JP2004176943A - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸気発生部が清掃容易で常に衛生的に保つことができ、蒸発皿の温度情報をもとに加熱制御と給水制御をおこなうことで適正な蒸気加熱処理を行うことができるようにし、しかも、加熱効率を高めた蒸気発生機能付き高周波加熱装置を提供する。
【解決手段】被加熱物を収容する加熱室11に、高周波と蒸気との少なくともいずれかを供給して前記被加熱物を加熱処理する蒸気発生機能付き高周波加熱装置であって、高周波発生部13と、加熱室11内で蒸気を発生する蒸気発生部15と、蒸気発生部の温度を検出する温度検出部20と、蒸気皿加熱ヒータと送水ポンプを制御する制御部501とを備え、温度検出部の温度情報をもとに蒸気発生部の加熱制御をおこなう。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波加熱と蒸気加熱とを組み合わせて被加熱物を加熱処理する蒸気発生機能付き高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の加熱調理器は、発熱体を有し水を気化しさらに過加熱する蒸気発生手段と蒸気発生手段に水を供給する水供給手段と発生する蒸気の温度を検出する温度検知手段を備え、発生する蒸気の温度が所定温度となるように給水量と発熱量を制御し、適度な蒸気温度ならびに蒸気量を供給できるため、温度、量ともに信頼性の高い蒸気を供給することができるので、安心して調理条件を設定できる。また、蒸気温度を直接検出しているため異常加熱などが防げるものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−339401号公報(第3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特開平10−339401号公報の構成によれば、加熱蒸気の温度を測定しているが、蒸気発生部の温度を測定しているわけではなく、雰囲気温度の測定のため、空焚きによる蒸気発生部の急激な温度上昇の検出が遅くなってしまい、蒸気発生部の熱損傷をまねく恐れがあるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、蒸気発生部の温度と水の供給を制御することで食品に最適な蒸気量を発生させ、空焚きなどの異常を未然に防ぐ安全性を高めた蒸気発生機能付き高周波加熱装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、前記蒸気発生部の加熱ヒータの加熱を制御するヒータ加熱制御手段と、前記蒸気発生部に水を供給するための給水手段と、前記給水手段からの水の供給を制御する給水制御手段とを備え、前記温度検出手段の温度情報をもとに前記加熱ヒータの加熱制御あるいは水の供給を制御することを特徴とする。
【0007】
これによって、蒸発皿近傍に配設された温度検出手段の温度情報をもとに給水手段より必要な水を給水し、仮に新しい水が供給されない場合は加熱ヒータの動作を止め、空焚きを防ぐとともに、調理中においては加熱ヒータを制御して発生蒸気量を調整し、食品に最適な蒸気量で調理を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、前記蒸気発生部の加熱ヒータの加熱制御するヒータ加熱制御手段と、前記蒸気発生部に水を供給するための給水手段と、水の供給を制御する給水制御手段とを備え、前記温度検出手段の温度情報をもとにヒータの加熱制御および前記給水部からの水の供給を制御することを特徴とする。
【0009】
この蒸気発生機能付き高周波加熱装置では、蒸発皿を加熱する加熱ヒータを制御する手段を有し、蒸発皿近傍に配設された温度検出部の温度情報をもとに水を蒸発皿に給水し、給水部の送水ポンプで水の送水量を調節し、仮に新しい水が供給されない場合は加熱ヒータの動作を止め、蒸発皿の空焚きを防ぐとともに、調理中においては加熱ヒータならびに水の供給を制御して発生蒸気量を調整し、食品に最適な蒸気量で調理を行うことができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、前記蒸気発生部の加熱ヒータの加熱制御をするヒータ加熱制御手段と、前記蒸気発生部に水を供給するための給水手段と、の水の供給を制御する給水制御手段とを備え、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出部の温度情報をもとに前記加熱ヒータの加熱制御あるいは前記給水部からの水の供給を制御することを特徴とする。
