JP4342973B2 - ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置 - Google Patents

ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4342973B2
JP4342973B2 JP2004034303A JP2004034303A JP4342973B2 JP 4342973 B2 JP4342973 B2 JP 4342973B2 JP 2004034303 A JP2004034303 A JP 2004034303A JP 2004034303 A JP2004034303 A JP 2004034303A JP 4342973 B2 JP4342973 B2 JP 4342973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital television
route
data
program
keyword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004034303A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005229226A (ja
Inventor
康方 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2004034303A priority Critical patent/JP4342973B2/ja
Publication of JP2005229226A publication Critical patent/JP2005229226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342973B2 publication Critical patent/JP4342973B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/765Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
    • H04N5/775Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television receiver

Description

本発明は、ナビゲーション装置等で探索したルートのドライブ情報を効率良く収集できる方法に関する。より詳細には、探索したルートに関連する探索ルート関連情報(目的地の名称や電話番号などの情報)を利用して、デジタルテレビ放送の電子番組案内(Electronic Program Guide:以下、単にEPG)に含まれている番組を特定することで、ユーザに有効なドライブ情報を効率良く収集する方法に関する。なお、本明細書でドライブ情報とは、探索したルートに関連した情報であり、ユーザがそのルートを走行するときに役立つ道路、施設や店舗、観光スポット等に関する種々の情報である。
近年、デジタルテレビ放送に関する技術が急速に発達している。デジタルテレビ方式の放送では、複数種のデジタルデータを重畳して視聴者へ配信することができる。デジタルテレビ放送では、番組で放映する画像データにこれに関連するデジタルデータを重畳することで、番組視聴以外の付加サービスを視聴者に提供できるようになっている。具体的には、画像データ以外に番組名称、番組の概要、放送時刻、番組ジャンルなどの番組に関連した番組付帯情報が付加された電子番組案内(EPG)が視聴者に提供される。よって、視聴者(ユーザ)は、このEPGに含まれる種々の情報を利用することができる。
特許文献1は、デジタルテレビ放送を活用するデジタルテレビジョンシステム及びカーナビゲーションシステムについて開示している。特許文献1では、テレビジョン装置(デジタルテレビ)が受信した映像データ、音声データをモニタに出力すると共に、EPG情報をバッファ手段に保持する。リモートコントロール装置(リモコン)をユーザが操作したタイミングで、EPG情報はリモコンへ転送される。このEPG情報には、番組内の場面を識別するデータと番組で扱われた場所に関する位置情報データが含まれている。このEPG情報をビデオレコーダやカーナビゲーションに送信して利用するようにしている。
特許文献1のシステムを利用すると、番組視聴中にユーザが興味を持った部分を後においてリモコンからビデオレコーダ側へ送信して再生できる。また、このシステムを利用すると、特定の地理的な場所がテーマとなっている番組を視聴中に、ユーザが気に留めた場所をリモコンで逐次に入力しておくことで、後において周遊するドライブルートをナビゲーション装置に設定できる。
特開2001−197329号 公報
