JP2003218718A - デジタル放送の情報データ活用システムおよびこれに用いるデジタル放送受信装置、情報データ取得方法 - Google Patents

デジタル放送の情報データ活用システムおよびこれに用いるデジタル放送受信装置、情報データ取得方法

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JP2003218718A
JP2003218718A JP2002009178A JP2002009178A JP2003218718A JP 2003218718 A JP2003218718 A JP 2003218718A JP 2002009178 A JP2002009178 A JP 2002009178A JP 2002009178 A JP2002009178 A JP 2002009178A JP 2003218718 A JP2003218718 A JP 2003218718A
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Shunichi Sudo
俊一 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送の中からユーザが希望する情報
データを容易に取得できるようにするとともに、取得し
た情報データを有効に活用できるようにする。 【解決手段】 ユーザが所望するキーワードを優先順位
メモリ12に登録しておき、受信したデジタル放送中か
ら上記キーワードが含まれている情報データを取得し、
取得した情報データ中に含まれている位置情報から別シ
ステム(例えばナビゲーション装置)で利用可能な形態
の第2の位置情報を求めて、これを情報データと共に受
信データメモリ13に記憶することにより、ユーザが取
得希望の情報データに関連する任意のキーワードを入力
しておくだけで、そのような情報データをデジタル放送
中から自動的に入手することができるようにするととも
に、第2の位置情報と共に受信データメモリ13に記憶
された情報データを別システムで有効に活用することが
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送の情
報データ活用システムおよびこれに用いてデジタル放送
受信装置、情報データ取得方法に関し、特に、放送番組
の映像データや音声データの他に、各種の内容を示す情
報データも放送するようになされたデジタル放送から所
望の情報データを取得して活用するためのシステムに用
いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】最近、CS放送やBS放送等のデジタル
放送が開始され、今後は地上波デジタル放送の開始も予
定されている。これらのデジタル放送を受信する受信機
は、家庭用(テレビジョン受像機、パーソナルコンピュ
ータ等)、車載用(ナビゲーション装置等)、携帯用
(携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、
PDA(Personal Digital Assistants)等)への適用
が見込まれている。
【0003】デジタル放送には、放送番組を構成する映
像データや音声データの他に、各種の内容を表す情報デ
ータも含まれている。その情報データの中には、各種の
施設や店舗などを紹介する広告情報が存在する。また、
電子新聞・電子カタログ等の電子出版情報、ニュース・
天気・交通情報等のリアルタイム情報、放送番組関連の
情報(例えば旅行番組なら旅館や温泉地、観光地のデー
タ等)なども存在する。これらの情報データをデジタル
放送中に含ませることにより、放送番組だけでなく、そ
れに付随する、あるいは全く無関係な様々な情報を視聴
者に提供できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタル放送受信装置では、自分にとって興味のある情
報を探すためには、リモートコントローラ(リモコン)
等の操作部を用いてチャンネルを切り替えながら、画面
上に表示される情報を1つ1つ確認していく作業が必要
であった。デジタル放送では、従来のアナログ放送に比
べてチャンネル数が膨大となり、提供される情報量も膨
大となる。したがって、所望の情報を探すのに常に多く
の手間と時間がかかってしまうという問題があった。
【0005】また、従来は、一方的に放送されているデ
ジタル放送をただ視聴するのみでああり、その情報を有
効に活用できていないという問題もあった。すなわち、
従来は、受信したデジタル放送中に含まれている情報デ
ータをモニタ画面に表示して見たり、情報データを記録
媒体に保存したりする程度であり、受信したデジタル放
送中の情報データを別の目的に活用することは殆ど行わ
れていなかった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、受信したデジタル放送の中から
ユーザが希望する情報データを容易に取得できるように
することを第1の目的とする。また、本発明は、受信し
たデジタル放送中に含まれている情報データ(特に、位
置情報を含む情報データ)を有効に活用できるようにす
ることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明によるデジタル放送の情報データ活用シ
ステムでは、ユーザが所望するキーワードをあらかじめ
入力しておき、受信したデジタル放送中の情報データを
キーワード検索することにより、キーワードが含まれて
いて、かつ、位置情報を含んだ情報データを取得する。
そして、その取得した情報データ中に含まれている位置
情報から第2の位置情報を求めて記録媒体に記録する。
このように構成した本発明によれば、多数のチャンネル
を切り替えながら所望の情報データを探すといった面倒
な作業は一切行う必要がなく、ユーザが取得希望の情報
データに関連する任意のキーワードを入力しておくだけ
で、そのような情報データを自動的に入手することがで
きる。また、記録媒体に記録された情報データを、第2
の位置情報に基づいてデジタル放送とは別の目的で利用
することが可能となる。
【0008】例えば、第2の位置情報に従って地図上の
該当する位置に所定のマークを表示するようにすること
により、上記情報データによって示される施設や店舗等
