JP2004173606A - 流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料 - Google Patents

流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料 Download PDF

Info

Publication number
JP2004173606A
JP2004173606A JP2002344623A JP2002344623A JP2004173606A JP 2004173606 A JP2004173606 A JP 2004173606A JP 2002344623 A JP2002344623 A JP 2002344623A JP 2002344623 A JP2002344623 A JP 2002344623A JP 2004173606 A JP2004173606 A JP 2004173606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
milk
beverage
gellan gum
fluidity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002344623A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Ueno
博誉 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
San Ei Gen FFI Inc
Original Assignee
San Ei Gen FFI Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by San Ei Gen FFI Inc filed Critical San Ei Gen FFI Inc
Priority to JP2002344623A priority Critical patent/JP2004173606A/ja
Publication of JP2004173606A publication Critical patent/JP2004173606A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【構成】本発明は、乳成分とジェランガムを含有させ加熱溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却することを特徴とする流動性のあるゲルの製造方法及び係る製造方法により得られる流動性のあるゲルと不溶性固形分を含む乳飲料に関するものである。
【効果】乳飲料中に含まれるゼリーやさのうなどの不溶性固形分の沈降・浮遊を抑制する。

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、乳成分とジェランガムを含有させ加熱溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却することを特徴とする流動性のあるゲルの製造方法に関し、さらに、柑橘果実のさのう、細かく切断された果肉や野菜類などの動植物性食品片からなる不溶性固形分を該流動性のあるゲル中に均一に分散、安定化した不溶性固形分含有乳飲料と、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジェランガムはゼリーや水ようかん、ジャム様食品等のゲル状食品に用いられているゲル化性のガム質であるが、本発明でいう流動性のあるゲルとは、ジェランガムを一度ゲル化させた後につぶすことにより、細かい粒状ゲルとなり、ゾル状の流動性を持たせ溶液状となったものである。
【0003】
従来、流動性を有するゲルとしては、ジェランガム溶液を間に充填し、冷却してゲル化したものを消費者が間を振ることでゲルを壊し、流動性を持たせる方法が知られている(特許文献1:特開平5−268918)。
【0004】
しかしながら、上記方法では、輸送中に缶内部のゲルがつぶれたり、消費者が最終製品を振ることによってゲルをつぶすため一部分だけのゲルがつぶれたり、振り方によってゲルの大きさが不均一になることから、一定の状態の流動性のあるゲルを作ることが困難であった。
【0005】
また、不溶性固形分、即ち柑橘系果実のさのうや細かく切断・破砕したゼリーなどを含有する飲料として、例えば細断した寒天ゼリーを飲料溶液に加えpHを調製する方法(特許文献1:特開昭53−26357)など、小さく切断又は破砕したゼリーや柑橘類のさのうのような粒状食品を混合した飲料が広く知られている。
【0006】
しかし、これらの粒状食品は、飲料に比して重量が大きいため、保存していると容器の底に沈降し、飲む際に容器を振って粒状食品を分散させて飲まなければならなかった。しかも、ガラス瓶やペットボトルなどの透明な容器に入れたときに、粒状食品が底に沈降しているのは、見た目にも好ましいものではなかった。
【0007】
そこで、保存しておいても粒状食品の沈降が生じず、飲料中に分散させておく方法として、気泡を含ませた寒天ゼリー(特許文献2:特開昭54−154385)、気泡を包含した寒天ゼリーの小片を内包する寒天ゼリー(特許文献3:実開昭56−12993)を加える方法などが開示されている。
【0008】