上記特許文献1では、デジタルテレビ放送に含まれているEPG情報を利用するナビゲーションシステムの提案も行っている。しかしながら、このナビゲーションシステムは、ユーザが番組視聴中に興味を持った部分をリモコンで逐次に入力するという行為でユーザの希望通過地を確認し、これに基づいてドライブルートを作成するものである。よって、特許文献1のシステムでは、ユーザは番組視聴中にテレビから離れることなく、常にリモコンの入力操作を行って入力の漏れが無い様にしなければならない。この入力操作に漏れがあるとユーザが訪問したかった場所がドライブルートから外れてしまうことになる。
上記のように、特許文献1で提案するナビゲーションシステムではユーザが番組を視聴しながら逐次にリモコン入力する必要がある。よって、ユーザは複数の番組を視聴して、たくさんの情報から自分の必要な情報を選択し、個々に入力しなければならないという煩わしさがある。そして、ユーザが番組を見落とした場合や入力操作に誤りがあった場合には、ユーザが希望するドライブルートとは異なる走行ルートをナビゲーション装置が提示するという問題が発生してしまう。
そこで、本発明の主な目的は、EPG情報の中から探索したルートに関連した番組を自動的に特定し、探索したルートに関するドライブ情報を効率的に得る情報収集方法を提案することである。
上記目的は、目的地までのルートを探索する第1のステップと、前記第1のステップで探索したルートに含まれる経由地及び目的地の少なくとも一方を特定することができるキーワードを用いて、デジタルテレビ放送の電子番組案内を検索して、前記電子番組案内に前記キーワードが含まれる番組を特定する第2のステップと、前記第2のステップで特定した前記番組のコンテンツデータを記憶装置に記憶する第3のステップと、を含むドライブ情報の収集方法によって達成することができる。本発明によると、ルート探索した際の探索ルート関連情報を用いて電子番組案内が検索され、探索したルートに関係するドライブ情報を含む番組が特定される。よって、ユーザが煩わしさを感じることなく、電子番組案内に含まれている多くの情報から探索ルートに関するドライブ情報を取得できる。そして、記憶装置に記憶した番組データをユーザが任意に利用できる。
また、前記記憶装置に記憶した前記番組データには放映した画像の画像データが含まれ、該画像データを読み出して表示装置に表示する第4のステップをさらに含んでもよい。
前記キーワードは、ルート設定を行なうときにユーザが入力した項目に基づいて作成することができる。また、ナビゲーション機能を備えた電子機器が前記第1のステップを実行し、電子番組案内を含んだデジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビが前記電子機器から前記キーワードを取得し、第2のステップを実行することができる。
上記目的は、電子番組案内を含んだデジタルテレビ放送を受信可能なデジタルテレビとの通信が可能なナビゲーション装置であって、目的地までのルートの探索をしたときに、前記探索したルートに含まれる経由地及び目的地の少なくとも一方を特定することができるキーワードを前記デジタルテレビ側へ送信する制御を行なうルート情報送信制御手段と、前記デジタルテレビ側で、前記キーワードを用いて、デジタルテレビ放送の電子番組案内を検索して、前記電子番組案内に前記キーワードが含まれる番組について作成した番組データを、該デジタルテレビから受信する制御を行なう番組情報受信制御手段とを含むナビゲーション装置によっても達成される。
本発明によると、ナビゲーション装置から探索ルート関連情報がデジタルテレビへ送信され、デジタルテレビ側で探索ルート関連情報を利用してデジタルテレビ放送に含まれている電子番組案内情報からドライブ情報が収集される。そして、このドライブ情報はナビゲーション装置へと送信される。よって、本発明の場合も電子番組案内情報から探索ルートに関連したドライブ情報を自動的に収集できる。本ナビゲーション装置を使用するユーザは、情報収集の煩わしさを感じること無く探索したルートに関するドライブ情報を得ることができる。
本発明によると、ルート探索した際の探索ルート関連情報を利用して、デジタルテレビ放送に含まれているEPG情報から前記探索ルートに関連したドライブ情報を含む番組を自動的に収集できる。よって、ユーザは自動的に特定された番組を見ることで、事前に探索ルートのドライブ情報を取得できる。
以下、本発明に係る一実施形態を図面を参照して説明する。図1は、ドライブ情報の収集方法を実施する場合の一例を示した図である。この図1では、ナビゲーション装置とデジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビとを用いてドライブ情報を収集する場合を例示している。
図1でナビゲーション装置1は、図示しない車両に搭載されている。ナビゲーション装置1は、装置本体3とディスプレイ装置2とを含んでいる。ナビゲーション装置1は通常のナビゲーション装置と同様に、ユーザが目的地や経由地に関するルート設定条件を入力することで自車位置から目的地までのルート探索を実行する。具体的には、付属のリモコン(図示せず)やディスプレイ装置2の入力スイッチ2−1を介して、ユーザが目的地や経由地の名称、住所、電話番号等の項目(キーワード)によって条件を設定してナビゲーション装置1に入力することによりルートが探索される。本ナビゲーション装置1では、上記ルート探索を実行したときに探索ルート関連情報として探索データが作成される。この探索データは装置本体3に接続されているアンテナ3−1からデジタルテレビ5側へ送信されて利用される。この探索データについては後に詳述する。
