JP2012209086A - バックライト装置および導光板 - Google Patents

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修宏 湖上
Naoki Sasaki
直喜 佐々木
Mikio Okumura
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Masaru Matsuzawa
勝 松澤
Mitsutaka Sakamoto
充孝 坂本
Hidetoshi Ishibashi
秀俊 石橋
Naoto Hirohata
直人 廣畑
Shigehiro Masuchi
重博 増地
Takuya Kakinuma
拓也 柿沼
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Abstract

【課題】光出射面を一様な輝度とすることにより照明光の輝度を均一化することが可能なバックライト装置を提供する。
【解決手段】光が出射する光出射面10aを有し、光出射面10aと反対側の面10bに段差部23が形成され、段差部23の側面が入光面23bとなっている導光板10と、入光面23bに臨んで配置され、入光面23bから導光板10に光を入光させる光源15と、光出射面10aと異なった導光板10の面10bに設けられ、導光板10に入光した光を光出射面10aに反射させる反射シート11と、段差部23の光出射面10a側の面23aに設けられた光の反射率が低い低反射部25とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液晶パネル等を照明するためのバックライト装置およびこのバックライト装置に用いられる導光板に関する。
携帯電話機、PDA、ノート型パソコン等の携帯型電子機器における表示部材や液晶TV、液晶モニタ、デジタルサイネージ等の表示装置には液晶表示装置が用いられている。
この液晶表示装置には液晶パネルを照明するためにバックライト装置が組み込まれる。たとえば、特許文献1および特許文献2に、従来のバックライト装置が記載されている。これらに記載されているバックライト装置は、光出射面から光を出射する導光板を液晶パネルの裏側(下側)に配置した構造となっている。
特許文献1に記載されているバックライト装置においては、導光板における液晶パネルに臨む上面と反対側の下面に凹部が形成され、この凹部にLEDからなる光源が配置されている。光源は基板に実装されており、光源からの光は導光板内に入光した後、導光板の光出射面から液晶パネルに出射され液晶パネルを照明する。
特許文献2に記載されているバックライト装置においては、光を出射するための導光板に加えて光混色用の導光板を積層した構造となっている。光混色用導光板は空隙を有して左右に配置されており、この導光板の間の空隙内にLEDからなる光源が配置されている。また、左右の光混色用導光板の端部から光出射用の導光板の端部に光を導入するためのリフレクタが配置され光混色用導光板の端部に設けられている。
以上の構造の従来のバックライト装置では、薄型化、軽量化を図りながら液晶パネルが高い輝度で表示することが可能となっている。
特開2006−19141号公報 特開2009−117348号公報
しかしながら従来のバックライト装置では、光源からの光が導光板を透過し、光出射面から直接に出射して照明するので、照明光の輝度を均一化することができず、光出射面を一様な輝度とすることができない場合があるという問題がある。
そこで本発明は、光出射面を一様な輝度とすることにより照明光の輝度を均一化することが可能なバックライト装置およびこのバックライト装置に用いられる導光板を提供することを目的とする。
第1の発明は、光が出射する光出射面(10a)を有し、前記光出射面(10a)と反対側の面(10b)に段差部(23)が形成され、前記段差部(23)の側面が入光面(23b)となっている導光板(10)と、前記入光面(23b)に臨んで配置され、前記入光面(23b)から導光板(10)に光を入光させる光源(15)と、前記光出射面(10a)と異なった導光板(10)の面(10b)に設けられ、前記導光板(10)に入光した光を前記光出射面(10a)に反射させる反射シート(11)と、前記段差部(23)の光出射面(10a)側の面(23a)に設けられた光の反射率が低い低反射部(25)とを備えていることを特徴とするバックライト装置(1,1A,1B)である。
第2の発明は、第1の発明のバックライト装置であって、前記低反射部(25)に向けて光を反射する反射部が前記入光面(23b)に設けられていることを特徴とするバックライト装置(1A、1B)である。
第3の発明は、第2の発明のバックライト装置であって、前記反射部は前記入光面(23b)から導光板(10)に食い込む方向に傾斜して前記低反射部(25)に向けて光を反射する斜面部(28)であることを特徴とするバックライト装置(1A)である。
第4の発明は、第3の発明のバックライト装置であって、前記斜面部(28)に反射面(29)が設けられていることを特徴とするバックライト装置(1B)である。
第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発明に記載のバックライト装置であって、前記入光面(23B)は前記光出射面(10a)と反対側の面(10b)に対して傾斜して設けられていることを特徴とするバックライト装置(1,1A、1B)である。
第6の発明は、第1〜第5のいずれかの発明に記載のバックライト装置において、前記導光板(10)が、光が出射する光出射面(10a)と、前記光出射面(10a)と反対側の面(10b)に凸状または凹み状に形成され側面が入光面(23b)となっている段差部(23)とを備え、前記段差部(23)が光出射面(10a)と反対側の面(10b)の外周に達することなく反対側の面(10b)の面内に位置している態様、前記入光面(23b)が光出射面(10a)に対して傾いている態様の少なくともいずれかの態様になっていることを特徴とするバックライト装置(1)である。
本発明によれば、光源の光は段差部における光出射面側の面に設けた低反射部を透過して導光板内に導入され、光出射面から出射するため、光出射面を一様な輝度とすることができ、照明光の輝度を均一化することができる。
バックライト装置が用いられる液晶表示装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 比較例に係るバックライト装置を説明する縦断面図である。 第2実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第3実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 バックライト装置に用いられる導光板10の第1例を示し、(a)は斜視図、(b)はA2−A2線断面図、(c)はA1−A1線断面図である。 バックライト装置に用いられる導光板10の第2例を示し、(a)は斜視図、(b)はA4−A4線断面図、(c)はA3−A3線断面図である。 バックライト装置に用いられる導光板10の第3例を示し、(a)は斜視図、(b)はA6−A6線断面図、(c)はA5−A5線断面図である。 (a)および(b)は導光板に形成される段差部の各例を示す断面図である。 第5実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 光カップリング部材を配置しない場合の比較例を示す縦断面図である。 第5実施形態に係るバックライト装置における光の挙動を示す図である。 第6実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第7実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第8実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第9実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第10実施形態に係るバックライト装置を示す断面図である。 第10実施形態の変形例を示す断面図である。 第10実施形態の別の変形例を示す断面図である。 第11実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第11実施形態に係るバックライト装置の比較例を示す縦断面図である。 第11実施形態に係るバックライト装置の比較例を示す縦断面図である。 第12実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第13実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第14実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第15実施形態に係るバックライト装置を示す縦断面図である。 第16実施形態に係るバックライト装置を示す斜視図である。 第16実施形態に係るバックライト装置を示す部分斜視図である。 第16実施形態に係るバックライト装置を示す平面図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るバックライト装置1や他の実施形態に係るバックライト装置が用いられる液晶表示装置2の全体構造を示す。
液晶表示装置2は全体の外形が四角形状に形成されるものであり、前面側から額縁3、液晶パネル4、偏光シート5、プリズムシート6、拡散シート7、導光板10、反射シート11、筐体9が積層されて形成されている。
額縁3はアルミニウム合金のダイキャスト、押し出し、プレス等によって成形される。また、額縁3としては、PC(ポリカーボネート)、PS(ポリスチレン)、PMMA(ポリメチルメタクリレート)等の樹脂の射出成形によっても成形することができる。額縁3を樹脂によって形成することにより液晶表示装置2の軽量化が可能となる。
偏光シート5,プリズムシート6,拡散シート7は液晶パネル4の全面に対して均一な輝度で照明するように光の位相、配光、光の拡散状態が所定の分布となるように調整する。
導光板10は、光源15(図2参照)からの光が側面23bを通って入光し、液晶パネル4側に位置した前面側の光出射面10aから光を出射して液晶パネル4を照明する。導光板10はPMMA、PC、PS等の透明性の高い樹脂材料を射出成形、押し出し成形等することにより形成される。
なお、導光板10における光出射面10aと反対側の面である光拡散面10bには、光源15からの光が液晶パネル4を面全体にわたって均一に照明するための光拡散ドットパターンが施されている。
光源15より発せられた光は、導光板10の表面に対して臨界角以上で進む一部の光が導光板10の外部へ出射される。臨界角以下の角度で進むほとんどの光は、表面で全反射を繰り返して導光板10内を進んで行き、導光板10の出射面10aからは出射されない。このような導光板10内を臨界角以下の角度で進む光を導光板10の外部に出射させるために、導光板10内に屈折率の異なる拡散剤を添加したり、導光板10の表面上に光拡散ドットパターンのような拡散反射層を構成する。導光板10の表面に部分的に拡散反射の割合を変えた層を構成させることが行われる。
光拡散ドットパターンは、光源15の近傍部では拡散反射層が占める面積率を小さくし、光源15の遠方部では拡散反射層が占める面積率を大きくするグラデーションパターンとすることで、面内の光均一性を所望の分布にコントロールする。
拡散反射層の形成方法としては、拡散反射層の面積率の調整の観点からスクリーン印刷法が一般的である。スクリーン印刷法によりドット状の拡散反射層を印刷する場合、部分的な開口部を有するスクリーン版において、該開口部の大きさを光源15の近傍部では小さく、光源15の遠方部では大きくすることでドットパターンを施し、画面全体での輝度の分布を調整することができる。
パターン印刷時には、溶剤で希釈された樹脂成分に無機系拡散剤や有機系拡散剤を添加したインクを用いる。この時、樹脂成分と拡散剤の割合やインクの厚みを変えることで、光拡散率を調整することができる。
本実施例では、スクリーン印刷によるドット形成方法を説明したが、透明な樹脂インクをインクジェット印刷することにより微小な半球凸状のマイクロレンズをドット形成したり、レーザ加工によって半球状の凹状ディンプルを形成する方法もある。これらのドット直径や配列密度は、画面全体での輝度の分布調整のために適宜合わせ込みを行う。
導光板10には、放熱部としてのヒートシンク12が配置されている。後述するように光源15は基板16に実装された状態でヒートシンク12に支持される(図2参照)。
反射シート11は、導光板10における光出射面10aと反対側の光拡散面10bのほぼ全面に対してほぼ密着し導光板10を覆うように設けられる。この場合、反射シート11は光拡散面10bにおけるヒートシンク12を除く部位を覆うように設けられるものである。反射シート10は発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)の延伸フィルムや金属蒸着の鏡面を有するフィルム等からなり導光板10の光拡散面10bに対して粘着テープ等により貼り付けられる。
筐体9はアルミニウム合金やPC、PS、PMMA等の樹脂によって形成される。この筐体9には、ヒートシンク12が貫通するためのシンク用スリット9aが形成されている。図2に示すように、ヒートシンク12は複数のフィン12aを有しており、フィン12aが筐体9のヒートシンク用スリット9aを貫通して外部に露出している。これにより光源15からの熱を外気へ効率良く放熱することができる。
図2はこの実施形態に係るバックライト装置1を示し、導光板10の光出射面10aと反対側の面である光拡散面10bに反射シート11が貼り付けられて光拡散面10bを覆っている。そして導光板10および反射シート11の全体が筐体9内に収容される。
導光板10は光源15からの光が入光する本体部21と、本体部21に形成された段差部23とを有している。この実施形態において、段差部23は導光板10(本体部21)における光出射面10aと反対側である光拡散面10bに凹み形成された凹溝によって形成されている。
