JP2004176809A - 自動変速機用オイルフィルタ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダストサイドに通じる穴(17)が濾材(15)に形成され、この穴(17)の縁がケース(14)のオイル流入口(19)に接合具(22)により接合された自動変速機用オイルフィルタ(13)において、接合具がオイル流入口の通路(19a)内にケース内側から挿入される筒部(22a)と、ケースと共に濾材の穴の縁を挟む上記筒部の一端に設けられた押圧部(22b)とを具備し、上記筒部がスナップ係止手段(23a,23b)によりケースに係止されることにより、濾材の穴の縁が上記押圧部とケースとで加圧される。接合具の筒部がスナップ係止手段によりケースに係止されることにより、濾材の穴の縁が押圧部とケースとで加圧され、封止される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機用オイルフィルタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機用オイルフィルタは、ケースの上下の割り片間に濾材を挟み込んでケース内をダストサイドとクリーンサイドとに分けてなるもので、ダストサイドの割り片とクリーンサイドの割り片にオイル流入口とオイル流出口がそれぞれ設けられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、図7に示す自動変速機用オイルフィルタ1では、濾材2に穴3を穿設しこの穴3をケース4のダストサイドの穴5に合わせ、ケース4の穴5の縁にカシメにより濾材2の穴3の縁を固定している。カシメが行われた穴5をオイル流入口としてオイルがケース4内に流入し、濾材2で濾過されたオイルがクリーンサイドのオイル流出口6からケース4外に流出するようになっている。
【0004】
また、図8に示す自動変速機用オイルフィルタは、ダストサイドに通じる穴7を濾材8に穿設しこの穴7をケースのダストサイドの割り片9のオイル流入口10に合わせて接合具11により接合した構造を備える。この接合具11の取り付け部分は超音波溶接装置の治具12a,12bにより挟まれ、超音波により溶着される。この後、濾材8が二つ折りされ、ケースの他の割り片が被せられると共に濾材8の合わせ目が割り片の周囲で挟み込まれ、しかる後割り片間が濾材の合わせ目と一体で接合され自動変速機用オイルフィルタとされる。
【0005】
【特許文献1】特開2002−273116号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示した自動変速機用オイルフィルタ1は、カシメにより濾材2をケース4に固定するので、カシメのための専用装置を必要とする。また、濾材2がカシメの箇所で破断しやすいという問題や、カシメ中に濾材2に位置ズレが生じやすいという問題がある。
【0007】
また、図8に示した自動変速機用オイルフィルタは、ケースの割り片9に固定した接合具11に濾材8を超音波溶接するので、超音波溶接装置を製造ライン中に組み込む必要がある。また、濾材8が溶接箇所で破断しやすく、溶接中に濾材8に位置ズレが生じやすいという問題を有する。
【0008】
本発明は、上記諸問題点を解決することができる自動変速機用オイルフィルタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に係る発明は、ダストサイドに通じる穴(17)が濾材(15)に形成され、この穴(17)の縁がケース(14)のオイル流入口(19)に接合具(22)により接合された自動変速機用オイルフィルタ(13)において、接合具(22)がオイル流入口(19)の通路(19a)内にケース(14)内側から挿入される筒部(22a)と、ケース(14)と共に濾材(15)の穴(17)の縁を挟む上記筒部(22a)の一端に設けられた押圧部(22b)とを具備し、上記筒部(22a)がスナップ係止手段によりケース(14)に係止されることにより、濾材(15)の穴(17)の縁が上記押圧部(22b)とケース(14)とで加圧された自動変速機用オイルフィルタ(13)を採用する。
【0010】
この請求項1に係る発明によれば、接合具(22)の筒部(22a)がスナップ係止手段によりケース(14)に係止されることにより、濾材(15)の穴(17)の縁が上記押圧部(22b)とケース(14)とで加圧され、封止される。従って、従来のカシメや溶接によることなく濾材(15)がケース(14)にシールされるので、濾材(15)の穴(17)の縁に破断等の損傷が生じにくくなる。また、接合具(22)と濾材(15)はケース(14)にスナップ係止手段により固定されるので、廃棄時の分解を簡易になしうる。
【0011】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動変速機用オイルフィルタにおいて、スナップ係止手段が、筒部(22a)の外壁面に形成された返し部(23a)と、返し部(23a)が係止するケース(14)に形成された係止部(23b)とを具備した自動変速機用オイルフィルタを採用する。
【0012】
この請求項2に係る発明によれば、接合具(22)の筒部(22a)をオイル流入口(19)の通路(19a)内に挿入することにより返し部(23a)がケース(14)の係止部(23b)に係止する。従って、濾材(15)の穴(17)の縁が押圧部(22b)とケース(14)とで加圧されたシール状態が適正に保持される。
【0013】
また、請求項3に係る発明は、ケース(14)の割り片(14b)に形成されたオイル流入口(19)にケース(14)内側からシート状の濾材(15)を当て、接合具(22)の筒部(22a)を濾材(15)の穴(17)及びオイル流入口(19)に仮挿入した上で濾材(15)を位置合わせし、次に筒部(22a)をケース(14)に対しスナップ係止して接合具(22)の押圧部(22b)とケース(14)とで濾材(15)の穴(17)の縁を挟持せしめ、その後濾材(15)を折り返した上でケース(14)の他の割り片(14a)を被せると共に濾材(15)の合わせ目を割り片(14a,14b)で挟み、しかる後割り片(14a,14b)間を濾材(15)の合わせ目と一体で接合する自動変速機用オイルフィルタの製造方法を採用する。
【0014】
この請求項3に係る発明によれば、接合具(22)の筒部(22a)を濾材(15)の穴(17)及びオイル流入口(19)に仮挿入した上で濾材(15)を位置合わせするので、濾材(15)をケース(14)内に適正な位置及び姿勢で取り付けることができる。また、筒部(22a)をケース(14)に対しスナップ係止して接合具(22)の押圧部(22b)とケース(14)とで濾材(15)の穴(17)の縁を挟持せしめるので、従来のカシメ装置、溶接装置が不要となり、濾材(15)をケース(14)に簡易に固定することができる。さらに、後濾材(15)を折り返した上でケース(14)の他の割り片を被せると共に濾材(15)の合わせ目を割り片(14a,14b)で挟み、しかる後割り片(14a,14b)間を濾材(15)の合わせ目と一体で接合するので、濾材(15)に対する加工が低減し、自動変速機用オイルフィルタ(13)の製造工程も簡素化される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
<実施の形態1>
図1及び図2に示すように、この自動変速機用オイルフィルタ13は、外側のケース14と、ケース14で覆った濾材15とを具備する。
【0017】
濾材15は、シート状の濾紙を折れ線16上で扁平に二つ折りしたものがケース14内で袋状に閉じられる。この濾材15は、内側がダストサイド、外側がクリーンサイドとして自動変速機用オイルを濾過するようになっており、下半分の箇所にはダストサイドに通じる円形の穴17が穿設されている。
【0018】
ケース14は、扁平に折り畳まれた濾材15を包む概ね扁平な容器として形成される。ケース14は二つの割り片14a,14bに分割形成され、各割り片14a,14bは望ましくは合成樹脂で形成される。図2中、上側の割り片14aは濾材15のクリーンサイドに対向しており、その上部にはオイル流出口18が設けられる。下側の割り片14bにはオイル流入口19が設けられ、このオイル流入口19が濾材15の上記穴17の回りに後述する接合構造により接合される。これによりオイル流入口19は濾材15のダストサイドに対向する。ケース14のオイル流入口19は円筒形のボス20を備え、ボス20の端面が濾材15の穴17の縁に正対する。
【0019】
ケース14の各割り片14a,14bの周囲には接合用のリム21a,21bが形成され、上下のリム21a,21bが濾材15の合わせ目を挟んだ状態で重なり合っている。上下のリム21a,21bは摩擦溶接、超音波溶接等の所望の溶接手段により溶接され、これにより二つの割り片14a,14bはケース14として一体化され、同時に濾材15がケース14内に所定の位置及び姿勢で固定される。
【0020】
濾材15の穴17の縁はケース14のオイル流入口19に接合具22により接合される。
【0021】
接合具22は、オイル流入口19の通路19a内にケース14の内側から挿入される筒部22aと、ケース14と共に濾材15の穴17の縁を挟む上記筒部22aの一端に設けられた押圧部22bとを備え、望ましくは接合具22の全体が合成樹脂で一体成形される。
【0022】
筒部22aは濾材15の穴17に挿入可能な円筒形に形成され、オイル流入口19の通路19aより長く形成される。押圧部22bは筒部22aを取り巻く平らなリングとして形成される。
【0023】
筒部22aはスナップ係止手段によりケース14にワンタッチで係止され、これにより濾材15の穴17の縁が押圧部22bとケース14側のボス20の端面とで加圧される。この加圧により濾材15とオイル流入口19との間がシールされ、オイルのケース14外への漏れが防止される。
【0024】
スナップ係止手段は、具体的には筒部22aの外壁面に形成された返し部23aと、返し部23aが係止するケース14に形成された係止部23bとで構成される。返し部23aは筒部22aの外壁面に環状突起として形成され、その鋭角状に尖った先端が押圧部22b側に傾斜する。係止部23bはケース14のオイル流入口19の入口に環状溝として形成される。筒部22aがオイル流入口19にボス20から挿入され、返し部23aがオイル流入口19の通路19aを通って係止部23bである環状溝に嵌り込むと、濾材15の穴17の縁が押圧部22bとボス20の端面とで加圧される。これにより、接合具22がケース14に固定されると共に両者間が濾材15の穴17の縁を介してシールされる。
【0025】
このように構成された自動変速機用オイルフィルタは、自動変速機内又はその近傍の所定位置に取り付けられ、そのオイル流入口19から自動変速機用のオイルが注入される。オイルはオイル流入口19に取り付けられた接合具22の筒部22a内を通って濾材15のダストサイドに流入し、濾材15により異物を取り除かれた後、クリーンサイドへと浸透し、オイル流出口18から再び自動変速機内へと戻る。
【0026】
次に、上記自動変速機用オイルフィルタ13の製造方法の一例について説明する。
【0027】
図3に示すように、ケース14のオイル流入口19を有する割り片14bに対し、その内側から濾材15、接合具22の順で正対させる。割り片14bは予め所定の形状に成形しておく。濾材15は予め所定の対称形に打ち抜き、オイル流入口19に対応する箇所には穴17を穿設しておく。また、必要に応じて濾材15に対し割り片14bに対応した形状を賦形し、対称軸上に折れ線16を形成しておく。
【0028】
ケース14の割り片14bに形成されたオイル流入口19にケース内側からシート状の濾材15を当て、接合具22の筒部22aの先端を濾材15の穴17及びオイル流入口19のボス20に仮挿入した上で濾材15を割り片14bに対して位置合わせする。
【0029】
このように、接合具22の筒部22aを濾材15の穴17及びオイル流入口19に仮挿入し、濾材15を仮止めした上で濾材15をケース14に対し位置合わせすることにより、濾材15をケース14内に適正な位置及び姿勢で取り付けることができる。
【0030】
次いで、筒部22aをケース14の割り片14bに対しスナップ係止し、図4に示すように接合具22の押圧部22bとケース14側のボス20とで濾材15の穴17の縁を挟持せしめる。すなわち、筒部22aを仮挿入状態から一気にオイル流入口19の通路19a内に押し込み、返し片23aを係合部23bに係止させる。
【0031】
このように、筒部22aをケース14側に対しスナップ係止して接合具22の押圧部22bとケース14のボス20とで濾材15の穴17の縁を挟持せしめるので、カシメや溶接を行うことなく濾材15をケース14に簡易かつ迅速に固定することができる。
【0032】
その後、図4に示すように、濾材15を折り返す。その場合対称軸上の折れ線16を利用することにより、濾材15を正確に二つ折りすることができる。二つ折りした濾材15の合わせ目は接着剤等により仮止めしてもよい。
【0033】
最後に、図5に示すように他方の割り片14aを濾材15の上から被せ、濾材15の合わせ目を二つの割り片14a,14bのリム21a,21bで挟み、しかる後割り片14a,14b間を濾材15の合わせ目と一体で接合する。このリム21a,21b間の接合は、摩擦溶接、振動溶接、超音波溶接、加熱溶接等の所望の接合手段により行うことができる。かくて、二つの割り片14a,14bはこのフィルタ13のケースとして一体化され、同時に濾材15がケース14内の所定位置に所定の姿勢で固定される。
【0034】
このように、濾材15を折り返した上でケース14の他の割り片14aを被せると共に濾材15の合わせ目を割り片14a,14b間に挟み込み、しかる後割り片14a,14b間を濾材15の合わせ目と一体で接合するので、濾材15に対する加工が低減し、フィルタ13の製造工程が全体として簡素化される。
【0035】
<実施の形態2>
図6に示すように、この実施の形態2では実施の形態1の場合と異なり、接合具24の筒部24aがより短く形成され、筒部24aの先端がケース14の表面と面一化されている。これにより、自動変速機に対する装着位置、姿勢の自由度が高まる。
【0036】
なお、この実施の形態2において、実施の形態1のフィルタと同じ箇所には同一符号を用いて示し重複した説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ダストサイドに通じる穴が濾材に形成され、この穴の縁がケースのオイル流入口に接合具により接合された自動変速機用オイルフィルタにおいて、接合具がオイル流入口の通路内にケース内側から挿入される筒部と、ケースと共に濾材の穴の縁を挟む上記筒部の一端に設けられた押圧部とを具備し、上記筒部がスナップ係止手段によりケースに係止されることにより、濾材の穴の縁が上記押圧部とケースとで加圧された自動変速機用オイルフィルタであるから、接合具の筒部がスナップ係止手段によりケースに係止されることにより、濾材の穴の縁が上記押圧部とケースとで加圧され、封止される。従って、従来のカシメや溶接によることなく濾材がケースにシールされるので、濾材の穴の縁に破断等の損傷が生じにくくなる。また、接合具と濾材はケースにスナップ係止手段により固定されるので、廃棄時の分解を簡易になしうる。
【0038】
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の自動変速機用オイルフィルタにおいて、スナップ係止手段が、筒部の外壁面に形成された返し部と、返し部が係止するケースに形成された係止部とを具備した自動変速機用オイルフィルタであるから、接合具の筒部をオイル流入口の通路内に挿入することにより返し部がケースの係止部に係止する。従って、濾材の穴の縁が押圧部とケースとで加圧されたシール状態が適正に保持される。
【0039】
請求項3に係る発明によれば、ケースの割り片に形成されたオイル流入口にケース内側からシート状の濾材を当て、接合具の筒部を濾材の穴及びオイル流入口に仮挿入した上で濾材を位置合わせし、次に筒部をケースに対しスナップ係止して接合具の押圧部とケースとで濾材の穴の縁を挟持せしめ、その後濾材を折り返した上でケースの他の割り片を被せると共に濾材の合わせ目を割り片で挟み、しかる後割り片間を濾材の合わせ目と一体で接合する自動変速機用オイルフィルタの製造方法であるから、接合具の筒部を濾材の穴及びオイル流入口に仮挿入した上で濾材を位置合わせすることで濾材をケース内に適正な位置及び姿勢で取り付けることができる。また、筒部をケースに対しスナップ係止して接合具の押圧部とケースとで濾材の穴の縁を挟持せしめることで従来のカシメ装置、溶接装置が不要となり、濾材をケースに簡易に固定することができる。さらに、後濾材を折り返した上でケースの他の割り片を被せると共に濾材の合わせ目を割り片で挟み、しかる後割り片間を濾材の合わせ目と一体で接合することで濾材に対する加工が低減し、自動変速機用オイルフィルタの製造工程も簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る自動変速機用オイルフィルタの正面図である。
【図2】図1中、II−II線矢視断面図である。
【図3】本発明に係る自動変速機用オイルフィルタの製造方法の第一の工程を示す断面図である。
【図4】本発明に係る自動変速機用オイルフィルタの製造方法の第二の工程を示す断面図である。
【図5】本発明に係る自動変速機用オイルフィルタの製造方法の第三の工程を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る自動変速機用オイルフィルタの断面図である。
【図7】従来の自動変速機用オイルフィルタの部分切欠図である。
【図8】従来の他の自動変速機用オイルフィルタの製造途中を示す部分切欠図である。
【符号の説明】
13…自動変速機用オイルフィルタ
14…ケース
14a,14b…割り片
15…濾材
17…穴
19…オイル流入口
19a…通路
22…接合具
22a…筒部
22b…押圧部
23a…返し部
23b…係止部
Claims (3)
- ダストサイドに通じる穴が濾材に形成され、この穴の縁がケースのオイル流入口に接合具により接合された自動変速機用オイルフィルタにおいて、接合具がオイル流入口の通路内にケース内側から挿入される筒部と、ケースと共に濾材の穴の縁を挟む上記筒部の一端に設けられた押圧部とを具備し、上記筒部がスナップ係止手段によりケースに係止されることにより、濾材の穴の縁が上記押圧部とケースとで加圧されたことを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
- 請求項1に記載の自動変速機用オイルフィルタにおいて、スナップ係止手段が、筒部の外壁面に形成された返し部と、返し部が係止するケースに形成された係止部とを具備したことを特徴とする自動変速機用オイルフィルタ。
- ケースの割り片に形成されたオイル流入口にケース内側からシート状の濾材を当て、接合具の筒部を濾材の穴及びオイル流入口に仮挿入した上で濾材を位置合わせし、次に筒部をケースに対しスナップ係止して接合具の押圧部とケースとで濾材の穴の縁を挟持せしめ、その後濾材を折り返した上でケースの他の割り片を被せると共に濾材の合わせ目を割り片で挟み、しかる後割り片間を濾材の合わせ目と一体で接合することを特徴とする自動変速機用オイルフィルタの製造方法。
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