JP3979356B2 - 管理マネージャ計算機、記録媒体、および、計算機運用管理方法 - Google Patents

管理マネージャ計算機、記録媒体、および、計算機運用管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の計算機が接続されたネットワークに接続され、これらの計算機を管理する管理マネージャ計算機に係り、特に、管理マネージャ計算機が、各計算機で実行される運用処理を一元的に管理することを可能とする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の計算機がネットワークで接続された計算機システムにおいては、例えば、「JP1自動ジョブ運用管理マニュアル(日立,3020-3-735)」や、「JP1自動オペレーションシステム(日立,3020-3-736)」や、「JP1ネットワーク印刷機能マニュアル(日立,3020-3-737)」に記載されているように、各計算機ごと、または、各計算機で実行される運用処理ごとに、該運用処理の実行予定が定義されるようになっており、また、各運用処理の実行結果は、該運用処理の実行予定を定義するための画面とは別の画面によって表示されるようになっている。
【0003】
なお、各運用処理としては、例えば、計算機の電源投入/切断処理,ジョブの実行処理,実行結果の印刷処理,特定の事象の発生時に実行する処理などが挙げられる。
【0004】
一方、「日経コンピュータ(1996.1.22)」の115頁〜117頁、および、「日経オープンシステム(1997.6(no.51))」の234頁〜239頁では、上述した例も含めて、各運用処理の実行を制御するため専用のプログラムが、個別の製品として提供されていることが紹介されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術は、比較的小規模な計算機システムで必要な運用処理についての定義および実行結果の確認を行う場合には好適であるが、複数の運用処理を組み合わせて実行することが多い大規模な計算機システムにおいては、各運用処理についての定義および実行結果の確認を個別に行う必要があることから、上述した従来技術を適用すると、計算機システムとしてのトータルな管理が困難となる。
【0006】
特に、大規模な計算機システムにおいては、組み合わせて実行される複数の運用処理が複数の計算機に渡る場合も考えられるので、計算機システムとしてのトータルな管理を可能とするために、全ての運用処理についての定義および実行結果の確認を、1台の計算機(管理マネージャ計算機)で行うことを可能とすることが好ましい。
【0007】
しかしながら、全ての運用処理についての定義および実行結果の確認を管理マネージャ計算機で行うようにする場合には、管理マネージャ計算機と各計算機との間で通信を行う必要が生じるので、ネットワークトラフィックについても考慮しなければならなくなる。
【0008】
そこで、本発明の目的は、複数の計算機が接続された計算機システムにおいて、これらの計算機を管理する管理マネージャ計算機が、各計算機で実行される運用処理を一元的に管理することを可能とすることにあり、さらに、このとき、ネットワークに余計な負荷をかけないようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、第1の態様として、
複数の計算機が接続されたネットワークに接続され、これらの計算機を管理する管理マネージャ計算機であって、
各計算機から、該計算機で実行された運用処理の実行結果を示すログ情報、および、該運用処理の実行過程で発生したイベントを示すイベント情報を収集する収集手段と、
各計算機で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報、並びに、上記収集手段が収集したログ情報およびイベント情報をデータベースに格納する格納する格納手段と、
上記格納手段がデータベースに格納した情報を参照することにより、各計算機に係る運用定義情報と、該運用定義情報によって定義された運用処理のログ情報およびイベント情報とを関連付けて表示する表示手段とを有することを特徴とした管理マネージャ計算機を提供している。
【0010】
また、本発明は、第2の態様として、
複数の計算機が接続されたネットワークに接続され、これらの計算機を管理する管理マネージャ計算機であって、
各計算機から、該計算機で実行された運用処理の実行結果を示すログ情報、および、該運用処理の実行過程で発生したイベントを示すイベント情報を収集する収集手段と、
各計算機で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報、並びに、上記収集手段が収集したログ情報およびイベント情報をデータベースに格納する格納する格納手段と、
上記格納手段がデータベースに格納した情報を参照することにより、各計算機について、該計算機に係る運用定義情報によって定義された運用処理の一覧を記述した領域、および、該計算機のログ情報を記述した領域を、同じ画面に表示する表示手段とを有することを特徴とした管理マネージャ計算機を提供している。
また、本発明は、第3の態様として、
複数の計算機が接続されたネットワークに接続され、これらの計算機を管理する管理マネージャ計算機であって、
各運用処理の実行予定および各運用処理を実行すべき計算機が定義された運用定義情報を一括して作成する一括定義手段と、
上記一括定義手段が作成した運用定義情報を、各計算機に配布する配布手段と、
各計算機から、該計算機で個別に作成された運用定義情報、および、上記配布手段が配布した運用定義情報から自計算機に係る部分を該計算機が展開した運用定義情報を収集すると共に、該計算機で実行された運用処理の実行結果を示すログ情報、および、該運用処理の実行過程で発生したイベントを示すイベント情報を収集する収集手段と、
