JP2004175500A - バッテリ引出し装置 - Google Patents

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JP2004175500A JP2002342511A JP2002342511A JP2004175500A JP 2004175500 A JP2004175500 A JP 2004175500A JP 2002342511 A JP2002342511 A JP 2002342511A JP 2002342511 A JP2002342511 A JP 2002342511A JP 2004175500 A JP2004175500 A JP 2004175500A
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Koji Shiizaki
弘司 椎崎
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Abstract

【課題】リーチ式フォークリフトに適用され、とりわけマストのリーチ動作を利用してバッテリを収納空間から引出すバッテリ引出し装置に於て、製作が容易でコストの低減を図ると共に、係合が確実に行なわれて安全性を高める。
【解決手段】係止穴2、横動鉤体3、第一案内体4、固定係止体5、横動係止体6、第二案内体7、連動体8、第一弾性体9、操作体10、第二弾性体11、案内面12とで構成し、とりわけ車体51に設けた係止穴2に横動鉤体3を直接係合させると共に、第一案内体4と第二案内体7とに依り横動鉤体3と横動係止体6とを横動可能に案内する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばリーチ式フォークリフトに適用され、とりわけマストのリーチ動作を利用してバッテリを収納空間から引出すバッテリ引出し装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のバッテリ引出し装置としては、例えば、次の様なものが知られている。
(1) 車体とバッテリとの間に介設される車体側の係止機構として、旋動可能な旋動鉤体を用いるもの(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照)。
(2) 車体とバッテリとの間に介設される車体側の係止機構を、車体に左右方向に横動可能に設けられた横動係止体と、バッテリに設けられて横動係止体に係合し得る固定鉤体と、車体に設けられて横動係止体を横動させる操作体とで構成したもの(特許文献5、特許文献6参照)。
(3) 車体とバッテリとの間に介設される車体側の係止機構を、車体に設けられた固定係止体と、バッテリに横動可能に設けられて固定係止体に係合し得る横動鉤体と、車体に設けられて横動鉤体を横動させる操作体とで構成したもの(特許文献7参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−246195号公報
【特許文献2】
特開2000−103597号公報
【特許文献3】
特開2001−122593号公報
【特許文献4】
特開2001−342000号公報
【特許文献5】
特公平4−55889号公報
【特許文献6】
特開2002−3194号公報
【特許文献7】
特許第2861915号公報
【0004】
然しながら、前記(1)のものは、旋動鉤体を単一の旋動軸で取り付けているので、取付部分にガタがあると、旋動鉤体の先端が大きく上下に振れて確実に係合できない場合があり、取付部分の精度が要求されると共に、単一の旋動軸でバッテリの全荷重を担持せねばならないので、大きな強度が必要であった。
前記(2)のものは、横動可能な横動係止体に固定係止体を係合させる様にしているので、バッテリが慣性等に依り衝撃的に前動すると、横動係止体が変形したり損傷して横動不能に陥る可能性があり、横動係止体から固定係止体を外せなくなる惧れがあった。
前記(3)のものは、固定鉤体と操作体とが突出して設けられているので、バッテリを外して車体を点検整備する際にこれらが外力に依り変形したり損傷する可能性があり、その後の係合に支障を来たす惧れがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
