JPH07311688A - システム資源管理方法及び装置 - Google Patents

システム資源管理方法及び装置

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JPH07311688A
JPH07311688A JP10517794A JP10517794A JPH07311688A JP H07311688 A JPH07311688 A JP H07311688A JP 10517794 A JP10517794 A JP 10517794A JP 10517794 A JP10517794 A JP 10517794A JP H07311688 A JPH07311688 A JP H07311688A
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JP10517794A
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公洋 ▲高▼島
Koyo Takashima
Yasushi Suzuki
康司 鈴木
Emiko Miyazaki
恵美子 宮崎
Yoshiaki Sawada
佳明 澤田
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセス又はプロセスの集合の使用する資源
を監視プロセスからシステム監視モニタもしくは資源制
御プロセスが資源使用値を取得して,システム資源をO
Sに代わって管理することにより,プロセスの処理速度
向上とシステム全体の資源管理を行い,さらに,情報通
信手段を用いた複数の結合システムに対して,資源監視
または資源制限する。 【構成】 システム資源管理装置は,資源使用情報格納
領域1と,資源情報取得2と,プロセス停止終了再開手
段3と,監視プロセス4と,プロセス6またはプロセス
の集合5と,情報通信手段8と,システム監視モニタ9
とを備えている。資源使用情報格納領域1は,資源情報
取得手段2により取得したプロセスの資源使用値を格納
する。監視プロセス4は,一定時間内に起動されプロセ
スが資源使用値を資源使用情報取得手段2を用いて資源
使用情報格納領域1に格納すること及びプロセス停止終
了再開手段3を用いてプロセス6またはプロセスの集合
5の処理を行うことを制御する。システム監視モニタ9
は,システム資源の使用状態を可視化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシステム資源管理方式に
関し,特にUNIX等の情報通信手段のあるマルチタスクオ
ペレーティングシステム上に構築されるソフトウェアシ
ステムが使用する資源を効率良く管理する方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機システムでは,オペレーシ
ョン(OPERATION System,以下,OSと呼ぶ)が個々の
プロセスの使用する資源を監視し,制限を与えシステム
資源を管理していた。
【0003】あるいは,特開平4−246731号公報
のようにシステム管理プロセス自身が個々のプロセスの
使用する資源を監視し,制限を与えシステム資源を管理
していた。このように従来では,OSまたは,システム
管理プロセスが直接個々のプロセスの資源を監視して,
制限を与える方式であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では,OS
自身が非常に大きくなり,また複雑になりプロセス監視
および制限の為に,個々のプロセスの処理速度を低下さ
せる要因となっていた。また,情報通信手段を用いた複
数の結合システムに対して,資源の監視および資源超過
に対する制御ができなかった。
【0005】そこで,本発明の技術的課題は,プロセス
もしくはプロセスの集合の使用する資源を資源制御プロ
セスもしくはシステム監視モニタがOSに代わって管理
することにより,プロセスの処理速度向上とシステム全
体の資源管理することが可能になり,さらに,異なるア
ーキテクチャをもつ計算機システムを複数結合及び接続
したシステムにおいても,資源管理を行うことが可能と
なるシステム資源管理方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシステム資源管
