JP2004165124A - 線状照明装置並びにこれを用いた面状照明装置 - Google Patents

線状照明装置並びにこれを用いた面状照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、簡単な構成で、輝度ムラを解消する線状照明装置及びそれを用いた面状照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも実装面側の大部分が高反射部形成された基板10と、この基板10に実装されたベアチップ状態のLEDチップ11と、乱反射部材により形成されたハウジング12と、この基板10表面及びLEDチップ11を覆うようにハウジング12内に表面がほぼ平面状となるように封止した透光性封止樹脂13と、を備える。そして、LEDチップ11からの光は透光性封止樹脂13内を伝搬し、透光性封止樹脂13の表面側から光線として出射される。表面側の界面で反射した光は、基板10表面の高反射率の反射面で反射し、LEDチップ11間の透光性封止樹脂の表面からも反射光として出射される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、LEDチップを用いた線状照明装置およびこれを用いた面状照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の軽量化、小型化及び低消費電力化を図る技術は著しく発展してきている。この技術の流れの中で、液晶表示装置に代表される非発光表示デバイスを用いることにより、電子機器が軽量化、小型化され、しかも低消費電力化されてきている。
【0003】
液晶表示装置としては、透過型と反射型とがあり、透過型の液晶表示装置には、液晶表示装置を裏側から照明する照明装置、いわゆるバックライトが設けられ、反射型の液晶表示装置には、液晶表示装置を表側から照明する照明装置、いわゆるフロントライトが設けられている。
【0004】
これらの照明装置は、線状光源と、この線状光源の光を一端面より入射され、表裏のいずれか一面より平面的に分散させて出射させる面状導光板とを備えている。
【0005】
発光ダイオード(LED)光源等の点状光源を導光体により線状光源に変換する線状照明装置としては、図13に示すようなものが知られている。この線状照明装置は、線状の導光体210の両端面部211、211に点状光源250、250が配置される。そして、導光体210の長手方向の一側面の出光面213に対向する反射面216に、例えばV字形状の溝225を線状導光体210の長手方向に亘って複数個形成する方法が知られている。線状導光体210は、出光面213、反射面216とこれら面と直交する両側面212、215との四角柱形状で構成されている。
【0006】
この方式では、点状光源250から線状導光体210内に入射した光線の一部である光線は、直接反射面216に設けられたV字形状溝225の斜面226に到達し、斜面226で反射することで出光面213の臨界角以下の角度で出光面213に到達し、出光面213から出射する。また、入射した光線の他の一部は出光面213と反射面216の間で臨界角以下の角度となるまで、反射を繰り返す。このような原理において、V字形状溝225のピッチもしくは深さの分布を適当な値とすることで出光面213からの出射光の光量分布を略均一にすることができ、結果的に線状の光源を得ることができる。
【0007】
液晶表示装置の照明装置の線状光源として、点状光源と直線状の導光体から構成される光源を使用する面状照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
上記した光源は、光路変換手段が形成された導光体の端部に点状光源を近接配置している。そして、この光路変換手段は、例えば、断面形状ほぼ三角形の溝部と、この溝部の間に形成される平坦部とで構成されている。一つの例の光路変換手段としては、一の溝部と隣接する溝部との間隔を一定にして、溝部の切り込み深さが、点状光源から遠ざかるにしたがって徐々に大きくなるように設定しているものが示されている。また、他の例の光路変更手段としては、上記した溝部の切り込み深さは一定にして、溝部を形成する間隔を点状光源から遠ざかるにしたがって徐々に狭くなるように形成しているものが示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−11723号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の装置においては、棒状の導光体を用いて点光源を線状光源に変換する方法が開示されているが、輝度ムラ等を低減するために、直線上の導光体の一面には、V字溝等の複雑な反射パターンが設けられている。このため、導光体の加工が困難になるなどの問題があった。