要するに、従来の何れのものも、一長一短があり、構成部品や取付部分の精度や強度を高くせねばならないので、製作に手間が掛かってコストが高く付くと共に、構成部品が損傷して作動不能に陥る可能性があったので、係合に支障を来たして安全性に問題があった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、製作が容易でコストの低減を図る事ができると共に、係合が確実に行なわれて安全性を高める事ができる様にしたバッテリ引出し装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のバッテリ引出し装置は、基本的には、車体に設けられた係止穴と、車体に対して前後動可能なバッテリトレイに横動可能に設けられて係止穴に係合する係合位置と係止穴から離脱する離脱位置とを取り得る横動鉤体と、バッテリトレイに設けられて横動鉤体を横動可能に案内する左右一対の第一案内体と、車体に対して前後動されるマストに設けられた固定係止体と、バッテリトレイに横動可能に設けられて固定係止体に係合する係合位置と固定係止体から離脱する離脱位置とを取り得る横動係止体と、バッテリトレイに設けられて横動係止体を横動可能に案内する左右一対の第二案内体と、横動鉤体が係合位置の時には横動係止体を離脱位置にし得る連動体と、横動鉤体を離脱位置に横動係止体を係合位置に常時付勢する第一弾性体と、車体に横動可能に設けられて横動鉤体を係合位置にする押圧位置と横動鉤体を離脱位置にする開放位置とを取り得る操作体と、車体に設けられて第一弾性体より弾力が大きく操作体を常時押圧位置に付勢する第二弾性体と、横動鉤体と操作体との間に設けられてバッテリトレイの後動に連れて操作体に依り横動鉤体を漸次横動させて係止穴に係合させる案内面と、から構成した事に特徴が存する。
【0007】
バッテリトレイが車体の収納空間に収納されている時には、操作体が開放されて第二弾性体に依り押圧位置にされている。操作体が押圧位置にされていると、横動鉤体が第一弾性体に抗して係合位置にされ、横動鉤体が係止穴に係合される。横動鉤体が係合位置にされると、連動体に依り横動係止体が離脱位置にされ、固定係止体との係合が解除される。つまり、バッテリトレイは、車体に対してロックされていると共に、マストに対して開放されている。従って、マストは、自由に前後動が可能となる。
バッテリトレイを車体の収納空間から引出す場合は、固定係止体と横動係止体とが係合可能な様にマストを後動させると共に、操作体が第二弾性体に抗して開放位置にされる。そうすると、第一弾性体に依り横動鉤体が離脱位置にされて係止穴から離脱されると共に、連動体に依り横動係止体が係合位置にされて固定係止体に係止される。そして、マストを前動させると、これにバッテリトレイが追動されて車体の収納空間から前側に引出される。
バッテリトレイを車体の収納空間へ引込む場合は、操作体を開放して第二弾性体に依り操作体を押圧位置に保って置くと共に、マストを後動させてこれに依りバッテリトレイを押す。そうすると、横動鉤体が第二弾性体にて付勢された操作体と案内面とに依りバッテリトレイの後動に連れて横動されて係止穴に係合されると共に、連動体に依り横動係止体が横動されて横動係止体と固定係止体との係合が解除される。つまり、バッテリトレイは、車体に対してロックされると共に、マストに対して開放される。
【0008】
横動鉤体及び横動係止体は、左右一対の第一案内体及び第二案内体に依り案内されるので、横動が円滑且つ確実に行なわれると共に、バッテリの荷重が分担されて支持される。
横動鉤体は、車体に設けられた係止穴に直接係合されるので、バッテリの荷重が直接的に車体で担持されて担持効果が高まる。
横動鉤体は、操作体に依り係合位置に押圧されるので、仮えバッテリが衝撃的に前動しても、操作体が変形したり損傷して横動不能に陥る事がなく、係止穴から横動鉤体を外す事ができる。
車体には、構成部品の一部が外部に突出しないので、これらが外力に依り変形したり損傷する可能性がなくなる。
【0009】
連動体は、バッテリトレイに中程が旋動軸に依り旋動可能に枢結された反転レバーと、反転レバーと横動鉤体との間及び反転レバーと横動係止体との間に設けられてこれらの間を遊動可能に連結する遊動連結具とで構成されているのが好ましい。この様にすれば、横動鉤体と横動係止体を反転作動させる事ができる。
【0010】
連動体は、横動鉤体と横動係止体との間に設けられてこれらを一体的に連結する連結バーで構成されているのが好ましい。この様にすれば、部品点数が削減できるので、コストの低減を図る事ができる。
【0011】
横動係止体と固定係止体との間には、マストの後動に連れて固定係止体に依り横動係止体を漸次横動させてこれらを係合させる第二案内面が設けられているのが好ましい。この様にすれば、横動係止体を係合位置にしたまま、マストを後動させるだけで、横動係止体と固定係止体を係合できるので、この種の係合動作を容易に行なう事ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一例に係るバッテリ引出し装置のバッテリロック状態を示す底面図。図2は、バッテリ開放状態を示す図1と同様図。図3は、要部のみを示す図1の斜視図。図4は、操作体の取付状態を示す斜視図である。
【0013】
