JP2004178371A - 表示データ配信方法および表示データ配信プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアント端末装置における画面表示を高速化する。
【解決手段】ウェブサーバ13は、クライアント端末装置2からの要求を受信したとき、対応する画面情報が保存されていない場合、要求に対応する画面情報を作成して保存し、画面情報を変化させる管理者の要求が画面情報の保存時以降に発生している場合、この変化に対応する画面情報を作成して保存し、保存したファイルをクライアント端末装置2に送信する。ウェブサーバ13は、クライアント端末装置2からの要求を受信したとき、対応する画面情報が保存され、かつ画面情報を変化させる管理者の要求が保存時以降に発生していない場合、保存された画面情報のファイルをクライアント端末装置2に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】ウェブサーバ13は、クライアント端末装置2からの要求を受信したとき、対応する画面情報が保存されていない場合、要求に対応する画面情報を作成して保存し、画面情報を変化させる管理者の要求が画面情報の保存時以降に発生している場合、この変化に対応する画面情報を作成して保存し、保存したファイルをクライアント端末装置2に送信する。ウェブサーバ13は、クライアント端末装置2からの要求を受信したとき、対応する画面情報が保存され、かつ画面情報を変化させる管理者の要求が保存時以降に発生していない場合、保存された画面情報のファイルをクライアント端末装置2に送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットやイントラネットを利用して設備機器の状態を監視する状態監視システムに係り、特に設備機器の監視・操作のための画面情報をクライアント端末装置に送信して表示させる表示データ配信方法および表示データ配信プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インテリジェントビルなどの施設の設備機器を監視する状態監視システムでは、各設備機器からの情報を専用回線を介して一括して管理していた。しかし、昨今のネットワーク技術の発達により、専用回線でなく、一般の通信回線により情報を発信するといったシステムのオープン化が主流となってきている。このような状態監視システムでは、例えば各設備機器の運転情報などのデータをイントラネットやインターネット経由でクライアント端末装置に送信したり、クライアント端末装置から設備機器の運転/停止などの操作を行ったりすることができるようにしていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
設備機器を制御するコントローラからデータを収集してクライアント端末装置に送信するサーバ装置は、クライアント端末装置から表示したい画面やデータ等の要求を受信すると、Java(登録商標)技術を用いた動的Web処理を行い、作成したHTMLファイルをクライアント端末装置に返信し、クライアント端末装置のブラウザ上に表示させるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−177611号公報
【特許文献2】
特開2002−91560号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の状態監視システムでは、クライアント端末装置からの要求に対して毎回HTMLファイルを動的に作成して送信するため、クライアント端末装置における画面表示に時間がかかるという問題点があり、クライアント端末装置のオペレータが精神的なストレスを感じる可能性があった。特に、このような表示の遅れは、サーバ装置をコントローラ等に組み込んだ場合により顕著となる。その理由は、サーバ装置をコントローラ等に実装する場合、CPUやメモリなどのシステム資源が限られており、かつ動的にHTMLファイルを作成して送信する処理とその他の処理でシステム資源を共有するため、サーバ装置単体の場合に比べて、動的にHTMLファイルを作成する処理で性能劣化が生じるからである。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、クライアント端末装置における画面表示を高速化することができる表示データ配信方法および表示データ配信プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、クライアント端末装置からの要求に応じて、設備機器の監視・操作のための画面情報をサーバ装置からネットワークを介して前記クライアント端末装置に送信して表示させる表示データ配信方法であって、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されていない場合、前記要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記サーバ装置に保存する第1の作成手順と、前記第1の作成手順で作成した送信ファイルを前記サーバ装置から前記クライアント端末装置に送信する第1の送信手順と、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されている場合、この保存された画面情報の送信ファイルを前記サーバ装置から前記クライアント端末装置に送信する第2の送信手順とを実行するようにしたものである。画面情報の送信ファイルが未作成の場合と、画面情報を変化させる管理者の要求が画面情報の保存時以降に発生した場合には、画面情報の送信ファイルが作成される。
また、本発明の表示データ配信方法の1構成例は、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する監視手順と、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記サーバ装置に保存する第2の作成手順とを実行するようにしたものである。