【0011】
この発明は、上記の事情を鑑みなされたものにして、簡単な構成で、輝度ムラを解消する線状照明装置及びそれを用いた面状照明装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の線状照明装置は、少なくとも実装面側の大部分が高反射部で形成された基板と、この基板に実装されたベアチップ状態のLEDチップと、乱反射部材により形成された枠体と、この基板表面及びLEDチップを覆うように前記枠体内に表面がほぼ平面状となるように封止した透光性封止樹脂と、からなることを特徴とする。
【0013】
前記透光性封止樹脂とLEDチップ表面並びに前記基板表面は光学的に密着状態で封止するように構成すると良い。
【0014】
上記のように構成することで、LEDチップからの光は透光性封止樹脂内を伝搬し、透光性封止樹脂の表面側から光線として出射される。そして、表面側の界面で反射した光は、基板表面の高反射部からなる反射面で反射し、LEDチップ間の透光性封止樹脂の表面からも反射光として出射される。
【0015】
また、前記透光性封止樹脂の光出射側表面に散乱性又は鏡面状の反射コートをその面積率がLEDチップの真上で最大となり、LEDチップ間の中央部で最小になるように形成するように構成すると良い。
【0016】
上記のように構成することで、LEDチップから真上に出た光は反射コートにより反射され、透光性封止樹脂内に戻り、反射を繰り返してから透光性樹脂の出射面より光が出射される。このように、面積率を調整した反射コートを設けることで、輝度ムラの発生が抑制できる。
【0017】
さらに、前記LEDチップが実装される基板のチップ実装面側に鏡面反射性を有する配線パターンを設け、この配線パターンの基板幅に対する割合をLEDチップ近傍が最大となり、LEDチップから離れるに従って減少するように形状を形成するように構成すると良い。
【0018】
上記のように、白色の光散乱性部分と鏡面反射部分の面積比を変えることで、繰り返し反射される光は分散され、鏡面部分が大きいと箇所の透光性封止樹脂の光出射部分では反射に出射光は少なくなる。この結果、直接の出射光が大きいLEDチップの近傍は反射光が少なくなり、輝度ムラを改善することができる。
【0019】
また、前記透光性封止樹脂のLEDチップの真上の光出射側表面にV字形状の凹状プリズムを形成するように構成しても良い。
【0020】
上記のように構成することで、LEDチップから真上に出た光はV字形状の凹状プリズムにより規制され、透光性封止樹脂内に戻り、反射を繰り返してから透光性樹脂の出射面より光が出射される。このように、面積率を調整したV字形状の凹状プリズムを設けることで、輝度ムラの発生が抑制できる。
【0021】
この発明の面状照明装置は、透光性材料からなる面状導光板の側面付近に上述した線状照明装置を近接配置し、線状照明装置からの光を前記面状導光板にて平面的に分散させて出射させることを特徴とする。
【0022】
また、この発明は、前記面状導光板の光出射面側にレンズシートが配置され、このレンズシートは前記導光板と対向する面側に複数のプリズムを形成したものを用いることができる。
また、この発明は、前記面状導光板の光出射面側に光拡散性を有するシートを配置して構成することもできる。
【0023】
上記した構成によれば、小型で薄型の面状照明装置を容易に提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図、図2はこの発明の第1の実施形態にかかる線状照明装置の側面図である。
【0025】
この発明の線状照明装置1は、少なくとも発光ダイオード(LED)を実装する面側の大部分が高反射部で構成された絶縁性基板10、この実施形態では高反射率の白色に塗装された絶縁性基板10を備える。この基板10の所定の箇所にベアチップ状態の白色LEDチップ11が実装される。図1には図示していないが、基板10にはLED11に電力を供給するためのアルミニウム(Al)などの配線パターンが施されている。この配線には、図示しないリード線が接続され、電源から電力が供給される。
【0026】
この実施形態では、3個のLEDチップ11…が基板10上に等間隔で実装される。基板10の両端部に白色樹脂により形成されたハウジング(枠体)12が取り付けられ、この基板10の表面及びLEDチップ11を覆うようにハウジング12内に表面がほぼ平面状となるように透光性封止樹脂13が設けられる。この透光性封止樹脂13は、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂などの樹脂が用いられる。
【0027】
上記したハウジング12は白色樹脂により形成されているので、乱反射部材として機能する。
【0028】