上記収集手段が収集した運用定義情報、並びに、上記収集手段が収集したログ情報およびイベント情報をデータベースに格納する格納する格納手段と、
上記格納手段がデータベースに格納した情報を参照することにより、各計算機に係る運用定義情報と、該運用定義情報によって定義された運用処理のログ情報およびイベント情報とを関連付けて表示する表示手段とを有することを特徴とした管理マネージャ計算機を提供している。
【0011】
なお、第3の態様の管理マネージャ計算機に管理される各計算機は、
管理マネージャ計算機から配布された運用定義情報から、自計算機に係る部分の運用定義情報を展開するようにすると共に、自計算機で実行された運用処理のログ情報およびイベント情報を、予め定めた共通の形式に変換するようにすることが好ましい。
【0012】
また、第3の態様において、
上記一括定義手段は、
全ての計算機で実行されるべき運用処理については、全ての計算機である旨を示す予め定めた情報を用いて、該運用処理を実行すべき計算機を定義するようにすることができる。
【0013】
また、第1の態様〜第3の態様のいずれにおいても、
上記収集手段は、
各計算機のログ情報のうちの、予め定めた種類のログ情報については、定期的または予め定めたタイミングで収集し、その他の種類のログ情報については、上記表示手段による表示で必要となったときに収集するようにすることができる。
また、第1の態様〜第3の態様のいずれにおいても、
上記表示手段は、
上記収集手段が収集したイベント情報の全部または一部については、収集後ただちに表示するようにすることができる。
【0014】
なお、本明細書においては、「計算機」とは、単に演算を行う装置ではなく、通信処理をはじめとする各種情報処理を行う装置を意味している。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図4に、本実施形態に係る計算機システムの全体構成を示す。図中、401は管理マネージャ計算機、402〜407は管理マネージャ計算機の管理対象となる管理対象計算機、408〜413はネットワークである。
【0017】
本実施形態に係る計算機システムは、管理対象計算機(402〜407)で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報を、管理マネージャ計算機(401)が一括して作成することを可能とすると共に、管理対象計算機(402〜407)で実行された運用処理について、その実行結果を示すログ情報およびその実行過程で発生したイベントを示すイベント情報を、管理マネージャ計算機(401)が一括して管理することを可能とするものである。
【0018】
これにより、管理マネージャ計算機(401)は、運用定義情報,ログ情報,イベント情報をデータベース化して蓄積することができるので、これらの情報を必要に応じて参照することが可能となると共に、これらの情報を関連付けた多様な切り口からの表示を行うことが可能となる。
【0019】
図1に、管理対象計算機(402〜407)で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報を、管理マネージャ計算機(401)が一括して作成するためのシステム構成を示す。図1では、図4の管理マネージャ計算機(401)と1台の管理対象計算機(402)についてのみ示しているが、他の管理対象計算機(403〜407)も、管理対象計算機(402)と同様である。
【0020】
図1に示すように、管理マネージャ計算機(401)は、管理アプリケーション部(101)と、定義情報管理部(102)と、データベース(103)とを備えて構成されている。
【0021】
管理アプリケーション部(101)は、管理対象計算機(402〜407)で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報を作成する一括定義部(104)と、後述する統合管理画面等を表示する統合管理画面表示部(105)とを有している。定義情報管理部(102)は、管理対象計算機(402〜407)に運用定義情報を配布したり、管理対象計算機(402〜407)から運用定義情報を収集したりする定義情報配布・収集部(106)を有し、データベース(103)に運用定義情報を格納したり、データベース(103)に格納されている運用定義情報の検索/参照を行う。
【0022】
また、図1に示すように、管理対象計算機(402〜407)は、ジョブ実行制御部(110),電源制御部(111),印刷実行制御部(112)等の、運用定義情報によって定義された運用処理を実行する運用実行部分と、統合管理エージェント(113)とを備えて構成されている。
【0023】
統合管理エージェント(113)は、管理マネージャ計算機(401)から配布された運用定義情報から、自計算機に係る部分の運用定義情報を展開する定義情報展開部(114)と、自計算機で個別に作成された運用定義情報も含めて、自計算機に係る運用定義情報を管理マネージャ計算機(401)に通知する定義情報通知部(115)とを有している。
【0024】
図2に、管理対象計算機(402〜407)で実行された運用処理のログ情報およびイベント情報を、管理マネージャ計算機(401)が一括して管理するためのシステム構成を示す。図2では、図4の管理マネージャ計算機(401)と1台の管理対象計算機(402)についてのみ示しているが、他の管理対象計算機(403〜407)も、管理対象計算機(402)と同様である。
【0025】
図2に示すように、管理マネージャ計算機(401)は、管理アプリケーション部(101)と、イベント・ログ管理部(201)と、データベース(103)とを備えて構成されている。
【0026】
