JP2004180967A - マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エアポンプ、エア流路用のチューブ、回路基板等を収容した駆動部1と、この駆動部1の両端にそれぞれ立設された略三角形状の一対の支持部2と、所定の角度範囲内で予め設定した複数の角度にて固定され得るように支持部2に回動可能に支持された足載台3とを備える。足載台3は、肢体を施療する施療部3Aを一方側に有し、施療部3Aとは反対側に位置する他方側に肢体を載せる載置面3Bを有する。マッサージを行う場合は、施療部3Aを上側にして足載台3を固定し、足載せ台(オットマン)として使用する場合又は未使用時に家具として置いておく場合は、載置面3Bを上側にして足載台3を固定する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、特に椅子に腰掛けて足をマッサージする際に施療する部位や腰掛ける椅子に応じて足載台の角度を変えることができるだけでなく、足載せ台(オットマン)としても使用できるマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
下肢のふくらはぎ、足裏をマッサージする従来のマッサージ機としては、以下のものがある。
▲1▼マッサージ機構を備えたマッサージ椅子本体の座部の前端にオットマン部を延設し、オットマン部の表裏に異種のマッサージ装置を設け、オットマン部を表裏反転自在に支持したマッサージ椅子(例えば、特許文献1参照)。
▲2▼マッサージ機構を内装したマッサージ体を支持台に回動自在に支持し、マッサージ体を支持台に対して下降させるに伴って、マッサージ体と支持台との相対回動を規制するマッサージ体姿勢保持状態と、マッサージ体を支持台に対して上昇させるに伴って、マッサージ体と支持台との相対回動を許容する保持姿勢解除状態とに切り替え自在としたマッサージ機(例えば、特許文献2参照)。
▲3▼脚体と、脚体の上部で昇降手段を介して支持される足載せ部とを有し、昇降手段により足載せ部の高さを調節可能とした足載せ台型マッサージ機(例えば、特許文献3参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−308663号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平3−7161号公報
【0005】
【特許文献3】
特開2001−112834号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記▲1▼のマッサージ機では、オットマン部がマッサージ椅子本体の座部に付設されているので、ふくらはぎや足裏をマッサージするのに当該マッサージ椅子に座ってでしかオットマン部を使用できない。
【0007】
上記▲2▼のマッサージ機では、内装されたマッサージ機構によりマッサージ体の上面に当接する人体をマッサージするが、マッサージ体の上面が平坦であり、当接できる人体の部分も腰部、ふくらはぎや足の裏面など平坦な部分のみとなり、十分なマッサージ効果が得られない。
【0008】
上記▲3▼のマッサージ機では、足載せ部の高さ調節はできるが、常に足載せ部の一対の足入れ凹部が現出するので、マッサージ時以外にもごつごつした感じの足入れ凹部が見え、日常生活で置いておくには体裁が良くないばかりでなく、単に足載せ台として使用する時には窮屈な姿勢を強いられる。
【0009】
この発明は、そのような問題点に着目してなされたものであって、日常生活の使用シーンに応じて、単なる足載せ台(オットマン)として又は肢体(特に下肢)を施療するマッサージャとして使い分けることができるだけでなく、未使用時に家具としても体裁が良いマッサージ機を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明のマッサージ機は、次の構成要件a〜dを備えることを特徴とする。
a)間隔を置いて対向配置された一対の起立状の支持部。
b)載せた肢体を施療する施療部を一方側に有し、施療部とは反対側に位置する他方側に肢体を載せる載置面を有する足載台。
c)足載台を支持部間にて回動可能に支持するように各支持部の上側にそれぞれ設けられた回動支持部。
d)回動支持部付近に配置され、足載台の施療部が上側に位置する姿勢、及び足載台の載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定する固定部。
【0011】
このマッサージ機は、マッサージを行う場合は、施療部が上側に位置する姿勢で足載台を固定し、単なる足載せ台(オットマン)として使用する場合又は未使用時に家具として置いておく場合は、載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定して使用することができるので、上記課題を解決できる。
【0012】