理方法は,上記の課題を解決するため,(1)システム
資源を使用して動的優先度スケジューリング機構により
実行されるプロセスの資源使用値を取得し,前記資源使
用値を参照して前記プロセスを制御する電子計算機シス
テムのシステム資源管理方法において,前記資源使用値
を前記プロセスに対応した格納値として格納すること
と,前記格納値を参照して前記プロセスを制御すること
と,前記格納値にしたがい前記システム資源の使用状態
を可視表示することとを備えたことを特徴としている。
【0007】また,本発明のシステム資源管理装置にお
いては,(2)システム資源を使用して動的優先度スケ
ジューリング機構により実行されるプロセスの資源使用
値を取得する資源使用情報取得手段と,前記資源使用値
を参照して前記プロセスを制御するプロセス停止終了再
開手段を備えた電子計算機システムにおいて,前記資源
使用値を格納する資源使用情報格納領域と,一定時間内
に起動され前記資源使用情報取得手段を用いて,前記資
源使用値を前記資源使用情報格納領域に前記プロセスに
対応させて格納する格納手段と,前記プロセス停止終了
再開手段を用いて前記プロセスを制御する監視プロセス
制御手段と,前記資源使用情報格納領域或いは格納され
た資源使用値にしたがい、前記システム資源の使用状態
を可視表示するシステム監視モニタとを備えたことを特
徴としている。
【0008】ここで,上記(2)のシステム資源管理装
置において,(3)前記プロセスは複数あり,前記プロ
セス間の情報交換を行う情報通信手段を更に備えている
ことが好ましい。
【0009】また,上記(2)又は(3)のシステム資
源管理装置において,(4)前記電子計算機システムを
複数接続してなり,当該複数接続した電算機システムの
資源使用状態を可視表示する資源監視モニタを備えてい
ることが好ましい。
【0010】また,本発明のシステム資源管理方法にお
いては,(5)システム資源を使用して動的優先度スケ
ジューリングを行うプロセスの資源使用値を取得し,前
記資源使用値を参照して前記プロセスを制御する電子計
算機システムのシステム資源管理方法において,一定時
間内に前記資源使用値を前記プロセスに対応して格納す
るとともに前記プロセスの処理を制御することと,前記
プロセスに対応して資源使用可能値を設定することと,
前記システム資源の使用状態,前記資源使用可能値,及
び前記動的優先度スケジューリング機構により決定され
た優先順位によりプロセスに実行停止および実行終了を
要求して前記システム資源を監視するとともに前記プロ
セスを制御することによって,前記システム資源を自動
調整することとを備えていることを特徴としている。
【0011】ここで,上記(5)のシステム資源管理方
法において,(6)前記電算機システムを複数接続し,
当該電算機システムの資源使用状態を監視し,プロセス
の資源を自動調整することが好ましい。
【0012】また,本発明のシステム資源管理装置にお
いて,(7)システム資源を使用して動的優先度スケジ
ューリング機構により実行されるプロセスの資源使用値
を取得する資源使用情報取得手段と,前記資源使用値を
参照して前記プロセスを制御するプロセス停止終了再開
手段とを備えた電子計算機システムにおいて,前記プロ
セス毎の資源使用値を格納する資源使用情報格納領域
と,一定時間内に起動され前記資源使用情報取得手段を
用いて前記資源使用値を前記資源使用情報格納領域に前
記プロセスに対応して格納する格納手段と,前記プロセ
ス停止終了再開手段を用いて前記プロセスを制御する監
視プロセス制御手段と,前記プロセスに対応して資源使
用可能値を格納するプロセス資源格納テーブルと,前記
システム資源の使用状態,前記プロセス資源使用可能
値,及び前記動的優先度スケジューリング機構により決
定された優先順位により前記プロセスに実行停止および
実行終了を要求してシステム資源を監視し前記プロセス
を制御して前記システム資源を自動調整する資源制御プ
ロセス調整手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】ここで,上記(7)のシステム資源管理装
置において,(8)前記プロセスは複数あり,前記プロ
セス間の情報交換を行う情報通信手段を更に備えている