【0011】
この蒸気発生機能付き高周波加熱装置では、蒸発皿を加熱する加熱ヒータを制御する手段を有し、蒸発皿近傍に配設された温度検出部の温度情報をもとに水を蒸発皿に給水し、給水部の送水ポンプで水の送水量を調節することができる。あるいは温度検出部の温度情報をもとに加熱ヒータの制御をおこなうことにより蒸発皿の空焚きを防ぐことができる。このように調理中においては加熱ヒータあるいは水の供給を制御して発生蒸気量を調整し、食品に最適な蒸気量で調理を行うことができる。
【0012】
請求項3記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、給水制御手段が給水をおこなってから、所定時間経過しないと調理開始時に給水を行わないことを特徴とする。
【0013】
前記蒸気発生部の温度が所定の温度になると、蒸気発生部内の水が少なくなっているとして、給水を行なう。蒸気発生部の温度は給水を行なった際に低下するのだが、給水してからすぐには温度低下せず、いったん温度上昇してから、温度低下が始まる。この現象を一般的にオーバーシュートと称する。温度低下がある場合、水が確実に供給されたということを判断できる。このときのオーバーシュートを考慮し、次回の給水を行なうか否かの判定を所定時間経過するまで、実施しない。このことにより、蒸気発生部の温度が高いからと、連続的に給水され、蒸発皿から水が溢れ出し、庫内に水が流出するような事態を避けることができる。つまりは水の供給過多による蒸気発生部からの水のあふれを防ぎ安全性を高めることができる。
【0014】
請求項4記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、前記蒸気発生部の温度情報が上昇中であり、かつ所定の温度以上に達すると、給水をおこなうことを特徴としている。
【0015】
前記蒸気発生部の温度が所定の温度になると、蒸気発生部内の水が少なくなっているとして、給水を行なう。蒸気発生部の温度は給水を行なった際に低下するのだが、給水してからすぐには温度低下せず、いったん温度上昇してから、温度低下が始まる。この現象を一般的にオーバーシュートと称する。温度低下がある場合、水が確実に供給されたということを判断できる。この温度低下が発生している状態で、蒸気発生部の温度が所定温度以上であるとして給水されると、水の供給過多となる恐れがあることを考慮し、次回の給水を行なうか否かの判定を蒸気発生部の温度が上昇していないと実施しないようにする。このことにより、蒸気発生部の温度が高いからと、連続的に給水され、蒸発皿から水が溢れ出し、庫内に水が流出するような事態を避けることができる。つまりは水の供給過多による蒸気発生部からの水のあふれを防ぎ安全性を高めることができる。
【0016】
請求項5記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、蒸気を発生させる調理においては加熱ヒータならびに給水ポンプにより水の供給を制御して発生蒸気量を調整し、食品に最適な蒸気量で蒸気加熱を行なっている。加熱室内にある蒸気発生部から蒸気を発生するため、調理終了時まで水を給水していると調理終了後に蒸気発生部の蒸発皿に水が残ってしまうので、次回の調理時に無条件に水が給水するようにしてしまうか、あるいは蒸気を使用する調理を開始し、すぐに調理の取り消し操作をし、即座に蒸気を使用する調理を開始するようなことを繰り返すと蒸発皿への水の供給過多による蒸気発生部からの水のあふれをおこす恐れがある。そのため、蒸気を使用する調理を開始した際、以前の調理中に給水動作してからの経過時間が所定時間以上経過しており、なおかつその経過時間内に蒸気発生部内の温度が所定温度に達していたことがなければ、水が残っていると見なして、調理開始時に給水を行わないようにすることとした。これにより水の供給過多による蒸気発生部からの水のあふれをおこす恐れを回避することができ、安全性を高めることができる。
【0017】
請求項6記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、前記蒸気発生部へ水を供給する給水手段と、前記給水部の水の供給を制御する給水制御手段とを備え、蒸気の供給を止めた時から、所定時間のうちに前記蒸気発生部の温度が上昇し、所定の温度以上になっている場合に給水をおこなうことを特徴とする。