また、本発明の表示データ配信方法の1構成例は、画面情報を、前記クライアント端末装置あるいは前記管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、前記半固定情報については、前記送信ファイルにより前記クライアント端末装置に送信し、前記随時変化情報については、前記クライアント端末装置が前記サーバ装置から随時取得するプログラムを前記クライアント端末装置に送信して実行させるようにしたものである。
【0008】
また、本発明は、クライアント端末装置からの要求に応じて、設備機器の監視・操作のための画面情報をネットワークを介して前記クライアント端末装置に送信して表示させるサーバ装置としてコンピュータを動作させる表示データ配信プログラムであって、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されていない場合、前記要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成してメモリに保存する第1の作成手順と、前記第1の作成手順で作成された送信ファイルを前記クライアント端末装置に送信する第1の送信手順と、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報がメモリに保存されている場合、この保存された画面情報の送信ファイルを前記クライアント端末装置に送信する第2の送信手順とをコンピュータに実行させるようにしたものである。
また、本発明の表示データ配信プログラムの1構成例は、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する監視手順と、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記メモリに保存する第2の作成手順とをコンピュータに実行させるようにしたものである。
また、本発明の表示データ配信プログラムの1構成例は、前記画面情報を、前記クライアント端末装置あるいは前記管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、前記半固定情報については、前記送信ファイルにより前記クライアント端末装置に送信し、前記随時変化情報については、前記クライアント端末装置が前記コンピュータから随時取得するプログラムを前記クライアント端末装置に送信して実行させるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態となる状態監視システムの構成を示すブロック図である。状態監視システムは、空調設備や照明設備などの設備機器(不図示)の監視・制御を行うコントローラ1と、インターネット等のネットワークを介してコントローラ1と接続されたパーソナルコンピュータ等からなるクライアント端末装置2とから構成される。クライアント端末装置2にデータを送信するサーバ装置の機能は、コントローラ1に組み込まれている。
【0010】
コントローラ1は、設備機器のデータを収集するデータ収集部11と、クライアント端末装置2と通信を行う通信制御部12と、通信制御部12を介してクライアント端末装置2にHTMLファイルを送信して、オペレータの要求に応じた画面表示をクライアント端末装置2で行うWebサーバ13と、データ収集部11によって収集されたデータやWebサーバ13によって作成されたHTMLファイルを記憶する記憶部14と、コントローラ全体を制御する制御部15とを有する。Webサーバ13は、静的Web処理部131と、動的Web処理部132とから構成される。
【0011】
Webサーバ13は、クライアント端末装置2のオペレータの要求に応じてHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する。この結果、クライアント端末装置2の表示部に操作・監視画面が表示される。操作・監視画面としては、設備機器の監視や発停・設定操作などを画面上から行う図2のようなソフトウェアアナンシエータ画面201、複数の設備機器の状態を平面図や系統図等のグラフィック画面で表現する図3のようなポイントグラフ画面301、警報や機器の操作・状態変化などプリンタに印字される情報を画面上でリアルタイムに表示するバーチャルプリンタ画面(不図示)、これらの画面をアイコンでツリー状に表示するシステムナビゲータ画面(不図示)などがある。
【0012】
以上のような操作・監視画面で表示される情報には、管理者あるいはクライアント端末装置2から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、管理者あるいはクライアント端末装置2の要求に応じて変化すると共に、設備機器の状態変化や時間の経過など管理者やクライアント端末装置2の要求と無関係に随時変化する随時変化情報とがある。
【0013】
例えば図2に示したソフトウェアアナンシエータ画面201において、「4F空調機」という監視区域の名称202や、「空調機発停」,「空調機状態」,「外気冷房中」,「還気温度」といった管理ポイントの名称203、管理ポイントの状態を設定・変更したり管理ポイントを変更したりするための「操作」,「スケジュール」,「トレンド」といった操作ボタン204、これらの名称やボタンを区切る表示枠205などが半固定情報である。同様に、図3に示したポイントグラフ画面301において、監視区域の名称302や、管理ポイントの名称303、操作ボタン304、表示枠305、設備機器を表す図形306などが半固定情報である。
【0014】
一方、管理ポイントの状態を表示する「運転」,「正常」,「22.4℃」といった文字情報206,307、管理ポイントの状態(可動、休止、異常など)を光の明滅で表示するランプ207などが随時変化情報である。
【0015】
本実施の形態では、半固定情報をHTMLファイルで扱い、随時変化情報についてはJavaのアプレット(Applet)技術を用いてその変化に対応することでWebサーバ13と切り離して扱う。これにより、通常は静的なHTMLファイルの送信のみにWebサーバ13の処理を限定することができ、HTMLファイルの未作成時と半固定情報に変化が生じたときのみ動的にHTMLファイルを作成する。
