JP2004165729A - テレビ受信機と受信状態情報管理装置 - Google Patents

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Toshiaki Mizushima
水島敏明
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Abstract

【課題】放送の受信状態とその時の位置情報を関連づけて記憶する記憶部を有し、受信状態が悪化した時は、この記憶部より同じ番組が受信できるチャネル情報を検索し、その番組が受信できる場所を詳細に知ることができる装置が知られている。しかし、受信状態情報を個々のテレビ受信器が収集することは非常に時間と労力が必要である。
【解決手段】受信状態情報を統合的に管理するサーバを設け、該サーバーが多くのテレビ受信機と通信して受信状態情報を収集し、大規模なデータベースを構築する。テレビ受信機は、このサーバにアクセスすることで、受信状態情報を取得する。サーバは受信可能な場所までのルート案内情報も提供する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、GPS通信機能を有す可搬型のテレビ放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体にアナログテレビ受信機を搭載し、移動先にて番組を受信・視聴できることは公知の技術であり、2003年に放送が開始される地上デジタル放送においても同様の移動受信が想定される。
【0003】
特開平5−83648では、移動体にGPS(Global Positioning System)を搭載することで、現在位置情報を獲得し、その現在位置において受信可能なチャネルを明示する技術が開示されている。
【0004】
特開平5−83648の従来技術は、図12に示すように、自動車(1210)に設置されて人工衛星(1209)から常時送られてくる電波を受信することで自動車(1210)の現在位置を測位するGPS装置(3)、GPS装置(3)で測位した現在位置情報を基にして、どこの放送局エリアに所属しているかを判断する放送局エリア判断装置(1201)とを有している。さらに、放送局エリア判断装置(1201)に記憶されている放送局エリアに対応して、テレビチャネルを記憶させておくチャネルメモリー部(1204)、放送局エリア判断装置(1201)で判断された放送局エリアより、それに対応したチャネルをチャネルメモリー(1204)より呼び出すチャネル制御部(1203)、チャネル制御部(1203)で呼び出したチャネルをテレビ受信回路(1206)に通じて、各チャネルの受信感度を調べる受信感度レベル検索部(1205)、チャネル制御部(1203)で呼び出したチャネルを表示する受信可能チャネル表示部(1207)、受信感度レベル検索部(1205)で調べた受信感度を調べる受信レベル表示部(1208)で構成されている。
【0005】
即ち、GPS装置(3)において測位した自動車(1210)の位置情報(緯度、経度、高度)をもとにして、放送局エリア判断装置(1201)で自動車(1210)の現在位置がどこの放送局のエリアに属しているかを調べ、チャネルメモリー部(1204)に記憶されている該当テレビチャネルをチャネル制御部(1203)で呼び出している。
【0006】
また、特開平10−13752においては、現在位置情報を基に受信可能なチャネルのみを走査することで、高速に受信可能チャネルを記憶する技術が開示されている。
【0007】
特開平10−13752の従来技術は、図13に示すように、テレビ放送受信アンテナ(14)、チューナ(1)、フィルター(1301)、映像中間周波増幅器(1302)、映像検波器(1303)、PLL回路(1304)、フィルタ−(1305)、音声中間周波増幅器(1306)、音声検波器(1307)で構成される受信ブロック(1316)と、受信したチャネルの音声の電界強度を示すシグナルメータ(1312)、映像中間周波増幅器(1302)から出力される映像信号の電界強度を示すAFS(1311)、及びモニター(1308)、スピーカー(18)を含んだ構成と成っている。
【0008】
即ち、図14に示すように、自動車の走行に応じて時々刻々変化する自動車の現在位置を車両位置検出器(1314)により確認する(ステップ1401)。サービスエリアデータ記憶手段(1315)に記憶されているデータをサーチし(ステップ1402)、車両の現在位置において受信可能なチャネル放送があるか否かを検索する(ステップ1403)。受信可能なチャネル放送があった場合、チャネルデータをPLL回路(1304)に出力し(ステップ1404)、受信ブロック(1316)にてこのチャネルを受信する(ステップ1405)。受信したチャネルの音声の電界強度を示すシグナルメータ(1312)の出力と、映像の電界強度を示すAFS(1311)の双方の出力が、予め定めた一定値以上であれば、受信可能チャネルとして、このチャネルを制御部(1313)内の記憶部に記憶する(ステップ1408)。
【0009】
さらに、特願2002−302062においては、図15に示す如く、テレビ放送受信アンテナ(14)、GPSアンテナ(15)、GPS処理部(3)、テレビ放送受信処理部(6)、CPU(5)、受信状態データ記憶部(4)、画像信号処理部(7)、ディスプレイ部(18)、地図データ記憶部(16)で構成されていて、次に記述する動作を行なう。
【0010】
自動車などの移動体が、特願2002−302062の装置を装着して走行することにより、ナビゲーション機能と連動して現在位置を確認し、一定間隔毎にテレビ放送のチャネルスキャンを行なって受信可能なチャネルを確認し、位置情報と受信可能なチャネル情報を受信状態記憶部(4)に記憶していた。さらに、同じ番組を見つづけたい場合は、移動体の移動に伴って変化する受信状態に対応して、同じ番組を放送している受信可能なチャネルを追尾していく技術が開示されている。さらに、同じ番組が受信不可能となった場合は、受信可能な場所まで、ルート案内する技術も開示されている。
【0011】
【特許文献1】
特開平5−83648号公報
【特許文献2】
特開平10−13752号公報
【特許文献3】
特願2002−302062
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術はいずれも、位置情報と受信可能チャネルを移動体毎に記憶する必要があり、その記憶のために余分な不揮発性メモリやCD−ROM、DVDといった記憶装置が必要となるため、装置の大型化、コストアップを伴うという問題があった。
【0013】
さらに、移動体が全国各地、例えば山間部や都市部といった様々な受信環境下を移動する可能性を考えると、正確な受信可能チャネルを全国各地に渡って作成することに多大な労力を要するという問題があった。
