JP2004172683A - スペースダイバシティ同相合成回路 - Google Patents

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Shigemitsu Nagai
滋光 永井
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Abstract

【課題】スペースダイバシティ同相合成回路において、同相合成する主受信機と副受信機間のアンテナはフェ−ジング対策を有利にする為距離を離す必要があるが、受信機間のLOCAL信号のケ−ブル内での減衰のために十分に距離がとれないという問題があった。
【解決手段】LOCAL周波数を本来必要な周波数の1/nの周波数を用いて、RF帯からIF帯にミックスダウンする直前にn倍にし、ケ−ブルの減衰量を低くすることにより、主受信機アンテナと副受信機アンテナの距離の制限を少なくしてフェ−ジング対策を有利にすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスペースダイバシティ同相合成回路に関し、特にマイクロ波通信網のフェ−ジング対策としてのスペ−スダイバシティ同相合成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスペースダイバシティ同相合成回路は、主受信系と副受信系から取り込んだRF帯の信号とLOCAL信号をミキサにてそれぞれIF帯にミックスダウンして、その信号をそれぞれ分岐し、一方は位相検出系に取り込み、主受信系と副受信系の信号の位相の違いを検出し、もう一方の信号は合成され通信用の信号となる。位相検出器では、主受信系と副受信系の位相差を検出し、その差を副受信系側に送られるLOCAL信号に対して無限位相器(EPS)を制御することにより、主受信系と副受信系の位相を合わせる。その結果通信用の信号においても位相が合い、主受信系信号と副受信系信号の同相合成が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−18134号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のスペースダイバシティ同相合成回路においては、フェ−ジング対策として同相合成が行われる場合、主受信系側のアンテナと副受信系側のアンテナの距離を離す必要があるが、その距離はLOCAL信号のケ−ブルの減衰量とケ−ブル前後のアンプの出力/ノイズの特性とその対策により制限される為に必要十分な距離を離せないという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、主受信系側アンテナと副受信系側アンテナの距離の制限を少なくしてフェ−ジング対策を有利にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のスペースダイバシティ同相合成回路は、主受信機及び前記主受信機とケーブルで信号のやりとりを行う副受信機からなり、前記主受信機と前記副受信機それぞれのIF信号の同相合成を行うスペースダイバシティ同相合成回路であって、前記主受信機は外部から主受信機RF信号を受信するアンテナと、1/nの周波数のLOCAL信号を前記主受信機内部及び前記副受信機に出力する局部発振器と、前記1/nの周波数のLOCAL信号をn逓倍し、かつ該LOCAL信号を用いて前記主受信機RF信号を主受信機IF信号に変換して前記副受信機に出力するハーモニックミキサとからなり、前記副受信器は外部から副受信機RF信号を受信するアンテナと、前記1/nの周波数のLOCAL信号をn逓倍し、かつ該LOCAL信号を用いて前記副受信機RF信号を副受信機IF信号に変換するハーモニックミキサとを有し、前記主受信機IF信号と前記副受信機IF信号を同相合成して前記主受信機に出力することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明の実施の形態は主受信機Aと副受信機Bからなり、主受信機Aは本来必要とする周波数の1/nの周波数のLOCAL信号を出力する局部発振器1と、LOCAL信号を主受信機A側と副受信機B側に分割するハイブリッド2と、入力されたLOCAL信号をn倍することにより通常の周波数のLOCAL信号にし、該通常の周波数のLOCAL信号を用いて主受信機Aの受信信号をRF帯からIF帯にミキシングダウンするハ−モニックミキサ4と、回路のレベルダイヤに基づき、信号のレベルを調整するアンプ3,5,6とからなる。
【0008】