ことが好ましい。
【0014】また,上記(7)又は(8)のシステム資
源管理装置において,前記電子計算機システムを複数接
続してなり,前記資源制御プロセス調整手段は,当該複
数接続したシステムの資源使用状態を監視しプロセスの
資源を自動調整する少くとも1つの資源制御プロセスを
備えていることが好ましい。
【0015】また,本発明のシステム資源管理方法にお
いて,(10)システム資源を使用して動的優先度スケ
ジューリングを行うプロセスの資源使用値を取得して,
前記資源使用値を参照して前記プロセスを制御する電子
計算機システムのにおいて,前記プロセスを複数備えた
プロセス集合を有し,一定時間内に前記資源使用値を前
記プロセスに対応して格納するとともに前記プロセスの
処理を制御することと,前記プロセスに対応して資源使
用可能値を設定することと,前記システム資源の使用状
態,前記プロセス集合の資源使用可能値,及び前記動的
優先度スケジューリングにより決定された優先順位によ
り前記プロセス集合に実行停止および実行終了を要求し
前記システム資源を監視しプロセス集合を制御してシス
テム資源を自動調整することとを備えたことを特徴とし
ている。
【0016】さらに,上記(10)のシステム資源管理
方法において,前記電子計算機システムを複数接続し,
当該電子計算機システムの資源使用状態を監視し前記プ
ロセス集合の資源を自動調整することが好ましい。
【0017】また,本発明のシステム資源管理装置にお
いて,(12)システム資源を使用して動的優先度スケ
ジューリング機構により実行されるプロセスの資源使用
値を取得する資源情報取得手段と,前記資源使用値を参
照して前記プロセスを制御するプロセス停止終了再開手
段とを備えた電子計算機システムにおいて,前記資源使
用値を格納する資源使用情報格納領域と,一定時間内に
起動され,前記資源使用情報取得手段を用いて前記資源
使用値を前記資源使用情報格納領域に前記プロセスに対
応して格納する格納手段と,前記資源使用情報格納領域
に格納された資源使用値に従いプロセス停止終了再開手
段を用いて前記プロセスを制御する監視プロセス制御手
段と,前記プロセスを複数備えたプロセス集合の資源使
用可能値を格納するプロセス資源格納テーブルと,前記
システム資源の使用状態,前記プロセス集合の前記資源
使用可能値,及び前記動的優先度スケジューリング機構
により決定された優先順位により前記プロセス集合に実
行停止および実行終了を要求し前記システム資源を監視
し、前記プロセス集合を制御してシステム資源を自動調
整する資源制御プロセス調整手段とを備えたことを特徴
としている。
【0018】さらに,上記(12)のシステム資源管理
装置において,(13)前記プロセス又は前記プロセス
集合間の情報交換を行う情報通信手段を更に備えている
ことが好ましい。
【0019】さらに,上記(12)又は(13)記載の
システム資源管理装置において,(14)前記電子計算
機システムを複数接続してなり,前記資源制御プロセス
調整手段は,当該電子計算機システムの資源使用状態を
監視し前記プロセス集合の資源を自動調整する少くとも
1つの資源制御プロセス手段を備えていることが好まし
い。
【0020】ここで,前述の(1)から(4)の本発明
において,システム管理を人間が資格で監視するに対し
て,前述(5)から(14)の本発明においては,資源
制御プロセスが監視するようになっている。
【0021】
【実施例】以下,本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。 (第1実施例)図1は本発明の第1実施例に係るシステ
ム資源管理装置の構成を示すブロック図である。図1に
示すように,第1実施例に係るシステム資源管理装置
は,資源使用値を格納する資源使用情報格納領域1,プ
ロセスの資源使用値を取得する資源使用情報取得手段
2,資源使用値を参照してプロセスを制御するプロセス
停止終了再開手段3,資源使用値を資源使用情報格納領
域プロセスに対応させて格納する格納手段とプロセス停
止終了再開手段3を用いてプロセスを制御するプロセス
制御手段とをなす監視プロセス4,及びプロセス6を含
むプロセス集合5を備えた計算機システム7と,この計
算機システム7に接続されプロセス間の情報交換を行う
