JP2004175774A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油剤が皮膚に残留し、優れた肌感触が得られる皮膚洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】(A)多糖類又はその誘導体におけるヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、ポリオキシアルキレン基を含む次の基(a)
(a)式(1)で表される基: −E1−(OA)n−E2−R (1)
〔E1はヒドロキシ基又はオキソ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、nは8〜300の数、n個のAは炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、E2はエーテル結合又はオキシカルボニル基、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。該置換基(a)のヒドロキシ基の水素原子は更に置換基(a)で置換されていてもよい。〕で置換されている多糖誘導体、
(B)無機粉体、
(C)油性成分、及び
(D)起泡性界面活性剤
を含有する皮膚洗浄剤組成物。
【選択図】 なし
【解決手段】(A)多糖類又はその誘導体におけるヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、ポリオキシアルキレン基を含む次の基(a)
(a)式(1)で表される基: −E1−(OA)n−E2−R (1)
〔E1はヒドロキシ基又はオキソ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、nは8〜300の数、n個のAは炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基、E2はエーテル結合又はオキシカルボニル基、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。該置換基(a)のヒドロキシ基の水素原子は更に置換基(a)で置換されていてもよい。〕で置換されている多糖誘導体、
(B)無機粉体、
(C)油性成分、及び
(D)起泡性界面活性剤
を含有する皮膚洗浄剤組成物。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油性成分が皮膚に好適に残留し、優れた肌感触が得られる皮膚洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体や油性成分が皮膚に付着すると、さらさらとした感触等の良好な肌感触や、保湿効果等のスキンケア効果が得られる。しかし、粉体を洗浄剤のような洗い流して使用する組成物に用いた場合、粉体はほとんどが洗い流されてしまい、その効果を得ることはできない。また、洗浄剤組成物に油性成分を配合しても、洗浄時の泡立ちが阻害される上に、これも洗浄剤と一緒にほとんどが洗い流されてしまう。
【0003】
洗浄後の皮膚に粉体を残留させるため、特定の表面張力の油剤で表面処理された粉体と、特定の油剤、界面活性剤を組み合わせた皮膚洗浄剤(特許文献1)が提案されている。しかしながら、この皮膚洗浄剤においては、洗浄後の皮膚に効率良く残留させることのできる粉体と油剤とが限られたものであり、洗浄剤としての泡立ちも満足できるものではなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−178173号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油性成分が皮膚に残留し、優れた肌感触が得られる皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、無機粉体、油性成分及び洗浄基剤としての界面活性剤とともに、特定の多糖誘導体を組み合わせて用いれば、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油性成分が皮膚に効率良く残留し、優れた肌感触を与える皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出した。
【0007】
本発明は、次の成分(A)〜(D):
(A)多糖類又はその誘導体におけるヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、ポリオキシアルキレン基を含む次の基(a)
(a)一般式(1)で表される基
−E1−(OA)n−E2−R (1)
〔式中、E1はヒドロキシ基又はオキソ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、nは8〜300の数を示し、n個のAは同一又は異なって、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、E2はエーテル結合又はオキシカルボニル基を示し、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。該置換基(a)のヒドロキシ基の水素原子は更に置換基(a)で置換されていてもよい。〕
で置換されている多糖誘導体、
(B)無機粉体、
(C)油性成分、
(D)起泡性界面活性剤
を含有する皮膚洗浄剤組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる成分(A)の多糖誘導体は、国際公開第00/73351号パンフレットに記載されたものであり、多糖類又はその誘導体としてセルロース類を用いた場合を例に挙げれば、その繰返し単位は次のような一般式で表わされる。
【0009】
【化1】
【0010】
〔式中、Zは同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等のヒドロキシ基を有してもよいアルキル基、ポリオキシアルキレン基を含む前記置換基(a)、スルホアルキル基(b)、カルボキシアルキル基(c)、カチオン性置換基(d)から選ばれる基を示し、Qは同一又は異なって、炭素数2〜4のアルキレン基を示し、x、y及びzは、同一又は異なって0〜10の数を示す。ただし、Zとして少なくとも1つの前記置換基(a)を有する。QO基、Z基、x、y及びzは、繰り返し単位内で又は繰り返し単位間で同一でも異なってもよく、また上記置換基(a)〜(d)に含まれ得るヒドロキシ基は、更に他の置換基(a)〜(d)で置換されていてもよい〕
