JP4213713B2 - ホーンの使用方法及びホーンユニットの使用方法並びにボンディング装置 - Google Patents

ホーンの使用方法及びホーンユニットの使用方法並びにボンディング装置 Download PDF

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Description

本発明は、ホーン、ホーンユニット及びそれを用いたボンディング装置に関するものである。
従来、この技術の分野におけるホーンは、例えば、下記特許文献1に開示されている。この公報に記載されているホーンは、フリップチップなどのバンプ付き電子部品を保持した状態でこの電子部品に振動を付与して、電子部品を基板上に超音波圧接するためのものである。このホーンは、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置に、電子部品を基板に圧着する面(圧着面)が設けられている。
特許第3374856号公報
ホーンを電子部品の超音波圧接に利用する際は、ホーンが保持する電子部品を水平一方向に振動させるのが好適である。しかしながら、上述した従来のホーンでは、その圧着面において、水平一方向以外の振動成分を十分に抑えた振動を励起させることができていなかった。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、圧着面における水平一方向以外の振動成分を抑えることができるホーン、ホーンユニット及びそれを用いたボンディング装置を提供することを目的とする。
本発明に係るホーンは、振動子によって振動が付与されるホーンであって、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に圧着面が配置されたことを特徴とする。
発明者らは、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に圧着面が配置されたホーンを用いた場合には、腹に相当する位置に圧着面が配置されたホーンを用いた場合に比べて、その圧着面における水平一方向以外の振動成分を有意に抑えることができることを新たに見出した。
また、オフセットした位置が、振動子によるホーンの振動方向に交差する第1の方向の振動成分が最小となる位置であることが好ましい。このホーンを用いることで、第1の方向の振動成分が抑えられる。
本発明に係るホーンユニットは、振動子によって振動が付与されるホーンと、圧着面を有し、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に圧着面が配置されるように、ホーンに取り付けられる圧着ノズルとを備えることを特徴とする。
発明者らは、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に圧着ノズルの圧着面が配置されるように、圧着ノズルをホーンに取り付けたホーンユニットを用いた場合には、腹に相当する位置に圧着ノズルの圧着面が配置されたホーンユニットを用いた場合に比べて、その圧着面における水平一方向以外の振動成分を有意に抑えることができることを新たに見出した。
また、オフセットした位置が、振動子によるホーンの振動方向に交差する第1の方向の振動が最小となる位置であることが好ましい。このホーンユニットを用いることで、第1の方向の振動成分が抑えられる。
本発明に係るボンディング装置は、ホーンに振動を付与する振動子と、振動子によって振動が付与されるホーンであって、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に圧着面が配置されたホーンと、ホーンの圧着方向への加圧制御をおこなう加圧手段とを備えることを特徴とする。このボンディング装置は、上記ホーンを含むため、水平一方向以外の振動成分を抑えることができる。
本発明に係るボンディング装置は、ホーンに振動を付与する振動子と、振動子によって振動が付与されるホーンと、圧着面を有し、ホーンに励起される振動の定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に圧着面が配置されるように、ホーンに取り付けられる圧着ノズルとを含むホーンユニットと、ホーンユニットの圧着ノズルの圧着方向への加圧制御をおこなう加圧手段とを備えることを特徴とする。このボンディング装置は、上記ホーンユニットを含むため、水平一方向以外の振動成分を抑えることができる。
本発明によれば、圧着面における水平一方向以外の振動成分を抑えることができるホーン、ホーンユニット及びそれを用いたボンディング装置が提供される。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するにあたり最良と思われる形態について詳細に説明する。なお、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、説明が重複する場合にはその説明を省略する。
(ボンディング装置)
図1に、本発明の実施形態に係るボンディング装置1を示す。このボンディング装置1は、超音波圧接によって電子部品を実装基板上に実装するための装置であり、架台フレーム2上に搭載されたYテーブル4と、Yテーブル4によって水平方向に駆動されるZ軸サーボモータ6(上下駆動部20A)と、Z軸サーボモータ6によって上下動されるボンディングユニット8とを有している。
そして、ボンディングユニット8は、上下動ブロック10と、上下動ブロック10に上下動自在に保持されたボンディングヘッド12と、ボンディングヘッド12が電子部品22を実装基板24の被圧着面24aに圧着させる荷重を制御するボイスコイルモータ14(VCM駆動部20B)と、上下動ブロック10に対するボンディングヘッド12の上下動を規制するロック用ソレノイド16(ソレノイド駆動部20C)と、ボンディングヘッド12のZ軸方向の位置を検出するリニアスケール18(位置検出部20D)とを有している。なお、ボンディングヘッド12は、電子部品22を保持すると共に電子部品22を実装基板24の被圧着面24aに圧着させた状態で振動させるものであり、後述する振動子42(超音波振動駆動部20E)を含んでいる。
そして、上下駆動部20A、VCM駆動部20B、ソレノイド駆動部20C、位置検出部20D及び超音波振動駆動部20Eは、制御部20によって制御されている。この制御部20は、CPU、ROM、RAM、A/D変換器、各種I/F等を含んで構成されており、位置検出部20Dなどからの入力信号、及び、例えば他の入力信号や記憶値などの各種の情報に基づいて所定のプログラムに基づいて各種演算処理をおこない、上下駆動部20A、VCM駆動部20B及びソレノイド駆動部20C等に対して駆動信号を送りその駆動を制御すると共に、超音波振動駆動部20Eに対して駆動信号を送り振動子42の駆動を制御する。
なお、ボンディング装置1には、図示は省略しているが、各構成要素の位置検出をおこなうカメラが随所に設けられている。
このボンディング装置1を用いて超音波圧接をおこなう際は、以下に示す手順によっておこなわれる。
(1)まず、上下動ブロック10に一体的に取り付けられているロック用ソレノイド16を駆動してボンディングヘッド12の上下動を規制した状態で、Yテーブル4でZ軸サーボモータ6及びボンディングユニット8を一体的に移動させて、基板ステージ26上の基板24に対する電子部品22の水平方向の位置合わせをおこなう。
(2)次に、Z軸サーボモータ6を駆動してボンディングユニット8を下降させて、ボンディングヘッド12が保持する電子部品22を接触検出開始位置まで下降させる。そして、電子部品22が基板24に接触したときの荷重が設定値となるように、ボイスコイルモータ14へ供給する電流を設定し、ロック用ソレノイド16を開放する。
より詳細には、ボンディングヘッド12が保持する電子部品22に作用する荷重が、基板24との接触時において設定値(例えば、10〜100g程度)となるように、ボイスコイルモータ14へ供給する電流値(すなわち、ボイスコイルモータ14の発生トルク)を設定する。つまり、
「設定値」=「ボンディングヘッド重量」+「ボイスコイルモータトルク」
なお、ボンディングヘッド12が設定値以上の場合には、ボイスコイルモータ14は、図1において上方に向かうトルク(引き上げ方向のトルク)を発生させることになる。つまり、例えば、以下のように設定されることになる。
「設定値(すなわち、電子部品と基板との接触時に許容される荷重)」=50g
「ボンディングヘッド重量」=1000g
とすると、
「ボイスコイルモータトルク」=−950g(図1において上方へ作用する引き上げ方向トルク)
に設定されることになる。すなわち、ボイスコイルモータ(加圧手段)14によって、後述するホーン50の圧着方向(Z方向)への加圧制御がおこなわれる。
(3)さらにZ軸サーボモータ6を駆動して、ボンディングヘッド12によって保持される電子部品22が基板24に接触するまで上下動ブロック10を下降させる。そして、電子部品22が基板24の被圧着面24aに接触すると、上下動ブロック10の下降動作に連動していたボンディングヘッド12はその位置で停止して、上下動ブロック10のみが下降を続ける。それにより、ボンディングヘッド12が、それまで連動していた上下動ブロック10から離れてフローティングすることとなり、リニアスケール18がその変化(すなわち、電子部品と基板との接触開始)を検出する。
このように、リニアスケール18を用いてボンディングヘッド12が保持する電子部品22と基板ステージ26上の基板24との接触の開始を検出することで、モータの駆動電流の検出値やロードセルの検出値に基づいて電子部品22と基板24との接触開始を検出する場合に比べて、高い検出安定性を保持しつつ接触開始を高精度に検出することができる。
(4)電子部品22と基板24とが接触した後に上下動ブロック10を下降させると、上下動ブロック10のみが下降動作を継続するが、上下動ブロック10の下降動作を、所定押し込み量(例えば、300μm程度)分だけ継続する。
(5)振動子42を駆動させることにより電子部品22を振動させて、電子部品22を基板24に超音波圧接する。なお、超音波圧接をおこなっている間、リニアスケール18の出力値をモニタしつつ、ボイスコイルモータ14の駆動力を調整することで、電子部品22と基板24との間の接触圧を所定の目標値に制御することなどができる。
(6)超音波圧接が完了した後は、Z軸サーボモータ6を駆動して、ボンディングヘッド12を接触検出開始位置まで上昇させる。
(7)ロック用ソレノイドを駆動して、ボンディングヘッド12の遊動を規制する。
(8)さらにZ軸サーボモータ6を駆動して、上下動ブロック10を所定の待機位置まで上昇させて、実装処理を終了する。
(ボンディングヘッド)
続いて、上述したボンディングヘッド12について、より詳しく説明する。
ボンディングヘッド12は、その下部に、ホーンユニット40と、ホーンユニット40に取り付けられた振動子42とを有している。そして、このホーンユニット40によって電子部品22が保持されると共に、振動子42によってホーンユニット40を介して電子部品22に振動が付与される。このホーンユニット40は、図2及び図3に示すように、長尺状のSUS製ホーン50と、このホーン50を保持するSUS製ホーンホルダ60とが一体的に形成されたものである。
(ホーン)
ホーン50に励起される定在波は、その波長(λ)が、ホーン50の長手方向の全長(L)(例えば、80mm)と一致している。そして、ホーン50の先端面50a及び後端面50bの位置が、その定在波の腹の位置に相当している。そのため、先端面50aの位置をP1とし、P1から長手方向に沿ってλ/4ずつ離間した位置を順にP2、P3、P4及びP5とすると、P1、P3及びP5が定在波の腹に相当する位置となり、P2及びP4が定在波の節に相当する位置となる。つまり、理論上、P1、P3及びP5の位置では定在波の振幅が最大となり、P2及びP4の位置では定在波の振幅がゼロとなる。上述したホーン50の全長(L)は
L=λ
となっているが、適宜
L=λ+mλ/2(m:自然数)
の一般式で与えられるLに変更してもよい。
なお、本明細書中では、説明の便宜上、ホーン50の長手方向をX方向、ホーン50の圧接方向をZ方向、X方向及びZ方向に直交する方向をY方向と定義する。
ホーン50は、図4及び図5に示すように、P1−P2間の部分であり断面形状の変化がない断面形状不変部52Aと、P2−P4間の部分であり断面形状の変化がある断面形状変化部54と、P4−P5間の部分であり断面形状の変化がない断面形状不変部52Bとからなっている。また、ホーン50は、P3の位置に関して実質的に対称形状となっている。
断面形状不変部52A,52Bは、その長さがいずれもλ/4であり、その断面はホーン50の長手方向(X方向)に関する位置がどの位置でも変わらない。具体的には、断面形状不変部52A,52Bの断面形状は、Y方向に関する長さ(幅)とZ方向に関する長さ(高さ)とが同じである正方形となっている。
断面形状変化部54は、その長さがλ/2であり、その断面はX方向の位置によって図6に示すように変化している。この図6において、(A)は図4及び図5のA−A線断面図であり、(B)は図4及び図5のB−B線断面図であり、(C)は図4及び図5のC−C線断面図である。つまり、図6の(A)はP2における断面図であり、図6の(C)はP3における断面図であり、図6の(B)はP2とP3との間の位置における断面図である。
ここで、断面形状変化部54の断面形状を説明するにあたり、断面形状変化部54の外形断面形状を、第1の領域A1と第2の領域A2とに分ける。第1の領域A1はZ方向に延びる方形領域である。第2の領域A2は、第1の領域A1をX方向に直交する方向(Y方向)から挟む一対の方形領域である。なお、第1の領域A1及び第2の領域A2の高さをそれぞれh、hとし、第1の領域A1及び第2の領域A2の幅をそれぞれw、wとし、第1の領域A1及び第2の領域A2の面積をそれぞれS(=h・w)、S(=h・w)とする。
図6(A)に示すとおり、P2における断面形状変化部54の断面は、断面形状不変部52A,52Bの断面形状と同様に正方形となっている。すなわち、第1の領域A1の高さhと第2の領域A2の高さhとが同一となっている。
P2とP3との間における断面形状変化部54の断面では、図6(B)に示すとおり、第1の領域A1は、P2における第1の領域A1に比べてその幅wは変わらずその高さh1が高くなっているため、P2における第1の領域A1に比べてその面積Sが増加している。一方、P2とP3との間における断面形状変化部54の断面では、第2の領域A2は、P2における第2の領域A2に比べてその幅wは変わらずその高さhが低くなっているため、P2における第2の領域A2に比べてその面積Sが減少している。
P3における断面形状変化部54の断面では、図6(C)に示すとおり、第1の領域A1は、P2とP3との間における第1の領域A1に比べてさらにその高さhが高くなり、面積Sが最大となっている。一方、P3における断面形状変化部54の断面では、第2の領域A2は、P2とP3との間における第2の領域A2に比べてさらにその高さhが低くなり、面積Sが最小となっている。
つまり、P2−P3間の断面形状変化部54の断面は、定在波の腹に相当するP3の位置から定在波の節に相当するP2の位置に向かうに従って、第1の領域A1の高さhが漸次減少して第1の領域A1の面積Sが漸次減少し、第2の領域A2の高さhが漸次増加して第2の領域A2の面積Sが漸次増加する。
断面形状変化部54はP3の位置に関して実質的に対称形状となっているため、P3−P4間の断面形状変化部54の断面も、定在波の腹に相当するP3の位置から定在波の節に相当するP4の位置に向かうに従って、第1の領域A1の面積Sが漸次減少し、第2の領域A2の面積Sが漸次増加する。
すなわち、断面形状変化部54の断面は、定在波の腹に相当するP3の位置において、第1の領域A1の面積Sが最大となっており、第2の領域A2の面積Sが最小となっている。さらに、定在波の腹に相当するP3の位置から定在波の節に相当するP2、P4の位置に向かうに従って、第1の領域A1の面積Sが減少しており、第2の領域A2の面積Sが増加している。
また、ホーン50は、その幅の点から見てみると、幅が(w+2・w)の本体部53と、幅がwの突出部55とで構成されている。ここで、本体部53は、上述した断面形状不変部52A,52Bと、幅方向に第1の領域A1及び第2の領域A2を含む部分の断面形状変化部54とで構成されており、突出部55は、幅方向に第1の領域A1のみを含む部分の断面形状変化部54で構成されている。すなわち、突出部55は、本体部53よりも肉薄であると共に、本体部53の厚さ方向に本体部53から突出している。
(ホーンホルダ)
ホーンホルダ60は、ホーン50のY方向に直交する両側面50c,50dにおけるP2及びP4の4箇所の位置において、ホーン50に固定されている。このように、定在波の振幅が理論上ゼロとなる位置P2及びP4においてホーンホルダ60がホーン50を保持するため、ホーン50に励起された定在波がホーンホルダ60に伝搬する事態が効果的に抑えられる。その結果、ホーン50がホーンホルダ60によって確実に保持されると共に、ホーン50からホーンホルダ60へ伝搬した振動がホーン50の振動モードに影響を及ぼす事態が抑えられる。
(振動子)
振動子42は、図示しない電源により電圧が印加されることにより60kHzで振動する圧電振動子であり、ホーン50の後端面50bに取り付けられている。この振動子42は、ホーン50の後端面50b側からホーン50にX方向の振動を付与して、ホーン50に上記定在波を励起させる。なお、振動子42のホーン50への取り付けは、例えば、振動子42に雄ネジ部を設けると共に、ホーン50の後端面50b側に雌ネジ部を設けて、これら雄ネジ部及び雌ネジ部を螺合させることによりおこなわれる。
(ノズル)
図5に示すように、ホーン50の突出部55(つまり、断面形状変化部54の中央部付近)にはX方向に沿うスリット54aが設けられており、このスリット54aはZ方向にホーン50を貫通している。そして、スリット54aが設けられた位置であって、断面形状変化部54の中央の位置(すなわち、P3の位置)から微小長さΔL(オフセット長さ)だけP2の位置側にズレた位置には、ノズル装着用の貫通孔(ノズル収容穴)54bがZ方向に沿って貫設されている。そのため、この貫通孔54bは、スリット54aと交差している。
そして、貫通孔54bには、超合金製(例えば、WC−Co合金製)又はSUS製であるノズル56が挿通されて収容されている。貫通孔54bに沿って延在するこのノズル(圧着ノズル)56には、その長手方向(すなわち、Z方向)に沿って真空吸引孔56aが貫設されている。この真空吸引孔56aはボンディング装置1の図示しない真空装置に連通されており、ノズル56は、真空吸引孔56aが露出するノズル56の下端面56bにおいて、電子部品22を真空保持することが可能となっている。このノズル56の下端面56bが、実際に電子部品22を基板24に圧着する面(圧着面)となっている。そして、この圧着面56bの中心位置は、貫通孔54bがオフセット長さΔLだけP3の位置からズレていることに伴い、やはりP3の位置からオフセット長さΔL(例えば、1mm)だけズレている。
(調整ネジ)
図3に示すように、ホーン50の突出部55におけるスリット54aの形成領域には、突出部55をY方向に貫く解放用ネジ穴57A及び締結用ネジ穴57Bからなるネジ穴対(締結孔)が上下に2対設けられている。そして、各解放用ネジ穴57Aには解放用ネジ58Aが螺合されており、各締結用ネジ穴57Bには締結用ネジ(固定手段)58Bが螺合されている。これらネジ穴57A,57B及びネジ58A,58Bは、スリット54aを広げたり狭めたりするものであり、ネジ58A,58Bを調整することで断面形状変化部54のスリット54aの幅が調整可能となっている。
また、スリット54aの位置に設けられた貫通孔54bの径は、ノズル56の径よりもわずかだけ大きくなるように設計されている。そのため、ネジ58A,58Bにより、ネジ穴対57A,57Bを介してスリット54aの幅を狭めることで、貫通孔54bに挿通されたノズル56をホーン50に締め付け固定(いわゆる、割り締め)することができる。つまり、ノズル56は、貫通孔54bの全長に亘ってホーン50にその側周面56c側から堅固に挟まれる。一方、ネジ58A,58Bにより、ネジ穴対57A,57Bを介してスリット54aの幅を広げることで、ノズル56をホーン50から取り外すこともできる。
つまり、ネジ58A,58Bにより、ネジ穴対57A,57Bを介してスリット54aの幅を調整して、ノズル56の締結力を変えることで、ホーン50に対するノズル56の脱着やノズル56の飛び出し長さの調整を容易におこなうことができる。なお、ノズル56の飛び出し長さが上述した定常波の半波長に達した場合には、ノズル56が大きく振動してしまってホーン50と一体的に振動しなくなるため、ノズル56の飛び出し長さは定常波の半波長よりも短い長さ(例えば、1mm)に設定する。
(ホーンの振動モード)
次に、振動子42によってホーン50に定在波を励起させた場合におけるホーン50の振動モード(定常振動モード)について、図7を参照しつつ説明する。図7は、ホーン50の各位置P1〜P5における定在波のY方向成分及びZ方向成分の振幅を示したグラフである。
この図7のグラフから明らかなように、Y方向の振幅及びZ方向の振幅はほぼP3の位置において極小となっている。つまり、P3の位置では、実質的に定在波のY方向成分及びZ方向成分の振動はなく、定在波のX方向成分のみの振動が生じている。
なお、本実施形態では、ホーン50の後端面50bにはホーン50と異なるものである振動子42が密着して固定されているために、振動方向(X方向)と異なる方向(Y方向及びZ方向)の振動成分が、定在波の腹に相当する位置P3を中心とする対称的な分布にはなっていない。そこで、ノズル56の圧着面56bの中心位置をオフセット長さΔLだけP2側にズラすことで、圧着面56bの中心位置を定在波のY方向成分及びZ方向成分が極小となる位置Qに一致させている。ここで、電子部品22を基板24に圧接する際、Y方向成分の振動は電子部品22を基板24に対して回すように作用し、Z方向成分の振動は電子部品22を基板24に叩きつけるように作用してしまう。その結果、電子部品22が、例えば半導体チップ部品の場合、そのチップ自体や、基板に既に形成されている電極膜に対して損傷を与えてしまうこととなる。
このような定在波の振動モードはホーン50の形状に大きく依存するものであり、発明者らは、鋭意研究の末に、定在波のY方向成分の振幅及びZ方向成分の振幅がほぼP3の位置において極小となるホーン形状を見出した。すなわち、ホーン50が断面形状変化部54を有し、その断面形状変化部54が以下の2つの特徴を有する場合には、定在波のY方向成分の振幅及びZ方向成分の振幅がP3の位置においてゼロ(若しくは極めてゼロに近い振幅)となる。
(1)ホーン50に励起される振動の定在波の腹に相当する位置P3において、第1の領域A1の面積Sが最大となり、且つ、第2の領域A2の面積Sが最小となる。
(2)ホーン50に励起される振動の定在波の腹に相当する位置P3から節に相当する位置P2、P4に向かうに従って、第1の領域A1の面積Sが減少し、第2の領域A2の面積Sが増加する。
そして、電子部品22を保持するノズル56は、ホーン50のほぼP3の位置に取り付けられるため、電子部品22には水平一方向(すなわち、X方向)の振動成分以外の振動成分が付与されないこととなる。一方、従来形状のホーンでは、定在波の振動モードは、P3の位置における定在波のY方向成分及びZ方向成分が十分に抑えられていなかったため、P3の位置では、X方向のみならずY方向及びZ方向に大きな振動が生じていた。すなわち、ホーン50によれば、電子部品22には実質的に水平一方向の振動成分のみの振動を付与することができ、電子部品22の良好な超音波圧接を実現することができる。
加えて、ホーン50においては、P3の位置における第2の領域A2の面積SよりP2側やP4側の位置の面積Sのほうが広くなっていることで、振動子42からの超音波振動の振幅が増幅されて、P3の位置には振動子42が発振する振幅以上の振動が伝わることとなり、振動の利用効率の向上が実現されている。さらに、P3の位置における第1の領域A1の高さhのほうがP2側やP4側の位置の高さhよりも大きくなっているため、P3の位置におけるホーン50の曲げ剛性が効果的に向上されており、超音波圧接時におけるホーン50の撓みが有意に抑えられている。
以上で詳細に説明したように、上述したボンディング装置1及びホーンユニット40においては、ノズル56の貫通孔54bに収容された部分は、貫通孔54bとスリット54aと締結用ネジ58Bとの協働によって、ノズル56の圧接方向に直交する方向(Y方向)に側周面56c側から割り締めされている。そのため、ノズル56はホーン50によって堅固に挟まれ、安定的に固定されている。それにより、ノズル56とホーン50とが一体的に振動し、良好な圧着状態を実現することができる。加えて、圧着時にノズル56に荷重が負荷された際、その圧着方向(Z方向)とノズル56の締結方向(Y方向)とが同一方向でないため、圧着時の荷重に締結力がほとんど影響されないようになっている。
加えて、ノズル56がホーン50に対して割り締めにより脱着可能となっているため、別途部材を準備することなくノズル56をホーン50に固定することができると共に、圧着面56bが摩耗した際にノズル56を簡単に交換することができる。また、ノズル56がホーン50と一体でないため、ノズル56とホーン50とを異なる材料で形成したり、用途に応じて長さや形状、圧着面の形状/寸法の異なるノズルに変更したりすることができる。
また、ホーンユニット40においては、ノズル56の圧着面56bの中心位置が、ホーン50に励起される振動の定在波の腹に相当する位置P3からΔLだけオフセットした位置Qとなるように、圧着面56bが配置されている。そのため、ホーンユニット40は、腹に相当する位置(P3)に圧着面が配置された従来のホーンユニットに比べて、その圧着面56bにおけるY方向及びZ方向(本発明における第1の方向)の振動成分が抑えられており、良好な圧着状態を実現することができる。ここで、上記第1の方向は、振動子42によるホーン50の振動方向であるX方向と交差する方向であり、その振動成分はX方向以外の振動成分となっている。なお、上記第1の方向が、Y方向及びZ方向のいずれか一方である場合には、ノズル56の圧着面56bの中心位置を、定常波のY方向の振動成分及びZ方向の振動成分のいずれか一方の振動成分のみが最小となる位置にオフセットさせる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、ホーンユニットのホーンとホーンホルダを適宜別体としてもよい。また、第1の領域や第2の領域の形状は、長方形以外に、Z方向を長軸方向とする楕円形状、Z方向に細長く延びる多角形などであってもよい。さらに、ノズル収容穴はホーンを貫通していなくてもよい。
また、圧着面56bを有するノズル56を採用する代わりに、図8に示すように、下面に圧着面56bが形成された突起部56Aを有するホーンを採用した態様も可能である。
このホーンにおける圧着面56bも、定常波の腹に相当する位置P3からオフセットした位置Qに圧着面56bの中心位置が配置されているため、このホーンが採用された態様であっても上述した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係るボンディング装置を示した概略構成図である。 図1のボンディング装置のホーンユニットを示した斜視図である。 図2に示したホーンユニットの分解斜視図である。 図2に示したホーンユニットの側面図である。 図2に示したホーンユニットの底面図である。 図2のホーンユニットのホーンの断面図である。 図2のホーンユニットの振動モードを示した図である。 異なる態様のホーンを示した側面図である。
符号の説明
1…ボンディング装置、40…ホーンユニット、42…振動子、50…ホーン、53…本体部、54…断面形状変化部、54a…スリット、54b…貫通孔、55…突出部、56…ノズル、56A…突起部、56b…圧着面、57B…ネジ穴、58B…締結用ネジ、60…ホーンホルダ、A1…第1の領域、A2…第2の領域、S1,S2…面積。

Claims (4)

  1. 電子部品の超音波圧接に利用するためのホーンに対し、振動子によって主として長手方向に振動を付与して、所定の波長を有する定常波を前記長手方向において発生させるホーンの使用方法であって、
    前記ホーンは、断面形状変化部と、前記断面形状変化部の前記長手方向における両端に配置された一対の断面形状不変部と、前記断面形状変化部の下端面に配置された突起部とを備え、
    前記断面形状不変部は、前記長手方向に垂直な面での断面形状が前記長手方向において変化がなく、且つ、前記長手方向に垂直な面での断面積が前記長手方向において同一であり、
    前記断面形状変化部は、前記長手方向に垂直な断面が、前記長手方向に直交する第1の方向に沿って延びる第1の領域と、前記長手方向に直交すると共に前記第1の方向に直交する第2の方向から前記第1の領域を挟む一対の第2の領域とを有し、
    前記一対の第2の領域は、前記長手方向に垂直な断面が、前記第1の領域に関して対称であり、
    前記定在波の腹に相当する位置において、前記第1の領域の面積が最大となり、且つ、前記第2の領域の面積が最小となり、
    前記第1の領域及び前記第2の領域が、前記第2の方向において変化せず且つ前記第1の方向において変化することで、前記定在波の腹に相当する位置から節に相当する位置に向かうに従って、前記第1の領域の面積が減少し、前記第2の領域の面積が増加する部分を含み、
    前記突起部の下面に圧着面が形成され、
    前記突起部の前記圧着面は、前記定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に配置されており、
    前記オフセットした位置は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、又は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置で且つ前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置である、ホーンの使用方法。
  2. 電子部品の超音波圧接に利用するためのホーンに対し、振動子によって主として長手方向に振動を付与して、所定の波長を有する定常波を前記長手方向において発生させるホーンユニットの使用方法であって、
    前記ホーンユニットは、
    断面形状変化部と、前記断面形状変化部の前記長手方向における両端に配置された一対の断面形状不変部とを備え、前記断面形状不変部は、前記長手方向に垂直な面での断面形状が前記長手方向において変化がなく、且つ、前記長手方向に垂直な面での断面積が前記長手方向において同一であり、前記断面形状変化部は、前記長手方向に垂直な断面が、前記長手方向に直交する第1の方向に沿って延びる第1の領域と、前記長手方向に直交すると共に前記第1の方向に直交する第2の方向から前記第1の領域を挟む一対の第2の領域とを有し、前記一対の第2の領域は、前記長手方向に垂直な断面が、前記第1の領域に関して対称であり、前記定在波の腹に相当する位置において、前記第1の領域の面積が最大となり、且つ、前記第2の領域の面積が最小となり、前記第1の領域及び前記第2の領域が、前記第2の方向において変化せず且つ前記第1の方向において変化することで、前記定在波の腹に相当する位置から節に相当する位置に向かうに従って、前記第1の領域の面積が減少し、前記第2の領域の面積が増加する部分を含むホーンと、
    圧着面を有る圧着ノズルとを備え、
    前記第1の方向に沿って延びるノズル収容穴が、前記ホーンの前記断面形状変化部のうち前記第1の領域に形成され、
    前記圧着ノズルが前記ノズル収容穴に収容されて前記ホーンに取り付けられた状態で、前記圧着ノズルの前記圧着面が前記定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に配置され、
    前記オフセットした位置は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、又は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置で且つ前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置である、ホーンユニットの使用方法。
  3. 振動子と、
    前記振動子によって振動が主として長手方向に付与されることで所定の波長を有する定常波が前記長手方向において発生する、電子部品の超音波圧接に利用するためのホーンであって、断面形状変化部と、前記断面形状変化部の前記長手方向における両端に配置された一対の断面形状不変部と、前記断面形状変化部の下端面に配置された突起部とを備え、前記断面形状不変部は、前記長手方向に垂直な面での断面形状が前記長手方向において変化がなく、且つ、前記長手方向に垂直な面での断面積が前記長手方向において同一であり、前記断面形状変化部は、前記長手方向に垂直な断面が、前記長手方向に直交する第1の方向に沿って延びる第1の領域と、前記長手方向に直交すると共に前記第1の方向に直交する第2の方向から前記第1の領域を挟む一対の第2の領域とを有し、前記一対の第2の領域は、前記長手方向に垂直な断面が、前記第1の領域に関して対称であり、前記定在波の腹に相当する位置において、前記第1の領域の面積が最大となり、且つ、前記第2の領域の面積が最小となり、前記第1の領域及び前記第2の領域が、前記第2の方向において変化せず且つ前記第1の方向において変化することで、前記定在波の腹に相当する位置から節に相当する位置に向かうに従って、前記第1の領域の面積が減少し、前記第2の領域の面積が増加する部分を含み、前記突起部の下面に圧着面が形成され、前記突起部の前記圧着面は、前記定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に配置されており、前記オフセットした位置は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、又は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置で且つ前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるホーンと、
    前記ホーンの圧着方向への加圧制御をおこなう加圧手段と
    を備える、電子部品を被接合面に圧着してボンディングするためのボンディング装置。
  4. 振動子と、
    前記振動子によって振動が主として長手方向に付与されることで所定の波長を有する定常波が前記長手方向において発生し、断面形状変化部と、前記断面形状変化部の前記長手方向における両端に配置された一対の断面形状不変部とを備え、前記断面形状不変部は、前記長手方向に垂直な面での断面形状が前記長手方向において変化がなく、且つ、前記長手方向に垂直な面での断面積が前記長手方向において同一であり、前記断面形状変化部は、前記長手方向に垂直な断面が、前記長手方向に直交する第1の方向に沿って延びる第1の領域と、前記長手方向に直交すると共に前記第1の方向に直交する第2の方向から前記第1の領域を挟む一対の第2の領域とを有し、前記一対の第2の領域は、前記長手方向に垂直な断面が、前記第1の領域に関して対称であり、前記定在波の腹に相当する位置において、前記第1の領域の面積が最大となり、且つ、前記第2の領域の面積が最小となり、前記第1の領域及び前記第2の領域が、前記第2の方向において変化せず且つ前記第1の方向において変化することで、前記定在波の腹に相当する位置から節に相当する位置に向かうに従って、前記第1の領域の面積が減少し、前記第2の領域の面積が増加する部分を含む、電子部品の超音波圧接に利用するためのホーンと、圧着面を有る圧着ノズルとを含み、前記第1の方向に沿って延びるノズル収容穴が、前記ホーンの前記断面形状変化部のうち前記第1の領域に形成され、前記圧着ノズルが前記ノズル収容穴に収容されて前記ホーンに取り付けられた状態で、前記圧着ノズルの前記圧着面が前記定在波の腹に相当する位置からオフセットした位置に配置され、前記オフセットした位置は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるか、又は、前記振動子によって付与される振動のうち前記第1の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置で且つ前記振動子によって付与される振動のうち前記第2の方向の振動成分が前記長手方向における一端から他端までの間で最小となる位置であるホーンユニットと、
    前記ホーンユニットの前記圧着ノズルの圧着方向への加圧制御をおこなう加圧手段と
    を備える、電子部品を被接合面に圧着してボンディングするためのボンディング装置。
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