このマッサージ機の基本構成において、固定部は、足載台の回動位置を所定の角度範囲内で予め設定した複数の角度にて固定することとすれば、足載台の角度を段階的に設定できる。また、固定部は、足載台の回動位置を所定の角度範囲内で任意の角度にて固定することとすれば、足載台の角度を任意に設定できる。いずれの場合も、色々な椅子(ダイニングチェア、ソファ等)に腰掛けても、その座部の高さに応じて足載台の角度を調節することで、同じ施療部位(例えばふくらはぎ)については最も施療効果の上がる(或いは好みの効果が出る)角度に、異なる施療部位(例えば、ふくらはぎと足裏)については各施療部位に適した角度に、更には足載せ台として使用する時には最もリラックスできる角度に、それぞれ足載台を容易に適応させることができる。
【0013】
また、支持部は足載台の回動軌跡を覆う形状であることとすれば、足載台の回動位置にかかわらず、より体裁が良くなり、特に未使用時に置いておいても家具として見た目が一層良くなるばかりでなく、回動中に足載台と支持部との間に物等を挟み込むという不具合が解消できる。
【0014】
一方、支持部に配置されて施療部を駆動する駆動部を備え、施療部と駆動部を接続する接続線を足載台内部から回動支持部を経由して支持部内部に沿って配設すれば、マッサージ機の外観を良くするのに一役買うことになる。しかも、接続線が露出しないので、破損等の不具合が解消できる。
【0015】
勿論、足載台の施療部及び載置面を覆うカバーを備えており、それらを露出させたままに比べて美観が良い。また、施療部による施療動作がカバーを介して施療部位に作用するので、肌触りが良い。
【0016】
この他、固定部は一方の回動支持部付近に配置され、接続線は、他方の回動支持部を経由して当該回動支持部が設けられた支持部内部に沿って配設されたこととすれば、接続線の取り回しにおいて限られたスペースを有効利用できる。
【0017】
他方、施療部は、肢体に揉む、叩く等の施療を行うことができるのであれば特定されない。例えば、施療部は、空気袋を空気の給排気によって膨張・収縮させることで、施療部に載せられた肢体を施療するものとし、駆動部は、空気袋に対して空気を供給するものとすれば、空気袋の膨張・収縮により肢体を圧迫することができる。この場合、駆動部からの空気を施療部の空気袋に分配する分配器を足載台内部に設けることで、駆動部と空気袋との接続をコンパクトにすることができる。具体的には、接続にチューブを使用するのであれば、チューブの本数を少なくすることができる。
【0018】
或いは、施療部は、回転部材に非平行で相対して取付けられた少なくとも一対の傾斜部材を回転部材の回転により回転させることで、施療部に載せられた肢体を施療するものとすれば、傾斜部材の回転により肢体を圧迫することができる。
【0019】
更には、施療部は、肢体を収容する施療凹部を有し、駆動部は、足載台を回動させたときに施療部の施療凹部に相対するように、支持部の下側に配置されたこととすれば、足載台を回動させて施療部を下側に位置させたときに、駆動部と施療部(特に施療凹部を形成する側壁)との間に手足の指等を挟む恐れを防止できるとともに、マッサージ機全体の高さを抑えることができる。
【0020】
なお、本発明のマッサージ機は、肢体(下肢又は上肢)を施療できるが、具体的に下肢の場合は、ふくらはぎ、足裏、太股であり、上肢の場合は、上腕、前腕である。このうち、特にふくらはぎと足裏が好適である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態により、この発明を更に詳細に説明する。
【0022】
その一実施形態に係るマッサージ機の外観斜視図(足載台に布製のカバーを付けた状態)を図1に示す。また、布製のカバーを外した状態の同マッサージ機の外観斜視図を図2に、その正面図を図3に、左側面図を図4に、右側面図を図5に示す。但し、図2〜図5には空気袋は示していない。
【0023】
このマッサージ機は、エアポンプ、エア流路用のチューブ、回路基板等を収容した駆動部1と、この駆動部1の両端にそれぞれ立設された略三角形状の一対の支持部2と、所定の角度範囲内で予め設定した複数(ここでは5段階)の角度にて固定され得るように支持部2に回動可能に支持された足載台3とを備える。
【0024】
足載台3は、載せた肢体(前例の下肢又は上肢)を施療する施療部3Aを一方側に有し、施療部3Aとは反対側に位置する他方側に肢体を載せる平坦な載置面3Bを有する。通常は、足載台3の施療部3Aと載置面3Bは布製のカバー19で覆われている(図1参照)。
【0025】
この実施形態では、足載台3の施療部3Aは、身体の下肢又は上肢を収容するよう相対向する3つの側壁11,12,13により形成された一対の施療凹部15,16を有する。図1に点線で示すように、側壁11,13の施療凹部15,16側の側面と、施療凹部15,16の底面には、それぞれ空気袋18が取付けられている。
【0026】
駆動部1は、その前側に電源スイッチ1aを有するとともに、その上側にリモートコントローラ1bが着脱可能に取付けられている。
【0027】