副受信機Bは同様に入力された受信信号を、RF帯からIF帯に変換するハ−モニックミキサ11と、主側と副側のIF信号をそれぞれ分割し、さらにそれぞれ合成するハイブリッド13〜16と、合成されたIF信号の位相のずれを検出する位相検出回路12と、1/nの周波数のLOCAL信号で位相の制御を行う場合、許容誤差も1/nとなるため、同相合成時に必要な位相制御の精度を得るために、回路も位相検出部/制御部で従来のn倍の精度が必要であり、位相検出回路への主と副の信号の電気長を必要な精度で合わせるための位相調整器17,18と、主信号系の主と副の信号の電気長を必要な精度で合わせるための位相調整器19,20と、検出されたIF信号の位相デ−タをもとにLOCAL信号の位相の制御を行うEPS10と、回路のレベルダイヤに基づき、信号のレベルを調整するアンプ7〜9とからなる。
【0009】
次に本実施例の動作について説明を行う。局部発振器1から出力された本来必要とする周波数の1/nの周波数のLOCAL信号はハイブリッド2によってハーモニックミキサ4とアンプ5に分割入力される。ハ−モニックミキサ4は入力されたLOCAL信号をn逓倍して本来の周波数のLOCAL信号にし、該本来の周波数のLOCAL信号を利用して主受信機Aのアンテナから入力されたRF信号をIF信号にミックスダウンする。この時、ハ−モニックミキサ4は歪やすい性質を持つため、アンプ3にて信号レベルを歪まないように合わせることが必要になる。このIF信号及び局部発振器1からハイブリッド2を通して分配されたLOCAL信号の一部はそれぞれケ−ブル21,22を通して副受信機Bに送られる。
【0010】
副受信機のアンテナから入力されたRF信号は主受信機と同様にアンプ8にてレベルを調整しハ−モニックミキサ11にてIF信号にミックスダウンされる。この時用いられるLOCAL信号はEPS10を通して位相制御が行われており、またハーモニックミキサ11内でn逓倍され本来の周波数に戻されている。主受信機と副受信機のIF信号はそれぞれハイブリッド15,13で分配され、主信号系は主受信機と副受信機の電気長を位相調整器19,20で同相合成を行うために必要な精度で合わせた上でハイブリッド14で合成されアンプ9でレベルを調整した後、ケ−ブル23を通して主受信機に送り返され、再びアンプ6でレベルを調整した後、受信機のIF信号として出力される。
【0011】
ハイブリッド13,15で分配されたもう一方の位相検出系は主受信機と副受信機の電気長を位相調整器17,18で同相合成を行うために必要な精度で合わせた上でハイブリッド16で合成され、位相検出回路12で主受信機と副受信機の位相差にしたがってLOCAL信号の位相をEPS10にて制御し、主受信機と副受信機の位相差が検出できなくなるまで制御される。結果として主信号系で主受信機と副受信機の位相が必要な精度で合わせられ、同相合成されたIF信号が出力される。
【0012】
【発明の効果】
以上のように本発明によればケ−ブル22を通るLOCAL信号の周波数が1/nと低くなるため、ケ−ブル減衰量が低下することとなり、ケーブル長を伸ばすことができるという効果がある。つまり、主受信機のアンテナと副受信機のアンテナの距離がとりやすくなり、フェ−ジング対策が有利になる。例えば、n=2とするとケ−ブルの減衰特性から従来の1.6倍(5Dケ−ブルの場合)主受信機と副受信機のアンテナを離すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 局部発振器
2,13〜16 ハイブリッド
3,5〜9 アンプ
4,11 ハーモニックミキサ
10 EPS
12 位相検出回路
17〜20 位相調整器
21〜23 ケーブル

Claims (1)

  1. 主受信機及び前記主受信機とケーブルで信号のやりとりを行う副受信機からなり、前記主受信機と前記副受信機それぞれのIF信号の同相合成を行うスペースダイバシティ同相合成回路であって、前記主受信機は外部から主受信機RF信号を受信するアンテナと、1/nの周波数のLOCAL信号を前記主受信機内部及び前記副受信機に出力する局部発振器と、前記1/nの周波数のLOCAL信号をn逓倍し、かつ該LOCAL信号を用いて前記主受信機RF信号を主受信機IF信号に変換して前記副受信機に出力するハーモニックミキサとからなり、前記副受信器は外部から副受信機RF信号を受信するアンテナと、前記1/nの周波数のLOCAL信号をn逓倍し、かつ該LOCAL信号を用いて前記副受信機RF信号を副受信機IF信号に変換するハーモニックミキサとを有し、前記主受信機IF信号と前記副受信機IF信号を同相合成して前記主受信機に出力することを特徴とするスペースダイバシティ同相合成回路。
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