【0011】
ポリオキシアルキレン基を含む置換基(a)の一般式(1)におけるE1としては炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシメチルエチレン基、1−オキソエチレン基、1−オキソトリメチレン基、1−メチル−2−オキソエチレン基等が好ましい。
【0012】
一般式(1)におけるAとしては、炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基及びトリメチレン基が好ましい。nで表される−(OA)−の重合度としては増粘効果及び乳化安定性の点から8〜120、特に10〜60が好ましく、n個のAは同一でも異なっても良い。ここで、nは平均付加モル数の意味である。E2はエーテル結合(−O−)又はオキシカルボニル基(−OCO−又は−COO−)を示し、特にエーテル結合が好ましい。
【0013】
一般式(1)におけるRとしては、炭素数5〜25、特に6〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましく、また、安定性の点から、特に直鎖アルキル基が好ましい。具体的にはオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イソステアリル基等が好ましい。
【0014】
多糖誘導体における置換基(a)の置換度は、構成単糖残基当たり0.0001〜1.0、更に0.0005〜0.5、特に0.001〜0.1の範囲が好ましい。
【0015】
多糖誘導体は、上記置換基(a)に加え、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等のヒドロキシ基を有してもよいアルキル基、以下に示す置換基(b)、(c)及び(d)から選ばれる1以上の基で置換されていてもよい。また、置換基(a)〜(d)に含まれ得るヒドロキシ基の水素原子は、更に置換基(a)〜(d)で置換されていても良い。
【0016】
(b)ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基:
置換基(b)としては、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基、2−スルホ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基等が挙げられ、中でも安定面や製造面より3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基が好ましい。これら置換基(b)は、その全てあるいは一部がNa、K、Ca、Mg等の1族又は2族元素、アミン類、アンモニウム等の有機カチオンにより塩となっていてもよい。これら置換基(b)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
【0017】
(c)ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基:
置換基(c)としては、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基、カルボキシブチル基、カルボキシペンチル基等が挙げられ、中でも安定面や製造面より、カルボキシメチル基が好ましい。これら置換基(c)は、その全てあるいは一部がNa、K、Ca、Mg等の1族又は2族元素、アミン、アンモニウム等の有機カチオンにより塩となっていてもよい。これら置換基(c)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
【0018】
(d)一般式(2)で表されるカチオン性置換基
【0019】
【化2】
【0020】
〔式中、D1はヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1、R2及びR3は同一又は異なって、ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、X−はヒドロキシイオン、ハロゲンイオン又は有機酸イオンを示す〕
【0021】
カチオン性置換基(d)におけるD1としては、炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシメチルエチレン基等が好ましい。
カチオン性置換基(d)におけるR1、R2及びR3としては、メチル基、エチル基、プロピル基、2−ヒドロキシエチル基等が挙げられ、中でもメチル基及びエチル基が好ましい。
カチオン性置換基(d)におけるX−で示されるハロゲンイオンとしては塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン等が挙げられ、有機酸イオンとしては、CH3COO−、CH3CH2COO−、CH3(CH2)2COO−等が挙げられる。X−としては、特にヒドロキシイオン、塩素イオン及び臭素イオンが好ましい。これらカチオン性置換基(d)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜0.5、特に0〜0.3の範囲が好ましい。
【0022】
成分(A)の多糖誘導体は、多糖類又はその誘導体を、(a1)下記一般式(3)
E3−(OA)n−E2−R (3)
〔式中、E3は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、ヒドロキシ基が置換していてもよい、炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のハロゲン化アルキル基又は炭素数2〜6のカルボキシアルキル基、若しくはそれらの誘導体を示し、n、A、E2及びRは前記と同じ意味を示す〕
で表されるポリオキシアルキレン化剤と反応させることにより製造することができる。
また、前記置換基(b)、(c)及び(d)は、それぞれ以下に示す(b1)、(c1)及び(d1):
(b1)ビニルスルホン酸、ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜5のハロアルカンスルホン酸、炭素数2〜6のエポキシ基を有するスルホン酸及びそれらの塩から選ばれるスルホン化剤、
(c1)ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数2〜6のハロゲン化カルボン酸及びその塩から選ばれるカルボキシアルキル化剤、
(d1)下記一般式(4)
【0023】
【化3】
【0024】