各支持部2の上側には、足載台3を回動可能に支持するようにそれぞれ回動支持部(詳細は後記)が設けられている。一方の回動支持部付近には、足載台3の施療部3Aが上側に位置する姿勢、及び足載台3の載置面3Bが上側に位置する姿勢で足載台3を固定する固定部(詳細は後記)が配置されている。
【0028】
ここでの固定部は、足載台3の回動位置を所定の角度範囲(例えば約260度)内で予め設定した複数の角度にて段階的に固定するように構成されている。この固定部による足載台3の固定は、後記にも説明するが、一方の支持部2の上側に設けられたレバー7の下側を外方に引っ張ることで解除され、足載台3は、解除状態で回動可能になり、予め設定された回動位置で固定される。
【0029】
図4及び図5からも分かるように、略三角形状の両支持部2の内側半分程度はサイドカバー5,6が設けられている。このサイドカバー5,6は、足載台3の回動軌跡(図4の符号T)を覆うような形状に設けられている。これにより、足載台3の回動位置にかかわらず見た目が良く、回動時に足載台3と支持部2との間に物等を挟み込むこともない。また、一方の支持部2の上側には、リモートコントローラ1bと同等の機能を持つ操作部2aが設けられている。
【0030】
このマッサージ機において、足載台3の載置面3B側のカバーを取り外した状態(固定部を備えた側の支持部2のカバー及びレバー7も外した状態)の外観斜視図を図6に示す。足載台3は、後述するようにフレームとしての回転体33を有し、この回転体33の一方側に施療部3Aが取付けられ、反対側(他方側)がカバーを付けた状態で平坦な載置面3Bとなる。
【0031】
駆動部1のカバー及び固定部を備えない側の支持部2のカバーを外した状態の外観斜視図を図7に示す。駆動部1は、空気袋18に対して空気を供給するエアポンプ20と、エアポンプ20等を制御する制御部としての回路基板21とを有する。エアポンプ20は、接続線としてのチューブ22を介して空気袋18に接続されている。
【0032】
一方、足載台3の載置面3B側のカバーを外した状態の裏面図を図8に示す。エアポンプ20からのチューブ22は、足載台3内部に配置された分配器23に接続され、更に分配器23から支線としての3本のチューブ24a,24b,24cが各空気袋18に接続されている。
【0033】
図7及び図8から明らかなように、チューブ22は、足載台3内部(分配器23)から一方の回動支持部を経由して一方の支持部2内部に沿って配設されており、外部からは完全に見えないようになっている。このようなチューブ22の配設により、マッサージ機の外観を損なわないだけでなく、チューブ22が露出していないので破損や閉塞等の恐れがなく、限られたスペースを有効利用でき、必要なチューブの本数を減らすことができる。回路基板21と操作部2a及び分配器23とは配線25で接続されており、この配線25も同じ支持部2内部(別の部分)に沿って配設されている。
【0034】
足載台3の施療部3Aを下側に位置させたときの施療凹部15に対する駆動部1のエアポンプ20の位置を示す正面図を図9に示す。駆動部1のエアポンプ20は足載台3に向かって突出しているため、図9において、足載台3を回動させたときに施療部3Aの一方の施療凹部15に相対するように、駆動部1の所定位置に取付けられている。ここでは、エアポンプ20の中心が施療凹部15の中心線Cにほぼ一致するように、エアポンプ20が位置決めされている。こうすることで、足載台3を回動させて施療部3Aを下側に位置させたときに、エアポンプ20と施療部3Aの特に側壁11及び12との間に手足の指等を挟む恐れを防止できるとともに、エアポンプ20と側壁11,12の高さ方向の干渉を回避することで、マッサージ機の高さを抑えることができる。
【0035】
このマッサージ機の全体の骨組みとなるフレーム30の斜視図を図10に示す。このフレーム30は、大別して駆動部1が取付けられる部分31と、支持部2を構成する部分32と、足載台3を構成する部分(回転体)33とからなる。回転体33の平面図を図11に示す。回転体33は、両側に当該回転体33を回動可能に支持するための軸受部41,42が取付けられており、中央に補強部材35が架設されている。回転体33の軸受部41,42がフレーム部分32の上側の切欠き32aに取付けられることで、回転体33(すなわち足載台3)が回動可能に支持される。この軸受部41,42に、足載台3を回動可能に支持する回動支持部と、足載台3の回動位置を段階的に固定する固定部とが構築されている。
【0036】
次に、その足載台3を回動可能に支持する回動支持部、及び足載台3の回動位置を段階的に固定する固定部の構造について、図12〜図21を参照して説明する。
【0037】
図12は、回転体33の軸受部41の分解側面図である。この軸受部41は、回転体33の一端に設けられた円筒状の回転軸部50、環状のスペーサ51、環状の軸保持部52、環状のストッパ53、環状の軸保持部抜け防止材54で構成されている。回転軸部50は、後記ピン70が挿通される一対の長円形の孔50aを有する。また、軸保持部抜け防止材54は回転軸部50の先端に形成した溝50bに嵌合される。この軸受部41によると、後記より明らかなように、スペーサ51と軸保持部52以外の回転軸部50、ストッパ53及び抜け防止材54が足載台3と一体に回動する。
