JP2004179753A - ファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー通信での差別化
【解決手段】カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。別な実施形としては、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。
【選択図】 図1
【解決手段】カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。別な実施形としては、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、特に、両面通信可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のファクシミリ装置は、モノクロ情報の原稿を送信していた。
【0003】
また、最近、カラー原稿の増加に伴い、カラー情報を通信したいというニーズがあり、カラー通信を有するファクシミリ装置の市場導入が盛んである。ここで、このITU−T勧告では、受信機から送信機にカラー情報の受信機能の有無を通知し、また、送信機から受信機にカラー通信であるか否かを通知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、カラー受信が可能なファクシミリ装置は、常に、カラー情報の受信が可能な様にファクシミリ装置を設計しなければならなかった。このために、例えば、受信用のメモリとしてカラー情報を受信できる様に、1Mbyteを確保しておく必要があり、メモリが有効利用されていないという大きな欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明によれば、カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する事が可能になった。第2の本発明によれば、第1の本発明において、オプションメモリの装着があれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、オプションメモリの装着がなければ、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する事が可能になった。
【0006】
これらにより、カラー通信可能なファクシミリ装置において、オプションメモリが装着していれば、カラー受信機能有りとして、オプションメモリが装着していなければ、カラー受信機能無しとして、ファクシミリ受信が可能になり、オプションメモリの装着状況に基ずいて、適切なカラー受信機能の有無の送信機への通知が可能になりとても使い易くなった。
【0007】
第3の本発明によれば、第1、2の本発明において、カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する事が可能になった。第4の本発明によれば、第3の本発明において、使用可能なメモリ容量が所定容量A以上であれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、使用可能なメモリ容量が所定容量A未満であると、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する事が可能になった。
【0008】
これらにより、ファクシミリ受信が選択された時、使用可能なメモリ容量により、相手送信機にカラー受信機能の有無制御が可能になり、メモリの使用可能な容量が多い時には、カラー受信機能有りを通知し、メモリの使用容量が少ない時には、カラー受信機能無しとして確実にファクシミリ受信が可能になりとても使い易くなった。
【0009】
第5の本発明によれば、第1、2、3、4の本発明において、カラー受信機能としては、JPEG受信機能、及び、フルカラー受信機能とする事が可能になった。
【0010】
これにより、受信機から送信機へのカラー受信機能の有無の通知が明確になり設計が容易になった。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、図面に示す実施の形態に基ずいて、本発明を詳細に説明する。
【0012】
図1には、本発明によりファクシミリ装置の実施例がブロック図として図示されている。
【0013】
2は、NCU(網制御装置)で、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。また、NCU2は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0014】
4は、電話機である。
【0015】
6は、ハイブリッド回路であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で復調器8に送るものである。
【0016】
8は、変復調器であり、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基ずいた変調及び復調を行う変復調器であり、バス26の制御により、各伝送モードが指定される。8は、バス26からの送信信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データをバス26に出力する。
【0017】
10は、発呼回路であり、バス26からの信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMFの選択信号を出力する。
【0018】
12は、加算回路であり、信号線8aの情報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0019】
14は、カラー情報を読み取り可能な読取回路であり、読み取りデータをバス26に出力する。
【0020】
16は、カラー情報を記録可能な記録回路であり、バス26に出力されている情報を順次1ライン毎に記録する。
【0021】
18は、メモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RAM)、さらに、読み取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等をバス26を介して格納するために使用する。また、バス26を介して、オプションメモリの装着の有無情報が出力される。
【0022】
20は、操作部であり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、ストップキー、セットキー、カラー送信選択キー、その他のファンクションキーがあり、押下されたキー情報はバス26に出力される。
【0023】
操作部には、表示部があり、バス26に出力されている情報を入力し、表示する。
【0024】
22は、CPU(中央処理装置)であり、ファクシミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を実行するが、その制御プログラムは、ROM24に格納される。
【0025】
26は、バスである。
【0026】