光源15としては、たとえば複数の白色LEDが用いられる。たとえば、青色発光のLEDにYAG(黄色蛍光体)による白色LED、RG(赤色蛍光体、緑色蛍光体)による白色LED或いは赤色、青色、緑色の3色のLEDを交互に配列することによる白色光源とすることができる。ここで、YAGはYAl12からなるガーネット構造の結晶を有する黄色蛍光体である。かかる光源15は基板16に実装される。基板16としては、放熱性を有したアルミニウム基板、フレキシブルプリント基板(FPC)やガラスエポキジ基板等が用いられる。この基板16は熱伝導性の両面粘着テープ(TIM;Thermal Interface Material)によってヒートシンク12の外面に接合される。
凹溝からなる段差部23は導光板10(本体部21)に対し図2の紙面貫通方向(図2の紙面に直交する方向)に沿って連続するように形成されている。この段差部23は本体部21の幅方向(図2における上下方向)のほぼ中央部分に位置するように形成されている。段差部23を構成する凹溝は、光出射面10a側に位置している底面23aと、底面23aの両端部から光拡散面10bに向かって直角状に屈曲した側面23bとからなる矩形断面に形成されている。底面23aは光出射面10aと平行となっている。なお、図2に示す実施形態では、側面23bが底面23aに対し直角状に屈曲しているが、これに限らず側面23bが底面23aに傾斜状に屈曲してもよい(図3参照)。
段差部23の側面23bは光源15からの光が入光する入光面となっている。すなわちLEDからなる光源15が基板16の長さ方向(紙面貫通方向)に沿って実装されており、この基板16がヒートシンク12を挟むように外面に取り付けられ、ヒートシンク12の一部が段差部23内に収容されることにより光源15が段差部23の側面23bに臨んだ状態となっている。これにより光源15が発光すると、光源15からの光が側面23bに入光するものである。以下、段差部23の側面23bを入光面23bとしても説明する。
このような構造では、光源15が発光した光が図2に矢印L1で示すように入光面23bから本体部21に入光し、本体部21で伝播、拡散したり、反射シート11によって反射した後、光出射面10aから出射する。
図2に示すように、段差部23における光出射面10側に位置している底面23aには、第2反射シート24が設けられている。第2反射シート24は発泡PETの2軸延伸フィルムや白色塗装されたフィルムあるいは金属蒸着により鏡面処理されたフィルム等を用いることができる。
第2反射シート24は底面23aにおける両端部(根本部)を除く部分に設けられており、底面23aの両端部には第2反射シート24が設けられることなく本体部21が段差部23に露出した状態となっている。本体部21が露出することにより底面23aの両端部は光源15からの光が入光可能な低反射部25となっている。このように低反射部25を段差部23の底面23aにおける両端部に形成することにより、光源15からの光が低反射部25を透過して低反射部25から本体部21に入光する。この光は、本体部21の幅方向のほぼ中央部分に入光するため、本体部21のほぼ中央部分の輝度が向上する。低反射部25の幅を最適化することにより導光板10の光出射面10aを一様な輝度とすることができる。
この実施形態においては、底面23aの低反射部25に加えて、反射部としての反射面27が入光面23bに設けられている。反射面27はそれぞれの入光面23bにおける底面23a側の端部(根本部)に設けられている。反射面27は反射シート11、第2反射シート24と同様の材料が用いられる。このように入光面23bの底面23a側の端部に設けられた反射面27は、光源15が発光した光を底面23a側の低反射部25に向けて反射する。この反射面27によって反射された光は図2に矢印L2で示すように、本体部21のほぼ中央部分に向かって伝播し光出射面10aから出射する。これにより光出射面10aにおける段差部23の底面23aに対応した中央部分M2の輝度が向上し、周辺部分M1の輝度と同等となるため、光出射面10aの全面が一様な輝度となり、光出射面10aから一様な光を出射させることができる。
図3は図2の実施形態に対し、段差部23の底面23aの全体を第2反射シート24によって覆うと共に、入光面23bに反射面27を設けることなく本体部21を露出させた比較例を示している。この場合には、光源15からの光が底面23aの両端部を透過することがないと共に、入光面23bから底面23aに向かって反射されることがない。この場合には、光出射面10aの周辺部分M1に対し中央部分M2に到達する光が少ないため、中央部分M2に暗線が発生するものである。
なお、図3においては入光面23bが光出射面10aと反対側に位置している段差部23の底面23aに対して傾斜している。この傾斜構造については、図2のバックライト装置1における入光面23bに適用することが可能である。
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態に係るバックライト装置1Aを示す。バックライト装置1Aにおいても導光板10の本体部21における幅方向のほぼ中央部分に凹溝からなる段差部23が設けられている。段差部23は光出射面10a側の底面23aと、底面23aから光拡散面10bに向かって屈曲した入光面(側面)23bとによって形成されている。底面23aには、両端部(根本部)を除く部分に第2反射シート24が設けられており、底面23aの両端部には第2反射シート24が設けられることなく本体部21が段差部23に露出した低反射部25が設けられている。低反射部25からは光源15の光が入光する。
低反射部25に対し、反射部としての斜面部28が設けられている。斜面部28はそれぞれの入光面23bにおける底面23a側の端部に設けられるものであり、入光面23bにおける底面23a側の端部から導光板10(本体部21)に斜めに食い込むように傾斜している。このような斜面部28は光源15の光を低反射部25に向けて反射するものであり、反射された光は低反射部25から本体部21に入光し、矢印L2で示すように光出射面10aの幅方向の略中央部分に向かって伝播する。
このような構造では、斜面部28で反射し低反射部25から入光した光が本体部21の幅方向の略中央部分に入光するため、本体部21の略中央部分の輝度が向上する。低反射部25の幅、及び斜面部28の幅と傾斜角度を最適化することにより導光板10の光出射面10aを一様な輝度とすることができる。
なお、図4では、斜面部28に反射シートは設けられていないが、反射シート24と同様の反射シートを斜面部28に設けた構成であってもよい。
(第3実施形態)
図5は本発明の第3実施形態におけるバックライト装置1Bを示す。バックライト装置1Bにおいても、光出射面10a側の底面23aと、底面23aから光拡散面10bに向かって屈曲した入光面(側面)23bとによって形成された凹溝状の段差部23が導光板10の本体部21における幅方向の略中央部分に設けられている。段差部23における底面23aには、両端部(根本部)を除く部分に第2反射シート24が設けられており、底面23aの両端部には第2反射シート24が設けられることなく本体部21が段差部23に露出した低反射部25が設けられている。低反射部25からは光源15の光が入光する。