【0014】
さらに、新たな放送局の開設や、ビルの建設や解体、森林の伐採といった受信環境の変化によりある位置における受信可能チャネルが増減する場合に対応が出来ないという問題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、複数のテレビ受信機と通信を行なう通信手段と、該通信手段を介して、通信相手のテレビ受信機から該テレビ受信機における各テレビ放送の受信状態情報と、該テレビの位置情報を取得する受信状態情報取得手段と、該受信状態情報取得手段によって取得された情報を記憶する受信状態記憶手段と、上記通信手段を介して、テレビ受信機から受信状態情報の送信要求がある場合に、該テレビ受信機が要求する条件の受信状態情報を該テレビ受信機に送信することができる受信状態情報管理装置である。
【0016】
さらに、管理する地理的な地域を複数の部分エリアに分割し、テレビ受信機から受信した位置情報をその位置が含まれる該部分エリア情報に変換し、該部分エリア毎に受信状態情報を記憶する事もできる。
【0017】
また、テレビ放送信号を受信する放送受信手段と、現在位置を確認するための現在位置確認手段と、受信された各テレビ放送波の受信状態を確認する受信状態確認手段と、該受信状態確認手段によって確認された受信状態を表わす受信状態情報と上記現在位置を関連づけて記憶する第一記憶手段と、該第一記憶手段に記憶されている情報を受信状態情報管理装置に送信する通信手段を有する事を特徴とするテレビ受信機でもある。
【0018】
一方、テレビ放送信号を受信する放送受信手段と、現在位置を確認するための現在位置確認手段と、該現在位置確認手段により確認された位置情報を受信状態情報管理装置に送信して、該位置での受信状態情報を取得することができる通信手段とを有する事を特徴とするテレビ受信機でもある。
【0019】
上記の如く獲得された受信状態情報を用いて、受信チャネルの設定を行なうこともできる。
【0020】
さらに、地図データを保存する第二記憶手段と、該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段とを有し、本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置と、該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域を含む地図を表示する事もできる。
【0021】
さらに、地図データを保存する第二記憶手段と、該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段を有し、本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置から該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域までのルートを上記地図データより探索するルート探索手段とを有し、該ルート探索手段によって探索されたルートに従ってルート案内を行なう事もできる。
【0022】
さらに、地図データを保存する第二記憶手段と、該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段と、該表示手段においてテレビ放送を表示しながら同時にルート案内可能なナビゲーション手段と、本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置から目的地までを該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域を最大限に介して結ぶルートを上記地図データより再探索するリルート手段とを有し、該リルート手段によって探索された新ルートに従ってルート案内を行なう事もできる。
【0023】
ここで、上記受信状態情報が、少なくとも放送局ID、チャネル周波数、受信強度情報を含むものとすることができる。
【0024】
さらに、上記放送局IDが、同系列ネット局を示す情報や番組IDを含むものとすることができる。
【0025】
さらに、上記受信強度情報に対して予め定められた閾値を有し、上記受信強度が該閾値以下となった場合に受信不可能な状態であると判断する事ができるものとすることができる。
【0026】
或いは、上記受信強度が上記閾値以下となった場合に、上記受信強度情報として受信不可能フラグを記憶する事ができるように構成しても構わない。
【0027】
一方、受信された放送局IDにより放送局が確認できない場合に、受信不可能フラグを上記受信状態情報として記憶してもよい。
【0028】
ここでは、視聴中のテレビ番組が視聴不可能となった場合に、上記通信手段により、現在視聴中の放送局に関する情報を受信状態情報管理装置から取得できるものとする。
【0029】
さらには、視聴中のテレビ番組が視聴不可能となった場合に、上記通信手段により、受信状態情報管理装置から該放送局のネット局の情報が受信可能な地域の情報を取得できるものとしても構わない。
【0030】
さらに、視聴中のテレビ番組が視聴不可能となった場合に、上記通信手段により、受信状態情報管理装置から同じ番組が受信可能な地域の情報を取得できるように構成しても構わない。
【0031】
さらに、ここでは、上記現在位置確認手段が、GPS衛星との通信手段を含むように構成しても構わない。
【0032】
或いは、上記現在位置確認手段が、ジャイロセンサーと速度センサ、及び各センサーからの信号を処理するセンサー信号処理手段を含むように構成して構わない。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図面に沿って具体的に説明する。
【0034】
本発明の実施例における機能ブロック図を図1に示す。本発明は、受信状態管理サーバ(20)、及び受信状態管理サーバ(20)と通信を行う複数のテレビ受信機(10)から構成され、ブロック図ではそれを模式的に示してある。
【0035】
まず、テレビ受信機(10)は、テレビ放送を受信するためのチューナ部(1)、テレビ受信機(10)全体の動作制御を行なう制御部(2)、GPSにより現在位置の緯度経度情報を取得するGPS処理部(3)、制御部(2)を通じてチューナ部(1)を制御することで地上波テレビ信号について受信可能性のある周波数帯を走査し、その結果を各チャネル毎に記憶する受信状態テーブル(4)、制御部(2)からの制御で受信状態テーブル(4)の状態をネットワーク経由で受信状態管理サーバ(20)に送信したり、受信状態管理サーバ(20)から現在位置に対応した受信状態テーブル(4)を同じくネットワーク経由で取得し、受信状態テーブル(4)の更新を行なうためのネットワークI/F(5)、チューナ部(1)からの信号を受信して、映像や音声を利用者に提示する通常のテレビとしての処理を行なうTV処理部(6)で構成されている。