【0018】
蒸気を使用する加熱状態では前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出部の温度情報をもとに前記加熱ヒータの加熱制御ならびに前記給水部の水の供給を制御している。
【0019】
蒸気を停止した場合、その時点において蒸気発生部内の蒸発皿の残水量が少ない場合、すぐに加熱ヒータの残熱により、蒸気発生部内の蒸発皿の残水が蒸発し、前記蒸気発生部の温度が上昇し、かつ所定の温度以上になっている場合に給水をおこなうために、蒸発皿が空焚きになる危険を防ぐことができる。
【0020】
請求項7記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、蒸気を発生する調理が行なわれ、前記加熱ヒータの加熱制御がおこなわれていも給水が所定時間のうちに一切給水が行われない場合に故障があることを検出することを特徴とする。
【0021】
この蒸気発生機能付き高周波加熱装置では、蒸気を発生する調理が行なわれ、前記加熱ヒータの加熱制御ならびに前記蒸気発生部への水供給がおこなわれる。加熱ヒータの断線があるいは蒸気発生部が故障した場合は、前記蒸気発生部の温度が上昇せず、蒸発皿への給水が一切なされず、調理が失敗してしまう危険が生じる。仮に加熱ヒータが断線あるいは蒸気発生部が故障し、蒸発皿への給水動作が所定時間の間に一切なされない場合は、故障と見なし、調理を打ち切ることで、使用者に異常を報知し、速やかな修理等の対応につなげることができる。
【0022】
請求項8記載の蒸気発生機能付き高周波加熱装置は、着脱可能な水貯留タンクと、前記水貯留タンクの着脱情報を検出するためのタンク着脱検出手段と、前記蒸気発生部に対して水を供給するための給水手段を有し、蒸気を使用する調理が行なわれ、水が供給された後に、前記水貯留タンクが使用者により抜かれたことを検出し、給水制御手段は給水動作をおこなうことにより、前記水貯留タンクから前記蒸気発生部までを接続する管路内に滞留する水を前記蒸気発生部に水を強制排出することを特徴とする。
【0023】
この蒸気発生機能付き高周波加熱装置では、加熱室内にある蒸気発生部から蒸気を発生するため、水貯留タンクから前記蒸気発生部までを接続する管路内に水が残ってしまい、そのまま放置されると次回の調理のときに古い残った水を使うことになるばかりか、長期にわたり放置された場合は水自体が腐敗する可能性がある。水貯留タンクが使用者により抜かれると、給水動作を行うことにより、水貯留タンクから前記蒸気発生部までを接続する管路内に滞留する水を前記蒸気発生部に排出することで、管路内に水が残ることを防ぎ、管路内を衛生的に保つことができる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の蒸気発生機能付き高周波加熱装置の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0025】
図1は第1実施形態の蒸気発生機能付き高周波加熱装置の開閉扉を開けた状態を示す正面図、図2はこの装置に用いられる蒸気発生部の蒸発皿を示す斜視図、図3は蒸気発生部の蒸発皿加熱ヒータと反射板を示す斜視図、図4は蒸気発生部の断面図である。
【0026】
この蒸気発生機能付き高周波加熱装置100は、被加熱物を収容する加熱室11に、高周波(マイクロ波)と蒸気との少なくともいずれかを供給して被加熱物を加熱処理する加熱調理器であって、高周波を発生する高周波発生部としてのマグネトロン13と、加熱室11内で蒸気を発生する蒸気発生部15と、加熱室11内の空気を撹拌・循環させる循環ファン17と、加熱室11内を循環する空気を加熱する室内気加熱ヒータとしてのコンベクションヒータ19とを備えている。
【0027】
加熱室11は、前面開放の箱形の本体ケース10内部に形成されており、本体ケース10の前面に、加熱室11の被加熱物取出口を開閉する透光窓21a付きの開閉扉21が設けられている。開閉扉21は、下端が本体ケース10の下縁にヒンジ結合されることで、上下方向に開閉可能となっている。加熱室11と本体ケース10との壁面間には所定の断熱空間が確保されており、必要に応じてその空間には断熱材が装填されている。特に加熱室11の背後の空間は、循環ファン17及びその駆動モータ23(図9参照)を収容した循環ファン室25となっており、加熱室11の後面の壁が、加熱室11と循環ファン室25とを画成する仕切板27となっている。仕切板27には、加熱室11側から循環ファン室25側への吸気を行う吸気用通風孔29と、循環ファン室25側から加熱室11側への送風を行う送風用通風孔31とが形成エリアを区別して設けられている。各通風孔29,31は、多数のパンチ孔として形成されている。