一方、デジタルテレビ5は、受信アンテナ6を介して放送局8から送信されるデジタルテレビ放送を受信する。このデジタルテレビ放送には、番組の画像データ以外にEPGデータが重畳されている。このEPGデータには、番組名や放送日時などの他、放映する観光地や施設名に関する情報、これに関連する住所、電話番号、緯度・経度等、多くの文字情報が含まれる。また、デジタルテレビ5は、上記ナビゲーション装置1との間でデータの送受信をするためのアンテナ5−1を備えている。よって、デジタルテレビ5はナビゲーション装置1との間でデータの送受信が可能であり、ナビゲーション装置1から上記探索データを受信する。
さらにデジタルテレビ5は、探索データを利用してEPGデータを検索する機能を備えている。探索データには探索したルートに関するキーワードが含まれている。このキーワードとEPGデータに含まれている各番組の文字データとをマッチングすることにより、探索ルートに関連したユーザに有用な情報(ドライブ情報)を含んでいる番組を特定できる。よって、ユーザが視聴した番組にドライブ情報が含まれている場合には、デジタルテレビ5は探索データを用いてこれを検出し、当該番組を自動録画する。
なお、ユーザが熱海へのドライブを予定している場合には、検索のキーワードに「熱海」が含まれる。例えば、ドラマ番組のタイトルが「熱海殺人事件」等である場合には、このドラマ番組がドライブ情報を含むものとしてピックアップされることになる。ドラマ番組のようにドライブ情報を期待できない番組を排除するためには、EPGデータに含まれている番組ジャンルのデータ場を利用する。例えば番組ジャンルデータには、ドラマ、ニュース、歌謡等の番組種別が付されているので、検索する番組対象からドラマを除くように設定しておけばよい。
デジタルテレビ5は、特定した番組の番組データを記憶するHDD等の内部メモリや外部接続したレコーダ7(図1参照)を記憶装置として備えており、特定した番組を記憶装置に順次に蓄積する。よって、ユーザはレコーダ7等に自動的に蓄積した番組をデジタルテレビ5のディスプレイに表示して聴取することで、探索ルートに関するドライブ情報を得ることができる。また、レコーダ7に記憶した番組のデータをデジタルテレビ5側からナビゲーション装置1へ送信することでナビゲーション装置1でも同様に視聴できる。
なお、1週間先の番組予定や1月先の番組予定に関するEPGデータを利用できる場合には、デジタルテレビ5の予約録画機能を利用して、ドライブ情報を含む番組を自動予約録画するように設定してもよい。また、実際の放送前にユーザが画像データの表示を行う動作を行った場合には、特定した番組の放送予定表を画像データとして表示するように設定しておくとのが好ましい。
上記のように図1に示したドライブ情報の収集方法では、ナビゲーション装置1の探索データ(探索ルート関連情報)を利用してEPGデータからドライブ情報を含む番組を自動的に抽出するので、ユーザが情報収集に煩わしさを感じることがない。また、ドライブ情報の収集にユーザが関与しないので最適な情報を漏れなく収集できる。
以下、さらに図1で示した各部の詳細な構成について説明する。図2は、ナビゲーション装置1の構成例を示したブロック図である。ナビゲーション装置1は、一般的なナビゲーション装置と同様の機能を備えている。すなわち、ナビゲーション装置1はディスクドライバ11、通信部12、操作部13、車速センサ14、GPS受信機15、ジャイロセンサ16、VICSセンサ17、リバースセンサ18、ナビゲーションコントローラ20を備えた装置本体3と、これに接続されたディスプレイ装置2及びスピーカ40を含んで構成されている。
ディスクドライバ11は、地図表示や経路探索などに必要な各種の地図データ並びに必要に応じてプログラムデータをCD−ROM、DVD、HDDなどの記録媒体からを読み出す。通信部12には、図1に示したアンテナ3−1が接続されている。この通信部12から前記探索データの送信を行い、また、前記ドライブ情報が含まれている番組データの受信を行なう。この通信部12と後述するデジタルテレビ5側の通信部との通信方式には、例えば赤外線通信方式や無線電波通信方式等のワイヤレス通信方式が利用される。なお、この通信部12は、携帯電話やサービスセンター(メーカその他の機関のサービスセンター)との通信が可能となるように公衆回線に接続できる第2の通信機能を備えてもよい。操作部13は、ユーザが各種の指示をナビゲーションコントローラ20に入力するためのリモコンや入力キーである。本例では操作部13は、図1に示した入力スイッチ2−1やリモコン(図示せず)として実現されている。