【0036】
また、受信状態管理サーバ(20)は、全国に渡って、位置情報から受信可能なチャネルとその受信状態を牽き出すことのできる受信状態テーブル(全国)(11)、複数のテレビ受信機と通信が可能で、各テレビ受信機の有する受信状態テーブル(4)の情報を参照したり、また、受信状態テーブル(全国)(11)の内容を各テレビ受信機(4)が参照することを可能にするネットワークI/F(12)、受信状態管理サーバ全体の動作を制御する制御部(13)とで構成されている。
【0037】
ここで、受信状態管理サーバの持つ受信状態テーブル(全国)(11)の構造についての一例を図2に示す。位置情報については、全国地図をメッシュ状に細分化し、各メッシュについてメッシュ番号を付加したものとし、メッシュ番号に対し受信可能なチャネルと、その受信状態を1(受信状態不良)〜10受信状態良好の10段階で示した数値と、受信状態を測定した日付・時刻をタイムスタンプとして格納したテーブルとする。しかし、本発明の受信状態テーブルの構造は上記の構造に限定されるものではなく、種々の方法が可能である。
【0038】
また、テレビ受信機(10)の持つ受信状態テーブル(4)も同様に、図3に示すような構造を有している。ここでは、位置情報として受信機の存在する緯度経度情報を格納し、それに加えて受信可能なチャネルと、その受信状態を1(受信状態不良)〜10(受信状態良好)の10段階で示した数値と、受信状態を測定した日付と時刻をタイムスタンプとして格納している。
【0039】
ここで、受信状態は、例えば、その受信チャネル毎の受信電界強度を測定し、9段階の閾値を予め設定しておいて、その閾値との大小関係によって決定される。このような受信電界強度は、チューナ部(1)によって測定され、制御部(2)によって判定される。さらに詳しくは、この受信電界強度の測定には、特開平10−13752号公報に開示されているような、受信映像中間周波数信号より判別する従来技術で実施可能である。
【0040】
しかし、受信状態のデータは、上記の表現方法に限定されるものではない。例えば、10段階に限定されるものではなく、少なくとも受信可能か、不可能かを示す2段階以上あれば本発明は実現できる。
【0041】
さらに、受信状態の測定は、電界強度の測定に限定されるものではなく、例えばデジタル放送の場合であれば、放送局を示すIDデータを認識できるかどうかで判断しても構わないし、或いは受信信号のエラーレートを計算し、エラーレートに対して閾値を設けて判断しても構わない。
【0042】
次に受信状態管理サーバの動作について説明する。ここでは、受信状態管理サーバは、図4に示す如く、携帯電話のシステムのように、そのカバーエリアをセル構造で構成するものとする。即ち、全国を多数のセルに分割し、受信状態管理サーバを各セル内に配置し、各受信状態管理サーバは、各自が管理するセル内の受信状態情報を保持する。さらに、各セルは図4の受信状態管理サーバ8のセルに示しているように、全国の地図を分割した複数のメッシュで構成されている。各受信状態管理サーバは、このメッシュ毎にデータを作成する。図5にその動作のフローチャートを示す。
【0043】
まず、受信状態管理サーバの初期設定において、各放送局より入手できる各放送局の放送エリアの情報に基づいて、受信状態テーブル(全国)(11)に各メッシュ毎に受信可能チャネルと受信状態を記録する(ステップ501)。しかし、各放送局の放送エリア情報が入手できない場合は、この初期設定を省略しても差し支えない。このとき、各受信状態管理サーバが保持するのは、各自が管理するセル内の情報である。
【0044】
次に、受信状態管理サーバは、ネットワークI/F(12)を制御部により制御して、その管理セル内にある各テレビ受信機と、ネットワークI/F(5)を介しての通信を確立する(ステップ502)。この通信は、電話回線を使用しても良いし、テレビ放送波に重曹しても構わない。ここで、テレビの各放送局のカバーエリアをセルと一致させ、受信状態管理サーバを各放送局の送信所内に配置すれば、後者の方法は簡単に実現できる。
【0045】
各テレビとの通信が確立されると、通信可能な各テレビ受信機から、そのテレビ受像機がチャネルサーチをして得た受信状態テーブル(4)が送られてくる(ステップ503)。この時、テレビからは位置情報が緯度、経度データで送られてくるので、この位置データを図2に示したようなメッシュ番号に変更する(ステップ504)。各メッシュは、その位置情報がわかっているため、緯度、経度からメッシュ番号を算出するのは容易である。
【0046】
次に、受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルから、そのメッシュ番号のチャネル番号とタイムスタンプを読み出す(ステップ505)。各チャネル番号毎に、この読み出されたタイムスタンプと、テレビ受信機から受信した受信状態テーブルのタイムスタンプを比較する(ステップ506)。テレビ受像機から受信した受信状態テーブルと受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルに同じチャネルの情報がある場合は(ステップ507)、テレビ受像機から受信した受信状態テーブルのデータの方が新しければ(ステップ508)、受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルのデータをテレビ受像機から受信した受信状態テーブルのデータで更新する(ステップ509)。
【0047】
また、テレビ受像機から受信した受信状態テーブルと受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルに同じチャネルの情報がない場合は(ステップ507)、受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルにそのデータをテレビ受像機から受信した受信状態テーブルのデータで更新する(ステップ509)。
【0048】
このように、テレビ受像機から受信した受信状態テーブル内の各チャンネルに関するタイムスタンプを順に比較する。その順序はいかなる順序であっても構わない。テレビ受像機から受信した受信状態テーブル内の全てのチャネルについて比較が終了したとき(ステップ510)、受信状態管理サーバ内の受信状態テーブル内に、テレビ受像機から受信した受信状態テーブル内の受信状態テーブルに存在しないチャネルの情報が存在する場合(ステップ511)、そのチャネルの情報を消去する(ステップ512)。
【0049】
このテレビ受信機との通信を終了した後(ステップ513)、次に、他のテレビ受信機との通信を開始し(ステップ514)、上記と同じ処理を繰り返す。