24は、カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。具体的には、オプションメモリの装着があれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、オプションメモリの装着がなければ、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する。ここで、カラー受信機能としては、JPEG受信機能、及び、フルカラー受信機能とする。
【0027】
以上の制御プログラムが格納されている。
【0028】
図2、図3、図4、図5には、図1の制御の流れ図が図示されている。
【0029】
図2において、S0は、始めを表している。
【0030】
S2は、バス26を介して、メモリ18をイニシャライズする事を表している。
【0031】
S4は、バス26を介して、操作部の表示部をクリアする事を表している。
【0032】
S6では、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0033】
S8では、ファクシミリ受信が選択されたか否かが判断されYESであるとS14に進み、NOであるとS10に進む。
【0034】
S10では、ファクシミリ送信が選択されたか否かが判断されYESであるとS32に進み、NOであるとS12に進み、その他の処理をする。
【0035】
S14では、バス26を介して、NCU2のCMLをオンする。
【0036】
S16は、バス26を介して、オプションメモリの装着があるか否かが、判断され、YESであるとS18に進み、NOであるとS30に進む。
【0037】
S18は、前手順を表している。ここで、JPEG受信機能有り、フルカラー受信機能有りを通知する。
【0038】
S20では、送信機より、JPEG通信、かつ、フルカラー通信が指定されたか否かが判断され、YESであるとS22に進み、NOであるとS26に進む。
【0039】
S22は、カラー画信号の受信、記録を表している。
【0040】
S24は、後手順を表している。
【0041】
S26は、モノクロ画信号の受信、記録を表している。
【0042】
S28は、後手順を表している。
【0043】
S30は、前手順を表している。ここで、JPEG受信機能無し、フルカラー受信機能無しを通知する。
【0044】
S32では、バス26を介して、NCU2のCMLをオンする。
【0045】
S34は、バス26を介して、発呼回路を使用して、指定された宛先へ発呼する事を表している。
【0046】
S36では、バス26を介して操作部の情報を入力して、カラー送信が選択されているか否かが判断され、YESであるとS38に進み、NOであるとS40に進む。ここで、カラー送信はオプションメモリが無くても実行する事がポイントである。
【0047】
S38は前手順を表している。
【0048】
S40は前手順を表している。
【0049】
S42では、受信機にJPEG受信機能があり、かつ、フルカラー受信機能があるか否かが判断され、YESであるとS44に進み、NOであるとS50に進む。
【0050】
S44は、残りの前手順を表している。ここで、JPEG送信を指定し、また、フルカラー送信を指定する。
【0051】
S46は、画信号のカラー読み取り、カラー送信を表している。
【0052】
S48は後手順を表している。
【0053】
S50は、残りの前手順を表している。ここで、JPEG送信を指定しないで、また、フルカラー送信を指定しない。
【0054】
S52は、画信号のモノクロ読み取り、モノクロ送信を表している。
【0055】
S54は後手順を表している。
【0056】
(実施例2)
カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。具体的には、使用可能なメモリ容量が所定容量A以上であれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、使用可能なメモリ容量が所定容量A未満であると、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する。
【0057】
図6には、第1の実施例の制御の流れ図(図2、図3、図4、図5)に対して、異なる部分の制御の流れ図が図示されている。
【0058】
図6において、S60は、S14を表している。
【0059】
S62では、使用可能なメモリ容量は、1Mbyte以上であるか否かが判断され、YESであるとS64(S18)に進み、NOであると、S66(S30)に進む。
【0060】
ここで、S36にて使用可能なメモリ容量をチェックしていないのが、ポイントであり、送信時は、使用可能なメモリ容量をチェックせずにカラーファクシミリ送信を実行する。
【0061】
【発明の効果】
第1、2の本発明によれば、カラー通信可能なファクシミリ装置において、オプションメモリが装着していれば、カラー受信機能有りとして、オプションメモリが装着していなければ、カラー受信機能無しとして、ファクシミリ受信が可能になり、オプションメモリの装着状況に基ずいて、適切なカラー受信機能の有無の送信機への通知が可能になりとても使い易くなった。
【0062】
第3、4の本発明によれば、ファクシミリ受信が選択された時、使用可能なメモリ容量により、相手送信機にカラー受信機能の有無制御が可能になり、メモリの使用可能な容量が多い時には、カラー受信機能有りを通知し、メモリの使用容量が少ない時には、カラー受信機能無しとして確実にファクシミリ受信が可能になりとても使い易くなった。
【0063】
第5の本発明によれば、受信機から送信機へのカラー受信機能の有無の通知が明確になり設計が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施例のブロック図。
【図2】本発明による制御の流れ図。
【図3】本発明による制御の流れ図。
【図4】本発明による制御の流れ図。
【図5】本発明による制御の流れ図。
【図6】本発明による制御の流れ図。
【符号の説明】
2 NCU
4 電話機
6 ハイブリッド回路
8 変復調器
10 発呼回路
12 加算回路
14 読み取り回路
16 記録回路
18 メモリ回路
20 操作部
22 CPU
24 ROM
26 バス
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置、特に、両面通信可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のファクシミリ装置は、モノクロ情報の原稿を送信していた。
【0003】