車速センサ14は、一定の走行距離ごとに発生するパルスに応じた車速を出力する。GPS受信機15は、GPS衛星から送られてくるGPS信号を受信して現在の自車位置と自車方位の検出を行なう。より具体的には、GPS受信機15は複数のGPS衛星から送られてくる電波を受信して、三次元測位処理又は二次元測位処理を行って、車両の絶対位置及び方位を計算し、これらを測位時刻とともに出力する。ジャイロセンサ16は、自車方位を検出するためのセンサである。車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とから求まる方位を所定数サンプリングして計算する。
VICSセンサ17は、VICSセンターから光ビーコンや電波ビーコンなどを介して提供される交通情報を受信する。この光ビーコンや電波ビーコンを発信する発信器の下を車両が通過すると、発信器から車両に現在道路状況情報が送信される。この情報の中には、発信器の位置データが含まれる。リバースセンサ18は、車両の後進を示す信号を出力する。車速センサ14、ジャイロセンサ16及びリバースセンサ18は自律航法を可能とするもので、GPSを用いたナビゲーションを補完する。
ディスプレイ装置2(図1参照)は、ナビゲーションコントローラ20から出力される画像データに基づいて、自車周辺の地図画像を車両位置マークや出発地マーク、目的地マークなど共に表示したり、この地図上に案内ルートや迂回ルート等の誘導経路を表示したりする。スピーカ40は、ナビゲーションコントローラ20から出力される音声データに基づいて、ユーザに種々のメッセージを出力する。
ナビゲーションコントローラ20は、バッファメモリ21、インタフェース(I/F)22〜28、制御部29、地図描画部30、操作画面・マーク発生部31、ルート記憶部32、ルート描画部33、マーク記憶部34、マーク描画部35、画像合成部36、メモリ部37、音声出力部38及び接続ID記憶部39を含んでいる。
バッファメモリ21は、ディクスドライバ11が記録媒体から読み出した地図データやプログラムを一時格納する。インタフェース22〜28は前述した通信部12、操作部13、車速センサ14、GPS受信機15、ジャイロセンサ16、VICSセンサ17及びリバースセンサ18に接続され、それぞれが制御部29側とのインタフェースを形成する。
制御部29は、例えばマイクロコンピュータにより構成され、ナビゲーションコントローラ20全体を制御する。例えば、制御部29はGPS受信機15のGPS信号や、自律航法にかかる車速センサ14、ジャイロセンサ16、及びリバースセンサ18やVICSセンサ17の出力信号を処理して自車位置や自車方位を算出したり、読み出した地図データを用いて設定された探索条件で出発地から目的地までのルートを探索するなど、ナビゲーションに係る種々の処理を実行する。また、制御部29は計時機能を備えており、車速センサ14からの出力信号から必要により自車の平均車速を演算することもできる。制御部29は、上記のように一般的なナビゲーションのための処理を行なう他、前述した探索データの作成、探索データ(探索ルート関連情報)をデジタルテレビ側へ送信するための送信制御、及びテレビ側からドライブ情報を含む画像データを受信するための受信制御等も実行する。この点については後述する。
地図描画部30は、バッファメモリ21に読み出された地図データを用いて地図画像の描画処理を行なう。操作画面・マーク発生部31は、動作状況に応じて各種メニュー画面(操作画面)及び自車位置マーク、カーソルなどの各種マークを生成する。ルート記憶部32は、制御部29によって探索された誘導経路のデータを記憶する。具体的には、ルート記憶部32は制御部29によって探索された誘導経路の出発地から目的地までの全てのノード(経緯度で表示された点の座標)に関するデータ及びその探索中に変更された誘導経路のデータを記憶する。
ルート描画部33は、ルート記憶部32から誘導経路のデータ(ノード列)を読み出して、誘導経路を他の道路とは異なる色及び線幅で描画する。マーク記憶部34は、地図画面上で対象物件の位置を指示する情報として付与される所定形状のアイコン(ブランドアイコン、カテゴリアイコンなど)及びこのアイコンに代えて付与される単純な形状のマークに係るデータを予め記憶する。マーク描画部35は、制御部29の制御に基づいてマーク記憶部34から読み出されたデータの描画処理を行なう。画像合成部36は、地図描画部30、操作画面・マーク発生部31、ルート描画部33及びマーク描画部35から出力される画像を合成してディスプレイ装置2に出力する。
音声出力部38は、制御部29からの信号に基づいて音声信号をスピーカ40に出力する。接続ID記憶部39は、メーカその他の機関のサービスセンターのアドレス、接続ID、パスワードなどを記憶する。メモリ部37は、制御部29に処理領域を提供するRAM、デジタルテレビ5との間で前述したデータの送受信を行なうプログラム等を格納したROM、バックアップすべき各種データをバックアップするためのEEPROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを含んで構成されている。以上のように本ナビゲーション装置1は車両を目的地まで案内するルート探索機能等のナビゲーション装置が備える一般的な機能を備えている。