情報通信手段8と,資源使用情報格納領域或いは格納さ
れた資源使用値に従いシステム資源の使用状態を可視表
示するシステム監視モニタ9とを備えて構成されてい
る。
【0022】図1における具体的な各機能について処理
のフローチャートを通して説明する。プロセス6(6
a,6b,6c)は,互いに親子関係を持ち,プロセス
集合5は,その親子関係により構成されている。そのた
め,プロセス集合5の先頭プロセス6aをたどることに
より,プロセス集合5を構成する全てのプロセス6a,
6b,6c・・・のプロセス識別番号を知ることができ
ることとする。
【0023】監視プロセス4は一定間隔で起動されて,
図2のフローチャートに従って処理を行う。即ち,資源
使用情報取得手段2により,プロセス6の資源使用情報
を収集し,資源使用情報格納領域1に格納する(ステッ
プS1)。次に,他のプロセスから制御要求があるか判
断し(ステップS2),要求がある場合は,情報通知要
求なのか否かを判断する(ステップS3)。情報通知要
求の場合,資源使用情報格納領域1から資源使用情報を
読み出し,要求したプロセスに対して情報通信手段8を
用いて通知する(ステップS4)。一方,情報通知要求
でない場合は,プロセス停止終了再開手段3により,プ
ロセス6まはたプロセス集合5を制御する(ステップS
5)。上記の処理が正常に終了したか判断し,異常な場
合は処理エラーの処理を行う(ステップS6)。
【0024】以下に,上記第1実施例の動作を場合に分
けて説明する。
【0025】(イ)準備: 監視プロセス4が資源使用
情報格納領域1に,個々のプロセス6の資源使用値を格
納している。
【0026】(ロ)資源使用情報の取得: システム監
視モニタ9は一定間隔で起動して,図3のフローチャー
トに従って処理を行う。即ち,情報通信手段8を用い
て,資源使用情報の通知要求を監視プロセス4に対して
通知する(ステップM1。)次に,要求に対して資源使
用情報が時間内に転送されたか確認する(ステップM
2)。転送されなかった場合は,通知エラーの処理をす
る。
【0027】(ハ)システム資源情報の表示: 転送さ
れて来た場合,その情報を加工し表示する(ステップM
3)。
【0028】この第1実施例は,人間が視覚的にシステ
ム資源を監視する場合において,有効である。 (第2実施例)図4は本発明の第2実施例に係るシステ
ム資源管理装置の構成を示すブロック図である。第1実
施例と同様の機能を有する部分は同様の符号を付してあ
る。図4に示すように,第2実施例に係るシステム資源
管理装置は,資源使用情報格納領域1,資源使用情報取
得手段2,プロセス停止終了再開手段3,格納手段とプ
ロセス制御手段とをなす監視プロセス4,及びプロセス
6を含むプロセス集合5を有する計算機システム7と,
この計算機システム7に接続された情報通信手段8と,
この情報通信手段8に接続された資源制御プロセス10
と,プロセス資源制御テーブル11とから構成されてい
る。プロセス資源制御テーブル11は,資源制御プロセ
ス10に接続され,システム資源の使用状態とプロセス
資源の使用可能値とともに動的優先度スケジューリング
機構により決定された優先順位により,プロセスに実行
停止と実行終了を要求してシステム資源を監視し,プロ
セスを制御して,システム資源を自動調整する資源制御
プロセス調整手段として機能する。具体的には,プロセ
ス資源制御テーブル11は,図5に示すような論理的構
成をしており,プロセス識別番号21と優先度22と資
源の使用可能値23と個々の資源に対する処理制御24
の動作と待ち時間25とが,各行に渡って対応付けて登
録されている。
【0029】以下,上記第2実施例の動作を場合に分け
て説明する。
【0030】(イ)準備: 監視プロセス4が資源使用
情報格納領域1に,個々のプロセスの資源使用値を格納
している。予めプロセス資源制御テーブル11にプロセ
ス識別番号と関連付けて登録しておく。
【0031】(ロ)資源使用情報の取得: 資源制御プ
ロセス10は一定間隔で起動されて,図7のフローチャ
ートに従って処理を行う。即ち,情報通信手段8を用い
て,資源使用情報の通知要求を監視プロセス4に対して
通知する(ステップC1)。次に,要求に対して資源使
用情報が時間内に転送されたか確認する(ステップC
2)。転送されなかった場合,通知エラーの処理をす
