JP2004167435A - ボンディング用超音波ホーン及びこれを備えたボンディング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボンディング用超音波ホーンの支持具に発生する振動を拘束することなしにボンディングヘッドに取り付けが可能であり、超音波ホーンのインピーダンスのバラツキを抑制し、確実なボンディングが行えること。
【解決手段】超音波振動を発生する振動子4と、前記振動子4の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材2と、前記振動伝達部材2のノード位置に設けた支持部材3とを有し、前記支持部材3は、前記振動伝達部材3の振動方向に対して垂直に設けた自由端部3aと、前記自由端部3aと一体を成して前記振動伝達部材2の振動方向と水平に設けた連結部3cと、前記連結部3cの先端に設けた固定端部3bと、前記固定端部3bと一体をなした固定部3dとから構成するようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体チップのパッド上に形成された表面電極と基板上に形成された配線用リードとを接合するボンディング用超音波ホーン及びこれを備えたボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体チップ(例えばフリップチップ)のパッド(バンプ)上に形成された表面電極と基板上に形成された配線用リードとを超音波振動により接合するボンディング装置としては、図8に示すボンディング用超音波ホーン51を使用したものが知られている。図8に示すように、従来のボンディング用超音波ホーン51は、振動子4に結合した振動伝達部材(ホーン)52と、ホーン52の先端に取り付けられたボンディングツール10と、超音波ホーン51を支持する支持具53で構成されている。支持具53はホーン52の縦振動の節(ノード)の位置に設けらている。図8に示すように、超音波ホーン51は支持具53に設けられた取付穴53aよりボルト6でホーン52の縦振動方向と同じ方向よりボンディングヘッド55に固定される。
【0003】
ボンディング用超音波ホーン51は、ボンディングツール10により基板上に形成された配線用リードに半導体チップを押圧して接合する。この時、ボンディングツール10により半導体チップに超音波振動が印加される。また、必要により熱等を加えて接合する場合もある。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−340598号公報
【0005】
【特許文献2】
意匠登録第1135907号公報
【0006】
【特許文献3】
意匠登録第1136066号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
半導体チップと基板のリードとの接合時に超音波振動が超音波ホーン51によりボンディングツール10に印加され、このとき、図9に示すように、ボンディングツール10には半導体チップ22に接触した状態で荷重が加えられる。半導体チップ22に接触した状態で荷重を加えると、支持具53に挿入されているネジ6を支点としてホーン52が撓んでしまい、ボンディングツール10の半導体チップ22のバンプへの荷重の印加及び超音波振動の伝達が不均一となり、接合の不完全な電極が発生して、接合状態がばらつくことがある。
【0008】
なお、図9に示すように、荷重を印加したときには、ボンディングツール10に半導体チップ22からの反発力が作用している。
【0009】
また、ホーン52に超音波振動によって縦歪みの振動が発生し、超音波振動の進行方向に垂直な横歪みの振動が発生する。なお、超音波振動の進行方向に垂直に生ずる振動の振幅は、節(ノード)位置で最大となる。節(ノード)位置で発生している振動を拘束すると、ホーンの超音波振動に影響を与える。
【0010】
従来の超音波ホーン51は支持具53によってボンディングヘッド55に固定されているため、超音波ホーン51の支持具53に発生する振動(図8に矢印で示す)を拘束している。このため、支持具53による超音波ホーン51のボンディングヘッドの取り付け方によって、例えば、ネジの締め付け力、支持具53とボンディングヘッド55との密着状態等により、超音波ホーン51のインピーダンスのばらつきが発生し、ホーン52の振動が安定しないことがある。
【0011】
そこで、本発明は、従来のボンディング用超音波ホーンの改良を試みてなされたものであって、半導体チップに荷重を加えてもコレット先端面を水平に保ち均一な超音波振動及び荷重の印加することが可能なボンディング用超音波ホーン及びこれを備えたボンディング装置を提供することを目的とする。
【0012】