そして、上記した透光性封止樹脂13とLEDチップ11表面並びに基板10表面は光学的に密着状態で封止されている。
【0029】
このように形成された線状照明装置は、図2に示すように、LEDチップ11からの光は透光性封止樹脂13内を伝搬し、透光性封止樹脂13の表面側から光線として出射される。そして、表面側の界面で反射した光は、基板10表面の高反射率の反射面で反射し、LEDチップ11…間の透光性封止樹脂13の表面からも反射光として出射される。
【0030】
上記したこの発明の実施形態の線状照明装置においては、白色に塗装された絶縁性基板10上に、LEDチップ11…配置し、透光性封止樹脂13で樹脂封止するという極めて簡単な構成で、透光性封止樹脂13表面から光を平面的に分散させて出射させることができる。
【0031】
尚、上記した実施形態においては、基板10表面を白色塗装することで高反射率な部材に形成したが、アルミニウムなどの反射コートや反射フィルムを設けて高反射率な表面に形成しても良い。
【0032】
また、必要に応じて透光性封止樹脂13内に光散乱性物質を混入し、LEDチップ11からの光を分散させ、輝度ムラをなくすように構成しても良い。
【0033】
この発明の第2の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3はこの発明の第2の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【0034】
この第2の実施形態は、輝度ムラをより改善するものである。LEDチップ11から出射された光は透光性封止樹脂13内を伝搬し、界面で反射をしてから光が出射されるが、LEDチップ11の真上に当たる部分は、やはり出射される光の量が多くなる懸念がある。そこで、この第2の実施形態は、LEDチップ11の真上に当たる透光性封止樹脂13の光出射側表面に光散乱性又は鏡面状の反射コート14を設けたものである。そして、反射コート14の面積率がLEDチップ11の真上で最大となり、LEDチップ11,11間の中央部で最小になるように形成している。
【0035】
このように構成することで、LEDチップ11から真上に出た光は反射コート14により反射され、透光性封止樹脂13内に戻り、反射を繰り返してから透光性樹脂13の出射面より光が出射される。そして、面積率を調整した反射コート14を設けることで、輝度ムラの発生が抑制できる。
【0036】
また、反射コート14とLEDチップ11の位置に少しオフセットが生じても反射コート14による反射の効果に支障はない。
【0037】
この発明の第3実施の形態を図面に基づいて説明する。図4はこの発明の第3の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【0038】
この第3の実施形態は、輝度ムラを改善するものである。この第3の実施形態は、透光性封止樹脂13の界面で反射し、基板10でさらに反射される量を制御するものである。基板10表面に白色の反射コートを施し、さらに、LEDチップ11が実装される基板10のチップ実装面側に鏡面反射性を有する配線パターン15を設ける。この配線パターン15の基板幅に対する割合をLEDチップ11の近傍が最大となり、LEDチップ11から離れるに従って減少するように形状している。
【0039】
このように、白色の光散乱性部分と鏡面反射部分の面積比を変えることで、繰り返し反射される光は分散され、鏡面部分が大きい箇所の透光性封止樹脂13の光出射部分では反射による出射光は少なくなる。この結果、直接の出射光が大きいLEDチップ11の近傍は反射光が少なくなり、輝度ムラを改善することができる。
【0040】
この配線パターン15は、図1に示した第1の実施形態並びに図4に示した第2の実施形態の双方に適用することができるが、第2の実施形態に適用した方がより効果が期待できる。
【0041】
この発明の第4実施の形態を図面に基づいて説明する。図5はこの発明の第4の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【0042】
この第4の実施形態は、輝度ムラをより改善するものである。LEDチップ11から出射された光は透光性封止樹脂13内を伝搬し、界面で反射をしてから光が出射されるが、LEDチップ11の真上に当たる部分は、やはり出射される光の量が多くなる懸念がある。そこで、この第4の実施形態は、透光性封止樹脂13のLEDチップ11の真上の光出射側表面にV字形状の凹状プリズム16を形成したものである。このプリズム16により、LEDチップ11から真上に出た光は方向を変えて反射され、透光性封止樹脂13内に戻り、反射を繰り返してから透光性樹脂13の出射面より光が出射される。このように、プリズム16を設けることで、輝度ムラの発生が抑制できる。
【0043】