さらに、ナビゲーション装置1は、図1に例示したドライブ情報の収集を可能とするため、目的地までのルートの探索をしたときに、探索したルートに関する探索ルート関連情報を前記デジタルテレビ側へ送信する制御を行なうルート情報送信制御手段を含んでいる。なお、本ナビゲーション装置1では、前述のように探索ルート関連情報として探索データが作成され、デジタルテレビ5側へ送信される。デジタルテレビ5側では、探索データを用いてEPGを検索して、探索ルートに関連するドライブ情報を含んでいる番組を特定した番組データが作成される。この番組データには放送された番組の画像データだけでなく、放送予定の番組をまとめた放送予定表の画像データを含めることができる。ナビゲーション装置1は、この番組データをデジタルテレビ5から受信する制御を行なう番組情報受信制御手段を備えている。
上記ルート情報送信制御手段及び番組情報受信制御手段は、例えばメモリ部37の一部として含むROMに格納された所定のプログラムを実行する制御部29により実現される。ここで、ルート探索が実行されたときから制御部29による制御を順に説明する。ユーザはルート設定条件として目的地や経由地の名称、電話番号、郵便番号、緯度・経度、POI情報等の項目をリモコン等を介してナビゲーション装置1に入力する。これにより制御部29は先ず探索手段として機能して、ユーザから入力されたルート設定条件の項目に基づいたルートを探索する。
そして、制御部29はこのときに前述した探索データを作成する。制御部29は、例えば図3に示すようなデータ構造の探索データを作成する。ユーザが電話番号で目的地等を設定してルート探索をしたときに、制御部29はディスクドライバ11にセットしたCD−ROM等から地図データを読出して利用する。この地図データには、その電話番号に関連した名称(施設名等)、住所、郵便番号、緯度・経度等のデータが蓄積されている。よって、制御部29はルート探索するときに、ユーザから指定された目的地や経由地等の項目に関して、図3に例示するような探索データを作成できる。この検索データは探索したルートを特定することができるキーワードの表となる。
例えば、ユーザが第1番目の経由地1を名称によって指定すると、制御部29は地図データを利用して図3に示した他の項目、住所、電話番号、緯度経度の情報を補完する。このようにして、全ての経由地及び目的地に関して補完を行なうと図3に示した探索データを完成できる。なお、図3に示す探索データは、さらに使用道路とドライブスケジュールに対応した通過予定日時の項目も備えた好ましい例を示している。使用道路に関する情報も探索データに含めておけば、EPGデータからより広くドライブ情報を収集できる。
また、このナビゲーション装置1がドライブスケジュールを予め設定できる機能を備えている場合、ルート設定条件の項目の1つとして、ドライブ予定日と出発時間を設定できる。そして、ナビゲーション装置1により、各地点の通過予定日時が予想できる。このようなドライブ予定日や通過予定時間のデータも探索データの項目の1つに含めておくのが好ましい。近年、観光スポットに関する番組が多く放送されている。よって、探索データに日時に関する項目が含まれていれば、景色が見頃となる観光スポットの近くを通る探索ルートが引かれた場合、有効なドライブ情報を含む番組をEPG情報から知ることができる。このように探索データを利用してEPG情報からドライブ情報を含んだ番組を特定する処理は、図1に示した例ではデジタルテレビ5側で実行される。
図4は、図1で示すデジタルテレビ5の構成の一例を示したブロック図である。このデジタルテレビ5は、第1通信部、第2通信部、操作部、メモリ、モニタ及びこれらを制御する制御部5−5を含んで構成されている。第1通信部5−3は、アンテナ6が接続されデジタルテレビ放送を受信する。図1に示したアンテナ5−1は第2通信部5−2に接続されている。この第2通信部5−2は、上記ナビゲーション装置1側とのデータの送受信を行なうために設けられている。メモリ5−4は種々のデータを記憶できる内部のHDD等の記憶装置である。操作部5−6は、ユーザが入力を行なう入力スイッチやリモコンである。モニタ5−7は受信した画像を表示する。
なお、デジタルテレビ5は、通常のデジタルテレビと同様にアンテナ6から受け取ったデジタルテレビ放送信号の中から、所望の番組に対応する放送信号を選択するチューニング処理、放送信号の復調処理及び復調されたデジタル信号の中から重畳されている映像データ、音声データ、番組に関連したEPG情報を分離する分離処理を行なうための構成を含んでいる。これらの詳細構成は本発明とは直接関係がないので説明は省略するが、図4に示した構成では制御部5−5によって一連の処理が実行される。
図5は、EPGデータの構造例を示した図である。EPGデータには、各番組に固有の番組識別子、番組名、放送日、撮影場所、撮影場所の緯度・経度、撮影場所の住所や電話番号等を含めることができる。制御部5−5が検索手段として機能して、ナビゲーション装置1から受信した探索データ(図3参照)に含まれている単語(キーワード)を用いて、図5のEPGデータに含まれている単語(ワード)をキーワード検索して、番組を特定する。このように特定された番組には、探索ルートに関連のあるドライブ情報が含まれることになる。