【0028】
循環ファン17は、矩形の仕切板27の中央部に回転中心を位置させて配置されており、循環ファン室25内には、この循環ファン17を取り囲むようにして矩形環状のコンベクションヒータ19が設けられている。そして、仕切板27に形成された吸気用通風孔29は循環ファン17の前面に配置され、送風用通風孔31は矩形環状のコンベクションヒータ19に沿って配置されている。循環ファン17を回すと、風は循環ファン17の前面側から駆動モータのある後面側に流れるように設定されているので、加熱室11内の空気が、吸気用通風孔29を通して循環ファン17の中心部に吸い込まれ、循環ファン室25内のコンベクションヒータ19を通過して、送風用通風孔31から加熱室11内に送り出される。従って、この流れにより、加熱室11内の空気が、撹拌されつつ循環ファン室25を経由して循環されるようになっている。
【0029】
マグネトロン13は、例えば加熱室11の下側の空間に配置されており、マグネトロンより発生した高周波を受ける位置にはスタラー羽根33が設けられている。そして、マグネトロン13からの高周波を、回転するスタラー羽根33に照射することにより、該スタラー羽根33によって高周波を加熱室11内に撹拌しながら供給するようになっている。なお、マグネトロン13やスタラー羽根33は、加熱室11の底部に限らず、加熱室11の上面や側面側に設けることもできる。
【0030】
蒸気発生部15は、図2に示すように加熱により蒸気を発生する水溜凹所35aと突起面36を有した蒸発皿35と、蒸発皿35の下側に配設され、図3及び図4に示すように蒸発皿35を加熱する蒸発皿加熱ヒータ37と、該ヒータの輻射熱を蒸発皿35に向けて反射する断面略U字形の反射板39とから構成されている。温度検出部20は蒸発皿35の下方でかつ反射板39の外側に配設されている。蒸発皿35は、金属製の細長板状のもので、加熱室11の被加熱物取出口とは反対側の奥側底面に長手方向を加熱室11と循環ファン室25とを画成する仕切板27に沿わせた向きで配設されている。なお、蒸発皿加熱ヒータ37としては、ガラス管ヒータ、シーズヒータ、プレートヒータ等が利用できる。
【0031】
また、図5、図6に示すように給水部51は、水貯留タンク53と、水貯留タンク53から蒸発皿35に対して所定量の水を供給する送水ポンプ55と、水貯留タンク53から蒸発皿35までを接続する管路57とを有している。
【0032】
この構成によれば、蒸発皿35に対し水を連続供給することができるので、長時間の連続蒸気加熱処理が可能となる。なお、水貯留タンク53は、図6に本装置の側面側の一部斜視図を示すように、取り扱い性を高めるためカートリッジ式としており、装置に組み込んだときに装置自体が大型化しないように、本体ケース10の比較的高温になりにくい側壁部にコンパクトに埋設してある。この他にも、断熱処理を施して装置の上面側に配設してもよく、下面側に配設してもよい。カートリッジ式の水貯留タンク53は、装置外部から取り出せて簡単に交換できることが好ましく、これにより取扱性を向上することができ、タンクの清掃も容易となる。例えば図示のように、装置側面から蓋59を開閉して出し入れ可能にしてもよく、装置前面から出し入れ可能にしてもよい。また、カートリッジ式の水貯留タンク53は、樹脂やガラス等の透明材料で形成し、タンク収納部分の本体ケース側の壁も透明材料で作ることにより、水貯留タンク53内の水残量を外側から目視確認可能に構成することが好ましい。
【0033】
図7は蒸気発生機能付き高周波加熱装置100を制御するための制御系のブロック図である。この制御系は、例えばマイクロプロセッサを備えてなる制御部501を中心に構成されている。制御部501は、主に、電源部503、記憶部505、入力操作部507、表示パネル509、温度検出部20、加熱部511、冷却用ファン61等との間で信号の授受を行っている。
【0034】
入力操作部507には、加熱の開始を指示するスタートスイッチ519、高周波加熱や蒸気加熱等の加熱方法を切り替える切替スイッチ521、予め用意されているプログラムをスタートさせる自動調理スイッチ523等の種々の操作スイッチが接続されている。
【0035】