【0050】
このように、各受信状態管理サーバが、その管理セル内に存在する全てのテレビ受像機と通信し、その受信状態テーブルを常に獲得する。
【0051】
このとき、各テレビ受像機と通信する順序は、どのような順序でもよい。また、複数のテレビ受像機と同時に通信して、図5に示す処理を、複数、並行処理を行なっても構わない。
【0052】
次に、据え置き型のテレビ受像機の動作について説明する。据え置き型のテレビ受像機の動作のフローチャートを図6に示す。据え置き型テレビ受信機を設置して最初に利用する際には、GPS処理部(3)により現在位置情報として得た後(ステップ601)、緯度経度情報をネットワークI/F(5)を経由して受信状態管理サーバに送信して、受信状態テーブルの送信要求をする。受信状態管理サーバでは、受信した緯度経度情報を該当するメッシュ番号に変更し、そのメッシュ番号に対応する受信状態テーブルを読出し、返送してくる(ステップ602)。返送されてきた受信状態テーブルを受信し、受信状態テーブル(4)に記憶する(ステップ603)。
【0053】
その後、受信状態テーブル(4)の内容に従い、制御部(2)を経由してチューナ部(1)から、受信チャネルの走査を行い(ステップ604)、受信可能テーブルの情報を更新する。ここで、新しい受信可能チャネルが検出された場合は(ステップ605)、そのチャネルと受信状態、及び現在時刻をタイムスタンプとして、受信状態テーブル(4)に追加記憶する(ステップ606)。この時、可能であれば、放送局IDも記憶しておく。
【0054】
一方、新しい受信可能チャネルが検出されなかった場合や(ステップ605)、新しい受信可能チャネルの追加記憶が終了した後、受信状態テーブル(4)を各チャネル毎に更新し、タイムスタンプも現在時刻で更新する(ステップ607)。
【0055】
さらに、受信状態テーブル(4)では、受信可能であったが、チャネルサーチの結果、受信できなかった場合は(ステップ608)、そのチャネルのデータを受信状態テーブル(4)内から削除する(ステップ609)。
【0056】
このように更新された受信状態テーブル(4)は、受信状態管理サーバに送信される(ステップ610)。その後、一定時間が経過すると(ステップ611)、現在位置情報を獲得し(ステップ612)、図6のフローを繰り返して、定期的に受信状態テーブルを更新して、受信状態管理サーバに送信する。ここでいう一定時間とは、例えば1時間であるが、これに限定されるものではない。
【0057】
また、ステップ601からステップ603に示した初期化利用時の処理は、利用者がテレビ受信機の初期化ボタンを押すことで機能をするように初期化ボタンを、ハード的に或いはソフト的に設けても構わない。或いは、GPS処理部(3)による現在位置が受信状態テーブルに記憶されている位置情報と異なっていた際に自動的に起動するようにしても構わない。
【0058】
ここで、図6の処理は、利用者がテレビを視聴していない時間帯で、かつ通常テレビが放送されている時間帯において、受信可能チャネル以外のチャネルも含めた全てのチャネルのサーチを行なうものとする。これによって、テレビ受信機が置かれている環境において、新たな放送が始まった場合、また電波環境の変化により受信状態が変わった場合も、最新の受信可能チャネルと受信状態が記憶され、さらにこの記憶内容が受信状態管理サーバ上の受信状態テーブル(11)に反映される。そのため、他のテレビ受信機をこのテレビの近くに設置する場合、既に得られている最新の受信状態テーブルを利用して、受信可能なチャネルのみをチャネル設定することができ、速やかに視聴ができるようになる。
【0059】
次に、携帯型のテレビ受像機の通信動作について図7のフローチャートを用いて説明する。まず移動中であるとすると、GPS処理部(3)により現在位置情報として得た後(ステップ701)、チャネルサーチを行ない、チャネル毎の受信状態を確認して受信状態テーブル(4)を作成する(ステップ702)。ここで、携帯型テレビ受信機は、受信状態管理サーバにアクセスし(ステップ703)、受信状態テーブルを現在位置情報と共に送信する(ステップ704)。送信が終了した時点で、受信状態管理サーバとの接続を終了する。
【0060】
さらに、移動を続け(ステップ705)、一定時間毎に現在位置情報を獲得する(ステップ706)。ここで、一定時間毎とは、1分間隔であってもよいし、1秒間隔であってもよく、如何なる時間間隔であっても可能である。
【0061】
次に、一定距離を移動したことが確認された場合(ステップ707)、再びチャネルサーチを行い、ステップ2からステップ707までの処理を繰り返す。ここで、一定距離とは、例えば100mとすることができるが、これに限定されるものではなく、以下なる距離であっても構わない。
【0062】
従って、図4に示す各セル内における複数の携帯型テレビ受信機及び据え置き型テレビ受信機から様々な位置における受信状態テーブル(4)が受信状態管理サーバに集められる。このようにして集められた複数受信状態テーブル(4)を統合して、受信状態テーブル(11)が形成される。
【0063】
次に、携帯型のテレビ受像機の受信動作について説明する。携帯型のテレビの受信処理を図8のフローチャートに示す。携帯型テレビ受信機を最初に利用する際には、まず移動中であるとすると(ステップ801)、GPS処理部(3)により現在位置情報を得た後(ステップ802)、緯度経度情報をネットワークI/F(5)を経由して受信状態管理サーバに送信して、受信状態テーブルの送信要求をする。受信状態管理サーバでは、受信した緯度経度情報を該当するメッシュ番号に変更し、そのメッシュ番号に対応する受信状態テーブルを読出し、返送してくる(ステップ803)。返送されてきた受信状態テーブルを受信し、受信状態テーブル(4)に記憶する(ステップ804)。
【0064】
その後、受信状態テーブル(4)の内容に従い、制御部(2)を用いてチューナ部(1)のチャネル設定を行なう(ステップ805)。設定されたチャネルに従いテレビ視聴を行なう(ステップ806)。
【0065】
ここで、現在位置情報を定期的に獲得する。例えば、上記の如く1分間隔や1秒間隔であってもよいし、カーナビゲーションシステムとリンクしている場合は、カーナビゲーションシステムの現在位置情報を利用してもよく、様々な獲得方法が考えられる(ステップ807)。
【0066】
次に、例えば受信状態が悪化するなど受信状態が変化した場合(ステップ808)、或いは所定の距離を移動した場合(ステップ809)、ステップ807で得られた現在位置の緯度経度情報をネットワークI/F(5)を経由して受信状態管理サーバに送信して、受信状態テーブルの送信要求をする。受信状態管理サーバでは、受信した緯度経度情報を該当するメッシュ番号に変更し、そのメッシュ番号に対応する受信状態テーブルを読出し、返送してくる(ステップ810)。返送されてきた受信状態テーブルを受信し、受信状態テーブル(4)に記憶する(ステップ811)。