の位置を地図上で確認することが可能となる。また、情
報データの一覧あるいは地図上に表示された所定のマー
クの中から何れかを選択可能にし、選択された情報デー
タ中に含まれる詳細情報を表示するようにすることによ
り、上記情報データによって示される施設や店舗等の詳
細な案内等を、デジタル放送の視聴時以外にも確認する
ことが可能となる。つまり、ユーザに関心のある情報デ
ータを自動的に取得して記憶しておき、その詳細情報を
後からいつでも見ることが可能となる。また、情報デー
タの一覧あるいは地図上に表示された所定のマークの中
から何れかを選択可能にし、選択された情報データに対
応する第2の位置情報を目的地に設定して経路探索を行
うようにすることにより、上記情報データによって示さ
れる施設や店舗等までの最適な経路案内を受けることが
可能となる。
【0009】本発明の他の態様では、ユーザが所望する
キーワードとして、1以上のキーワードを優先順位付け
して入力しておき、キーワード検索によって取得した情
報データ中に含まれているキーワードの優先順位に応じ
て、情報データの重み付け情報を求めて記録媒体に記録
するようにする。そして、この重み付け情報が付加され
た情報データを利用して、第2の位置情報によって示さ
れる地図上の位置に、重み付けが識別できる態様で各情
報データに対応するマークを表示する。このように構成
した場合は、ユーザが希望する情報データの中でも、特
に関心のある情報データを簡単に識別することが可能と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。本実施形態によるデジタル放送の
情報データ活用システムは、例えば、デジタル放送を受
信するデジタル放送受信装置と、画面上に地図を表示し
て車両の走行案内を行うナビゲーション装置とを備えた
システムであって、デジタル放送受信装置で受信したデ
ジタル放送中に含まれている位置情報付きの情報データ
をナビゲーション装置で活用する例について示したもの
である。
【0011】図1は、本実施形態に係るデジタル放送の
情報データ活用システムを構成するデジタル放送受信装
置20の概略構成を示すブロック図であり、図2は、同
システムを構成するナビゲーション装置30の概略構成
を示すブロック図である。図1において、1は受信アン
テナであり、衛星からのデジタル放送を受信するアンテ
ナ、あるいは、地上からのデジタル放送を受信するアン
テナにより構成されている。衛星アンテナと地上波アン
テナとの双方を備えていても良い。
【0012】2はフロントエンド(F/E)回路であ
り、受信アンテナ1で受信したデジタル放送信号から所
望の受信チャンネル情報を抽出するとともに、この抽出
した受信チャンネル情報を出力する。受信アンテナ1と
して衛星アンテナと地上波アンテナとの双方を備えてい
る場合は、例えば受信状態が良好な方のデジタル放送信
号を選択して受信チャンネル情報を抽出する。
【0013】このフロントエンド回路2は、高周波増幅
回路、周波数変換回路、中間周波増幅回路などを含んで
構成されている。高周波増幅回路は、受信アンテナ1か
ら入力されるデジタル放送信号に対して高周波増幅を行
い、増幅後の放送信号を出力する。周波数変換回路は、
高周波増幅回路から出力される増幅後の放送信号と所定
周波数の発振信号とを混合することにより、放送信号の
周波数を変換した中間周波信号を出力する。中間周波増
幅回路は、周波数変換回路から出力される中間周波信号
を増幅するとともに同調動作を行う。
【0014】3はベースバンド処理部であり、信号復調
回路、誤り訂正回路などを含んで構成されている。信号
復調回路は、フロントエンド回路2より出力された信号
をデジタルデータに変換した後、所定の復調処理を行う
ことにより、インタリーブされた受信データ(ビットス
トリーム信号)を復調する。誤り訂正回路は、信号復調
回路より出力された受信データのインタリーブを解いて
元のデータ列に戻した後、所定の誤り訂正処理を行うこ
とにより、複数のチャンネルに対応するチャンネル情報
(放送番組の音声データや映像データ、その他のテキス
ト等から成る情報データ)等を含むチャンネルデータを
復元する。
【0015】4はデータ分離部であり、ベースバンド処
理部3より出力されるチャンネルデータ中から、放送番
組とその付帯情報とを乗せたパケット信号を取り出し、
音声データ、映像データ、情報データをそれぞれ分離す
る。情報データの中には、各種施設や店舗等を紹介する
広告情報や、電子新聞・電子カタログ等の電子出版情
報、ニュース・天気・交通情報等のリアルタイム情報、
放送番組関連の情報(例えば旅行番組なら旅館や温泉
地、観光地のデータ等)などが存在する。さらに、これ
らの広告情報等の中には、その施設や店舗等の位置を表
す位置情報(その位置を特定するために手がかりとなる
情報を含む)を含んだものも存在する。
【0016】5は音声/映像デコード部であり、データ
分離部4より出力される音声データおよび映像データに
対して所定のデコード処理を行い、例えばPCM音声信
号およびNTSC映像信号を生成して出力する。音声/
映像デコード部5より出力されるPCM音声信号は、ア
ナログ信号に変換された後、アンプ7によって所定の増
幅率で増幅され、スピーカ8から出力される。また、音
声/映像デコード部5より出力されるNTSC映像信号
は、画像合成部9によってテキストデータ等と合成され
た後、表示部10に出力される。
【0017】これらの音声/映像デコード部5、アンプ
7、スピーカ8、画像合成部9、表示部10は、デジタ
ル放送を視聴する際に使用されるだけでなく、図2に示
すナビゲーション装置30によるナビゲーションを行う
際にも使用される。すなわち、音声/映像デコード部
5、アンプ7、スピーカ8は、交差点案内の音声や、各
種操作案内の音声などを発声する際にも使用される。ま
た、画像合成部9、表示部10は、ナビゲーションに関
する各種画像を合成して表示する際にも使用される。
【0018】6は制御部であり、デジタル放送の情報デ
ータ活用システムの全体(デジタル放送受信装置20お
よびナビゲーション装置30)の全体を制御する。この
制御部6が行う詳細な制御内容については後述する。1
1は操作部であり、デジタル放送受信装置20に対する
指示操作と、ナビゲーション装置30に対する指示操作
とを行うための各種キーを備えている。