しかし、これらの方法は何れも気泡を含有する寒天ゼリーを含有する飲料であり、気温が上昇すると寒天ゼリー内の気泡が膨張して寒天ゼリーが飲料表面に浮上し、逆に冷却すると気泡が収縮して寒天ゼリーが沈降し、安定に分散させることはできなかった。
【0009】
係る問題を改良する方法として、細断した寒天ゼリーを含む飲料溶液に寒天を溶解させる方法(特許文献4:特開昭58−9679)、飲料溶液に特定料のジェランガム及び/又はκ―カラギナンからなる多糖類及び可溶性カルシウムを加える方法(特許文献5:特開平5−3773)、ジェランガムを含有させ加熱攪拌溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点まで冷却して得られるゾル状食品(特許文献6:特開平8−23893)などが開示されている。
【0010】
さらに、流動性を有するゲルの製造方法として、ジェランガムを含有させ加熱攪拌溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却することにより、また、ジェランガムを含有した分散液またはジェランガムを含有させ加熱攪拌溶解した水溶液を超高温加熱処理法を利用し、冷却温度をゲル化点以下まで下げることにより流動性のあるゲルを製造する方法(特許文献7:特開平7−284652)が開示されている。
【0011】
以上のような技術により得られる飲料は、所謂ゲル状飲料或いは、切断又は破砕したゼリーや柑橘類のさのうを飲料中にゲルを用いて分散させたものであった。そしてこれらの飲料は、果汁飲料や清涼飲料といった酸性飲料に限られていた。
【特許文献1】
特開平5−268918
【特許文献2】
特開昭53−26357
【特許文献3】
特開昭54−154385
【特許文献4】
実開昭56−12993
【特許文献5】
特開昭58−9679
【特許文献6】
特開平5−3773
【特許文献7】
特開平8−23893
【特許文献8】
特開平7−284652
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明者は、これら従来にはなかった新規の飲料として、不溶性固形分を均一に分散し、かつ、牛乳等の乳成分を含有する飲料について検討を行った。
しかし、乳成分を含有させるためには飲料自体のpHは中性域にする必要があり、上述のような従来技術には、pHを中性域にした場合の飲料に関する記載は一切成されていないため、係る技術をそのまま流用することはできなかった。
飲料のpHを中性域にした場合、保存上の問題から酸性域の場合よりも殺菌条件を厳しくする必要があった。例えば、従来の加熱殺菌の条件であれば、レトルト殺菌やボイル殺菌、超高温加熱(UHT)殺菌法が例示でき、加熱する温度を上げたり、加熱時間を長くしたりする必要が生じる。しかし、このような条件にした場合、乳成分には蛋白質が含まれているため、加熱により蛋白質が凝固し、沈降・浮遊などが生じ商品価値が失われる可能性がある。また、ジェランガムにより得られたゲルは、高温加熱を行うことでゲルが溶解するため、高温条件下による加熱殺菌は好ましくなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、本願発明者は鋭意研究の結果、乳成分とジェランガムを用いて流動性のあるゲルを調製し、係る流動性のあるゲルの中に不溶性固形分を添加混合し、さらに低温条件下で殺菌する方法により、目的とする飲料の調製を可能とする技術の知見を得た。
【0014】
即ち、本発明は次の項(1)から(4)の通りである。
(1)乳成分とジェランガムを含有させ加熱溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却することを特徴とする流動性のあるゲルの製造方法。
(2)冷却後、さらに温度条件が65〜90℃である加熱殺菌工程を含むことを特徴とする項(1)に記載の流動性のあるゲルの製造方法。
(3)項(1)又は(2)記載の方法により得られる流動性のあるゲルを用いて乳飲料中に不溶性固形分を分散させる方法。
(4)項(1)〜(3)に記載の方法にて得られる流動性のあるゲルを含む乳飲料。
【0015】
上記発明により、従来にはなかった飲料を提供することが可能となった。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、乳成分とジェランガムを含有させ加熱溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却することを特徴とする流動性のあるゲルの製造方法、当該流動性のあるゲルを用いて不溶性固形分を分散させる方法及び当該流動性のあるゲルを用いた飲料に関する。
【0017】
本発明で利用できる乳成分としては、牛乳、羊乳、山羊乳及びそれらの加工品等が挙げられ、加工品としては、例えば脱脂粉乳、全脂粉乳、脱脂練乳、全脂練乳、濃縮乳等が挙げられる。これらは単独で含まれていてもよいし、また2種以上の組み合わせで含まれていてもよい。また、脱脂乳を含有する場合は、バター、生クリーム、ヤシ油、パーム油等の油成分を含有していてもよい。含まれる乳成分の量は特に制限されないが、食品100重量部あたり、無脂乳固形分で0.1〜30重量部、好ましくは1〜5重量部の範囲が例示される。具体的には、牛乳を使用する場合の添加量は1〜99重量部の範囲で適宜調整することができる。
【0018】
本発明では、流動性のあるゲルを製造するために使用するゲル化剤としてジェランガムを使用する。
【0019】
