JP2004165939A - 携帯型端末装置、画像通信プログラム、画像印刷装置、画像印刷プログラム、画像通信管理サーバ、および画像通信管理プログラム - Google Patents

携帯型端末装置、画像通信プログラム、画像印刷装置、画像印刷プログラム、画像通信管理サーバ、および画像通信管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】写真画像などの元画像に対して編集用画像によって合成処理が行われた画像を送受信する際に、受信した側において、編集処理をし直すことを可能とする携帯型端末装置を提供する。
【解決手段】元画像に対して1つ以上の編集用画像が合成された画像を外部に送信する際に、上記元画像データと、該元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データとをそれぞれ独立して送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真画像などに対して、任意の文字や図形などの画像を付加するなどの編集処理が施された画像データを送受信する携帯型端末装置、画像印刷装置、および画像通信管理サーバなどに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばゲームセンターなどの娯楽施設において、利用者の写真撮影を行うとともに、その写真を背景画像などと合成した上でシールプリントとして出力する写真シール自動販売機が設置されており、人気を博している。また、昨今では、撮影した画像上に利用者が付属のタッチペンで任意の文字や図形などの画像を付加する等の画像編集処理が可能となっている写真シール自動販売機が広く普及している。
【0003】
一方、現在、携帯型電話機が広く普及しているが、この携帯型電話機は、通常の通話機能に加えて、電子メール送受信機能やインターネット接続機能なども搭載するようになっている。また、昨今では、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサが備えられた携帯型電話機も登場しており、携帯型電話機によって簡単な写真撮影を行うことが可能となっている。このような携帯型電話機を用いて、備えられているイメージセンサで撮影した画像の画像データを電子メールに添付して送信する、というような利用形態が広く普及している。
【0004】
さらに、携帯型電話機において、撮影した写真画像に対して、上記した写真シール自動販売機における画像編集処理と同様の処理を行う機能が実現されるようになっている。この機能によれば、携帯型電話機によって撮影した写真画像に対して、例えば複数の中から選択したフレーム画像を合成したり、複数の中から選択したスタンプ画像を写真画像上の任意の位置に貼り付けたり、というような処理が可能となる。すなわち、従来写真シール自動販売機において行われていた撮影処理および画像編集処理を、上記のような携帯型電話機によって簡易的に実現することが可能となる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−197038号公報(公開日2002年7月12日)
【0006】
【特許文献2】
特開2001−148839号公報(公開日2001年5月29日)
【0007】
【特許文献3】
特開2002−82779号公報(公開日2002年3月22日)
【0008】
【特許文献4】
特開2001−218176号公報(公開日2001年8月10日)
【0009】
【特許文献5】
特開2001−78011号公報(公開日2001年3月23日)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、携帯型電話機において、写真画像に対してフレーム画像やスタンプ画像などの合成処理を行い、この合成画像を、データ通信機能を用いて他の携帯型電話機やコンピュータなどに送信することが考えられる。ここで、合成画像を画像データとして送信した場合、受信側では、受信した合成画像を、元の写真画像、フレーム画像、およびスタンプ画像などに分離することはできないことになる。したがって、例えば受信側において、フレーム画像やスタンプ画像を他のものに交換する、というような再編集作業を行うことが不可能となっている。
【0011】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、写真画像などの元画像に対して編集用画像によって合成処理が行われた画像を送受信する際に、受信した側において、編集処理をし直すことを可能とする携帯型端末装置、画像印刷装置、および画像通信管理サーバなどを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係る携帯型端末装置は、データ通信機能を有する携帯型端末装置であって、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、上記元画像に対して1つ以上の編集用画像が合成された画像を上記データ通信機能によって外部に送信する際に、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立して送信することを特徴としている。
【0013】
上記の構成では、写真画像などからなる元画像に対して、1つ以上の編集用画像が合成された画像が、元画像データと合成画像データとに分離して記憶されることになる。そして、元画像に対して編集用画像が合成された画像を外部に送信する際には、元画像データと合成画像データとがそれぞれ独立して送信されるようになっている。
【0014】
ここで、合成画像データとは、元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示すものである。つまり、元画像データと、この合成画像データとを組み合わせることによって、元画像に対して編集用画像が合成された画像を復元できることになる。
【0015】
このように、元画像データと合成画像データとがそれぞれ独立して送信されることによって、受信側では、これらを組み合わせることによって合成された画像を復元することが可能であるとともに、元画像データのみを取り出すことも可能となる。よって、受信側において、例えば合成された画像の中から特定の編集用画像のみを消去して、別の編集用画像を合成する、というような再編集作業を行うことが可能となる。
【0016】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、上記の構成において、上記編集用画像を複数記憶する編集用画像記憶部をさらに備え、上記編集用画像記憶部に記憶されている編集用画像のそれぞれに編集用画像IDがふられているとともに、上記合成画像データが、上記編集用画像IDによって、合成される編集用画像データを特定するものである構成としてもよい。
【0017】
上記の構成では、合成画像データが、合成される編集用画像データを編集用画像IDによって特定するものとなっている。ここで、受信側においても、同じ編集用画像データを同じ編集用画像IDで管理しているものとすれば、受信側では、受信した編集用画像IDに基づいて編集用画像データを特定し、これによって合成された画像を送信側と同じ状態で復元することが可能となる。すなわち、送信される合成画像データには、編集用画像データそのものを含める必要がなく、よりデータ量の小さい編集用画像IDを含めればよいことになる。よって、通信時のデータ量を低減することができるので、通信コストの低減、および通信時間の低減を図ることができる。
【0018】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、上記の構成において、上記合成画像データが、上記編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいる構成としてもよい。
【0019】
上記の構成によれば、合成画像データに、編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいるので、例えばベクトルデータを、対応する編集用画像を元画像に対して合成する際の位置情報を示すデータとすることによって、編集用画像を元画像における適切な位置に配置して合成することが可能となる。また、例えばベクトルデータとして、編集用画像を合成する際の方向に関する情報を含めるようにすれば、編集用画像を合成する際の向きまで特定することが可能となる。
【0020】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、上記の構成において、上記元画像データ記憶部から元画像データを読み出し、該元画像データに対して上記編集用画像によって編集処理を行う編集処理部をさらに備えている構成としてもよい。
【0021】
上記の構成によれば、携帯型端末装置に上記のような編集処理部が設けられているので、ユーザは、携帯型端末装置において元画像と編集用画像とを合成した画像を外部に送信することが可能となる。
【0022】
また、本発明に係る画像通信プログラムは、上記本発明に係る携帯型端末装置における処理をコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0023】
上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記携帯型端末装置の機能を実現することが可能となる。
【0024】
また、本発明に係る画像印刷装置は、外部とのデータ通信を行う通信処理部と、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部と、上記元画像データと上記編集用画像データとが合成された画像を印刷媒体に印刷する印刷処理部とを備え、上記通信処理部によって、外部から、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立した状態で受信することを特徴としている。
【0025】
上記の構成では、外部から、元画像データと合成画像データとをそれぞれ独立した状態で受信するとともに、これらに基づいて元画像データと編集用画像データとが合成された画像を印刷するようになっている。
