JP2004180393A - 電源回生コンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な演算を必要とすることなく、力行運転か回生運転かの運転状態の判定を高い精度で行う。
【解決手段】出力電流推定部50は、電流検出器36により検出された入力電流検出値と、スイッチング制御部33により生成されたゲート信号を入力し、出力電流を推定して出力電流推定値として出力する。この出力電流推定値はローパスフイルタ15を経由してヒステリシスコンパレータ16に入力される。電流検出器36の検出方向がスイッチング素子37からACリアクトル35への向きを正方向とすると、出力電流推定値が正のとき回生運転状態であると判定され、負のとき力行運転状態であると判定される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電源を直流電源に変換するコンバータに関し、特に交流電動機において発生した直流電力を交流電源に回生する電源回生コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】
交流電動機の駆動制御を行うために、3相交流電源をコンバータにより一旦直流電源に変換し、この直流電源をインバータにおいてスイッチング制御することにより交流電動機の駆動を行うことが一般に行われている。このような制御において電源回生を行う場合、制御対象である交流電動機が回生運転状態となると、交流電動機において発生した直流電力はインバータで直流電圧に変換されてコンバータに印加される。そして、コンバータでは回生用スイッチ素子により交流電圧に変換され交流電源に帰還されるようになっている。
【0003】
インバータとコンバータとが一体構造となっているものの場合には、交流電動機の現在の運転状態が力行運転か回生運転かの情報がインバータの制御回路からコンバータの制御回路に対して送信される。そのため、コンバータの制御回路では、この情報に基づいて力行運転のための制御を行うべきなのか、回生運転のための制御を行うべきなのかの判定を行うことができる。
【0004】
しかし、インバータとコンバータとが別置きにして使用される場合、インバータの制御回路とコンバータの制御回路との間では運転状態に関する情報の送受信を行うことができない場合がある。このような場合には、電源回生を行っている電源回生コンバータでは、交流電動機の現在の運転状態が力行運転なのか回生運転なのかの判定を行わなければならない。
【0005】
このようにインバータとは別置きにして用いられる電源回生コンバータにおいて、現在の運転状態の判定を行うようにしたものが、例えば、特許文献1に開示されている。
【0006】
この特許文献1に開示されている従来の電源回生コンバータ10の構成を図4を参照して説明する。この電源回生コンバータ10は、3相の商用電源70とインバータ40との間に配置されている。電源回生コンバータ10は、モータ80の運転状態を判定するための力行・回生判定部11と、減算器31と、電源電圧の位相を検出するための電源電圧位相検出部32と、スイッチング制御部33と、瞬時過電流制限回路34と、商用電源線路に配置されたACリアクトル35及び電流検出器36と、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transisitor)等の素子によるスイッチング素子37と、スイッチング素子37の出力側に接続された平滑コンデンサ38と、平滑コンデンサ38の電圧を検出するための電圧検出器39とから構成されている。なお、スイッチング素子37やインバータ40は、便宜上、1個の素子で示しているが実際には3相にそれぞれ2個ずつ設けられているので合計6個設けられている。
【0007】
スイッチング制御部33では、力行・回生判定部11により回生運転状態と判定されると、電源電圧位相検出部32からの検出結果を用いて、3相のうち最も電圧の大きな相と最も電圧の小さな相を判定する。スイッチング制御部33では、この判定結果をもとに、電圧が最大の相の上アーム側スイッチング素子37と電圧が最小の相の下アーム側スイッチング素子37をオンさせるようなゲート信号を出力する。一方、スイッチング制御部33は、力行状態と判定した場合には、すべてのスイッチング素子37をオフとする。このようなゲート信号に基づいて、スイッチング素子37をスイッチングすることにより、回生電力をACリアクトル35を介して商用電源70側に返す。
【0008】
瞬時過電流制限回路34では、電流検出器36で検出された電流値が、予め設定されたスレッシュホールドレベルを越えた時に、スイッチング素子37のスイッチングを制御するためのゲート信号を断とすることにより、電源電圧変動等の原因による過電流を防止する。
【0009】
上述したように、別置き型の電源回生コンバータの場合、インバータと別置きに設置されるため、負荷側の運転状態を、インバータ制御部から得ることが困難である。そのため、この従来の電源回生コンバータ10では、力行・回生判定部11を備えることにより、直流電圧情報および入力電流情報の両方の情報に基づいて運転状態の判定を行っている。
【0010】