尚、この第4の実施形態においても基板10上に図5に示す第3の実施形態を適用すればより効果が期待できる。
【0044】
次に、この線状照明装置を用いた面状照明装置の第1の実施形態を図6ないし図8に示す。図6は、この発明の線状照明装置を用いた第1の実施形態の面状照明装置を示す概略平面図、図7は、この発明の線状照明装置を用いた第1の実施形態の面状照明装置を示す概略断面側面図、図8は、この発明の線状照明装置と面状導光板との取り付け部分の拡大側面図である。
【0045】
この面状照明装置2は、主として、面状の導光板20と、上記した線状照明装置1と、を備えて構成される。
【0046】
上記面状の導光板20は、透光性部材である例えば透明のアクリル樹脂(PMMA樹脂)ポリカーボネート樹脂等を射出成形して、略平板状、若しくは断面楔形形状に形成されている。そして、導光板20の光出射面と対向する面(以下、裏面という。)の全面がマット面処理により一様に粗面に形成される。これにより導光板20は、裏面に光拡散面を形成し、裏面と出射面との間を繰り返し反射して光を伝搬しながら、この光拡散面により照明光を散乱する。また、マット処理をする代わりに、導光板20の裏面に1対の斜面を有する凸部を繰り返し形成してもよい。
【0047】
導光板20の裏面と対向する側には、反射シート31が配置されている。この反射シート31は、白色塗装された絶縁性フィルム、例えば、白色PETフィルム等からなるシート状の乱反射部材若しくは正反射特性を有する鏡面反射部材により形成され、導光板20より漏れ出す照明光を反射して導光板20に入射し、これにより照明光の利用効率を向上させる。
【0048】
更に、導光板20の出射面の全面は、必要に応じて微小な凹凸からなるシボ面が形成されている。導光板20の出射面に配置されるプリズムシート21は、ポリカーボネート等の透光性のシート材で形成され、導光板20側に凸部を繰り返してプリズム面が形成されている。導光板20から出射された光をプリズムシート21により、指向性を補正し出射することにより、照明光を効率良く出射して光の利用効率を向上させるものである。
【0049】
図8に示すように、線状照明装置1と導光板20の光出射面側との間は、透明接着層33により反射シート33が取り付けられている。一方、線状照明装置1と導光板20の裏面側との間には、反射シート31が延伸され、透明接着層33にて反射シート31が線状照明装置1に取り付けられる。この反射シート31、基板10及び反射シート32により、線状導照明装置1が覆われ、線状照明装置1の端面以外の方向へ放出される光を導光板20の端面に反射させて、導光板20の内部に導くように構成されている。
【0050】
尚、反射シート33は白色塗装が施された絶縁性シート若しくは正反射特性を有する鏡面反射部材が用いられる。
【0051】
線状照明装置1、導光板20、反射シート31、プリズムシート21は、白色樹脂等で形成されたケース30に収納される。導光板20の側面から放出される光は、このケースの内面で反射され、導光板20の内部に導かれる。
【0052】
上記のように構成された面状照明装置は、リード線14を介して、基板10に設けられた配線パターンからLED11…に電力が与えられ、線状照明装置1から光が出射する。そして、出射された光が導光板20を伝搬し、導光板20の出射面からムラなく出射され、導光板20から出射された拡散光がプリズムシート21により、指向性を補正し出射される。
【0053】
図9は、この発明に係る面状照明装置の変形例を示す平面図である。尚、上記した面状照明装置の第1の実施形態と同一部分には同一符号を付す。この面状照明装置は、ケース30の光出射側に複数個の切り欠き部36が設けられている。そして、プリズムシート21には、この切り欠き部36に対応する突片21aが設けられ、前記切り欠き部36と突片21aを嵌め合わすことにより、ケース30とプリズムシート21とが固定され、プリズムシート21が導光板20の光出射面側に所定の間隙を有して配置される。
【0054】
ところで、リード線14が接続される基板10の端子部分やリード線14を人間が触ったときに静電気がLED11に与えられることがある。LED11に予期しない静電気が与えられると、LED11が破壊する懸念がある。そこで、図10に示すように、端子間に、静電破壊防止用のツェナーダイオード11aを設けるように構成しても良い。
【0055】
次に、この線状照明装置を用いた面状照明装置の第2の実施形態を図11に示す。図11は、この発明の線状照明装置を用いた第2の実施形態の面状照明装置を示す概略断面側面図である。この第2の実施形態は、導光板20の光出射面上に光拡散性を有するシート22を配置したものである。その他の構成は、面状照明装置の第1の実施形態と同様であり、同様の構成部分には同一符号を付している。
【0056】