【0026】
ここで、合成画像データとは、元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示すものである。つまり、元画像データと、この合成画像データとを組み合わせることによって、元画像に対して編集用画像が合成された画像を復元できることになる。
【0027】
このように、元画像データと合成画像データとがそれぞれ独立した状態で受信されることによって、これらを組み合わせることによって合成された画像を復元することが可能であるとともに、元画像データのみを取り出すことも可能となる。よって、例えば合成された画像の中から特定の編集用画像のみを消去して、別の編集用画像を合成することや、合成のやり直しや、合成の操作を1操作前に戻す、というような再編集作業を行い、再編集が行われた画像を印刷する、というような処理を行うことが可能となる。
【0028】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記の構成において、上記編集用画像データを複数記憶する編集用画像記憶部をさらに備え、上記編集用画像記憶部に記憶されている編集用画像のそれぞれに編集用画像IDがふられているとともに、上記合成画像データが、上記編集用画像IDによって、合成される編集用画像データを特定するものである構成としてもよい。
【0029】
上記の構成では、合成画像データが、合成される編集用画像データを編集用画像IDによって特定するものとなっている。ここで、送信側においても、同じ編集用画像データを同じ編集用画像IDで管理しているものとすれば、受信した編集用画像IDに基づいて編集用画像データを特定し、これによって合成された画像を送信側と同じ状態で復元することが可能となる。すなわち、受信する合成画像データには、編集用画像データそのものを含める必要がなく、よりデータ量の小さい編集用画像IDを含めるだけでよいことになる。よって、通信時のデータ量を低減することができるので、送信側における通信コストの低減、および通信時間の低減を図ることができる。
【0030】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記の構成において、上記合成画像データが、上記編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいる構成としてもよい。
【0031】
上記の構成によれば、合成画像データに、編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいるので、例えばベクトルデータを、対応する編集用画像を元画像に対して合成する際の位置情報を示すデータとすることによって、編集用画像を元画像における適切な位置に配置して合成することが可能となる。また、例えばベクトルデータとして、編集用画像を合成する際の方向に関する情報を含めるようにすれば、編集用画像を合成する際の向きまで特定することが可能となる。
【0032】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記の構成において、上記元画像データ記憶部から元画像データを読み出し、該元画像データに対して上記編集用画像によって編集処理を行う編集処理部をさらに備えている構成としてもよい。
【0033】
上記の構成によれば、画像印刷装置に上記のような編集処理部が設けられているので、受信した元画像データおよび編集用画像データが合成された画像に対して、例えば合成された画像の中から特定の編集用画像のみを消去して、別の編集用画像を合成する、というような再編集作業を行うことが可能となる。
【0034】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記の構成において、外部から受信した合成画像データに含まれている上記編集用画像IDに対応する編集用画像データが、上記編集用画像記憶部に記憶されていない場合に、編集用画像データを管理している外部の画像通信管理サーバから該当編集用画像データをダウンロードする構成としてもよい。
【0035】
上記の構成によれば、例えば画像通信管理サーバにおいて新たに生成された編集用画像データがある場合に、この新たな編集用画像データを用いる必要が画像印刷装置において生じた際に、これを画像通信管理サーバから取得することが可能となる。よって、編集用画像データが次々と新しく更新される場合にも、画像印刷装置は適切に編集用画像データのアップデートを行うことが可能となる。
【0036】
また、本発明に係る画像印刷プログラムは、上記本発明に係る画像印刷装置における処理をコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0037】
上記プログラムをコンピュータシステムにロード(読み込ませ実行)することによって、上記画像印刷装置の機能を実現することが可能となる。
【0038】
また、本発明に係る画像通信管理サーバは、通信ネットワークに接続された画像通信管理サーバであって、外部とのデータ通信を行う通信処理部と、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、上記本発明に係る携帯型端末装置から、上記元画像データおよび上記合成画像データ、ならびに、該携帯型端末装置または該携帯型端末装置のユーザを特定するユーザIDを受信するとともに、上記本発明に係る画像印刷装置に対して、上記元画像データ、上記合成画像データ、上記ユーザID、および、上記合成画像データに含まれている編集用画像データを送信することを特徴としている。
【0039】
上記の構成では、携帯型端末装置から、元画像データ、合成画像データ、およびユーザIDを受信するとともに、画像印刷装置に対して、元画像データ、合成画像データ、ユーザID、および、合成画像データに含まれている編集用画像データを送信するようになっている。
【0040】
ここで、例えば合成画像データが、合成される編集用画像データを編集用画像IDによって特定するものとなっている場合、携帯型端末装置は編集用画像データそのものを送信する必要がないので、携帯型端末装置が送信するデータのデータ量を低減することが可能となる。よって、通信コストを低減することができるとともに、比較的通信速度が遅い携帯型端末装置による通信時間ならびに通信量を低減することができる。
【0041】
また、画像印刷装置との間の通信は、比較的高速で定額制の通信回線を設けることが可能であるので、上記のように、編集用画像データそのものを送信することによるデメリットは比較的小さいものとなる。また、このように、画像通信管理サーバから画像印刷装置に対して編集用画像データを送信することが可能となっていることによって、例えば新たに生成された編集用画像データで、画像印刷装置においてまだ記憶されていない編集用画像データを用いることが可能となる。
【0042】
また、本発明に係る画像通信プログラムは、上記本発明に係る画像通信管理サーバにおける処理をコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0043】
上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記画像通信管理サーバの機能を実現することが可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図13に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0045】
(システム構成)
図2は、本実施形態に係る写真画像通信システムの概略構成を概念的に示す模式図である。同図に示すように、該写真画像通信システムは、携帯型電話機(携帯型端末装置)1…、写真画像編集印刷装置(画像印刷装置)2…、および管理サーバ(画像通信管理サーバ)3を備えた構成となっている。
【0046】
携帯型電話機1は、例えば携帯電話やPHS(登録商標)などに相当するものであり、無線による通話機能およびデータ通信機能を有しているものである。また、携帯型電話機1は、CCD型撮像素子やCMOS型撮像素子などからなるイメージセンサを備えており、写真撮影機能を備えている。さらに、携帯型電話機1は、自機において撮影した写真画像、または外部から受信した写真画像に対して、フレーム画像、スタンプ画像などを合成する編集機能を有している。
【0047】
なお、本実施形態では、携帯通信端末として携帯型電話機を用いているが、これに限定されるものではなく、例えばPDA(Personal Digital Assistant)端末やハンドヘルドコンピュータなどであってもよい。また、上記では、携帯型電話機1は写真撮影機能を有しているものとしたが、写真撮影機能を備えず、外部から写真画像を取り入れて、これに対して編集処理を行うものであってもよい。
【0048】
写真画像編集印刷装置2は、利用者の写真を撮影する機能(撮影機能)、撮影した写真に対して任意の文字や図形などを書き込む落書き処理の画像を付加するなどの編集を利用者に行わせる機能(編集機能)、および編集された画像をプリントする機能(プリント機能)を備えているものである。なお、この写真画像編集印刷装置2は、上記の撮影機能を有さずに、編集機能およびプリント機能に特化したものであっても構わない。このような写真画像編集印刷装置2は、例えばゲームセンタなどの娯楽施設や、コンビニエンスストアなどに設置されることになる。
【0049】
管理サーバ3は、本実施形態における写真画像通信システムを統轄管理するサーバコンピュータである。この管理サーバ3は、詳細は後述するが、利用者または利用者が利用する携帯型電話機1…に関する情報、および、写真画像編集印刷装置2…に関する情報を記憶しているとともに、編集処理時に用いられる編集用画像データなどを記憶している。
【0050】
以上のような写真画像通信システムにおいて、携帯型電話機1と写真画像編集印刷装置2との間のデータ通信の形式としては、赤外線通信および近距離無線通信などのワイヤレス通信による形式、メモリカードなどの記録媒体を介してデータを受け渡す形式、携帯型電話機1と写真画像編集印刷装置2とを専用ケーブルによって直接接続する形式、インターネットなどの公衆ネットワークを利用する形式などが挙げられる。また、携帯型電話機1と管理サーバ3との間のデータ通信の形式としては、携帯電話網などの公衆電話回線および/またはインターネットを介した通信形式などが挙げられる。また、写真画像編集印刷装置2と管理サーバ3との間のデータ通信の形式としては、インターネットを介した通信形式や、専用線接続による通信形式などが挙げられる。