ジェランガムには、脱アシル型ジェランガムとネイティブ型ジェランガムがあり、本発明では何れの型のものも使用することができる。
【0020】
脱アシル型ジェランガムとネイティブ型ジェランガムは、水性植物の表面から分離された非病原性微生物Pseudomonas elodeaを用いて産生されたものである。脱アシル型ジェランガムは、1−3結合したグルコース、1−4結合したグルクロン酸、1−4結合したグルコースおよび1−4結合したラムノース4分子の糖を構成単位とする直鎖状の高分子多糖類である。1構成単位当たりカルボキシル基1残基を有する。
【0021】
ネイティブ型ジェランガムは、脱アシル型ジェランガムの1−3結合したグルコース残基に1構成単位当たりグリセリル基1残基とアセチル基が平均1/2残基結合したものである。
【0022】
本発明では脱アシル型ジェランガムを使用するのが好ましい。さらに、脱アシル型ジェランガムを使用する場合は。カルシウム塩類を添加することが好ましい。
【0023】
本発明では、水100部(重量、以下同じ)に対し、ジェランガムを0.02〜1.0部、更に必要であればカルシウム、ナトリウム等の塩類を0.01〜1.0部添加し、加熱攪拌溶解した後、連続的に攪拌しながら5〜40℃まで冷却を行う。ジェランガムの添加量が0.02部以下であるとゲル化せず、流動性のあるゲルが得られない。また、1.0部以上添加するとゲルが固くなりすぎて流動性のあるゲルが得られない。ジェランガムはカルシウムやナトリウム等のカチオンによりゲル化する。従って、本発明において乳成分を添加する場合、牛乳のように既にカルシウム塩等が含まれている場合には、特に添加する必要はないが、それ以外の場合には流動性のあるゲルの固さを調整するため、適宜添加する必要がある。
【0024】
ジェランガムのゲル化点は、添加する他の成分やカルシウム、ナトリウム塩類や糖度、果汁含量にも影響するが、通常は35℃前後である。ジェランガムを含有する水溶液をこのゲル化点より5〜15℃下げることで、冷却中にゲル化が起こり、攪拌またはUHT殺菌法により、流動性のあるゲルを作ることができる。具体的には、ジェランガムを添加した溶液を20℃前後まで冷却するのが好ましい。
【0025】
本発明に係る流動性のあるゲルの製造工程における加熱殺菌の条件は、少なくとも殺菌効果が得られる温度以上である必要があり、具体的には65℃以上、好ましくは65〜90℃、さらに好ましくは75〜85℃、殺菌時間は加熱温度にもよるが10〜60分程度が例示できる。或いは100℃以上で数秒間という加熱殺菌条件も例示できる。
【0026】
殺菌の方法は特に制限されず、公知の殺菌方法を利用することができる。具体的にはレトルト殺菌、ボイル殺菌、スチーム殺菌、UHT殺菌、HTST殺菌、オートクレーブ殺菌等の殺菌方法を挙げることができるが、上記の殺菌条件の範囲内であれば何れの方法であっても良い。
【0027】
また、上記ジェランガム以外にも一般的に用いられている分散安定効果を有するゲル化剤等を併用することもできる。例えば、寒天、カラギナン、ペクチン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、グアーガム、タマリンド種子多糖類、ゼラチン、マンナン、サイリウムシードガム、ファーセレラン、プルラン、マクロホモプシスガム、澱粉、食物繊維、アラビアガムなどを例示することができ、これらの1種以上を選択して用いて流動性のあるゲルの食感改良、離水防止および流動性に変化を与える目的で添加することもできる。
【0028】
本発明に係る流動性のあるゲルの製造方法を詳述する。予め、水にジェランガム及び必要に応じて糖類等の他の原料を溶解する。溶解する際、加熱攪拌溶解(例えば、70〜90℃、5〜15分間)する。このジェランガムを含有する溶液に、乳成分と必要に応じ可溶性カルシウム塩を加えた溶液を加え、5〜10分間静置した後に、攪拌機にて500〜2000rpm、3〜20分間程度の攪拌を行う。その後、溶液を70〜90℃に調整した状態で香料等の原料と不溶性固形分を添加し容器に充填し、本発明の条件である65〜90℃で10〜60分間加熱殺菌を行い飲料を製造する。
【0029】
本発明に係る飲料に添加できる不溶性固形分は、柑橘系果実のさのうや細かく切断された果肉や野菜類などの動植物性食品を粒状に加工したものであれば制限無く使用することができる。具体的にはイチゴ、桃、りんご、パイナップル、バナナ等の果実を3〜5mm角にカットしたものやすりおろしたもの、ジェランガム等のゲル化剤を用いて調製したカットゼリー又はゼリービーズを例示することができる。また、動植物性のものとして、キチン・キトサン、アロエの葉肉部等を分散させることもできる。
【0030】
本発明の飲料は、乳成分とジェランガムを含有させ加熱溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却して流動性のあるゲルを調製し、ゾル状の流動性を持たせ溶液状となったものを利用して飲料に応用するものであり、そのまま飲用しても、上述のような不溶性固形分を分散させて飲用しても良い。本発明の飲料には、乳成分としての牛乳の他、必要に応じて、糖類、甘味料、高甘味度甘味料、酸味料、調味料、色素、香料、果汁、ピューレ、保存料、エキス、pH調整剤、糊料、洋酒、ビタミン、その他ミネラル類等も、本発明の効果を損なわない範囲で任意に添加することができる。
【0031】