【0016】
以下、本実施の形態の状態監視システムの動作について詳細に説明する。図4はコントローラ(サーバ装置)1の動作を示すフローチャートである。まず、クライアント端末装置2のオペレータは、必要に応じてクライアント端末装置2を操作して、コントローラ1に対して要求を出す。このときの要求としては、例えば操作・監視画面の切り替えや、設備機器の発停・設定操作などがある。
【0017】
Webサーバ13の静的Web処理部131は、クライアント端末装置2から通信制御部12を通じて要求を受信すると(図4ステップS1においてYES)、この要求に対応するHTMLファイル(半固定情報)が記憶部14に存在するかどうかを判定する(ステップS2)。
【0018】
要求に対応するHTMLファイルが存在しない場合、静的Web処理部131は、動的Web処理部132に動的Web処理の実行を指示する。この指示により、動的Web処理部132は、クライアント端末装置2の要求に対応するHTMLファイルをJava技術を用いて作成し、作成したHTMLファイルを記憶部14に保存する(ステップS3)。そして、静的Web処理部131は、動的Web処理部132によって作成されたHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する(ステップS4)。
【0019】
一方、クライアント端末装置2の要求に対応するHTMLファイルが動的Web処理部132によって過去に作成されている場合には、ステップS2において判定YESとなる。この場合、静的Web処理部131は、クライアント端末装置2の要求に対応するHTMLファイルの保存後に半固定情報を変化させる要求が状態監視システムの管理者から発生しているかどうかを判定する(ステップS5)。管理者の要求としては、例えば管理ポイントの変更などがある。
【0020】
管理者の要求により半固定情報に変更がある場合、前述のステップS3の動的Web処理が実行される。すなわち、動的Web処理部132は、半固定情報の変化に対応するHTMLファイルを作成し、作成したHTMLファイルを記憶部14に保存する。静的Web処理部131は、動的Web処理部132によって作成されたHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する(ステップS4)。また、半固定情報に変化がない場合、静的Web処理部131は、記憶部14に保存されている作成済みのHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する(ステップS6)。
【0021】
以上のような図4の処理において、クライアント端末装置2に送信されるHTMLファイルには、随時変化情報を表示するためのソフトウェアであるアプレットが動的Web処理部132によって埋め込まれている。HTMLファイルを受信したクライアント端末装置2のブラウザは、受信したHTMLファイルに基づいて操作・監視画面の半固定情報を表示する。また、ブラウザは、半固定情報の表示と同時に、HTMLファイルのアプレットを実行して、コントローラ1の制御部15と通信を行い、HTMLファイルに対応する随時変化情報を取得して、半固定情報と共に表示する。
【0022】
アプレットの実行後に表示中の操作・監視画面の随時変化情報に変化があった場合には、コントローラ1の制御部15が変化後の随時変化情報をクライアント端末装置2に送信するので、クライアント端末装置2のブラウザは、受信した情報に基づいて表示中の随時変化情報を変更する。こうして、随時変化情報の変化に対応することができる。
【0023】
以上、説明したように、従来の状態監視システムでは、クライアント端末装置2からの要求がある度にHTMLファイルを作成していたため、この要求に対する応答にHTMLファイルの作成時間とHTMLファイルの送信時間とを要したが、本実施の形態では、HTMLファイルが未作成のときと半固定情報に変化があったときのみHTMLファイルを作成するようにしたので、通常はHTMLファイルの送信のみに処理を限定することができ、クライアント端末装置2における操作・監視画面の表示を高速化することができる。
【0024】
また、本実施の形態では、Java技術などの汎用技術を応用することにより、コントローラ1とクライアント端末装置2の過去に培われたソフトウェア資産の再利用性を失うことなく、表示の高速化を実現することができる。その結果、表示の高速化によって開発効率が下がることを防止でき、開発コストの低減も期待することができる。
【0025】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、状態監視システムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1の符号を用いて説明する。第1の実施の形態では、HTMLファイルの保存後に半固定情報を変化させる要求が管理者から発生した場合(図4ステップS5においてYES)、動的Web処理を実行しなければならない。本実施の形態は、このような場合であっても、HTMLファイルの送信だけで対応することを目的とする。
【0026】
以下、本実施の形態の状態監視システムの動作について詳細に説明する。図5はコントローラ1の動作を示すフローチャートである。本実施の形態のコントローラ(サーバ装置)1は、図4に示した処理と図5に示した処理を並行して非同期で行う。Webサーバ13の静的Web処理部131は、半固定情報が管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する(図5ステップS7)。
【0027】
管理者の要求により半固定情報に変化が生じた場合、静的Web処理部131は、動的Web処理部132に動的Web処理の実行を指示する。この指示により、動的Web処理部132は、管理者の要求に対応するHTMLファイルをJava技術を用いて作成し、作成したHTMLファイルを記憶部14に格納する(ステップS8)。
【0028】