【0051】
(携帯型電話機の構成)
次に、携帯型電話機1の構成について図3を参照しながら説明する。携帯型電話機1は、図3に示すように、通信インターフェース4、ユーザインターフェース5、通話処理部6、データ通信処理部7、編集処理部8、撮影処理部18、および記憶部9を備えた構成となっている。
【0052】
通信インターフェース4は、携帯型電話機1が無線通信を行う際のインターフェースとして機能するものであり、アンテナ、デコーダ、エンコーダなどによって構成されるものである。この通信インターフェース4を介して、通話信号およびデータ通信信号が外部との間で送受信される。
【0053】
ユーザインターフェース5は、携帯型電話機1のユーザが該携帯型電話機1を操作する際のインターフェースとなるものであり、各種ボタンなどによって構成されるものである。このユーザインターフェース5によって、ユーザによる通話処理、データ通信処理、撮影処理、および画像処理に対する指示入力が行われる。
【0054】
通話処理部6は、携帯型電話機1が有する通話機能を実現するための処理を行うためのものである。この通話処理部6によって、通信インターフェース4を介して、外部の電話機から受信した通話信号がユーザに音声として提供されるとともに、ユーザの音声が外部の電話機に対して送信される。
【0055】
データ通信処理部7は、携帯型電話機1が有するデータ通信機能を実現するための処理を行うためのものである。このデータ通信処理部7によって、通信インターフェース4を介して、例えば電子メール送受信機能、インターネット接続機能などがユーザに対して提供される。
【0056】
撮影処理部18は、携帯型電話機1が有する写真撮影機能を実現するための処理を行うためのものである。この撮影処理部18は、CCD型やCMOS型などのイメージセンサを備えるとともに、ユーザからの撮影指示に伴う撮像画像データの生成処理、および生成された撮像画像データを記憶部9に記憶する処理などを実行する。
【0057】
編集処理部8は、携帯型電話機1が有する画像編集機能を実現するための処理を行うためのものである。この編集処理部8は、撮影処理部8によって撮影された写真画像、あるいは外部から受信した写真画像に対して、フレーム画像、スタンプ画像、描画画像、および文字画像などの編集用画像を合成する合成処理を行う。この合成処理は、ユーザインターフェース5を介してのユーザからの入力指示に基づいて行われる。
【0058】
記憶部9は、画像データ記憶部10および編集用画像記憶部11を備えている。なお、図示はしていないが、記憶部9には、携帯型電話機1において実行される各種プログラム、電話帳データ、個人管理データ、メールデータ、通信データなど、通常の携帯型電話機が記憶している各種データが記憶される。この記憶部9は、例えばフラッシュEEPROM(electrically erasable programmable read only memory)などの不揮発性記録媒体によって構成される。
【0059】
画像データ記憶部10は、元画像データ記憶部12および合成画像記憶部13によって構成される。元画像データ記憶部12は、編集処理がされていない元の写真画像データ、例えば撮影処理部18によって撮影された撮像画像データや、外部から通信によって受信した写真画像データなどを記憶するものである。この元画像データ記憶部12に記憶されている元画像データには、それぞれID番号(元画像ID)がふられているものとする。元画像データのデータ形式としては、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式が用いられる。
【0060】
合成画像記憶部13は、編集処理部8によって編集処理が行われた合成画像データを記憶するものである。ここでの合成画像データは、基礎となる元画像データのID番号(元画像ID)と、合成された編集用画像のID番号(編集用画像ID)および位置、方向などを示すベクトルデータとによって構成されている。すなわち、合成画像データは、画像データ形式のものではなく、ID番号およびベクトルデータから構成されたテキストデータとなっている。
【0061】
なお、ベクトルデータのフォーマットとしてはCAD等でよく使われているIJES、STEP、DXF等を用いることが可能である。また、合成画像データにおいて、ベクトルデータに追加して、各編集用画像の取り付け順序を示すデータが含まれていてもよい。これにより、合成処理手順を1つ戻すというような再編集処理を行うことが可能となる。また、合成画像データには、編集用画像IDに関して、位置情報、全体の大きさ、方向、角度、線種、線幅、色、透過度等を示すデータが含まれていてもよい。透過度を示すデータが含まれている場合には、透過合成の際に元の画像との合成比を変えるという処理を行うことによって、該当編集用画像の透過状態を変更することが可能となる。
【0062】
編集用画像記憶部11は、フレーム画像記憶部14、スタンプ画像記憶部15、描画画像記憶部16、および文字画像記憶部17によって構成される。フレーム画像記憶部14は、写真画像のフレーム部分を飾るフレーム画像を複数種類記憶するものである。スタンプ画像記憶部15は、写真画像の任意の位置に対して特定のデザインの画像を貼り付ける際に用いられるスタンプ画像を複数種類記憶するものである。描画画像記憶部16は、写真画像の任意の位置に対して特定のデザインの線などを描画する際に用いられる描画画像を複数種類記憶するものである。文字画像記憶部17は、写真画像の任意の位置に対して特定のフォントからなる文字を描画する際に用いられる文字画像を複数種類記憶するものである。これらの各記憶部は、記憶している画像のそれぞれの種類に対応したID番号(編集用画像ID)を、画像とともに記憶している。編集用画像記憶部11に記憶される編集用画像のデータ形式としては、例えば透過GIF(Graphics Interchange Format)形式が用いられる。
【0063】
(写真画像編集印刷装置の構成)
次に、写真画像編集印刷装置2の構成について図4を参照しながら説明する。写真画像編集印刷装置2は、図4に示すように、接客インターフェース21、通信インターフェース22、撮影処理部23、編集処理部24、印刷処理部25、通信処理部26、および記憶部27を備えた構成となっている。この写真画像編集印刷装置2は、客としてのユーザから課金をし、そのユーザの写真撮影処理、および撮影した写真に対する任意の文字や図形などを書き込む落書き処理の画像を付加するなどの編集処理、および編集済の写真画像を印刷する処理を行うものである。また、上記の編集処理は、写真画像編集印刷装置2によって撮影された写真画像に対してだけでなく、携帯型電話機1から送信された写真画像に対しても行うことが可能となっている。
【0064】
なお、本実施形態では、写真画像編集印刷装置2は、上記のように撮影処理部23を備えた構成となっているが、この撮影処理部23を備えず、編集処理および印刷処理のみを行うものであってもよい。
【0065】
接客インターフェース21は、写真画像編集印刷装置2を利用するユーザが該装置を操作する際にインターフェースとなるものである。この接客インターフェース21としては、例えばタッチパネルを備えたディスプレイ(例えば液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube))、各種ボタンなどが挙げられる。この接客インターフェース21によって、ユーザによる撮影処理、編集処理に対する指示入力が行われる。
【0066】
撮影処理部23は、客としてのユーザの写真撮影処理を行うものである。この撮影処理部23は、例えば撮像部としてのCCD型などのイメージセンサを備えるとともに、ユーザからの撮影指示に伴う撮像画像データの生成処理、および生成された撮像画像データを記憶部27に記憶する処理などを実行する。
【0067】
編集処理部24は、撮影処理部23によって撮影された撮影画像、および/または携帯型電話機1から送信された写真画像に対して任意の文字や図形などを書き込む落書き処理の画像を付加するなどの編集処理を行うものである。編集処理時には、接客インターフェース21におけるディスプレイに、編集対象となる元の写真画像が表示されるとともに、編集処理に必要な各種操作ボタンが表示され、ユーザによる編集処理入力に基づいて、編集処理部24が画像合成処理を行う。
【0068】
印刷処理部25は、編集処理部24によって編集処理された合成画像をプリント媒体に対してプリントアウトするものである。この印刷処理部25は、合成画像データをプリンタでの出力形式にデータ変換する処理を行うとともに、プリンタからの出力処理を行う。プリンタとしては、例えば昇華型プリンタが用いられるが、これに限定されるものではなく、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなどが用いられても構わない。
【0069】
通信インターフェース22は、写真画像編集印刷装置2が通信を行う際のインターフェースとして機能するものである。この通信インターフェース22としては、実装する機能にもよるが、例えばモデム、LANインターフェース、赤外線インターフェース、近距離無線インターフェース、シリアルインターフェース、メモリカードドライブなどが挙げられる。
【0070】
通信処理部26は、写真画像編集印刷装置2における通信処理を実行するものである。この通信処理としては、例えば画像データの送受信、編集用画像データの送受信、編集用画像IDおよびユーザIDの送受信、などが挙げられる。
【0071】
記憶部27は、画像データ記憶部28および編集用画像記憶部29を備えている。なお、図示はしていないが、記憶部27には、写真画像編集印刷装置2において実行される各種プログラム、各種データなど、通常の写真画像編集印刷装置2が記憶している各種データが記憶される。この記憶部27は、例えばハードディスクドライブなどの不揮発性記録媒体、およびDRAMなどによるワークメモリによって構成される。