また、最近、カラー原稿の増加に伴い、カラー情報を通信したいというニーズがあり、カラー通信を有するファクシミリ装置の市場導入が盛んである。ここで、このITU−T勧告では、受信機から送信機にカラー情報の受信機能の有無を通知し、また、送信機から受信機にカラー通信であるか否かを通知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、カラー受信が可能なファクシミリ装置は、常に、カラー情報の受信が可能な様にファクシミリ装置を設計しなければならなかった。このために、例えば、受信用のメモリとしてカラー情報を受信できる様に、1Mbyteを確保しておく必要があり、メモリが有効利用されていないという大きな欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明によれば、カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する事が可能になった。第2の本発明によれば、第1の本発明において、オプションメモリの装着があれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、オプションメモリの装着がなければ、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する事が可能になった。
【0006】
これらにより、カラー通信可能なファクシミリ装置において、オプションメモリが装着していれば、カラー受信機能有りとして、オプションメモリが装着していなければ、カラー受信機能無しとして、ファクシミリ受信が可能になり、オプションメモリの装着状況に基ずいて、適切なカラー受信機能の有無の送信機への通知が可能になりとても使い易くなった。
【0007】
第3の本発明によれば、第1、2の本発明において、カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する事が可能になった。第4の本発明によれば、第3の本発明において、使用可能なメモリ容量が所定容量A以上であれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、使用可能なメモリ容量が所定容量A未満であると、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する事が可能になった。
【0008】
これらにより、ファクシミリ受信が選択された時、使用可能なメモリ容量により、相手送信機にカラー受信機能の有無制御が可能になり、メモリの使用可能な容量が多い時には、カラー受信機能有りを通知し、メモリの使用容量が少ない時には、カラー受信機能無しとして確実にファクシミリ受信が可能になりとても使い易くなった。
【0009】
第5の本発明によれば、第1、2、3、4の本発明において、カラー受信機能としては、JPEG受信機能、及び、フルカラー受信機能とする事が可能になった。
【0010】
これにより、受信機から送信機へのカラー受信機能の有無の通知が明確になり設計が容易になった。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、図面に示す実施の形態に基ずいて、本発明を詳細に説明する。
【0012】
図1には、本発明によりファクシミリ装置の実施例がブロック図として図示されている。
【0013】
2は、NCU(網制御装置)で、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。また、NCU2は、バス26からの制御により、電話回線2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)するものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話機4側に接続されている。
【0014】
4は、電話機である。
【0015】
6は、ハイブリッド回路であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号をNCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で復調器8に送るものである。
【0016】
8は、変復調器であり、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基ずいた変調及び復調を行う変復調器であり、バス26の制御により、各伝送モードが指定される。8は、バス26からの送信信号を入力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている受信信号を入力し、復調データをバス26に出力する。
【0017】
10は、発呼回路であり、バス26からの信号により、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMFの選択信号を出力する。
【0018】
12は、加算回路であり、信号線8aの情報と信号線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12aに出力する。
【0019】
14は、カラー情報を読み取り可能な読取回路であり、読み取りデータをバス26に出力する。
【0020】
16は、カラー情報を記録可能な記録回路であり、バス26に出力されている情報を順次1ライン毎に記録する。
【0021】
18は、メモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RAM)、さらに、読み取りデータの生情報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受信情報、あるいは、復号化した情報等をバス26を介して格納するために使用する。また、バス26を介して、オプションメモリの装着の有無情報が出力される。
【0022】
20は、操作部であり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、ストップキー、セットキー、カラー送信選択キー、その他のファンクションキーがあり、押下されたキー情報はバス26に出力される。
【0023】
操作部には、表示部があり、バス26に出力されている情報を入力し、表示する。
【0024】
22は、CPU(中央処理装置)であり、ファクシミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を実行するが、その制御プログラムは、ROM24に格納される。
【0025】
26は、バスである。
【0026】
24は、カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。具体的には、オプションメモリの装着があれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、オプションメモリの装着がなければ、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する。ここで、カラー受信機能としては、JPEG受信機能、及び、フルカラー受信機能とする。
【0027】
以上の制御プログラムが格納されている。
【0028】
図2、図3、図4、図5には、図1の制御の流れ図が図示されている。
【0029】
図2において、S0は、始めを表している。
【0030】
S2は、バス26を介して、メモリ18をイニシャライズする事を表している。
【0031】
S4は、バス26を介して、操作部の表示部をクリアする事を表している。
【0032】
S6では、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0033】
S8では、ファクシミリ受信が選択されたか否かが判断されYESであるとS14に進み、NOであるとS10に進む。