バッテリ引出し装置1は、係止穴2、横動鉤体3、第一案内体4、固定係止体5、横動係止体6、第二案内体7、連動体8、第一弾性体9、操作体10、第二弾性体11、案内面12とからその主要部が構成されて居り、リーチ式フォークリフト50に適用される。
【0014】
リーチ式フォークリフト50は、車体51と、これに対して前後動されるマスト(図示せず)と、車体51の前側下部に形成されたバッテリ用の収納空間52と、これに収容されて車体51に対して前後動されるバッテリトレイ53とを備えている。
車体51は、前側に延設された左右のアウトリガと、これの内側に設けられて断面溝型を呈する左右のガイドレールと、後側に設けられた運転席(立席)54と、これの近傍に設けられた操舵用のハンドル55と、マストを前後動させるリーチシリンダとを備えている。
マストは、下部に設けられて後端まで移動した時にはバッテリトレイ53の下方に潜り込むマストキャリッジと、これに回転可能に設けられてガイドレールに転動可能に嵌合されるガイドローラとを備えている。
バッテリトレイ53は、この上にバッテリを収容したバッテリケースが載せられるものであり、底面に設けられてガイドレールの上面を摺動する左右のメインガイド56と、これの内側に設けられて一方が横方向に調節移動可能な左右のサイドガイド57と、底面前側に設けられてマストキャリッジに当合される左右の突起58とを備えている。
【0015】
係止穴2は、車体51に設けられたもので、この例では、矩形状を呈し、車体51の前壁59に穿設されている。
【0016】
横動鉤体3は、車体51に対して前後動可能なバッテリトレイ53に横動可能に設けられて係止穴2に係合する係合位置と係止穴2から離脱する離脱位置とを取り得るもので、この例では、板状の鉤片13と、これの基端に中程が連設された左右方向に延びる摺動板14とを備えている。
而して、横動鉤体3は、鉤片13が係止穴2、厳密には係止穴2を形成する前壁59の一部に係合される。
【0017】
第一案内体4は、バッテリトレイ53に設けられて横動鉤体3を横動可能に案内する左右一対のもので、この例では、横動鉤体3の摺動板14の前後に設けられる案内筒15と、これらの下部(図1に於ては上部、以下同様)に架け渡される案内板16と、案内板16と案内筒15を貫通してバッテリトレイ53に螺合されるボルト17とを備えている。
【0018】
固定係止体5は、車体51に対して前後動されるマスト(図示せず)に設けられたもので、この例では、ブロック状を呈し、マストキャリッジ(図示せず)の中程上面に付設されている。
【0019】
横動係止体6は、バッテリトレイ53に横動可能に設けられて固定係止体5に係合する係合位置と固定係止体5から離脱する離脱位置とを取り得るもので、この例では、左右方向に延びる摺動板18と、これの中程下面に付設されたブロック状の係止片19とを備えている。
【0020】
第二案内体7は、バッテリトレイ53に設けられて横動係止体6を横動可能に案内する左右一対のもので、この例では、第一案内体4と同様に、横動係止体6の摺動板18の前後に設けられる案内筒20と、これらの下部に架け渡される案内板21と、案内板20と案内筒21を貫通してバッテリトレイ53に螺合されるボルト22とを備えている。
【0021】
連動体8は、横動鉤体3が係合位置の時には横動係止体6を離脱位置にし得るもので、この例では、バッテリトレイ53に中程が旋動軸23に依り旋動可能に枢結された反転レバー24と、横動鉤体3と反転レバー24との間及び横動係止体5と反転レバー24との間に設けられてこれらの間を遊動可能に連結する遊動連結具25とを備えている。
遊動連結具25は、反転レバー24の両端部に穿設された長穴26と、これに遊嵌されて横動鉤体3の摺動板14や横動係止体6の摺動板18に止結されるピン27とを備えている。
【0022】
第一弾性体9は、横動鉤体3を離脱位置に横動係止体6を係合位置に常時付勢するもので、この例では、引張スプリングにしてあり、横動鉤体3の摺動板14とバッテリトレイ53の各一部間に介設されている。
【0023】
操作体10は、車体51に横動可能に設けられて横動鉤体3を係合位置にする押圧位置と横動鉤体3を離脱位置にする開放位置とを取り得るもので、この例では、車体51の前壁59の後側に前後方向の搖動軸28に依りその上部が枢支されて垂下されたレバー29と、これの上部にこれとは略倒立L型を為すべく基端が連設されて運転席54側に突出するペダル30とを備えている。ペダル30は、車体51の側壁60に形成された縦長の窓穴31に貫通されている。
【0024】
第二弾性体11は、車体51に設けられて第一弾性体9より弾力が大きく操作体10を常時押圧位置に付勢するもので、この例では、引張スプリングにしてあり、車体51の前壁59と操作体10のペダル30の各一部間に介設されている。
【0025】