【0072】
画像データ記憶部28は、元画像データ記憶部30および合成画像記憶部31によって構成される。元画像データ記憶部30は、編集処理がされていない元の写真画像データ、例えば撮影処理部23によって撮影された撮像画像データや、携帯型電話機1から送信された写真画像データなどを記憶するものである。この元画像データ記憶部30に記憶されている元画像データは、それぞれID番号(元画像ID)がふられているものとする。元画像データのデータ形式としては、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式が用いられる。
【0073】
合成画像記憶部31は、編集処理部24によって編集処理が行われた合成画像データ、および、携帯型電話機1から送信された合成画像データを記憶するものである。ここでの合成画像データは、基礎となる元画像データのID番号(元画像ID)と、合成された編集用画像のID番号(編集用画像ID)および位置、方向などを示すベクトルデータとによって構成されている。すなわち、合成画像データは、画像データ形式のものではなく、ID番号およびベクトルデータから構成されたテキストデータとなっている。
【0074】
なお、上記と同様に、ベクトルデータのフォーマットとしてはCAD等でよく使われているIJES、STEP、DXF等を用いることが可能である。また、合成画像データにおいて、ベクトルデータに追加して、各編集用画像の取り付け順序を示すデータが含まれていてもよい。これにより、合成処理手順を1つ戻すというような再編集処理を行うことが可能となる。また、合成画像データには、編集用画像IDに関して、位置情報、全体の大きさ、方向、角度、線種、線幅、色、透過度等を示すデータが含まれていてもよい。透過度を示すデータが含まれている場合には、透過合成の際に元の画像との合成比を変えるという処理を行うことによって、該当編集用画像の透過状態を変更することが可能となる。
【0075】
編集用画像記憶部29は、フレーム画像記憶部32、スタンプ画像記憶部33、描画画像記憶部34、および文字画像記憶部35によって構成される。フレーム画像記憶部32は、写真画像のフレーム部分を飾るフレーム画像を複数種類記憶するものである。スタンプ画像記憶部33は、写真画像の任意の位置に対して特定のデザインの画像を貼り付ける際に用いられるスタンプ画像を複数種類記憶するものである。描画画像記憶部34は、写真画像の任意の位置に対して特定のデザインの線などを描画する際に用いられる描画画像を複数種類記憶するものである。文字画像記憶部35は、写真画像の任意の位置に対して特定のフォントからなる文字を描画する際に用いられる文字画像を複数種類記憶するものである。これらの各記憶部は、記憶している画像のそれぞれの種類に対応したID番号(編集用画像ID)を、画像とともに記憶している。編集用画像記憶部29に記憶される編集用画像のデータ形式としては、例えば透過GIF(Graphics Interchange Format)形式が用いられる。
【0076】
(管理サーバの構成)
次に、管理サーバ3の構成について図5を参照しながら説明する。管理サーバ3は、図5に示すように、通信インターフェース41、データ通信処理部42、および記憶部43を備えた構成となっている。この管理サーバ3は、例えばPC(Personal Computer)ベースのサーバコンピュータによって構成される。
【0077】
通信インターフェース41は、管理サーバ3が通信を行う際のインターフェースとして機能するものであり、ネットワークに接続されたサーバコンピュータが通常備える通信インターフェースによって構成される。
【0078】
データ通信処理部42は、管理サーバ3における各種通信処理を実行するものである。この通信処理としては、画像データの送受信、編集用画像データの送受信、編集用画像IDおよびユーザIDの送受信、ユーザ情報の送受信、写真画像編集印刷装置情報の送受信などが挙げられる。
【0079】
記憶部43は、画像データ記憶部44、編集用画像記憶部45、ユーザデータベース46、および装置データベース47を備えている。なお、図示はしていないが、記憶部43には、管理サーバ3において実行される各種プログラム、各種データなど、通常のサーバコンピュータが記憶している各種データが記憶される。この記憶部43は、例えばハードディスクドライブなどの不揮発性記録媒体、およびDRAMなどによるワークメモリによって構成される。
【0080】
画像データ記憶部44は、元画像データ記憶部48および合成画像記憶部49によって構成される。元画像データ記憶部48は、携帯型電話機1から送信された元画像データを一時記憶するものである。この元画像データ記憶部48に記憶さる元画像データは、それぞれID番号(元画像ID)がふられているものとする。元画像データのデータ形式としては、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式が用いられる。
【0081】
合成画像記憶部49は、携帯型電話機1から送信された合成画像データを一時記憶するものである。ここでの合成画像データは、基礎となる元画像データのID番号(元画像ID)と、合成された編集用画像のID番号(編集用画像ID)および位置、方向などを示すベクトルデータとによって構成されている。すなわち、合成画像データは、画像データ形式のものではなく、ID番号およびベクトルデータから構成されたテキストデータとなっている。
【0082】
編集用画像記憶部45は、フレーム画像記憶部50、スタンプ画像記憶部51、描画画像記憶部52、および文字画像記憶部53によって構成される。フレーム画像記憶部50は、原型となるフレーム画像を複数種類記憶するものである。スタンプ画像記憶部51は、原型となるスタンプ画像を複数種類記憶するものである。描画画像記憶部52は、原型となる描画画像を複数種類記憶するものである。文字画像記憶部53は、原型となる文字画像を複数種類記憶するものである。これらの各記憶部は、記憶している画像のそれぞれの種類に対応したID番号(編集用画像ID)を、画像とともに記憶している。編集用画像記憶部45に記憶される編集用画像のデータ形式としては、例えば透過GIF(Graphics Interchange Format)形式が用いられる。
【0083】
この編集用画像記憶部45は、本実施形態の写真画像写真システムで用いられる各種編集用画像のオリジナル画像を記憶するものとなる。すなわち、例えば新たなデザインの編集用画像が作られた場合には、まずこの管理サーバ3における編集用画像記憶部45に記憶され、携帯型電話機1および写真画像編集印刷装置2は、この管理サーバ3にアクセスして、新たに追加された編集用画像をダウンロードすることによって、自機に記憶されている編集用画像を更新することになる。
【0084】
ユーザデータベース46は、本写真画像通信システムを利用するユーザのデータベースである。具体的には、ユーザの氏名、ユーザが使用する携帯型電話機の電話番号、該携帯型電話機にユニークに割り振られた携帯型電話機IDなどがデータベースとして記憶されている。
【0085】
装置データベース47は、本写真画像通信システムに含まれている写真画像編集印刷装置2に関するデータベースである。具体的には、各写真画像編集印刷装置2の設置地域、設置管理店舗名、装置ID、IP(Internet Protocol)アドレスなどがデータベースとして記憶されている。
【0086】
なお、携帯型電話機1における編集用画像記憶部11、写真画像編集印刷装置2における編集用画像記憶部29、および管理サーバ3における編集用画像記憶部45において、それぞれ同じ編集用画像IDで記憶されている編集用画像は、基本的には同じ画像を示しているものとなっている。これにより、編集用画像IDを特定すれば、携帯型電話機1、写真画像編集印刷装置2、および管理サーバ3のいずれにおいても同じ画像を認識することが可能となる。
【0087】
ただし、同じ編集用画像IDの編集用画像であっても、携帯型電話機1において記憶される画像と、管理サーバ3および写真画像編集印刷装置2において記憶される画像とでは、全く同じ画像である必要はなく、同じデザインの画像であることが認識できる程度の相違があってもかまわない。すなわち、携帯型電話機1においては表示性能や記憶容量の制約から、データ量の大きい編集用画像データを記憶する必要はないが、管理サーバ3および写真画像編集印刷装置2では、比較的データ量の大きい(解像度の高い)編集用画像データを記憶しておき、これを用いて編集処理、印刷処理を行うようにしてもよい。
【0088】
これにより、携帯型電話機1においては少ない記憶容量にて多くの画像を記憶できるとともに、写真画像編集印刷装置2においては、編集印刷において、携帯型電話機1に比較して高解像度での編集や印刷が可能となる。
【0089】
(携帯型電話機における編集処理)
次に、携帯型電話機1における編集処理について図6を参照しながら説明する。図6は、携帯型電話機1における編集処理の流れを示すフローチャートである。まず、携帯型電話機1のユーザは、メニュー画面から編集処理を選択することによって編集処理が開始される(ステップ1(以降、S1のように称する))。そして、編集処理メニューの中から所望とする処理内容がユーザによって選択される(S2)。本実施形態では、編集処理のメニューとして、フレーム合成処理、スタンプ合成処理、描画合成処理、および文字合成処理があるものとする。これらの各編集処理内容は、ユーザからの指示入力に基づいて、編集処理部8によって行われる。
【0090】
S2においてフレーム合成処理が選択されると(S3)、まずS4において、合成対象となる写真画像の選択が行われる。ここで、ユーザインターフェース5における表示画面上に、元画像データ記憶部12に記憶されている元画像が1枚以上表示され、これらの中からいずれか1枚の元画像がユーザによって選択される。なお、この元画像は、撮影処理部18によって撮影された画像であってもよいし、外部からダウンロードした画像であってもよい。
【0091】
写真選択が完了すると、次に合成すべきフレーム画像の選択が行われる(S5)。ここで、ユーザインターフェース5における表示画面上に、フレーム画像記憶部14に記憶されているフレーム画像が1つ以上表示され、これらの中からいずれか1つのフレーム画像がユーザによって選択される。