【0034】
S10では、ファクシミリ送信が選択されたか否かが判断されYESであるとS32に進み、NOであるとS12に進み、その他の処理をする。
【0035】
S14では、バス26を介して、NCU2のCMLをオンする。
【0036】
S16は、バス26を介して、オプションメモリの装着があるか否かが、判断され、YESであるとS18に進み、NOであるとS30に進む。
【0037】
S18は、前手順を表している。ここで、JPEG受信機能有り、フルカラー受信機能有りを通知する。
【0038】
S20では、送信機より、JPEG通信、かつ、フルカラー通信が指定されたか否かが判断され、YESであるとS22に進み、NOであるとS26に進む。
【0039】
S22は、カラー画信号の受信、記録を表している。
【0040】
S24は、後手順を表している。
【0041】
S26は、モノクロ画信号の受信、記録を表している。
【0042】
S28は、後手順を表している。
【0043】
S30は、前手順を表している。ここで、JPEG受信機能無し、フルカラー受信機能無しを通知する。
【0044】
S32では、バス26を介して、NCU2のCMLをオンする。
【0045】
S34は、バス26を介して、発呼回路を使用して、指定された宛先へ発呼する事を表している。
【0046】
S36では、バス26を介して操作部の情報を入力して、カラー送信が選択されているか否かが判断され、YESであるとS38に進み、NOであるとS40に進む。ここで、カラー送信はオプションメモリが無くても実行する事がポイントである。
【0047】
S38は前手順を表している。
【0048】
S40は前手順を表している。
【0049】
S42では、受信機にJPEG受信機能があり、かつ、フルカラー受信機能があるか否かが判断され、YESであるとS44に進み、NOであるとS50に進む。
【0050】
S44は、残りの前手順を表している。ここで、JPEG送信を指定し、また、フルカラー送信を指定する。
【0051】
S46は、画信号のカラー読み取り、カラー送信を表している。
【0052】
S48は後手順を表している。
【0053】
S50は、残りの前手順を表している。ここで、JPEG送信を指定しないで、また、フルカラー送信を指定しない。
【0054】
S52は、画信号のモノクロ読み取り、モノクロ送信を表している。
【0055】
S54は後手順を表している。
【0056】
(実施例2)
カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する。具体的には、使用可能なメモリ容量が所定容量A以上であれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、使用可能なメモリ容量が所定容量A未満であると、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する。
【0057】
図6には、第1の実施例の制御の流れ図(図2、図3、図4、図5)に対して、異なる部分の制御の流れ図が図示されている。
【0058】
図6において、S60は、S14を表している。
【0059】
S62では、使用可能なメモリ容量は、1Mbyte以上であるか否かが判断され、YESであるとS64(S18)に進み、NOであると、S66(S30)に進む。
【0060】
ここで、S36にて使用可能なメモリ容量をチェックしていないのが、ポイントであり、送信時は、使用可能なメモリ容量をチェックせずにカラーファクシミリ送信を実行する。
【0061】
【発明の効果】
第1、2の本発明によれば、カラー通信可能なファクシミリ装置において、オプションメモリが装着していれば、カラー受信機能有りとして、オプションメモリが装着していなければ、カラー受信機能無しとして、ファクシミリ受信が可能になり、オプションメモリの装着状況に基ずいて、適切なカラー受信機能の有無の送信機への通知が可能になりとても使い易くなった。
【0062】
第3、4の本発明によれば、ファクシミリ受信が選択された時、使用可能なメモリ容量により、相手送信機にカラー受信機能の有無制御が可能になり、メモリの使用可能な容量が多い時には、カラー受信機能有りを通知し、メモリの使用容量が少ない時には、カラー受信機能無しとして確実にファクシミリ受信が可能になりとても使い易くなった。
【0063】
第5の本発明によれば、受信機から送信機へのカラー受信機能の有無の通知が明確になり設計が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファクシミリ装置の実施例のブロック図。
【図2】本発明による制御の流れ図。
【図3】本発明による制御の流れ図。
【図4】本発明による制御の流れ図。
【図5】本発明による制御の流れ図。
【図6】本発明による制御の流れ図。
【符号の説明】
2 NCU
4 電話機
6 ハイブリッド回路
8 変復調器
10 発呼回路
12 加算回路
14 読み取り回路
16 記録回路
18 メモリ回路
20 操作部
22 CPU
24 ROM
26 バス
Claims (5)
- カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、オプションメモリの装着を検出する手段、受信機から送信機にカラー受信機能の有無を通知する手段を有し、オプションメモリの装着の有無により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1において、オプションメモリの装着があれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、オプションメモリの装着がなければ、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する事を特徴とするファクシミリ装置。
- カラー通信可能なファクシミリ装置おいて、使用可能なメモリ容量を検出する手段を有し、使用可能なメモリ容量により、受信機から送信機に通知するカラー受信機能の有無を変更する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項3において、使用可能なメモリ容量が所定容量A以上であれば、受信機から送信機にカラー受信機能有りを通知し、使用可能なメモリ容量が所定容量A未満であると、受信機から送信機にカラー受信機能無しを通知する事を特徴とするファクシミリ装置。
- 請求項1、2、3、4において、カラー受信機能としては、JPEG受信機能、及び、フルカラー受信機能とする事を特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002340949A JP2004179753A (ja) | 2002-11-25 | 2002-11-25 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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2002
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