以上のように、管理者の要求により半固定情報に変化が生じた場合には、この変化に対応するHTMLファイルを作成しておくので、図4のステップS5では判定NOとなる。つまり、クライアント端末装置2から要求があったときには、作成済みのHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信するだけでよい(ステップS6)。したがって、クライアント端末装置2における操作・監視画面の表示を第1の実施の形態よりも更に高速化することができる。
【0029】
なお、第1、第2の実施の形態で示したコントローラ(サーバ装置)1の構成はコンピュータで実現することができる。このコンピュータは、CPU、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フレキシブルディスク装置等の補助記憶装置、ハードディスク装置等の大容量の外部記憶装置、設備機器やネットワークとのインタフェースとなるインタフェース装置といった構成を有している。
【0030】
本発明の表示データ配信方法を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録された状態で提供される。この記録媒体をコンピュータの補助記憶装置に挿入すると、媒体に記録されたプログラムが読み取られる。そして、CPUは、読み込んだプログラムをRAMあるいは外部記憶装置に書き込み、このプログラムに従って第1、第2の実施の形態で説明したような処理を実行する。
【0031】
また、第1、第2の実施の形態では、サーバ装置をコントローラ1に組み込んだ場合を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、コントローラとは別個のサーバ装置に本発明を適用してもよいことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、画面情報の送信ファイルが未作成のときと管理者の要求により画面情報に変化があったときのみ送信ファイルを作成するようにしたので、通常はファイルの送信のみにサーバ装置の処理を限定することができ、クライアント端末装置の要求に対するサーバ装置の応答時間を短縮することができる。その結果、クライアント端末装置における画面表示とその更新を高速化することができる。
【0033】
また、画面情報が管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視し、画面情報が変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して保存しておくことにより、クライアント端末装置から要求を受信したときには、この要求に対応する画面情報が未作成の場合のみ送信ファイルを作成すればよいので、クライアント端末装置における画面表示を更に高速化することができる。
【0034】
また、画面情報を、クライアント端末装置あるいは管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、半固定情報については、送信ファイルによりクライアント端末装置に送信し、随時変化情報については、クライアント端末装置がサーバ装置から随時取得するプログラムをクライアント端末装置に送信して実行させることにより、随時変化情報を送信ファイル(半固定情報)と切り離して扱うことができ、クライアント端末装置からの要求受信時のサーバ装置の処理を送信ファイルの配布処理のみに限定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態となる状態監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】操作・監視画面の1例であるソフトウェアアナンシエータ画面を示す図である。
【図3】操作・監視画面の1例であるポイントグラフ画面を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるコントローラの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるコントローラの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…コントローラ、2…クライアント端末装置、11…データ収集部、12…通信制御部、13…Webサーバ、14…記憶部、15…制御部、131…静的Web処理部、132…動的Web処理部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットやイントラネットを利用して設備機器の状態を監視する状態監視システムに係り、特に設備機器の監視・操作のための画面情報をクライアント端末装置に送信して表示させる表示データ配信方法および表示データ配信プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インテリジェントビルなどの施設の設備機器を監視する状態監視システムでは、各設備機器からの情報を専用回線を介して一括して管理していた。しかし、昨今のネットワーク技術の発達により、専用回線でなく、一般の通信回線により情報を発信するといったシステムのオープン化が主流となってきている。このような状態監視システムでは、例えば各設備機器の運転情報などのデータをイントラネットやインターネット経由でクライアント端末装置に送信したり、クライアント端末装置から設備機器の運転/停止などの操作を行ったりすることができるようにしていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
設備機器を制御するコントローラからデータを収集してクライアント端末装置に送信するサーバ装置は、クライアント端末装置から表示したい画面やデータ等の要求を受信すると、Java(登録商標)技術を用いた動的Web処理を行い、作成したHTMLファイルをクライアント端末装置に返信し、クライアント端末装置のブラウザ上に表示させるようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−177611号公報
【特許文献2】
特開2002−91560号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の状態監視システムでは、クライアント端末装置からの要求に対して毎回HTMLファイルを動的に作成して送信するため、クライアント端末装置における画面表示に時間がかかるという問題点があり、クライアント端末装置のオペレータが精神的なストレスを感じる可能性があった。特に、このような表示の遅れは、サーバ装置をコントローラ等に組み込んだ場合により顕著となる。その理由は、サーバ装置をコントローラ等に実装する場合、CPUやメモリなどのシステム資源が限られており、かつ動的にHTMLファイルを作成して送信する処理とその他の処理でシステム資源を共有するため、サーバ装置単体の場合に比べて、動的にHTMLファイルを作成する処理で性能劣化が生じるからである。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、クライアント端末装置における画面表示を高速化することができる表示データ配信方法および表示データ配信プログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、クライアント端末装置からの要求に応じて、設備機器の監視・操作のための画面情報をサーバ装置からネットワークを介して前記クライアント端末装置に送信して表示させる表示データ配信方法であって、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されていない場合、前記要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記サーバ装置に保存する第1の作成手順と、前記第1の作成手順で作成した送信ファイルを前記サーバ装置から前記クライアント端末装置に送信する第1の送信手順と、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されている場合、この保存された画面情報の送信ファイルを前記サーバ装置から前記クライアント端末装置に送信する第2の送信手順とを実行するようにしたものである。画面情報の送信ファイルが未作成の場合と、画面情報を変化させる管理者の要求が画面情報の保存時以降に発生した場合には、画面情報の送信ファイルが作成される。
また、本発明の表示データ配信方法の1構成例は、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する監視手順と、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記サーバ装置に保存する第2の作成手順とを実行するようにしたものである。
また、本発明の表示データ配信方法の1構成例は、画面情報を、前記クライアント端末装置あるいは前記管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、前記半固定情報については、前記送信ファイルにより前記クライアント端末装置に送信し、前記随時変化情報については、前記クライアント端末装置が前記サーバ装置から随時取得するプログラムを前記クライアント端末装置に送信して実行させるようにしたものである。
【0008】
また、本発明は、クライアント端末装置からの要求に応じて、設備機器の監視・操作のための画面情報をネットワークを介して前記クライアント端末装置に送信して表示させるサーバ装置としてコンピュータを動作させる表示データ配信プログラムであって、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されていない場合、前記要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成してメモリに保存する第1の作成手順と、前記第1の作成手順で作成された送信ファイルを前記クライアント端末装置に送信する第1の送信手順と、前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報がメモリに保存されている場合、この保存された画面情報の送信ファイルを前記クライアント端末装置に送信する第2の送信手順とをコンピュータに実行させるようにしたものである。
また、本発明の表示データ配信プログラムの1構成例は、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する監視手順と、前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記メモリに保存する第2の作成手順とをコンピュータに実行させるようにしたものである。
また、本発明の表示データ配信プログラムの1構成例は、前記画面情報を、前記クライアント端末装置あるいは前記管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、前記半固定情報については、前記送信ファイルにより前記クライアント端末装置に送信し、前記随時変化情報については、前記クライアント端末装置が前記コンピュータから随時取得するプログラムを前記クライアント端末装置に送信して実行させるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態となる状態監視システムの構成を示すブロック図である。状態監視システムは、空調設備や照明設備などの設備機器(不図示)の監視・制御を行うコントローラ1と、インターネット等のネットワークを介してコントローラ1と接続されたパーソナルコンピュータ等からなるクライアント端末装置2とから構成される。クライアント端末装置2にデータを送信するサーバ装置の機能は、コントローラ1に組み込まれている。
【0010】
コントローラ1は、設備機器のデータを収集するデータ収集部11と、クライアント端末装置2と通信を行う通信制御部12と、通信制御部12を介してクライアント端末装置2にHTMLファイルを送信して、オペレータの要求に応じた画面表示をクライアント端末装置2で行うWebサーバ13と、データ収集部11によって収集されたデータやWebサーバ13によって作成されたHTMLファイルを記憶する記憶部14と、コントローラ全体を制御する制御部15とを有する。Webサーバ13は、静的Web処理部131と、動的Web処理部132とから構成される。