【0019】デジタル放送受信装置20に対する指示操
作には、例えば、デジタル放送のチャンネル切り替え操
作や、ユーザが所望する1以上のキーワードを優先順位
付けして入力する操作等がある。また、ナビゲーション
装置30に対する指示操作には、例えば、経路誘導の目
的地を設定したり(後述するキーワード検索によって取
得された1以上の情報データまたはそれに対応する所定
のマークの中から何れかを選択する操作を含む)、メニ
ュー選択、拡大/縮小、手動地図スクロール、数値入
力、経路探索指示をしたりする操作等がある。この操作
部11は、本発明のキーワード入力手段、情報データ選
択手段、マーク選択手段、目的地設定手段を構成する。
【0020】12は優先順位メモリであり、操作部11
の操作によって入力された優先順位付きのキーワード
(以下、優先順位リストと称する)を記憶する。図3
は、優先順位メモリ12に記憶される優先順位リストの
例を示す図である。本実施形態の優先順位リストでは、
ユーザが好みの内容をキーワードとして任意に指定する
ことが可能である。そのキーワードは、1つの優先順位
リストに対して1つもしくは複数指定することが可能で
ある。
【0021】この優先順位リストは、1つもしくは複数
入力することが可能である。図3の例では、リストA,
Bの2つの優先順位リストが設定されている。一方の優
先順位リストAでは、キーワードとして「パスタ」「洋
食」の2つが指定されるとともに、この順番で優先順位
が指定されている。また、他方の優先順位リストBで
は、キーワードとして「水泳」「ジム」「スポーツ」の
3つが指定されるとともに、この順番で優先順位が指定
されている。
【0022】図1に戻って説明する。13は受信データ
メモリであり、データ分離部4により分離された情報デ
ータを記憶する。この受信データメモリ13は、本発明
の情報記憶手段を構成する。14は時計であり、現在時
刻を計時する。
【0023】デジタル放送受信装置20の処理に関して
上述の制御部6は、例えば以下のような処理を実行す
る。すなわち、受信データメモリ13に記憶された複数
の情報データをテキスト検索し、優先順位メモリ12に
記憶された1以上の優先順位リストのうち、ユーザによ
って指定された優先順位リスト中のキーワードが含まれ
ていて、かつ、位置情報を含む情報データを取得する。
そして、取得した情報データ中に含まれているキーワー
ドの優先順位に応じて、当該取得した情報データの重み
付けを演算する。
【0024】優先順位リストとして指定された1以上の
キーワードには、優先順位が高いほど大きな重み(ある
いは評価点)が与えられている。制御部6は、キーワー
ド検索により抽出された情報データ中に含まれているキ
ーワードの優先順位に応じた重みを用いて、所定の演算
を行うことによって各情報データの重み付け情報を算出
する。この場合の演算式は、情報データ中に多くの指定
キーワードが含まれているほど、また、優先順位の高い
指定キーワードが多く含まれているほど、重み付けが大
きくなるように設定されている。
【0025】制御部6はまた、キーワード検索によって
抽出された情報データ中に含まれている位置情報(例え
ば住所、電話番号(局番を含む)など)から、ナビゲー
ション装置30で利用可能な形態の第2の位置情報(例
えば、緯度経度情報)を求める(処理の詳細については
後述する)。そして、上述の重み付け情報と第2の位置
情報とを、上記キーワード検索によって抽出された情報
データに付加して受信データメモリ13に記憶する。
【0026】図4は、受信データメモリ13に記憶され
るデータの例を示す図である。図4に示すように、受信
データメモリ13には、キーワード検索によって取得さ
れた情報データ、そのキーワード検索に適用した優先順
位リストの名称、情報データ中に含まれているキーワー
ドの優先順位に応じた重み付け結果、情報データ中に含
まれている位置情報から求められた第2の位置情報が記
憶される。このように制御部6は、本発明の情報データ
取得手段、位置情報取得手段、重み付け手段を構成す
る。
【0027】次に、図2のナビゲーション装置30の構
成について説明する。21はDVD−ROMであり、地
図表示や経路探索などに必要な各種の地図データを記憶
している。DVD−ROM1に記録された地図データ
は、広い地域を一望するための上位レベルの地図から、
狭い地域を詳細に記述した下位レベルの地図まで、レベ
ルと呼ばれる単位に階層化して管理されている。各レベ
ルは、所定の経度および緯度で区切られた区画と呼ばれ
る矩形領域を単位として分割されている。
【0028】各区画ごとの地図データには、地図表示に
必要な各種のデータから成る描画ユニットと、マップマ
ッチングや経路探索、経路案内等の各種の処理に必要な
データから成る道路ユニットと、交差点の詳細データか
ら成る交差点ユニットとが含まれている。また、上述し
た描画ユニットには、建物あるいは河川等を表示するた
めに必要な背景レイヤのデータと、市町村名や道路名等
を表示するために必要な文字レイヤのデータとが含まれ
ている。
【0029】上述の道路ユニットは、交差点や分岐な
ど、複数の道路が交わる点に対応するノードと、道路上
のあるノードとこれに隣接する他のノードとの間を接続
する、道路や車線等に対応するリンクとを含んでいる。
この道路ユニットには、全ノードの詳細データを納めた
接続ノードテーブル等が含まれており、当該接続ノード
テーブルには更に、存在するノードのそれぞれ毎に、区
画を基準とした経度方向・緯度方向の相対位置を示す正
規化経度・緯度情報等が含まれている。
【0030】22はDVD−ROM制御部であり、DV
D−ROM21からの地図データの読み取りを制御す
る。23は地図情報メモリであり、DVD−ROM制御
部22の制御によってDVD−ROM21から読み出さ
れた地図データを一時的に格納する。すなわち、DVD
−ROM制御部22は、車両現在位置の情報を入力し、
その車両現在位置を含む所定範囲の地図データの読み出
し指示を出力することにより、地図表示や誘導経路の探
索に必要な地図データをDVD−ROM21から読み出
して地図情報メモリ23に格納する。
【0031】24は車両の現在位置を測定する位置測定
部であり、自立航法センサ、GPS受信機、位置計算用
CPU等で構成されている。自立航法センサは、所定走
行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検