【0067】
ここで、受信状態の悪化は、例えば受信電界強度が弱くなったかどうかや、デジタル放送であれば、放送局のIDが認識できたかどうかで判断することができる。
【0068】
この時、現在視聴中の番組の放送チャネルが変わっている場合(ステップ812)、新しいチャネルに自動的に切り換えて視聴を継続することができる(ステップ813)。
【0069】
さらに詳しくは、現在視聴中の番組の放送チャンネルが受信状態テーブル上で受信不可能となっていたり、存在しない場合は、放送チャネルが変わったと判断し、同系列の放送チャネルにチューナ(1)を同調させる。ここで、同系列かどうかは、放送局IDから判断することができる。放送局IDの中に同系列に共通のIDが含まれるように構成しておいてもよいし、予めテレビ受像機が同系列の放送局のテーブルを保持しておいて、その情報と受信される放送局IDとの対比によりサーチを行なってもよい。さらに正確には、番組IDを有している場合、受信可能な放送チャネルから同じ番組IDをサーチして、同じ番組を放送している放送局を検知しても構わない。しかし、同一番組を放送している放送局に自動的に切り換える方法は、上記の方法に限定されるものではなく、如何なる方法が利用されても構わない。
【0070】
ここで、図7の通信処理と図8の受信処理は並行してなさても構わない。例えば、受信状態テーブル(4)内に、2ページのテーブルを用意し、1ページはチャネルサーチにより得られた受信状態テーブルを格納して図7の通信処理に使用し、2ページは視聴用に受信状態管理サーバより獲得した受信状態テーブルを格納して、チューナの設定のために利用してもよい。また、受信用の2ページ目の受信状態テーブルは一時記憶用のメモリを使用してもよい。或いは、1つの受信状態テーブル(4)のみを保持し、始動時にはステップ801からステップ809の処理を実行し、ステップ810とステップ811に代わりにステップ702からステップ704を実行し、続いてステップ812、ステップ813を実行することにより図7の処理と図8の処理を同時に行なっても構わない。
【0071】
もちろん、視聴状態でない時に、図7の通信処理を行うようにしても構わない。
【0072】
さらに、本発明は、ナビゲーションシステムと組み合わせることにより、さらに大きな効果が得られる。次に、本発明をナビゲーションシステムと融合させた場合について説明する。この場合、システム構成は図9のようになる。図9では、図1と同一の部分には同じ番号を付している。
【0073】
図9に示すようにGPS衛星からの位置情報を受信するためのGPSアンテナ(15)、GPSアンテナ(15)で受信した位置情報を演算処理し現在位置の緯度、経度を算出するGPS処理部(3)、一方、テレビ放送波を受信するテレビ放送受信アンテナ(14)、使用者の意図するチャネルに合わせて受信周波数をチューニングし、その時の受信レベルを計測するとともに、受信しているチャネルのチャネル識別信号や放送データを復調、獲得するチューナ部(1)を有している。
【0074】
さらに、制御部(2)は、上記の如く得られた現在位置の緯度・経度情報と、受信された放送局IDや番組IDと、そのチャネル周波数及び受信状態情報を関連づけて、受信状態テーブル(4)に記憶する。
【0075】
一方、受信されたテレビ信号は、画像信号処理部(17)により画像表示のための信号処理がなされてディスプレイ部(18)に表示される。このとき、ディスプレイ部(18)は、CRTであっても、液晶パネルであっても、プラズマディスプレイであっても、有機ELであっても如何なる方式であっても構わない。図9では、ディスプレイ部(8)の駆動回路は明記していないが、ディスプレイ部(18)を駆動する回路を有していることは従来技術より明らかである。
【0076】
また、ナビゲーション機能は、GPSアンテナ(15)及びGPS処理部(3)を介してGPS衛星から得られた移動体の現在位置情報に基づき、制御部(2)が地図データ(16)を検索し、現在位置周辺の地図データを読み出す。読み出された地図データは、画像信号処理部(17)により、表示のための画像処理がなされ、ディスプレイ(18)上に現在位置を示すマーキングシンボルと共に地図画像が表示される。この場合のマーキングシンボルは、移動体の進行方向を示す矢印が使用されることが一般的である。
【0077】
ここで、受信状態テーブルを作成し、受信状態管理サーバへ送信する処理については、図6及び図7と同様に行うことができる。さらに、テレビ放送の受信処理についても図6及び図8と同様に行なうことができる。そのため、ここでは、受信状態管理サーバとの通信処理やテレビ放送の受信処理については説明を省略する。
【0078】
次に、車などの移動体が移動中で、該移動体内で使用者がテレビ番組を視聴しており、移動に伴う受信状態の変化にも係らず同じ番組を視聴できるようにルート案内するナビゲーションシステムについて、図10のフローチャートにより説明する。
【0079】
視聴中の放送の受信状態が悪化した場合(ステップ1001)、本発明の装置がナビゲーションシステムを有していて、そのナビゲーションシステムを利用するかどうかを判断する(ステップ1002)。ここで、受信状態の悪化とは、上記の如く、現在位置の受信信号の強度が閾値を下回るか、TS IDが認識できなくなるような状態を指す。また、受信状態が悪化した場合にナビゲーションシステムを利用するか否かは、予め決めておいてもよいし、その都度使用者に問い掛けるようにしても構わない。その操作方法は、ナビゲーションシステムの一般の動作モード設定と同様に行なえるものとする。
【0080】
ここで、ナビゲーションシステムを有していないか、有していても利用しない場合は(ステップ1002)、GPSアンテナ(2)及びGPS処理部(3)を介して現在位置情報を得た後(ステップ1003)、現在位置の地図データを地図データ記憶部(16)から読出し(ステップ1004)、現在視聴中の放送局ID又は番組IDをネットワークI/F(5)を経由して受信状態管理サーバに送信して、現在視聴中のチャネルに関する受信状態テーブルの送信要求をする。受信状態管理サーバでは、受信した放送局IDや番組IDに関連する受信状態テーブルを読出し、返送してくる(ステップ1005)。返送されてきた受信状態テーブルを受信し、制御部(2)内のメモリに一時記憶する(ステップ1006)。
【0081】
このようにして得られた地図データと視聴中のチャネルや番組に関する受信状態テーブルより、その放送の受信可能なエリアを地図とともにディスプレイ(18)上に表示する(ステップ1007)。使用者は、これを見て受信可能なエリアにまで移動(ステップ1008)することで、視聴中の放送を続けて見ることができる。
