JP2005135815A - 面状光源装置およびその面状光源装置を用いた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来、バックライトユニットとして複数の点状光源を、光導入手段により包囲し離散的に配置するとともに、前記光導入手段の開口に点状光源を対向して導光板の光入射面を設けることが行われている。しかしながらこのような装置では、入射位置近傍で光が均等に広がらず輝度むらが生じるという課題があった。そこで光利用効率を向上させ輝度むらの少ない面状光源装置を提供する。
【解決手段】 導光板の出光面を底辺とし、光源の入射面に向かって前記光源に対向して錐状の窪みを設けることにより入射光が錐状の窪みで全反射されることにより輝度むらが低減する。
【選択図】 図1
【解決手段】 導光板の出光面を底辺とし、光源の入射面に向かって前記光源に対向して錐状の窪みを設けることにより入射光が錐状の窪みで全反射されることにより輝度むらが低減する。
【選択図】 図1
Description
この発明は、液晶や誘導灯、看板等の表示装置のバックライトに用いられる面状光源装置およびその面状光源装置を用いた表示装置に関するものである。
従来より、バックライトユニットとして点状光源を光導入手段により包囲し、光導入手段の投光開口に対向するように導光板の光入射面を設けたバックライトユニットおよびそのバックライトを用いた表示装置が示されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、前記特許文献1に示されたバックライトユニットおよび表示装置では、点状光源が光導入手段によって包囲されているので、前記点状光源が離散的に配置されている入光位置近傍で、入射した光が均等に広がらず輝度むらが生じるという問題点を有していた。
この発明は、前記のような課題を解決するものであって、輝度むらを抑制し、光が均等に効率よく広がる面状光源装置およびその面状光源装置を用いた表示装置を提供することを目的としている。
この発明に係る面状光源装置は、光源と導光板とを備え、導光板は光源からの光を入射する入射面と、外部に取り出され利用される光を出光する出光面とを有しているとともに、出光面を底辺とし入射面に向かって、光源に対向して錐状の窪みが設けられているものである。
この発明の面状光源装置は、光源に対向して錐状の窪みが設けられているので光源が離散的に配置されている場合においても光利用効率を向上させ輝度むらの少ない表示品質の高い面状光源装置を得ることができる。
実施の形態1.
以下、この発明を図に基づいて説明する。
図1は実施の形態1による面状光源装置100の分解斜視図、図2は面状光源装置100の光路を説明するための側断面図である。
前記面状光源装置100は、点状光源である発光ダイオード(以下LEDと略称)10、LED10が取り付けられたLED基板15、導光板20、光の反射手段としての第1の反射板30、第2の反射板35および出射する配光を制御する光学シート40を備えている。
以下、この発明を図に基づいて説明する。
図1は実施の形態1による面状光源装置100の分解斜視図、図2は面状光源装置100の光路を説明するための側断面図である。
前記面状光源装置100は、点状光源である発光ダイオード(以下LEDと略称)10、LED10が取り付けられたLED基板15、導光板20、光の反射手段としての第1の反射板30、第2の反射板35および出射する配光を制御する光学シート40を備えている。
LED10は例えば、発光部であるLEDチップ11が白色樹脂やセラミックスで構成されたパッケージ12内に配置され、前記パッケージ12内にエポキシやシリコンなどの封止樹脂13が充填された構成としている。
なお、LED10は封止樹脂13を凸レンズ形状としているので、正面方向(図1、図2において、導光板20に対面する方向)に指向性を有する。LED基板15は、LED10を保持するとともに、LED10に電力供給するための図示省略した回路パターンが設けられており、導光板20に対向する面には高反射率の白色塗装が施されている。
なお、LED10は封止樹脂13を凸レンズ形状としているので、正面方向(図1、図2において、導光板20に対面する方向)に指向性を有する。LED基板15は、LED10を保持するとともに、LED10に電力供給するための図示省略した回路パターンが設けられており、導光板20に対向する面には高反射率の白色塗装が施されている。
導光板20は、アクリル樹脂などの透明体で構成されており、例えば図1に示すごとく矩形状を有し、前記LED10が設置されている側を入射面22とし、その反対面を出光面21としている。またさらに、導光板20の前記出光面21には面状光源装置100の外部に取り出され利用される光を出光する出光区域25が設けられている。この実施の形態1では、前記LED10は出光区域25の領域外の入射面22の下部に配置されている。出光面21のLED10と対向する位置、すなわち出光区域25の領域外には前記導光板20の出光面21に円錐状の窪み23が設けられている。この窪み23は、前記出光面21を底辺とし前記入射面22に向かって前記LED10に対向した円錐形状を成している。