また、ボンディング用超音波ホーンの支持具に発生する振動を拘束することなしにボンディングヘッドに取り付けが可能であり、ボンディング用超音波ホーンのインピーダンスのバラツキを抑制することが可能なボンディング用超音波ホーン及びこれを備えたボンディング装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によるボンディング用超音波ホーンは、超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング用超音波ホーンであって、超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より、前記ボンディング用超音波ホーンの前記支持部材を圧接機構に固定したものである。
【0014】
また、本発明によるボンディング用超音波ホーンは、超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング用超音波ホーンであって、超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、前記支持部材は、前記振動伝達部材の振動方向に対して垂直に設けた自由端部と、前記自由端部と一体を成して前記振動伝達部材の振動方向に対して水平に設けた連結部と、前記連結部の先端に設けた固定端部と、前記固定端部と一体を成した固定部とから構成したものである。
【0015】
また、本発明によるボンディング用超音波ホーンは、超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング用超音波ホーンであって、超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、前記支持部材は、前記振動伝達部材の振動方向に対して垂直に設けた自由端部と、前記自由端部と一体を成して前記振動伝達部材の振動方向と水平に設けた連結部と、前記連結部の先端に設けた固定端部と、前記固定端部と一体をなした固定部とからなり、前記固定部を接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より圧接機構に固定したものである。
【0016】
また、本発明によるボンディング用超音波ホーンの前記支持部材の自由端部は、前記振動伝達部材のノード位置に発生する振動をたわみ振動の周波数で振動するようにしたものである。
【0017】
また、本発明によるボンディング用超音波ホーンの前記支持部材の自由端部の端面から連結部の固定端部までの長さ(L)は、前記振動伝達部材の振動時にノード位置に発生する振動と連結部の断面から理論的に求められるたわみ振動における長さをsとし、前記自由端部の厚さをdとしたとき
s≦L≦s+d
となるように設定したものである。
【0018】
また、本発明によるボンディング用超音波ホーンは、前記振動伝達部材のノード位置からボンディング工具の装着側の振動伝達部材先端までの長さを、λ(波長)/4の奇数倍になるようにしたものである。
【0019】
また、本発明によるボンディング装置は、超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング装置であって、
超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、
前記支持部材は、前記振動伝達部材の振動方向に対して垂直に設けた自由端部と、前記自由端部と一体を成して前記振動伝達部材の振動方向と水平に設けた連結部と、前記連結部の先端に設けた固定端部と、前記固定端部と一体をなした固定部とからなり、前記固定部を接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より圧接機構に固定したボンディング用超音波ホーンを備え、前記ボンディング用超音波ホーンに押圧力を付与する圧接機構と、前記ボンディング用超音波ホーン及び前記圧接機構の制御を行う制御手段とを有するようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明によるボンディング用超音波ホーン及びこれを備えたボンディング装置の実施の形態について、図1乃至図7を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明によるボンディング用超音波ホーンの実施の形態を示す斜視図、図2は、図1に示すボンディング用超音波ホーンの平面図、図3(a)は、図1に示すボンディング用超音波ホーンの右側面図、図3(b)は、図1に示すボンディング用超音波ホーンの振動モードを示す図、図4は、ボンディング用超音波ホーンの圧接機構への取付を示す展開図、図5は、ボンディング用超音波ホーンの支持部材のたわみ振動状態を示す図であり(a)は、伝達部材が縮んだときの支持部材のたわみ振動状態、(b)は伝達部材が延びたときの支持部材のたわみ振動状態を示す図、図6は支持部材の自由端部の端面から固定端面までの長さ(L)と、自由端部の厚さを(d)を示す図、図7は、本発明によるボンディング用超音波ホーンを備えたボンディング装置の構成を示す図である。なお、図8に示す従来のボンディング用超音波ホーンと同一の構成及び機能を有する部分については同じ符号を用いて説明する。