【0082】
一方、本発明の装置がナビゲーションシステムを有していて、それを利用する場合を説明する(ステップ1002)。まず、現在ナビゲーションシステムを使用中であるかどうかを判断する(ステップ1009)。これは、テレビ放送を画面上に表示している状態で、音声ガイダンスによるルート案内を同時に動作させているかどうかを判断するものである。
【0083】
ナビゲーションシステムを使用中ではない場合(ステップ1009)、GPSアンテナ(2)及びGPS処理部(3)を介して現在位置情報を得た後(ステップ1010)、現在位置の地図データを地図データ記憶部(16)から読出し(ステップ1011)、現在視聴中の放送局ID又は番組IDをネットワークI/F(5)を経由して受信状態管理サーバに送信して、現在視聴中のチャネルに関する受信状態テーブルの送信要求をする。受信状態管理サーバでは、受信した放送局IDや番組IDに関連する受信状態テーブルを読出し、返送してくる(ステップ1012)。返送されてきた受信状態テーブルを受信し、制御部(2)内のメモリに一時記憶する(ステップ1013)。
【0084】
現在位置と受信された受信状態テーブルより、最も近い受信可能場所を探索する(ステップ1014)。次にナビゲーションシステムのルート探索機能を使って、現在位置から最も近い受信可能場所までのルート探索を行なう(ステップ1015)。ディスプレイ(18)上には、現在位置の地図を表示し(ステップ1016)、上記の如く算出されたルートに沿ってナビゲーションシステムがルート案内を開始する(ステップ1017)。このときのルート案内の方法は、従来のナビゲーションシステムと同様である。
【0085】
ルート案内に従って、移動体が移動し、視聴中であった放送の受信可能な場所に到着すると、ディスプレイ上には再び視聴中であった放送が表示される(ステップ1008)。
【0086】
次に、ナビゲーションシステムが使用中であった場合(ステップ1009)について 説明する。
【0087】
まず、現在視聴中の放送局ID又は番組IDをネットワークI/F(5)を経由して受信状態管理サーバに送信して、現在視聴中のチャネルに関する受信状態テーブルの送信要求をする。受信状態管理サーバでは、受信した放送局IDや番組IDに関連する受信状態テーブルを読出し、返送してくる(ステップ1018)。返送されてきた受信状態テーブルを受信し、制御部(2)内のメモリに一時記憶する(ステップ1019)。
【0088】
次に、現在ナビゲーションシステムでルート案内しているルートに対して、探索条件を変更して再ルート探索を行なう(ステップ1020)。この場合、目的地は変更せず、出発地点を現在位置とすることは、ナビゲーションシステムが有する従来のリルート機能と同じであるが、本発明では、再ルート探索の条件として、現在視聴中の放送の受信可能場所を最優先条件として設定することにより、再ルート探索を行なう。このようにして決定される新ルートは、最大限に現視聴中の放送を受信できるルートとなる。
【0089】
このようにして得られた新ルートに従って、ナビゲーションがルート案内を最開する(ステップ1021)。このときのルート案内の方法は、移動体が受信可能エリアに到着するまでは、従来のナビゲーションシステムと同様である
この新ルートでは、現在位置は受信状態が良くないので、まず受信状態が良い位置まで移動することになり、受信可能な場所に到着すると、ディスプレイ(18)上に再び、視聴中であった放送が表示され、ナビゲーションシステムは、目的地までの音声ガイダンスを実行する(ステップ1008)。
【0090】
次に、ステップ1005、ステップ1012、ステップ1018における受信状態テーブルの読出し処理について、図11を用いて説明する。
【0091】
受信状態テーブルの読出し処理は、テレビ受像機から現在視聴中の番組に関する情報、例えば、放送局ID、番組IDなどを受信状態管理サーバに送信し、受信状態管理サーバからは、同じ放送局に関する情報、或いは同じ番組に関する情報、或いは同系列放送局に関する情報を含む受信状態テーブルを取得する。
【0092】
具体的には、図11に示すように、受信状態管理サーバでは、上記の如くテレビ受信機から視聴中の番組に関する情報を受信する(ステップ1101)。受信した情報を基に、受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルをサーチする(ステップ1102)。まず、図2に示すような受信状態テーブル上の各メッシュに対するチャネル情報をサーチし同じチャネルの情報をサーチする(ステップ1103)。或いは受信状態テーブルが放送局IDを有している場合は、放送局IDで比較しても構わない。
【0093】
同じチャネル又は同じ放送局の情報がない場合は(ステップ1103)、視聴中の放送局と同系列の放送局の情報があるかどうかをチェックする(ステップ1104)。放送局の系列に関する情報が受信状態テーブルに含まれていない場合や、同系列の放送局でない場合は(ステップ1104)、視聴中の番組と同じ番組が放送中であるかどうかをチェックする(ステップ1105)。
【0094】
具体的には、受信状態管理サーバが、各放送局のEPG(電子番組表)を入手し、テレビ受像機から送られてきた視聴中の番組の番組IDが存在するかどうかを各放送局毎にチェックし、同じ番組を放送している放送局があれば、その放送局又はチャネルの情報を受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルからサーチする。
【0095】
このようにして、視聴中の放送局(或いはチャネル)と同じ放送局(或いはチャネル)、又は視聴中の放送局の系列放送局、又は視聴中の番組を放送している放送局の情報を含む受信状態テーブルをテレビ受信機に送信する(ステップ1106)。
【0096】
上記の処理を繰り返し、受信状態管理サーバ内の受信状態テーブルを全てサーチ完了すれば(ステップ1107)、テレビ受信機への通信を終了する(ステップ1108)。
【0097】
上記の実施例では、現在位置の獲得方法として、GPSシステムを利用したが、本発明はGPSシステムに限定されるものではない。例えば、ナビゲーションシステムと融合したシステムを考える場合、ナビゲーションシステムの自律航法の技術を利用することもできる。具体的には、ジャイロセンサーと速度センサーによる位置確認の技術である。最近では、自律航法とGPSシステムの両方を使ったハイブリッド方式もあり、これらの様々な方法で得られる現在位置の情報をそのまま、本発明のシステムで利用することができる。
【0098】
また、本発明における受信状態管理サーバは、各放送局の送信設備内に設けても構わない。或いは、携帯電話の通信網を利用し、携帯電話の基地局内に設けても構わない。この場合、各テレビ受信機は携帯電話の回線を通信網として利用し、受信状態管理サーバである携帯電話の基地局と通信することになる。