加熱部511には、高周波発生部13、蒸気発生部15、循環ファン17等が接続されている。また、高周波発生部13は、電波撹拌部(スタラー羽根の駆動部)33と協働して動作し、蒸気発生部15には、蒸発皿加熱ヒータ37、室内気加熱ヒータ19(コンベクションヒータ)等が接続されている。
【0036】
次に、上述した蒸気発生機能付き高周波加熱装置100の基本的な動作について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0037】
操作の手順としては、まず、加熱しようとする食品を皿等に載せて加熱室11内に入れ、開閉扉21を閉める。そして、加熱方法、加熱温度又は時間を入力操作部507により設定して(ステップ10、以降はS10と略記する)、スタートスイッチをONにする(S11)。すると、制御部501の動作によって自動的に加熱処理が行われる(S12)。
【0038】
即ち、制御部501は、設定された加熱温度・時間を読み取り、それに基づいて最適な調理方法を選択・実行し、設定された加熱温度・時間に達したか否かを判断して(S13)、設定値に達したときに、各加熱源を停止して加熱処理を終了する(S14)。なお、S12では、蒸気発生、室内気加熱ヒータ、循環ファン回転、高周波加熱を、それぞれ個別或いは同時に行う。
【0039】
上記した動作の際に、例えば「蒸気発生+循環ファンON」のモードが選択・実行された場合の作用を説明する。このモードが選択されると、図9に本高周波加熱装置100の動作説明図を示すように、蒸発皿加熱ヒータ37がONされることで、蒸発皿35の水が加熱され蒸気Sが発生する。蒸発皿35から上昇する蒸気Sは、仕切板27の略中央部に設けた吸気用通風孔29から循環ファン17の中心部に吸引され、循環ファン室25を経由して、仕切板27の周部に設けた送風用通風孔31から、加熱室11内へ向けて吹き出される。吹き出された蒸気は、加熱室11内において撹拌されて、再度、仕切板27の略中央部の吸気用通風孔29から循環ファン室25側に吸引される。これにより加熱室11内と循環ファン室25に循環経路が形成される。なお、仕切板27の循環ファン17の配置位置下方には送風用通風孔31を設けずに、発生した蒸気を吸気用通風孔29に導かれるようにしている。そして、図中白抜き矢印で示すように、蒸気が加熱室11を循環することによって、被加熱物Mに蒸気が吹き付けられる。
【0040】
次に上述した構成の蒸気発生機能付き高周波加熱装置の制御方法について詳しく説明する。
【0041】
図10は、蒸発皿35の温度に応じて蒸発皿加熱ヒータ37ならびに送水ポンプ55を制御する場合の基本的な手順を示すフローチャートである。このフローチャートでは、最初に蒸気皿加熱ヒータ37を通電する。通電は基本的に連続通電とするが、他のヒーターなどの負荷が通電され、許容電力量を越える場合は非通電とする。なお、メニューによっては許容電力量を越えない場合でも断続通電としてもよいし、スタート時は連続通電し、その後ある所定時間が経過するか、蒸気発生部の温度検出部20の温度が所定温度になる等の諸条件により断続通電としてもよい。次にスタート時給水判定を行い(S21)、スタート時に給水すべきか否かを判定する。判定方式については図11を用いて後に説明する。スタート時のS21の処理において給水OKと判定された場合(S22)、送水ポンプ55を駆動して蒸発皿35に水を供給する(S23)。給水量は送水ポンプ55の駆動時間により決定され、その駆動時間は選択された調理メニューにより任意に設定できるものとし、調理メニューに応じた蒸気量を制御することができる。なお、蒸発皿35の温度が高ければ、水を大量に供給し、一度に大量の蒸気を発生ることや、蒸発皿35の温度が低ければ、少量の水を供給し、蒸発皿加熱ヒータ37を通電し、蒸発皿35を熱し、素早く蒸気を発生させるようにもできる。給水を行うと、給水判定マスク時間を設定し(S24)、この給水判定マスク時間が経過するまでは、次回の給水をさせないようにする。詳しくは図13の給水判定方式を示すフローチャートにて後に説明する。
【0042】