出する距離センサと、車両の回転角度(移動方位)を検
出する振動ジャイロ等の角速度センサとを含む。自立航
法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサに
よって車両の相対位置および方位を検出する。
【0032】位置計算用CPUは、自立航法センサから
出力される自車の相対的な位置および方位のデータに基
づいて、絶対的な自車位置(推定車両位置)および車両
方位を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS
衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信し
て、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車
両の絶対位置および方位を計算する(車両方位は、現時
点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車
位置とに基づいて計算する)。
【0033】25はマップマッチング処理部であり、地
図情報メモリ23に読み出されている地図データと、距
離センサや角速度センサの出力に基づき位置計算用CP
Uにより計算された推定車両位置および車両方位のデー
タと、GPS受信機により測定された自車位置および車
両方位のデータとを用いて、車両走行距離毎に投影法等
によるマップマッチング処理を行って、自車の走行位置
を地図データの道路上に位置修正する。
【0034】26は誘導経路メモリであり、制御部6に
よって設定された誘導経路のデータ(出発地から目的地
までのノードの集合)を記憶する。制御部6は、地図情
報メモリ23に格納された地図データを用いて、出発地
から目的地までを結ぶ最もコストが小さな誘導経路を探
索する。このように制御部6は、本発明の経路探索手段
も構成する。
【0035】なお、コストとは、距離をもとに、道路幅
員、道路種別(一般道か高速道路かなど)、右折および
左折、交通規制などに応じた所定の定数を乗じた値であ
り、誘導経路として適正の程度を数値化したものであ
る。距離が同一の2つの経路があったとしても、高速道
路を使用するか否か、時間を優先するか距離を優先する
かなどの探索条件を指定することにより、コストは異な
ったものとなる。
【0036】制御部6は、操作部11の操作によって経
路探索の目的地が設定されると、その目的地データを誘
導経路メモリ26に格納する。また、操作部11の操作
によって経路探索の指示が出されると、マップマッチン
グ処理部25によって修正された後の自車位置を出発地
データに設定して誘導経路メモリ26に格納する。そし
て、誘導経路メモリ26に格納された出発地および目的
地を所定の条件下で結ぶ走行経路を探索する。例えば、
時間最短、距離最短、一般道路優先等の各種条件下でコ
ストが最小となる誘導経路を探索して設定する。経路探
索の代表的な手法としては、深さ優先探索(DFS)
法、幅優先探索(BFS)法、幅優先探索の一種である
ダイクストラ法が知られている。
【0037】27は住所・電話番号メモリであり、住所
名一覧および電話番号一覧と、地図データ上の位置を表
す緯度経度情報とを関連付けるための情報を記憶してい
る。例えば、操作部11を用いて所望の住所あるいは電
話番号を指定することにより、その指定された住所ある
いは電話番号に対応する緯度経度情報によって示される
位置を目的地に設定して、経路探索を行うことが可能で
ある。上述したキーワード検索によってデジタル放送か
ら取得された情報データ中に含まれている位置情報(住
所、電話番号など)から、ナビゲーション装置30で利
用可能な形態の第2の位置情報(緯度経度情報)を求め
る処理は、この住所・電話番号メモリ27を利用して行
われる。
【0038】図1に示した画像合成部9は、制御部6か
ら出力されるデータに基づいて、地図情報メモリ23に
格納された地図データに対して、操作部11を用いて各
種の操作を行う際に必要なメニュー画像、経路探索処理
により設定された誘導経路、マップマッチング処理され
た後の自車位置に表示する車両位置マーク、ガソリンス
タンドやコンビニエンスストア等を表示するランドマー
ク等の各種画像を合成して表示部10に出力する。これ
により、表示部10の画面上には、自車周辺の地図情報
が車両位置マークや誘導経路、各種ランドマーク等と共
に表示される。
【0039】本実施形態では更に、画像合成部9は、制
御部6から出力されるデータに基づいて、受信データメ
モリ13に記憶された第2の位置情報によって示される
地図上の位置に、所定のマークを合成して表示する処理
も行う。このとき制御部6は、同じく受信データメモリ
13に記憶された重み付け情報に従って、それらの重み
付けが識別できるような態様で所定のマークを表示する
ように制御する。つまり、優先順位リストを用いたキー
ワード検索によってデジタル放送中から取得された1以
上の情報データが表す施設や店舗等のマーク(以下、取
得施設マークと称する)を、それに対応する重み付け情
報に応じてそれぞれを異なる態様で表示するようにす
る。この制御部6、画像合成部9および表示部10は、
本発明のマーク表示手段を構成する。
【0040】図5は、本実施形態において表示部10に
表示されるナビゲーション画面の例を示す図である。図
5において、CMは車両の現在位置を表す車両位置マー
ク、RTは経路探索処理によって設定された誘導経路で
あり、車両の走行中に地図画面上で他の道路とは色を変
えて太く描画されている。MKA1〜MKA3は、図3
の優先順位リストAを用いたキーワード検索によってデ
ジタル放送中から取得された複数の情報データが表す取
得施設マーク、MKB1〜MKB3は、優先順位リスト
Bを用いたキーワード検索によってデジタル放送中から
取得された複数の情報データが表す取得施設マークであ
る。
【0041】これらの取得施設マークMKA1〜MKA
3,MKB1〜MKB3は、それぞれに対応する重み付
け情報に応じて異なる態様で表示されている。例えば、 MKA1>MKA2>MKA3 MKB1>MKB2>MKB3 の順番で重み付けが大きくなっており、大きな重み付け
がされた取得施設マークほど目立つ態様で表示されてい
る。
【0042】また、SWA,SWBはリスト選択スイッ