管理アプリケーション部(101)は、後述する統合管理画面等を表示する統合管理画面表示部(105)を有している。イベント・ログ管理部(201)は、管理対象計算機(402〜407)からイベント情報およびログ情報を収集するイベント・ログ収集部(202)を有し、データベース(103)にイベント情報およびログ情報を格納したり、データベース(103)に格納されているイベント情報およびログ情報の検索/参照を行う。また、イベント・ログ管理部(201)は、リアルタイムに運用管理者等に通知すべきイベント情報については、データベース(103)に格納すると共に、統合管理画面表示部(105)に出力する。
【0027】
また、図2に示すように、管理対象計算機(402〜407)は、ジョブ実行制御部(110),電源制御部(111),印刷実行制御部(112)等の、運用定義情報によって定義された運用処理を実行する運用実行部分と、統合管理エージェント(113)とを備えて構成されている。
【0028】
統合管理エージェント(113)は、自計算機で実行された運用処理のログ情報およびイベント情報を、予め定めた共通の形式に変換する正規化部(210)と、正規化されたログ情報やイベント情報を管理マネージャ計算機(401)に通知するイベント・ログ通知部(211)とを有している。
【0029】
図3に、管理マネージャ計算機(401)および管理対象計算機(402〜407)のハードウェア構成を示す。
【0030】
図3に示すように、各計算機は、中央処理装置(301)と、主記憶装置(302)と、通信回線(303)やローカルエリアネットワーク(304)等のネットワークとの間のデータの入出力を制御するネットワーク制御装置(305)と、ディスク装置(306)およびその入出力を制御するディスク制御装置(307)と、表示装置(308)およびその入出力を制御する表示制御装置(309)とを備えて構成されている。
【0031】
図1および図2の構成ブロックのうち、データベース(103)はディスク装置(306)上に実現され、その他の構成ブロックは、ディスク装置(306)に格納されているプログラムを中央処理装置(301)が主記憶装置(302)上にロードして実行することで実現される。なお、このプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録され、図示していないドライバによって読み込まれて、ディスク装置(306)に格納されるようにすることができる。
【0032】
以下、図1のシステム構成における運用定義情報の一括定義および配布の手順について、図6(a)を用いて説明する。
【0033】
図6(a)に示すように、管理マネージャ計算機(401)においては、定義情報管理部(102)が、管理アプリケーション部(101)が有する一括定義部(104)で定義された運用定義情報をデータベース(103)に格納する(ステップ601)。データベース(103)に格納された運用定義情報は、定義情報管理部(102)が有する定義情報配布・収集部(106)によって、予め指定されたタイミングで管理対象計算機(402〜407)に配布される(ステップ602)。
【0034】
運用定義情報が配布された管理対象計算機(402〜407)においては、統合管理エージェント(113)が有する定義情報展開部(114)が、配布された運用定義情報から、自計算機に係る部分の運用定義情報を展開して、ジョブ実行制御部(110),電源制御部(111),印刷実行制御部(112)等の運用実行部分に引き渡し(ステップ603)、運用実行部分は、各々、引き渡された運用定義情報によって定義された運用処理を実行する(ステップ604)。
【0035】
一方、管理マネージャ計算機(401)においては、定義情報管理部(102)が有する定義情報配布・収集部(106)が、管理対象計算機(402〜407)で個別に作成された運用定義情報も含めて、管理対象計算機(402〜407)に係る運用定義情報を、管理対象計算機(402〜407)から収集する(ステップ605)。続いて、定義情報管理部(102)が、収集した運用定義情報をデータベース(103)に格納する(ステップ606)。
【0036】
このようにしてデータベース(103)に格納された運用定義情報は、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)が、運用管理者等からの参照要求に応じて後述する統合管理画面を表示する際に、定義情報管理部(102)によって検索/参照されることとなる。
【0037】
なお、運用定義情報の収集は、管理マネージャ計算機(401)において、定義情報管理部(102)が有する定義情報配布・収集部(106)が、管理対象計算機(402〜407)に対して定期的に命令を発行することで実現するようにしてもよいし、また、管理対象計算機(402〜407)において、統合管理エージェント(113)が有する定義情報通知部(115)が、予め定めたタイミングで、管理マネージャ計算機(401)に対して自発的に運用定義情報を通知することで実現するようにしてもよい。
【0038】
図7に、管理マネージャ計算機(401)が一括定義した運用定義情報の一例を示す。図中、701は運用定義情報である。
【0039】
運用定義情報(701)において、「定義対象(710)」は、定義対象となる管理対象計算機を定義する部分であり、複数の管理対象計算機からなるグループや単一の管理対象計算機を指定することが可能である。なお、図7に示すように、「定義対象(710)」に、予め定めた情報(ここでは、「default」)が指定されている場合は、全ての管理対象計算機が定義対象である旨を示す。
【0040】
「電源制御(711)」は、定義対象となる管理対象計算機の電源投入/切断処理の実行スケジュールや切断方法等を定義する部分であり、「ジョブ実行制御(712)」は、定義対象となる管理対象計算機上のジョブネットおよびジョブネット上のジョブを定義する部分である。図7の例では、「ジョブネットA」は、「ジョブA1」の実行が完了した後、「ジョブA21」と「ジョブA22」とを並列に実行し、これらの両方の実行が完了した時点で「ジョブA3」を実行する旨を定義している。
【0041】