【0099】
【発明の効果】
本発明は、複数のテレビ受信機と通信を行なう通信手段と、該通信手段を介して、通信相手のテレビ受信機から該テレビ受信機における各テレビ放送の受信状態情報と、該テレビの位置情報を取得する受信状態情報取得手段と、該受信状態情報取得手段によって取得された情報を記憶する受信状態記憶手段と、上記通信手段を介して、テレビ受信機から受信状態情報の送信要求がある場合に、該テレビ受信機が要求する条件の受信状態情報を該テレビ受信機に送信することができる受信状態情報管理装置である。
【0100】
さらに、本願発明は、テレビ放送信号を受信する放送受信手段と、現在位置を確認するための現在位置確認手段と、受信された各テレビ放送波の受信状態を確認する受信状態確認手段と、該受信状態確認手段によって確認された受信状態を表わす受信状態情報と上記現在位置を関連づけて記憶する第一記憶手段と、該第一記憶手段に記憶されている情報を受信状態情報管理装置に送信する通信手段を有するテレビ受信機である。
【0101】
従って、従来技術に如く、1台毎のテレビ受信機である移動体装置では、各地の受信状態情報を集めることは容易でなく、頻繁に移動を続けてデータ収集を行なう必要はなく、多くのテレビ受信機が有する最新の受信状態情報を常に収集、共有化できるため、大規模なデータベースを容易に構築することができる。
【0102】
また、本願発明は、テレビ放送信号を受信する放送受信手段と、現在位置を確認するための現在位置確認手段と、該現在位置確認手段により確認された位置情報を受信状態情報管理装置に送信して、該位置での受信状態情報を取得することができる通信手段とを有するテレビ受信機である。
【0103】
さらに、上記の如く獲得された受信状態情報を用いて、受信チャネルの設定を行なうことができる。
【0104】
従って、移動体側であるテレビ受信機で、全国各地における受信チャネルを記憶することなく、また全国にわたる最新の受信環境の変化が反映された受信チャネル及び受信状態を自動的に得ることができる。さらに、移動に従って、上記の如く得られた情報を基に自動的にチャネル設定を変更することができる。
【0105】
さらに、本願発明では、地図データを保存する第二記憶手段と、該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段とを有し、本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置と、該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域を含む地図を表示する事も可能である。
【0106】
従って、視聴中の番組が受信できなくなっても、すぐに受信可能な場所を探し出し、地図と共に画面表示されるため、すぐその受信可能な場所に移動して、番組の視聴を続けることができる。
【0107】
さらに、本願発明は、地図データを保存する第二記憶手段と、該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段を有し、本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置から該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域までのルートを上記地図データより探索するルート探索手段とを有し、該ルート探索手段によって探索されたルートに従ってルート案内を行なう事ができる。
【0108】
従って、視聴中の番組が受信できなくなっても、すぐに受信可能な場所を探し出し、その場所までナビゲーションシステムを使ってルート案内を行なうため、すぐその受信可能な場所に移動して、番組の視聴を続けることができる。すなわち、受信可能な場所が隣接したエリアを形成していなくてもすぐにその受信可能な場所にたどり着くことができる。
【0109】
さらに、本願発明では、地図データを保存する第二記憶手段と、該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段と、該表示手段においてテレビ放送を表示しながら同時にルート案内可能なナビゲーション手段と、本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置から目的地までを該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域を最大限に介して結ぶルートを上記地図データより再探索するリルート手段とを有し、該リルート手段によって探索された新ルートに従ってルート案内を行なう事ができる。
【0110】
従って、視聴中の番組が受信できなくなっても、すぐに受信可能な場所を探し出し、その受信可能な場所までルート案内するだけでなく、目的地までその番組の視聴を続けることができようにルート案内を続けることができ、使用者は番組を視聴し続けることができる。
【0111】
また、本願発明では、上記受信状態情報が、少なくとも放送局ID、チャネル周波数、受信強度情報を含み、放送局IDが、同系列ネット局を示す情報や番組IDを含むように構成することができる。
【0112】
従って、同じ放送局の放送がない地域であっても、同ネット系列の放送局を見つけられるし、さらには同ネット系列でなくても同じ番組を放送している放送局を見つけることができる。
【0113】
従って、本発明により、車などの移動体で移動中であっても、見たいテレビ放送を、その放送局の放送エリアに関係なく、また使用者が何の操作も必要なく、見つづけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムブロック図
【図2】本発明による受信状態管理サーバ内の受信状態テーブル
【図3】本発明によるテレビ受信機内に受信状態テーブル
【図4】本発明による受信状態管理サーバの管理システムの概念図
【図5】本発明による受信状態管理サーバの通信処理フロー
【図6】本発明による据置き型テレビ受信機の通信処理フロー
【図7】本発明による携帯型テレビ受信機の送信処理フロー
【図8】本発明による携帯型テレビ受信機の受信状態テーブルの受信フロー
【図9】ナビゲーション機能を有する本発明のブロック図
【図10】ナビゲーション機能を有する本発明のテレビ受信機の信号処理フローチャート
【図11】本発明の受信状態管理サーバにおける視聴中の番組に関する情報の検索処理のフローチャート
【図12】第一の従来技術のブロック図
【図13】第二の従来技術のブロック図
【図14】第二の従来技術におけるフローチャート
【符号の説明】
1 チューナ部
2 制御部
3 GPS処理部
4 受信状態テーブル
5 ネットワークI/F
6 TV処理部
10 テレビ受信機