【0038】
一方、図13は、回転体33の軸受部42の分解側面図である。この軸受部42は、回転体33の他端に設けられた円筒状の回転軸部80、環状の軸保持部81、環状の軸保持部抜け防止材82で構成されている。軸保持部抜け防止材82は回転軸部80の先端に形成した溝80aに嵌合される。この軸受部42によると、軸保持部81以外の回転軸部80及び抜け防止材82が足載台3と一体に回動する。
【0039】
軸受部41を支持部2の上側(フレーム部分32の上側)に取付けたときの拡大斜視図を図14に示す。これによると、軸保持部52は、ほぼ四角形状のフランジ60と、中心から180度の角度間隔を置いて突設された2つの円弧状のピン嵌合部61,62と、ピン嵌合部62よりも外側位置に突設されたストッパリブ63とを有する。軸保持部52は、そのフランジ60がネジ65により支持部2の上側に取付けられることで支持部2に固定される。
【0040】
ピン嵌合部61,62は、嵌合溝61a,62aをそれぞれ3つずつ有し、これら3つずつの嵌合溝61a,62aはそれぞれ180度の角度間隔で対向しており、1つの嵌合溝61aと62aでピン70が嵌合する一対の溝が形成される。つまり、ここでは、3つの嵌合溝61a,62aと協同で三対の溝が形成されていることになり、任意の溝にピン70が嵌合することで、足載台3の回動位置が固定される。
【0041】
ストッパ53は、所定角度範囲(例えば約100度)にわたって外周方向に突出する円弧状部分53aと、ピン70を受容する溝53bとを有する。このストッパ53の円弧状部分53aの一端部が軸保持部52のストッパリブ63に当たる位置から、他端部がストッパリブ63に当たる位置まで、ストッパ53が回動可能である。つまり、足載台3は所定角度範囲(約260度)にわたって回動可能である。
【0042】
更に、上記のような軸受部41を回転体33に取付けた状態において、軸保持部52及びストッパ53を取り除いた状態の側面図を図15に、図15の状態において回転軸部50内部の側面図を図16に、図16の状態において回転軸部50内部の断面図を図17に示す。
【0043】
前記したように、ピン70は回転軸部50の孔50aに挿通され、ピン70の両端が孔50aから外方に突出している。回転軸部50の内部には、円筒状のピンガイド71が配置されており、このピンガイド71もピン70を挿通する一対の孔71aを有する。また、ピンガイド71は、その前端にレバー受け部72が一体に取付けられており、レバー受け部72には、レバー7のレバーピン7a(図18〜図20参照)が挿入される孔72aが形成されている。
【0044】
ピンガイド71には、ピンホルダ73が一体に取付けられ、ピンホルダ73の後端はフランジ状のスプリング係止部73aになっている。このスプリング係止部73aと回転体33との間のピンホルダ73の部分にスプリング74が嵌挿され、スプリング74は、常態ではピンホルダ73、すなわちピンガイド71を回転体33側に付勢する。
【0045】
このスプリング74による付勢状態では、ピンガイド71が回転体33側に引っ張られるので、ピン70が軸保持部52におけるピン嵌合部61,62の嵌合溝61a,62aに嵌合する。これにより、足載台3の回動位置が固定される。
【0046】
これに対して、レバー7を外側に引くと、レバーピン7aによりレバー受け部72も外側に引っ張られるので、これに伴ってピンガイド71と一体のピンホルダ73がスプリング74の付勢力に抗して外側に引っ張られ、ピン70がピン嵌合部61,62の嵌合溝61a,62aから出る。これにより、足載台3の固定状態が解除され、足載台3が回動可能となる。
【0047】
なお、軸受部42を支持部2の上側(フレーム部分32の上側)に取付けたときの拡大斜視図は示していないが、軸保持部52と同様に、軸保持部81は、そのフランジ81aがネジにより支持部2の上側に取付けられることで支持部2に固定される(図10参照)。この軸受部42は、足載台3を回動可能に支持するだけで、足載台3の回動位置を固定・解除する機構は有していない。
【0048】
次に、レバー7による足載台3の回動位置の固定・解除について、図18〜図21を参照して説明する。レバー7を操作しないとき(足載台3の固定時)のレバー7付近の側面図を図18の(a)に、そのときの軸受部41の状態を示す側面図を図18の(b)に示す。図18において、レバー7を操作しない状態〔図18の(a)〕では、前記したようにスプリング74によりピンガイド71が足載台3側(図面の右側)に引っ張られ、ピン70はピン嵌合部61,62の嵌合溝61a,62aに嵌合する〔図18の(b)〕。
【0049】