力行・回生判定部11は、電圧による判定を行うための手段として、ヒステリシスコンパレータ12とその出力側に接続されたワンショットトリガ回路13とを備え、入力電流による判定を行うための手段として3相−2相座標変換部14と、ローパスフイルタ15と、ヒステリシスコンパレータ16とを備え、更にワンショットトリガ回路13の出力とヒステリシスコンパレータ16の出力との論理和を演算するためのオアゲート回路17を有している。以下に、力行・回生判定部11における運転状態判定動作を説明する。
【0011】
先ず、直流電圧に基づいて運転状態の判定を行う際の動作について説明する。この直流電圧に基づいて運転状態の判定を行う場合、平滑コンデンサ38の直流電圧と商用電源70の電圧ピーク値との差が、予め設定されたスレッシュホールドレベルを超えた場合に回生運転状態であると判定する。
【0012】
この判定を行うために、電圧検出器30は平滑コンデンサ38の直流電圧を検出している。そして、減算器31では、電圧検出器39により検出された直流電圧と、商用電源70の電圧値との差を算出している。そして、ヒステリシスコンパレータ12では、減算器31により算出される直流電圧と商用電源の電圧値の差を監視し、その差が予め設定されたスレッシュホールドレベルを越えると回生運転状態と判定する。また、ヒステリシスコンパレータ12は、このスレッシュホールドレベルより低いレベルに復帰レベルを設定し、減算器31からの差電圧が復帰レベルより小さくなると力行状態に復帰させる。
【0013】
次に、入力電流に基づいて運転状態の判定を行う際の動作について説明する。3相−2相座標変換部14は、電流検出器36で検出された電流値を電源電圧位相検出部32で検出された電源位相に同期した2軸の回転座標系に座標変換することにより、電源電圧位相と同相成分の電流値Idを演算する。なお、電流値Idは、有効電流に相当し、商用電源電圧をほぼ一定と仮定すると、この値から有効電力を推定することができる。ただし、入力電流は、多分の高調波電流を含み、検出値が大きく変動するため、ローパスフイルタ15で、高調波電流の影響を除去することにより安定化を図っている。ヒステリシスコンパレータ16では、電流値Idの極性を監視し、電流値Idがマイナス側のスレッシュホールドレベルより小さくなった時に、回生運転状態と判定する。以上の点から理解できるように、この従来の電源回生コンバータ10では、電流検出器36で検出された電流値と電源電圧位相検出部32で検出された電源位相とが入力電流情報として利用される。
【0014】
一方、直流電圧情報からの判定は、直流電圧と商用電源の電庄ピーク値との差をヒステリシスコンパレータ12で監視することにより行っている。ここで、ワンショットトリガ回路13を追加して、一旦回生動作を開始すると、設定された時間以上回生動作を継続させることにより、入力電流情報側における判定が安定するまでの時間を確保できるようにしている。言い換えれば、ローパスフィルタ15からの出力が安定するまでの時間を確保できるようにしている。
【0015】
そして、入力電流情報から得られた判定結果と直流電圧情報から得られた判定結果とをオアゲート回路17で論理和演算を行うことにより最終判定とする。この判定においては、どちらか一方でも回生状態と判定されれば、最終判定も回生状態となる。
【0016】
このような従来の電源回生コンバータ10では、入力電流情報から得られた判定結果と、直流電圧情報から得られた判定結果との両方の判定結果に基づいて回生状態であるかまたは力行状態であるかの判定を行っているため、精度の高い判定を行うことが可能である。しかし、この従来の電源回生コンバータ10では、入力電流情報により力行または回生の判定をするために3相−2相座標変換部14が必要であるため、演算が複雑であり、また高速な演算速度が必要となるため高価なシステムとなっていた。
【0017】
【特許文献1】
特開平11−289794号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の電源回生コンバータでは、入力電流情報に基づいて力行運転か回生運転かの運転状態の判定を行っているため、複雑な演算が必要となる3相−2相座標変換処理が必要となり、システムが高価になってしまうという問題点があった。
【0019】
本発明の目的は、複雑な演算を必要とすることなく、力行運転か回生運転かの運転状態の判定を高い精度で行うことができる電源回生コンバータを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の電源回生コンバータは、商用電源とインバータとの間に接続され、前記商用電源側の位相を検出するための電源電圧位相検出手段と、前記電源電圧位相検出手段により検出された位相情報に基づいて回生用トランジスタのスイッチングを制御するためのゲート信号を生成するスイッチング制御手段とを備えた電源回生コンバータにおいて、
前記インバータの入力側の直流電圧を検出して直流電圧情報として出力する電圧検出手段と、