【0022】
図1及び図2(a)に示すように、ボンディング用超音波ホーン(以下、超音波ホーンと記す)1は、所定の周波数の超音波振動を発生する振動子4と、振動子4と結合して振動子4からの超音波振動をボンディング工具に伝播する振動伝達部材2と、振動伝達部材2を支持固定する支持部材3とを有する。
【0023】
図1乃至図7に示すように、振動子4は、例えばPZT(piezoelectric:圧電)等からなる電歪素子4aと、電歪素子4aに所定の周波数の電圧を供給する電極4bと、電歪素子4aを振動伝達部材2と挟み込むための裏打板4cと、電歪素子4aを振動伝達部材2及び裏打板4cとに密着させて固定するためのボルト4dで構成されている。
【0024】
振動子4は、ケーブルを介して発振器18(図7に示す)から所定の周波数の電圧が印加されて、超音波振動を発生する。発振器18から印加される電圧の周波数は、30kHz〜150kHzのものが使用可能である。しかして、本実施の形態は、30kHz〜150kHzのうち、60kHzの高周波を使用している。
【0025】
振動子4を駆動する発振器18は、所定の周波数を発振する発振回路と、発振回路から発振される周波数により駆動する駆動回路と、駆動回路の駆動周波数を電力増幅する増幅回路と、振動子4への駆動力を付与すると共に振動子4とのインピーダンスの整合を行うタンク回路と、タンク回路の出力を受けて発振回路に振幅帰還を行う振幅帰還回路とからなるものである。
【0026】
図1及び図2に示すように、振動伝達部材2は、第1の振動伝達部2aと第2の振動伝達部2bとで構成されている。なお、第1の振動伝達部2aと第2の振動伝達部2bは、同一部材で一体に形成されている。第1の振動伝達部2aは四角柱の形状を成し、超音波振動の進行方向uと垂直な面には振動子4が取り付けられている。また、超音波振動の進行方向uと垂直な他の面は第2の振動伝達部2bと接している。第2の振動伝達部2bの両側面は、緩やかなテーパーを有している。このため、超音波振動の進行に伴って、超音波振動の進行方向uと垂直な第2の振動伝達部2bの断面積は、減少するようになっている。また、第2の振動伝達部2bの先端部付近にはボンディング工具10を保持するためのツール挿入部7が設けられている。ボンディング工具10は、ツール挿入部7でツール止めネジ8により固定される。なお、振動伝達部材2は、ジュラルミン、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム、チタン合金、超硬等の金属から形成されている。
【0027】
次に、図3を用いて超音波ホーン1の振動モードについて述べる。図3(b)に示すように、振動伝達部材2の超音波振動の進行方向uに於ける縦振動の変位分布(振幅)は、節(ノード)の位置で縦振動の振幅の大きさがゼロであり、その後、超音波振動が拡大されて伝達し、第2の振動伝達部2bで増幅される。
【0028】
図3(a)及び図3(b)に示すように、振動伝達部材2のノード位置からボンディング工具10の装着側の先端までの長さは、超音波振動の波長(λ)の1/4(λ/4)の奇数倍に設定されている。本実施の形態では、振動子4が発生する超音波振動の進行方向uにおける振動伝達部材2のノード位置から先端までの長さは、λ/4となっている。なお、超音波駆動周波数が120KHzでは、振動伝達部材2のノード位置からホーン先端までの長さを、(λ/4)の奇数倍の(3λ/4)に設定するようにする。
【0029】
次に、支持部材3の構成及び作用について述べる。図1及び図2に示すように支持部材3は、振動伝達部2の節(ノード)位置に超音波振動の進行方向に垂直に設けた自由端部3aと、自由端部3aと一体を成してホーンの振動方向と水平に設けた連結部3cと、連結部3cの先端に設けた固定端部3bと、固定端部3bと一体を成した固定部3dとから構成したものである。連結部3cは、振動伝達部2及び固定部3dに接触しないように空間が設けられており、棒状の形状となっている。固定部3dには、超音波ホーン1を圧接機構15にネジで固定するための貫通穴3eが設けられている。また、固定部3dは、超音波ホーン1を圧接機構15に固定する際に、振動伝達部材2の上面が圧接機構15に接触しないように、段差が設けられている。
【0030】