なお、窪み23の回転対称軸27とLED10の中心軸とは一致するよう配置されている。また導光板20の入射面22のうち少なくとも出光区域25に対向する領域には、光の伝搬方向を乱す拡散手段として印刷ドットパターン26が形成されている。
前記印刷ドットパターン26に代わり、入射面22を粗面にしてもよく、また微小な球面やプリズムなど光の伝搬方向を変化させる機能を備えたものであってもよく、さらに前記拡散手段は導光板20の出光面21に設けてもよい。
なお、窪み23の回転対称軸27とLED10の中心軸とは一致するよう配置されている。また導光板20の入射面22のうち少なくとも出光区域25に対向する領域には、光の伝搬方向を乱す拡散手段として印刷ドットパターン26が形成されている。
前記印刷ドットパターン26に代わり、入射面22を粗面にしてもよく、また微小な球面やプリズムなど光の伝搬方向を変化させる機能を備えたものであってもよく、さらに前記拡散手段は導光板20の出光面21に設けてもよい。
第1の反射板30は、LED10およびLED基板15が配置された位置以外の入射面22に設けられ、反射率90%以上の発泡PET等の拡散反射材が用いられている。
第2の反射板35は、図2に示すようにL字型をなし、前記矩形状導光板20の一方の短辺24aの前記LED10の側部および前記窪み23の上部を覆うように形成されている。なおこの反射板35は図2に示す構造に限らず矩形状導光板20の長辺24bを含むすべての辺を覆う構造であってもよい。
なお前記第1、第2の反射板はアルミニウムや銀の蒸着板などであってもよい。
光学シート40は拡散シートが用いられ、出光区域25に接して設けられている。なお、拡散シートに代わり、後述する図9の40aに示すようなプリズムシートやこれらを組み合わせた複数枚のシートで構成されてもよい。また、前述したように、出光面21や入射面22に微小な球面やプリズムを施し、導光板20の出射光の配光を制御する手段を付加することにより、光学シート40を省くことも可能である。
第2の反射板35は、図2に示すようにL字型をなし、前記矩形状導光板20の一方の短辺24aの前記LED10の側部および前記窪み23の上部を覆うように形成されている。なおこの反射板35は図2に示す構造に限らず矩形状導光板20の長辺24bを含むすべての辺を覆う構造であってもよい。
なお前記第1、第2の反射板はアルミニウムや銀の蒸着板などであってもよい。
光学シート40は拡散シートが用いられ、出光区域25に接して設けられている。なお、拡散シートに代わり、後述する図9の40aに示すようなプリズムシートやこれらを組み合わせた複数枚のシートで構成されてもよい。また、前述したように、出光面21や入射面22に微小な球面やプリズムを施し、導光板20の出射光の配光を制御する手段を付加することにより、光学シート40を省くことも可能である。
次にこの面状光源装置100の動作について、図2に基づいて説明する。図2においてLED10から発せられた光は入射面22から導光板20に入射する。入射した光はLED10に対向する出光面21に設けられた窪み23に達する。ここで窪み23は出光面21を底辺とし入射面22に向けた円錐状となっているので、入射光は全反射して導光板20内を伝播する方向に進行方向を変える。円錐状の窪み23で全反射され導光板20中を伝播する光は、この伝播過程において入射面22に形成された印刷ドットパターン26によって散乱され、出光区域25から出射する。なお光の一部は窪み23や入射面22さらには導光板20の短、長辺24a、24bなどの面からも出射するが、第1の反射板30、第2の反射板35により導光板20に戻された後、出光区域25より出射する。出光区域25を出射した光は、光学シート40にて配光分布を整えられる。
ここで、LED10から導光板20への光の入射をさらに詳説する。導光板20内での光の最大の広がり角θ1はスネルの法則に従い次式(1)を満たす範囲となる。
n×Sinθ1=Sinθ2
∴ θ1=Sin−1((Sinθ2)/n) ・・・ (1)
ただし、θ2はLED10を出射する光の広がり角(−90度≦θ2≦90度)、nは導光板20の屈折率である
よって、出光面21に到達する光の範囲wはLED10の中心線と出光面21との交点をP、LED10の発光面の径をr、導光板20の厚さをdとすると、交点Pを中心に下記式(2)の範囲となる。
w=2×d×Tanθ1+r
=2×d×Tan(sin−1((sinθ2)/n))+r ・・・ (2)
なお図2に示したθ3は円錐状をなす窪み23の円錐面と、出光面21との角度である。ここでθ3≧sin−1(1/n)とする。
窪み23が大きくなるにつれ導光板20を厚くする必要が生じるが、窪み23を設ける範囲つまり円錐状窪み23の底辺を交点Pを中心に式(2)を満たすw内に制限することの優位性に関し、シミュレーション結果を図3に示す。図3は、例えば下記条件における窪み23の底辺wと全反射により導光板20中を伝播する光の割合との相関を示したものである。