また、この実施形態においても、低反射部25に対し、反射部としての斜面部28が設けられている。斜面部28はそれぞれの入光面23bにおける底面23a側の端部から導光板10(本体部21)に斜めに食い込むように傾斜することにより設けられている。
この実施形態では斜面部28に反射面(たとえば反射シート)29が設けられている。反射面29は斜面部28の全体と底面23aの一部(斜面部28近傍の部位)とを覆うように設けられており、光源15から斜面部28に向かって出射した光は反射面29によって反射される。斜面部28の光を低反射部25に向けて反射するように傾斜していることから反射面29によって反射した光源15からの光は低反射部25から本体部21に入光し、矢印L2で示すように光出射面10aの幅方向の略中央部分に向かって伝播する。このように斜面部28に反射面29を形成することにより、斜面部28から低反射部25に向けて反射する光の光量を多くすることができる。
従って、このような構造では、斜面部28の反射面29で反射し低反射部25から入光した光が本体部21の幅方向の略中央部分に入光するため、本体部21の略中央部分の輝度が向上する。これにより導光板10の光出射面10aを一様な輝度とすることができる。
なお、バックライト装置1Aおよび1Bにおける斜面部28は平面状となっているが、光源15からの光を低反射部25に向けて反射することができるものであれば、凸状や凹状の湾曲面としてもよい。この場合における曲率や反射率は光出射面10aの輝度を均一化するように設定される。
(第4実施形態)
図6〜図8は本発明のそれぞれの実施形態に用いられる導光板の各例を示す。
図6の導光板10Aは平板状の本体部21と、段差部23とを有している。段差部23は光出射面10aと反対側の光拡散面10bの略中央部分に凸状となって形成されている。段差部23は本体部21と相似の凸形状となっている。凸状の段差部23は光拡散面10bの外周に達することなく、島状になって、光拡散面10bの面内に位置するように形成されるものである。また、段差部23における対向する一対の側面は光源が臨む入光面23bとなっている。
図7の導光板10Bは平板状の本体部21と、本体部21に凹み状に形成された段差部23とを有している。段差部23は本体部21と相似の凹形状となっており対向している一対の側面は光源が臨む入光面23bとなっている。この段差部23においても光拡散面10bの外周に達することなく、光拡散面10bの面内に位置するように形成されている。
図8の導光板10Cにおいては、扁平三角形状(三角柱状)のブロック30の集合体により段差部23が形成されている。4つのブロック30は、導光板10Cの中央部でたとえばお互いが離れて、お互いが直交するXY方向(導光板10Cの縦方向と横方向)で対称に配置されており、4つのブロック30によって4つの段差部23が形成されている。ブロック30は光拡散面10bから垂直となって立ち上がる側面をそれぞれ有しており、対向する一対のブロック30における側面が入光面23bとなる。ブロック30の集合体からなる段差部23の全体は、光拡散面10bの外周に達することなく、光拡散面10bの面内に位置している。
以上の導光板10A、10B、10Cを用いることによっても、本発明のバックライト装置を形成することができる。
図9(a)、(b)は導光板10に形成される凹溝状の段差部23の他の例を示す。これらの図の段差部23においては、入光面23bとなる側面が底面23aから斜めに傾斜して形成されるものであり、(a)においては底面23aから鈍角で屈曲することにより入光面23bが傾斜しており、(b)においては底面23aから鋭角で屈曲することにより入光面23bが傾斜している。このように入光面23bが傾斜することにより、光源15からの光が屈曲して導光板10に入光する。従って、光出射面10aの輝度が一様になるように屈曲角を設定することにより均一な輝度で光を出射することができる。
(第5実施形態)
図10は本発明の第5実施形態に係るバックライト装置1Cを示す。バックライト装置1Cにおいては、導光板10に凹溝状の段差部23が形成されている。段差部23は光出射面10aと反対側の導光板10の面である光拡散面10bに形成されるものであり、導光板10の光拡散面10b側を凹ませて形成することができる。この実施形態では、導光板10を光出射面10a側の第1導光板部32と光拡散面10b側の第2導光板部33とを積層して接合しており、この積層に際しては、第2導光板部33を2つ用い、段差部23を形成するように2つの導光板部33を離隔して第1導光板部32に接合することにより段差部23を形成している。導光板部32,33としてPMMAを用いる場合、有機溶剤を用いた接合や重合による接合により導光板10を形成することができる。
凹溝からなる段差部23は導光板10に対し紙面貫通方向に沿って連続するように形成されている。この段差部23は導光板10の幅方向(図10における上下方向)の略中央部分に位置するように形成されている。段差部23を構成する凹溝は、光出射面10a側に位置している底面23aと、底面23aの両端部から光拡散面10bに向かって直角状に屈曲した側面23bとからなる矩形断面に形成されている。底面23aは光出射面10aと平行となっている。側面23bが底面23aに対し直角状に屈曲しているが、これに限らず側面23bが底面23aに傾斜状に屈曲してもよい。段差部23の側面23bには光源15が臨んでおり、これにより側面23bは光源15からの光が入光する入光面となっている。
バックライト装置1Cには反射シート11が設けられている。反射シート11は導光板10の光拡散面10bを覆う後部反射シート35と、段差部23側に設けられた前部反射シート36とによって形成されている。後部反射シート35は光源15から導光板10内に入光した光を光出射面10aに向けて反射する。前部反射シート36は段差部23の底面23aを覆うように設けられており、光源15からの光が導光板10内であって光出射面10aの方向に直接入光することを防止する。
光源15はヒートシンク12に支持された状態で段差部23内に挿入されており、底面23aから直角状に屈曲した入光面23bに臨んでいる。光源15としてはたとえば複数の白色LEDが用いられる。たとえば、青色発光のLEDにYAG(黄色蛍光体)による白色LED、RG(赤色蛍光体、緑色蛍光体)による白色LED或いは赤色、青色、緑色の3色のLEDを交互に配列することによる白色光源とすることができる。YAGはYAl12からなるガーネット構造の結晶を有する黄色蛍光体である。光源15は放熱性を有したアルミニウム基板、フレキシブルプリント基板(FPC)等の基板に実装されており、この基板が熱伝導性の両面粘着テープ(TIM)によってヒートシンク12の外面に接合される。
