JP2910166B2 - ゲーム用ディスプレイ - Google Patents

ゲーム用ディスプレイ

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JP2910166B2
JP2910166B2 JP2141839A JP14183990A JP2910166B2 JP 2910166 B2 JP2910166 B2 JP 2910166B2 JP 2141839 A JP2141839 A JP 2141839A JP 14183990 A JP14183990 A JP 14183990A JP 2910166 B2 JP2910166 B2 JP 2910166B2
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JP
Japan
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game
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optical
image display
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和正 大野
寿 三谷
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Shimazu Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 1) 産業上の利用分野 本発明は、ゲーム用ディスプレイに関する。
本発明のゲーム用ディスプレイは、テレビやその他の
CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、または発光ダイ
オードディスプレイ等の光学的映像表示面を用いたゲー
ムにおいて、従来のディスプレイの代わりに使用するこ
とができる。
2) 従来の技術 従来、前記光学的画像表示面を用いたゲームにおいて
は、表示面に表示された画像を見ながらゲームを行って
いた。
3) 発明が解決しようとする課題 前述のように表示面を見ながらゲームを行うと、周囲
の不必要な情景が目に入り易く、前記表示面に表示され
た世界(雰囲気)の中に没頭することが困難であった。
このため、ゲームの面白味が減少することがあった。ま
た、目と表示像との距離が短くなって、目の疲労が生じ
たり、視力が低下したりすることが多かった。
本発明は、前述の事情に鑑み、周囲の不必要な情景が
目に入り難く、しかも、目と表示像との距離を適切に保
持することができるゲーム用ディスプレイを提供するこ
とを課題とする。
B.発明の構成 1) 課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明のゲーム用ディス
プレイは、頭部の前側上部に配置されて前方斜め下方に
映像表示光を出射する映像投光装置と、使用者の眼前に
配置されて前記映像表示光を使用者の視認可能な方向に
向わせるように配置された光路変向部材と、を支持する
ヘルメット状の頭部装着部材を備え、 前記映像投光装置は、ゲーム機本体からの画像信号に
応じた映像を表示する表示面を有する光学的映像表示手
段と、前記表示面から出射した映像表示光を前記光路変
向部材に向けて投光する光学部材とを有し、前記光学部
材はゲームプレーヤーの前方から所定距離離れた位置に
虚像を形成するように構成されたことを特徴とする。
2) 作用 前述の特徴を備えた本発明のゲーム用ディスプレイ
は、光学的映像表示手段の表示面にゲームの映像が表示
される。
前記表示面から出射した映像表示光は、前記光学部材
を通って前記光路変向部材に入射する。前記映像表示光
は、光路変向部材で光路を変向されて所定の方向に向か
う。ゲームを行う者(以下、「ゲームプレーヤー」とい
う)は、前記光路変向部材で光路を変向された映像表示
光を見ながらゲームを行う。この場合、前記光学部材ま
たは光路変向部材に光学的な適当なパワーを持たせてお
くことにより、ゲームプレーヤーは、自分の目から所定
の距離だけ離れた適当な位置に、適当な大きさの映像を
視認することができる。これにより、目の疲労が生じた
り、視力が低下したすることを防止することができる。
そして、ゲームプレーヤーの目に近い距離に前記光路変
向部材を配置すると、目に入る周囲の不必要な情景が少
なくなる。
また、映像投光装置および光路偏向部材がヘルメット
状の頭部装着部材に支持されているため、頭部を動かし
ても、映像投光装置および光路偏向部材の位置ずれが生
じ難い。このため、ゲーム用ディスプレイが頭部に確実
に固定された状態で使用することができるので、使用者
は、頭部や上体を比較的自由に移動させながら自由な姿
勢で使用することができ、且つ、安定した使用感が得ら
れる。
3) 実施例 以下、図面により本発明のゲーム用ディスプレイの一
実施例を説明する。
図面は同実施例の要部の側断面と映像表示回路を示
す。その図面において、ゲーム用ディスプレイSは、ヘ
ルメット状の頭部装着部材1と、この頭部装着部材1に
支持された平面状のミラー(光路変向部材)2とを有し
ている。
また、前記頭部装着部材1には、収納ケース3が固定
されている。
収納ケース3内には、光学的映像表示手段Dおよび光
学部材Aから構成された映像投光装置Kが配設されてい
る。前記光学的映像表示手段Dは、情報を光学的に表示
する表示面としての透過型の液晶パネルD1とその後方位
置に配置されたバックライト用の光源D2とから構成され
ている。また、前記光学部材Aは、凹レンズA1、および
凸レンズA2から構成されている。そして、前記光学部材
Aは、前記液晶パネルD1から出射した映像表示光Lを前
記ミラー2内面に入射させるように構成されている。そ
して、ミラー2内面で反射された映像表示光Lは、ゲー
ム用ディスプレイSの使用者すなわちゲームプレーヤP
に視認されるようになっている。そして、前記光学部材
Aの構成要素A1,A2のパワーは、ゲームプレーヤPが前
記表示面の映像の虚像をたとえば3m程度前方に視認する
ように設定されている。
また、前記頭部装着部材1には、スピーカ4が配設さ