る。
【0032】(ハ)システム資源自動調整: 転送され
た場合,図5のプロセス資源制御テーブル11の使用可
能値と転送情報とを比較する(ステップC3)。資源が
超過または不足した場合,図3の制御動作を情報通信手
段8を用いて監視プロセス4に通知する(ステップC
4)。
【0033】この第2実施例は,システム資源を監視し
個々のプロセスを制御することにより,システム資源を
自動調整する場合有効である。 (第3実施例)図6は本発明の第3実施例に係るシステ
ム資源管理装置を示すブロック図であり,前述の実施例
と同様の機能を有する部分は同様の符号を付してある。
図6に示すように,第3実施例に係るシステム資源管理
装置は,資源使用情報格納領域1,資源使用情報取得手
段2,プロセス停止終了再開手段3,監視プロセス4,
及びプロセス6を含むプロセス集合5を有する計算機シ
ステム7と,情報通信手段8と,資源制御プロセス10
と,プロセス集合資源制御テーブル12とを備えて構成
されている。
【0034】プロセス集合資源制御テーブル12は,図
7に示すような論理的構成をしており,プロセス集合識
別番号31と優先度32とプロセス集合の先頭33と資
源使用可能値34と個々の資源に対する制御動作35の
動作と待ち時間36とが対応付けて登録されている。
【0035】次に,上記第3実施例の動作を場合に分け
て説明する。
【0036】(イ)準備: 監視プロセス4が資源使用
情報格納領域1に,個々のプロセスの資源使用値を格納
している。予めプロセス集合資源制御テーブル12にプ
ロセス集合の資源制御情報をプロセス集合識別番号と関
連付けて登録しておく。
【0037】(ロ)資源使用情報の取得: 資源制御プ
ロセス10は一定間隔で起動されて,図8のフローチャ
ートに従って処理を行う。即ち,情報通信手段8を用い
て,資源使用情報の通知要求を監視プロセス4に対して
通知する(ステップC1)。次に,要求に対して資源使
用情報が時間内に転送されたか確認する(ステップC
2)。転送されなかった場合,通知エラーの処理をす
る。
【0038】(ハ)システム資源自動調整: 転送され
た場合,図7のプロセス集合資源制御テーブル12の使
用可能値と転送情報とを比較する(ステップC3)。資
源が超過または不足した場合,図7の制御動作を情報通
信手段8を用いて監視プロセス4に通知する(ステップ
C4)。
【0039】この第3実施例は,システム資源を監視し
個々のプロセス集合を制御することにより,システム資
源を自動調整する場合有効である。 (第4実施例)図9は本発明の第4実施例に係るシステ
ム資源管理装置のブロック図であり,以上に述べた実施
例と同様な機能を有する部分には,同様の符号を付して
ある。図9に示すように,第4実施例に係るシステム資
源管理装置は,図1に示した計算機システム7内に,更
に,一つまたは複数のシステム監視モニタ9を備えてお
り,この計算機システム7を情報通信手段8を介して複
数結合および複数接続されて構成されている。
【0040】次に,第4実施例の動作を場合に分けて説
明する。
【0041】(イ)準備: 監視プロセス4が資源使用
情報格納領域1に,個々のプロセスの資源使用値を格納
している。情報通信手段8のインタフェース及び総身プ
ロトコルは,全ての計算機システム7において,統一し
ている。
【0042】(ロ)資源使用情報の取得: システム監
視モニタ9は一定間隔で起動して,図3のフローチャー
トに従って処理を行う。即ち,情報通信手段8を用い
て,資源使用情報の通知要求を監視プロセス4に対して
通知する(ステップM1)。次に,要求に対して資源使
用情報が時間内に転送されたか確認する(ステップM
2)。転送されなかった場合は,通知エラーの処理をす
る。
【0043】(ハ)システム資源情報の表示: 転送さ
れて来た場合,その情報を加工し表示する(ステップM
3)。
【0044】この第4実施例は,人間が視覚的に複数の
計算機システムの資源を一括して監視する場合におい
て,有効である。特に,情報通信手段8のインタフェー
スが統一されていれば,異なった電子計算機システムの
監視をする場合に有効である。 (第5実施例)図10は本発明の第5実施例に係るシス
テム資源管理装置の構成を示すブロック図であり,前述
の実施例と同様な機能を有する部分は同様の符号を付し