〔式中、D2は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、又はヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のハロゲン化アルキル基を示し、R1、R2、R3及びX−は前記と同じ意味を示す〕
で表されるカチオン化剤
から選ばれる1以上の化合物と反応させることにより、導入することができる。
【0025】
すなわち、多糖類又はその誘導体のヒドロキシ基の水素原子を全て又は部分的にポリオキシアルキレン化〔置換基(a)の導入〕し、必要に応じてスルホン化〔スルホアルキル基(b)の導入〕、カルボキシアルキル化〔カルボキシアルキル基(c)の導入〕及びカチオン化〔カチオン性置換基(d)の導入〕することにより、製造される。これらポリオキシアルキレン化反応、スルホン化反応、カルボキシアルキル化反応及びカチオン化反応はどの順序で行ってもよく、また2〜4の反応を同時に行うこともできるが、まずポリオキシアルキレン化反応を行い、次いで必要に応じて、カチオン化反応、カルボキシアルキル化反応、スルホン化反応の順で反応を行うのが好ましい。
より具体的には、例えば、国際公開第00/73351号パンフレットに記載の方法により、製造することができる。
【0026】
多糖誘導体(A)の原料となる多糖類又はその誘導体としては、セルロース、グアーガム、スターチ、プルラン、デキストラン、フルクタン、マンナン、寒天、カラギーナン、キチン、キトサン、ペクチン、アルギン酸、ヒアルロン酸等の多糖類、及びこれらにメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等が置換した誘導体が挙げられる。これらの置換基は、構成単糖残基中に単独で又は複数の組合せで置換することができる。具体的には、多糖誘導体の例としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルグアーガム、ヒドロキシエチルスターチ、メチルセルロース、メチルグアーガム、メチルスターチ、エチルセルロース、エチルグアーガム、エチルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルグアーガム、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルグアーガム、ヒドロキシエチルメチルスターチ、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルグアーガム、ヒドロキシプロピルメチルスターチ等が挙げられる。これら多糖類又はその誘導体のうち、セルロース、スターチ、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましく、特にヒドロキシエチルセルロースが好ましい。また、上記多糖誘導体の置換基は、ヒドロキシエチル基やヒドロキシプロピル基のヒドロキシ基に更に置換して、例えばポリオキシエチレン鎖等を形成することで、構成単糖残基当たり3を超える置換度も可能であり、その構成単糖残基当たりの置換度は0.1〜10、特に0.5〜5が好ましい。また、これら多糖類又はその誘導体の重量平均分子量は、1万〜1000万、10万〜500万、特に30万〜200万の範囲が好ましい。
【0027】
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(A)の多糖誘導体は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.001〜10重量%、特に0.01〜5重量%含有させるのが、良好な泡立ち及び乾燥後の肌感触の点で好ましい。
【0028】
本発明で用いる成分(B)の無機粉体としては、例えばタルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、窒化ホウ素、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸バリウム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、含水珪酸、無水珪酸、酸化マグネシウム、ベントナイト、ゼオライト、セラミクスパウダー、水酸化アルミニウム等のほか、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄、水酸化鉄、黄土、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン、群青、紺青等の無機着色粉体などが挙げられる。また、これらの粉体を、シリコーン、フッ素化合物等で表面処理した粉体を用いることもできる。
これらの粉体の粒径は特に制限されずに用いることができる。
【0029】
成分(B)の無機粉体は、1種以上を用いることができ、全組成中に1〜40重量%、特に3〜20重量%含有させるのが、使用感及び乾燥後の感触の点で好ましい。
【0030】
本発明で用いる成分(C)の油性成分としては、高級アルコール類、ステロール類、シリコーン類、フッ素系油剤、その他が挙げられる。
高級アルコール類としては、例えばベンジルアルコール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、フェニルエチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール、2−ヘキシルデカノール等が挙げられる。
【0031】
また、ステロール類としては、例えばコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、プロビタミンD3、カンベステロール、ステグマスタノール、ステグマステロール、5−ジヒドロコレステロール、α−スピナステロール、パリステロール、クリオナステロール、γ−シトステロール、ステグマステノール、サルガステロール、アペナステロール、エルゴスタノール、シトステロール、コルビステロール、コンドリラステロール、ポリフェラステロール、ハリクロナステロール、ネオスボンゴステロール、フコステロール、アプトスタノール、エルゴスタジエノール、エルゴステロール、22−ジヒドロエルゴステロール、ブラシカステロール、24−メチレンコレステロール、5−ジヒドロエルゴステロール、デヒドロエルゴステロール、フンギステロール、コレスタノール、コプロスタノール、ジモステロール、7−ヘトコレステロール、ラトステロール、22−デヒドロコレステロール、β−シトステロール、コレスタトリエン−3β−オール、コプロスタノール、コレスタノール、エルゴステロール、7−デヒドロコレステロール、24−デヒドロコレスタジオン−3β−オール、エキレニン、エキリン、エストロン、17β−エストラジオール、アンドロスト−4−エン−3β,17β−ジオール、デヒドロエビアンドロステロン、アルケニルコハク酸コレステロール(特開平5−294989号公報)等が挙げられる。