光源15と段差部23の入光面23bとの間には、光カップリング部材41が配置されている。光カップリング部材41は光源15および入光面23bの間の隙間を埋めるように設けられている。光カップリング部材41としては、導光板10と同一または近似した光学特性を有すると共に弾性を有した材料が用いられる。光学特性としては、透明度、光透過度、屈折率が選択される。この光カップリング部材41としては、透明なシリコンゴムを用いることができる
この実施形態において、反射シート11は導光部43を有している。導光部43は後部反射シート35および前部反射シート36を延長することにより形成されるものであり、後部反射シート35を段差部23側に延長した後部延長部43aと、前部反射シート36を光カップリング部材41側に延長した前部延長部43bとよって形成されている。このような後部延長部43aおよび前部延長部43bからなる導光部43は光源15および光カップリング部材41を両側から挟んでおり、光源15からの光がカップリング部材41を透過して入光面23bに入光するように導く。
このような構造では、光源15からの光が導光部43に挟まれた光カップリング部材41を通過して導光板10(第2導光板部33)に導かれ、導光板10内で伝播、拡散すると共に、後部反射シート35に反射された後、光出射面10aから出射する。従って、光源15からの光は筐体9に逃げることなく、光を導光板10の内部に効率良く導くことができる。これにより導光板10の光出射面10aの全体が一様な輝度となり、光出射面10aから一様な光を出射することができる。
また、光カップリング部材41が弾性を有しているため、温度変化等により導光板10に伸縮が生じても入光面23bへの入光ギャップが生じることなく、導光板10への入光量を一定に保つことができる。これにより導光板10の光出射面10aから一様な光を出射することができる。
図11は光カップリング部材41を設けない場合の比較例を示し、導光板10の伸縮により光源15と入光面23bとの間に入光ギャップが生じやすく、光源15からの光が矢印L3で示すように段差部23の周辺部に散乱する。このため導光部43を設けても出射面10aから一様の光を出射することができない欠点がある。これに対し、この実施形態では、光カップリング部材41によって入光ギャップが生じることを防止しているため、一様な光を出射することが可能となっている。
(第6実施形態)
図12は上述した第5実施形態に係るバックライト装置1Cにおける光の挙動を示している。光カップリング部材41を通過した光源15からの光が後部反射シート35で多く反射されて導光板10を伝播、拡散する。これにより、前部反射シート36の端部で光量が多くなり、均一な光を光出射面10aから出射できない場合がある。第6の実施形態では、これを防止することが可能な構造のバックライト装置1Dとするものである。
図13はこの第6実施形態に係るバックライト装置1Dを示し、図10のバックライト装置1Cの構造に加えて、光拡散部45が設けられるものである。光拡散部45は光源15からの光を拡散させるため、光カップリング部材41に対応して設けられるものである。この実施形態の光拡散部45は後部反射シート35によって形成されている。
光拡散部45としての後部反射シート35は光の反射と透過の光量を調整するように形成される。このため、後部反射シート35は、例えば発泡PETシートをシート面内方向2軸に延伸したものや、金属薄膜を蒸着した全反射樹脂シートを用いる。更に導光板10の反射シート35と接する面10bには、酸化チタン粒子を多く含んだ白色塗料をスクリーン印刷でプリントしたり、透明インクをインクジェット印刷等することにより微小な半球状のドットを有するマイクロレンズを印刷したり、レーザ加工によって半球状の凹状ディンプルを形成する等によって形成することができる。この場合、凹状ディンプルのドット直径と配列密度とを調整することにより反射と透過の光量を調整して光出射面10aからの光を均一にする。後部反射シート35をこのような構造とすることにより、光出射面10aから均一な光を出射することができる。
(第7実施形態)
図14は本発明の第7実施形態に係るバックライト装置1Eを示す。この実施形態も図12に示すものの効果を一層発揮するための構造であり、光源15からの光を拡散させるための光拡散部45が光カップリング部材41に対応して設けられる。
この実施形態の光拡散部45は、導光板10の光出射面10aに形成された微細な凹凸からなるプリズム部46となっている。導光板10をダイキャストによって作製する場合、プリズム部46は予め金型に凹凸を設けることにより導光板10の形成と同時に形成するか、導光板10の形成の後にレーザ加工等の後加工を行うことにより形成することができる。
プリズム部46は光カップリング部材41を通過した光源15からの光が集中する部位に設けられるものである。プリズム部46は光出射面10aに対して高さやピッチが50〜200μm程度となるように形成されている。プリズム部46を形成することにより、光源15からの光が光源15の近傍部で導光板10の外部へ出ることを防止して、光を屈折または拡散させて、光の進行方向を変化させることで、光出射面10aから均一な光を出射することができ、光出射面10aの輝度を均一にすることができる。
(第8実施形態)
図15は本発明の第8実施形態に係るバックライト装置1Fを示す。この実施形態も図12に示すものの効果を一層発揮するための構造であり、光源15からの光を拡散させるための光拡散部45が光カップリング部材41に対応して設けられる。
この実施形態の光拡散部45は導光板10の光出射面10aに設けられた塗料パターン47により形成されている。塗料パターン47は光カップリング部材41を通過した光源15からの光が集中する部位に設けられるものである。塗料パターン47は酸化チタン粒子を多く含んだ白色塗料をスクリーン印刷でプリントしたり、透明インクをインクジェット印刷等することにより微小な半球状のドットを有するマイクロレンズを印刷したり、レーザ加工によって半球状の凹状ディンプルを形成する等によって形成することができる。
この場合、塗料パターンやマイクロレンズや凹状ディンプルのドットの直径と配列密度とを調整することにより反射と透過の光量を調整して光出射面10aからの光を均一にする。後部反射シート35をこのような構造とすることにより、光源15からの光が光源15の近傍で導光板10の外部へ出ることを防止して、光を屈折または拡散させて、光の進行方向を変化させることで、光出射面10aから均一な光を出射することができる。なお、塗料パターン47としては、その厚さや濃さを調整することにより反射と透過の光量を調整することも可能である。
(第9実施形態)
図16は本発明の第9実施形態に係るバックライト装置1Gを示す。この実施形態も図12に示すものの効果を一層発揮するための構造であり、光源15からの光を拡散させるための光拡散部45が光カップリング部材41に対応して設けられる。
この実施形態の光拡散部45は導光板10の光出射面10aの全面を覆うように設けられた光制御光学シート48によって形成されている。光量制御光学シート48としてはライティングカーテンを用いることができる。ライティングカーテンにおいては、酸化チタン粒子を多く含んだ白色塗料を透明または半透明のシートの片面や両面に印刷して形成される。
