JP2004177678A - 写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニット - Google Patents

写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニット Download PDF

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茂 奥野
Naohito Shiki
尚仁 志岐
Koji Maekawa
浩二 前川
Yukiyasu Takao
行康 高雄
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Abstract

【課題】背景が利用者の不注意等で汚れる心配がなく、複数人の利用者で円形に囲む撮像も可能で、利用者の身長にかかわらずにアップ率を調整できるような写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニットを提供し、今までになかった撮像感覚で利用者の満足度を向上させる。
【解決手段】撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成方法又はその装置に対して、撮像空間上部の少なくとも一部に背景として利用可能な背景部材を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばゲームセンター等のアミューズメント施設に設置し、利用者を撮像してその撮像画像に落書き編集することを許容し、編集後の編集画像をシール紙に印刷して写真シールシートを作成するような、写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラで被写体を撮像して撮像画像を取得し、該撮像画像に対して落書き等の編集処理を行った後に編集画像を印刷した写真シールシートを出力する写真シール作成機が提供されている。
【0003】
このような写真シール作成機では、正面に設置した筐体に備えたカメラで被写体を撮像する構成となっている。撮像時には被写体後方が背景として写るため、この背景を演出する目的で、エンドレスベルト状のスクリーンを備えて利用者が複数の面から使用する面を選択可能に構成したものも存在する(たとえば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−267162号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のようなエンドレスベルト状のスクリーン等、大掛かりなスクリーン(カーテン)を備えると、撮像空間(特に撮像空間の床面積)が狭くなり撮像可能な利用者数(被写体数)が減少する問題があった。
【0006】
また、カーテンを利用者が手で移動させて選択するような写真シール作成機では、使用につれて手垢や埃で汚れる問題もあった。その上、利用者は様々なポーズで撮像するために、カーテンにもたれる場合や足をかけるといった場合があり、これによる汚れの問題もあった。
【0007】
また、利用者が飽きないように様々な背景を提供することが考えられるが、例えば立体的で繊細な背景を演出しようとしても、利用者の不注意による破損といった問題から現実的ではなかった。
【0008】
また、全身撮像等で撮像空間左右の壁面が写ることがあるが、この場合は壁面の汚れや背景のカーテンとの境界等がクロマキー処理(白色や青色等の一色部分を削除して風景写真等に変更するような合成処理)の妨げとなって残る場合があった。
【0009】
該クロマキー処理に関する問題は、カメラを撮像空間の天井部に備えて上から撮像する天井カメラタイプでも同じであった。また該天井カメラタイプでは、複数人で円形に顔が並んだ面白い撮像が得られるものの、利用者は見上げて撮像する必要があって首筋や背筋に負担がかかる問題があった。その上、アップで撮像しようとしても身長以上にカメラに近づけない問題もあった。
【0010】
この発明は、上述の問題に鑑みて、十分な撮像空間を確保し、背景が利用者の不注意等で汚れる心配がなく、複数人の利用者で円形に囲む撮像も可能で、利用者の身長にかかわらずにアップ率を調整できるような写真シール作成方法とその装置、及びシール紙ユニットを提供し、十分な撮像空間での今までになかった撮像感覚によって利用者の満足度を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成方法又はその装置であって、撮像空間上部の少なくとも一部に背景として利用可能な背景部材を用いて前記撮像処理を行う写真シール作成方法又はその装置であることを特徴とする。
【0012】
前記撮像空間は、撮像用に利用者に提供する空間を指し、前記撮像手段で撮像可能な範囲の空間、又は、背景部材や出入り口部材等の周景部材で囲繞(若しくは略囲繞)した空間で構成することを含む。
前記撮像手段は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラで構成することを含む。
【0013】
前記他の取得手段は、カメラ付き携帯電話やノートパソコン等の携帯情報端末と通信する通信手段、フレキシブルディスクや不揮発性メモリ媒体等の記憶媒体に記憶の情報を読み取る記憶媒体読取手段、写真や絵画等の実画像をスキャニングするスキャナ等、画像データを取り込み可能なデータ取込手段で構成することを含む。
【0014】
前記取得画像は、通信手段又は記憶媒体読取手段等のデータ取込手段で取得する画像、すなわち個人用デジタルカメラでの撮像やパソコンでのグラフィック制作等によるデジタル画像や、写真や絵画等の実画像をスキャナでスキャニングしたスキャニング画像で構成することを含む。
前記編集手段は、利用者にタッチペン又は指でタッチされた座標を取得するタッチパネルやマウス等のポインティングデバイスで構成することを含む。
【0015】
前記所定の画像は、前記撮像画像、前記デジタル画像、又は前記スキャニング画像等の編集前の画像、又はこれら編集前の画像を編集手段で編集した編集画像、又は、前記編集前の画像又は/及び前記編集画像から選択された複数の画像で構成することを含む。
【0016】
前記出力手段は、モノトーンプリンタ、セピア(sepia)トーンプリンタ又はカラープリンタ等画像を印刷する印刷手段、画像データを送信する通信手段、又は画像データを記憶媒体に書き込む記憶媒体リーダ/ライタで構成することを含む。
【0017】