【0092】
フレーム選択が完了すると、選択された元画像に対して選択されたフレーム画像が合成された合成画像が表示画面上に表示される(S5)。その後、選択された元画像の元画像ID、および選択されたフレーム画像のフレーム画像IDの組み合わせからなる合成画像データが合成画像記憶部13に記憶される(S7)。
【0093】
一方、S2においてスタンプ合成処理が選択されると(S8)、まずS9において、合成対象となる写真画像の選択が行われる。この写真選択処理は、前記したS4における処理と同様となる。
【0094】
写真選択が完了すると、次に合成すべきスタンプ画像の選択が行われる(S10)。ここで、ユーザインターフェース5における表示画面上に、スタンプ画像記憶部15に記憶されているスタンプ画像が1つ以上表示され、これらの中からいずれか1つのスタンプ画像がユーザによって選択される。
【0095】
スタンプ選択が完了すると、次に選択したスタンプを写真画像のどの位置に貼り付けるかの入力が行われる(S11)。この入力は、例えば携帯型電話機1が備える4方向ボタンなどを用いることによって行うことが可能である。ここで、位置を決めるのと同様にして、貼り付けるスタンプの大きさ、角度(回転)を変化させるようにしてもよい。これにより、スタンプの貼り付けをよりユーザの好みに合った状態で行うことが可能となる。
【0096】
スタンプ位置指定が完了すると、選択された元画像に対して選択されたスタンプ画像が指定された位置に貼り付けられた合成画像が表示画面上に表示される(S12)。その後、選択された元画像の元画像ID、選択されたスタンプ画像のスタンプ画像ID、およびスタンプ位置を示す位置データの組み合わせからなる合成画像データが合成画像記憶部13に記憶される(S13)。
【0097】
一方、S2において描画合成処理が選択されると(S14)、まずS15において、合成対象となる写真画像の選択が行われる。この写真選択処理は、前記したS4における処理と同様となる。
【0098】
写真選択が完了すると、次に描画を行おうとするデザインの種類の選択が行われる。ここで、描画画像としては、例えば線描画などが想定され、選択される種類としては、線のデザインなどが挙げられる。ここで、ユーザインターフェース5における表示画面上に、描画画像記憶部16に記憶されている描画画像が1つ以上表示され、これらの中からいずれか1つの描画画像がユーザによって選択される。
【0099】
描画画像の種類選択が完了すると、次に選択した描画画像を写真画像のどの位置に描画するかの入力が行われる(S17)。例えば線入力であれば、線の開始位置および終了位置を指定することによって描画位置を指定することが可能である。この入力は、例えば携帯型電話機1が備える4方向ボタンなどを用いることによって行うことが可能である。
【0100】
描画位置指定が完了すると、選択された元画像に対して選択された描画画像が指定された位置に描画された合成画像が表示画面上に表示される(S18)。その後、選択された元画像の元画像ID、選択された描画画像の描画画像ID、および描画画像の描画位置を示す位置データの組み合わせからなる合成画像データが合成画像記憶部13に記憶される(S19)。
【0101】
一方、S2において文字合成処理が選択されると(S20)、まずS21において、合成対象となる写真画像の選択が行われる。この写真選択処理は、前記したS4における処理と同様となる。
【0102】
写真選択が完了すると、次に文字入力を行う際の文字種の選択が行われる(S22)。ここで、ユーザインターフェース5における表示画面上に、文字画像記憶部17に記憶されている文字画像(フォント)が1つ以上表示され、これらの中からいずれか1つの描画画像がユーザによって選択される。
【0103】
文字種の選択が完了すると、次に文字入力が行われる(S23)。この文字入力は、携帯型電話機1が通常備えている文字入力機能を利用して行われることになる。
【0104】
文字入力が完了すると、次に文字画像を写真画像のどの位置に合成するかの指定が行われる(S24)。この入力は、例えば携帯型電話機1が備える4方向ボタンなどを用いることによって行うことが可能である。
【0105】
文字位置指定が完了すると、選択された元画像に対して選択された文字画像が指定された位置に合成された合成画像が表示画面上に表示される(S25)。その後、選択された元画像の元画像ID、選択された文字種の文字種ID、文字を示すデータ、および文字画像の描画位置を示す位置データの組み合わせからなる合成画像データが合成画像記憶部13に記憶される(S26)。
【0106】
以上のようにして、フレーム合成処理、スタンプ合成処理、描画合成処理、および文字合成処理が完了すると、S27において編集処理を終了するか否かの問い合わせが行われる。ここで、ユーザが編集処理を継続することを選択した場合(S27においてNO)には、S2のステップに戻って、編集処理の処理内容の選択画面に戻る。ここで、既に特定の編集処理が行われた元画像に対して、さらに他の編集処理を行う場合には、合成画像データに、編集処理内容を示すデータが順に追加されていくことになる。一方、編集処理を終了することをユーザが選択した場合(S27においてYES)には、編集処理が終了する(S28)。
【0107】
なお、上記のような携帯型電話機1における編集処理を実現する方式としては、このような処理を行うアプレットを予め携帯型電話機1にインストールしておく方式、および、ウェブサイト上で実現する方式が考えられる。しかしながら、ウェブサイト上で実現する方式の場合、データの送受信を行う毎にパケット通信費用がかかることになるので、アプレットによって処理を行う方式の方が、コスト面で有利であるとともに、処理時間の短縮にもつながるという利点がある。
【0108】
なお、上記のアプレットとは、比較的小規模のアプリケーションプログラムを示すものであり、例えばJava(登録商標)言語によって記述されるJava(登録商標)アプレットなどが挙げられる。
【0109】
(通信処理)
次に、携帯型電話機1と写真画像編集印刷装置2との間での画像データの通信方式について説明する。本実施形態では、携帯型電話機1において撮影された写真画像、およびこの写真画像に対して携帯型電話機1の編集機能によって編集を行った合成画像を、携帯型電話機1から写真画像編集印刷装置2に向けて送信することが可能となっている。そして、写真画像編集印刷装置2では、携帯型電話機1から送られてきた写真画像または合成画像に対して、編集処理を行うことが可能となっているとともに、この画像を印刷することが可能となっている。
【0110】
このようなシステムのメリットとしては次の2点がある。▲1▼編集処理を写真画像編集印刷装置2において行うことによって、携帯型電話機1では不可能な、より詳細な編集処理を行うことが可能となる。▲2▼携帯型電話機1によって撮影した写真画像または携帯型電話機1において保存されている写真画像を、例えば写真シールなどの形態で印刷することが可能となる。
【0111】
本実施形態では、携帯型電話機1から写真画像編集印刷装置2へ画像データを送信する方式として、▲1▼管理サーバ3を介する方式、▲2▼直接送信する方式の2通りを想定するものとする。
【0112】
(通信方式その1)
まず、携帯型電話機1から管理サーバ3を介して写真画像編集印刷装置2へ画像データを送信する方式について説明する。図1は、この通信方式その1における、携帯型電話機1、管理サーバ3、および写真画像編集印刷装置2での処理の流れを示すフローチャートである。なお、図1において、S31〜S34は携帯型電話機1における処理を、S35〜S37は管理サーバ3における処理を、S38〜S42は写真画像編集印刷装置2における処理をそれぞれ示している。
【0113】
まず携帯型電話機1において、画像データ送信処理が開始される(S31)。なお、携帯型電話機1のユーザは、特定の写真画像編集印刷装置2の近辺にいるものとし、目の前の写真画像編集印刷装置2において編集処理および/または印刷処理を行おうとしているものとする。
【0114】
画像データ送信処理において、携帯型電話機1の表示画面上に表示される画面例を図8(a)ないし(e)に示す。ユーザは、携帯型電話機1のメニュー画面から画像データ送信処理メニューを選択すると、表示画面上には図8(a)に示すような画面が表示される。この画面上で「画像確認」が選択されると、図8(b)に示すような画像選択画面が表示される。
【0115】
この画像選択画面では、携帯型電話機1における画像データ記憶部10に記憶されている蓄積写真画像がサムネイル形式で表示される。蓄積されている写真画像が1ページ内に表示しきれない場合には、複数ページにわたってサムネイル画像が表示される。ここで表示される写真画像は、編集処理が施された画像である。例えば元画像としての写真画像が同一で、フレーム画像などが異なる画像は、別の画像として表示されることになる。これらの写真画像の中から、ユーザによって送信すべき画像が選択される(S32)。なお、選択された画像を拡大表示させる機能を持たせ、選択画像を詳細に確認することが可能となっていてもよい。
【0116】
送信すべき画像が選択されると、次に図8(c)に示すような送信先選択画面が表示される。この画面では、送信する画像が表示されるとともに、送信すべき写真画像編集印刷装置2(画面例では落書きステーション)の一覧が表示される。図8(c)に示す画面例では、落書きステーションが設置されているコンビニエンスストア(画面例ではコンビニ)の一覧が表示されているが、これに限定されるものではない。例えば、まず地域を選択してから店舗を選択し、さらに店舗内の特定の写真画像編集印刷装置2を選択する、という手順を踏むような形態であってもよい。これらの送信先一覧から、ユーザによって送信すべき写真画像編集印刷装置2が選択される(S33)。
【0117】
送信先が選択されると、次に図8(d)に示すような送信確認画面が表示される。この画面では、送信する画像が表示されるとともに、送信先の情報が表示される。ここで、画像を変更したい場合には「画像を変更」を選択し、送信先を変更したい場合には「店舗を変更」を選択することによって、送信内容の変更を行うことが可能である。送信内容が確認されたら、「決定」が選択されることによって、送信処理が行われる(S34)。