チであり、優先順位メモリ12内のどの優先順位リスト
を用いて取得施設マークを表示するかを選択するために
使用する。図5の例では、2つのリスト選択スイッチS
WA,SWBが共にONとされ、双方の優先順位リスト
A,Bを用いて取得施設マークMKA1〜MKA3,M
KB1〜MKB3を表示している。なお、リスト選択ス
イッチは、優先順位メモリ12に記憶された優先順位リ
ストの数と同数だけ表示されるようになっている。
【0043】取得施設マークは、現在画面上に表示され
ている自車位置周辺以外にも存在することがある。現在
の地図表示範囲外にある取得施設マークを表示したい場
合は、例えば、操作部11のスクロールキーを操作して
画面表示をスクロールさせれば良い。スクロールによっ
て画面上の地図表示範囲が変わると、その変更後の地図
表示範囲内に第2の位置情報が含まれる取得施設マーク
が新たに表示される。ユーザが意図的にスクロールキー
を操作しなくても、車両の走行に応じて画面表示は自動
的にスクロールするので、それに合わせて取得施設マー
クの表示も自動的に更新される。
【0044】また、比較的広いエリアを示す住所や郵便
番号等で検索をかけることにより、広範囲の地図を一画
面に縮尺して表示し、これによってより多くの取得施設
マークを表示するようにすることも可能である。また、
所定のボタンを押す毎に、現在の地図表示範囲の内外に
存在する取得施設マークのところにカーソル表示が順次
飛んでいくようにしても良い。現在の地図表示範囲外に
存在する取得施設マークにカーソルを飛ばす場合は、そ
れに合わせて地図表示もスクロールさせる。
【0045】以上のように、本実施形態では、ユーザが
取得希望している情報をキーワード検索によってデジタ
ル放送から自動的に取得して記憶しておき、その情報に
基づいてナビゲーションの地図画面上に取得施設マーク
MKA1〜MKA3,MKB1〜MKB3を合成して表
示することにより、ユーザにとって関心のある施設や店
舗等の位置をナビゲーション画面上で容易に確認するこ
とができる。しかも、デジタル放送から取得した過去の
情報をその後いつでも利用することができるだけでな
く、キーワード検索を随時行うことによって、現在また
は将来の情報もナビゲーション画面上にリアルタイムに
反映させることができる。また、表示される取得施設マ
ークの形態に応じて、よりユーザの好みに合った施設や
店舗等を一目で認識することができる。
【0046】なお、図5の例では、取得施設マークMK
A1〜MKA3,MKB1〜MKB3を重み付け情報に
応じて異なる形状にて表示する例について示したが、こ
の例に限定されるものではない。例えば、取得施設マー
クの表示色、コントラスト、サイズ、点滅状態などが重
み付け情報に応じて異なるように表示するようにしても
良い。
【0047】ユーザは、上記図5のように表示されたナ
ビゲーション画面において、所望の取得施設マークMK
A1〜MKA3,MKB1〜MKB3をカーソル等で選
択することができる。所望の取得施設マークを選択する
と、その施設や店舗等に関する詳しい情報が表示され
る。この詳細情報は、デジタル放送中からキーワード検
索によって取得した情報データ中に含まれているもので
あり、受信データメモリ13に記憶されている。
【0048】図6は、所望の取得施設マークを選択した
場合における詳細情報の画面表示例を示す図である。図
6の例では、表示画面が左右に2分割され、左側の画面
にナビゲーションの地図情報、右側の画面に施設や店舗
等の詳細情報が表示されている。もちろん、この表示画
面は単なる例に過ぎない。例えば、詳細情報を画面いっ
ぱいに大きく表示するようにしても良い。
【0049】ユーザは、図6に示す施設や店舗等の詳細
情報を確認した後、操作部11の決定キー等を操作する
ことにより、その取得施設マークが存在する位置(第2
の位置情報)を経路探索の目的地に設定することができ
る。なお、図6に示す詳細情報を参照することなく、図
5の地図表示画面上で所望の取得施設マークをカーソル
で選択し、決定キー等を操作することによっても目的地
の設定が可能である。さらに、ここでは取得施設マーク
の選択によって目的地の設定をしているが、これ以外の
方法も考えられる。例えば、受信データメモリ13に記
憶された情報データに基づいて施設や店舗等の一覧を表
示し、この一覧の中から何れかを目的地として設定する
ようにしても良い。
【0050】図7は、本実施形態のデジタル放送受信装
置20によって行われる情報データの取得および格納に
関する動作を示すフローチャートである。なお、この図
7に示す動作とは別に、あるいは、この動作中の任意の
段階で、ユーザが操作部11を操作して図3に例示した
ような優先順位リストを作成して優先順位メモリ12に
記憶しているものとする。
【0051】図7において、まず制御部6は、受信した
デジタル放送中から情報データを取得する(ステップS
1)。次に制御部6は、当該取得した情報データと、既
に優先順位メモリ12に格納されている全ての優先順位
リストとを比較し、その情報データが、優先順位リスト
中の少なくとも1つのキーワードを含む情報であるか否
かを判定する(ステップS2)。
【0052】ここで、取得した情報データ中に優先順位
リストのキーワードと一致するものがなければ、ステッ
プS1に戻り、次の情報データを取得する。一方、一致
するキーワードが存在する場合は、一致した情報データ
の内容(どのキーワードが含まれているか)からその重
み付けを演算する(ステップS3)。さらに、上記取得
した情報データ中から位置情報(住所、電話番号等)を
抽出する(ステップS4)。そして、当該抽出した位置
情報と、住所・電話番号メモリ27に格納されている情
報とを比較し、上記抽出した位置情報と一致する情報が
住所・電話番号メモリ27内に存在するか否かを判定す
る(ステップS5)。
【0053】ここで、住所・電話番号メモリ27内に一
致する位置情報が存在しなければ、ステップS1に戻
り、次の情報データを取得する。一方、一致する位置情
報が存在する場合は、その位置情報に関連付けられてい
る第2の位置情報(緯度経度情報)を検索して取得する
(ステップS6)。最後に、ステップS2で比較対象と
して用いた優先順位リストの名称、ステップS3で計算
した重み付け情報、ステップS6で取得した第2の位置
情報を、ステップS1で取得した情報データに付加して