案内面12は、横動鉤体3と操作体10との間に設けられてバッテリトレイ53の後動に連れて操作体10に依り横動鉤体3を漸次横動させて係止穴2に係合させるもので、この例では、横動鉤体3の鉤片13の後側左部(図1に於ては後側右部、以下同様)に形成されて前方に行くに従い左方に傾斜する傾斜面32と、これに当合される操作体10のレバー29の外面(前面及び右側面)33とから成っている。
【0026】
固定係止体5と横動係止体6との間には、マストの後動に連れて固定係止体5に依り横動係止体6を漸次横動させてこれらを係合させる第二案内面34が設けられている。
第二案内面34は、固定係止体5の後側左部に形成されて前方に行くに従い左方に傾斜する傾斜面35と、横動係止体6の前側右部に形成されて傾斜面35に適合する傾斜面36とから成っている。
【0027】
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
バッテリトレイ53が車体51の収納空間52に収納されている時には、図1及び図4に示す如く、操作体10のペダル30を踏圧しない所謂非作動状態にされているので、第二弾性体11に依り操作体10のレバー29が押圧位置に保たれる。そうすると、横動鉤体3が操作体10に依り押されて第一弾性体9に抗して右方(図1に於ては左方)に横動され、横動鉤体3の鉤片13が係合穴2に係合されて係合位置に保たれると共に、連動体8に依り横動係止体6が左方(図1に於ては右方)に横動され、横動係止片6の係止片19が固定係止体5から離脱する離脱位置に保たれる。つまり、バッテリトレイ53は、車体51に対してロックされていると共に、マストに対して開放されて居り、所謂バッテリロック状態にされている。この為、マストは、自由に前後動が可能となる。
【0028】
バッテリトレイ53を車体51の収納空間52から引出す場合は、固定係止体5と横動係止体6の係止片9とが係合可能な様にマストが後動されると共に、操作体10のペダル30が踏圧されて第二弾性体11に抗して操作体10のレバー29が開放位置にされる。そうすると、横動鉤体3が第一弾性体9に依り左方(図2に於ては右方)に横動されて横動鉤体3の鉤片13が係合穴2から離脱する離脱位置に保たれると共に、連動体8に依り横動係止体6が右方(図2に於ては左方)に横動され、横動係止体6の係止片19が固定係止体5に係合する係合位置に保たれる。つまり、バッテリトレイ53は、車体51に対してロック解除されていると共に、マストに対してロックされて居り、所謂バッテリ開放状態にされている。そして、この様な状態でリーチシリンダに依りマストを前動させると、これにバッテリトレイ53が追動されて車体51の収納空間52から前側に引出される。
固定係止体5と横動係止体6を係合させる場合は、図2に示す如く、操作体10を開放位置にし、横動鉤体3を第一弾性体9に依り離脱位置にすると共に、連動体8を介して横動係止体6を係合位置にした後、マストを後動させても良い。
そうすると、第二案内面34の傾斜面35,36に依り固定係止体5の後動に連れて横動係止体6が回避横動された後に固定係止体5と横動係止体6が係合される。
【0029】
バッテリトレイ53を車体51の収納空間52へ引込む場合は、操作体10を開放して第二弾性体11に依り操作体10のレバー29を押圧位置に保って置くと共に、マストを後動させてこれに依りバッテリトレイ53を押す。そうすると、横動鉤体3が第二弾性体11にて付勢された操作体10と案内面12(傾斜面32と外面33)とに依りバッテリトレイ53の後動に連れて横動されて係止穴2に係合されると共に、連動体8に依り横動係止体6が横動されて横動係止体6と固定係止体5との係合が解除される。つまり、各部分が図1及び図4に示す元の状態に戻り、バッテリトレイ53が車体51に対してロックされると共に、マストに対して開放される。
【0030】
次に、本発明の第二例を、図5乃至図7に基づいて説明する。
図5は、本発明の第二例に係るバッテリ引出し装置のバッテリロック状態を示す底面図。図6は、バッテリ開放状態を示す図5と同様図。図7は、要部のみを示す図5の斜視図である。
【0031】
第二例は、連動体8を、横動鉤体3と横動係止体6との間に設けられてこれらを一体的に連結する連結バー37で構成した点、横動係止体6と固定係止体5との間に設けた第二案内面34(傾斜面35,36)を、左右反対にして設けた点、が第一例と異なり、その他は、第一例と同様である。
この様なものは、連動体8である連結バー37に依り横動鉤体3と横動係止体6を一体化したので、部品点数を削減できてコストの低減を図る事ができる。
【0032】
尚、第一案内体4及び第二案内体7は、先の例では、案内筒15,20と案内板16,21とボルト17,22とを用いたが、これに限らず、他の構造でも良い。