【0118】
この送信処理では、管理サーバ3に向けて、ユーザID、元画像データ、および合成画像データが送信される。ユーザIDは、携帯型電話機1のユーザを特定することが可能なIDであり、管理サーバ3におけるユーザデータベース46に予め登録されているものとする。このユーザIDは、予め携帯型電話機1に登録されていてもよいし、送信時点でユーザが入力するようになっていてもよい。また、携帯型電話機1を特定するID、例えば携帯型電話機1の電話番号であってもかまわない。
【0119】
元画像データは、S32において選択された画像の元画像、すなわち編集処理が施されていない素の画像データに相当するものであり、元画像データ記憶部12に記憶されているものである。すなわち、元画像データは、例えばJPEG形式などの画像データとして送信されることになる。なお、送信される元画像データには、元画像IDが記録されているものとする。
【0120】
合成画像データは、元画像IDと、合成された編集用画像のID番号(編集用画像ID)および位置、方向などを示すベクトルデータとによって構成されているものであり、合成画像記憶部13に記憶されているものである。すなわち、合成画像データは、画像データ形式のものではなく、ID番号およびベクトルデータから構成されたテキストデータとなっている。
【0121】
管理サーバ3は、携帯型電話機1からユーザID、元画像データ、および合成画像データを受信する(S35)と、まずユーザIDを確認して、ユーザデータベース46に登録されているユーザであるか否かをチェックする。登録ユーザである場合には、次に、合成画像データをチェックし、含まれている編集用画像IDに基づいて、該当する編集用画像データを編集用画像記憶部45に記憶されているデータの中から検索し(S36)、これを取り出す。その後、指定された送信先の写真画像編集印刷装置2に向けて、ユーザID、元画像データ、合成画像データ、および編集用画像データを送信する(S37)。ここで、写真画像編集印刷装置2において適切にデータの受信が完了した(S38)ことが確認されると、その旨が携帯型電話機1に送信され、携帯型電話機1の表示画面上には、図8(e)に示すような送信完了確認画面が表示される。
【0122】
なお、S37の送信処理において、送信すべき編集用画像データが、既に写真画像編集印刷装置2の編集用画像記憶部29に記憶されているか否かを確認し、記憶されていないと判定された場合にのみ編集用画像データを送信するようにしてもよい。すなわち、写真画像編集印刷装置2の編集用画像記憶部29に記憶されていない編集用画像データのみが、管理サーバ3から写真画像編集印刷装置2に送られるようにしてもよい。これにより、送信するデータのデータ量を必要最低限にすることができる。また、このように処理することによって、管理サーバ3における編集用画像記憶部45で新たに加えられた編集用画像データを、必要時に的確に写真画像編集印刷装置2に送信することが可能となる。
【0123】
携帯型電話機1のユーザは、目の前の写真画像編集印刷装置2に画像データが送信されたことを確認すると、写真画像編集印刷装置2に対して、送信した画像データの編集処理を行う指示入力を行う。写真画像編集印刷装置2は、既に受信している画像データが、現在編集処理を要求しているユーザが送信しているものであるかを確認するために、本人確認処理を行う(S39)。この本人確認処理は、例えばユーザIDを入力させることによって、受信したデータに含まれているユーザIDと一致しているかを確認することによって行われる。図9は、ユーザIDとして、携帯型電話機1の電話番号を用いた場合における、写真画像編集印刷装置2の表示画面例を示している。この画面において、ユーザは自分の携帯型電話機1の電話番号を入力することによって本人確認処理が行われる。
【0124】
本人確認処理が完了すると、編集処理が開始される。ここでの編集処理は、通常の写真画像編集印刷装置において行われている編集処理が行われることになる。具体的には、まず、例えば図10に示すような画像選択画面によって、編集する画像の選択処理が行われる。この画像選択画面には、携帯型電話機1から送信した画像の他に、携帯型電話機1から画像を送信する前に、写真画像編集印刷装置2において撮影した写真が含まれていてもよい。
【0125】
編集する画像が選択されると、次に、例えば図11に示すような編集画面によって任意の文字や図形などを書き込む落書き処理の画像を付加するなどの編集処理が行われる。編集画面の中央には、編集対象となる画像が表示され、編集画面の右側には、編集可能な画像の一覧が表示される。また、編集画面の左側上部には、ペン、スタンプ、フレーム、背景ブラシ、明るさ調整などのボタンが表示され、これらのいずれかが選択されることによって所望の編集処理が行われる。また、編集画面左側下部には、消しゴム、背景消しゴム、落書き消しゴムなどのボタンが表示され、これらのいずれかが選択されることによって所望の消去処理が行われる。ここで、前記したように、写真画像編集印刷装置2には、元画像データと、合成画像データとが分離した状態のデータが送信されているので、携帯型電話機1において編集処理が行われている画像であっても、編集用画像のみを消去する、というような処理が可能となっている。
【0126】
編集処理が完了すると、次に分割数設定処理が行われる(S41)。この分割数設定処理は、印刷時において印刷媒体に対してどのような分割で各画像を印刷するかを設定する処理である。通常の分割数設定画面は、例えば図12に示すようになる。この分割数設定画面では、8分割、18分割、30分割、および混合分割の分割イメージが表示されており、ユーザはこれらのいずれかを選択することになる。
【0127】
ここで、印刷する画像の中に携帯型電話機1から受信した画像が含まれている場合には、例えば図13に示すような分割数設定画面が表示される。この分割数設定画面では、30分割および混合分割の分割イメージのみが表示されている。この理由について以下に説明する。一般に、携帯型電話機1から送信される画像データの画素数(解像度)は、例えば写真画像編集印刷装置2において撮影された画像データと比較して、小さいものとなっている。したがって、携帯型電話機1から送信された画像を、印刷媒体上に比較的大きいサイズでプリントしてしまうと、画素のあらが目立ってしまい、プリント品位が悪いように見えてしまうことになる。そこで、印刷する画像の中に、携帯型電話機1から受信した画像が含まれている場合には、その画像の印刷時のサイズが所定の大きさ(画像のあらが見えない程度)以上にならないような分割状態のみを選択可能とするように制御することによって、上記の問題を回避することができる。例えば図13における混合分割では、小さいサイズに分割されている領域にのみ携帯型電話機1から受信した画像が印刷されるように制御する。
【0128】
以上のようにして分割数設定処理が完了すると、これに基づいて印刷処理が行われる(S42)。これにより、携帯型電話機1において記憶されている写真画像を、写真画像編集印刷装置2において編集処理を行った上でプリントアウトすることが可能となる。
【0129】
(通信方式その2)
次に、携帯型電話機1から直接写真画像編集印刷装置2へ画像データを送信する方式について説明する。図7は、この通信方式その2における、携帯型電話機1、管理サーバ3、および写真画像編集印刷装置2での処理の流れを示すフローチャートである。なお、図7において、S51〜S53は携帯型電話機1における処理を、S57〜S59は管理サーバ3における処理を、S54〜S56、S60〜S63は写真画像編集印刷装置2における処理をそれぞれ示している。
【0130】
この通信方式では、画像データは、携帯型電話機1から直接写真画像編集印刷装置2へ直接送信されることになるが、このデータ通信の形式としては、前記したように、赤外線通信および近距離無線通信などのワイヤレス通信による形式、メモリカードなどの記録媒体を介してデータを受け渡す形式、携帯型電話機1と写真画像編集印刷装置2とを専用ケーブルによって直接接続する形式、インターネットなどの公衆ネットワークを利用する形式などが想定される。
【0131】
まず、S51において、ユーザが、携帯型電話機1のメニュー画面から画像データ送信処理メニューを選択することによって画像データ送信処理が開始される。その後、S52において、送信すべき画像の選択が行われる。この画像の選択処理は、前記した通信方式その2において示した方法と同様の方法で行われる。
【0132】
その後、S53において、選択された画像の元画像データおよび合成画像データの送信処理が行われる。ここで、上記のワイヤレス通信による形式でデータ通信が行われる場合、携帯型電話機1と写真画像編集印刷装置2との間での通信状態を確立する処理が行われ、その後通信が行われる。記録媒体を介する形式の場合、記録媒体に、選択された画像の元画像データおよび合成画像データが記録され、この記録媒体を携帯型電話機1から外して写真画像編集印刷装置2のメディアリーダに挿入することによってデータの受け渡しが行われる。専用ケーブルによって接続する形式の場合、専用ケーブルを携帯型電話機1に接続し、通信可能状態となった時点でデータ送信が行われる。インターネットを利用する形式の場合、写真画像編集印刷装置2の表示画面上に、写真画像編集印刷装置2に割り当てられたHTTP(HyperText Transfer Protocol)アドレスを表示し、ユーザが携帯型電話機1のインターネット接続機能によってこのアドレスにアクセスすることによって、データ通信が行われる。
【0133】
以上のようにして携帯型電話機1から写真画像編集印刷装置2に元画像データおよび合成画像データが送信されると、写真画像編集印刷装置2は受信処理を行い(S54)、受信データのチェックを行う。そして、受信した合成画像データの中から編集用画像IDをチェックし、該当IDに対応する編集用画像データが、写真画像編集印刷装置2の編集用画像記憶部29に記憶されているものであるか否かが判定される(S55)。
【0134】
S55においてNO、すなわち、該当IDに対応する編集用画像データが、写真画像編集印刷装置2の編集用画像記憶部29に記憶されていないと判定された場合には、写真画像編集印刷装置2は管理サーバ3にアクセスし、該当IDに対応する編集用画像データの要求信号を送信する(S56)。