このように、運用管理者等は、管理マネージャ計算機(401)において、各運用処理の実行予定および各運用処理を実行すべき計算機を指定することで、管理対象計算機で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報を一括して作成することができる。
【0042】
図8に、図7の運用定義情報(701)が管理対象計算機で展開された後の一例を示す。図8では、図1の管理対象計算機(402〜407)で展開された後の運用定義情報(801〜802)について示しており、これらは、各々、電源制御部(111)およびジョブ実行制御部(110)に引き渡される。
【0043】
次に、図2のシステム構成におけるイベント情報およびログ情報の収集および一括管理の手順について、図6(b)を用いて説明する。
【0044】
図6(b)に示すように、管理対象計算機(402〜407)においては、統合管理エージェント(113)が有する正規化部(210)は、運用実行部分から通知されたイベント情報またはログ情報が、管理マネージャ計算機(401)に通知すべきであると予め指定されている種類の情報である場合には、これを、予め定めた共通の形式に変換し、イベント・ログ通知部(211)によって管理マネージャ計算機(401)に通知する(ステップ610)。
【0045】
イベント情報またはログ情報が通知された管理マネージャ計算機(401)においては、イベント・ログ管理部(201)が有するイベント・ログ収集部(202)が、通知されたイベント情報やログ情報をデータベース(103)に格納する(ステップ611)。特に、イベント情報については、運用過程でリアルタイムに発生する情報であるので、イベント情報が通知された場合には、ただちに、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)によって、表示装置(308)に表示するようにすることが好ましい(ステップ612)。
【0046】
このようにしてデータベース(103)に格納されたイベント情報およびログ情報は、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)が、運用管理者等からの参照要求に応じて後述する統合管理画面を表示する際に、定義情報管理部(102)によって検索/参照されることとなる。
【0047】
なお、イベント情報およびログ情報の通知は、リアルタイム性が高いイベント情報(特に、障害を示すイベント情報)については、管理対象計算機(402〜407)において、統合管理エージェント(113)が有するイベント・ログ通知部(211)が、管理マネージャ計算機(401)に対して自発的にイベント情報を通知することで実現することが好ましいが、ログ情報については、管理マネージャ計算機(401)において、イベント・ログ管理部(201)が有するイベント・ログ収集部(202)が、管理対象計算機(402〜407)に対して定期的に命令を発行することで実現するようにしてもよいし、また、管理対象計算機(402〜407)において、統合管理エージェント(113)が有するイベント・ログ通知部(211)が、予め定めたタイミングで、管理マネージャ計算機(401)に対して自発的にログ情報を通知することで実現するようにしてもよい。
【0048】
さて、以下に、管理マネージャ計算機(401)において、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)が表示する統合管理画面の一例について、図5を用いて説明する。
【0049】
管理マネージャ計算機(401)においては、上述したようにして、運用定義情報,イベント情報,ログ情報がデータベース(103)に格納されるので、運用管理者等は、これらの情報を活用して、計算機システムの運用状況を把握することが可能となる。すなわち、管理マネージャ計算機(401)において、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)は、運用管理者等から参照が要求された情報を、定義情報管理部(102)によって検索/参照し、検索/参照された情報を用いて統合管理画面を作成し、作成した統合管理画面を表示装置(308)に表示するので、運用管理者等は、表示装置(308)に表示された統合管理画面を見ることで、計算機システムの運用状況を把握することが可能となる。
【0050】
図5において、画面1(501)は、管理マネージャ計算機(401)が管理する管理対象計算機およびそれらのグループを確認するための統合管理画面であり、本例では、4台の管理対象計算機が表示されている。各管理対象計算機は、アイコンとして表示されており、運用管理者等は、例えば、画面1(501)において、「計算機A(502)」をマウスでダブルクリックすることで、画面1(501)から画面2(503)に遷移させることが可能である。
【0051】
また、図5において、画面2(503)は、「計算機A」の運用状況を確認するための統合管理画面であり、「計算機A」について、現在のジョブの実行状況(504)と、「計算機A」上で実行が定義されているジョブネットの一覧(505)と、過去の動作履歴であるログ情報の一覧(506)とが、メッセージ形式で表示されている。運用管理者等は、例えば、画面2(503)において、「ジョブネットA」に関する運用状況を確認したい場合は、ジョブネットの一覧(505)のうちの「ジョブネットA」に関する行をマウスでダブルクリックすることで、画面2(503)から画面3(507)に遷移させることが可能である。
【0052】
また、図5において、画面3(507)は、「計算機A」上の「ジョブネットA」に関する統合管理画面であり、「計算機A」について、「電源投入(509)」,「ジョブネットA(510)の実行」,「実行結果の印刷(511)」という一連の運用処理が定義された運用定義情報を示している。
【0053】