受信データメモリ13に格納する(ステップS7)。そ
の後ステップS1に戻り、同様の動作を継続して行う。
すなわち、このステップS1〜S7の処理は常時動作し
ており、受信データメモリ13内の内容を随時更新して
いる。
【0054】図8は、本実施形態のナビゲーション装置
30によって行われる、受信データメモリ13に格納さ
れた情報データの表示に関する動作を示すフローチャー
トである。図8において、ユーザは、操作部11を用い
て、使用する優先順位リストを選択する(ステップS1
1)。例えば、図5に示す画面において、リスト選択ス
イッチSWA,SWBのON/OFFを指定する。優先
順位リストが選択されると、制御部6は、受信データメ
モリ13の中から、当該選択された優先順位リストの名
称が付与された情報データを検索して抽出する(ステッ
プS12)。
【0055】次に制御部6は、情報データのみの表示が
ユーザによって指示されているかどうかを判定する(ス
テップS13)。情報データのみの表示が指示されてい
る場合は、上記ステップS12で抽出した情報データに
基づく表示を表示部10の画面上における指定部位に対
して行う(ステップS14)。例えば、上記抽出した情
報データに基づいて施設や店舗等の一覧を画面上の指定
部位に表示する。
【0056】一方、情報データのみの表示が指示されて
いない場合は、上記抽出した情報データに付加されてい
る第2の位置情報を受信データメモリ13から抽出する
(ステップS15)。また、地図情報メモリ23に格納
されている現在位置周辺の地図データ(現在画面上に表
示されている地図表示範囲の地図データ)から位置情報
を抽出する(ステップS16)。そして、現在の地図表
示範囲内に第2の位置情報が含まれている情報データに
ついて、取得施設マークをそれに対応する重み付け情報
に応じた態様で表示する(ステップS17)。
【0057】上記ステップS14で情報データに基づく
施設や店舗等の一覧が表示された後、あるいは、上記ス
テップS17で取得施設マークが表示された後、ユーザ
は、必要に応じて操作部11を操作することにより、所
望の施設や店舗等に関する詳細情報を表示したり、所望
の施設や店舗等(その情報データには経路探索に必要な
第2の位置情報が付加されている)を経路探索の目的地
に設定したりすることができる。
【0058】図9は、一覧表示あるいはマーク表示され
た情報データの選択に関する動作を示すフローチャート
である。図9において、ユーザは、図8のステップS1
4で表示された施設や店舗等の一覧、あるいはステップ
S17で表示された取得施設マークの中から、操作部1
1を用いて何れか所望のものを選択する(ステップS2
1)。例えば、図5に示す画面において、表示されてい
る取得施設マークMKA1〜MKA3,MKB1〜MK
B3のうち所望のものをカーソルで指定する。
【0059】次に、制御部6は、操作部11の操作によ
って詳細情報の表示指示があったかどうかを判定する
(ステップS22)。詳細情報の表示指示があった場合
は、図6に示すように施設や店舗等の詳細な内容を紹介
する情報を表示部10に表示する(ステップS23)。
詳細情報の指示がなかった場合および詳細情報を表示し
た後、制御部6は、操作部11の操作によって目的地設
定の指示があったかどうかを判定する(ステップS2
4)。目的地設定の指示があった場合は、上記ステップ
S21で選択された情報データに含まれる第2の位置情
報を経路探索の目的地に設定し(ステップS25)、現
在地から目的地までの最適な経路を探索して案内する処
理を実行する(ステップS26)。
【0060】以上詳しく説明したように、本実施形態に
よれば、ユーザが取得希望の情報データをデジタル放送
中からキーワード検索によって自動的に取得し、取得し
た情報データ中に含まれている位置情報をナビゲーショ
ン装置で利用することにより、その情報データが表す施
設や店舗等の現在位置からの位置関係をユーザに分かり
やすく提供することができる。その際、デジタル放送中
から入手した情報データをナビゲーション装置に自動的
に反映させることができるので、デジタル放送中から入
手した情報とナビゲーション装置の情報との整合を図る
ために煩雑な作業をユーザ自身が行う必要もなくなる。
【0061】また、ナビゲーション画面に表示される取
得施設マークがその重み付け情報に応じて異なる態様で
区別して表示されるので、より関心の高い施設や店舗等
の位置を簡単に確認することができる。また、必要であ
れば、その施設や店舗等に関する詳細な情報を、簡単な
選択操作のみで表示することもできる。さらに、選択し
た施設や店舗等の所在地を簡単な操作で目的地に設定
し、経路案内を受けることもできる。
【0062】なお、上記実施形態では、デジタル放送受
信装置20とナビゲーション装置30とで音声/映像デ
コード部5、制御部6、アンプ7、スピーカ8、画像合
成部9、表示部10、操作部11を共通に用い、両装置
を一体的に構成する例について説明したが、両装置を別
々に構成し、両者を互いに通信可能なように接続するこ
とによってシステムを構成しても良い。
【0063】また、上記実施形態では、デジタル放送中
から取得する情報データに含まれる位置情報の例として
住所および電話番号を示したが、施設名や店舗名、郵便
番号などを利用しても良い。現在提供されているナビゲ
ーション装置の多くは、これらの施設名や店舗名あるい
は郵便番号と緯度経度情報とを関連付けるための情報デ
ータベースを備えている。したがって、このデータベー
スを利用すれば、デジタル放送中から取得した位置情報
から、ナビゲーション装置で利用可能な形態の第2の位
置情報を求めることが可能である。
【0064】また、上記実施形態では、デジタル放送中
から取得した位置情報付きの情報データをナビゲーショ
ン装置で利用する例について説明したが、ナビゲーショ
ン装置以外の別システムで利用することも可能である。
例えば、デジタル放送で視聴中の施設や店舗等の場所を
後から確認したい場合などに、放送番組と共に送られて
きて受信データメモリ13に記憶された情報データ中に
含まれている位置情報、あるいはそれから求められた第
2の位置情報に基づいて、当該施設や店舗等の位置を地
図(例えばウェブ画面の地図)上に表示するという利用
方法がある。
【0065】その他、以上に説明した実施形態は、本発