【0011】
Webサーバ13は、クライアント端末装置2のオペレータの要求に応じてHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する。この結果、クライアント端末装置2の表示部に操作・監視画面が表示される。操作・監視画面としては、設備機器の監視や発停・設定操作などを画面上から行う図2のようなソフトウェアアナンシエータ画面201、複数の設備機器の状態を平面図や系統図等のグラフィック画面で表現する図3のようなポイントグラフ画面301、警報や機器の操作・状態変化などプリンタに印字される情報を画面上でリアルタイムに表示するバーチャルプリンタ画面(不図示)、これらの画面をアイコンでツリー状に表示するシステムナビゲータ画面(不図示)などがある。
【0012】
以上のような操作・監視画面で表示される情報には、管理者あるいはクライアント端末装置2から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、管理者あるいはクライアント端末装置2の要求に応じて変化すると共に、設備機器の状態変化や時間の経過など管理者やクライアント端末装置2の要求と無関係に随時変化する随時変化情報とがある。
【0013】
例えば図2に示したソフトウェアアナンシエータ画面201において、「4F空調機」という監視区域の名称202や、「空調機発停」,「空調機状態」,「外気冷房中」,「還気温度」といった管理ポイントの名称203、管理ポイントの状態を設定・変更したり管理ポイントを変更したりするための「操作」,「スケジュール」,「トレンド」といった操作ボタン204、これらの名称やボタンを区切る表示枠205などが半固定情報である。同様に、図3に示したポイントグラフ画面301において、監視区域の名称302や、管理ポイントの名称303、操作ボタン304、表示枠305、設備機器を表す図形306などが半固定情報である。
【0014】
一方、管理ポイントの状態を表示する「運転」,「正常」,「22.4℃」といった文字情報206,307、管理ポイントの状態(可動、休止、異常など)を光の明滅で表示するランプ207などが随時変化情報である。
【0015】
本実施の形態では、半固定情報をHTMLファイルで扱い、随時変化情報についてはJavaのアプレット(Applet)技術を用いてその変化に対応することでWebサーバ13と切り離して扱う。これにより、通常は静的なHTMLファイルの送信のみにWebサーバ13の処理を限定することができ、HTMLファイルの未作成時と半固定情報に変化が生じたときのみ動的にHTMLファイルを作成する。
【0016】
以下、本実施の形態の状態監視システムの動作について詳細に説明する。図4はコントローラ(サーバ装置)1の動作を示すフローチャートである。まず、クライアント端末装置2のオペレータは、必要に応じてクライアント端末装置2を操作して、コントローラ1に対して要求を出す。このときの要求としては、例えば操作・監視画面の切り替えや、設備機器の発停・設定操作などがある。
【0017】
Webサーバ13の静的Web処理部131は、クライアント端末装置2から通信制御部12を通じて要求を受信すると(図4ステップS1においてYES)、この要求に対応するHTMLファイル(半固定情報)が記憶部14に存在するかどうかを判定する(ステップS2)。
【0018】
要求に対応するHTMLファイルが存在しない場合、静的Web処理部131は、動的Web処理部132に動的Web処理の実行を指示する。この指示により、動的Web処理部132は、クライアント端末装置2の要求に対応するHTMLファイルをJava技術を用いて作成し、作成したHTMLファイルを記憶部14に保存する(ステップS3)。そして、静的Web処理部131は、動的Web処理部132によって作成されたHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する(ステップS4)。
【0019】
一方、クライアント端末装置2の要求に対応するHTMLファイルが動的Web処理部132によって過去に作成されている場合には、ステップS2において判定YESとなる。この場合、静的Web処理部131は、クライアント端末装置2の要求に対応するHTMLファイルの保存後に半固定情報を変化させる要求が状態監視システムの管理者から発生しているかどうかを判定する(ステップS5)。管理者の要求としては、例えば管理ポイントの変更などがある。
【0020】
管理者の要求により半固定情報に変更がある場合、前述のステップS3の動的Web処理が実行される。すなわち、動的Web処理部132は、半固定情報の変化に対応するHTMLファイルを作成し、作成したHTMLファイルを記憶部14に保存する。静的Web処理部131は、動的Web処理部132によって作成されたHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する(ステップS4)。また、半固定情報に変化がない場合、静的Web処理部131は、記憶部14に保存されている作成済みのHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信する(ステップS6)。
【0021】
以上のような図4の処理において、クライアント端末装置2に送信されるHTMLファイルには、随時変化情報を表示するためのソフトウェアであるアプレットが動的Web処理部132によって埋め込まれている。HTMLファイルを受信したクライアント端末装置2のブラウザは、受信したHTMLファイルに基づいて操作・監視画面の半固定情報を表示する。また、ブラウザは、半固定情報の表示と同時に、HTMLファイルのアプレットを実行して、コントローラ1の制御部15と通信を行い、HTMLファイルに対応する随時変化情報を取得して、半固定情報と共に表示する。
【0022】
アプレットの実行後に表示中の操作・監視画面の随時変化情報に変化があった場合には、コントローラ1の制御部15が変化後の随時変化情報をクライアント端末装置2に送信するので、クライアント端末装置2のブラウザは、受信した情報に基づいて表示中の随時変化情報を変更する。こうして、随時変化情報の変化に対応することができる。
【0023】
以上、説明したように、従来の状態監視システムでは、クライアント端末装置2からの要求がある度にHTMLファイルを作成していたため、この要求に対する応答にHTMLファイルの作成時間とHTMLファイルの送信時間とを要したが、本実施の形態では、HTMLファイルが未作成のときと半固定情報に変化があったときのみHTMLファイルを作成するようにしたので、通常はHTMLファイルの送信のみに処理を限定することができ、クライアント端末装置2における操作・監視画面の表示を高速化することができる。
【0024】
また、本実施の形態では、Java技術などの汎用技術を応用することにより、コントローラ1とクライアント端末装置2の過去に培われたソフトウェア資産の再利用性を失うことなく、表示の高速化を実現することができる。その結果、表示の高速化によって開発効率が下がることを防止でき、開発コストの低減も期待することができる。
【0025】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、状態監視システムの構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1の符号を用いて説明する。第1の実施の形態では、HTMLファイルの保存後に半固定情報を変化させる要求が管理者から発生した場合(図4ステップS5においてYES)、動的Web処理を実行しなければならない。本実施の形態は、このような場合であっても、HTMLファイルの送信だけで対応することを目的とする。
【0026】
以下、本実施の形態の状態監視システムの動作について詳細に説明する。図5はコントローラ1の動作を示すフローチャートである。本実施の形態のコントローラ(サーバ装置)1は、図4に示した処理と図5に示した処理を並行して非同期で行う。Webサーバ13の静的Web処理部131は、半固定情報が管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する(図5ステップS7)。
【0027】
管理者の要求により半固定情報に変化が生じた場合、静的Web処理部131は、動的Web処理部132に動的Web処理の実行を指示する。この指示により、動的Web処理部132は、管理者の要求に対応するHTMLファイルをJava技術を用いて作成し、作成したHTMLファイルを記憶部14に格納する(ステップS8)。
【0028】
以上のように、管理者の要求により半固定情報に変化が生じた場合には、この変化に対応するHTMLファイルを作成しておくので、図4のステップS5では判定NOとなる。つまり、クライアント端末装置2から要求があったときには、作成済みのHTMLファイルをクライアント端末装置2に送信するだけでよい(ステップS6)。したがって、クライアント端末装置2における操作・監視画面の表示を第1の実施の形態よりも更に高速化することができる。
【0029】
なお、第1、第2の実施の形態で示したコントローラ(サーバ装置)1の構成はコンピュータで実現することができる。このコンピュータは、CPU、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フレキシブルディスク装置等の補助記憶装置、ハードディスク装置等の大容量の外部記憶装置、設備機器やネットワークとのインタフェースとなるインタフェース装置といった構成を有している。
【0030】
本発明の表示データ配信方法を実現させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の記録媒体に記録された状態で提供される。この記録媒体をコンピュータの補助記憶装置に挿入すると、媒体に記録されたプログラムが読み取られる。そして、CPUは、読み込んだプログラムをRAMあるいは外部記憶装置に書き込み、このプログラムに従って第1、第2の実施の形態で説明したような処理を実行する。
【0031】
また、第1、第2の実施の形態では、サーバ装置をコントローラ1に組み込んだ場合を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、コントローラとは別個のサーバ装置に本発明を適用してもよいことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、画面情報の送信ファイルが未作成のときと管理者の要求により画面情報に変化があったときのみ送信ファイルを作成するようにしたので、通常はファイルの送信のみにサーバ装置の処理を限定することができ、クライアント端末装置の要求に対するサーバ装置の応答時間を短縮することができる。その結果、クライアント端末装置における画面表示とその更新を高速化することができる。
【0033】
また、画面情報が管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視し、画面情報が変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して保存しておくことにより、クライアント端末装置から要求を受信したときには、この要求に対応する画面情報が未作成の場合のみ送信ファイルを作成すればよいので、クライアント端末装置における画面表示を更に高速化することができる。
【0034】
また、画面情報を、クライアント端末装置あるいは管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、半固定情報については、送信ファイルによりクライアント端末装置に送信し、随時変化情報については、クライアント端末装置がサーバ装置から随時取得するプログラムをクライアント端末装置に送信して実行させることにより、随時変化情報を送信ファイル(半固定情報)と切り離して扱うことができ、クライアント端末装置からの要求受信時のサーバ装置の処理を送信ファイルの配布処理のみに限定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態となる状態監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】操作・監視画面の1例であるソフトウェアアナンシエータ画面を示す図である。