なお、これらの運用処理(509〜511)は、アイコンとして表示されており、各アイコンの表示態様を変更(例えば、色の変更等)することで、「未実行」,「実行中」,「実行の正常終了」,「実行の異常終了」といった各種状態を表すようにすることができる。ここで、統合管理画面表示部(105)は、各アイコンの表示態様を変更する際に、対応する運用処理(509〜511)のその時点での最新のイベント情報を、イベント・ログ管理部(201)が有するイベント・ログ収集部(202)によって収集するようにすることが好ましい。
【0054】
運用管理者等は、例えば、画面3(507)において、「ジョブネットA(510)」をマウスでダブルクリックすることで、画面3(507)から画面6(514)に遷移させることが可能である。
【0055】
また、図5において、画面5(512)は、画面3(507)で示した運用定義情報をカレンダー形式で確認するための統合管理画面であり、運用管理者等は、例えば、画面3(507)において、「カレンダー表示」というメニュー(図示せず。)を選択することで、画面3(507)から画面5(512)に遷移させることが可能である。本例では、「ジョブネットA」が斜線部分の日付(513)に実行されることを示している。
【0056】
また、図5において、画面6(514)は、「計算機A」上の「ジョブネットA」に関する詳細な統合管理画面であり、「ジョブネットA」について、「ジョブA1(515)」の実行が完了した後、「ジョブA21(516)」と「ジョブA22(517)」とを並列に実行し、これらの両方の実行が完了した時点で「ジョブA3(518)」を実行する旨が定義されている。
【0057】
なお、これらのジョブは、アイコンとして表示されており、各アイコンの表示態様を変更(例えば、色の変更等)することで、「未実行」,「実行中」,「実行の正常終了」,「実行の異常終了」といった各種状態を表すようにすることができる。ここで、統合管理画面表示部(105)は、各アイコンの表示態様を変更する際に、対応する運用処理(509〜511)のその時点での最新のイベント情報を、イベント・ログ管理部(201)が有するイベント・ログ収集部(202)によって収集するようにすることが好ましい。
【0058】
また、図5において、画面4(508)は、ログをジョブネットごとに確認するための統合管理画面であり、運用管理者等は、例えば、画面2(503)において、ログ情報の一覧(506)をマウスでダブルクリックすることで、画面2(503)から画面4(508)に遷移させることが可能である。また、運用管理者等は、例えば、画面2(503)において、ジョブの一覧(505)のうちの「ジョブネットA」に関する行をマウスでクリックして指定した上で、「ログ表示」というメニュー(図示せず。)を選択することで、画面2(503)から、「ジョブネットA」のログ情報のみが表示された画面(図示せず。)に遷移させることも可能である。
【0059】
なお、運用管理者等は、例えば、画面2(504)〜画面6(514)のいずれの画面においても、対応するメニューを選択することで、図示していない画面(イベント情報表示画面,統計表示画面,運用定義情報更新画面等)を含めた他の画面に遷移させることも可能である。
【0060】
以上説明したように、本実施形態によれば、管理マネージャ計算機(401)において、各計算機に係る運用定義情報と、該運用定義情報によって定義された運用処理のログ情報やイベント情報とを関連付けて表示するようにしているので、運用管理者等は、計算機システムの運用状況を把握することができると共に、今後の運用予定の計画に反映することが容易に行える。
【0061】
なお、上述したように、管理マネージャ計算機(401)は、イベント情報については、通知後ただちに、表示装置(308)に表示するようにすることが好ましく、このとき管理マネージャ計算機(401)で表示される画面は、例えば、図9(a)に示すようになる。
【0062】
図9(a)は、通知されたイベント情報のうちの、「計算機A」のイベント情報を、メッセージとして表示した画面の一例を示している。本図では、メッセージは、イベント情報の重要度(901)と、イベント情報が通知された日時(902〜903)と、通知元の管理対象計算機(904)と、メッセージ本体(905)とから構成されている。
【0063】
管理マネージャ計算機(401)は、通知された全てのイベント情報をメッセージとして表示してもよいが、図9(a)に示すように、予め指定された種類のイベント情報のみを表示するようにしてもよい。指定の基準としては、例えば、重要度,日付や時刻の範囲,通知元の管理対象計算機,運用処理の種類,イベント情報中に含まれている文字列のパターンなどが考えられ、運用管理者等は、管理マネージャ計算機(401)または管理対象計算機(402〜407)で、メッセージとして表示するイベント情報の種類を指定することが可能である。
【0064】
そして、管理マネージャ計算機(401)において、通知されたイベント情報をメッセージとして表示するか否かの判定は、イベント・ログ管理部(201)によって行われ、イベント・ログ管理部(201)は、メッセージとして表示すべきと判定したイベント情報については、ただちに、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)に通知し、統合管理画面表示部(105)がこれを表示する。そこで、例えば、図9(b)に示すように、障害を示すイベント情報のみをメッセージとして表示することも可能である。なお、イベント・ログ管理部(201)は、メッセージとして表示すると判定したか否かに関わらず、通知されたイベント情報をデータベース(103)に格納する。
【0065】
図10に、データベース(103)上の各種テーブルの構造の一例を示す。図中、1001はイベント・ログテーブル、1002は運用定義テーブルである。
【0066】