超音波ホーン1の圧接機構15への取付は、図4に示すように、接合対象物と被接合部材との接合時にボンディング工具10に発生する反発力(F)の方向と同一の方向より、ネジ6を固定部3dの貫通穴3eに挿入して圧接機構15の超音波ホーン取付金具15dに設けられたネジ穴で固定するようにする。これにより、ボンディングに荷重を印加してしても、超音波ホーン1の固定部3dが支点となって振動伝達部材2が撓むことがないため、ボンディング工具10は、接合対象物に均等に荷重を加えることができる。
【0031】
次に、振動伝達部材2の超音波振動によって、支持部材3に発生する振動について詳述する。金属体は、一般にポアソン比が0.3前後であり、振動方向に歪み(縦歪み)が生ずると、歪みの方向と垂直に歪み(横歪み)が生じる。すなわち、振動伝達部材2には超音波振動によって縦歪みの振動が発生し、超音波振動の進行方向uに垂直な横歪みの振動が発生する。また、超音波振動の進行方向uに垂直に生ずる振動の振幅は、節(ノード)位置で最大となる。
【0032】
図5は、ボンディング用超音波ホーン1の支持部材3のたわみ振動状態を点線で示した図であり(a)は、振動伝達部材2が縮んだときの支持部材3のたわみ振動状態を示し、(b)は振動伝達部材2が延びたときの支持部材3のたわみ振動状態を示す図である。図5(a)及び(b)に示すように、節(ノード)位置で発生する矢印で示す振動は、超音波振動の進行方向uと垂直に振動している。
【0033】
支持部材3に発生する振動の周波数は、振動子4の駆動周波数と同じ周波数であり、振動子4の駆動周波数が60KHzの場合には、60KHzである。
【0034】
支持部材3に発生するたわみ振動を強制的に拘束すると、振動伝達部材2の縦振動に影響を与えて、縦振動が不安定になることがある。このため、従来のように、振動伝達部材2の節(ノード)を支持具で直接ボンディングヘッドに固定すると、振動伝達部材2の節(ノード)位置で発生する振動を拘束してしまう。
【0035】
以下に、振動伝達部材2の節(ノード)位置に発生する振動を拘束することなく、ボンディングヘッドに取り付けることができる支持部材3について述べる。
【0036】
最初に、たわみ振動について数式を用いて説明する。断面が一様で真っ直ぐな棒の一端を固定して、他端を自由に振動できるように設定した場合に、たわみ振動数fで振動する棒の長さ(s)は、式(1)で表される。
【0037】
【数1】
Figure 2004167435
【0038】
ただし、miは規定定数でありiは振動モードの次数を表す、Rは棒の断面形状により決定される回転半径、cは棒の材質中における音速、fは振動周波数である。なお、たわみ振動の振動モードは1次振動モードとする。
【0039】
1次振動モードにおけるmiは1.875、棒の断面形状を高さH、幅Bの長方形とすると回転半径Rは、0.289Hとなる。なお、棒の固定した端を固定端と称し、自由に振動できる端を自由端と称する。
【0040】
式(1)にm1,R、c、fの値を代入して計算することにより、棒の固定端から自由端までの長さ(s)が算出される。
【0041】
以下に、支持部材3における振動について上記の棒のたわみ振動と比較して述べる。振動伝達部の節(ノード)に位置する自由端部3aは、前述した棒の自由端に相当し、棒の固定端は、固定部3dと一体となった固定端部3bに相当する。また、棒の長さ(s)の部分は、自由端部3aと一体に形成した連結部3cに相当する。また、支持部材3に発生する振動は、前述したように、超音波振動子の駆動周波数と一致するため、式(1)より算出されるたわみ振動の長さ(s)を有するように連結部3cを構成することにより、支持部材3で発生する振動を連結部3cのたわみ振動数で吸収することができる。これにより、振動伝達部の節(ノード)を拘束することがなくなり、振動伝達部材2の縦振動に影響を及ぼさない。
【0042】
図6に示すように、支持部材3の自由端部3aの端面から連結部3cの固定端部3bまでの長さ(L)は、振動伝達部材2の振動時にノード位置に発生する振動と連結部3cの断面積から理論的に求められるたわみ振動の1次モードにおける長さをsとし、自由端部3aの厚さをdとしたとき
s≦L≦s+d
となるように設定するようにする。
【0043】
上述した支持部材3を超音波ホーン取付金具15dに固定しない状態と、超音波ホーン取付金具15dに固定した状態での、インピーダンスの特性の測定を行い、支持部材3を超音波ホーン取付金具15dに固定した状態でもインピーダンスの特性の劣化がなく良好な特性を示すことを確認した。
【0044】
次に、本発明によるボンディング用超音波ホーン1を備えたボンディング装置について、図7を参照して説明する。
【0045】
図7に示すように、ボンディング装置は、接合対象物22及び接対象物22が接合される被接合部材23が載置される載置台16と、接合対象物22に超音波振動を印加して接合対象物22としての半導体チップと被接合部材23としての基板のリードとを接合する超音波ホーン1と、超音波ホーン1を保持し、この超音波ホーン1に押圧力を付与する圧接機構15と、超音波ホーン1の振動子4に所定の周波数の電圧を印加する発振器18と、制御部(CPU)17とを有する。