糖類としては、砂糖、果糖、ブドウ糖、水飴、還元水飴、はちみつ、異性化糖、転化糖、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、還元ゲンチオオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ニゲロオリゴ糖、テアンデオリゴ糖、大豆オリゴ糖等)、トレハロース、糖アルコール(マルチトール、エリスリトール、ソルビトール、パラチニット、キシリトール、ラクチトール等)、砂糖結合水飴(カップリングシュガー)などを挙げることができる。
【0032】
また、従来公知若しくは将来知られうる甘味成分も糖類の代わりに用いることができる。具体的には、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アリテーム、ネオテーム、カンゾウ抽出物(グリチルリチン)、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビア抽出物、ステビア末などの甘味成分を用いても良い。
【0033】
本発明に係る飲料のpHは、乳成分を含有することからpH6.0〜7.5がよく、好ましくは6.5〜6.8である。pHが6.0より酸性側になると、含有されている乳成分の凝集等が生じ好ましくない。また、pHが高くなると蛋白質が溶解するので好ましくない。
【0034】
本発明により、カットされたイチゴやゼリービーズ等の不溶性固形分が均一に分散し、長時間静置しても不溶性固形分が沈降することのない、安定な乳成分を含有する飲料を提供することが可能となった。
【0035】
【実施例】
以下に、実施例を用いて本願発明に関する流動性のあるゲルの製造方法と、当該ゲルからなる乳飲料について説明する。尚、処方例中「※」の表示があるものは三栄源エフ・エフ・アイ株式会社の登録商標を表し、「*」は三栄源エフ・エフ・アイ株式会社の製品であることを意味する。
【0036】
実施例1 不溶性分散イチゴ乳飲料 (単位:kg)
Figure 2004173606
<製法>
水に砂糖と脱アシル型ジェランガム55%含有製剤を加え、80℃で10分間HEIDON攪拌機(新東科学社製)を用いて500rpmで攪拌溶解し、20℃まで冷却した。別途、予め熱湯で溶解した乳酸カルシウムを牛乳に加え、これを先の溶液に加え、5分間静置した。静置後、再度500rpmの速度で攪拌し、流動性のあるゲルを調製した。
さらにこの流動性のあるゲルを70℃に加温し、香料と不溶性固形分である5mm角カットしたイチゴ5kgを加えてペットボトルに充填した。これを70℃30分間のボイル殺菌処理して飲料を調製した。得られた飲料のpHは6.8、Brixは14.2であった。
<結果>
上記処方により得られた不溶性分散イチゴ乳飲料は、添加したイチゴの果肉が飲料中に均一に分散した乳飲料であり、1時間以上静置しても果肉成分が沈降することはなかった。
【0037】
実施例2 不溶性分散ゼリービーズ入り乳飲料 (単位:kg)
Figure 2004173606
<製法>
実施例1の香料とイチゴの代わりに、ゼリービーズ5kgを添加する以外は実施例1と同様の方法にて飲料を調製した。得られた飲料のpHは6.7、Brixは14.2であった。
<結果>
上記処方により得られた不溶性分散ゼリービーズ入り乳飲料は、添加したゼリービーズが飲料中に均一に分散した乳飲料であり、1時間以上静置してもゼリービーズが沈降することはなかった。

Claims (4)

  1. 乳成分とジェランガムを含有させ加熱溶解した水溶液を攪拌しながらゲル化点以下まで冷却することを特徴とする流動性のあるゲルの製造方法。
  2. 冷却後、さらに温度条件が65〜90℃である加熱殺菌工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の流動性のあるゲルの製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の方法により得られる流動性のあるゲルを用いて乳飲料中に不溶性固形分を分散させる方法。
  4. 請求項1乃至3に記載の方法にて得られる流動性のあるゲルを含む乳飲料。
JP2002344623A 2002-11-27 2002-11-27 流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料 Pending JP2004173606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002344623A JP2004173606A (ja) 2002-11-27 2002-11-27 流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002344623A JP2004173606A (ja) 2002-11-27 2002-11-27 流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004173606A true JP2004173606A (ja) 2004-06-24

Family

ID=32706045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002344623A Pending JP2004173606A (ja) 2002-11-27 2002-11-27 流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004173606A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211940A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Sanei Gen Ffi Inc フルーツプレパレーション