【0032】
シリコーン類としては、例えばジメチルポリシロキサン、高重合ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーン;トリメチルシロキシケイ酸;アルキル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、特開平6−72851号公報記載の変性オルガノポリシロキサン等の変性シリコーンなどが挙げられる。
【0033】
フッ素系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物であるパーフルオロポリエーテルが好ましく、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
【0034】
また、その他の油性成分としては、揮発性、不揮発性いずれでも良く、例えば固体状又は液体状パラフィン、ワセリン、クリスタルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ユーカリ油、ハッカ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、牛脂、豚脂、馬脂、卵黄油、オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ローズマリー、ルイボス、ローヤルゼリー、ハマメリス等の天然精油;リグナン、ビタミンE、油溶性ビタミンC、ビタミンA誘導体、セラミド類、セラミド類似構造物質等の機能性油性物質などが挙げられる。
【0035】
成分(C)の油性成分は、1種以上を用いることができ、全組成中に1〜40重量%、特に3〜30重量%含有させるのが、良好な泡立ちと肌感触の点で好ましい。
【0036】
本発明で用いる成分(D)の起泡性界面活性剤は、皮膚洗浄剤組成物としての使用に適した起泡性を示すものであり、当該分野で通常使用される界面活性剤の中から適宜選択される。種類としては、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤のいずれでも良いが、特にアニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤が好ましい。
【0037】
アニオン界面活性剤としては、脂肪酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、イセチオン酸塩、アミノ酸系等が挙げられ、具体的には、ラウリルリン酸カリウム塩等のアルキルリン酸エステル塩、ラウリン酸カリウム塩等の高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などが挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、(ポリ)グリセリン脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルアミンオキシド、アルキルグルコシド等の糖系界面活性剤等が挙げられる。
また、両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン類などが挙げられる。
【0038】
成分(D)の起泡性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、全組成中に5〜50重量%、特に10〜30重量%含有させるのが、泡立ちの点で好ましい。
【0039】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、以上の成分(A)〜(D)を必須成分とする水系の組成物である。水は、全組成中に10〜90重量%、好ましくは20〜80重量%の範囲で用いて組成物を設計することができる。
【0040】
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、更に洗浄剤に通常用いられる成分、例えば増粘剤、殺菌剤、保湿剤、湿潤剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、抗炎症剤、美白剤、制汗剤、紫外線吸収剤等を、適宜含有させることができる。
【0041】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、通常の方法に従って製造することができ、洗顔料、全身用洗浄剤等として適用される。
各成分の配合順序は特に問わないが、予め成分(A)〜(C)、及び必要に応じて水を混合してスラリー状ないしコンパウンド形態とし、これを界面活性剤水溶液と混合するのが、多糖誘導体(A)を粉体(B)及び油性成分(C)とよくなじませる意味で好ましい。
【0042】
【実施例】
製造例1
重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250G,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下室温で30分攪拌した。この溶液に次式:
【0043】
【化4】
【0044】
で表される化合物31.8gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(多糖誘導体1)152gを粉末形態で得た。
得られたヒドロキシエチルセルロース誘導体のポリオキシアルキレン基を含む置換基(a)の置換度は0.014であった。
【0045】
実施例1
表1に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を製造した。すなわち、予め成分(A)〜(C)を混合してスラリー状とし、これを界面活性剤(D)水溶液と混合した。得られた組成物について、洗浄中の泡立ち及び使用後の肌感触を評価した。結果を表1に併せて示す。
【0046】
(評価方法)
10名の専門パネラーが、各洗浄剤組成物を用いて前腕部を洗浄し、洗浄中の泡立ち及び使用後の肌感触を官能評価した。良好であると評価したパネラーの数により、以下の基準で判定した。
○:7名以上が良好であると評価した。
△:4〜6名が良好であると評価した。