【0046】
制御手段としての制御部(CPU)17は、マイクロコンピュータ等で構成されて装置全体の制御を行うものであり、外部の図示せぬ操作手段からの操作指令に基づいて作動する。
【0047】
載置台16は、図示せぬ搬送手段により搬送される被接合部材23を所定の位置に位置決め可能である。しかして、載置台16を制御部17からの制御信号に基づいて矢印x方向及びy方向(図7の紙面に垂直な方向)の二次元方向に移動可能としてもよい。
【0048】
圧接機構15は、モータ等を有し超音波ホーン1を矢印z方向に昇降動作させて位置決めする駆動部15aと、モータ、エアシリンダ及び油圧シリンダ等で構成され、ロッド15cの突出量を可変して先端部に取り付けられた超音波ホーン取付金具15dを介して超音波ホーン1による接合対象物22への押圧力を付与する荷重機構部15bとで構成されている。また、駆動部15aの移動量及び荷重機構部15bによるロッド15cの突出量は、制御部(CPU)17により制御される。
【0049】
次に、上記の構成からなるボンディング装置の動作について説明する。図7に示すように、載置台16上に接合対象物22及び被接合部材23が載置位置決めされると、駆動部15aが作動して超音波ホーン1が矢印z方向に下降して所定の高さに位置決めされる。続いて、荷重機構部15bが作動して超音波ホーン1のボンディングツ工具10が接合対象物22に当接して一定の圧力で押圧して振動子4からの超音波振動が印加されて接合対象物22と被接合部材23との接合が行われる。次に、駆動部15a及び荷重機構部15bを作動させて超音波ホーン1を所定の高さまで上昇させて次のボンディング接続に備える。そして、前記動作を繰り返して接合対象物22と被接合部材23とのボンディング接続を繰り返す。
【0050】
以上述べたように、本発明によるボンディング用超音波ホーン及びこれを備えたボンディング装置は、ボンディング工具10が接合対象物22としてのICチップに対して平行な振動を行い、振動伝達部材2のたわみや変形が無く、また、支持具に発生する振動を拘束することがないため、安定したボンディングが可能となる。
【0051】
本発明による超音波ホーン1は、接合対象物22としてICチップ等の電子部品、被接合部材23として基板上に形成されたリードとのボンディング接続について述べたが、ワイヤを使用した接合対象物22及び被接合部材23のワイヤボンディングにおける超音波ホーンに対しても使用可能である。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のボンディング用超音波ホーンによれば、接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より、前記ボンディング用超音波ホーンの前記支持部材を圧接機構に固定することにより、振動伝達部材に高荷重が付加された場合であっても、振動伝達部材の撓みや変形が抑止され、ボンディング工具の先端面を水平に保ち均一な超音波振動及び荷重の印加することが可能で超音波振動を高効率で印加することができる。
【0053】
また、本発明によるボンディング用超音波ホーンは、ボンディング用超音波ホーンの支持具に発生する振動を拘束することなしにホーンの取り付けを行うことができるため、超音波ホーンのインピーダンスのバラツキが抑制されて、ボンディング工具は安定した振動を行うため、均一なボンディングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボンディング用ホーンの実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示すボンディング用超音波ホーンの平面図である。
【図3】(a)は、図1に示すボンディング用超音波ホーンの右側面図、(b)は、図1に示すボンディング用超音波ホーンの振動モードを示す図である。
【図4】ボンディング用超音波ホーンの圧接機構への取付を示す展開図である。
【図5】ボンディング用超音波ホーンの支持部材のたわみ振動状態を示す図であり(a)は、伝達部材が縮んだときの支持部材のたわみ振動状態、(b)は伝達部材が延びたときの支持部材のたわみ振動状態を示す図である。
【図6】支持部材の自由端部の端面から固定端面までの長さ(L)と、自由端部の厚さを(d)を示す図である。
【図7】本発明によるボンディング用超音波ホーンを備えたボンディング装置の構成を示す図である。
【図8】従来のボンディング用超音波ホーンの構成を示す斜視図である。
【図9】従来のボンディング用超音波ホーンの半導体チップと基板のリードとの接合時のボンディングツールに作用する荷重、反発力を示す図である。