さらに、制御部5−5は上記のように特定したドライブ情報を含む番組データをメモリ5−4に記憶する。またはインタフェース5−8を介して接続されている外部レコーダ7に記憶してもよい。このように記憶される番組データは、通常は特定した番組の画像(映像)データである。よって、ユーザはテレビ5のモニタ5−7にその画像を読み出すことで視聴して、探索ルートに関係する有用なドライブ情報を得ることができる。
そして、上記番組データは第2通信部5−2からアンテナ5−1を介してナビゲーション装置1に送信することもできる。ナビゲーション装置1では、この番組データを例えばメモリ部37のフラッシュメモリ部分に一時的に保管して、上記と同様に利用できる。よって、本ナビゲーション装置1は従来のナビゲーション装置と比較して、より多くのドライブ情報をユーザに提供できる。
図6は、前述したドライブ情報の収集する際にナビゲーション装置1側の制御部29により実行される処理例を示したフローチャートである。また、図7は、デジタルテレビ5側の制御部5−5により実行する処理例を示したフローチャートである。
図6に示すように、まず制御部29はルート探索が行なわれたことを確認する(S11)。このときに、制御部29は探索ルート関連情報として探索データを作成する(S12)。探索データは図3に示したような構造で、探索ルートを特定するキーワードを含んでいる。この探索データは、例えばメモリ部37に一時的に記憶される(S13)。ユーザがリモコン等で所定の要求信号を入力したときに(S14)、制御部29がメモリ部37から読み出し、通信部12を介してデジタルテレビ5側へ送信する(S15)。なお、図1では、探索データをナビゲーション装置1からデジタルテレビ5側へ送る第2の手段も合わせて例示している。このナビゲーション装置1及びデジタルテレビ5は、着脱自在な可搬性のあるフラッシュメモリ9を使用できるように構成されている。よって、フラッシュメモリ9に探索データを記憶して、デジタルテレビ5側へ供給するようにしてもよい。
図7に示すように、デジタルテレビ5側では制御部5−5が探索データの受信を確認すると(S21)、デジタルテレビ放送のEPGデータに含まれている番組の検索を実行する(S22)。この検索は、前述したように探索データに含まれている目的地や経由地に関する単語(ワード)をキーにして、EPGデータに含まれている文字情報を検索するキーワード検索である。このキーワード検索により、探索したルートに関連する単語を含んだ番組が特定される(S23)。
制御部5−5は、上記のように特定した番組の番組データをメモリ5−4或いはレコーダ7に記憶する(S24)。この番組データには、前述したように番組で放映した画像の画像データや放送予定の関連番組をリストで示す画像データが含まれる。このようにして蓄積される特定番組に関する番組データは探索ルートに関したドライブ情報を多く含むものであるからユーザに有効な情報となる。よって、ユーザはデジタルテレビ5で番組データを読み出してモニタ5−7に表示して視聴することでドライブ情報を得ることができる。
さらに、ユーザが操作部5−6を用いて所定の要求信号を入力したことを制御部5−5が確認すると(S25)、メモリ5−4又はレコーダ7から画像データを読み出し、通信部5−2を制御してナビゲーション装置1に向けて番組データを送信する(S26)。これによりナビゲーション装置1でも、テレビ側で特定したデータが利用できるようになる。ナビゲーション装置1の制御部29は、上記画像データをメモリ部37の不揮発メモリ部分などに記憶して利用に供する。よって、ユーザはナビゲーション装置1側でも、デジタルテレビ放送から収集した番組をディスプレイ装置2に表示して視聴できる。
以上説明したように、本実施形態によると、ユーザはEPGに含む多くのドライブ情報を自動収集して利用できる。このドライブ情報はデジタルテレビ5側及びナビゲーション装置1側のどちらでも視聴できる。よって、ドライブ前にスケジュールをチェックするときに利用でき、また、ドライブ中にも利用できる。
上述した実施形態では、探索時にナビゲーション装置1が図3に示す探索データを作成して、デジタルテレビ5側に送信して検索に利用していた。しかし、このように形式を整えた探索データを作成することなく、ナビゲーション装置1側でルート探索を実行したときに発生する探索ルート関連情報を逐次にデジタルテレビ5側へ送信して利用するように構成してもよい。また、上記実施形態では目的地へのルート探索を行なう電子機器としてナビゲーション装置を例示しているが、パーソナルコンピュータを用いてルート探索を行って、その探索ルート関連情報をデジタルテレビ5側で利用するようにしてもよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