この場合、印刷ドットパターンのドット直径と配列密度とを調整することにより、反射と透過の光量を調整して光出射面10aからの光を均一にする。これにより、光源15からの光が拡散するため、光出射面10aから均一な光を出射することができ、光出射面10aの輝度を均一にすることができる。
(第10実施形態)
図17は第10実施形態に係るバックライト装置1Hを示す。バックライト装置1Hは導光板10の光出射面10aと反対側の面である光拡散面10bに段差部23が形成されている。段差部23は導光板10と同じ材料によって形成されており、導光板10がPMMAの場合には段差部23がPMMAによって形成される。これにより段差部23は導光板10と同じ光学的特性を有している。導光板10はダイキャスト成形、押出成形等によって成形され、段差部23はダイキャスト成形によって成形される。
段差部23は導光板10の幅方向(図17における左右方向)の略中央部分に位置するように設けられている。段差部23は導光板10の光拡散面10bから突出する凸形状となっており、平面状の底面23aと、底面23aの両端部から外方に向かって傾斜して屈曲した2つの側面23bとを有している。底面23aは導光板10の光拡散面10bに接合されるものである。導光板10および段差部23がPMMAによって形成されている場合、有機溶剤による接合や重合による接合あるいは熱圧着による接合により底面23aが導光板10に接合される。なお、底面23aと反対側の段差部23の頂面23cは導光板10の光出射面10aと平行な平面となっている。
段差部23の2つの側面23bは、底面23aから離れる(導光板10の厚さ方向で光拡散面10bから離れる)のにつれて相互に接近する方向の傾斜となって対向している。この2つの側面23bに対し光源15がそれぞれ対向して設けられている。光源15はヒートシンク12に支持された状態で段差部23のそれぞれの側面23bに臨んでおり、光源15からの光は側面23bから段差部23に入光する。すなわち、段差部23の対向している側面23bは光源15からの光が入光する入光面23bとなっている。
光源15としてはたとえば複数の白色LEDが用いられる。たとえば、青色発光のLEDにYAG(黄色蛍光体)による白色LED、RG(赤色蛍光体、緑色蛍光体)による白色LED或いは赤色、青色、緑色の3色のLEDを交互に配列することによる白色光源とすることができる。YAGはYAl12からなるガーネット構造の結晶を有する黄色蛍光体である。光源15は放熱性を有したアルミニウム基板、フレキシブルプリント基板(FPC)等の基板に実装されており、この基板が熱伝導性の両面粘着テープ(TIM)によってヒートシンク12の外面に接合される。
ヒートシンク12は段差部23を覆うように設けられている。ヒートシンク12は導光板10から離れる方向に延びる複数のフィン12aを有しており、このフィン12aが筐体9から外部に露出するように突出している。このフィン12aによって熱を外部に放熱することができる。
凸状となって段差部23の底面23aに対する側面23bの傾斜角度は、導光板10の光出射面10aの全面が均一な輝度になるように設定されるものである。この傾斜角度は光源15からの光の進行方向と導光板10の光出射面10aの法線方向とのなす角度が導光板10から空気への臨界角よりも大きな角度となるように設定され、導光板10がPMMAの場合には、臨界角が42°となり、なす角度は42°〜90°と設定される。なす角度が80°〜90°だと正面方向に光が出射されるため光利用効率が落ちる。また、なす角度が42°〜70°であると角度がつきすぎて光利用効率が落ちるため、なす角度が70°〜80°であることが光利用効率の点から望ましい。
導光板10の光拡散面10bには、段差部23の接合部位を除く部分に反射シート11が覆うように密着されている。この反射シート11は導光板10内を伝播する光を光出射面10aの方向に反射させる。また、段差部23の頂面23cと対向するヒートシンク12の内面12bには、頂面23cを覆う第2反射シート24が設けられており、光源15からの光を導光板10の光出射面10aの方向に反射させるようになっている。これらの反射シート10および24は発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)の延伸フィルムや金属蒸着の鏡面を有するフィルム等からなり粘着テープ等により貼り付けられる。
この実施形態に係るバックライト装置1Hにおいて、光源15からの光は段差部23の対向している2つの側面23bから段差部23に入光する。対向している2つの側面23bから入光した光は、矢印L5で示すようにお互いにクロスしながら導光板10に入光し、導光板10の光出射面10aおよび反射シート11で臨界反射を行いながら導光板10の幅方向の端部まで伝播する。これにより導光板10の光出射面10aを一様の輝度とすることができる。
また、光源15がヒートシンク12に支持されており、ヒートシンク12のフィン12aが筐体9を貫通して外部に露出している。これにより光源15からの熱を外部に効率良く放熱することができる。従って、段差部23や導光板10に対する熱影響が少なくなり、光出射面10aからの光の出射への悪影響を防止することができる。
この実施形態ではヒートシンク12のフィン12aからの自然対流により放熱しているが、これに限らず、ヒートシンク12にファンを実装し、ファンによる強制対流放熱を行ってもよい。また、ヒートパイプによって光源15の熱を移動し導光板10と異なった箇所でヒートシンク12およびファンによる強制対流放熱を行ってもよい。
図18および図19はこの実施形態に係る変形例を示す。図18の形態においては、凸形状の段差部23が導光板10における光出射面10aと反対側の光拡散面10bに接合されている。段差部23は導光板10と同じ材料が用いられている。また、この段差部23においては、光の入光面となる2つの側面23bは、底面23aから離れるのにつれて相互に離れる方向の傾斜となって対向している。このような傾斜であっても、光源15からの光がお互いにクロスしながら導光板10に入光し、導光板10の光出射面10aおよび反射シート11で臨界反射を行いながら導光板10の幅方向の端部まで伝播するため、導光板10の光出射面10aを一様の輝度とすることができる。
図19の形態においては、段差部23が導光板10と一体に形成されている。段差部23は凸状となって導光板10の光出射面10aとの反対側の光拡散面10bから突出しており、対向した2つの側面23bが光源15からの光の入光面となっている。2つの側面23bは、図17と同様に底面23aから離れるのにつれて相互に接近する傾斜を有して形成されている。これにより図17と同様に光源15からの光がお互いにクロスしながら導光板10に入光し、導光板10の光出射面10aおよび反射シート11で臨界反射を行いながら導光板10の幅方向の端部まで伝播するため、導光板10の光出射面10aを一様の輝度とすることができる。
(第11実施形態)
図20は第11実施形態に係るバックライト装置1Jを示す。バックライト装置1Jは、導光板10の光出射面10aと反対側の面である光拡散面10bに段差部23が形成されている。段差部23は導光板10に一体に形成されるか、別体によって形成されて、段差部23を形成する部材が導光板10の光拡散面10bに接合される。別体の場合、段差部23(段差部23を形成する部材)は導光板10と同じ材料によって形成されており、導光板10がPMMAの場合には段差部23がPMMAによって形成される。これにより段差部23は導光板10と同じ光学的特性を有している。この場合、導光板10はダイキャスト成形、押出成形等によって成形され、段差部23はダイキャスト成形によって成形される。
段差部23および導光板10は紙面貫通方向に沿って連続するように形成されており、段差部23は導光板10の幅方向(図20における上下方向)の略中央部分に位置するように形成されている。
段差部23は幅方向の両端部に側面23bが形成されている。それぞれの側面23bは光出射面10a(および光拡散面10b)と直交する方向に平面状に延びている。それぞれの側面23bに対し光源15がそれぞれ対向して設けられている。光源15はヒートシンク12に支持された状態で段差部23のそれぞれの側面23bに臨んでおり、光源15からの光は側面23bから段差部23に入光する。すなわち、段差部23の対向している側面23bは光源15からの光が入光する入光面23bとなっている。
光源15としてはたとえば複数の白色LEDが用いられる。たとえば、青色発光のLEDにYAG(黄色蛍光体)による白色LED、RG(赤色蛍光体、緑色蛍光体)による白色LED或いは赤色、青色、緑色の3色のLEDを交互に配列することによる白色光源とすることができる。YAGはYAl12からなるガーネット構造の結晶を有する黄色蛍光体である。光源15は放熱性を有したアルミニウム基板、フレキシブルプリント基板(FPC)等の基板に実装されており、この基板が熱伝導性の両面粘着テープ(TIM)によってヒートシンク12の外面に接合される。
段差部23と導光板10の光出射面10aの反対側の光拡散面10bとの間には空隙部51が形成されている。すなわち、段差部23(段差部23を構成する部材)の断面形状は、図20で示すように、幅狭部と幅広部とを備えた「凸」字状に形成されている。そして、段差部23の「凸」字の上面が光拡散面10bの面接触するようにして設けられていることで、光拡散面10bと段差部23の「凸」字の幅広部との間に空隙部51が形成されている。空隙部51は導光板10と段差部23とを接合した後に、段差部23の下部に対しダイヤモンド工具等を用いた切削加工により形成される。あるいは段差部23の接合側の面の両端部に空隙部51に相当する深さの溝を形成しておき、段差部23を導光板10に接合して空隙部51とすることにより形成される。段差部23が導光板10と一体に形成される場合には、ダイヤモンド工具等で鏡面切削加工を行うことにより空隙部51が形成される。
導光板10の光拡散面10bには、反射シート11が光拡散面10bのほぼ全面覆うように密着して設けられている。反射シート11は導光板10内を伝播する光を光出射面10aの方向に反射させる。また、段差部23(段差部23を構成する部材の面であって光拡散面10bと平行な面)とヒートシンク12との間には、段差部23を覆う第2反射シート24が設けられており、光源15からの光を導光板10の光出射面10aの方向に反射させるようになっている。これらの反射シート10および24は発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)の延伸フィルムや金属蒸着の鏡面を有するフィルム等からなり粘着テープ等により貼り付けられる。
導光板10の光拡散面10bを覆う反射シート11は空隙部51内に挿入されて遮光部53を形成している。遮光部53は反射シート11を空隙部51の方向に延設することにより形成されるものであり、遮光部53は空隙部51における段差部23に対向するように導光板10の光拡散面10bを覆っている。遮光部53は段差部23に入光した光源15からの光(一次光)が直接に導光板10の光出射面10aに出ることを防止する。また、遮光部53は段差部23に入光した光源15からの光が段差部23内で良好に伝播するように作用する。
このような実施形態では光源15からの光が段差部23の側面23bから入光したとき、空隙部51に設けられた遮光部53が段差部23から直接に導光板10に入り込むことを防止する。また、遮光部53が段差部23内で伝播するように光を導く。これにより導光板10内では全体に光が均一に伝播して光出射面10aから出射する。従って、導光板10の光出射面10aを一様な輝度とすることができる。
図21は図20のバックライト装置1Jに対し、段差部23と導光板10との間に空隙部51が形成されていないと共に反射シート11に遮光部53が設けられていない比較例を示す。この場合には、矢印L7で示すように光源15からの光が直接に導光板10に入光し、この光が直接に光出射面10aから出射するため、光出射面10aから均一に光が出射することがなく、光出射面10aの輝度を一様とすることができない。第11の実施形態では、空隙部51および空隙部51内に設けられた遮光部53によって光源15からの光が直接に光出射面10aから出射することを防止しているため、一様な光を光出射面10aから出射することが可能となっている。
図22は上述した第11の実施形態に係るバックライト装置1Jにおける光の挙動を示している。反射シート11で反射して光出射面10aに出射する矢印L8の光に対し、第2反射シート24で反射し反射シート11の遮光部53の端面に当たって屈曲する矢印L9の光の光量が多くなっている。これにより光の明暗部分が発生して光出射面10aから出射する光が均一とならず、光出射面10aを一様な輝度とすることができない場合がある。この場合には、空隙部51内に設けられる遮光部に微細孔加工を施して反射光と透過光の光量を調整することにより明暗をなくすことができる。
(第12実施形態)
図23は第12実施形態に係るバックライト装置1Kを示す。このバックライト装置1Kは図20のバックライト装置1Kにおける遮光部53を光源覆い部55および段差部覆い部57によって形成するものである。
光源覆い部55は反射シート11を空隙部51の方向に延設することにより形成される。光源覆い部55の延設長さは光源覆い部55が段差部23の側面23b付近に達する程度となっており、この延設により光源覆い部55は導光板10側で光源15を覆った状態となっている。
段差部覆い部57は段差部23における空隙部51側の面を覆うように設けられる。光源覆い部55は反射シート11を延設することから反射シート11と同じ材料によって形成されている。段差部覆い部57も同様に反射シート11と同じ材料によって形成されるか、或いは酸化チタン粒子を多く含んだ白色塗料をスクリーン印刷でプリントしたものである。