【図3】操作・監視画面の1例であるポイントグラフ画面を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるコントローラの動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるコントローラの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…コントローラ、2…クライアント端末装置、11…データ収集部、12…通信制御部、13…Webサーバ、14…記憶部、15…制御部、131…静的Web処理部、132…動的Web処理部。
Claims (6)
- クライアント端末装置からの要求に応じて、設備機器の監視・操作のための画面情報をサーバ装置からネットワークを介して前記クライアント端末装置に送信して表示させる表示データ配信方法であって、
前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されていない場合、前記要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記サーバ装置に保存する第1の作成手順と、
前記第1の作成手順で作成した送信ファイルを前記サーバ装置から前記クライアント端末装置に送信する第1の送信手順と、
前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されている場合、この保存された画面情報の送信ファイルを前記サーバ装置から前記クライアント端末装置に送信する第2の送信手順とを実行することを特徴とする表示データ配信方法。 - 請求項1記載の表示データ配信方法において、
前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する監視手順と、
前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記サーバ装置に保存する第2の作成手順とを実行することを特徴とする表示データ配信方法。 - 請求項1又は2記載の表示データ配信方法において、
前記画面情報を、前記クライアント端末装置あるいは前記管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、
前記半固定情報については、前記送信ファイルにより前記クライアント端末装置に送信し、
前記随時変化情報については、前記クライアント端末装置が前記サーバ装置から随時取得するプログラムを前記クライアント端末装置に送信して実行させることを特徴とする表示データ配信方法。 - クライアント端末装置からの要求に応じて、設備機器の監視・操作のための画面情報をネットワークを介して前記クライアント端末装置に送信して表示させるサーバ装置としてコンピュータを動作させる表示データ配信プログラムであって、
前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報が保存されていない場合、前記要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成してメモリに保存する第1の作成手順と、
前記第1の作成手順で作成された送信ファイルを前記クライアント端末装置に送信する第1の送信手順と、
前記クライアント端末装置からの要求を受信したとき、この要求に対応する画面情報がメモリに保存されている場合、この保存された画面情報の送信ファイルを前記クライアント端末装置に送信する第2の送信手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする表示データ配信プログラム。 - 請求項4記載の表示データ配信プログラムにおいて、
前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化するかどうかを一定時間毎に監視する監視手順と、
前記画面情報が前記管理者からの要求によって変化する場合、この要求に対応する画面情報の送信ファイルを作成して前記メモリに保存する第2の作成手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする表示データ配信プログラム。 - 請求項4又は5記載の表示データ配信プログラムにおいて、
前記画面情報を、前記クライアント端末装置あるいは前記管理者から要求があった場合のみ変化する半固定情報と、半固定情報以外の随時変化情報とに分け、
前記半固定情報については、前記送信ファイルにより前記クライアント端末装置に送信し、
前記随時変化情報については、前記クライアント端末装置が前記コンピュータから随時取得するプログラムを前記クライアント端末装置に送信して実行させることを特徴とする表示データ配信プログラム。
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JP2002345327A JP2004178371A (ja) | 2002-11-28 | 2002-11-28 | 表示データ配信方法および表示データ配信プログラム |
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Cited By (2)
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WO2011070677A1 (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-16 | 富士通株式会社 | 情報処理装置及び制御方法 |
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2002
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