イベント・ログテーブル(1001)は、管理マネージャ計算機(401)が管理対象計算機から収集したイベント情報やログ情報を時系列に格納するためのテーブルである。1つのレコードは、イベント情報やログ情報の識別子(1010)と、その情報を通知した管理対象計算機の名称(1011)と、その情報が通知された時刻(1012)と、その情報の種別(1013)と、その情報が発生した運用処理が定義された運用定義情報の識別子(1014)と、詳細情報(1015)とから構成されている。詳細情報(1015)以外の情報(1010〜1014)は、管理対象計算機において、統合管理エージェント(113)が有する正規化部(210)によって、全てのイベント情報およびログ情報に共通の形式に正規化されている。
【0067】
運用定義テーブル(1002)は、運用定義情報の識別子(1016)と、定義対象となる管理対象計算機の名称(1017)と、運用定義情報の種別(1018)とから構成されている共通テーブル(1003)と、運用定義情報の種別(1018)ごとに対応する運用定義詳細テーブル(1004〜1005)とからなる。
【0068】
電源制御に関する運用定義詳細テーブル(1004)は、例えば、運用定義情報の識別子(1019)と、電源起動曜日(1020)と、電源起動時刻(1021)と、電源切断曜日(1022)と、電源切断時刻(1023)とから構成され、ジョブネットに関する運用定義詳細テーブル(1005)は、例えば、運用定義情報の識別子(1024)と、ジョブネットの名称(1025)と、ジョブネット起動曜日(1026)と、ジョブネット起動時刻(1027)と、構成ジョブ(1028)とから構成されている。
【0069】
管理マネージャ計算機(401)では、定義情報管理部(102)およびイベント・ログ管理部(201)が、図10のテーブル(1001〜1004)を、例えば、SQL等の言語で検索することによって、管理アプリケーション部(101)が有する統合管理画面表示部(105)が、図5に例示したような画面表示が可能となる。特に、イベント情報およびログ情報と運用定義情報との関連付けは、イベント・ログテーブル(1001)中の運用定義情報の識別子(1014)と、運用定義テーブル(1002)中の運用定義情報の識別子(1016,1019,1024)とで行うことができる。
【0070】
なお、管理マネージャ計算機(401)は、画面表示を行う際に、表示に必要な情報が図10のテーブル(1001〜1004)中に存在しない場合には、その時点で、図6に示した動作と同様の動作を行って、該情報を収集するようにする。
以下、運用定義情報,イベント情報,ログ情報を管理マネージャ計算機(401)でデータベース化して蓄積することの効果について説明する。
【0071】
第1の効果は、ネットワークトラヒック削減という効果である。これは、運用定義情報,イベント情報,ログ情報を管理マネージャ計算機(401)でデータベース化して蓄積することにより、運用管理者等がこれらの情報を参照する度に、管理マネージャ計算機(401)が管理対象計算機から必要な情報を収集する必要がなくなるからである。
【0072】
例えば、図4のネットワーク構成において、管理マネージャ計算機(401)が、1日に、6台の管理対象計算機(402〜407)の各々から、1Kバイトのログ情報を1000個収集して蓄積しておくためには、6Mバイト/日のネットワークトラフィックが発生することになるが、これらのログ情報を運用管理者等が1日に10回参照しようとした場合に、その度にログ情報を収集すると、60Mバイト/日のネットワークトラフィックが発生することになる。
【0073】
さらに、リアルタイム性が低いログ情報については、ネットワークトラフィックが低い時間帯(例えば、夜間等)に収集するようにすると、ネットワークトラフィックの削減効果は顕著なものとなる。
【0074】
第2の効果は、運用定義情報,イベント情報,ログ情報を管理マネージャ計算機(401)でデータベース化して蓄積することにより、図5に例示した統合管理画面のように、これらの情報を関連付けた多様な切り口からの表示を容易に行うことができるという効果である。
【0075】
なお、本実施形態に係る計算機システムでは、管理対象計算機(402〜407)が、管理マネージャ計算機(401)による一括定義の定義対象であるようになっているが、定義対象とはならない計算機がネットワーク(408〜413)に接続されている場合も考えられる。そこで、このような場合、管理マネージャ計算機(401)が管理対象計算機を認識するための方法としては、例えば、ブロードキャスト等の手段によって、計算機に組み込まれている統合管理エージェント(113)を自動的に検出するといった方法があり、このほかにも、定義対象となる管理対象計算機を予め管理マネージャ計算機(401)上で定義しておくことも可能である。
【0076】
また、本実施形態に係る計算機システムでは、管理対象計算機(402〜407)で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報を、管理マネージャ計算機(401)が一括して作成することを可能とすると共に、管理対象計算機(402〜407)で実行された運用処理のログ情報およびイベント情報を、管理マネージャ計算機(401)が一括して管理することを可能としており、両者が可能とされることが好ましいが、少なくとも後者が可能とされれば、運用管理者等は、計算機システムの運用状況を把握することができるようになる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の計算機が接続された計算機システムにおいて、これらの計算機を管理する管理マネージャ計算機が、ネットワークに余計な負荷をかけることなく、各計算機で実行される運用処理を一元的に管理することが可能となる。
【0078】
従って、運用管理者等は、計算機システムの運用状況を把握することができると共に、今後の運用予定の計画に反映することが容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】管理対象計算機で実行されるべき運用処理の実行予定が定義された運用定義情報を管理マネージャ計算機が一括して作成するためのシステム構成を示す説明図。
