間隔をおいて並設すると
   ともに、それら垂片を下方にいくほど手前側に突出する
   如く傾斜配設し、さらにそれら線材下方の同一線上に側
   面り字状の吊具を複数本並設してなる調理用具の掛具。