れている。そして、前記スピーカ4、液晶パネルD1、お
よび光源D2は、コネクタB1,B2を介して、ゲーム機本体
5に接続されている。
ゲーム機本体5は従来使用されている種々のゲーム機
と同様に構成することができ、たとえば、CPU51、ゲー
ム途中の状態や得点を記憶するメモリ52、表示制御回路
53、液晶ドライバ54、音声回路55、電源56、ゲームソフ
ト装着用コネクタ57およびゲームコントローラ連結用コ
ネクタ58等を備えている。そして、前記液晶ドライバ5
4、音声回路55および電源56等の出力端子はケーブルC
を介して前記映像投光装置Kおよびスピーカ4に接続さ
れている。また、前記ゲームソフト装着用コネクタ57に
はカードリッジ式のゲームソフト6が装着され、前記ゲ
ームコントローラ連結用コネクタ58にはゲームコントロ
ーラ7が連結されて使用されるようになっている。
次に、前記実施例の作用を説明する。
ゲームが開始されると、CPU51によってゲームソフト
6から読出された画像表示データが表示制御回路53に入
力され、表示制御回路53の出力信号は液晶ドライバ54か
ら前記液晶パネルD1に入力される。このとき液晶パネル
D1に表示された映像から出射した映像表示光Lは、光学
部材Aを通してミラー2に入射する。このミラーで反射
した映像表示光Lは、ゲームプレーヤーPによって視認
される。このとき、前記光学部材Aのパワーが適当な値
に設定されており、映像が前記ゲームプレーヤーPの前
方約3m程度の位置に大きく表示されるので、迫力のある
映像を視認することができる。
この映像を見たゲームプレーヤーPはゲームコンドロ
ーラ7を操作する。ゲーム途中においては、CPU51によ
って、ゲームコントローラ7から入力された信号と、ゲ
ームソフト6および前記ゲーム途中の状態や得点を記憶
するメモリ52から読出された画像表示データとがCPUで
処理されてから表示制御回路53に入力され、表示制御回
路53の出力信号は液晶ドライバ54から前記液晶パネルD1
に入力される。そして、この液晶パネルD1で表示された
映像はゲームプレーヤーPによって前述と同様に視認さ
れる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された本発明の範囲内で種々の設計変更を行うことが
可能である。
たとえば、光学的映像表示手段Dは、液晶パネルD1お
よび光源D2から構成する代わりに、プラズマディスプレ
イ、発光ダイオードディスプレイ、エレクトロケミカル
ディスプレイ、エレクトロルミネッセントディスプレ
イ、またはCRTディスプレイ等の種々のディスプレイを
用いて構成することも可能である。さらに、前記光路変
向部材として、平板状のミラーを使用する代わりに、パ
ワーを有する凹面鏡またはホログラフィック素子等を使
用することも可能である。さらにまた、ゲーム機本体、
ゲームコントローラおよび情報投光装置等をそれぞれ2
台づつ使用して2人でゲームを行うように構成すること
も可能である。そしてさらにまた、ゲームプレーヤーの
左右の両眼に対応して映像投光装置を左右1台づつ配置
して、それらの左右の映像投光装置からそれぞれ左右の
目に対応した情報表示光を投光することにより立体映像
を視認しながらゲームを行えるように構成することも可
能である。
C.発明の効果 前述の本発明のゲーム用ディスプレイは、映像を表示
する表示面から出射した映像表示光を光路変向部材に向
けて投光する光学部材を有し、前記光路変向部材が入射
した映像表示光をゲームプレーヤーが視認できる方向
(所定方向)に向かわせるので、前記光学部材および光
路変向部材の光学的なパワーを適当な値に設定すること
により、目と表示像との距離を適切に保持することがで
きる。したがって、目と表示像との距離が短くなって、
目の疲労が生じたり、視力が低下したりすることがなく
なる。また、ゲームプレーヤーは、前記光路変向部材に
自分の目を近付けた位置でプレーすれば、目に入る周囲
の不必要な情景が少なくなるので、ゲームの世界(雰囲
気)に没頭することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のゲーム用ディスプレイの実施例の要部の
側断面とゲーム機本体の概略説明図である。 A……光学部材、D……光学的映像表示手段、K……映
像投光装置、L……映像表示光、 1……頭部装着部材、4……光路変向部材(ミラー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 9/22 H04N 5/64

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭部の前側上部に配置されて前方斜め下方
    に映像表示光を出射する映像投光装置と、使用者の眼前
    に配置されて前記映像表示光を使用者の視認可能な方向
    に向わせるように配置された光路変向部材と、を支持す
    るヘルメット状の頭部装着部材を備え、 前記映像投光装置は、ゲーム機本体からの画像信号に応
    じた映像を表示する表示面を有する光学的映像表示手段
    と、前記表示面から出射した映像表示光を前記光路変向
    部材に向けて投光する光学部材とを有し、前記光学部材
    はゲームプレーヤーの前方から所定距離離れた位置に虚
    像を形成するように構成されたことを特徴とするゲーム
    用ディスプレイ。
JP2141839A 1990-05-31 1990-05-31 ゲーム用ディスプレイ Expired - Lifetime JP2910166B2 (ja)

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JP2916076B2 (ja) * 1993-08-26 1999-07-05 シャープ株式会社 画像表示装置
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JPH1080575A (ja) * 1997-05-02 1998-03-31 Sega Enterp Ltd ゲーム装置

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