×:3名以下が良好であると評価した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油剤が皮膚に残留し、優れた肌感触が得られる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油性成分が皮膚に好適に残留し、優れた肌感触が得られる皮膚洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉体や油性成分が皮膚に付着すると、さらさらとした感触等の良好な肌感触や、保湿効果等のスキンケア効果が得られる。しかし、粉体を洗浄剤のような洗い流して使用する組成物に用いた場合、粉体はほとんどが洗い流されてしまい、その効果を得ることはできない。また、洗浄剤組成物に油性成分を配合しても、洗浄時の泡立ちが阻害される上に、これも洗浄剤と一緒にほとんどが洗い流されてしまう。
【0003】
洗浄後の皮膚に粉体を残留させるため、特定の表面張力の油剤で表面処理された粉体と、特定の油剤、界面活性剤を組み合わせた皮膚洗浄剤(特許文献1)が提案されている。しかしながら、この皮膚洗浄剤においては、洗浄後の皮膚に効率良く残留させることのできる粉体と油剤とが限られたものであり、洗浄剤としての泡立ちも満足できるものではなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−178173号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油性成分が皮膚に残留し、優れた肌感触が得られる皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、無機粉体、油性成分及び洗浄基剤としての界面活性剤とともに、特定の多糖誘導体を組み合わせて用いれば、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油性成分が皮膚に効率良く残留し、優れた肌感触を与える皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出した。
【0007】
本発明は、次の成分(A)〜(D):
(A)多糖類又はその誘導体におけるヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、ポリオキシアルキレン基を含む次の基(a)
(a)一般式(1)で表される基
−E1−(OA)n−E2−R (1)
〔式中、E1はヒドロキシ基又はオキソ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、nは8〜300の数を示し、n個のAは同一又は異なって、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、E2はエーテル結合又はオキシカルボニル基を示し、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。該置換基(a)のヒドロキシ基の水素原子は更に置換基(a)で置換されていてもよい。〕
で置換されている多糖誘導体、
(B)無機粉体、
(C)油性成分、
(D)起泡性界面活性剤
を含有する皮膚洗浄剤組成物を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明で用いる成分(A)の多糖誘導体は、国際公開第00/73351号パンフレットに記載されたものであり、多糖類又はその誘導体としてセルロース類を用いた場合を例に挙げれば、その繰返し単位は次のような一般式で表わされる。
【0009】
【化1】
【0010】
〔式中、Zは同一又は異なって、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等のヒドロキシ基を有してもよいアルキル基、ポリオキシアルキレン基を含む前記置換基(a)、スルホアルキル基(b)、カルボキシアルキル基(c)、カチオン性置換基(d)から選ばれる基を示し、Qは同一又は異なって、炭素数2〜4のアルキレン基を示し、x、y及びzは、同一又は異なって0〜10の数を示す。ただし、Zとして少なくとも1つの前記置換基(a)を有する。QO基、Z基、x、y及びzは、繰り返し単位内で又は繰り返し単位間で同一でも異なってもよく、また上記置換基(a)〜(d)に含まれ得るヒドロキシ基は、更に他の置換基(a)〜(d)で置換されていてもよい〕
【0011】
ポリオキシアルキレン基を含む置換基(a)の一般式(1)におけるE1としては炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシメチルエチレン基、1−オキソエチレン基、1−オキソトリメチレン基、1−メチル−2−オキソエチレン基等が好ましい。
【0012】
一般式(1)におけるAとしては、炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基及びトリメチレン基が好ましい。nで表される−(OA)−の重合度としては増粘効果及び乳化安定性の点から8〜120、特に10〜60が好ましく、n個のAは同一でも異なっても良い。ここで、nは平均付加モル数の意味である。E2はエーテル結合(−O−)又はオキシカルボニル基(−OCO−又は−COO−)を示し、特にエーテル結合が好ましい。
【0013】
一般式(1)におけるRとしては、炭素数5〜25、特に6〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましく、また、安定性の点から、特に直鎖アルキル基が好ましい。具体的にはオクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、イソステアリル基等が好ましい。
【0014】
多糖誘導体における置換基(a)の置換度は、構成単糖残基当たり0.0001〜1.0、更に0.0005〜0.5、特に0.001〜0.1の範囲が好ましい。
【0015】
多糖誘導体は、上記置換基(a)に加え、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等のヒドロキシ基を有してもよいアルキル基、以下に示す置換基(b)、(c)及び(d)から選ばれる1以上の基で置換されていてもよい。また、置換基(a)〜(d)に含まれ得るヒドロキシ基の水素原子は、更に置換基(a)〜(d)で置換されていても良い。
【0016】
(b)ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜5のスルホアルキル基:
置換基(b)としては、2−スルホエチル基、3−スルホプロピル基、3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基、2−スルホ−1−(ヒドロキシメチル)エチル基等が挙げられ、中でも安定面や製造面より3−スルホ−2−ヒドロキシプロピル基が好ましい。これら置換基(b)は、その全てあるいは一部がNa、K、Ca、Mg等の1族又は2族元素、アミン類、アンモニウム等の有機カチオンにより塩となっていてもよい。これら置換基(b)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
【0017】
(c)ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数2〜6のカルボキシアルキル基:
置換基(c)としては、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル基、カルボキシブチル基、カルボキシペンチル基等が挙げられ、中でも安定面や製造面より、カルボキシメチル基が好ましい。これら置換基(c)は、その全てあるいは一部がNa、K、Ca、Mg等の1族又は2族元素、アミン、アンモニウム等の有機カチオンにより塩となっていてもよい。これら置換基(c)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜1.0、更に0〜0.8、特に0〜0.5の範囲が好ましい。
【0018】
(d)一般式(2)で表されるカチオン性置換基
【0019】
【化2】
【0020】
〔式中、D1はヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、R1、R2及びR3は同一又は異なって、ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示し、X−はヒドロキシイオン、ハロゲンイオン又は有機酸イオンを示す〕
【0021】
カチオン性置換基(d)におけるD1としては、炭素数2又は3のものが好ましく、具体的にはエチレン基、プロピレン基、トリメチレン基、2−ヒドロキシトリメチレン基、1−ヒドロキシメチルエチレン基等が好ましい。
カチオン性置換基(d)におけるR1、R2及びR3としては、メチル基、エチル基、プロピル基、2−ヒドロキシエチル基等が挙げられ、中でもメチル基及びエチル基が好ましい。
カチオン性置換基(d)におけるX−で示されるハロゲンイオンとしては塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン等が挙げられ、有機酸イオンとしては、CH3COO−、CH3CH2COO−、CH3(CH2)2COO−等が挙げられる。X−としては、特にヒドロキシイオン、塩素イオン及び臭素イオンが好ましい。これらカチオン性置換基(d)による置換度は、構成単糖残基当たり0〜0.5、特に0〜0.3の範囲が好ましい。
【0022】
成分(A)の多糖誘導体は、多糖類又はその誘導体を、(a1)下記一般式(3)
E3−(OA)n−E2−R (3)
〔式中、E3は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、ヒドロキシ基が置換していてもよい、炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のハロゲン化アルキル基又は炭素数2〜6のカルボキシアルキル基、若しくはそれらの誘導体を示し、n、A、E2及びRは前記と同じ意味を示す〕
で表されるポリオキシアルキレン化剤と反応させることにより製造することができる。
また、前記置換基(b)、(c)及び(d)は、それぞれ以下に示す(b1)、(c1)及び(d1):
(b1)ビニルスルホン酸、ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜5のハロアルカンスルホン酸、炭素数2〜6のエポキシ基を有するスルホン酸及びそれらの塩から選ばれるスルホン化剤、
(c1)ヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数2〜6のハロゲン化カルボン酸及びその塩から選ばれるカルボキシアルキル化剤、
(d1)下記一般式(4)
【0023】
【化3】
【0024】
〔式中、D2は炭素数3〜6のエポキシ化アルキル基、又はヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のハロゲン化アルキル基を示し、R1、R2、R3及びX−は前記と同じ意味を示す〕
で表されるカチオン化剤
から選ばれる1以上の化合物と反応させることにより、導入することができる。
【0025】
すなわち、多糖類又はその誘導体のヒドロキシ基の水素原子を全て又は部分的にポリオキシアルキレン化〔置換基(a)の導入〕し、必要に応じてスルホン化〔スルホアルキル基(b)の導入〕、カルボキシアルキル化〔カルボキシアルキル基(c)の導入〕及びカチオン化〔カチオン性置換基(d)の導入〕することにより、製造される。これらポリオキシアルキレン化反応、スルホン化反応、カルボキシアルキル化反応及びカチオン化反応はどの順序で行ってもよく、また2〜4の反応を同時に行うこともできるが、まずポリオキシアルキレン化反応を行い、次いで必要に応じて、カチオン化反応、カルボキシアルキル化反応、スルホン化反応の順で反応を行うのが好ましい。
より具体的には、例えば、国際公開第00/73351号パンフレットに記載の方法により、製造することができる。
【0026】
多糖誘導体(A)の原料となる多糖類又はその誘導体としては、セルロース、グアーガム、スターチ、プルラン、デキストラン、フルクタン、マンナン、寒天、カラギーナン、キチン、キトサン、ペクチン、アルギン酸、ヒアルロン酸等の多糖類、及びこれらにメチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等が置換した誘導体が挙げられる。これらの置換基は、構成単糖残基中に単独で又は複数の組合せで置換することができる。具体的には、多糖誘導体の例としては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルエチルセルロース、ヒドロキシエチルグアーガム、ヒドロキシエチルスターチ、メチルセルロース、メチルグアーガム、メチルスターチ、エチルセルロース、エチルグアーガム、エチルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルグアーガム、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルグアーガム、ヒドロキシエチルメチルスターチ、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルグアーガム、ヒドロキシプロピルメチルスターチ等が挙げられる。これら多糖類又はその誘導体のうち、セルロース、スターチ、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましく、特にヒドロキシエチルセルロースが好ましい。また、上記多糖誘導体の置換基は、ヒドロキシエチル基やヒドロキシプロピル基のヒドロキシ基に更に置換して、例えばポリオキシエチレン鎖等を形成することで、構成単糖残基当たり3を超える置換度も可能であり、その構成単糖残基当たりの置換度は0.1〜10、特に0.5〜5が好ましい。また、これら多糖類又はその誘導体の重量平均分子量は、1万〜1000万、10万〜500万、特に30万〜200万の範囲が好ましい。
【0027】
本発明の皮膚洗浄剤組成物において、成分(A)の多糖誘導体は、1種以上を用いることができ、全組成中に0.001〜10重量%、特に0.01〜5重量%含有させるのが、良好な泡立ち及び乾燥後の肌感触の点で好ましい。
【0028】
本発明で用いる成分(B)の無機粉体としては、例えばタルク、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、窒化ホウ素、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪藻土、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸バリウム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、含水珪酸、無水珪酸、酸化マグネシウム、ベントナイト、ゼオライト、セラミクスパウダー、水酸化アルミニウム等のほか、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄、水酸化鉄、黄土、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン、群青、紺青等の無機着色粉体などが挙げられる。また、これらの粉体を、シリコーン、フッ素化合物等で表面処理した粉体を用いることもできる。
これらの粉体の粒径は特に制限されずに用いることができる。
【0029】
成分(B)の無機粉体は、1種以上を用いることができ、全組成中に1〜40重量%、特に3〜20重量%含有させるのが、使用感及び乾燥後の感触の点で好ましい。
【0030】
本発明で用いる成分(C)の油性成分としては、高級アルコール類、ステロール類、シリコーン類、フッ素系油剤、その他が挙げられる。
高級アルコール類としては、例えばベンジルアルコール、イソセチルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキサデシルアルコール、フェニルエチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−オクチルドデカノール、バチルアルコール、2−ヘキシルデカノール等が挙げられる。
【0031】
また、ステロール類としては、例えばコレステロール、イソステアリン酸コレステリル、プロビタミンD3、カンベステロール、ステグマスタノール、ステグマステロール、5−ジヒドロコレステロール、α−スピナステロール、パリステロール、クリオナステロール、γ−シトステロール、ステグマステノール、サルガステロール、アペナステロール、エルゴスタノール、シトステロール、コルビステロール、コンドリラステロール、ポリフェラステロール、ハリクロナステロール、ネオスボンゴステロール、フコステロール、アプトスタノール、エルゴスタジエノール、エルゴステロール、22−ジヒドロエルゴステロール、ブラシカステロール、24−メチレンコレステロール、5−ジヒドロエルゴステロール、デヒドロエルゴステロール、フンギステロール、コレスタノール、コプロスタノール、ジモステロール、7−ヘトコレステロール、ラトステロール、22−デヒドロコレステロール、β−シトステロール、コレスタトリエン−3β−オール、コプロスタノール、コレスタノール、エルゴステロール、7−デヒドロコレステロール、24−デヒドロコレスタジオン−3β−オール、エキレニン、エキリン、エストロン、17β−エストラジオール、アンドロスト−4−エン−3β,17β−ジオール、デヒドロエビアンドロステロン、アルケニルコハク酸コレステロール(特開平5−294989号公報)等が挙げられる。
【0032】
シリコーン類としては、例えばジメチルポリシロキサン、高重合ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーン;トリメチルシロキシケイ酸;アルキル変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン、特開平6−72851号公報記載の変性オルガノポリシロキサン等の変性シリコーンなどが挙げられる。
【0033】
フッ素系油剤としては、常温で液体のパーフルオロ有機化合物であるパーフルオロポリエーテルが好ましく、例えばパーフルオロデカリン、パーフルオロアダマンタン、パーフルオロブチルテトラハイドロフラン、パーフルオロオクタン、パーフルオロノナン、パーフルオロペンタン、パーフルオロデカン、パーフルオロドデカン、パーフルオロポリエーテル等が挙げられる。
【0034】
また、その他の油性成分としては、揮発性、不揮発性いずれでも良く、例えば固体状又は液体状パラフィン、ワセリン、クリスタルオイル、セレシン、オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ユーカリ油、ハッカ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、牛脂、豚脂、馬脂、卵黄油、オリーブ油、カルナウバロウ、ラノリン、ホホバ油;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ローズマリー、ルイボス、ローヤルゼリー、ハマメリス等の天然精油;リグナン、ビタミンE、油溶性ビタミンC、ビタミンA誘導体、セラミド類、セラミド類似構造物質等の機能性油性物質などが挙げられる。
【0035】
成分(C)の油性成分は、1種以上を用いることができ、全組成中に1〜40重量%、特に3〜30重量%含有させるのが、良好な泡立ちと肌感触の点で好ましい。