【図2】管理対象計算機で実行された運用処理のログ情報およびイベント情報を管理マネージャ計算機が一括して管理するためのシステム構成を示す説明図。
【図3】管理マネージャ計算機および管理対象計算機のハードウェア構成図。
【図4】本実施形態に係る計算機システムの全体構成図。
【図5】管理マネージャ計算機で表示される統合管理画面の一例を示す説明図。
【図6】図1のシステム構成における運用定義情報の一括定義および配布の手順、および、図2のシステム構成におけるイベント情報およびログ情報の収集および一括管理の手順を示す説明図。
【図7】管理マネージャ計算機が一括定義した運用定義情報の一例を示す説明図。
【図8】図7の運用定義情報が管理対象計算機で展開された後の一例を示す説明図。
【図9】管理マネージャ計算機で表示されるイベント情報の一例を示す説明図。
【図10】データベース上の各種テーブルの構造の一例を示す説明図。
【符号の説明】
101・・・管理アプリケーション部、102・・・定義情報管理部、103・・・データベース、104・・・一括定義部、105・・・統合管理画面表示部、106・・・定義情報配布・収集部、110・・・ジョブ実行制御部、111・・・電源制御部、112・・・印刷実行制御部、113・・・統合管理エージェント、114・・・定義情報展開部、115・・・定義情報通知部、201・・・イベント・ログ管理部、202・・・イベント・ログ収集部、210・・・正規化部、211・・・イベント・ログ通知部、301・・・中央処理装置、302・・・主記憶装置、303・・・通信回線、304・・・ローカルエリアネットワーク、305・・・ネットワーク制御装置、306・・・ディスク装置、307・・・ディスク制御装置、308・・・表示装置、309・・・表示制御装置、401・・・管理マネージャ計算機、402〜407・・・管理対象計算機、408〜413・・・ネットワーク、701,801〜802・・・運用定義情報、1001・・・イベント・ログテーブル、1002・・・運用定義テーブル、1003・・・共通テーブル、1004〜1005・・・運用定義詳細テーブル。

Claims (20)

  1. 複数の計算機とネットワークを介して管理する管理計算機であって、
    前記ネットワークに接続されるネットワークインタフェースと、
    前記ネットワークインタフェースに接続される制御部とを備え、
    前記制御部は、
    複数の計算機で実行される処理それぞれの設定を含む運用定義と前記運用定義の識別情報とを、前記ネットワークを介して前記複数の計算機に送信し、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報を受信し、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する複数の計算機単位で、表示装置に出力することを特徴とする管理計算機。
  2. 前記処理はそれぞれ、各計算機の電源投入後から電源切断前に実行される処理であることを特徴とする請求項1記載の管理計算機。
  3. 前記制御部が出力する前記処理の結果を示す情報は、あらかじめ指定された処理の結果であることを特徴とする請求項1記載の管理計算機。
  4. 前記制御部は、あらかじめ指定された文字列が含まれている前記処理の結果を示す情報を出力することを特徴とする請求項1記載の管理計算機。
  5. 前記運用定義は、前記運用定義に設定されている処理を実行する複数の計算機の指定をも含むことを特徴とする請求項1記載の管理計算機。
  6. 前記運用定義は、複数の処理を行う順序をさらに定義されていることを特徴とする請求項1記載の管理計算機。
  7. 複数の計算機とネットワークを介して接続される管理計算機であって、
    前記ネットワークに接続されるネットワーク制御装置と、
    前記ネットワーク制御装置に接続される制御部と、前記制御部に接続される表示部と記憶部とを備え、
    前記制御部は、
    複数の計算機から構成されるグループと、計算機で実行される処理それぞれの詳細設定と前記処理各々を実行する計算機の指定とが定義されている運用定義情報を前記ネットワークを介して複数の計算機に配布し、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記運用定義情報に基づいて当該計算機で実行された処理の結果を示す情報を収集し、
    前記処理の結果を示す情報を、前記運用定義情報で指定されている複数の計算機から構成されるグループ単位で、表示部に出力し、
    前記運用定義情報と前記処理の結果を示す情報とを対応付けて前記記憶部に記憶することを特徴とする管理計算機。
  8. 複数の計算機と、
    前記複数の計算機で実行される処理を管理する管理計算機とがネットワークを介して構成される計算機システムであって、
    前記管理計算機は、前記ネットワークに接続されるネットワークインタフェースと
    前記ネットワークインタフェースに接続される制御部とを備え、
    前記制御部は、
    複数の計算機で実行される処理それぞれの設定を含む運用定義と前記運用定義の識別情報とを、前記ネットワークインタフェースを介して前記計算機に送り、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報をネットワークインタフェースを介して受け、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する複数の計算機単位で、表示装置に出力し、
    前記計算機それぞれは、前記運用定義を受信し、前記運用定義に基づいて実行された処理の結果を示す情報を前記管理計算機に送信することを特徴とする計算機システム。