次に蒸気発生部の温度検出部20の温度の上昇値あるいは、絶対温度による空焚き判定を行う(S25)。この空焚き判定方式は、詳しくは図12の空焚き判定方式のフローチャートにて後に説明する。空焚きでないと判定された場合(S26)、蒸気発生部の温度検出部20の温度による給水判定(S27)を行う。この給水判定方式については、詳しくは図13の給水判定のフローチャートにて後述する。給水OKと判定された場合(S28)、送水ポンプ55を駆動して蒸発皿35に水を供給する(S29)。給水量は送水ポンプ55の駆動時間により決定され、その駆動時間は選択された調理メニューにより任意に設定できるものとし、調理メニューに応じた蒸気量を制御することができる。給水を行うと、給水判定マスク時間を設定し(S24)、この給水判定マスク時間が経過するまでは、次回の給水をさせないようにする。詳しくは図12の給水判定のフローチャートにて後に説明する。その後、(S25)の状態に戻るものである。
【0043】
また(S26)の判定により空焚き状態となった場合は、蒸発皿加熱ヒータ37をOFFし(S31)、空焚き状態からの復帰判定を行う(S32)。詳細は図14により後に説明する。空焚き状態から復帰OKであると判定されれば(S33)、蒸発皿加熱ヒータ37通電を再開し(S34)、通常の状態に復帰し、S25の判定に戻るものである。
【0044】
次に図11を用いて、図10におけるS21のスタート時に給水すべきか否かを判定する方式について説明する。まず、以前に蒸気発生を行う調理が行われたことがあり、その調理中に給水がなされていた場合、給水された時点からの経過時間を計測しておく。また、蒸気発生部の温度も合わせて計測を行っておく。調理開始時に、前記経過時間が所定時間以上であり(S35)、なおかつ前記経過時間の間に蒸気発生部の温度検出部20の温度が所定温度以上であったことが一度でもあれば(S36)、調理開始時の給水判定はOKと判定する(S37)。その他の条件ではNGとし(S38)、調理開始時の給水はおこないものとする。なおここで説明した所定時間ならびに所定温度は固定の値としてもよく、以前に行われた蒸気発生させた時点のメニューにより任意の時間ならびに温度を設定できるものであってもよいとする。また、電源投入されてから最初の蒸気を用いる調理が行われる際には、開始時の給水を無条件で行う。なお開始時の給水を無条件で行わないとしても構わない。
【0045】
次に図12を用いて、図10におけるS25の空焚き判定方式について説明する。蒸気発生部の温度検出部20の温度が所定温度であった場合(S39)、あるいは所定時間のうちに温度上昇比較値以上の温度上昇があった場合(S40)に空焚きと判定する(S41)。その他の条件では空焼きでないと判定する(S42)。なおここで説明した所定温度ならびに所定時間、温度上昇比較値は固定の値であっても、蒸気発生させるメニューにより任意の時間、比較値ならびに温度を設定できるものであってもよいとする。
【0046】
次に図13を用いて、図10におけるS27の給水判定方式について説明する。給水判定マスク時間がない場合、あるいは以前に給水がなされ給水判定マスク時間が経過した場合(S43)、かつ蒸気発生部の温度検出部20の温度が所定温度以上であり(S44)、かつ蒸気発生部の温度検出部20が上昇中であった場合に(S45)、給水OKと判定する(S46)。また、給水がなされない条件の時、給水を行っていない時間が所定時間以上となった場合(S47)、蒸発皿加熱ヒータ37が断線あるいは蒸気発生部15が故障したとみなし、強制的に加熱を止めるようにしている(S49)。その他の条件の場合、給水NGと判定する(S48)。
【0047】
次に図14を用いて、図10におけるS32の空焚き状態からの復帰判定方式について説明する。空焚きと判定された場合、まず送水ポンプ55を駆動して蒸発皿35に水を供給する(S50)。給水量は送水ポンプ55の駆動時間により決定され、その駆動時間は固定の値でも、選択された調理メニューにより任意に設定できるものでもよい。次に空焚きと判定した時点の蒸気発生部の温度検出部20の温度をピーク温度として記憶し、その後温度が上昇すると、ピーク温度を更新する(S51)。そして、蒸気発生部の温度検出部20の温度が前記ピーク温度に対して所定温度低下したかの判定を行い(S52)、低下していれば水が確実に供給されたための温度低下とし、空焚き状態を脱する。ただし、蒸気発生部の温度検出部20の温度が空焚き判定に用いた所定温度未満まで低下するまで、空焚き状態からの復帰を猶予する(S53)。これにより、空焚き状態からの復帰後に蒸気発生部の温度検出部20の温度が空焚き判定に用いた所定温度以上であるとすぐに空焚き状態に戻ってしまうことを防ぐものである。その後蒸気発生部の温度検出部20の温度が空焚き判定に用いた所定温度未満まで低下すると、空焚き状態からの復帰OKとする(S54)。S52の判定により、空焚き状態が継続した場合、空焚き復帰検出時間が経過すれば(S55)、空焚き復帰検出時間をクリアし(S56)、空焚き復帰判定回数をカウントする(S57)。空焚き復帰判定回数が所定値つまり空焚きからの復帰判定のやり直し回数の上限に達したかの判定を行い(S58)、上限に達していないうちは再度給水を行い(S59)、S51に戻る。上限に達した場合は、強制的に加熱を止め、調理をうち切り、初期モードあるいは異常内容を表示するモードとする(S60)。