てある。図10において,第5実施例に係るシステム資
源管理装置は,図1で示す計算機システム内に,システ
ム資源の自動調整手段として機能する一つまたは複数の
資源制御プロセス10と,プロセス資源制御テーブル1
1とを備えた計算機システム7(同じ符号で示す)を情
報通信手段8を介して,複数結合および複数接続して構
成されている。
【0045】次に,第5実施例の動作を場合に分けて説
明する。
【0046】(イ)準備: 監視プロセス4が資源使用
情報格納領域1に,個々のプロセスの資源使用値を格納
している。予めプロセス資源制御テーブル11にプロセ
ス識別番号と関連付けて登録しておく。情報通信手段8
のインタフェース及び通信プロトコルは,全ての計算機
システム7において,統一している。
【0047】(ロ)資源使用情報の取得: 資源制御プ
ロセス10は一定間隔で起動されて,図8のフローチャ
ートに従って処理を行う。即ち,情報通信手段8を用い
て,資源使用情報の通知要求を監視プロセス4に対して
通知する(ステップC1)。次に,要求に対して資源使
用情報が時間内に転送されたか確認する(ステップC
2)。転送されなかった場合,通知エラーの処理をす
る。
【0048】(ハ)システム資源自動調整: 転送され
た場合,図5のプロセス資源制御テーブル11の使用可
能値と転送情報とを比較する(ステップC3)。資源が
超過または不足した場合,図5の制御動作を情報通信手
段8を用いて監視プロセス4に通知する(ステップC
4)。
【0049】この第5実施例は,複数の計算機システム
の資源を一括して監視し個々のプロセスを制御すること
により,システム資源の自動調整をする場合において有
効である。特に,情報通信手段8のインタフェースが統
一されていれば,異なった電子計算機システムの監視を
する場合に有効である。 (第6実施例)図11は本発明の第6実施例に係るシス
テム資源管理装置の構成を示すブロック図であり,上述
の実施例と同様の機能を有する部分は上述のものと同様
の符号を付してある。図11において,第6実施例は,
図1に示す計算機システム内にシステム資源の自動調整
手段としての機能を有する一つまたは複数の資源制御プ
ロセス10と,プロセス集合を制御するプロセス集合制
御テーブルとして機能するとともにプロセス集合に対応
して資源使用可能値を格納するプロセス集合資源格納テ
ーブルとしても機能するプロセス集合資源制御テーブル
12とを含む計算機システム7を情報通信手段8を介し
て,複数結合および複数接続して構成されている。
【0050】次に,第6実施例の動作を場合に分けて説
明する。
【0051】(イ)準備: 監視プロセス4が資源使用
情報格納領域1に,個々のプロセスの資源使用値を格納
している。予めプロセス集合資源制御テーブル12にプ
ロセス集合の資源制御情報をプロセス集合識別番号と関
連付けて登録しておく。情報通信手段8のインタフェー
ス及び送信プロトコルは,全ての計算機システム7にお
いて,統一している。
【0052】(ロ)資源使用情報の取得: 資源制御プ
ロセス10は一定間隔で起動されて,図8のフローチャ
ートに従って処理を行う。即ち,情報通信手段8を用い
て,資源使用情報の通知要求を監視プロセス4に対して
通知する(ステップC1)。次に,要求に対して資源使
用情報が時間内に転送されたか確認する(ステップC
2)。転送されなかった場合,通知エラーの処理をす
る。
【0053】(ハ)システム資源自動調整: 転送され
た場合,図7のプロセス集合資源制御テーブル12の使
用可能値と転送情報とを比較する(ステップC3)。資
源が超過または不足した場合,図8の制御動作を情報通
信手段8を用いて監視プロセス4に通知する(ステップ
C4)。この第6実施例は,複数の計算機システムの資
源を一括して監視し個々のプロセス集合を制御すること
により,システム資源の自動調整をする場合において,
有効である。特に,情報通信手段8のインタフェースが
統一されていれば,異なった電子計算機システムの監視
をする場合に有効である。
【0054】
【発明の効果】以上,説明したように,本発明により,
プロセスもしくはプロセスの集合の使用する資源を資源
制御プロセスもしくはシステム監視モニタがOSに代わ
って管理することにより,プロセスの処理速度向上とシ
ステム全体の資源管理することが可能になり,さらに,
異なるアーキテクチャをもつ計算機システムを複数結合
及び接続したシステムにおいても,資源管理を行うこと
が可能となるシステム資源管理方法及び装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るシステム資源管理装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1におけるプロセス制御テーブルの論理構成
を示す図である。
【図3】図1におけるプロセス資源制御テーブルの論理
構成を示す図である。
【図4】図1の実施例の監視プロセス4の起動時の処理
を示すフローチャートである。
【図5】図1の実施例のシステム監視モニタ9の起動時
の処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例に係るシステム資源管理装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の実施例の資源制御プロセス10の起動時
の処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施例に係るシステム資源管理装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4実施例に係るシステム資源管理装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第5実施例に係るシステム資源管理
装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第6実施例に係るシステム資源管理
装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 資源使用情報格納領域 2 資源使用情報取得手段 3 プロセス停止終了再開手段 4 監視プロセス 5 プロセスの集合 6(6a,6b,6c) プロセス 7 計算機システム 8 情報通信手段 9 システム監視モニタ 10 資源制御プロセス 11 プロセス資源制御テーブル(プロセス資源使用
可能値格納領域) 12 プロセス集合資源制御テーブル(プロセス集合
資源使用可能値格納領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 佳明 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム資源を使用して動的優先度スケ
    ジューリング機構により実行されるプロセスの資源使用
    値を取得し,前記資源使用値を参照して前記プロセスを
    制御する電子計算機システムのシステム資源管理方法に
    おいて,前記資源使用値を前記プロセスに対応した格納
    値として格納することと,前記格納値を参照して前記プ
    ロセスを制御することと,前記格納値にしたがい前記シ
    ステム資源の使用状態を可視表示することとを備えたこ
    とを特徴とするシステム資源管理方法。
  2. 【請求項2】 システム資源を使用して動的優先度スケ
    ジューリング機構により実行されるプロセスの資源使用
    値を取得する資源使用情報取得手段と,前記資源使用値
    を参照して前記プロセスを制御するプロセス停止終了再
    開手段を備えた電子計算機システムにおいて,前記資源
    使用値を格納する資源使用情報格納領域と,一定時間内
    に起動され前記資源使用情報取得手段を用いて,前記資
    源使用値を前記資源使用情報格納領域に前記プロセスに
    対応させて格納する格納手段と,前記プロセス停止終了
    再開手段を用いて前記プロセスを制御する監視プロセス
    制御手段と,前記資源使用情報格納領域或いは格納され
    た資源使用値にしたがい、前記システム資源の使用状態
    を可視表示するシステム監視モニタとを備えたことを特
    徴とするシステム資源管理装置。
  3. 【請求項3】 システム資源を使用して動的優先度スケ
    ジューリングを行うプロセスの資源使用値を取得し,前
    記資源使用値を参照して前記プロセスを制御する電子計
    算機システムのシステム資源管理方法において,一定時