【符号の説明】
1、51 超音波ホーン
2、52 振動伝達部材(ホーン)
2a 第1の振動伝達部
2b 第2の振動伝達部
3 支持部材
3a 自由端部
3b 固定端部
3c 連結部
3d 固定部
3e 貫通穴
4 振動子
4a 電歪素子
4b 電極
4c 裏打板
4d ボルト
7 ツール挿入部
8 ツール止めネジ
10 ボンディング工具(ボンディングツール)
15 圧接機構
15a 駆動部
15b 荷重機構部
15c ロッド
15d 超音波ホーン取付金具
16 載置台
17 制御部(CPU)
18 発振器
22 接合対象物(半導体チップ)
23 被接合部材
53 支持具
53a 取付穴
55 ボンディングヘッド

Claims (7)

  1. 超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング用超音波ホーンであって、
    超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より、前記ボンディング用超音波ホーンの前記支持部材を圧接機構に固定したことを特徴とするボンディング用超音波ホーン。
  2. 超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング用超音波ホーンであって、
    超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、
    前記支持部材は、前記振動伝達部材の振動方向に対して垂直に設けた自由端部と、前記自由端部と一体を成して前記振動伝達部材の振動方向に対して水平に設けた連結部と、前記連結部の先端に設けた固定端部と、前記固定端部と一体を成した固定部とから構成したことを特徴とするボンディング用超音波ホーン。
  3. 超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング用超音波ホーンであって、
    超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、
    前記支持部材は、前記振動伝達部材の振動方向に対して垂直に設けた自由端部と、前記自由端部と一体を成して前記振動伝達部材の振動方向と水平に設けた連結部と、前記連結部の先端に設けた固定端部と、前記固定端部と一体をなした固定部とからなり、前記固定部を接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より圧接機構に固定したことを特徴とするボンディング用超音波ホーン。
  4. 前記支持部材の自由端部は、前記振動伝達部材のノード位置に発生する振動をたわみ振動の周波数で振動するようにしたこと特徴とする請求項2又は請求項3記載のボンディング用超音波ホーン。
  5. 前記支持部材の自由端部の端面から連結部の固定端部までの長さ(L)は、前記振動伝達部材の振動時にノード位置に発生する振動と連結部の断面から理論的に求められるたわみ振動における長さをsとし、前記自由端部の厚さをdとしたとき
    s≦L≦s+d
    となるように設定したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のボンディング用超音波ホーン。
  6. 前記振動伝達部材のノード位置からボンディング工具の装着側の振動伝達部材先端までの長さを、λ(波長)/4の奇数倍になるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のボンディング用超音波ホーン。
  7. 超音波振動を印加してボンディング工具により接合対象物と被接合部材とを接合するボンディング装置であって、
    超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動をボンディング工具に伝達する振動伝達部材と、前記振動伝達部材のノード位置に設けた支持部材とを有し、
    前記支持部材は、前記振動伝達部材の振動方向に対して垂直に設けた自由端部と、前記自由端部と一体を成して前記振動伝達部材の振動方向と水平に設けた連結部と、前記連結部の先端に設けた固定端部と、前記固定端部と一体をなした固定部とからなり、前記固定部を接合対象物と被接合部材との接合時に前記ボンディング工具に発生する反発力の方向と同一の方向より圧接機構に固定したボンディング用超音波ホーンを備え、
    前記ボンディング用超音波ホーンに押圧力を付与する圧接機構と、
    前記ボンディング用超音波ホーン及び前記圧接機構の制御を行う制御手段とを有すること
    を特徴とするボンディング装置。
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