ナビゲーション装置とデジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビとを用いて、ドライブ情報の収集方法を実施する場合の一例を示した図である。 図1で示したナビゲーション装置の構成例を示したブロック図である。 探索データの構造例を示した図である。 図1で示すデジタルテレビの構成の一例を示したブロック図である。 EPGデータの構造例を示した図である。 ドライブ情報の収集する際にナビゲーション装置側の制御部により実行される処理例を示したフローチャートである。 デジタルテレビ5側の制御部により実行される処理例を示したフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
2 ディスプレイ装置
3 ナビゲーション装置本体
5 デジタルテレビ
5−1 通信部
5−4 メモリ
5−5 制御部
5−7 モニタ
7 レコーダ
12 通信部
29 制御部
37 メモリ部

Claims (7)

  1. 目的地までのルートを探索する第1のステップと、
    前記第1のステップで探索したルートに含まれる経由地及び目的地の少なくとも一方を特定することができるキーワードを用いて、デジタルテレビ放送の電子番組案内を検索して、前記電子番組案内に前記キーワードが含まれる番組を特定する第2のステップと、
    前記第2のステップで特定した前記番組のコンテンツデータを記憶装置に記憶する第3のステップと、を含むことを特徴とするドライブ情報の収集方法。
  2. 前記記憶装置に記憶した前記番組のコンテンツデータには放映した画像の画像データが含まれ、該画像データを読み出して表示装置に表示する第4のステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のドライブ情報の収集方法。
  3. 前記キーワードは、ルート設定を行なうときにユーザが入力した項目に基づいて作成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のドライブ情報の収集方法。
  4. 前記キーワードは、地名を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のドライブ情報の収集方法。
  5. 前記キーワードは、住所を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のドライブ情報の収集方法。
  6. ナビゲーション機能を備えた電子機器が前記第1のステップを実行し、
    電子番組案内を含んだデジタルテレビ放送を受信するデジタルテレビが前記電子機器から前記キーワードを取得し、第2のステップを実行する請求項1に記載のドライブ情報の収集方法。
  7. 電子番組案内を含んだデジタルテレビ放送を受信可能なデジタルテレビとの通信が可能なナビゲーション装置であって、
    目的地までのルートの探索をしたときに、前記探索したルートに含まれる経由地及び目的地の少なくとも一方を特定することができるキーワードを前記デジタルテレビ側へ送信する制御を行なうルート情報送信制御手段と、
    前記デジタルテレビ側で、前記キーワードを用いて、デジタルテレビ放送の電子番組案内を検索して、前記電子番組案内に前記キーワードが含まれる番組について作成した番組データを、該デジタルテレビから受信する制御を行なう番組情報受信制御手段とを含むことを特徴とするナビゲーション装置。
JP2004034303A 2004-02-10 2004-02-10 ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置 Expired - Fee Related JP4342973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034303A JP4342973B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-10 ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004034303A JP4342973B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-10 ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005229226A JP2005229226A (ja) 2005-08-25
JP4342973B2 true JP4342973B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=35003613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004034303A Expired - Fee Related JP4342973B2 (ja) 2004-02-10 2004-02-10 ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4342973B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006080492A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Pioneer Corporation 番組録画装置、番組録画方法、番組録画プログラム、およびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