前記背景部材は、カーテンやビニルシート等の幕状体、木板、鉄板、又は樹脂板等の板状体、略半球状のドーム状体、底面を透明部材又は半透明部材で形成したボックス状のボックス状体、銀物やガラス物等の反射部材を規則的に又はランダムに配置した光反射演出部材、蛍光部材(若しくは蛍光塗料)やLEDやブラックライト発光部材(若しくはブラックライト発光塗料)等の発光部材を規則的又はランダムに配置した発光演出部材、凹部又は/及び凸部を規則的又はランダムに配置した陰影演出部材、吊り下げ部材や突出部材等の立体部材を規則的又はランダムに配置した立体演出部材、又は、これら部材の複数の融合で構成することを含む。なお、前記ブラックライト発光部材は、例えばピーク波長352nmの紫外線を照射するランプで構成することができる。
【0018】
好ましい実施の形態として、前記撮像手段を、前記背景部材と対向する前記撮像空間下側から上記背景部材を撮像可能に備えることができる。
前記撮像空間下側は、普通人の顔位置より下方位置を指し、撮像空間の床部(若しくは床埋め込み内部)、該床部から適度に上方へ突出させた床突出部、又は、写真シール作成機の本体部である筐体の下部で構成することを含む。
【0019】
また好ましい実施の形態として、前記背景部材を前記撮像空間の天井部に備えることができる。
前記背景部材は、天井部と一体に形成する、あるいは天井部に取り付けて別体で構成することを含む。
【0020】
また好ましい実施の形態として、前記撮像手段を前記撮像空間の周部(周囲部)から内側へ移動可能にする移動手段を備えることができる。
前記撮像空間の周部は、写真シール作成機の本体部である筐体の位置、又は撮像空間の床の位置で構成することを含む。
【0021】
前記内側への移動は、筐体の位置から平面視内側への移動、撮像空間の床の位置から正面視内側への移動で構成することを含む。
前記移動手段は、手動で引き出して適宜の位置で停止可能な車輪等を備えた手動引出し装置、ガイドレール上を手動でスライド可能に形成した手動スライド装置、ガイドレール上をモータとベルトでスライド制御可能に形成した自動スライド装置、又は、モータと送りねじを備えたねじ送り機構で押し出し/押し戻しを実行するリフト装置で構成することを含む。
【0022】
またこの発明は、画像が印刷されるシール紙と、該シール紙の真偽を識別させる識別体を備え、前記写真シール作成方法又はその装置に備えられた識別手段で、前記識別体が識別されて前記所定の画像が印刷されるシール紙ユニットとすることができる。
【0023】
前記識別体は、非接触でデータを読書きするIDタグ、情報を記録したバーコード又はICカード、又は、特定形状に形成したシール紙ユニットのユニット形状であることを含む。
【0024】
該識別体を識別する識別手段は、IDタグに記憶のデータを読取るIDタグリーダ、バーコードを読取るバーコードスキャナ、ICカードに記憶のデータを読取るICカードリーダ、特定形状に形成したシール紙ユニットのユニット形状と嵌合する嵌合部で構成することを含み、前記写真シール作成装置に備えることを含む。
【0025】
前記シール紙ユニットは、識別体とシール紙(印刷媒体)とを一体にして構成する、あるいは前記識別体とシール紙とを別体にして構成することを含む。
前記シール紙は、印刷可能層の裏側に粘着層を備えたシール媒体等、貼付可能媒体で構成することを含む。
【0026】
【発明の効果】
この発明により、利用者が不注意で背景を汚す心配がなくなり、汚れによるクロマキー処理への悪影響が減少する。また、利用者の不注意による破壊の心配なく立体的で繊細な背景も安心して提供することができる。さらに背景に対する掃除等のメンテナンスも不要となる。その上、撮像空間を十分確保でき、利用者はのびのびと自由なポーズで撮像することができる。
【0027】
また、撮像空間下側から撮像することで、撮像部材を効果的に撮像することができると共に、利用者が撮像手段の周りを取り囲んだような従来にない面白い構図での撮像が可能となる。
【0028】
また、背景部材を天井部に備えることで、撮像手段で下から真上に撮像しても理想的な背景を演出することが可能となり、星空の背景など視覚的効果の高い撮像画像を提供することが可能となる。
【0029】
また、撮像手段を移動手段で移動可能にすることで、例えば撮像手段を筐体に密着させた位置での通常撮像と、筐体から引き出して移動した位置での天井撮像とを可能にするなど、低コストでバリエーション豊かな撮像を実現することができる。
【0030】
また、前記写真シール作成方法又は前記写真シール作成装置に適合したシール紙ユニットを確実に使用することができ、アミューズメント性の豊かな撮像画像を間違いなく綺麗に印刷した写真シールシートを提供することが可能となる。
【0031】
このようにして、従来にない斬新な撮像画像の取得を可能とし、撮像に対するアミューズメント性と最終出力(例えば写真シールシート)のバリエーションを豊かにし、利用者の満足度を向上させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示す右側面から見た斜視図と共に、写真シール作成機1の外観について説明する。
【0033】
写真シール作成機1は、ボックス状の枠体2で囲繞した撮像空間6の正面側(図の右側)に筐体10を備え、前記枠体2の上辺から隔離カーテン3a及び丈の短い出入り口カーテン3bを吊り下げて撮像空間6を外界から隔離している。なお、図では右側面のカーテン3(隔離カーテン3a及び出入り口カーテン3b)を省略している。
【0034】
撮像空間6の上部である天井部4には、アクリル板等の半透明部材でドーム型に形成したドーム型天井4aを備え、該ドーム型天井4aの内面にはブラックライト発光シール5aを貼り付けて北斗七星等の星座を描いている。また、内面には蛍光シールを貼ると共に通常の塗料でも星雲や小さな星等を描いており、例えば1等星及び2等星はブラックライト発光シール5aを貼り、3等星及び4等星は蛍光シールを貼り、それ以下の星は通常塗料で描くことにより、星空の奥行き感を出して立体的な夜空を演出している。
【0035】
該ドーム型天井4aの両側部には、連続発光する撮像空間用の蛍光灯照明装置13C,13Cを備え、撮像空間6内を明るく照明して撮像処理での操作に必要な照明光度を確保するように構成している。
【0036】
撮像空間6の底部には底上げした床部7を備え、該床部7の中央に開閉可能なカメラ窓7aを形成している。該カメラ窓7aの直下には天井撮像用のデジタルカメラ12Bを備え、撮像空間6下側から被写体及び前記ドーム型天井4aを撮像可能に構成している。
【0037】
該デジタルカメラ12Bの前後(図の左右)には、ストロボ発光する被写体照明用のストロボ照明装置13B,13Bを備え、前記デジタルカメラ12Bの左横にはモニタ14B(表示手段)を備え、撮像画像のプレビュー確認を可能にしている。
【0038】
前記撮像空間6の背面側(図の左側)には、前記ブラックライト発光シール5aを発光させるブラックライト13Dと、前記ドーム型天井4aを照明するスポットライト13Eを備える。
【0039】
前記撮像空間6の正面側に備えた前記筐体10には、中央近傍にコイン投入口16aを備え、右側面に写真シール排出口18aを備える。
前記筐体10の裏面側(図示右側)には、編集空間9用の隔離カーテン3cで囲繞した編集空間9を備える。
【0040】
筐体10の裏面には、図2の背面図に示すように、編集空間9用の蛍光灯照明装置13F,13F、編集用のモニタ14F,14F、及び、該モニタ14F,14Fに重ねて設けたタッチパネル15a,15aとタッチペン15b,15bとで構成する入力装置を備えている。
【0041】
筐体10の右側面に備えた前記写真シール排出口18a(図1)の内部には、図3の部分拡大図(一部断面図)に示すように、パーソナルコンピュータで構成した制御装置11とその上方に設置したプリンタ18を備える。
【0042】
該プリンタ18は、インクジェットプリンタで構成し、シール紙ユニット30のシール紙32に写真印刷等の印刷を行う。また、シール紙ユニット30をセット可能(着脱可能)に形成しており、背面側にIDタグリーダ/ライタ17を備える。
【0043】
前記シール紙ユニット30は、ロール状のシール紙32とその側面に備えたIDタグ31で構成し、該IDタグ31は前記IDタグリーダ/ライタ17によるデータの読書きを許容する。なお、前記プリンタ18でシール紙32に画像が印刷されて作成された写真シールシート33は、前記写真シール排出口18aから排出する。
【0044】
以上の構成により、利用者は床部7に備えたデジタルカメラ12Bで下から撮像することができ、背景に星空などを映し出すことも可能となる。編集処理は編集空間9で行うために編集処理を開始すれば次の利用者が撮像を開始することができ、待ち時間を短縮することができる。
【0045】
また、ドーム型天井4aを半透明部材で形成しているため、撮像時のフラッシュによって蛍光シール及び塗装による星模様が外部から透けて見え、利用者を引きつける宣伝効果を発揮する。
【0046】
さらに、背景となる天井をドーム型に形成したことで、平面の背景の場合に中央部分に照明光が強く照射され白飛びするようなことがなく、略均等の明るさの背景にすることができる。
【0047】
なお、ドーム型天井4aを半透明部材ではなく不透明部材で形成し、小さな穴を1つ又は複数形成してもよい。これによっても撮像毎にフラッシュの光が外部に漏れ、アイキャッチによる宣伝効果を発揮することができる。
【0048】
次に、図4に示すブロック図と共に、写真シール作成機1の制御回路の回路構成について説明する。
制御装置11は、CPU,ROM,及びRAMを内蔵して各装置の制御を実行し、該制御装置11に接続して以下の各装置を備える。
【0049】
デジタルカメラ12(12B)は、制御装置11からのシャッタ信号を受けて撮像を実行し、該撮像による撮像画像を静止画データで、また撮像前のプレビュー画像を動画データで、それぞれ画像データとして制御装置11に送信する。 照明装置13(13B,13C,13D,13E,13F)は、制御装置11からの照明制御信号に従って点灯/消灯、又はストロボ発光を実行する。
【0050】
該照明装置13について詳述すると、被写体照明用のストロボ照明装置13Bは、撮像時にデジタルカメラ12Bのシャッタと同期をとってストロボ発光し、撮像に必要な光度での照明を行う。なお、該ストロボ照明装置13Bはボックス状に形成しており、平面に半透明の拡散板、他の面に反射板を備えて略均一に被写体を照明してフラッシュ(ストロボ発光)による陰影の強調を抑制している。
【0051】
また、該ストロボ照明装置13Bは、ストロボ照明に加えて蛍光灯照明装置又は/及び白熱灯照明装置を追加しても良く、またストロボ照明に替えて蛍光灯照明装置又は/及び白熱灯照明装置を備える等、他の構成による照明手段としても良い。
【0052】
撮像空間用の蛍光灯照明装置13Cは、利用者がコインを投入する際や撮像モードを選択する際や撮像画像のプレビュー表示を確認する際等、撮像のシャッタの瞬間以外で操作に必要な連続照明を行う。
ブラックライト13Dは、撮像時にドーム型天井4aのブラックライト発光シール5a(図1)を照明して発光させ、天井に星空を演出する。
【0053】
ドーム型天井用のスポットライト13Eは、撮像時にドーム型天井4a(図1)を照明して、蛍光シールを貼った中程度の等級の星は適度に明るく、通常塗料で描いた等級の小さい星は小さな点として、撮像時に写るようにしている。
編集空間9用の蛍光灯照明装置13Fは、撮像画像に対する落書き等の編集処理の際に、利用者が見やすく編集できるように必要な照明を行う。
【0054】
なお、前記ストロボ照明装置13Bは被写体を照明する被写体照明装置を構成し、前記ブラックライト13D及びスポットライト13Eは、背景を照明する背景照明装置(背景演出装置)を構成し、前記蛍光灯照明装置13Cは、撮像空間6を照明する撮像空間照明装置を構成し、前記蛍光灯照明装置13Fは、編集空間9を照明する編集空間照明装置を構成する。
【0055】
モニタ14Fは、制御装置11からのRGB信号に従って、必要な画像を表示する。編集用のモニタ14Fは、編集対象である撮像画像、画像編集時のペンツールやスタンプルールといったアイテム画像等の編集処理に必要な画像を表示する。
【0056】
入力装置15は、前述のタッチペン15b(図1)とタッチパネル15aで構成し、利用者にタッチペン15bでタッチされた座標を入力信号として制御装置11に送信する。
【0057】
貨幣処理装置16は、前述のコイン投入口16a(図1)の内部に位置して設けており、該コイン投入口16aから投入された硬貨の真偽判別及び金種判別を実行する。該真偽判別及び金種判別が正であれば、プレイを開始する起動信号を制御装置11に送信する。
【0058】
IDタグリーダ/ライタ17は、制御装置11の更新信号に従ってシール紙ユニット30のIDタグ31に印刷残回数などの設定データを記憶させ、読出信号として前記IDタグ31に記憶のIDナンバーや印刷残回数などの設定データを制御装置11に送信する。
【0059】
プリンタ18は、制御装置11からプリント画像データを受信し、該プリント画像をシール紙32の表面に写真印刷し、作成した写真シールシート33を排出する。ここで写真印刷とは、被写体の撮像画像や編集画像を写真のように美しく印刷することを指し、この写真印刷を行った写真シール34が利用者の直接的な目的物(取得対象物)となる。
【0060】
カメラ窓開閉装置19は、撮像時にカメラ窓7a(図1)を開状態にしてデジタルカメラ12Bでのプレビュー用の動画撮影や静止画撮像を許容し、それ以外では閉状態としてカメラ窓7aが汚れないように保護している。また、カメラ窓開閉装置19の開閉により、利用者にデジタルカメラ12Bの使用/不使用を明確に知らしめている。
記憶装置20は、プレイコイン数や照明光度の設定といった各種の設定情報、及び写真シール作成機1を動作させるプログラムを格納している。
【0061】
以上の回路構成により、床のデジタルカメラ12Bを取り囲んで撮像したような面白みのある撮像画像に編集を許容し、該編集による編集画像をプリンタ18でシール紙32に写真印刷を施して、利用者に写真シール34(後述の図7参照)を提供することができる。
【0062】
次に、図5に示す処理フロー図と共に、写真シール作成機1の制御装置11の動作について説明する。
制御装置11は、利用者によるコイン投入口16a(図1)へのコイン投入を受け付けると(ステップn1)、ブラックライト13D及びドーム型天井用のスポットライト13Eを点灯させ(ステップn2,n3)、撮像空間6照明用の蛍光灯照明装置13Cを消灯する(ステップn4)。
【0063】
制御装置11は、「床下カメラを開くよ」といったの音声アナウンスを行った後、カメラ窓7aを開き(ステップn5)、制限時間が経過してタイムアウトとなるか(ステップn6)、必要枚数の撮像画像を得て撮像が終了するまで(ステップn8)、撮像処理を実行する(ステップn7)。
【0064】
該撮像処理では、図6の処理フロー図に示すように、まずデジタルカメラ12Bで撮影している映像をモニタ14Bにライブビュー表示として動画表示する(ステップp1)。
【0065】
制限時間が経過してタイムアウトとなれば撮像処理を終了し(ステップp2)、制限時間が経過するまではモニタ14B(図1)の横に備えた撮像ボタン(図示省略)が利用者に押下されるまで待機する(ステップp3)。
【0066】
利用者に前記撮像ボタンが押下されると、制御装置11は撮像ボタンから入力信号を受信し、被写体用のストロボ照明装置13Bを発光させると共にカメラシャッタを作動してデジタルカメラ12Bで被写体である利用者及び背景を撮像する(ステップp4)。
【0067】
制御装置11は、モニタ14Bに撮像した撮像画像を表示し(ステップp5)、前記撮像ボタンに隣接したOKボタン(図示省略)が押下されれば(ステップp6)、撮像画像を転送する(ステップp7)。なお、前記ステップp6で利用者が撮像画像に満足せずに前記撮像ボタンに隣接した取り直しボタン(図示省略)を押下した場合には、ステップp1にリターンする。
【0068】
このようにして撮像処理が終了すると、図5に戻って制御装置11は、カメラ窓7a(図1)を閉じる(ステップn9)。
【0069】
制御装置11は、撮像空間6用の蛍光灯照明装置13Cを点灯し(ステップn10,n11)、ドーム型天井用のスポットライト13E及びブラックライト13Dを消灯する(ステップn12)。
【0070】
制御装置11は、音声によって別室(編集空間9)で編集処理ができる旨を利用者にアナウンスし、前記撮像処理で取得した撮像画像に図2に示したタッチパネル15a及びタッチペン15bで編集させる編集処理を許容する(ステップn13)。
【0071】
該編集処理では、縁どりペンやらめペン等のペンツール、及び、さくらんぼや犬等の画像をスタンプのように書き込めるスタンプツール等の落書きツールを表示し、利用者にタッチペン15bで選択された撮像画像に対して落書きツールを利用した落書き編集等の編集操作を許容する。
また編集処理として、クロマキー処理による合成を利用して利用者の背景に書き込みを行う背景描画も許容する。
【0072】
このようにして作成された編集画像を、制御装置11はプリンタ18でシール紙32に印刷して写真シール排出口18a(図1)から排出し、利用者に写真シールシート33を提供する。
【0073】
以上の動作により、撮像、編集、印刷の各処理を経て図7の平面図に示す写真シールシート33を自動作成することができる。これにより、面白いアングルでの撮像画像に編集して作成した写真シール34(34a,34b)を配置した写真シールシート33を取得することが可能となる。デジタルカメラ12Bを床部7の中央付近に設置して上向きに撮像するため、例えば図7の上方の写真シール34aに示すように3人でデジタルカメラ12Bを囲んで撮像した写真が取得できる。また、図7の下方の写真シール34bに示すように、一人がしゃがんでデジタルカメラ12Bに近づいてアップ撮像し、他の2人は上半身だけかがんだ状態でデジタルカメラ12Bから離れて撮像することで、被写体間で奥行きのある写真を得ることもできる。
【0074】
なお、ドーム型天井4aは、ロココ調、バロック建築風の幾何学的な模様、グラデーション等のデザインとしてもよい。
【0075】
また、図4に仮想線で示すように天井ドーム駆動装置21を備え、ドーム型天井4aを上下動可能に構成してもよい。これにより、アミューズメント施設の設置場所の天井高さにあわせてドーム型天井4aを上下動させることが可能となり、アミューズメント施設の設置場所の制約を軽減することができる。また、利用者による上下動操作を可能とした場合には、背景のズーム・ワイド等の演出効果が増大し、撮像処理でのアミューズメント性をさらに向上することができる。
【0076】
また、該天井ドーム駆動装置21は、ドーム型天井4aを円の中心点を中心に旋回巻取り可能な傘の面状の回転板で構成し、該回転板を回転させることにより、回転板(天井)のデザインが切り替わるよう構成してもよい。この場合は、よりバリエーション豊かな背景による撮像を行うことが可能となる。
【0077】
また、スポットライト13Eの光調(光度又は/及び色合い)を利用者が調整可能に、あるいはゲームシナリオ(撮像モード)に対応して調整を実行するように構成してもよい。これにより、利用者が調整可能な場合は、利用者に対する照明とは別個独立して背景の照明を調整することを許容し、利用者と背景のコントラストを自由に調整することが可能となる。また、ゲームシナリオに対応する場合は、ゲームシナリオに最適な照明ができ、利用者と背景のコントラストを最適に設定して撮像することが可能となる。
【0078】
また、スポットライト13Eを小型に形成して複数備え、ドーム型天井4aに光の点を投影するように構成してもよい。この場合、スポットライト13Eに色フィルムや模様フィルムを取り付けてもよく、またこれらのフィルムを複数備えて選択可能に構成してもよい。フィルムの選択は、利用者が行う、あるいはゲームシナリオに従って制御装置11が自動で切替えることで実行すればよい。これにより、光点での背景演出が可能となり、従来にない背景演出でアミューズメント性を向上することができる。なお、光点での背景演出には、緑色や赤色等のレーザー光を照射するレーザー光照射装置を利用してもよい。
【0079】
また、ドーム型天井4aの底面に透明板を取り付けて半球状の密閉した天井空間を形成し、該天井空間内に銀紙、ナイロン、アクリル片、ゴムボール等の反射部材を封入すると共に、上記天井空間内に小型扇風機又は送風機等の流体制御装置を備えてもよい。これにより、前記流体制御装置で反射部材を乱舞させ、例えば紙ふぶきのような奥行き感と立体感のある背景を演出することができる。また、天井空間内に液体を封入した場合には、魚を泳がす、色のついた油を流してマーブル模様等の不思議な模様を演出するなど、様々な背景を演出することが可能となる。
【0080】
またこの場合、天井空間を形成するドーム型天井4aが適宜の振動装置による微小振動を伴いながら適宜の駆動装置で360度回転するように構成してもよい。これにより、反射部材を天井空間内でより複雑に動作させることができると共に、ドーム型天井4aのドーム面に模様を描いていればこの向きを変更することもでき、背景演出のバリエーションが増加する。
【0081】
またさらに、ドーム型天井4aのドーム面を多角形の鏡面に形成し、反射部材がランダムに反射して投影されるように構成してもよい。これにより、万華鏡のような幻想的な背景を演出することが可能となる。
【0082】
また、プロジェクタや映写機等の映写手段を、筐体10の正面側部、又は撮像空間背部(図1の左側)の中央部等に備え、該映写手段でドーム型天井4aの内側に映像を投射するように構成してもよい。
【0083】
この場合は、図5で説明した処理フローのステップn6(タイムアウト)からステップn8(撮像終了)までの間を、図8の部分処理フロー図に示すように変更すればよい。
【0084】
タイムアウトとなるまでの間(ステップn6)制御装置11は、利用者にスライドONが選択されるまで待機した後(ステップn6’)、映写手段のスライドランプを点灯し(ステップn6”)、撮像処理を実行する(ステップn7)。
【0085】
撮像処理が終了すると、スライドランプを消灯し(ステップn7’)、
必要枚数の撮像画像を得て撮像が終了するまで処理を繰り返す(ステップn8)。
【0086】
以上の構成及び動作により、例えば星空、青空、森林内の木漏れ日、海の中から見た海面、オーロラ等、バリエーション豊かな背景をプロジェクタ等で投射して提供することができる。
【0087】
なお、投射する映像は、静止画を投射した場合には安定した背景を、動画を投射した場合には正確には予想できないアミューズメント性のある背景を、それぞれ提供することができる。
【0088】
次に、第2の実施形態として、撮像空間6で編集空間も兼ね、天井部4を平面部材で構成し、カメラを移動可能にする移動カメラユニット41を備えたタイプについて説明する。
【0089】
当該実施形態では、図9の右側面から見た斜視図に示すように、天井を平面の天井板4bで形成し、該天井板4bの下面にハート型や星型等に形成した演出部材5bを適宜配置する。該演出部材5bは、金色や銀色の金属部材、透明プラスチック又は半透明プラスチック、及び、透明又は半透明のガラス等の反射部材で形成する。
【0090】
撮像空間6の正面側(図示右側)に備えた筐体10には、正面の鉛直方向中央部にモニタ14Aを備える。該モニタ14Aには、タッチパネル15aを重ねて設け、その左右に備えたタッチペン15b,15bと共に入力装置15を構成し、タッチペン15bでタッチパネル15aをタッチさせて、利用者の入力を許容する。
【0091】
前記モニタ14Aの上部にはデジタルカメラ12Aを備え、該デジタルカメラ12Aの左右にストロボ発光するストロボ照明装置13A,13Aを配設する。
【0092】
なお、該ストロボ照明装置13Aは、ボックス状に形成して正面を白色半透明の拡散板で形成し、他の面を白色塗装した反射板で形成する。これにより、ストロボ発光体で奥側に向かって照射する照射光を前記反射板で反射し、その反射光を拡散板で拡散して主に被写体を略均一に照明する。
【0093】
また、デジタルカメラ12Aは、ストロボ照明装置13Aの照明光を利用して撮像空間A内の被写体を略水平方向に撮像する。
前記モニタ14Aの下方には、四角形の凹部である移動カメラユニット収納部41aを形成し、移動カメラユニット41が収納可能となっている。
【0094】
ここで移動カメラユニット41について説明すると、図10の正面右上から見た斜視図、及び図11の左側面から見た斜視図に示すように、該移動カメラユニット41はレール40上を水平移動する車輪49を底部に備えている。これにより、移動カメラユニット41を、撮像空間6の周部である筐体10から撮像空間6の内側である平面視中央部まで移動可能に構成している。
【0095】
該移動カメラユニット41は、正面視略H型で側面視四角形のユニット枠42に、円柱型の回転ドラム44を回転可能に枢着して形成する。
該回転ドラム44の周面の中央1箇所には移動デジタルカメラ43を備える。
【0096】
前記回転ドラム44とユニット枠42との枢着部には、長方形の回転制御棒45,45を備え、該回転制御棒45の一端側は重りで形成して重り部46を構成する。該重り部46により、移動カメラユニット41が筐体10から引き出されると、重り部46に対する重力の影響で回転ドラム44が回転し、図11に示すように移動デジタルカメラ43が上向きになるように構成している。
ユニット枠42の背面側(図示右側)には、つるまきバネで構成したスプリング47(カメラユニット引き戻し手段)を備えている。
【0097】
筐体10には、図12の正面右上から見た斜視図に示すように、移動デジタルカメラ43(図10)を正面に向けるカメラ方向制御棒51,51を備える。すなわち、カメラ方向制御棒51が、前記回転制御棒45を強制的に回転させて水平方向に倒すように作用し、該回転によって回転ドラム44が回転して移動デジタルカメラ43が正面を向く。
【0098】
また、図10に仮想線で示す部分右側面図(断面図)Aに示すように、筐体10には筐体ロック部52を備える。該筐体ロック部52は、一辺を切り落とした四角柱形状の係止部52aと、該係止部52aの下方に挿着した棒状の鉄心52dを、バネ52bとソレノイド52cに上から挿通し、前記バネ52bで上方へ付勢する。
【0099】
これにより、通常は前記移動カメラユニット41の固定板48をロックし、必要なときのみソレノイド52cに通電(電流を付与)して鉄心52d及び係止部52aを下方へ移動させてロックを開放し、移動カメラユニット41が引き出せるようにロック制御する。なお、移動カメラユニット41を戻すときは、ロックを開放しておかなくとも、係止部52aの傾斜面を移動カメラユニット41の固定板48で押して下方にスライドさせ、カチッとはめ込むことができる。
【0100】
さらに、床部7の中央近傍には、図9に仮想線で示す部分右側面図(断面図)Aに示すように、床ロック部53を備える。該床ロック部53は、一辺を切り落とした四角柱形状の係止部53aと、該係止部53aの下方に挿着した棒状の鉄心53dをソレノイド53cに上から挿通し、該ソレノイド53cの下方に備えたバネ53bで下方へ付勢する。
【0101】
これにより、必要な場合のみ前記ソレノイド53cに通電し、移動カメラユニット41の突起部50を床ロック部53の係止部53aで係止して、移動カメラユニット41を引き出した状態で戻らないようにロックし、略鉛直撮像が終了すればロックを開放するロック制御を行う。利用者が移動カメラユニット41を引き出しきる前に通電してロックしていても、係止部53aの傾斜面を移動カメラユニット41の突起部50で押して下方にスライドさせ、カチッとはめ込むことができる。なお、前記床ロック部53及び突起部50は、左右に1つずつ計2つ備えるが、中央に1つだけ備えるように構成してもよい。
【0102】
前記移動カメラユニット収納部41aの右横には、硬貨の投入を許容する貨幣投入口16aを備え、筐体10の右側面下部には、作成した写真シールシートを排出する写真シール排出口18aを備える。
【0103】
撮像空間6の底面である床部7には、ガイドレール40,40を形成し、前記移動カメラユニット収納部41aから移動カメラユニット41を引き出し可能に構成している。
【0104】
撮像空間6の背面側(図9の図示左側)には、天井照明用のスポットライト13Eを備える。
他の構成要素については、先の第1の実施形態と同一であるため、同一要素に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0105】
以上の構成により、移動カメラユニット41を正面の筐体10の移動カメラユニット収納部41aに格納した状態では、筐体ロック部52で固定板48を固定し、略水平に被写体を写す全身撮像を実行することができる。
【0106】
また、筐体ロック部52でのロック解除をはずして移動カメラユニット41をフリーにし、利用者が床部7に備えたガイドレール40に沿って移動カメラユニット41を引き出した状態では、天井の天井板4bを背景として下から撮像する略鉛直撮像を実行することができる。
【0107】
このとき、回転制御棒45の一端には重り部46があるため、筐体10でのカメラ方向制御棒51による支持がなくなると重り部46が重力で下方に下がり、デジタルカメラ12Aが自然に上方に向く。
【0108】
移動カメラユニット41を収納する際には、スプリング47の収縮力で自然に移動カメラユニット41が筐体10に接触し、カメラ方向制御棒51で回転制御棒45が支持されて移動デジタルカメラ43が正面を向く。
【0109】
また、筐体10に備えたデジタルカメラ12Aでは、被写体の上半身をアップ撮像することができ、計3パターンから利用者が選択できるバリエーション豊かな撮像を実現することができる。
【0110】
次に、当該第2の実施形態の回路構成について、図13に示す回路ブロック図と共に説明する。
筐体10に備えたデジタルカメラ12Aは、正面から被写体の上半身をアップ撮像する。
【0111】
移動カメラユニット41に備えた移動デジタルカメラ43は、筐体10にセットされた位置では被写体を正面から全身撮像し、撮像空間6の中央に引き出された位置しでは上方に向かって被写体及び天井板4bを鉛直撮像する。
【0112】
ストロボ照明装置13Aは、デジタルカメラ12A又は筐体10にセットされた位置での移動デジタルカメラ43での撮像時(すなわち水平方向に撮像する水平撮像時)にストロボ発光を実行する。
モニタ14Aは、撮像前のプレビュー表示、撮像した撮像画像の確認表示、編集処理での編集画像を表示する。
【0113】
移動カメラ固定装置22は、前述の筐体ロック部52及び床ロック部53で構成し、前述のソレノイド(電磁駆動手段)52c,53cによって筐体ロック部52及び床ロック部53のロック/アンロックを制御する。
【0114】
詳述すると、移動カメラユニット41の移動を許容して鉛直撮像を実行する場合には、筐体ロック部52を通電により開放し、床ロック部53を通電によりロックする。
【0115】
移動カメラユニット41を筐体10に固定して全身撮像する、あるいは移動カメラユニット41を使用しない場合には、筐体ロック部52を通電停止(無電流)によりロックし、床ロック部53を通電停止により開放する。
【0116】
これらの筐体ロック部52及び床ロック部53のロック制御は、撮像処理中のみ行い、撮像処理終了後はソレノイド52c,53cに通電しない。これにより、消費電力を削減すると共に、利用者の移動カメラユニット41の戻し忘れを防止することができる。なお、停電時には移動カメラユニット41は自然に筐体10側へスプリング47で引っ張られ、移動カメラユニット収納部41aに収納する。
【0117】
他の構成要素については、前述の第1の実施形態と同一であるため、同一要素に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0118】
以上の回路構成により、デジタルカメラ12Aでの水平方向のアップ撮像、移動デジタルカメラ43での水平方向の全身撮像又は鉛直撮像を制御し、バリエーション豊かな撮像による利用者の満足度の高い写真シールシート33を低コストで提供することができる。
【0119】
次に、当該第2の実施形態の写真シール作成機1の動作について、図14に示す処理フロー図と共に説明する。
利用者によってコイン投入口16aに硬貨が投入されると(ステップr1)、制御装置11は、モニタ14Aに撮像モードを選択させる選択画面を表示して、利用者に撮像モードを選択させる(ステップr2)。なお、撮像モードとしては、アップ撮像モード、全身撮像モード、天井撮像(鉛直撮像)モードの3つのモードを提供する。
【0120】
利用者に選択された撮像モードが移動モード(天井撮像モード)であった場合には、移動禁止用である筐体ロック部52の通電をONにしてロック解除し、移動カメラユニット41の移動を許容する(ステップr4)。
【0121】
利用者によって移動カメラユニット41が移動されると、移動カメラユニット41の固定用である床ロック部53の通電をONにして、移動カメラユニット41を撮像空間6の平面視中央位置で固定する(ステップr5)。
【0122】
制御装置11は、タイムアウトとなるか(ステップr6)、必要枚数の撮像画像を得て撮像が終了するまで(ステップr8)、撮像処理を実行する(ステップr7)。
【0123】
該撮像処理では、図6の処理フロー図と共に前述した処理を実行するが、選択された撮像モードによってステップp4の撮像に使用するデジタルカメラ及び照明装置を変更する(ステップr7)。
【0124】
すなわち、アップ撮像モードでは、デジタルカメラ12A、及びストロボ照明装置13Aを使用する。
全身撮像モードでは、移動デジタルカメラ43(筐体10に固定状態)、及びストロボ照明装置13Aを使用する。
天井撮像モードでは、移動デジタルカメラ43(撮像空間6に引き出し状態)、及びスポットライト13Eを使用する。
【0125】
このようにして撮像処理が終了すると、制御装置11は、床ロック部53の通電をOFFにしてロック解除し(ステップr9)、スプリング47(図11)の収縮力で移動カメラユニット41が筐体10に収納されるのを待たずに、筐体ロック部52の通電をOFFにする(ステップr10)。なお、天井撮像モードが選択されていない場合には、前記筐体ロック部52及び床ロック部53の通電は共にOFF状態とする。
【0126】
制御装置11は、モニタ14Aに撮像画像等を表示して第1の実施形態と同様の編集処理を実行し(ステップr11)、完成した編集画像をプリンタ18で印刷した写真シールシート33を写真シール排出口18aから排出する(ステップr12)。
【0127】
以上の動作により、利用者は通常の水平撮像(アップ撮像又は全身撮像)と特殊撮像である鉛直撮像(天井撮像)を選択して実行することができ、1台の写真シール作成機1でバリエーション豊かな撮像モードを提供することができる。
【0128】
なお、撮像モードには、例えばアップ撮像と天井撮像とを組み合わせた複合モード等を提供してもよい。これにより、1プレイ内で通常撮像と特殊撮像を行ってバリエーション豊かな撮像画像に基づく写真シールシート33を提供することが可能となる。
【0129】
また、回転ドラム44には、モニタ又は/及び照明装置を備えてもよい。これにより、引き出し状態での鉛直撮像でも、モニタによるプレビュー確認を見やすくし、下方から被写体を照明する照明光を得るといったことが可能となる。
【0130】
また、移動デジタルカメラ43は真上を向くように構成したが、例えば回転制御棒45とユニット枠42との間に摩擦力が発生するように形成し、利用者が任意の角度に移動デジタルカメラ43を備えた回転ドラム44を静止させて、真上や斜め上等の自由な撮像方向で撮像できるように構成してもよい。
【0131】
また、天井板4bには、市松模様、木目調、レンガ調、大聖堂天井風等のデザインを施してもよく、また前記反射部材として、スパンコールやビー球等を使用してもよい。また、天井板4bを白色又は青色等の一色で形成し、制度の高いクロマキー処理が容易に行えるように構成してもよい。
【0132】
また、前記第1又は第2の実施形態において、ドーム型天井4a又は天井板4bに対し、半透明フィルムで形成したスライドに描かれた画像を映写するスライド映写装置を備えてもよい。この場合、前記スライドとして、夜空、夕焼け、日中、真夏、木漏れ日、又は海中等の風景画像タイプ、幾何学模様等の模様タイプ、アニメ等のイラストタイプ、無地タイプ等のタイプを用意し、利用者に別途配布あるいは販売するとよい。
【0133】
これにより、利用者は配布された又は購入したスライドにマーカーペン等による書き込みや印刷(別途パーソナルコンピュータとカラープリンタを利用するとよい)を自分で行うことができ、このように加工したスライドの画像を前記スライド映写装置でドーム型天井4a又は天井板4bに映写し、個性ある背景を演出することができる。
【0134】
また、ドーム型天井4a又は天井板4bに対する照明以外は消灯しておき、撮像の瞬間にはさらに被写体(利用者)を照明するのみとして、周囲が暗く幻想的な空間での撮像を可能に構成してもよい。この場合は、安全対策を兼ねて撮像空間の壁面又は/及び床面、及び操作パネルの位置案内用に、ブラックライトとブラックライト発光部材を用いることが望ましい。これにより、幻想的な特殊空間での撮像が可能となり、ゲーム性を高めて利用者の満足度を向上させることができる。
【0135】
また、ドーム型天井4a及び天井板4bに替えて、撮像空間6の幅とほぼ同じ長さの円柱形のローラを天井部の前後に備え、幕体の一端と反対端を接続して輪状に形成したロールカーテンを前記各ローラにまたがるように張架してもよい。この場合は、前記ロールカーテンを模様の異なる2面幕体で構成し、ローラを適宜の駆動装置(正逆転モータ等)で回転させることで、背景となる前記ロールカーテンの面が変更可能となり、複数の模様・デザインを変更することができる。これにより、ゲームシナリオに対応した背景を自動選択することが可能となる。
【0136】
また、前記駆動装置を備えず、前記ローラの1つの端部にギアを備えると共にチェーンを掛け、該チェーンを利用者が引っ張ることで利用者が自由に背景を選択できるように構成してもよい。この場合は、利用者が自由に背景を選択できるため、個別の満足度を向上させることができる。
【0137】
また、他の実施形態として、図15及び図16に示す写真シール作成機1の概観説明図の(A)〜(D)に示す斜視図のように、真上ではなく斜め上を撮像するデジタルカメラ12Cを筐体10に備えてもよい。これにより、斜め下から天井を背景とする撮像画像を取得することができ、通常撮像に近い感覚の撮像画像で、凝った背景による撮像を実行することができる。すなわち、背景として写る背景部材を撮像空間上部に備えていることで、利用者が不注意で破壊する心配がなく、立体的な背景部材等を提供することが可能となる。
【0138】
この場合、背景部材は様々な形状に形成することができ、例えば図15の(A)に示すように、背景部材として背景板4cを撮像空間6の天井部分4dと背面部分4eを連続させて形成し、該天井部分4dと背面部分4eとの境界線が写らないように湾曲させて形成することができる。これにより、クロマキー合成時に前記境界線が残る問題を回避でき、理想的なクロマキー合成用の撮像環境を作り出すことができる。
【0139】
また、(B)に示すように、天井板4bを撮像空間6の正面側が高く背面側が低くなるように傾斜させて形成することができる。これにより、デジタルカメラ12Cの撮像方向に対応させた向きで背景を演出することができる。
【0140】
また、図16の(C)に示すように、背景部材として四角錐天井板4fを備えてもよい。これにより、立体感のある背景を提供することができる。
【0141】
また、(D)に示すように、背景部材として鏡面に形成した四角錐室4hを整列配置した整列反射板4gを備えてもよい。これにより、万華鏡のように繰り返し模様があらわれる幻想的で不思議な背景を提供することができ、斬新な背景による利用者の満足度向上を図ることができる。
【0142】
なお、デジタルカメラ12Cの角度は、撮像空間6のサイズによって変更することができるが、普通人が普通に行う行動で触れることがない程度の高さに備えた背景部材が、デジタルカメラ12Cで写せる撮像範囲の主要部に位置する角度で構成することが望ましい。
【0143】
また、天井部には大型の液晶画面を備える、あるいは小型若しくは通常サイズの液晶画面を複数整列して配置するようにして天井を構成してもよい。この場合は、多種多様な背景画像を表示することができる。
【0144】
また、以上の各実施形態において、モニタ14は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、鏡、又は、画像を投射するプロジェクタや映写機等の投射手段と上記画像を写像(像を写し出す)するスクリーンやカーテンや筐体等の写像手段とを有する投射写像手段等の表示手段で構成してもよく、前記プロジェクタは透過型プロジェクタ又は反射型プロジェクタで構成してもよい。
【0145】
また、編集処理で利用する編集用アイテム画像として、天井背景専用の背景画像やアイテム画像等、天井背景向き編集用アイテム画像を用意してもよい。該天井背景向き編集用アイテム画像は、例えば、海の中で頭上を魚が泳いでいるような背景画像や、煙突やマンホールを覗き込んでいるように見せる前景画像等で構成することができる。
【0146】
また、例えばUSBケーブルやIEEEケーブル等のデータ取込インターフェースを筐体10の正面側に備え、個人用のデジタルカメラやノートパソコン、携帯電話やPDA等から前記編集処理で使用する画像を取り込み可能に構成しても良い。これにより、例えば過去に撮像したお気に入りの写真画像を使用する、ペットの写真画像を使用する、あるいは、風景写真や花柄イラストを利用する等、利用者が自由な素材画像を利用することができ、利用者の満足度を向上させることができる。
【0147】
また、各デジタルカメラ(12A,12B,12C,43)を、ズーム機能を備えたデジタルカメラで構成し、利用者が任意の倍率で撮像できるように構成してもよい。これにより、自由なズーム調整を許容して利用者の満足度を向上させることができる。
【0148】
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の写真シール作成装置は、実施形態の写真シール作成機1に対応し、
以下同様に、
背景部材は、ドーム型天井4a、天井板4b、背景板4c、四角錐天井板4f、整列反射板4gに対応し、
撮像手段は、デジタルカメラ12B,12C,43に対応し、
編集手段は、入力装置15に対応し、
識別手段は、IDタグリーダ/ライタ17に対応し、
出力手段は、プリンタ18に対応し、
識別体は、IDタグ31に対応し、
移動手段は、車輪49に対応し、
取得手段は、データ取込インターフェースに対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の写真シール作成機の外観を示す斜視図。
【図2】筐体の背面図。
【図3】筐体内部を示す部分拡大図。
【図4】写真シール作成機の制御回路を示す回路ブロック図。
【図5】写真シール作成機の制御装置の動作を示す処理フロー図。
【図6】撮像処理の処理フロー図。
【図7】写真シールシートの平面図。
【図8】第1の実施形態のバリエーションを示す部分処理フロー図。
【図9】第2の実施形態の写真シール作成機の外観を示す斜視図。
【図10】筐体を正面右上から見た斜視図。
【図11】移動カメラユニットを左側面から見た斜視図。
【図12】筐体を正面右上から見た斜視図。
【図13】写真シール作成機の制御回路を示す回路ブロック図。
【図14】写真シール作成機の制御装置の動作を示す処理フロー図。
【図15】他の実施形態における写真シール作成機の概観説明図。
【図16】他の実施形態における写真シール作成機の概観説明図。
【符号の説明】
1…写真シール作成機
4…天井部
4a…ドーム型天井
4b…天井板
4c…背景板
4f…四角錐天井板
4g…整列反射板
6…撮像空間
12B,12C,43…デジタルカメラ
15…入力装置
17…IDタグリーダ/ライタ
18…プリンタ
30…シール紙ユニット
31…IDタグ
32…シール紙
49…車輪

Claims (9)

  1. 撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
    該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成方法であって、
    撮像空間上部の少なくとも一部に背景として利用可能な背景部材を用いて前記撮像処理を行う
    写真シール作成方法。
  2. 前記撮像手段で、前記背景部材と対向する前記撮像空間下側から上記背景部材を撮像可能にする
    請求項1記載の写真シール作成方法。
  3. 前記背景部材を前記撮像空間の天井部に用いて撮像する
    請求項1又は2記載の写真シール作成方法。
  4. 前記撮像手段を、移動手段で前記撮像空間の周部から内側へ移動可能にして撮像する
    請求項1、2又は3記載の写真シール作成方法。
  5. 撮像空間内の一以上の被写体を撮像手段で撮像して撮像画像を作成する撮像処理を許容し、
    該撮像画像、又は/及び他の取得手段で取得の取得画像等の編集対象画像を、利用者が編集手段で編集して編集画像を作成する編集処理を許容し、
    所定の画像を出力手段で出力する写真シール作成装置であって、
    撮像空間上部の少なくとも一部に背景として利用可能な背景部材を備えた
    写真シール作成装置。
  6. 前記撮像手段を、前記背景部材と対向する前記撮像空間下側から上記背景部材を撮像可能に備えた
    請求項5記載の写真シール作成装置。
  7. 前記背景部材を前記撮像空間の天井部に備えた
    請求項5又は6記載の写真シール作成装置。
  8. 前記撮像手段を前記撮像空間の周部から内側へ移動可能にする移動手段を備えた
    請求項4、5又は6記載の写真シール作成装置。
  9. 画像が印刷されるシール紙と、該シール紙の真偽を識別させる識別体を備え、請求項1から8のいずれか1つに記載の写真シール作成方法又は写真シール作成装置に備えられた識別手段で、前記識別体が識別されて前記所定の画像が印刷される
    シール紙ユニット。
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