  9. 複数の計算機とネットワークを介して接続される管理計算機が前記計算機で実行される処理を管理する管理方法であって、
    複数の計算機で実行される処理それぞれの設定を含む運用定義と前記運用定義の識別情報とを、前記ネットワークインタフェースを介して前記計算機に送り、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報をネットワークインタフェースを介して受け、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する複数の計算機単位で、表示装置に出力することを特徴とする管理方法。
  10. 複数の計算機とネットワークを介して管理する管理計算機であって、
    前記ネットワークに接続されるネットワークインタフェースと、
    前記ネットワークインタフェースに接続される制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数の計算機いずれか一つで実行される複数の処理の設定を含む運用定義と前記運用定義の識別情報とを、前記ネットワークを介して前記計算機に送信し、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報を受信し、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する一つの計算機単位で、表示装置に出力することを特徴とする管理計算機。
  11. 前記処理はそれぞれ、前記計算機の電源投入後から電源切断前に実行される処理であることを特徴とする請求項10記載の管理計算機。
  12. 前記制御部が出力する前記処理の結果を示す情報は、あらかじめ指定された処理の結果であることを特徴とする請求項10記載の管理計算機。
  13. 前記制御部は、あらかじめ指定された文字列が含まれている前記処理の結果を示す情報を出力することを特徴とする請求項10記載の管理計算機。
  14. 前記運用定義は、前記運用定義に設定されている処理を実行する一つの計算機の指定をも含むことを特徴とする請求項10記載の管理計算機。
  15. 前記運用定義は、複数の処理を行う順序をさらに定義されていることを特徴とする請求項10記載の管理計算機。
  16. 複数の計算機と、
    いずれか一つの計算機ごとに実行される複数の処理を管理する管理計算機とがネットワークを介して構成される計算機システムであって、
    前記管理計算機は、前記ネットワークに接続されるネットワークインタフェースと
    前記ネットワークインタフェースに接続される制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数の計算機いずれか一つで実行される複数の処理の設定を含む運用定義と前記運用定義の識別情報とを、前記ネットワークを介して前記計算機に送信し、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報を受信し、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する一つの計算機単位で、表示装置に出力し、
    前記計算機は、前記運用定義を受信し、前記運用定義に基づいて実行された複数の処理の結果を示す情報を前記管理計算機に送信することを特徴とする計算機システム。
  17. 複数の計算機とネットワークを介して接続される管理計算機が前記計算機ごとに実行される複数の処理を管理する管理方法であって、
    計算機いずれか一つで実行される処理それぞれの設定を含む運用定義と前記運用定義の識別情報とを、前記ネットワークインタフェースを介して前記計算機に送り、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報をネットワークインタフェースを介して受け、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する一の計算機単位で、表示装置に出力することを特徴とする管理方法。
  18. ネットワークに接続された複数の計算機を管理する管理計算機であって、
    複数の計算機で実行される処理と前記処理それぞれを実行する計算機の指定とから構成される運用定義を前記ネットワークを介して前記計算機に送信する送信手段と、
    前記ネットワークを介して前記複数の計算機各々から、当該計算機で実行された処理の結果を示す情報を受信する受信手段と、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する複数の計算機単位で、表示装置に出力する表示制御手段と、を有することを特徴とする管理計算機。
  19. ネットワークに接続された複数の計算機を管理する管理計算機であって、
    一つの計算機で実行される複数の処理の設定と前記複数の処理を実行する計算機の指定とが定義されている運用定義を前記ネットワークを介して前記計算機に送信する送信手段と、
    前記ネットワークを介して前記計算機から、前記識別情報を含む当該計算機で実行された処理の結果を示す情報を受信する受信手段と、
    前記処理の結果を示す情報を、当該情報に含まれる前記識別情報に対応する運用定義を実行する前記指定した計算機単位で表示装置に出力する表示制御手段と、を有することを特徴とする管理計算機。
  20. 複数の計算機と、前記計算機とネットワークを介して接続される管理計算機であって、
    各計算機が実行する処理が定義された運用定義をネットワークを介して送信する送信手段と、前記計算機各々が前記運用定義に基づいて実行された処理の結果を示す情報を前記計算機各々から受信する受信手段と、前記処理の結果を示す情報を表示する記憶手段とを有することを特徴とする管理計算機。
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