【0036】
本発明で用いる成分(D)の起泡性界面活性剤は、皮膚洗浄剤組成物としての使用に適した起泡性を示すものであり、当該分野で通常使用される界面活性剤の中から適宜選択される。種類としては、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界面活性剤のいずれでも良いが、特にアニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤が好ましい。
【0037】
アニオン界面活性剤としては、脂肪酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、イセチオン酸塩、アミノ酸系等が挙げられ、具体的には、ラウリルリン酸カリウム塩等のアルキルリン酸エステル塩、ラウリン酸カリウム塩等の高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩等のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩などが挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、(ポリ)グリセリン脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルアミンオキシド、アルキルグルコシド等の糖系界面活性剤等が挙げられる。
また、両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン類などが挙げられる。
【0038】
成分(D)の起泡性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、全組成中に5〜50重量%、特に10〜30重量%含有させるのが、泡立ちの点で好ましい。
【0039】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、以上の成分(A)〜(D)を必須成分とする水系の組成物である。水は、全組成中に10〜90重量%、好ましくは20〜80重量%の範囲で用いて組成物を設計することができる。
【0040】
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、更に洗浄剤に通常用いられる成分、例えば増粘剤、殺菌剤、保湿剤、湿潤剤、着色剤、防腐剤、感触向上剤、香料、抗炎症剤、美白剤、制汗剤、紫外線吸収剤等を、適宜含有させることができる。
【0041】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、通常の方法に従って製造することができ、洗顔料、全身用洗浄剤等として適用される。
各成分の配合順序は特に問わないが、予め成分(A)〜(C)、及び必要に応じて水を混合してスラリー状ないしコンパウンド形態とし、これを界面活性剤水溶液と混合するのが、多糖誘導体(A)を粉体(B)及び油性成分(C)とよくなじませる意味で好ましい。
【0042】
【実施例】
製造例1
重量平均分子量20万、ヒドロキシエチル基の置換度2.5のヒドロキシエチルセルロース(NATROZOL250G,ハーキュレス社製)160g、含水80%イソプロピルアルコール1280g、48%水酸化ナトリウム水溶液9.8gを混合して、スラリー液を調製し、窒素雰囲気下室温で30分攪拌した。この溶液に次式:
【0043】
【化4】
【0044】
で表される化合物31.8gを加え、80℃で8時間反応させてポリオキシアルキレン化を行った。反応終了後、反応液を酢酸で中和し、反応生成物を濾別した。反応生成物をイソプロピルアルコール700gで2回洗浄後、減圧下60℃で一昼夜乾燥し、ポリオキシアルキレン化されたヒドロキシエチルセルロース誘導体(多糖誘導体1)152gを粉末形態で得た。
得られたヒドロキシエチルセルロース誘導体のポリオキシアルキレン基を含む置換基(a)の置換度は0.014であった。
【0045】
実施例1
表1に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を製造した。すなわち、予め成分(A)〜(C)を混合してスラリー状とし、これを界面活性剤(D)水溶液と混合した。得られた組成物について、洗浄中の泡立ち及び使用後の肌感触を評価した。結果を表1に併せて示す。
【0046】
(評価方法)
10名の専門パネラーが、各洗浄剤組成物を用いて前腕部を洗浄し、洗浄中の泡立ち及び使用後の肌感触を官能評価した。良好であると評価したパネラーの数により、以下の基準で判定した。
○:7名以上が良好であると評価した。
△:4〜6名が良好であると評価した。
×:3名以下が良好であると評価した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗浄時の泡立ちが良好で、しかも洗浄後に粉体と油剤が皮膚に残留し、優れた肌感触が得られる。
Claims (2)
- 次の成分(A)〜(D):
(A)多糖類又はその誘導体におけるヒドロキシ基の水素原子の一部又は全てが、ポリオキシアルキレン基を含む次の基(a)
(a)一般式(1)で表される基
−E1−(OA)n−E2−R (1)
〔式中、E1はヒドロキシ基又はオキソ基が置換していてもよい炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、nは8〜300の数を示し、n個のAは同一又は異なって、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖の2価の飽和炭化水素基を示し、E2はエーテル結合又はオキシカルボニル基を示し、Rはヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数4〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を示す。該置換基(a)のヒドロキシ基の水素原子は更に置換基(a)で置換されていてもよい。〕
で置換されている多糖誘導体、
(B)無機粉体、
(C)油性成分、
(D)起泡性界面活性剤
を含有する皮膚洗浄剤組成物。 - 成分(A)を0.001〜10重量%、成分(B)を1〜40重量%、成分(C)を1〜40重量%、成分(D)を5〜50重量%含有する請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
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