    間内に前記資源使用値を前記プロセスに対応して格納す
    るとともに前記プロセスの処理を制御することと,前記
    プロセスに対応して資源使用可能値を設定することと,
    前記システム資源の使用状態,前記資源使用可能値,及
    び前記動的優先度スケジューリング機構により決定され
    た優先順位によりプロセスに実行停止および実行終了を
    要求して前記システム資源を監視するとともに前記プロ
    セスを制御することによって,前記システム資源を自動
    調整することとを備えていることを特徴とするシステム
    資源管理方法。
  4. 【請求項4】 システム資源を使用して動的優先度スケ
    ジューリング機構により実行されるプロセスの資源使用
    値を取得する資源使用情報取得手段と,前記資源使用値
    を参照して前記プロセスを制御するプロセス停止終了再
    開手段とを備えた電子計算機システムにおいて,前記プ
    ロセス毎の資源使用値を格納する資源使用情報格納領域
    と,一定時間内に起動され前記資源使用情報取得手段を
    用いて前記資源使用値を前記資源使用情報格納領域に前
    記プロセスに対応して格納する格納手段と,前記プロセ
    ス停止終了再開手段を用いて前記プロセスを制御する監
    視プロセス制御手段と,前記プロセスに対応して資源使
    用可能値を格納するプロセス資源格納テーブルと,前記
    システム資源の使用状態,前記プロセス資源使用可能
    値,及び前記動的優先度スケジューリング機構により決
    定された優先順位により前記プロセスに実行停止および
    実行終了を要求してシステム資源を監視し前記プロセス
    を制御して前記システム資源を自動調整する資源制御プ
    ロセス調整手段とを備えたことを特徴とするシステム資
    源管理装置。
  5. 【請求項5】 システム資源を使用して動的優先度スケ
    ジューリングを行うプロセスの資源使用値を取得して,
    前記資源使用値を参照して前記プロセスを制御する電子
    計算機システムのシステム資源管理方法において,前記
    プロセスを複数備えたプロセス集合を有し,一定時間内
    に前記資源使用値を前記プロセスに対応して格納すると
    ともに前記プロセスの処理を制御することと,前記プロ
    セスに対応して資源使用可能値を設定することと,前記
    システム資源の使用状態,前記プロセス集合の資源使用
    可能値,及び前記動的優先度スケジューリングにより決
    定された優先順位により前記プロセス集合に実行停止お
    よび実行終了を要求し前記システム資源を監視しプロセ
    ス集合を制御してシステム資源を自動調整することとを
    備えたことを特徴とするシステム資源管理方法。
  6. 【請求項6】 システム資源を使用して動的優先度スケ
    ジューリング機構により実行されるプロセスの資源使用
    値を取得する資源情報取得手段と,前記資源使用値を参
    照して前記プロセスを制御するプロセス停止終了再開手
    段とを備えた電子計算機システムにおいて,前記資源使
    用値を格納する資源使用情報格納領域と,一定時間内に
    起動され,前記資源使用情報取得手段を用いて前記資源
    使用値を前記資源使用情報格納領域に前記プロセスに対
    応して格納する格納手段と,前記資源使用情報格納領域
    に格納された資源使用値に従いプロセス停止終了再開手
    段を用いて前記プロセスを制御する監視プロセス制御手
    段と,前記プロセスを複数備えたプロセス集合の資源使
    用可能値を格納するプロセス資源格納テーブルと,前記
    システム資源の使用状態,前記プロセス集合の前記資源
    使用可能値,及び前記動的優先度スケジューリング機構
    により決定された優先順位により前記プロセス集合に実
    行停止および実行終了を要求し前記システム資源を監視
    し、前記プロセス集合を制御してシステム資源を自動調
    整する資源制御プロセス調整手段とを備えたことを特徴
    とするシステム資源管理装置。
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