第一弾性体9は、先の例では、バッテリトレイ53と横動鉤体3との間に介設したが、これに限らず、例えばバッテリトレイ53と横動係止体6との間やバッテリトレイ53と連動体8との間等に介設しても良い。
操作体10は、先の例では、レバー29が左右方向に搖動すべく構成したが、これに限らず、例えばレバー29が左右方向に直線移動すべく構成しても良い。
案内面12は、先の例では、傾斜面32と外面33とで構成したが、これに限らず、例えば相互に適合する傾斜面どうしで構成しても良い。
第二案内面34は、先の例では、相互に適合する傾斜面35,36どうしで構成したが、これに限らず、例えば案内面12の如く、外面と傾斜面とで構成しても良い。
サイドガイド57は、先の例では、左右のうち一方が横方向に調節移動可能であったが、これに限らず、例えばメインガイド56と同様に、両方のものが固定されていても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上、既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 係止穴、横動鉤体、第一案内体、固定係止体、横動係止体、第二案内体、連動体、第一弾性体、操作体、第二弾性体、案内面とで構成し、とりわけ車体に設けた係止穴に横動鉤体を直接係合させると共に、第一案内体と第二案内体とに依り横動鉤体と横動係止体とを横動可能に案内する様にしたので、製作が容易でコストの低減を図る事ができると共に、係合が確実に行なわれて安全性を高める事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一例に係るバッテリ引出し装置のバッテリロック状態を示す底面図。
【図2】バッテリ開放状態を示す図1と同様図。
【図3】要部のみを示す図1の斜視図。
【図4】操作体の取付状態を示す斜視図。
【図5】本発明の第二例に係るバッテリ引出し装置のバッテリロック状態を示す底面図。
【図6】バッテリ開放状態を示す図5と同様図。
【図7】要部のみを示す図5の斜視図。
【符号の説明】
1…バッテリ引出し装置、2…係止穴、3…横動鉤体、4…第一案内体、5…固定係止体、6…横動係止体、7…第二案内体、8…連動体、9…第一弾性体、10…操作体、11…第二弾性体、12…案内面、13…鉤片、14,18…摺動板、15,20…案内筒、16,21…案内板、17,22…ボルト、19…係止片、23…旋回軸、24…反転レバー、25…遊動連結具、26…長穴、27…ピン、28…搖動軸、29…レバー、30…ペダル、31…窓穴、32、35,36…傾斜面、33…外面、34…第二案内面、37…連結バー、50…リーチ式フォークリフト、51…車体、52…収納空間、53…バッテリトレイ、54…運転席、55…ハンドル、56…メインガイド、57…サイドガイド、58…突起、59…前壁、60…側壁。

Claims (3)

  1. 車体に設けられた係止穴と、車体に対して前後動可能なバッテリトレイに横動可能に設けられて係止穴に係合する係合位置と係止穴から離脱する離脱位置とを取り得る横動鉤体と、バッテリトレイに設けられて横動鉤体を横動可能に案内する左右一対の第一案内体と、車体に対して前後動されるマストに設けられた固定係止体と、バッテリトレイに横動可能に設けられて固定係止体に係合する係合位置と固定係止体から離脱する離脱位置とを取り得る横動係止体と、バッテリトレイに設けられて横動係止体を横動可能に案内する左右一対の第二案内体と、横動鉤体が係合位置の時には横動係止体を離脱位置にし得る連動体と、横動鉤体を離脱位置に横動係止体を係合位置に常時付勢する第一弾性体と、車体に横動可能に設けられて横動鉤体を係合位置にする押圧位置と横動鉤体を離脱位置にする開放位置とを取り得る操作体と、車体に設けられて第一弾性体より弾力が大きく操作体を常時押圧位置に付勢する第二弾性体と、横動鉤体と操作体との間に設けられてバッテリトレイの後動に連れて操作体に依り横動鉤体を漸次横動させて係止穴に係合させる案内面と、から構成した事を特徴とするバッテリ引出し装置。
  2. 連動体は、バッテリトレイに中程が旋動軸に依り旋動可能に枢結された反転レバーと、反転レバーと横動鉤体との間及び反転レバーと横動係止体との間に設けられてこれらの間を遊動可能に連結する遊動連結具とで構成されている請求項1に記載のバッテリ引出し装置。
  3. 連動体は、横動鉤体と横動係止体との間に設けられてこれらを一体的に連結する連結バーで構成されている請求項1に記載のバッテリ引出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019129289A1 (zh) * 2017-12-29 2019-07-04 上海电巴新能源科技有限公司 用于电池包的锁止机构、锁组件、快换支架组件及电动车
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