明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに
過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されてはならないものである。すなわち、本発明はそ
の精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、
様々な形で実施することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが所望するキーワードをあらかじめ入力してお
き、受信したデジタル放送中から上記キーワードが含ま
れている情報データを検索し、これによって取得した情
報データ中に含まれている位置情報から別利用可能な形
態の第2の位置情報を求めて記録するようにしたので、
ユーザが取得希望の情報データに関連する任意のキーワ
ードを入力しておくだけで、そのような情報データを自
動的に入手することができる。よって、数多いチャンネ
ルの中からユーザに関心のある情報を探す際の手間を大
幅に省くことができる。また、入手した情報データを、
その中に含まれる位置情報を用いることで別システム
(例えばナビゲーション装置)で有効に活用することが
できる。
【0067】また、ユーザが所望するキーワードとし
て、1以上のキーワードを優先順位付けして入力してお
き、キーワード検索によって取得した情報データ中に含
まれているキーワードの優先順位に応じて情報データの
重み付け情報を求めるようにした場合は、重み付けが識
別できる態様で各情報データを表示することで、ユーザ
が希望する情報データの中でも特に関心のある情報デー
タを簡単に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタル放送の情報
データ活用システムを構成するデジタル放送受信装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るデジタル放送の情報
データ活用システムを構成するナビゲーション装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図3】優先順位リストの一例を示す図である。
【図4】受信データメモリに記憶されるデータの例を示
す図である。
【図5】本実施形態において表示部に表示されるナビゲ
ーション画面の例を示す図である。
【図6】所望の取得施設マークを選択した場合における
詳細情報の画面表示例を示す図である。
【図7】本実施形態のデジタル放送受信装置によって行
われる情報データの取得および格納に関する動作を示す
フローチャートである。
【図8】本実施形態のナビゲーション装置によって行わ
れる、受信データメモリに格納された情報データの表示
に関する動作を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態のナビゲーション装置によって行わ
れる、一覧表示あるいはマーク表示された情報データの
選択に関する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 フロントエンド回路 3 ベースバンド処理部 4 データ分離部 5 音声/映像デコード部 6 制御部 7 アンプ 8 スピーカ 9 画像合成部 10 表示部 11 操作部 12 優先順位メモリ 13 受信データメモリ 14 時計 20 デジタル放送受信装置 21 DVD−ROM 22 DVD−ROM制御部 23 地図情報メモリ 24 位置測定部 25 マップマッチング処理部 26 誘導経路メモリ 27 住所・電話番号メモリ 30 ナビゲーション装置 CM 車両位置マーク RT 誘導経路 SWA,SWB リスト選択スイッチ MKA1〜MKA3,MKB1〜MKB3 取得施設マ
ーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/44 H04N 5/44 Z 5K061 5/445 5/445 Z 5/76 5/76 Z 7/025 7/08 A 7/03 7/035 Fターム(参考) 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC06 AC09 AC13 AC16 5C025 CA09 DA01 DA05 5C052 AA01 AA17 AB03 AB04 DD10 5C063 AB03 AB05 DA03 5H180 AA01 BB04 BB13 CC12 EE18 FF04 FF05 FF13 FF22 FF25 FF32 FF40 5K061 AA09 BB06 BB07 FF01 JJ06 JJ07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送を受信するデジタル放送受
    信手段と、 ユーザが所望するキーワードを入力するためのキーワー
    ド入力手段と、 上記デジタル放送受信手段で受信したデジタル放送中か
    ら、上記キーワード入力手段により入力されたキーワー
    ドが含まれている情報データであって、かつ、位置情報
    を含む情報データを取得する情報データ取得手段と、 上記情報データ取得手段により取得された情報データ中
    に含まれている上記位置情報から、デジタル放送受信機
    能以外の別機能で利用可能な形態の第2の位置情報を求
    める位置情報取得手段とを備えたことを特徴とするデジ
    タル放送の情報データ活用システム。
  2. 【請求項2】 デジタル放送を受信するデジタル放送受
    信手段と、 ユーザが所望する1以上のキーワードを優先順位付けし
    て入力するためのキーワード入力手段と、 上記デジタル放送受信手段で受信したデジタル放送中か
    ら、上記キーワード入力手段により入力されたキーワー
    ドが含まれている情報データであって、かつ、位置情報
    を含む情報データを取得する情報データ取得手段と、 上記情報データ取得手段により取得された情報データ中
    に含まれている上記キーワードの優先順位に応じて、上
    記取得された情報データの重み付け演算を行う重み付け
    手段と、 上記情報データ取得手段により取得された情報データ中
    に含まれている上記位置情報から、デジタル放送受信機
    能以外の別機能で利用可能な形態の第2の位置情報を求