次に、この線状照明装置を用いた面状照明装置の第3の実施形態を図12に示す。図12は、この発明の線状照明装置を用いた第2の実施形態の面状照明装置を示す概略断面側面図である。この第3の実施形態は、導光板20aとして、光が入射する側面に対して平行に延びるプリズム20bが上面側に形成されている。導光板20の端部と線状照明装置1との間には、反射シート32、34が取り付けられている。
【0057】
導光板20aから出射される光は、プリズム20bが形成された面と対向する面から出射される。そして、この面状照明装置は、例えば、反射型液晶表示装置のフロントライトとして用いられ、導光板20aから出射された光は、図示しない反射型液晶パネルで反射され、その反射された光が導光板20a透過して導光板20aの上面側から外方に出射される。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は、高反射部を有する絶縁性基板上にLEDチップを配置し、透光性封止樹脂で樹脂封止するという極めて簡単な構成で、透光性封止樹脂表面から光を平面的に分散させて出射させることができる。又、この線状照明装置を用いて面状照明装置を形成することで、小型、薄型の装置を容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施形態にかかる線状照明装置の側面図である。
【図3】この発明の第2の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【図4】この発明の第3の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【図5】この発明の第4の実施形態にかかる線状照明装置の斜視図である。
【図6】この発明の線状照明装置を用いた第1の実施形態の面状照明装置を示す概略平面図である。
【図7】この発明の第1の実施形態の面状照明装置を示す概略断面側面図である。
【図8】この発明の線状照明装置と面状導光板との取り付け部分の拡大側面図である。
【図9】この発明の第1の実施形態の面状照明装置の変形例を示す概略断面側面図である。
【図10】この発明の線状照明装置に静電破壊防止対策を施した状態を示す模式図である。
【図11】この発明の第2の実施形態の面状照明装置を示す概略断面側面図である。
【図12】この発明の第3の実施形態の面状照明装置を示す概略断面側面図である。
【図13】従来の線状照明装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 線状照明装置
10 絶縁性基板
11 白色LEDチップ
12 ハウジング(枠体)
13 透光性封止樹脂
2 面状照明装置
20 面状導光板

Claims (8)

  1. 少なくとも実装面側の大部分が高反射部で形成された基板と、この基板に実装されたベアチップ状態のLEDチップと、乱反射部材により形成された枠体と、この基板表面及びLEDチップを覆うように前記枠体内に表面がほぼ平面状となるように封止した透光性封止樹脂と、からなることを特徴とする線状照明装置。
  2. 前記透光性封止樹脂とLEDチップ表面並びに前記基板表面は光学的に密着状態で封止されていることを特徴とする請求項1に記載の線状照明装置。
  3. 前記透光性封止樹脂の光出射側表面に散乱性又は鏡面状の反射コートをその面積率がLEDチップの真上で最大となり、LEDチップ間の中央部で最小になるように形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の線状照明装置。
  4. 前記LEDチップが実装される基板のチップ実装面側に鏡面反射性を有する配線パターンを設け、この配線パターンの基板幅に対する割合をLEDチップ近傍が最大となり、LEDチップから離れるに従って減少するように形状を形成したことを特徴とする請求項1又2に記載の線状照明装置。
  5. 前記透光性封止樹脂のLEDチップの真上の光出射側表面にV字形状の凹状プリズムを形成したことを特徴とする請求項1又2に記載の線状照明装置。
  6. 透光性材料からなる面状導光板の側面付近に前記請求項1ないし5のいずれかに記載の線状照明装置を近接配置し、線状照明装置からの光を前記面状導光板にて平面的に分散させて出射させることを特徴とする面状照明装置。
  7. 前記面状導光板の光出射面側にレンズシートが配置され、このレンズシートは前記導光板と対向する面側に複数のプリズムが形成されていることを特徴とする請求項6に記載の面状照明装置。
  8. 前記面状導光板の光出射面側に光拡散性を有するシートが配置されていることを特徴とする請求項6に記載の面状照明装置。
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