JP2009261359A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Daito Nyugyo Kk 密閉容器入り炭酸ガス含有ソフトゼリー状飲料の製造方法
JP2012139148A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Oil Co Ltd 分散剤及びそれを用いた飲料
JP2013192534A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Snow Brand Milk Products Co Ltd 食品およびその製造方法
JP5411996B1 (ja) * 2013-03-11 2014-02-12 日本たばこ産業株式会社 固形分含有容器詰飲料およびその製造方法
JP2015112032A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 キリン株式会社 カルシウム含有液体と混合することによりゲル化する酒類
JP2016105734A (ja) * 2016-03-14 2016-06-16 雪印メグミルク株式会社 食品およびその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211940A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Sanei Gen Ffi Inc フルーツプレパレーション
JP2009261359A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Daito Nyugyo Kk 密閉容器入り炭酸ガス含有ソフトゼリー状飲料の製造方法
JP2012139148A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Oil Co Ltd 分散剤及びそれを用いた飲料
JP2013192534A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Snow Brand Milk Products Co Ltd 食品およびその製造方法
JP5411996B1 (ja) * 2013-03-11 2014-02-12 日本たばこ産業株式会社 固形分含有容器詰飲料およびその製造方法
JP2015112032A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 キリン株式会社 カルシウム含有液体と混合することによりゲル化する酒類
JP2016105734A (ja) * 2016-03-14 2016-06-16 雪印メグミルク株式会社 食品およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7045189B2 (ja) ウェランガム含有組成物
US20070148321A1 (en) Mineral-containing acidic protein drink
JP5156977B2 (ja) 密閉容器入り炭酸ガス含有ソフトゼリー状飲料の配合および製造方法
JP2006212006A (ja) 常温流通可能なゲル状食品
JP2004000126A (ja) ゼリー入り飲料及びその製造方法
JPH053773A (ja) 粒状食品入り飲料の製造法
JP2004173606A (ja) 流動性のあるゲルの製造方法及びそれを含有する乳飲料
JP2003325147A (ja) ココナッツミルク含有飲食品及びその製造方法
JPH10243779A (ja) 固形物入り液状飲食品の製造方法
JP6925875B2 (ja) 多層食品
JP2018057305A (ja) ゼリー飲料及びゼリー飲料用調合液の製造方法
JP2009067886A (ja) 高ゲル強度ジェランガムの新規用途
JP4198586B2 (ja) ヨーグルト用安定剤及び該安定剤を含有するヨーグルト
JP4249143B2 (ja) フルーツプレパレーション
JP6745566B2 (ja) 果肉のような滑らかな食感を有する冷菓
JP3620757B2 (ja) 固形物入り液状飲食品
JP3583723B2 (ja) 不溶性固形物が分散されたゲル組成物及びその応用
JP5333071B2 (ja) コラーゲンペプチドを配合した炭酸ガス含有ゼリー飲料の製造方法
JP4021342B2 (ja) 新規な食感を有する冷菓
JP2004166580A (ja) ゲル状食品用物性改良剤
JP2004344042A (ja) 常温流通可能なゲル状食品
JP2017205099A (ja) 多層飲料
JP2004089102A (ja) ざらつき感を改善した飲食物およびその製造方法
JP7329387B2 (ja) 飲料、飲料の製造方法、ならびに、分散性および飲用感向上方法
JP2004236542A (ja) 多層デザート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205