    める位置情報取得手段と、 上記重み付け手段により求められた重み付け情報および
    上記位置情報取得手段により求められた第2の位置情報
    を記憶する情報記憶手段とを備えたことを特徴とするデ
    ジタル放送の情報データ活用システム。
  3. 【請求項3】 上記別機能は、上記第2の位置情報によ
    って示される地図上の位置に所定のマークを表示するマ
    ーク表示手段を備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のデジタル放送の情報データ活用システム。
  4. 【請求項4】 上記別機能は、上記第2の位置情報によ
    って示される地図上の位置に、上記重み付け手段により
    演算された重み付けが識別できる態様で所定のマークを
    表示するマーク表示手段を備えたことを特徴とする請求
    項2に記載のデジタル放送の情報データ活用システム。
  5. 【請求項5】 上記別機能は、上記情報データ取得手段
    により取得された情報データの一覧表示の中から何れか
    を選択するための情報データ選択手段と、 上記情報データ選択手段により選択された情報データ中
    に含まれる詳細情報を表示する詳細情報表示手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1または2に記載のデジタ
    ル放送の情報データ活用システム。
  6. 【請求項6】 上記別機能は、上記地図上に表示された
    所定のマークの中から何れかを選択するマーク選択手段
    と、 上記マーク選択手段により選択されたマークに対応する
    情報データ中に含まれる詳細情報を表示する詳細情報表
    示手段とを備えたことを特徴とする請求項3または4に
    記載のデジタル放送の情報データ活用システム。
  7. 【請求項7】 上記別機能は、画面上に地図を表示して
    車両の走行案内を行うナビゲーション機能であり、 上記情報データ取得手段により取得された情報データの
    一覧表示の中から何れかを目的地として設定するための
    目的地設定手段と、 車両の現在地から上記目的地設定手段により設定された
    目的地までを結ぶ最もコストが小さな経路を探索する経
    路探索手段とを備えたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のデジタル放送の情報データ活用システム。
  8. 【請求項8】 上記別機能は、画面上に地図を表示して
    車両の走行案内を行うナビゲーション機能であり、 上記地図上に表示された所定のマークの中から何れかを
    目的地として設定するための目的地設定手段と、 車両の現在地から上記目的地設定手段により設定された
    目的地までを結ぶ最もコストが小さな経路を探索する経
    路探索手段とを備えたことを特徴とする請求項3または
    4に記載のデジタル放送の情報データ活用システム。
  9. 【請求項9】 デジタル放送を受信するデジタル放送受
    信手段と、 ユーザが所望するキーワードを入力するためのキーワー
    ド入力手段と、 上記デジタル放送受信手段で受信したデジタル放送中か
    ら、上記キーワード入力手段により入力されたキーワー
    ドが含まれている情報データであって、かつ、位置情報
    を含む情報データを取得する情報データ取得手段と、 上記情報データ取得手段により取得された情報データ中
    に含まれている上記位置情報から、デジタル放送受信機
    能以外の別機能で利用可能な形態の第2の位置情報を求
    める位置情報取得手段とを備えたことを特徴とするデジ
    タル放送受信装置。
  10. 【請求項10】 デジタル放送を受信するデジタル放送
    受信手段と、 ユーザが所望する1以上のキーワードを優先順位付けし
    て入力するためのキーワード入力手段と、 上記デジタル放送受信手段で受信したデジタル放送中か
    ら、上記キーワード入力手段により入力されたキーワー
    ドが含まれている情報データであって、かつ、位置情報
    を含む情報データを取得する情報データ取得手段と、 上記情報データ取得手段により取得された情報データ中
    に含まれている上記キーワードの優先順位に応じて、上
    記取得された情報データの重み付け演算を行う重み付け
    手段と、 上記情報データ取得手段により取得された情報データ中
    に含まれている上記位置情報から、デジタル放送受信機
    能以外の別機能で利用可能な形態の第2の位置情報を求
    める位置情報取得手段と、 上記重み付け手段により求められた重み付け情報および
    上記位置情報取得手段により求められた第2の位置情報
    を記憶する情報記憶手段とを備えたことを特徴とするデ
    ジタル放送受信装置。
  11. 【請求項11】 ユーザが所望するキーワードを入力し
    て記憶しておき、 受信したデジタル放送中から、上記キーワードが含まれ
    ている情報データであって、かつ、位置情報を含む情報
    データを取得し、 上記取得した情報データ中に含まれている上記位置情報
    から、デジタル放送受信以外で利用可能な形態の第2の
    位置情報を求めて記録媒体に記録するようにしたことを
    特徴とするデジタル放送の情報データ取得方法。
  12. 【請求項12】 ユーザが所望する1以上のキーワード
    を優先順位付けして入力し、これを優先順位リストとし
    て記憶しておき、 受信したデジタル放送中から、上記キーワードが含まれ
    ている情報データであって、かつ、位置情報を含む情報
    データを取得し、 上記取得した情報データ中に含まれている上記キーワー
    ドの優先順位に応じて上記情報データの重み付け情報を
    求めるとともに、上記取得した情報データ中に含まれて
    いる上記位置情報から、デジタル放送受信以外で利用可
    能な形態の第2の位置情報を求めて、上記重み付け情報
    および上記第2の位置情報を記録媒体に記録するように
    したことを特徴とするデジタル放送の情報データ取得方
    法。
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