EP1845720A4 (en) * 2005-01-31 2010-06-02 Pioneer Corp PROGRAM RECORDING DEVICE, PROGRAM RECORDING PROCEDURE, PROGRAM RECOGNITION PROGRAM AND COMPUTER READABLE RECORDING MEDIUM
JP4795772B2 (ja) 2005-10-24 2011-10-19 リンテック株式会社 シート切断用テーブル及びシート貼付装置
JP2009017514A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Fujitsu Ten Ltd 情報取得装置
JP6228936B2 (ja) * 2013-05-17 2017-11-08 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 番組録画方法、番組録画装置、目的地設定方法及び目的地設定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005229226A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7689353B2 (en) Navigation system
US8301373B2 (en) Navigation device and facility image display method
JP4675376B2 (ja) 番組録画装置、番組録画方法、番組録画プログラム、およびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
US20090030598A1 (en) Navigation apparatuses, methods, and programs
US20130142019A1 (en) Vehicular apparatus and music piece acquisition system
US20130179923A1 (en) Apparatus and method for searching tv program
JP4342973B2 (ja) ドライブ情報の収集方法及びナビゲーション装置
EP1853064B1 (en) Program recording device, program recording method, program recording program, and computer-readable recording medium
JP2004140522A (ja) 移動体用装置
JP2009289227A (ja) 道路情報配信システムおよび移動体端末装置
JP4394426B2 (ja) ナビゲーション装置及び履歴情報表示方法
JP2006267060A (ja) 経路探索装置および受信装置
JP4794579B2 (ja) 表示装置、表示方法、表示プログラム、および記録媒体
JP2006250533A (ja) 画像補正システム及び画像補正方法
JP2005315714A (ja) 道路交通情報提供システムおよび道路交通情報提供方法
JP4725474B2 (ja) 車載装置
JP2008160447A (ja) 放送番組受信装置、放送番組受信計画装置、放送番組受信方法、放送番組受信計画方法、プログラム、および記録媒体
JP2006064654A (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
KR101190378B1 (ko) 실시간 위치 안내 시스템 및 방법
JP2001249024A (ja) ナビゲーション装置
JP4471850B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2011242363A (ja) ナビゲーション装置およびその目的地設定方法
JP2008128931A (ja) 車載情報端末
JP2007198860A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP4606845B2 (ja) ナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090521

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140717

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees