JP2004176386A - 壁体内通気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓等の開口部枠を挟む上下の通気空間同士を連通する連通経路を確保しつつ、開口部枠に取り付けるサッシや外壁等の仕様や取付け方法に関わらず、その取付けに用いる固定具を開口部枠の構成部材である窓添柱に対して確実に留め付けることができる壁体内通気構造を提供する。
【解決手段】窓台(14)と、窓まぐさ(13)と、左右の窓添柱(11)(11)とからなる開口部枠(27)が、左右の柱(10)(10)間に跨って設けられた壁体(2)内において、前記開口部枠(27)を挟む上下の通気空間(30)(31)同士を連通する連通経路(32)が設けられており、この連通経路(32)は、前記窓添柱(11)における前記柱(10)側の面において外壁側と内壁側との中間部分に形成される上下方向の縦溝(23)と、この縦溝(23)の上端部と前記上側の通気空間(30)とを連通する上側経路(33)と、同じく縦溝(23)の下端部と前記下側の通気空間(31)とを連通する下側経路(34)とからなっている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、壁体内の通気構造であって、特に窓開口部周辺の通気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、壁体内の結露を防止するために、壁体内に温度差による上昇気流の通り道を設けて、湿気を壁体の外部へ排出する通気構造は公知となっている。しかし、窓等を設置するための開口部枠が、壁体内における左右の柱間に跨って設けられる場合は、この開口部枠によって壁体内における左右の柱間の通気空間が上下に分断されてしまう問題があった。そのような不具合を防止するために、特許文献1には、開口部枠を挟む上下の通気空間を連通する通気路として、開口部枠を構成する窓添柱に縦方向の溝を形成する通気構造が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−264202号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の通気構造では、図7及び8で示すように、上述の縦方向の溝が窓添柱(51)のコーナー部分に設けられているため、開口部枠(50)にサッシ(45)、外壁、又は外壁下地材(46)等を取り付ける際に、これらサッシ等(45)(46)の形状や設計寸法によっては、窓添柱(51)の溝(52)部分と、窓添柱(51)の外壁側又は内壁側の側面におけるビス(47)や釘(49)等の固定具の留め付け位置とが干渉する場合があり、窓添柱(51)への固定具(47)(48)の留め付けが困難であった。
【0005】
それゆえ、開口部枠(50)に取り付けるサッシ等(45)(46)について、窓添柱(51)の溝(52)部分と、固定具(47)(48)の留め付け位置とが干渉することのないような仕様や取付け方法を採用しなければならない不具合があった。
【0006】
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、窓等の開口部枠を挟む上下の通気空間同士を連通する連通経路を確保しつつ、開口部枠に取り付けるサッシや外壁等の仕様や取付け方法に関わらず、その取付けに用いる固定具を開口部枠の構成部材である窓添柱に対して確実に留め付けることができる壁体内通気構造を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明は、窓台と、窓まぐさと、左右の窓添柱とからなる開口部枠が、左右の柱間に跨って設けられた壁体内において、前記開口部枠を挟む上下の通気空間同士を連通する連通経路が設けられている壁体内通気構造であって、前記連通経路は、前記窓添柱における前記柱側の面において外壁側と内壁側との中間部分に形成される上下方向の縦溝と、この縦溝の上端部と前記上側の通気空間とを連通する上側経路と、同じく縦溝の下端部と前記下側の通気空間とを連通する下側経路とからなっていることを特徴とする。
【0008】
また、前記窓添柱における前記柱側の面には、その上端部と下端部とに横溝が形成されており、前記上端部の横溝が、前記上側経路の一部又は全部となっており、前記下端部の横溝が、前記下側経路の一部又は全部となっている。
【0009】
さらに、前記窓台と前記窓まぐさとの左右両端には、それぞれ上下方向に貫通する切欠き溝が形成されており、前記窓台の切欠き溝が、前記下側経路の一部又は全部となっており、前記窓まぐさの切欠き溝が、前記上側経路の一部又は全部となっている。
【0010】
そして、前記窓台の切欠き溝と前記窓まぐさの切欠き溝とは、それぞれ外壁側に設けられている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、壁体(2)内部の骨組構造を示している。図において、(6)は、基礎(1)上に沿って設置される土台、(7)は、土台(6)の上方においてその土台(6)と平行に配置される胴差、(8)は、胴差(7)よりも上方において、それら土台(6)及び胴差(7)と平行に設置される軒桁である。胴差(7)は、土台(6)上に立設された柱(9)(9)の上端で支持され、これら柱(9)(9)間には、水平方向に間隔をおいて複数の間柱(5)(5)…が配置されている。
【0012】
軒桁(8)と胴差(7)との間には、前記の柱(9)(9)の上方において、それらの柱(9)(9)とは別体の柱(10)(10)が設けられて、軒桁(8)を支持している。これら左右の柱(10)(10)間に跨って、窓台(14)と、窓まぐさ(13)と、左右の窓添柱(11)(11)とからなる開口部枠(27)が設けられている。なお、柱(10)(10)は、柱(9)(9)と一体に設けられるようにしても良い。
【0013】
窓台(14)は、水平方向に沿って左右の柱(10)(10)間に跨るように取り付けられている。また、窓台(14)下面には、左右の柱(10)(10)間に跨る横材(39)が、窓台(14)と重なり合うように設けられている。これら窓台(14)と横材(39)とは、内壁側の側面が同一面となるように設けられており、横材(39)が窓台(14)よりも幅が狭くなるように形成されているため、外壁側において、これら窓台(14)下面と横材(39)側面とによって、段状の水平溝(42)が形成されるようになっている。
【0014】
さらに、横材(39)下面と胴差(7)上面とに跨るようにして、複数の間柱(12)(12)…が水平方向に間隔をおいて設けられている。そして、左右両端の間柱(12)(12)は、それぞれ前記左右の柱(10)(10)に沿って取り付けられている。
【0015】
またさらに、窓まぐさ(13)は、窓台(14)の上方において、水平方向に沿って前記左右の柱(10)(10)間に跨るように取り付けられている。そして、窓添柱(11)(11)は、窓台(14)上面における左右両端部と窓まぐさ(13)下面における左右両端部とに跨るように、それぞれ前記左右の柱(10)(10)に沿って設けられている。
【0016】
また、窓まぐさ(13)上面には、左右の柱(10)(10)間に跨る横材(38)が、窓まぐさ(13)と重なり合うように設けられている。これら窓まぐさ(13)と横材(38)とは、内壁側の側面が同一面となるように設けられており、横材(38)が窓まぐさ(13)よりも幅が狭くなるように形成されているため、外壁側において、これら窓まぐさ(13)上面と横材(38)側面とによって、段状の水平溝(43)が形成されるようになっている。さらに、横材(38)上面と軒桁(8)下面とに跨るようにして、窓下げ束(15)(15)…が水平方向に間隔をおいて設けられている。
【0017】
以上において、土台(6)、胴差(7)、軒桁(8)、及び柱(9)(10)は、例えば角形木材からなり、間柱(5)(12)、窓台(14)、窓添柱(11)、窓まぐさ(13)、横材(38)(39)及び窓下げ束(15)は、やや薄肉の木材からなるものである。
【0018】
図6は、壁体(2)内を通過する通気の一般的な流れを示している。基礎(1)上に構築された壁体(2)内には、その基礎(1)と壁体(2)下端との間の隙間から外気が導入され、ついで壁体(2)内を上昇した後、軒裏部分の隙間から外部へ排出されるようになっている。或いは、壁体(2)内を上昇した通気の全部又は一部を、小屋裏(3)へ導いて、小屋裏(3)の換気とともに棟換気口(4)から排出される場合もある。
【0019】
土台(6)の外壁側の側面には、間柱(5)とこれに隣り合う柱(9)又は間柱(5)との略中央において、その土台(6)の下端から上端へ貫通する上下方向の切欠き溝(16)(16)…が形成されている。そして、基礎(1)と土台(6)との隙間から取り入れられる外気が、この切欠き溝(16)(16)…を通して壁体(2)内へ導かれるようになっている。
【0020】
このようにして壁体(2)内に取り入れられた通気は、間柱(5)(5)…の外壁側の上端コーナー部に形成された水平方向に貫通する切欠き溝(17)(17)…と、胴差(7)の外壁側の側面に形成された上下方向に貫通する切欠き溝(18)(18)…とを通って、胴差(7)の上方における開口部枠(27)の下側の通気空間(31)へ向けて上昇するようになっている。なお、窓台(14)下側の水平溝(42)によって、窓台(14)と胴差(7)との間において隣り合う間柱(12)(12)によって仕切られた空間同士が連通されている。
【0021】
そして、開口部枠(27)下側の通気空間(31)は、連通経路(32)によって開口部枠(27)上側の通気空間(30)に連通されている。この連通経路(32)は、窓添柱(11)に形成される上下方向の縦溝(23)と、この縦溝(23)上端部と前記上側の通気空間(30)とを連通する上側経路(33)と、同じく縦溝(23)下端部と前記下側の通気空間(31)とを連通する下側経路(34)とからなっている。
【0022】
上記縦溝(23)は、窓添柱(11)における柱(10)側の面において、窓添柱(11)の上端から下端へ貫通するように形成されている。そして、図5に示すように、この縦溝(23)は、例えば図のような断面方形であって、外壁側と内壁側との中間部分であって特にその略中央に設けられている。このため、窓添柱(11)には、縦溝(23)の両側に十分な厚さの中実部が備えられ、外壁側又は内壁側の側面よりビス(47)や釘(49)等の固定具を確実に留め付けることができる。
【0023】
従って、縦溝(23)は、開口部枠(27)にサッシ(45)、外壁、又は外壁下地材(46)等を取り付ける際に、それらサッシ等(45)(46)の形状や設計寸法に関わらず、外壁側又は内壁側の側面におけるビス等の固定具(47)(49)の留め付け位置と干渉しないようになっている。すなわち、窓添柱(11)の側面における任意の箇所にビス等の固定具(47)(48)を留め付けることができるため、サッシ等(45)(46)の仕様や取付け方法の採用にあたって、その選択幅の拡大を図ることが可能となっている。
【0024】
加えて、縦溝(23)は、外壁側と内壁側との中間部分において自由に配置できるため、柱(10)と反対側の面に留め付けられるビス(48)等の固定具の留め付け位置と干渉しないようになっている。
【0025】
また、窓添柱(11)における柱(10)側の面は、その上端部と下端部とにおいて、段状に切欠き(35)(36)が設けられており、上端部の切欠き(35)と窓まぐさ(13)下面とで上側の横溝(40)が、下端部の切欠き(36)と窓台(14)上面とで下側の横溝(41)が、それぞれ形成されている。これら横溝(40)(41)は、それぞれ縦溝(23)上下両端部より水平方向に沿うようにして設けられており、外壁側へ貫通するようになっている。
【0026】
さらに、窓台(14)と窓まぐさ(13)との左右両端において、それぞれ外壁側が略L字状に切り欠かれており、上下方向に貫通する切欠き溝(19)(20)…が形成されている。
【0027】
窓台(14)の切欠き溝(20)は、その上端において、前記下端部の横溝(41)の外壁側の下端部に連通されて、上記下側経路(34)が形成されている。同様に、前記上端部の横溝(40)は、その外壁側の上端において、窓まぐさ(13)の切欠き溝(19)の下端に連通されて、上記上側経路(33)が形成されている。
【0028】
このようにして、上側経路(33)及び下側経路(34)を形成することで、窓添柱(11)における外壁側と内壁側との中間部分に設けられた縦溝(23)を、外壁側において上下の通気空間(30)(31)に連通させることができるようになっている。従って、壁体(2)内における通気が、特に結露しやすい外壁側に沿って流れやすくなるため、結露防止の効果をさらに高めることが可能となっている。
【0029】
そして、開口部枠(27)下側の通気空間(31)内に取り入れられた通気は、柱(10)に沿って設けられた間柱(12)の上方において、水平溝(42)より下側経路(34)へ導かれる。下側経路(34)に導かれた通気は、窓台(14)の切欠き溝(20)内を上昇した後、窓添柱(11)下端部の横溝(41)内に導かれ、この横溝(41)内を外壁側から縦溝(23)下端部へ向かって、水平方向に流れるようになっている。
【0030】
縦溝(23)下端部に導かれた通気は、縦溝(23)内を上端部まで上昇した後、上側経路(33)へ導かれる。上側経路(33)に導かれた通気は、窓添柱(11)上端部の横溝(40)内を縦溝(23)上端部から外壁側へ向かって流れた後、窓まぐさ(13)の切欠き溝(19)内を上昇して、開口部枠(27)上側の通気空間(30)内へ導入されるようになっている。
【0031】
このようにして開口部枠(27)上側の通気空間(30)に導入された通気は、軒桁(8)の外壁側の側面において上端から下端へ貫通するように設けられた複数の切欠き溝(22)を通って、壁体(2)の上側へ排出されるようになっている。
【0032】
なお、各窓下げ束(15)の外壁側上端コーナー部には、切欠き溝(21)が形成されており、これら切欠き溝(21)(21)…と窓まぐさ(13)上側の水平溝(43)とによって、窓まぐさ(14)と軒桁(8)との間において隣り合う窓下げ束(15)(15)によって仕切られた空間同士が連通されるようになっている。
【0033】
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0034】
例えば、上記実施形態では、水平溝(42)(43)、切欠き溝(16)〜(22)はいずれも外壁側に設けられているが、すべて内壁側に設けられるようにした実施形態も考えられる。その場合、窓添柱(11)の上下両端部における横溝(40)(41)は、縦溝(23)の上下両端部より水平方向に沿って内壁側へ貫通するように設けられることとなる。
【0035】
また、窓添柱(11)が、窓台(14)若しくは窓まぐさ(13)に対して柱勝ちとなっている場合、又は、外壁側の側面が、窓添柱(11)の方が窓台(14)若しくは窓まぐさ(13)よりも外壁側へ突出している場合は、窓台(14)若しくは窓まぐさ(13)の左右両端に切欠き溝(19)(20)…を設ける必要がない。その場合、上側経路(33)若しくは下側経路(34)は、窓添柱(11)における上端部の横溝(40)若しくは下端部の横溝(41)のみによって構成される。
【0036】
さらに、窓台(14)若しくは窓まぐさ(13)の切欠き溝(19)(20)が、窓添柱(11)の縦溝(23)に直接連通している場合は、窓添柱(11)に横溝(40)(41)を設ける必要がなく、上側経路(33)若しくは下側経路(34)は、窓台(14)若しくは窓まぐさ(13)の切欠き溝(19)(20)のみによって構成されることとなる。
【0037】
またさらに、間柱(12)と窓台(14)との間、及び窓まぐさ(13)と窓下げ束(15)との間に横材(38)(39)を設けて水平溝(42)(43)を形成する代わりに、横材(38)(39)を用いずに各間柱(12)(12)…上端コーナー部、及び各窓下げ束(15)(15)…下端コーナー部に切欠き溝を設けることにより隣り合う間柱(12)(12)間、及び隣り合う窓下げ束(15)(15)間の空間同士を連通させるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、この発明では、窓開口部枠を挟む上下の通気空間を連通するために窓添柱に設けられる縦溝が、窓添柱における外壁側と内壁側の中間部分に形成されているため、開口部枠にサッシ、外壁、又は外壁下地材等を取り付ける際に、それらサッシ等の形状や設計寸法に関わらず、ビスや釘等の固定具の留め付け位置と干渉しないようになっている。すなわち、窓添柱の側面における任意の箇所にビス等の固定具を留め付けることができるため、サッシ等の仕様や取付け方法の採用にあたって、その選択幅の拡大を図ることが可能となっている。
【0039】
また、窓添柱の柱側の面における上下両端部の横溝や、窓台や窓まぐさの左右両端部における上下方向の切欠き溝によって、上側経路及び下側経路を形成することで、窓添柱における外壁側と内壁側との中間部分に設けられた縦溝を、外壁側において上下の通気空間に連通させることができるようになっている。従って、壁体内における通気が、特に結露しやすい外壁側に沿って流れやすくなるため、結露防止の効果をさらに高めることが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る壁体内部の骨組構造を示す斜視図である。
【図2】同じくその要部を示す拡大斜視図である。
【図3】開口部枠の部材等を示す分解斜視図である。
【図4】上下の通気空間を連通する連通経路を示す斜視図である。
【図5】窓添柱の縦溝を示す横断面図である。
【図6】壁体内の通気の流れを示す建物の概略断面図である。
【図7】従来の壁体内通気構造を示す要部拡大斜視図である。
【図8】従来の窓添柱の縦溝を示す横断面図である。
【符号の説明】
(2) 壁体
(10) 柱
(11) 窓添柱
(13) 窓まぐさ
(14) 窓台
(19) 窓まぐさの切欠き溝
(20) 窓台の切欠き溝
(23) 縦溝
(27) 開口部枠
(30) 開口部枠上側の通気空間
(31) 開口部枠下側の通気空間
(32) 連通経路
(33) 上側経路
(34) 下側経路
(40) 上端部の横溝
(41) 下端部の横溝

Claims (4)

  1. 窓台と、窓まぐさと、左右の窓添柱とからなる開口部枠が、左右の柱間に跨って設けられた壁体内において、前記開口部枠を挟む上下の通気空間同士を連通する連通経路が設けられている壁体内通気構造であって、前記連通経路は、前記窓添柱における前記柱側の面において外壁側と内壁側との中間部分に形成される上下方向の縦溝と、この縦溝の上端部と前記上側の通気空間とを連通する上側経路と、同じく縦溝の下端部と前記下側の通気空間とを連通する下側経路とからなっていることを特徴とする壁体内通気構造。
  2. 前記窓添柱における前記柱側の面には、その上端部と下端部とに横溝が形成されており、前記上端部の横溝が、前記上側経路の一部又は全部となっており、前記下端部の横溝が、前記下側経路の一部又は全部となっている請求項1記載の壁体内通気構造。
  3. 前記窓台と前記窓まぐさとの左右両端には、それぞれ上下方向に貫通する切欠き溝が形成されており、前記窓台の切欠き溝が、前記下側経路の一部又は全部となっており、前記窓まぐさの切欠き溝が、前記上側経路の一部又は全部となっている請求項1又は2記載の壁体内通気構造。
  4. 前記窓台の切欠き溝と前記窓まぐさの切欠き溝とは、それぞれ外壁側に設けられている請求項3記載の壁体内通気構造。
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