レバー7を操作したとき(足載台3の固定解除時)のレバー7付近の側面図を図19の(a)及び図20に、そのときの軸受部41の状態を示す側面図を図19の(b)に、軸受部41内部の状態を示す側面図を図21に示す。足載台3の固定状態から、図19の(a)及び図20のようにレバー7を矢印方向に引くと、レバー7は軸7bを支点として回転し、レバーピン7aが矢印方向(左側)に移動する。すると、レバーピン7aによりレバー受け部72及びピンガイド71がスプリング74の付勢力に抗して矢印方向に引っ張られ、ピン70も同方向に移動する(図21)。これにより、ピン70がピン嵌合部61,62の嵌合溝61a,62aから外れ、ピン嵌合部61,62の外側に位置するストッパ53の溝53bに入り〔図19の(b)〕、足載台3の固定状態が解除される。この状態では、支持部2に固定された軸保持部52に対して、ピン70が回動可能となる。
【0050】
このピン70の回動可能状態を保ちつつ、足載台3を回動させて所望の角度位置でレバー7を離せば、スプリング74の作用によりピン70はピン嵌合部61,62の嵌合溝61a,62aに嵌合し、足載台3が固定される。
【0051】
次に、このマッサージ機の各種椅子に対する足載台3の回動位置について、図22〜図28を参照して説明する。
【0052】
図22の(a)及び図27の(a)は、椅子100に腰掛けてふくらはぎを施療する場合を示す。この場合、図22の(b)に示すように、ストッパ53の円弧状部分53aが軸保持部52のストッパリブ63の一端に当たっており、このときのピン70は、ピン嵌合部61,62の各3つの嵌合溝61a,62aのうち、ピン嵌合部61の左側の嵌合溝と、ピン嵌合部62の右側の嵌合溝とに嵌合する(図14に示す状態)。この位置で足載台3を固定することで、座部の位置が比較的高い椅子100でも、ふくらはぎを楽な姿勢で前に出した状態で施療部3Aによりマッサージすることができる。
【0053】
図23の(a)及び図27の(b)は、ソファ101に座ってふくらはぎを施療する場合を示す。一般にソファ101の座部は椅子100の座部よりも低い位置にあるので、それに応じて足載台3を緩やかな傾斜状態で固定する。この場合、図23の(b)に示すように、ストッパ53の円弧状部分53aは、図22の(b)のときよりも時計回りに回転し、ストッパリブ63から離れた位置にあり、ピン嵌合部61上に完全にオーバーラップしている。このときのピン70は、ピン嵌合部61の真中の嵌合溝と、ピン嵌合部62の真中の嵌合溝とに嵌合する。この固定位置では、ソファ101に座って自然な姿勢でふくらはぎを施療部3Aによりマッサージできる。
【0054】
図24の(a)及び図27の(c)は、ソファ101に座って足裏を施療する場合を示す。このため、足載台3を椅子側(ソファ101側)に向けた位置で固定する。図24の(b)に示すように、ストッパ53の円弧状部分53aは、図23の(b)の位置から更に時計回りに回転する。このときのピン70は、ピン嵌合部61の右側の嵌合溝と、ピン嵌合部62の左側の嵌合溝とに嵌合する。この固定位置では、ソファ101に座って楽な姿勢で足裏を施療部3Aによりマッサージできる。
【0055】
図25の(a)及び図28の(a)は、椅子100に腰掛けてふくらはぎを載せるオットマンとして使用する場合を示す。椅子100の座部は或る程度の高さにあるので、ふくらはぎを軽く載せることができるように、足載台3を図24の(a)の状態から更に時計回りに回転させた位置で固定する。この場合、図25の(b)に示すように、ストッパ53の円弧状部分53aは、ピン嵌合部62上に部分的にオーバーラップする位置まで達する。すなわち、ピン70は図22の(b)の状態から180度回転したことになる。従って、このときのピン70は、図22の(b)と同様に、ピン嵌合部61の左側の嵌合溝と、ピン嵌合部62の右側の嵌合溝とに嵌合する。この固定位置では、載置面3Bが略上側を向くので、椅子100に腰掛けた姿勢でふくらはぎを載置面3Bに軽く載せることができる。
【0056】
図26の(a)及び図28の(b)は、ソファ101に座ってふくらはぎを載せるオットマンとして使用する場合を示す。ソファ101の座部は比較的低い位置にあるので、それに応じてふくらはぎを載せることができるように、足載台3を図25の(a)の状態から更に時計回りに回転させた位置で固定する。このときは、ストッパ53の円弧状部分53aはストッパリブ63の他端に当たり、ピン70は、ピン嵌合部61の真中の嵌合溝と、ピン嵌合部62の真中の嵌合溝とに嵌合する。この位置では、載置面3Bが上側に位置するので、ソファ101にゆったりと座って足を投げ出し、ふくらはぎを載置面3Bに置くことができる。また、この状態では、施療部3Aが下側に位置するため、このマッサージ機を使用しないときにも、この状態にしておくことで、家具としても体裁が良い。
【0057】
なお、上記実施形態では、施療部3Aは、空気袋18をエアポンプ20により膨張・収縮させて施療部位を施療するものであるが、回転部材に非平行で相対して取付けられた少なくとも一対の傾斜部材を回転部材の回転により回転させることで、施療部に載せられた肢体を施療するものである例を図29に示す。図29は、施療部3A′を裏面から見た概略裏面図である。
【0058】
ここでは、回転軸(回転部材)90が回転可能に支持され、二対のもみ輪(傾斜部材)91,92が回転軸90に非平行で相対して取付けられている。この場合、空気袋18を取付ける側壁11,12,13は必要なく、もみ輪91,92で施療凹部を形成する側壁を構成すればよい。勿論、もみ輪91,92は布製のカバー19で覆われる。
【0059】
この施療部3A′において、回転軸90が回転すると、一対のもみ輪91,92も回転し、各対のもみ輪91,92の間隔が広くなったり狭くなったりすることで、施療部位を揉みマッサージすることができる。
【0060】
このように、このマッサージ機によれば、足載台3の回動位置を5段階に固定できるので、座部の高さ位置が異なる椅子やソファに腰掛けても、施療部位に対して好みの位置に足載台を固定することができ、各施療部位に対して効果的なマッサージを行うことができる。勿論、足載台3の固定は5段階である必要はなく、ピン嵌合部61,62の嵌合溝61a,62aの数を多くして、より細かい角度調節ができるようにしてもよい。或いは、所定の角度範囲内の自由位置に無段階で固定できるようにしてもよい。
【0061】
施療しないときは、オットマンとして使用できる他、すっきりしたデザインであるから、未使用時に置いておいても部屋に良く馴染む。
【0062】
また、支持部2にはサイドカバー5,6が取付けられているので、足載台3の回動軌跡がサイドカバー5,6により覆われ、足載台3の回動位置にかかわらず、より体裁が良くなり、特に未使用時に置いておいても家具として見た目が一層良くなる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マッサージを行う場合は、施療部が上側に位置する姿勢で足載台を固定し、単なる足載せ台(オットマン)として使用する場合又は未使用時に家具として置いておく場合は、載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定して使用することができるので、日常生活の使用シーンに応じて、単なるオットマンとして又は肢体(特に下肢)を施療するマッサージャとして簡単に使い分けることができるだけでなく、未使用時に家具としても違和感がなく、体裁が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るマッサージ機(布製のカバーを付けた状態)の外観斜視図である。
【図2】同マッサージ機(布製のカバーを外した状態)の外観斜視図である。
【図3】図2のマッサージ機の正面図である。
【図4】図2のマッサージ機の左側面図である。
【図5】図2のマッサージ機の右側面図である。
【図6】同マッサージ機における足載台の載置面側のカバー及び支持部のカバーとレバーを外した状態の外観斜視図である。
【図7】同マッサージ機における駆動部のカバー及び支持部のカバーを外した状態の外観斜視図である。
【図8】同マッサージ機における足載台の載置面側のカバーを外した状態の裏面図である。
【図9】同マッサージ機において、足載台の施療部を下側に位置させたときの施療凹部に対する駆動部のエアポンプの位置を示す正面図である。
【図10】同マッサージ機の全体の骨組みとなるフレームの斜視図である。
【図11】図10のフレームにおいて、足載台を構成する部分(回転体)の平面図である。
【図12】図11の回転体の一方側に取付けられた軸受部の分解側面図である。
【図13】図11の回転体の他方側に取付けられた軸受部の分解側面図である。
【図14】同マッサージ機において、軸受部を支持部の上側に取付けたときの拡大斜視図である。
【図15】同マッサージ機において、軸受部を回転体に取付けた状態で、軸保持部及びストッパを取り除いた状態の側面図である。
【図16】図15の状態において、回転軸部内部の側面図である。
【図17】図16の状態において、回転軸部内部の断面図である。
【図18】同マッサージ機において、レバーを操作しないとき(足載台の固定時)のレバー付近の側面図(a)、及びそのときの軸受部の状態を示す側面図(b)である。
【図19】同マッサージ機において、レバーを操作したとき(足載台の固定解除時)のレバー付近の側面図(a)、及びそのときの軸受部の状態を示す側面図(b)である。
【図20】同マッサージ機において、レバーを操作したとき(足載台の固定解除時)のレバー付近の側面図である。
【図21】同マッサージ機において、レバーを操作したとき(足載台の固定解除時)の軸受部内部の状態を示す側面図である。
【図22】同マッサージ機において、椅子に腰掛けてふくらはぎを施療するときの足載台の位置を示す側面図(a)、及びそのときの軸受部におけるピンとストッパ(円弧状部分)の位置を示す部分側面図(b)である。
【図23】同マッサージ機において、ソファに座ってふくらはぎを施療するときの足載台の位置を示す側面図(a)、及びそのときの軸受部におけるピンとストッパ(円弧状部分)の位置を示す部分側面図(b)である。
【図24】同マッサージ機において、ソファに座って足裏を施療するときの足載台の位置を示す側面図(a)、及びそのときの軸受部におけるピンとストッパ(円弧状部分)の位置を示す部分側面図(b)である。
【図25】同マッサージ機において、椅子に腰掛けてふくらはぎを載せるオットマンとして使用するときの足載台の位置を示す側面図(a)、及びそのときの軸受部におけるピンとストッパ(円弧状部分)の位置を示す部分側面図(b)である。
【図26】同マッサージ機において、ソファに座ってふくらはぎを載せるオットマンとして使用するときの足載台の位置を示す側面図(a)、及びそのときの軸受部におけるピンとストッパ(円弧状部分)の位置を示す部分側面図(b)である。
【図27】同マッサージ機において、椅子に腰掛けてふくらはぎを施療するときの様子を示す側面図(a)、ソファに座ってふくらはぎを施療するときの様子を示す側面図(b)、及びソファに座って足裏を施療するときの様子を示す側面図(c)である。
【図28】同マッサージ機において、椅子に腰掛けてふくらはぎを載せるオットマンとして使用するときの様子を示す側面図(a)、及びソファに座ってふくらはぎを載せるオットマンとして使用するときの様子を示す側面図(b)である。
【図29】同マッサージ機において、足載台の施療部を回転部材と傾斜部材で構成する場合の施療部を裏面から見た概略裏面図である。
【符号の説明】
1 駆動部
2 支持部
3 足載台
3A 施療部
3B 載置面
5,6 サイドカバー
7 レバー
15,16 施療凹部
18 空気袋
19 布製のカバー
20 エアポンプ
22 チューブ(接続線)
23 分配器
41,42 軸受部
90 回転軸(回転部材)
91,92 もみ輪(傾斜部材)
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明のマッサージ機は、次の構成要件a〜dを備えることを特徴とする。
a)間隔を置いて対向配置された一対の起立状の支持部。
b)載せた肢体を施療する施療部を一方側に有し、施療部とは反対側に位置する他方側に肢体を載せる載置面を有する足載台。
c)足載台を一対の起立状の支持部に対して回動可能に支持するように、各支持部の上側と足載台の両端略中央部とにわたって取付けられた回動支持部。
d)回動支持部付近に配置され、足載台の施療部が上側に位置する姿勢、及び足載台の載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定する固定部。
このマッサージ機の基本構成において、固定部は、足載台の一対の起立状の支持部に対する回動位置を所定の角度範囲内で予め設定した複数の角度にて固定することとすれば、足載台の角度を段階的に設定できる。また、固定部は、足載台の一対の起立状の支持部に対する回動位置を所定の角度範囲内で任意の角度にて固定することとすれば、足載台の角度を任意に設定できる。いずれの場合も、色々な椅子(ダイニングチェア、ソファ等)に腰掛けても、その座部の高さに応じて足載台の角度を調節することで、同じ施療部位(例えばふくらはぎ)については最も施療効果の上がる(或いは好みの効果が出る)角度に、異なる施療部位(例えば、ふくらはぎと足裏)については各施療部位に適した角度に、更には足載せ台として使用する時には最もリラックスできる角度に、それぞれ足載台を容易に適応させることができる。
また、支持部は足載台の一対の起立状の支持部に対する回動軌跡を覆う形状とした部材を具備することとすれば、足載台の回動位置にかかわらず、より体裁が良くなり、特に未使用時に置いておいても家具として見た目が一層良くなるばかりでなく、回動中に足載台と支持部との間に物等を挟み込むという不具合が解消できる。
この他、固定部は一方の回動支持部付近に配置され、接続線は、他方の回動支持部を経由して当該回動支持部が設けられた支持部内部に沿って配設されたこととすれば、接続線の取り回しにおいて限られたスペースを有効利用できる。
他方、施療部は、肢体に揉む、叩く等の施療を行うことができるのであれば特定されない。例えば、施療部は、空気袋を空気の給排気によって膨張・収縮させることで、施療部に載せられた肢体を施療するものとし、駆動部は、空気袋に対して空気を供給するものであり、さらに駆動部からの空気を施療部の空気袋に分配する分配器を足載台内部に設けることとすれば、空気袋の膨張・収縮により肢体を圧迫することができる。
また、この場合、駆動部と空気袋との接続をコンパクトにすることができる。具体的には、接続にチューブを使用するのであれば、チューブの本数を少なくすることができる。
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明のマッサージ機は、次の構成要件a〜eを備えることを特徴とする。
a)間隔を置いて対向配置された一対の起立状の支持部。
b)載せた肢体を施療する施療部を一方側に有し、施療部とは反対側に位置する他方側に肢体を載せる載置面を有する足載台。
c)足載台を一対の起立状の支持部に対して回動可能に支持するように、各支持部の上側と足載台の両端略中央部とにわたって取付けられた回動支持部。
d)回動支持部付近に配置され、足載台の施療部が上側に位置する姿勢、及び足載台の載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定する固定部。