【0135】
管理サーバ3は、要求信号を受信する(S57)と、該当IDに基づいて管理サーバ3の編集用画像記憶部45を検索し(S58)、対応する編集用画像データを取り出す。そして、この編集用画像データを要求してきた写真画像編集印刷装置2に対して送信する(S59)。その後、写真画像編集印刷装置2は、管理サーバ3から編集用画像データを受信し(S60)、携帯型電話機1から受信した合成画像データに含まれている全ての編集用画像データが揃ったことを確認し、S61における編集処理が開始される。
【0136】
一方、S55においてYES、すなわち、該当IDに対応する編集用画像データが、写真画像編集印刷装置2の編集用画像記憶部29に記憶されていると判定された場合には、そのままS61における編集処理が開始される。
【0137】
以降、S61における編集処理、S62における分割数設定処理、およびS63における印刷処理が、前記した通信方式その1における編集処理、分割数設定処理、および印刷処理と同様にして行われる。
【0138】
なお、上記では、静止画としての写真画像に対して編集処理が行われる例について示したが、この静止画は、例えば動画像データの中の1フレーム分を抽出した画像であってもかまわない。また、動画像に対してフレーム画像などの編集処理を行い、動画像自体を送受信することが可能となっていてもよい。さらに、編集用画像が動画像であってもよい。
【0139】
また、上記では、携帯型電話機1から写真画像編集印刷装置2に対して画像データ(元画像データおよび合成画像データ)が送信される例を示したが、写真画像編集印刷装置2から携帯型電話機1に画像データを送信することが可能となっていてもよいし、携帯型電話機1同士で画像データを送受信することも可能である。
【0140】
以上のように、本実施形態に係る携帯型電話機1としての携帯型端末装置は、データ通信機能を有する携帯型端末装置であって、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、上記元画像に対して1つ以上の編集用画像が合成された画像を上記データ通信機能によって外部に送信する際に、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立して送信する構成である。
【0141】
また、上記携帯型端末装置は、上記の構成において、写真撮影を行う撮像素子を備えた撮影処理部をさらに備え、上記撮影処理部によって撮影された写真画像を上記元画像データ記憶部に元画像データとして記憶する構成としてもよい。
【0142】
上記の構成によれば、撮影処理部によって撮影された写真画像に対して、編集処理を行うことが可能となる。よって、従来の写真シール自動販売機において行われていた撮影処理および編集処理を携帯型端末装置において行うことが可能となる。
【0143】
また、本実施形態に係る写真画像編集印刷装置2としての画像印刷装置は、外部とのデータ通信を行う通信処理部と、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部と、上記元画像データと上記編集用画像データとが合成された画像を印刷媒体に印刷する印刷処理部とを備え、上記通信処理部によって、外部から、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立した状態で受信する構成である。
【0144】
また、上記画像印刷装置は、上記の構成において、写真撮影を行う撮像素子を備えた撮影処理部をさらに備え、上記撮影処理部によって撮影された写真画像を上記元画像データ記憶部に元画像データとして記憶する構成としてもよい。
【0145】
上記の構成によれば、撮影処理部によって撮影された写真画像に対して、編集処理を行うことが可能となる。よって、外部から受信した写真画像と、画像印刷装置において撮影した写真画像との両方を同じ印刷媒体上に印刷する、というような処理を行うことが可能となる。
【0146】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る携帯型端末装置は、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、上記元画像に対して1つ以上の編集用画像が合成された画像を上記データ通信機能によって外部に送信する際に、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立して送信する構成である。
【0147】
これにより、受信側では、これらを組み合わせることによって合成された画像を復元することが可能であるとともに、元画像データのみを取り出すことも可能となる。よって、受信側において、例えば合成された画像の中から特定の編集用画像のみを消去して、別の編集用画像を合成する、というような再編集作業を行うことが可能となるという効果を奏する。
【0148】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、上記編集用画像を複数記憶する編集用画像記憶部をさらに備え、上記編集用画像記憶部に記憶されている編集用画像のそれぞれに編集用画像IDがふられているとともに、上記合成画像データが、上記編集用画像IDによって、合成される編集用画像データを特定するものである構成としてもよい。
【0149】
これにより、上記の構成による効果に加えて、送信される合成画像データには、編集用画像データそのものを含める必要がなく、よりデータ量の小さい編集用画像IDを含めるだけでよいことになる。よって、通信時のデータ量を低減することができるので、通信コストの低減、および通信時間の低減を図ることができるという効果を奏する。
【0150】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、上記合成画像データが、上記編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいる構成としてもよい。
【0151】
これにより、上記の構成による効果に加えて、例えばベクトルデータを、対応する編集用画像を元画像に対して合成する際の位置情報を示すデータとすることによって、編集用画像を元画像における適切な位置に配置して合成することが可能となるという効果を奏する。
【0152】
また、本発明に係る携帯型端末装置は、上記元画像データ記憶部から元画像データを読み出し、該元画像データに対して上記編集用画像によって編集処理を行う編集処理部をさらに備えている構成としてもよい。
【0153】
これにより、上記の構成による効果に加えて、ユーザは、携帯型端末装置において元画像と編集用画像とを合成した画像を外部に送信することが可能となるという効果を奏する。
【0154】
また、本発明に係る画像通信プログラムは、上記本発明に係る携帯型端末装置における処理をコンピュータに実行させるものである。
【0155】
これにより、上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記携帯型端末装置の機能を実現することが可能となるという効果を奏する。
【0156】
また、本発明に係る画像印刷装置は、外部とのデータ通信を行う通信処理部と、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部と、上記元画像データと上記編集用画像データとが合成された画像を印刷媒体に印刷する印刷処理部とを備え、上記通信処理部によって、外部から、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立した状態で受信する構成である。
【0157】
これにより、元画像データと合成画像データとがそれぞれ独立した状態で受信されることによって、これらを組み合わせることによって合成された画像を復元することが可能であるとともに、元画像データのみを取り出すことも可能となる。よって、例えば合成された画像の中から特定の編集用画像のみを消去して、別の編集用画像を合成する、というような再編集作業を行い、再編集が行われた画像を印刷する、というような処理を行うことが可能となるという効果を奏する。
【0158】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記編集用画像データを複数記憶する編集用画像記憶部をさらに備え、上記編集用画像記憶部に記憶されている編集用画像のそれぞれに編集用画像IDがふられているとともに、上記合成画像データが、上記編集用画像IDによって、合成される編集用画像データを特定するものである構成としてもよい。
【0159】
これにより、上記の構成による効果に加えて、受信する合成画像データには、編集用画像データそのものを含める必要がなく、よりデータ量の小さい編集用画像IDを含めるだけでよいことになる。よって、通信時のデータ量を低減することができるので、送信側における通信コストの低減、および通信時間の低減を図ることができるという効果を奏する。
【0160】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記合成画像データが、上記編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいる構成としてもよい。
【0161】
これにより、上記の構成による効果に加えて、例えばベクトルデータを、対応する編集用画像を元画像に対して合成する際の位置情報を示すデータとすることによって、編集用画像を元画像における適切な位置に配置して合成することが可能となるという効果を奏する。
【0162】
また、本発明に係る画像印刷装置は、上記元画像データ記憶部から元画像データを読み出し、該元画像データに対して上記編集用画像によって編集処理を行う編集処理部をさらに備えている構成としてもよい。
【0163】
これにより、上記の構成による効果に加えて、受信した元画像データおよび編集用画像データが合成された画像に対して、例えば合成された画像の中から特定の編集用画像のみを消去して、別の編集用画像を合成する、というような再編集作業を行うことが可能となるという効果を奏する。
