JP2004180853A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者に対して効果的な表示を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【解決手段】表示装置50の前面に、一部にレンズアレイ70が設けられている透光体60を配置する。レンズアレイ70は、透光部材71、73と、それぞれの光軸方向が平行となるように配置されているマイクロ凸レンズ72a、72b、74a、74bを有している。また、レンズアレイ70は、表示装置50に表示される変動図柄の位置に対応する位置に設けられている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関し、特に、表示手段に表示される図柄を立体的に表示する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の遊技機には、液晶表示装置等の表示装置が設けられている。この表示装置には、抽選結果を示すための抽選図柄や演出効果を高めるための演出図柄等が表示される。
例えば、遊技球が始動口に入賞すると、抽選を行い、表示装置の図柄表示部(例えば、左図柄表示部、中図図柄表示部、右図柄表示部)に数字やキャラクタ等の抽選図柄を変動表示した後、抽選結果に対応する抽選図柄を停止表示する。あるいは、キャラクタや背景図柄等の演出図柄を表示する。
このような遊技機において、よりリアルな画像を表示できるようにするために、表示装置の表示画面に表示される画像を立体的に表示する立体表示装置を備えた遊技機が提案されている。(特許文献1参照)
この従来の遊技機は、表示装置の前面側の、表示装置に表示される変動しない背景図柄に対応する位置に、背景図柄と略同一形状のレンズを設けている。これにより、表示装置に表示される背景図柄が立体的に表示される。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−276357号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、遊技者は、表示装置に表示される図柄のうち抽選図柄や予告図柄等の変動する図柄(変動図柄)に注目する傾向が高い。
これに対し、従来の遊技機では変動しない背景図柄を、常時立体的に表示しているため、遊技者の注目度が低い。
そこで、本発明は、遊技者に対して効果的な表示を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。
請求項1に記載の遊技機では、表示手段の前面側に透光体を配置するとともに、透光体の、表示手段に表示される変動図柄に対応する位置にレンズアレイを設けている。これにより、遊技者に対して効果的な表示を行うことができる。なお、レンズアレイとしては、表示手段に表示される変動図柄を表示手段と反対側の空間に結像するレンズアレイを設けるのが好ましい。また、透光体の一部がレンズアレイである複合透光体を用いるため、レンズアレイにより表示される変動図柄の他の図柄に対する相対的な視覚効果を高めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の遊技機の一実施の形態の概略構成図を図1に示す。本実施の形態は、本発明をパチンコ機に適用したものである。
本実施の形態は、主制御装置10、副制御装置20、表示制御装置30等を有している。これらの主制御装置10、副制御装置20、表示制御装置30等によって、パチンコ機の動作が制御される。
【0007】
主制御装置10は、遊技球が始動口に入賞したことを示す始動信号、遊技球が入所口に入賞したことを示す入賞信号、記憶回路に記憶されているプログラム等に基づいて、副制御装置20へのコマンド信号あるいは表示制御装置30へのコマンド信号を副制御装置20に出力する。例えば、始動信号の入力により(抽選開始条件の成立)抽選を行い、抽選結果を抽選図柄の変動表示結果によって表示装置50に表示させるための変動パターンコマンド信号及び停止図柄コマンド信号を出力する。また、スピーカ21やランプ22を制御するためのコマンド信号を出力する。
なお、図示はしていないが、副制御装置20や表示制御装置30以外に、パチンコ球が入賞口に入賞した時に入賞口に対応する賞球を払い出す賞球装置を制御する賞球制御装置や、特別入賞口の開閉部材を開閉駆動する駆動装置等が設けられている。主制御装置10は、これらの装置へのコマンド信号も出力する。
【0008】
副制御装置20は、主制御装置10から出力されたコマンド信号に基づいてスピーカ23や表示ランプ24を制御する。
また、副制御装置20は、主制御装置10から出力されたコマンド信号が表示制御装置30へのコマンド信号である場合には、そのコマンド信号を表示制御装置30に出力する。
【0009】
表示制御装置30は、主制御装置10から出力されたコマンド信号に基づいて表示装置(例えば、液晶表示装置やプラズマディスプレイ等)50を制御する。例えば、表示装置50の図柄表示部(例えば、左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部)に、変動パターンコマンド信号に応じた変動パターンで抽選図柄を変動表示させるとともに、停止図柄コマンド信号に応じた抽選図柄を停止表示させる。また、表示装置50に背景図柄や、遊技状態を予告する予告図柄等を表示させる。抽選図柄や予告図柄としては、数字、キャラクタ、風景等の種々の図柄が用いられる。
抽選図柄、背景図柄や予告図柄等は、表示装置50に2次元画像で表示される。
【0010】
また、本実施の形態では、表示装置50の前面に透光体60が設けられている。本実施の形態で用いる透光体60の側面図が図2に、正面図が図3に示されている。
透光体60は、表示装置50の表示画面と略等しい大きさを有し、表示画面に表示されている画像を、表示装置50が配置されている側と反対側から視認可能に構成されている。透光体60は、例えば、樹脂あるいはガラス等によって形成される。
透光体60は、レンズ体として構成することもできる。透光体60をレンズ体として構成した場合には、表示装置50の表示画面に表示されている画像が拡大あるいは縮小された状態で視認可能である。
【0011】
透光体60の一部(図3では、左下部)にはレンズアレイ70が設けられている。レンズアレイ70は、表示装置50の表示画面に表示されている画像を、表示装置50が配置されている側とは反対側の空間に結像するものである(例えば、特開2001−255493号公報参照)。
レンズアレイ70は、図4に示すように、レンズアレイ体70aと70bを張り合わせて構成されている。レンズアレイ体70a(70b)は、樹脂やガラス等によって形成された透光部材(透光板)71(73)と、透光部材71(73)の両面に、それぞれの光軸75が互いに平行となるように2次元状(例えば、マトリクス状)に配列されたマイクロ凸レンズ72a、72b(74a、74b)により構成されている。なお、透光部材71(73)の両面に設けられているマイクロ凸レンズ72aと72b(74aと73b)は、それぞれの光軸75が同軸に配置されたもの同士で対を形成し、レンズ系を構成している。すなわち、光軸が同軸に配置された一対のマイクロ凸レンズにより構成されるレンズ系が、互いに平行に2次元状に配列されている。
ここで、表示装置50と対向するマイクロ凸レンズレンズ(図4では、レンズアレイ体71の左側のマイクロ凸レンズ72a)の焦点距離をF1、表示装置50と最も離れているマイクロ凸レンズ(図4では、レンズアレイ体73の右側のマイクロ凸レンズ74b)の焦点距離をF2とする。そして、レンズアレイ70を表示装置50から距離F1の位置(表示装置50と透光部材71との間の距離が略F1の位置)に配置すると、表示装置50の表示画面に表示されている画像は、表示装置50が配置されている側と反対側の、レンズアレイ70から距離F2の位置(透過部材73から略F2離れた位置)に結像される(結像面76)。
【0012】
レンズアレイ70は、レンズアレイ体70aと70bを張り合わせて構成されるため、レンズアレイ70の光学特性の精度を高めるためには、レンズアレイ体70aと70bの張り合わせ精度が要求される。
本実際の形態では、レンズアレイ体70aと70bの張り合わせ精度を高める方法として、透光体60に位置決め手段を設けている。この位置決め手段を用いることによって、レンズアレイ70の透光体60への取り付け作業と、レンズアレイ体70a、70b同士の張り合わせ作業を容易に、精度よく行うことができる。
以下に、位置決め手段を用いて透光体60にレンズアレイ70を取り付ける方法を説明する。
【0013】
図5は、透光体にレンズアレイを取り付ける方法の1例を示す図である。図5に示す方法は、一方のレンズアレイ体を透光体と一体成形するとともに、他方のレンズアレイ体を別体に形成し、他方のレンズアレイ体を位置決め手段を用いて一方のレンズアレイ体に張り合わせるものである。
すなわち、透光体110を形成する際に、一方のレンズアレイ体120aの透光部材121と、透過部材121の両面に設けられるマイクロ凸レンズ122a及び122bを同時に形成する。この時、一方のレンズアレイ体120aのマイクロ凸レンズ122aと他方のレンズアレイ体120bのマイクロ凸レンズ126bを収容する収容部111、他方のレンズアレイ体120bの透過部材125の外周部(フランジ部)を位置決めする位置決め手段としての段部112と外周壁部113も形成する。
また、透過部材125と、透過部材125の両面に設けられるマイクロ凸レンズ126a及び126bを有する他方のレンズアレイ体120bを形成する。
そして、他方のレンズアレイ体120bの透過部材125の外周部(フランジ部)を、透光体110に形成されている段部112と外周壁部113によって位置決めして組み付ける。
これにより、レンズアレイ体120aと120bのマイクロ凸レンズ122a及び122bと126a及び126bの光軸が所定方向に調整された状態で、レンズアレイ体120bが透光体110に取り付けられる。
この方法では、一方のレンズアレイ体120aを透光体110と一体形成しているため、取り付け作業が容易となる。また、張り合わせシロを小さくすることができるため、張り合わせシロによる画像の乱れを低減することができる。
なお、マイクロ凸レンズ122a及び122b(126a及び126b)は、透過部材121(125)に接着剤等を用いて取り付けることもできる。
【0014】
図6は、透光体にレンズアレイを取り付ける方法の他の例を示す図である。図6に示す方法は、透光体に一方及び他方のレンズアレイ体を位置決めする位置決め手段を形成し、位置決め手段を用いて一方及び他方のレンズアレイ体を張り合わせるものである。
すなわち、透光体130に、一方のレンズアレイ体140aのマイクロ凸レンズ142a及び他方のレンズアレイ体140bのマイクロ凸レンズ146bを収容可能な孔131、一方のレンズアレイ体140aの透光部材141の外周部(フランジ部)を位置決めする位置決め手段としての段部132a及び外周壁部133a、他方のレンズアレイ体140bの透光部材145の外周部(フランジ部)を位置決めする位置決め手段としての段部132b及び外周壁部133aを形成する。
また、透光部材141と、透光部材141の両面に設けられるマイクロ凸レンズ142a及び142bを有する一方のレンズアレイ体140a、透光部材145と、透光部材145の両面に設けられるマイクロ凸レンズ146a及び146bを有する他方のレンズアレイ体140bを形成する。
そして、一方のレンズアレイ体140aの透光部材141の外周部(フランジ部)を、透光体130に形成されている段部132aと外周壁部133aによって位置決めして組み付ける。また、他方のレンズアレイ体140bの透光部材145の外周部(フランジ部)を、透光体130に形成されている段部132bと外周壁部133bによって位置決めして組み付ける。
これにより、レンズアレイ体140aと140bのマイクロ凸レンズ142a及び142bと146a及び146bの光軸が所定方向に調整された状態で、レンズアレイ体140a及び140bが透光体130に取り付けられる。
【0015】
図7は、透光体にレンズアレイを取り付ける方法の他の例を示す図である。図7に示す方法は、透光体と一方及び他方のレンズアレイ体に一方及び他方のレンズアレイ体を位置決めする位置決め手段を形成し、位置決め手段を用いて一方及び他方のレンズアレイ体を張り合わせるものである。
すなわち、一方のレンズアレイ体160aの透光部材161の外周縁に沿って透光部材161から略直角に延びる突部161aを位置決め手段として形成する。また、他方のレンズアレイ体160bの透光部材165の外周縁に沿って透光部材165から略直角に延びる突部165aを位置決め手段として形成する。
さらに、透光体150に、一方のレンズアレイ体160aの突部161aの外周縁及び他方のレンズアレイ体160baの突部165aの外周縁が勘合可能な孔151を位置決め手段として形成する。なお、突部161a及び165aは、外周縁に沿って連続して形成してもよいし、離散的に形成してもよい。
そして、一方のレンズアレイ体160aの透光部材161及び他方のレンズアレイ体160b透光部材160bを透光体150に形成されている孔151に挿入する。この時、一方のレンズアレイ体160aの突部161aの先端部と他方のレンズアレイ体160bの突部165aの先端部を当接させる。
これにより、レンズアレイ体160aと160bのマイクロ凸レンズ162a及び162bと166a及び166bの光軸が所定方向に調整された状態で、レンズアレイ体160a及び160bが透光体150に取り付けられる。
【0016】
透光体60にレンズアレイ70を取り付ける場合、透光体60とレンズアレイ70との結合部が形成され、この結合部によって画像が乱れる可能性がある。また、透光体60の外周部によっても画像が乱れる可能性がある。
このため、図8に示すように、透光体60とレンズアレイ70との結合部と、透光体60の外周部を遮蔽する遮蔽部材170を設け、結合部及び外周部による画像を遮蔽するのが好ましい。
なお、透光体60とレンズアレイ70との結合部にのみ、結合部を遮蔽する遮蔽部材を設けてもよい。
このように画像が乱れる箇所を遮蔽することによって、視覚効果を高めることができる。
【0017】
レンズアレイ70は、遊技者の注目度が高い変動図柄が表示される位置に対応させて配置するのが好ましい。例えば、抽選結果を表示する抽選図柄が変動表示される位置(例えば、表示装置の左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に対応する位置)、遊技状態を予告する予告図柄が変動表示される位置等に対応させて配置する。
レンズアレイを、表示装置の抽選図柄を表示する位置に対応させて配置した例を図9に示す。
図9では、表示装置50に、左図柄表示部51a、中図柄表示部51b、右図柄表示部51cが設けられている。そして、表示装置50の左図柄表示部51a、中図柄表示部51b、右図柄表示部51cに対応する透光体60の位置にレンズアレイ71a、71b、71cを配置している。これにより、抽選結果を示す抽選図柄が立体表示されるため、遊技者に対して効果的に表示を行うことができる。
なお、レンズアレイの設置位置や数は適宜変更可能である。例えば、最後に抽選図柄が停止表示される右図柄表示部51cに対応するレンズアレイ71cのみを設けてもよい。
【0018】
本実施の形態では、レンズアレイが固定配置されている。このため、レンズアレイが配置されている位置に対応する表示装置の表示位置に変動図柄が表示されていない時も立体画像が表示される。
しかしながら、立体画像を常時表示すると目が疲れ易い。また、常時立体画像を表示すると、変動図柄が立体表示されたときの遊技者の注目度が低くなる。
このため、レンズアレイが配置されている位置に対応する表示装置の表示位置に変動図柄が表示されない場合には、レンズアレイが配置されている位置に対応する表示装置の表示位置に、例えば、単色の背景図柄等のできるだけ目立たない画像を表示させるのが好ましい。
【0019】
以上の実施の形態ではレンズアレイを固定配置したが、レンズアレイを表示装置に対して相対移動可能に構成することにより、遊技者に対してより効果的な表示を行うことができる。
レンズアレイを表示装置に対して相対移動可能に構成した他の実施の形態を以下に説明する。
本実施の形態では、図10及び図11に示すように、表示装置50の前面にレンズアレイ70を移動可能に配置している。図10及び図11では、レンズアレイ70が、表示装置50に対して左右方向(x方向)及び上下方向(y方向)に移動可能に構成されている。
レンズアレイ70を移動させる移動手段としては、モータ等の種々の移動手段を用いることができる。
【0020】
レンズアレイ70の移動を制御する方法としては種々の方法を用いることができる。
例えば、立体表示させる図柄を設定しておき、設定した図柄が表示装置50の表示画面に表示されていない時には、レンズアレイ70を待機位置に移動させる。待機位置としては、任意の位置を設定することができる。なお、レンズアレイ70は、表示装置50との間の距離が焦点距離F1に略等しい時に立体表示を行い、焦点距離F1より短い場合あるいは長い場合には立体表示を行わず、透光体60と同様の働きをする。したがって、待機位置として、表示装置50との間の距離が焦点距離F1と異なる位置を設定することもできる。例えば、待機させる場合に、レンズアレイ70を表示装置50に接近させた位置に移動させる。
そして、設定した図柄が表示装置の表示画面に表示される時に、その表示位置に対応する位置にレンズアレイ70を移動させる。その後は、設定した図柄の表示画面上の表示位置の移動に追従させてレンズアレイ70を移動させる。
なお、設定した図柄が表示装置50の表示画面に表示されなくなった時には、その時の位置で待機させてもよい。
【0021】
レンズアレイ70を変動図柄の表示位置に対応させて配置する方法を用いることもできる。
図12に、変動図柄である抽選図柄が表示される時に、レンズアレイ70を移動させて変動図柄を立体表示する方法を示す。図12に示す方法は、最後に抽選図柄が停止表示される右図柄表示部51cに表示される変動図柄を立体表示するものである。
右図柄表示部51cに抽選図柄が変動表示されていない時には、レンズアレイ70を表示装置50の表示画面の外周方向の待機位置に移動させる。
そして、右図柄表示部51cに抽選図柄の変動表示が開始されると、レンズアレイ70を右図柄表示部51cの表示位置に対応する位置に移動させ、右図柄表示部51cに表示される変動図柄(例えば、抽選図柄)を立体表示する。
【0022】
また、所定条件が満足される時にレンズアレイ70による立体表示を行う方法を用いることができる。
例えば、図12に示す表示装置50の左図柄表示部51a、中図柄表示部51bに停止表示される図柄によって構成される図柄が所定図柄となった時(例えば、リーチ状態となった時)に、レンズアレイ70を右図柄表示部51cに対応する位置に移動させて、右図柄表示部51cに表示される抽選図柄を立体表示させる。
【0023】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されることなく種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、図柄を立体表示させる立体表示手段としてマイクロ凸レンズからなるレンズアレイを用いたが、これ以外の種々の構成の立体表示手段を用いることができる。
また、パチンコ機の表示装置に表示される図柄を立体表示させる場合について説明したが、本発明はパチンコ機以外の種々の遊技機の表示装置に表示される図柄を立体表示させる場合に適用することができる。
【0024】
なお、本発明は、以下のように構成することができる。
「(態様1)抽選開始条件の成立により抽選を行い、抽選結果を抽選図柄の変動表示結果によって表示手段に表示する遊技機であって、表示手段の前面側に配置され、一部がレンズアレイで構成されている透光体を備え、レンズアレイは、表示手段に表示される変動図柄に対応する位置に設けられ、表示手段に表示される変動図柄を表示手段と反対側の空間に結像する、遊技機。」として構成することができる。
態様1の遊技機では、表示手段の前面側に透光体を配置するとともに、透光体の、表示手段に表示される変動図柄に対応する位置に、表示手段に表示される変動図柄を表示手段と反対側の空間に結像するレンズアレイを設けている。これにより、表示装置に表示される変動図柄が立体的に表示されるため、遊技者に対して効果的な表示を行うことができる。また、変動図柄を立体的に表示するため、静止図柄を立体的に表示する場合に比べて見易くなる。さらに、透光体の一部がレンズアレイである複合透光体を用いるため、レンズアレイにより立体的に表示される変動図柄の他の図柄に対する相対的な視覚効果を高めることができる。透光体としてレンズ体を用いる場合には、相対的な視覚効果をより高めることができる。レンズアレイとして、表示手段に表示される変動図柄を表示手段と反対側の空間に結合するレンズアレイを用いるのが好ましい。
なお、本明細書では、「変動図柄」は、位置あるいは画像(例えば、キャラクタの表情)が変動ずる図柄をいう。また、「透光体」は、表示手段の表示画面に表示されている画像を表示手段が配置されている側と反対側から視認可能であるものをいう。また、「レンズ体」は、表示手段の表示画面に表示されている画像を表示手段が配置されている側と反対側から拡大あるいは縮小された状態で視認可能であるものをいう。また、「レンズアレイ」は、表示手段の表示画面に表示されている2次画像を空間に結像することができる機能を備えているものをいう。
また、「(態様2)態様1の遊技機であって、レンズアレイは、複数のレンズアレイ体を張り合わせて構成されている遊技機。」として構成することができる。
態様2の遊技機では、複数のレンズアレイ体を張り合わせて構成されるレンズアレイを用いている。複数のレンズアレイ体を張り合わせて構成したレンズアレイは、簡単な構成で2次元画像を立体的に表示することができる。このようなレンズアレイを用いることにより、簡単な構成で遊技者に対して効果的な表示を行うことができる。
また、「(態様3)態様2の遊技機であって、透光体には、レンズアレイ位置決め手段が設けられている遊技機。」として構成することができる。
態様3の遊技機では、透光体にレンズアレイ位置決め手段を設けている。これにより、レンズアレイを透光体に容易に取り付けることができる。特に、レンズアレイ体を透光体に取り付ける作業とレンズアレイ体を張り合わせる作業を同時に行う場合には、レンズアレイ体同士を正確に位置合わせする必要がある。透光体に設けたレンズアレイ位置決め手段をレンズアレイ体同士の位置決め手段としても用いることにより、透光体の一部がレンズアレイである復号レンズを容易に構成することができる。
また、「(態様4)態様1〜3のいずれかの遊技機であって、透光体とレンズアレイとの接合部を遮蔽する遮蔽部材が設けられている遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機では、透光体とレンズアレイとの接合部を遮蔽する遮蔽部材を設けている。透光体とレンズアレイとの接合部は光学特性がよくないため、透光体とレンズアレイとの接合部における画像が乱れる可能性がある。遮蔽部材によって透光体とレンズアレイとの接合部を遮蔽することにより、接合部での画像の乱れが遮蔽され、視覚効果が高まる。
また、「(態様5)抽選開始条件の成立により抽選を行い、抽選結果を抽選図柄の変動表示結果によって表示手段に表示する遊技機であって、表示手段に表示される図柄を表示手段と反対側の空間に結像するレンズアレイと、表示手段とレンズアレイとの相対位置を変更可能な位置調整手段と、を備える遊技機。」として構成することができる。
態様5の遊技機では、表示手段に表示される図柄を表示手段と反対側の空間に結像するレンズアレイを設けるとともに、レンズアレイと表示手段との相対位置を変更可能な位置調整手段を設けている。これにより、表示手段の任意の位置に表示される図柄を立体的に表示することができるため、遊技者に対して効果的な表示を行うことができる図柄を任意に選択することができる。
また、「(態様6)態様5の遊技機であって、位置調整手段は、表示手段に表示される所定の図柄の位置に基づいて表示手段とレンズアレイとの相対位置を調整する遊技機。」として構成することができる。
態様6の遊技機では、表示手段に表示される所定の図柄の位置に基づいて表示手段とレンズアレイとの相対位置を調整する。例えば、表示手段に表示される所定の図柄の位置に追従するように表示手段とレンズアレイとの相対位置を調整することにより、所定の図柄が空間を移動するように表示することができる。これにより、視覚効果を高めることができる。なお、変動図柄を所定の図柄とすることにより、遊技者に対してより効果的な表示を行うことができる。
また、「(態様7)態様5または6の遊技機であって、位置調整手段は、所定の条件が満足された時に表示手段とレンズアレイとの相対位置を調整する遊技機。」として構成することができる。
態様7の遊技機では、所定の条件が満足された時に表示手段とレンズアレイとの相対位置を調整する。これにより、遊技者に対してより効果的な表示を行うことができる。
また、「(態様8)態様1〜7のいずれかの遊技機であって、レンズアレイによって空間に結像する図柄は、抽選結果を表示する抽選図柄または所定の演出図柄の少なくとも一方である遊技機。」として構成することができる。
態様8の遊技機では、抽選結果を表示する抽選図柄または所定の演出図柄の少なくとも一方を空間に結像する。このように、遊技者が特に注目している抽選図柄あるいは予告図柄等の所定の演出図柄を立体的に表示することにより、視覚効果をより高めることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の遊技機を用いれば、遊技者に対して効果的な表示を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態で用いるレンズ体を示す図である。
【図3】図2のIII矢視図である。
【図4】レンズアレイの概略構成図である。
【図5】レンズアレイをレンズ体に組み付ける方法の1例を示す図である。
【図6】レンズアレイをレンズ体に組み付ける方法の他の例を示す図である。
【図7】レンズアレイをレンズ体に組み付ける方法の他の例を示す図である。
【図8】レンズ体の他の例を示す図である。
【図9】レンズ体の他の例を示す図である。
【図10】本発明の他の実施の形態で用いるレンズアレイを示す図である。
【図11】図10のXI矢視図である
【図12】本発明の他の実施の形態で用いるレンズアレイを示す図である。
【符号の説明】
30 表示制御装置
50 表示装置
51a、51b、51c 図柄表示部
60 レンズ体
61a、61b、61c、70レンズアレイ
70a、70b レンズアレイ体
71、73 透明板
72a、72b、74a、74b 凸レンズ

Claims (1)

  1. 抽選開始条件の成立により抽選を行い、抽選結果を抽選図柄の変動表示結果によって表示手段に表示する遊技機であって、
    表示手段の前面側に配置され、一部がレンズアレイで構成されている透光体を備え、
    レンズアレイは、表示手段に表示される変動図柄に対応する位置に設けられている、
    遊技機。
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