e)支持部は、足載台の一対の起立状の支持部に対する回動軌跡を覆う形状とした部材を具備する。
このマッサージ機は、マッサージを行う場合は、施療部が上側に位置する姿勢で足載台を固定し、単なる足載せ台(オットマン)として使用する場合又は未使用時に家具として置いておく場合は、載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定して使用することができるので、上記課題を解決できる。
また、支持部は足載台の一対の起立状の支持部に対する回動軌跡を覆う形状とした部材を具備するので、足載台の回動位置にかかわらず、より体裁が良くなり、特に未使用時に置いておいても家具として見た目が一層良くなるばかりでなく、回動中に足載台と支持部との間に物等を挟み込むという不具合が解消できる。
このマッサージ機の基本構成において、固定部は、足載台の一対の起立状の支持部に対する回動位置を所定の角度範囲内で予め設定した複数の角度にて固定することとすれば、足載台の角度を段階的に設定できる。また、固定部は、足載台の一対の起立状の支持部に対する回動位置を所定の角度範囲内で任意の角度にて固定することとすれば、足載台の角度を任意に設定できる。
いずれの場合も、色々な椅子(ダイニングチェア、ソファ等)に腰掛けても、その座部の高さに応じて足載台の角度を調節することで、同じ施療部位(例えばふくらはぎ)については最も施療効果の上がる(或いは好みの効果が出る)角度に、異なる施療部位(例えば、ふくらはぎと足裏)については各施療部位に適した角度に、更には足載せ台として使用する時には最もリラックスできる角度に、それぞれ足載台を容易に適応させることができる。
Claims (11)
- 間隔を置いて対向配置された一対の起立状の支持部と、
載せた肢体を施療する施療部を一方側に有し、施療部とは反対側に位置する他方側に肢体を載せる載置面を有する足載台と、
足載台を支持部間にて回動可能に支持するように各支持部の上側にそれぞれ設けられた回動支持部と、
回動支持部付近に配置され、足載台の施療部が上側に位置する姿勢、及び足載台の載置面が上側に位置する姿勢で足載台を固定する固定部と、
を備えることを特徴とするマッサージ機。 - 前記固定部は、足載台の回動位置を所定の角度範囲内で予め設定した複数の角度にて固定することを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
- 前記固定部は、足載台の回動位置を所定の角度範囲内で任意の角度にて固定することを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
- 前記支持部は、足載台の回動軌跡を覆う形状であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のマッサージ機。
- 前記支持部に配置されて施療部を駆動する駆動部を備え、施療部と駆動部を接続する接続線を足載台内部から回動支持部を経由して支持部内部に沿って配設したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のマッサージ機。
- 前記足載台の施療部及び載置面を覆うカバーを備えることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載のマッサージ機。
- 前記固定部は、一方の回動支持部付近に配置され、前記接続線は、他方の回動支持部を経由して当該回動支持部が設けられた支持部内部に沿って配設されたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載のマッサージ機。
- 前記施療部は、空気袋を空気の給排気によって膨張・収縮させることで、施療部に載せられた肢体を施療するものであり、前記駆動部は、空気袋に対して空気を供給するものであることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7記載のマッサージ機。
- 前記駆動部からの空気を施療部の空気袋に分配する分配器を足載台内部に設けたことを特徴とする請求項8記載のマッサージ機。
- 前記施療部は、回転部材に非平行で相対して取付けられた少なくとも一対の傾斜部材を回転部材の回転により回転させることで、施療部に載せられた肢体を施療するものであることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7記載のマッサージ機。
- 前記施療部は、肢体を収容する施療凹部を有し、前記駆動部は、足載台を回動させたときに施療部の施療凹部に相対するように、支持部の下側に配置されたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は請求項10記載のマッサージ機。
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