前記商用電源側の電流を検出して入力電流検出情報として出力する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出された入力電流検出情報及び前記スイッチング制御手段により生成されたゲート信号により出力電流を推定し、該出力電流推定値と前記直流電圧情報とに基づいて力行運転か回生運転かの運転状態の判定を行う力行・回生判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】
本発明では、力行・回生判定手段において、入力電流検出情報とゲート信号から出力電流を推定し、現在の運転状態が力行運転状態なのか回生運転状態なのかの判定を行っているため、複雑な演算が必要となる3相−2相座標変換処理を必要とせずに精度の高い運転状態の判定を行うことができ、信頼性の高い低コストの電源回生コンバータを実現することができる。
【0022】
また、本発明の他の電源回生コンバータでは、前記力行・回生判定手段を、
前記直流電圧情報に基づいて前記運転状態の判定を行う電圧用判定部と、
前記出力電流推定値に基づいて前記運転状態の判定を行う電流用判定部と、
前記電圧用判定部の判定結果と前記電流用判定部の判定結果のいずれかの判定結果が回生運転状態であることを示している場合に、回生運転状態である旨を前記スイッチング制御手段に通知するゲート手段とから構成するようにしてもよい。
【0023】
さらに、前記電流用判定部は、
前記電流検出手段により検出された入力電流検出情報及び前記スイッチング制御手段により生成されたゲート信号により出力電流を推定して出力電流推定値として出力する出力電流推定手段と、
前記出力電流推定値に含まれる高調波電流の影響を除去するためのローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタを介して入力された出力電流推定値がマイナス側のスレッシュホールドレベルより小さくなった時に、回生運転状態と判定するヒステリシスコンパレータとから構成するようにしてもよい。
【0024】
さらに、前記出力電流推定手段は、
前記スイッチング制御手段からのゲート信号がハイレベルのときに、該相に対応する入力電流検出情報を選択し、前記ゲート信号がロウレベルのときにグランド電位を選択する処理を各相毎に行う切替スイッチと、
前記切替スイッチからの各相毎の出力を加算して出力電流推定値として出力する加算器とから構成するようにしてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0026】
図1は本発明の一実施形態の電源回生コンバータの構成を示すブロック図である。図1において、図4中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
【0027】
本実施形態の電源回生コンバータ60は、図1に示した従来の電源回生コンバータ10に対して力行・回生判定部11が、力行・回生判定部61に置き換えられた点のみが異なっている。また、本実施形態における力行・回生判定部61は、従来例における力行・回生判定部11に対して、3相−2相座標変換部14が出力電流推定部50に置き換えられた構成となっている。
【0028】
出力電流推定部50は、電流検出器36により検出された入力電流検出値と、スイッチング制御部33により生成されたゲート信号を入力し、出力電流を推定して出力電流推定値として出力する。出力電流推定部50により算出された出力電流推定値はローパスフイルタ15を経由してヒステリシスコンパレータ16に入力される。電流検出器36の検出方向がスイッチング素子37からACリアクトル35への向きを正方向とすると、出力電流推定値が正のとき回生運転状態であると判定され、負のとき力行運転状態であると判定される。この出力電流推定部50と、ローパスフィルタ15と、ヒステリシスコンパレータ16とにより電流用判定部が構成される。
【0029】
次に、出力電流推定部50の具体的な構成について図2を用いて説明する。出力電流推定部50は、切替スイッチ51と、加算器52とから構成することができる。切替スイッチ51は、スイッチング制御部33からの各相毎のゲート信号PR、PS、PTがH(ハイレベル)のときに、その相に対応する入力電流検出信号を選択し、L(ロウレベル)のときにゼロであるグランド電位を選択する処理を各相毎に行う。加算器52は、切替スイッチ51からの各相毎の出力を加算して出力電流推定値として出力する。
【0030】
次に、各部のタイミンチャートを図3に示す。ゲート信号PR、PS、PTはスイッチング制御部33より出力されて、電源電圧位相に同期した信号である。
【0031】
回生運転状態の場合には、出力電流推定部50では、電流検出器36により検出された3相の入力電流IR、IS、ITを、スイッチング制御部33により生成された各相のゲート信号PR、PS、PTにより切り替えて加算することにより、スイッチング素子37により出力される出力電流と同様の波形となる出力電流推定値が生成される。そのため、回生運転状態が継続している間は、この出力電流推定値の大きさは予め設定された値以上となりオアゲート回路17から出力される回生信号もHとなる。ここで、回生運転状態から力行(電動)運転状態に切り替わると、母線電流の向きが反転して、出力電流推定部50から出力される出力電流推定値も負となる。そのため、オアゲート回路17から出力される回生信号はLとなり、スイッチング制御部33はゲート信号の出力を停止する。