【0164】
また、本発明に係る画像印刷装置は、外部から受信した合成画像データに含まれている上記編集用画像IDに対応する編集用画像データが、上記編集用画像記憶部に記憶されていない場合に、編集用画像データを管理している外部の画像通信管理サーバから該当編集用画像データをダウンロードする構成としてもよい。
【0165】
これにより、上記の構成による効果に加えて、編集用画像データが次々と新しく更新される場合にも、画像印刷装置は適切に編集用画像データのアップデートを行うことが可能となるという効果を奏する。
【0166】
また、本発明に係る画像印刷プログラムは、上記本発明に係る画像印刷装置における処理をコンピュータに実行させるものである。
【0167】
これにより、上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記画像印刷装置の機能を実現することが可能となるという効果を奏する。
【0168】
また、本発明に係る画像通信管理サーバは、外部とのデータ通信を行う通信処理部と、写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、上記本発明に係る携帯型端末装置から、上記元画像データおよび上記合成画像データ、ならびに、該携帯型端末装置または該携帯型端末装置のユーザを特定するユーザIDを受信するとともに、上記本発明に係る画像印刷装置に対して、上記元画像データ、上記合成画像データ、上記ユーザID、および、上記合成画像データに含まれている編集用画像データを送信する構成である。
【0169】
これにより、例えば合成画像データが、合成される編集用画像データを編集用画像IDによって特定するものとなっている場合、携帯型端末装置は編集用画像データそのものを送信する必要がないので、携帯型端末装置が送信するデータのデータ量を低減することが可能となる。よって、通信コストを低減することができるとともに、比較的通信速度が遅い携帯型端末装置による通信時間を低減することができるという効果を奏する。
【0170】
また、画像通信管理サーバから画像印刷装置に対して編集用画像データを送信することが可能となっていることによって、例えば新たに生成された編集用画像データで、画像印刷装置においてまだ記憶されていない編集用画像データを用いることが可能となるという効果を奏する。
【0171】
また、本発明に係る画像通信プログラムは、上記本発明に係る画像通信管理サーバにおける処理をコンピュータに実行させるものである。
【0172】
これにより、上記プログラムをコンピュータシステムにロードすることによって、上記画像通信管理サーバの機能を実現することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る写真画像通信システムにおいて、携帯型電話機から管理サーバを介して写真画像編集印刷装置へ画像データを送信する方式における、携帯型電話機、管理サーバ、および写真画像編集印刷装置での処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】上記写真画像通信システムの概略構成を概念的に示す模式図である。
【図3】上記携帯型電話機の概略構成を示すブロック図である。
【図4】上記写真画像編集印刷装置の概略構成を示すブロック図である。
【図5】上記管理サーバの概略構成を示すブロック図である。
【図6】上記携帯型電話機における編集処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】携帯型電話機から直接写真画像編集印刷装置へ画像データを送信する方式における、携帯型電話機、管理サーバ、および写真画像編集印刷装置での処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】同図(a)ないし(e)は、画像データ送信処理において、携帯型電話機1の表示画面上に表示される画面例の図である。
【図9】ユーザIDとして、携帯型電話機の電話番号を用いた場合における、写真画像編集印刷装置の表示画面例を示す図である。
【図10】写真画像編集印刷装置における編集処理時の画像選択画面例を示す図である。
【図11】写真画像編集印刷装置における編集処理時の編集画面例を示す図である。
【図12】写真画像編集印刷装置における分割数設定処理時の画面例を示す図である。
【図13】写真画像編集印刷装置における分割数設定処理時の別の画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯型電話機(携帯型端末装置)
2 写真画像編集印刷装置(画像印刷装置)
3 管理サーバ(画像通信管理サーバ)
4 通信インターフェース
5 ユーザインターフェース
7 データ通信処理部
8 編集処理部
10 画像データ記憶部
11 編集用画像記憶部
12 元画像データ記憶部
13 合成画像記憶部
18 撮影処理部
21 接客インターフェース
22 通信インターフェース
23 撮影処理部
24 編集処理部
25 印刷処理部
26 通信処理部
28 画像データ記憶部
29 編集用画像記憶部
30 元画像データ記憶部
31 合成画像記憶部
41 通信インターフェース
42 データ通信処理部
44 画像データ記憶部
45 編集用画像記憶部
46 ユーザデータベース
48 元画像データ記憶部
49 合成画像記憶部

Claims (13)

  1. データ通信機能を有する携帯型端末装置であって、
    写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、
    上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、
    上記元画像に対して1つ以上の編集用画像が合成された画像を上記データ通信機能によって外部に送信する際に、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立して送信することを特徴とする携帯型端末装置。
  2. 上記編集用画像を複数記憶する編集用画像記憶部をさらに備え、
    上記編集用画像記憶部に記憶されている編集用画像のそれぞれに編集用画像IDがふられているとともに、上記合成画像データが、上記編集用画像IDによって、合成される編集用画像データを特定するものであることを特徴とする請求項1記載の携帯型端末装置。
  3. 上記合成画像データが、上記編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいることを特徴とする請求項1または2記載の携帯型端末装置。
  4. 上記元画像データ記憶部から元画像データを読み出し、該元画像データに対して上記編集用画像によって編集処理を行う編集処理部をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の携帯型端末装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の携帯型端末装置における処理をコンピュータに実行させる画像通信プログラム。
  6. 外部とのデータ通信を行う通信処理部と、
    写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、
    上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部と、
    上記元画像データと上記編集用画像データとが合成された画像を印刷媒体に印刷する印刷処理部とを備え、
    上記通信処理部によって、外部から、上記元画像データと、上記合成画像データとをそれぞれ独立した状態で受信することを特徴とする画像印刷装置。
  7. 上記編集用画像データを複数記憶する編集用画像記憶部をさらに備え、
    上記編集用画像記憶部に記憶されている編集用画像のそれぞれに編集用画像IDがふられているとともに、上記合成画像データが、上記編集用画像IDによって、合成される編集用画像データを特定するものであることを特徴とする請求項6記載の画像印刷装置。
  8. 上記合成画像データが、上記編集用画像データに対応付けられたベクトルデータを含んでいることを特徴とする請求項6または7記載の画像印刷装置。
  9. 上記元画像データ記憶部から元画像データを読み出し、該元画像データに対して上記編集用画像によって編集処理を行う編集処理部をさらに備えていることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一項に記載の画像印刷装置。
  10. 外部から受信した合成画像データに含まれている上記編集用画像IDに対応する編集用画像データが、上記編集用画像記憶部に記憶されていない場合に、編集用画像データを管理している外部の画像通信管理サーバから該当編集用画像データをダウンロードすることを特徴とする請求項7記載の画像印刷装置。
  11. 請求項6ないし10のいずれか一項に記載の画像印刷装置における処理をコンピュータに実行させる画像印刷プログラム。
  12. 通信ネットワークに接続された画像通信管理サーバであって、
    外部とのデータ通信を行う通信処理部と、
    写真画像などからなる元画像データを記憶する元画像データ記憶部と、
    上記元画像に対して合成される1つ以上の編集用画像に関する情報を示す合成画像データを記憶する合成画像記憶部とを備え、
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の携帯型端末装置から、上記元画像データおよび上記合成画像データ、ならびに、該携帯型端末装置または該携帯型端末装置のユーザを特定するユーザIDを受信するとともに、
    請求項6ないし10のいずれか一項に記載の画像印刷装置に対して、上記元画像データ、上記合成画像データ、上記ユーザID、および、上記合成画像データに含まれている編集用画像データを送信することを特徴とする画像通信管理サーバ。
  13. 請求項12記載の画像通信管理サーバにおける処理をコンピュータに実行させる画像通信管理プログラム。
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