11 受信状態テーブル(全国)
12 ネットワークI/F
13 制御部
14 テレビ受信アンテナ
15 GPSアンテナ
16 地図データ記憶部
17 画像信号処理部
18 ディスプレイ部
1201 放送局エリア判断装置
1202 エリア変換ブザー
1203 チャネル制御部
1204 チャネルメモリー部
1205 受信感度レベル検索部
1206 テレビ受信回路
1207 受信可能チャネル表示部
1208 受信レベル表示部
1209 人工衛星
1210 自動車
1301 フィルタ
1302 映像中間周波数増幅器
1303 映像検波回路
1304 PLL回路
1305 フィルタ
1306 音声中間周波数増幅装置
1307 音声検波器
1308 モニター
1309 MPX
1310 増幅器
1311 AFS
1312 シグナルメータ
1313 制御部
1314 車両位置検出器
1315 サービスエリアデータ配置装置
1316 受信ブロック

Claims (18)

  1. 複数のテレビ受信機と通信を行なう通信手段と、
    該通信手段を介して、通信相手のテレビ受信機から該テレビ受信機における各テレビ放送の受信状態情報と、該テレビの位置情報を取得する受信状態情報取得手段と、
    該受信状態情報取得手段によって取得された情報を記憶する受信状態記憶手段と、
    上記通信手段を介して、テレビ受信機から受信状態情報の送信要求がある場合に、該テレビ受信機が要求する条件の受信状態情報を該テレビ受信機に送信することができる受信状態情報管理装置。
  2. 管理する地理的な地域を複数の部分エリアに分割し、テレビ受信機から受信した位置情報をその位置が含まれる該部分エリア情報に変換し、該部分エリア毎に受信状態情報を記憶する事を特徴とする請求項1に記載の受信状態情報管理装置。
  3. テレビ放送信号を受信する放送受信手段と、
    現在位置を確認するための現在位置確認手段と、
    受信された各テレビ放送波の受信状態を確認する受信状態確認手段と、
    該受信状態確認手段によって確認された受信状態を表わす受信状態情報と上記現在位置を関連づけて記憶する第一記憶手段と、
    該第一記憶手段に記憶されている情報を受信状態情報管理装置に送信する通信手段を有するテレビ受信機。
  4. テレビ放送信号を受信する放送受信手段と、
    現在位置を確認するための現在位置確認手段と、
    該現在位置確認手段により確認された位置情報を受信状態情報管理装置に送信して、該位置での受信状態情報を取得することができる通信手段とを有するテレビ受信機。
  5. 上記の如く獲得された受信状態情報を用いて、受信チャネルの設定を行なうことができる事を特徴とする請求項4に記載のテレビ受信機。
  6. 地図データを保存する第二記憶手段と、
    該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段とを有し、
    本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置と、該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域を含む地図を表示する事を特徴とする請求項4及び5に記載のテレビ受信機。
  7. 地図データを保存する第二記憶手段と、
    該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段を有し、
    本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置から該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域までのルートを上記地図データより探索するルート探索手段とを有し、
    該ルート探索手段によって探索されたルートに従ってルート案内を行なう事を特徴とする請求項4及び5に記載のテレビ受信機。
  8. 地図データを保存する第二記憶手段と、
    該地図データや受信されたテレビ放送を表示可能な表示手段と、
    該表示手段においてテレビ放送を表示しながら同時にルート案内可能なナビゲーション手段と、
    本装置が搭載された移動体の移動に伴って視聴中のテレビ番組の受信が不可能となった場合に、上記通信手段を介して、現在視聴中の番組情報を受信状態情報管理装置に送信して、現在視聴中の番組に関する受信状態情報を取得し、現在位置から目的地までを該視聴中のテレビ番組の放送波を受信可能な地域を最大限に介して結ぶルートを上記地図データより再探索するリルート手段とを有し、
    該リルート手段によって探索された新ルートに従ってルート案内を行なう事を特徴とする請求項4及び5に記載のテレビ受信機。
  9. 上記受信状態情報が、少なくとも放送局ID、チャネル周波数、受信強度情報を含む事を特徴とする請求項1乃至8に記載のテレビ受信機。
  10. 上記放送局IDが、同系列ネット局を示す情報や番組IDを含む事を特徴とする請求項9に記載のテレビ受信機。
  11. 上記受信強度情報に対して予め定められた閾値を有し、上記受信強度が該閾値以下となった場合に受信不可能な状態であると判断する事を特徴とする請求項3乃至10に記載のテレビ受信機。
  12. 上記受信強度が上記閾値以下となった場合に、上記受信強度情報として受信不可能フラグを記憶する事を特徴とする請求項11に記載のテレビ受信機。
  13. 受信された放送局IDにより放送局が確認できない場合に、受信不可能フラグを上記受信状態情報として記憶する事を特徴とする請求項3乃至10に記載のテレビ受信機。
  14. 視聴中のテレビ番組が視聴不可能となった場合に、上記通信手段により、現在視聴中の放送局に関する情報を受信状態情報管理装置から取得できる事を特徴とする請求項4乃至13に記載のテレビ受信機。
  15. 視聴中のテレビ番組が視聴不可能となった場合に、上記通信手段により、受信状態情報管理装置から該放送局のネット局の情報が受信可能な地域の情報を取得できる事を特徴とする請求項4乃至13に記載のテレビ受信機。
  16. 視聴中のテレビ番組が視聴不可能となった場合に、上記通信手段により、受信状態情報管理装置から同じ番組が受信可能な地域の情報を取得できる事を特徴とする請求項4乃至13に記載のテレビ受信機。
  17. 上記現在位置確認手段が、GPS衛星との通信手段を含む事を特徴とする請求項3乃至16に記載のテレビ受信機。
  18. 上記現在位置確認手段が、ジャイロセンサーと速度センサ、及び各センサーからの信号を処理するセンサー信号処理手段を含む事を特徴とする請求項3乃至17に記載のテレビ受信機。
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