【0048】
次に、蒸気発生を行っている状態から、蒸気を止めた場合の給水動作について説明する。蒸気を止め、蒸発皿加熱ヒータ37をOFFしても、蒸発皿加熱ヒータ37の残熱により、蒸発皿35内の水の量が少ないと蒸発皿35の温度が急激に上昇し、空焚き状態となる恐れが生じる。それを防ぐため、所定時間内に蒸発皿35の温度が急激に上昇した場合は、給水を行うようにする。これにより、空焚き状態を回避することできる。また所定時間が経過した場合はいかに蒸発皿35の温度があがっても、給水は行わない。これは蒸気を使用しないメニューを行い、ヒーター等の加熱手段により加熱室内が高温になる際に誤って蒸発皿35に給水がなされるのを防止するためである。この所定時間は固定の値でも、選択された調理メニューにより任意に設定できるものでもよい。
【0049】
給水部には着脱可能な水貯留タンク53と、前記水貯留タンク53の着脱状態を検出するためのタンク着脱スイッチ54を有す。蒸気を使用する調理が行なわれ、送水ポンプ55が駆動し、水が供給された後に、水貯留タンク53が使用者により抜かれると、タンク着脱スイッチ54により水貯留タンク53が抜かれたことを検出し、送水ポンプ55を所定時間駆動することにより、水貯留タンク53から蒸発皿35までを接続する管路57内に滞留する水を蒸発皿に水を排出するようにしている。これにより管路57内に水が残ることを防ぎ、管路57内を衛生的に保つことができる。
【0050】
このように、本実施形態の蒸気発生機能付き高周波加熱装置によれば、加熱室11の外部ではなく内部で蒸気を発生する構成にしているので、加熱室11内を清掃する場合と同様に、蒸気を発生する部分、つまり蒸発皿35の清掃を簡単に行うことができる。例えば、蒸気発生の過程では、水分中のカルシウムやマグネシウム、塩素化合物等が濃縮されて蒸発皿35の底部に沈殿固着することがあるが、蒸発皿35の表面に付着したものを布等で拭き取るだけできれいに払拭することができる。また、蒸発皿35に水を供給する送水ポンプは調理終了前に動作を終了させるので、調理終了後に水が残ることが無く、また、仮に調理終了後に水が残っていた場合は、蒸発皿加熱ヒータの残熱により蒸発皿の残水が蒸発することで、拭き取りも簡単で加熱室11の内部を常に衛生的な環境に保つことが容易となる。
【0051】
さらに、この高周波加熱装置では、蒸発皿加熱ヒータ37で蒸発皿35を加熱することにより蒸気を発生させているので、簡単な構造で効率良く蒸気を供給することができる。更に、加熱によりある程度高い温度の蒸気が発生するので、単に加湿するだけの調理、あるいは高周波加熱と併用して乾燥を防止しつつ加熱する調理も可能である。
【0052】
また、温度検出部の温度情報をもとに給水部の送水ポンプで水の送水量を調節し、食品に応じた最適な蒸気量を発生制御することができると共に、水の供給不足による蒸気発生部の空焚きや、水の供給過多による蒸気発生部からの水のあふれを防ぎ安全性を高めることができる。
【0053】
また、蒸気を用いた加熱を停止した後の所定時間の間に、温度検出部の温度の上昇があり、所定の温度に到達してしまった場合に給水を行うことにより蒸気発生部の空焚きを防ぎ安全性を高めることができる。
【0054】
また、加熱方法としては、高周波加熱と蒸気加熱の双方を同時に行ったり、いずれかを個別に行ったり、双方を所定の順番で行ったりすることが自由にできるため、食品の種類や冷凍品か冷蔵品かの区別等に応じて、適切な加熱方法を任意に選択することができる。特に、高周波加熱と蒸気加熱を併用した場合には、被加熱物の温度上昇速度を速めることができるので、効率の良い調理が可能となる。
【0055】
【発明の効果】
以下のように、請求項1〜8の発明によれば、蒸気発生部の温度と水の供給を制御することで食品に最適な蒸気量を発生させ、空焚きなどの異常を未然に防ぐ安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における蒸気発生機能付き高周波加熱装置の扉を開けた状態を示す正面図
【図2】図1の蒸気発生機能付き高周波加熱装置に用いられる蒸気発生部の蒸発皿を示す斜視図
【図3】蒸気発生部の蒸発皿加熱ヒータと反射板を示す斜視図
【図4】同装置の蒸気発生部の断面図
【図5】本発明の蒸気発生機能付き高周波加熱装置の要部を示す側面図
【図6】取り外し可能な水貯留タンクを示す説明図
【図7】蒸気発生機能付き高周波加熱装置を制御するための制御系のブロック図
【図8】蒸気発生機能付き高周波加熱装置の基本的な動作を説明するフローチャート
【図9】蒸気発生機能付き高周波加熱装置の動作説明図
【図10】蒸発皿の温度に応じて蒸発皿加熱ヒータならびに給水部を制御する場合の基本的な手順を示すフローチャート
【図11】蒸気加熱開始時における蒸発皿に水を供給するか否かの判定を行う基本的な手順を示すフローチャート
【図12】蒸発皿の温度に応じて蒸発皿が空焚き状態であるか否かの判定を行う基本的な手順を示すフローチャート
【図13】蒸発皿の温度に応じて蒸発皿に水を供給するか否かの判定を行う基本的な手順を示すフローチャート
【図14】空焚き状態から復帰するための条件判定を行う基本的な手順を示すフローチャート
【符号の説明】
11 加熱室
13 マグネトロン(高周波発生部)
15 蒸気発生部
20 温度検出部(温度検出手段)
35 蒸発皿
37 蒸発皿加熱ヒータ
39 反射板
51 給水部
55 送水ポンプ
501 制御部

Claims (8)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、制御部と、前記蒸気発生部の加熱ヒータの加熱制御をするヒータ加熱制御手段と、前記蒸気発生部に水を供給するための給水手段と、水の供給を制御する給水制御手段とを備え、制御部は前記温度検出手段の温度情報をもとにヒータ加熱制御および給水制御を行うことを特徴とする高周波加熱装置。
  2. 被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、制御部と、前記蒸気発生部の加熱ヒータの加熱制御をするヒータ加熱制御手段と、前記蒸気発生部に水を供給するための給水手段と、水の供給を制御する給水制御手段とを備え、制御部は前記温度検出手段の温度情報をもとにヒータ加熱制御または給水制御を行うことを特徴とする高周波加熱装置。
  3. 給水制御手段が、給水を行ってから所定時間経過しないと調理開始時に給水を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
  4. 給水制御手段は、温度検出手段の検出温度が上昇中であり、かつ所定の温度以上になっている場合に給水を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
  5. 給水制御手段が、給水した時点からの温度検出手段の温度情報と、給水した時点からの経過時間の情報により、調理開始時に給水を行うか否かを判定することを特徴とした請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
  6. 被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室内で蒸気を発生する蒸気発生部と、前記蒸気発生部の温度を検出する温度検出手段と、前記蒸気発生部へ水を供給するための給水手段と、水の供給を制御する給水制御手段とを備え、給水制御手段は蒸気発生を停止させた後、所定時間のうちに前記蒸気発生部の温度が上昇し、所定の温度以上になっている場合に給水をおこなうことを特徴とする高周波加熱装置。
  7. 蒸気を発生する調理中において、ヒータ加熱制御手段と給水手段の制御状態をもとに所定時間一切給水が行われない場合に故障を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
  8. 着脱可能な水貯留タンクと、前記水貯留タンクの着脱情報を検出するためのタンク着脱検出手段とを備え、前記水貯留タンクが使用者により抜かれたことを前記タンク着脱手段からの検出信号により検出し、給水手段は給水動作をおこなうことで、給水手段から蒸気発生部までの経路に残った水を強制的に排出することを特徴とする請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
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