【0032】
力行(電動)運転状態から回生運転状態に切り替わる場合には、平滑コンデンサ38の電圧が上昇することによりワンショットトリガ回路13からワンショットトリガが出力され、スイッチング制御部33は回生運転状態になったことを知ることができる。
【0033】
このように本実施形態の電源回生コンバータ10では、切替スイッチ51と加算器52という簡単な構成により実現することができる出力電流推定部50を用いて、入力電流検出値とゲート信号から出力電流を推定して力行運転状態なのか回生運転状態なのかの判定を行うことができる。そのため、図4に示した従来の電源回生コンバータ10のように、3相−2相座標変換処理のような複雑な演算を必要とする処理が不要となり、信頼性の高い低コストの電源回生コンバータを提供することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力電流検出値とゲート信号から出力電流を推定し、現在の運転状態が力行運転状態なのか回生運転状態なのかの判定を行っているため、複雑な演算が必要となる3相−2相座標変換処理を必要とせず、演算も簡単になり信頼性の高い低コストの電源回生コンバータを提供することができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電源回生コンバータの構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の出力電流推定部50の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の電源回生コンバータの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】従来の電源回生コンバータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 電源回生コンバータ
11 力行・回生判定部
12 ヒステリシスコンパレータ
15 ローパスフィルタ
16 ヒステリシスコンパレータ
17 オアゲート回路
31 減算器
32 電源電圧位相検出部
33 スイッチング制御部
34 瞬時過電流制限回路
35 ACリアクトル
36 電流検出器
37 スイッチング素子
38 平滑コンデンサ
39 電源検出器
40 インバータ
50 出力電流推定部
51 切替スイッチ
52 加算器
60 電源回生コンバータ
61 力行・回生判定部
70 商用電源
80 モータ

Claims (4)

  1. 商用電源とインバータとの間に接続され、前記商用電源側の位相を検出するための電源電圧位相検出手段と、前記電源電圧位相検出手段により検出された位相情報に基づいて回生用トランジスタのスイッチングを制御するためのゲート信号を生成するスイッチング制御手段とを備えた電源回生コンバータにおいて、
    前記インバータの入力側の直流電圧を検出して直流電圧情報として出力する電圧検出手段と、
    前記商用電源側の電流を検出して入力電流検出情報として出力する電流検出手段と、
    前記電流検出手段により検出された入力電流検出情報及び前記スイッチング制御手段により生成されたゲート信号により出力電流を推定し、該出力電流推定値と前記直流電圧情報とに基づいて力行運転か回生運転かの運転状態の判定を行う力行・回生判定手段とを備えたことを特徴とする電源回生コンバータ。
  2. 前記力行・回生判定手段は、
    前記直流電圧情報に基づいて前記運転状態の判定を行う電圧用判定部と、
    前記出力電流推定値に基づいて前記運転状態の判定を行う電流用判定部と、
    前記電圧用判定部の判定結果と前記電流用判定部の判定結果のいずれかの判定結果が回生運転状態であることを示している場合に、回生運転状態である旨を前記スイッチング制御手段に通知するゲート手段とを含む請求項1記載の電源回生コンバータ。
  3. 前記電流用判定部は、
    前記電流検出手段により検出された入力電流検出情報及び前記スイッチング制御手段により生成されたゲート信号により出力電流を推定して出力電流推定値として出力する出力電流推定手段と、
    前記出力電流推定値に含まれる高調波電流の影響を除去するためのローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタを介して入力された出力電流推定値がマイナス側のスレッシュホールドレベルより小さくなった時に、回生運転状態と判定するヒステリシスコンパレータとから構成されている請求項2記載の電源回生コンバータ。
  4. 前記出力電流推定手段は、
    前記スイッチング制御手段からのゲート信号がハイレベルのときに、該相に対応する入力電流検出情報を選択し、前記ゲート信号がロウレベルのときにグランド電位を選択する処理を各相毎に行う切替スイッチと、
    前記切替スイッチからの各相毎の出力を加算して出力電流推定値として出力する加算器と、から構成されている請求項3記載の電源回生コンバータ。
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