n=1.5
r=1(mm)
d=10(mm)
θ2=90(度)
θ3=42(度)
図3から判るように窪みの底辺を式(2)に求まる範囲w以下とすることにより薄い導光板20を用い光を全反射させ効率よく導光板20中に伝播させることができる。
n×Sinθ1=Sinθ2
∴ θ1=Sin−1((Sinθ2)/n) ・・・ (1)
ただし、θ2はLED10を出射する光の広がり角(−90度≦θ2≦90度)、nは導光板20の屈折率である
よって、出光面21に到達する光の範囲wはLED10の中心線と出光面21との交点をP、LED10の発光面の径をr、導光板20の厚さをdとすると、交点Pを中心に下記式(2)の範囲となる。
w=2×d×Tanθ1+r
=2×d×Tan(sin−1((sinθ2)/n))+r ・・・ (2)
なお図2に示したθ3は円錐状をなす窪み23の円錐面と、出光面21との角度である。ここでθ3≧sin−1(1/n)とする。
窪み23が大きくなるにつれ導光板20を厚くする必要が生じるが、窪み23を設ける範囲つまり円錐状窪み23の底辺を交点Pを中心に式(2)を満たすw内に制限することの優位性に関し、シミュレーション結果を図3に示す。図3は、例えば下記条件における窪み23の底辺wと全反射により導光板20中を伝播する光の割合との相関を示したものである。
n=1.5
r=1(mm)
d=10(mm)
θ2=90(度)
θ3=42(度)
図3から判るように窪みの底辺を式(2)に求まる範囲w以下とすることにより薄い導光板20を用い光を全反射させ効率よく導光板20中に伝播させることができる。
出光面21に平行な面内の光の広がりを図4に模式的に示す。窪み23は円錐形であるため、窪み23で全反射した光は窪み23の回転対称軸27を中心として放射状に広がる。
このように本実施の形態1では、導光板20の出光面を底辺とし、入射面に向かって光源に対向して円錐状の窪み23を設けているので、点状光源であるLED10が離散的に配置されている場合でも、光の利用効率が向上した輝度むらの少ない面状光源装置を得ることができる。
このように本実施の形態1では、導光板20の出光面を底辺とし、入射面に向かって光源に対向して円錐状の窪み23を設けているので、点状光源であるLED10が離散的に配置されている場合でも、光の利用効率が向上した輝度むらの少ない面状光源装置を得ることができる。
なお図2に示した窪み23は、回転対称軸27とLED10の中心軸とが一致する円錐形状のものについて説明したが、これに限られるものではない。例えば図5(a)に示すように円錐の回転対称軸27をLED10の中心軸よりずらし、導光板20の短辺24aに設けた半円錐状の窪み23aとしてもよい。ここで図5(a)は側断面図であり図5(b)は面内の光の広がりを示す模式図である。このような構造を採用すると、窪み23aで全反射した光は出光区域25に向かうものが多くなる。従って光の利用効率がさらに向上し、高輝度な面状光源装置100を得ることができる。なお、図5(a)に示すように半円錐状の窪み23aの底辺の長さwは、前述した式(2)に示されたものと同様である。
またさらに、窪みは他の錐体形であってもよい。例えば図6(b)に示すように窪み23bの断面形状を楕円つまり、楕円錐状の窪み23bの長軸が、出光区域25に向かう方向となるように設定した形状を採用することにより出光面に平行な面内での光の広がりが大きくなり、離散的に配置されたLED10間の輝度むらがより低減される。ここで図6(a)は側断面図であり図6(b)は面内の光の広がりを示す模式図である。
またこの実施の形態1ではLED10を矩形状導光板20の出光区域25外の導光板左端の短辺24aに配置する例を示したが、図示省略した右側端面の短辺に配置してもよい。さらには長辺24bに設けてもよく、それらはいずれも各辺にのみまたはすべての辺または2以上の辺に沿って配置するようにしてもよい。
また、点状光源であるLED10と窪み23を複数個配置した例を示したが、それぞれ対向して1個の場合でもよく、このような構成を採用することにより光の利用効率が向上するという効果がある。
また、導光板20は平板の例を示したが、LED10に対向する側、つまり図2に示す例では図の左側から右側にかけて導光板20の厚みが薄くなる楔形状としてもよい。
また、第1の反射板30を入射面22に接して配置する例を示したが、第2の反射板35に代わり導光板20の短、長辺24a、24bに配置すると出光面以外の面から出光する光を導光板20に戻すことができ光の利用効率が向上する。また、第1反射板30と第2の反射板35を一体化してもよい。一体化することにより、部品点数の削減や組み立て性が向上する。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による面状光源装置100の分解斜視図である。図8(a)は側断面図、図8(b)は光路を説明するための平面図である。
窪み23は入射面22のほぼ中央とし、LED10に向き合って配置されている。すなわちLED10は出光区域25に対向する領域に設けられている。出光面21のLED10と対向する位置には円錐状の窪み23が設けられている。この場合、出光区域25に前記窪み23の存在による不出光部分が出来るが用途によっては支障をきたすものではない。この円錐状の窪み23は前述した実施の形態1と同様の形状とし、回転対称軸17とLED10の中心軸とが一致するよう配置されている。また導光板20には入射面22に光の伝搬方向を乱す拡散手段として印刷ドットパターン26が形成されている。さらに窪み23の表面、すなわち窪み23に沿って導光板20の出光面21側に輝度分布調整手段としての反射層28が形成されている。前記反射層28は銀を蒸着することなどによって設けられており、反射率90%以上、透過率10%以下としている。また銀に代わり、アルミニウムであってもよい。反射板30aはLED10が配置される個所を除く導光板20の入射面22および、図示省略した側面に設けられ、前記した実施の形態1と同様の材質が用いられている。
図7はこの発明の実施の形態2による面状光源装置100の分解斜視図である。図8(a)は側断面図、図8(b)は光路を説明するための平面図である。
窪み23は入射面22のほぼ中央とし、LED10に向き合って配置されている。すなわちLED10は出光区域25に対向する領域に設けられている。出光面21のLED10と対向する位置には円錐状の窪み23が設けられている。この場合、出光区域25に前記窪み23の存在による不出光部分が出来るが用途によっては支障をきたすものではない。この円錐状の窪み23は前述した実施の形態1と同様の形状とし、回転対称軸17とLED10の中心軸とが一致するよう配置されている。また導光板20には入射面22に光の伝搬方向を乱す拡散手段として印刷ドットパターン26が形成されている。さらに窪み23の表面、すなわち窪み23に沿って導光板20の出光面21側に輝度分布調整手段としての反射層28が形成されている。前記反射層28は銀を蒸着することなどによって設けられており、反射率90%以上、透過率10%以下としている。また銀に代わり、アルミニウムであってもよい。反射板30aはLED10が配置される個所を除く導光板20の入射面22および、図示省略した側面に設けられ、前記した実施の形態1と同様の材質が用いられている。
LED10からの発光は入射面22から導光板20に入射し、出光面21のLED10に対向する位置に設けられた円錐状の窪み23に到達する。前記したように窪み23の表面には反射層28が形成されているため、到達した光のほとんどは窪み23の斜面で反射され、導光板20内を伝搬する方向に導かれる。この導光板20中を伝播する光は伝搬過程において、入射面22に形成された印刷ドットパターン26によって散乱され、出光区域25より出射する。なお、導光板20の出光区域25以外の面から出射する光は、反射板30aにより導光板20に戻された後、出光区域25より出射し、光学シート40にて配光分布を整えられる。
前記窪み23に沿って表面に形成された輝度分布調整手段としての反射層28に代わり、導光板20の出光面21に接して、円錐状窪み23の底辺wとほぼ同様の直径を有する円板状の反射層28aを、図8(a)に示すように前記窪み23をまたいで設置してもよい。またさらには光学シート40に蒸着やスクリーン印刷白色インキ等により反射層28aを設けることもできる。また、LED10および窪み23を発光区域25のほぼ中央にそれぞれ1個ずつ設ける例を示したが、これに限らず必要光量に合わせ複数個配置してもよい。さらに窪み23は円錐状に限らず光の広がりの用途に応じ、楕円錐状としてもよい。
以上のようにこの実施の形態2においては、導光板20の出光区域25に円錐状の窪み23がLED10に対向して設けられているので、導光板20のほぼ全面を発光区域25として用いることができ、小型な面状光源装置100を得ることができる。また、LED10に対向して出光面21に窪み23を設けているので、効率よくLEDからの光を導光板20内に広げて出射することができる。さらにLED10に対向する位置に輝度分布調整手段として窪み23の表面に反射層28または28aを設けているので、反射層28または28aを設けていない場合に窪み23を通過する光と出光区域25から出光する光量との差によるLED10に対向する位置での輝度むらを低減することができる。なお、実施の形態1、2では点状光源としてLEDを示したが、レーザダイオード等の光源であってもよい。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による表示装置200の分解斜視図である。図において前記した実施の形態1または実施の形態2による面状光源装置100の上部に表示手段としての液晶パネル50を設けた表示装置200を示す。なおここで面状光源装置100の光学シート40aは実施の形態1で記述したように拡散シートとプリズムシートの組み合わせたものを示している。このような表示装置200は、前記した実施の形態1、または実施の形態2の優れた特性である輝度むらの少ない平面光源装置100を用いたものであるので、表示品質が高い表示装置200が得られる。なお、表示手段としての液晶パネル50に代えて非常口の表示をした透光性パネルを用いれば、非常口の誘導灯として機能する。あるいはこの透光性パネルの図柄を変更して他の用途、例えば看板に用いてもよい。
図9はこの発明の実施の形態3による表示装置200の分解斜視図である。図において前記した実施の形態1または実施の形態2による面状光源装置100の上部に表示手段としての液晶パネル50を設けた表示装置200を示す。なおここで面状光源装置100の光学シート40aは実施の形態1で記述したように拡散シートとプリズムシートの組み合わせたものを示している。このような表示装置200は、前記した実施の形態1、または実施の形態2の優れた特性である輝度むらの少ない平面光源装置100を用いたものであるので、表示品質が高い表示装置200が得られる。なお、表示手段としての液晶パネル50に代えて非常口の表示をした透光性パネルを用いれば、非常口の誘導灯として機能する。あるいはこの透光性パネルの図柄を変更して他の用途、例えば看板に用いてもよい。
以上のように、この発明の実施の形態1、2による面状光源装置を液晶や誘導灯等のバックライトに用いると、輝度むらの少ない高効率、薄型の表示装置が得られる。
10 LED、20 導光板、21 出光面、22 入射面、
23,23a,23b 窪み、24a 短辺、24b 長辺、25 出光区域、
28,28a 輝度分布調整手段、50 液晶パネル、100 面状光源装置、
200 表示装置。
23,23a,23b 窪み、24a 短辺、24b 長辺、25 出光区域、
28,28a 輝度分布調整手段、50 液晶パネル、100 面状光源装置、
200 表示装置。
Claims (12)
- 光源と導光板とを備えた面状光源装置であって、前記導光板は前記光源からの光を入射する入射面と、前記光を出光する出光面とを有しているとともに、前記出光面を底辺とし前記入射面に向かって、前記光源に対向して錐状の窪みが設けられていることを特徴とする面状光源装置。
- 前記導光板の出光面には、外部に取り出され利用される光を出光する出光区域が設けられているとともに、前記出光区域外に前記錐状の窪みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の面状光源装置。
- 前記導光板の出光面には、外部に取り出され利用される光を出光する出光区域が設けられているとともに、前記出光区域に前記錐状の窪みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の面状光源装置。
- 前記錐状の窪みが、円錐状であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の面状光源装置。
- 前記錐状の窪みが、楕円錐状であるとともに、前記楕円錐状窪みの長軸が、前記出光区域に向かう方向に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の面状光源装置。
- 前記導光板が矩形状であり、前記光源およびその光源に対向して設けられた前記窪みが、前記矩形状導光板の一辺に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の面状光源装置。
- 前記窪みが、前記矩形状導光板の複数の辺に沿って設けられていることを特徴とする請求項6に記載の面状光源装置。
- 光源と矩形状の導光板とを備えた面状光源装置であって、前記導光板は前記光源からの光を入射する入射面と、外部に取り出され利用される光を出光する出光区域とを備えた出光面とを有しているとともに、前記矩形状導光板の一辺に沿って前記出光面を底辺とし前記入射面に向かって、前記光源に対向して半円錐状の窪みが設けられていることを特徴とする面状光源装置。
- 前記窪みの出光面側に、前記窪みに沿って輝度分布調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の面状光源装置。
- 前記出光面に、前記窪みをまたいで輝度分布調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の面状光源装置。
- 前記光源および前記光源に対向して設けられた前記窪みとがそれぞれ複数個設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の面状光源装置。
- 前記請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の面状光源装置を用い、前記面状光源装置の上部に表示手段を備えたことを特徴とする表示装置。
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---|---|---|---|
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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