段差部覆い部57および光源覆い部55を設けることにより光源15からの一次光を遮断して光が導光板10に直接に入光することを防止する。これにより図21の矢印L7で示す光の発生を防止できるため、一様な光を光出射面10aから出射することが可能となっている。かかる作用を行うため、段差部覆い部57および光源覆い部55は相互に接近した位置となるように形成されることが好ましい。なお、段差部覆い部57を白色塗料のスクリーン印刷によって形成する場合においては、スクリーン印刷の厚さを調整することにより反射光と透過光の光量を調整し、この調整によって光源15からの一次光の導光板10への入光防止効果を大きくすることができる。
(第13実施形態)
図24は第13実施形態に係るバックライト装置1Lを示す。このバックライト装置1Lにおいては、光源15からの光を拡散させるための光拡散部45が遮光部53に対応して設けられる。
光拡散部45は、導光板10の光出射面10aに形成された微細な凹凸からなるプリズム部46によって構成されている。導光板10をダイキャストによって作製する場合、プリズム部46は予め金型に凹凸を設けることにより導光板10の形成と同時に形成するか、導光板10の形成の後にコイニング用金型によるコイニングプレスの賦形等の後加工を行うことにより形成することができる。
プリズム部46は導光板10の光出射面10aにおける遮光部53に対応した位置に設けられる。これによりプリズム部46は、第2反射シート24で反射し反射シート11の遮光部53の端面に当たって屈曲する矢印L9の光(図22参照)が光出射面10aに達したときに、この光を拡散させる。これにより光出射面10aから出射する光を均一にすることができ、光出射面10aを一様な輝度とすることができる。
(第14実施形態)
図25は第14実施形態に係るバックライト装置1Mを示す。このバックライト装置1Mにおいても、光源15からの光を拡散させるための光拡散部45が遮光部53に対応して設けられる。
光拡散部45は導光板10の光出射面10aに設けられた塗料パターン47により形成されている。塗料パターン47は第2反射シート24で反射し反射シート11の遮光部53の端面に当たって屈曲する矢印L9の光(図22参照)が集中する部位に設けられる。これにより塗料パターン47は遮光部53で屈曲した光を拡散させるため、光出射面10aから出射する光を均一にすることができ、光出射面10aを一様な輝度とすることができる。
かかる塗料パターン47は酸化チタン粒子を多く含んだ白色塗料をスクリーン印刷でプリントしたり、透明インクをインクジェット印刷等することにより微小な半球状のドットを有するマイクロレンズを印刷したり、レーザ加工によって半球状の凹状ディンプルを形成する等によって形成することができる。この場合、凹状ディンプルのドット直径と配列密度とを調整することにより反射と透過の光量を調整して光出射面10aからの光を均一にする。なお、塗料パターン47を白色塗料のスクリーン印刷によって形成する場合においては、スクリーンの印刷ドットパターンの直径と配列密度、印刷の厚さを調整することにより反射光と透過光の光量を調整することができる。
(第15実施形態)
図26は第15実施形態に係るバックライト装置1Nを示す。このバックライト装置1Nにおいても、光源15からの光を拡散させるための光拡散部45が遮光部53に対応して設けられる。
光拡散部45は導光板10の光出射面10aの全面を覆うように設けられた光制御光学シート48によって形成されている。光量制御光学シート48としてはライティングカーテンを用いることができる。ライティングカーテンにおいては、酸化チタン粒子を多く含んだ白色塗料を透明または半透明のシートの片面や両面に印刷して形成される。これにより、光源15からの光が拡散するため、光出射面10aから均一な光を出射することができ、光出射面10aの輝度を均一にすることができる。
(第16実施形態)
図27〜図29は第16実施形態に係るバックライト装置1Pを示す。このバックライト装置1Pにおいては、本体部21および勾配部61によって導光板10が形成されている。本体部21および勾配部61は光学的特性が同じ材料によって形成されるものであり、この実施形態では同じ樹脂によって形成されている。樹脂としては、PMMA、PC、PS等の透明性の高い樹脂が用いられる。本体部21は平板状となっており、ダイキャスト成形、押出成形等によって成形され、勾配部61はダイキャスト成形によって成形される。勾配部61は本体部21の略中央部分に位置するよう設けられている。
本体部21は一面側が光出射面10aとなっており、光出射面10aと反対側の面に勾配部61が接合されている。本体部21と勾配部61との接合は、有機溶剤による接合、重合による接合、熱圧着による接合によって行うことができる。勾配部61における本体部21と反対側の面および勾配部61に続く本体部21の露出面は光拡散面10bとなっている。
導光板10には段差部23が形成されている。段差部23は勾配部61に形成されるものであり、勾配部61の光拡散面10bに凹溝状となって形成されている。図27に示すように、段差部23は勾配部61の略中央部分に幅方向(図27における前後方向)の全長にわたって形成される。勾配部61が光出射面10aと反対側に接合されることから、勾配部61の光出射面10bに形成される段差部23は光出射面10aと反対側の面に設けられている。
凹溝からなる段差部23は、光出射面10a側に位置している底面23aと、底面23aの両端部から光拡散面10bに向かって傾斜するように屈曲した側面23bとを有している。底面23aは光出射面10aと平行となっている。側面23bには光源15が臨んでおり、これにより側面23bは光源15からの光が入光する入光面23bとなっている。
段差部23の入光面23bの傾斜角度は、導光板10の光出射面10aの全面が均一な輝度になるように設定されるものである。この傾斜角度は光源15からの光の進行方向と導光板10とのなす角度や光源15からの光の進行方向と勾配部61とのなす角度が空気/導光板10間の臨界角よりも低角度となるように設定される。
導光板10の勾配部61は、段差部23の入光面23bに連続しており、入光面23b側が厚さが厚く、導光板10の外周側に向けて厚さが徐々に薄くなるように傾斜している。これにより勾配部61はプリズム形状に形成されている。勾配部61の傾斜は段差部23の入光面23bの傾斜角度よりも緩やかな角度によってなされている。このように勾配部61を緩やかに傾斜させることにより勾配部61(導光板10)の光拡散面10bに達した光を光出射面10aに向けて反射させることができる。かかる反射を可能とするため、光拡散面10bには反射シート11が設けられている。
反射シート11は勾配部61側の光拡散面10bおよび勾配部61に続く本体部21の露出した光拡散面10bの全面を覆うように設けられる。反射シート10は発泡PET(ポリエチレンテレフタレート)の延伸フィルムや金属蒸着の鏡面を有するフィルム等からなり導光板10の光拡散面10bに対して粘着テープ等により貼り付けられる。
段差部23における光出射面10側に位置している底面23aには、第2反射シート24が設けられている。第2反射シート24は発泡PETの2軸延伸フィルムや白色塗装されたフィルムあるいは金属蒸着により鏡面処理されたフィルム等を用いることができる。第2反射シート24は段差部23の底面23aの全面を覆うように設けられており、入光面23bまで達している。このように設けられた第2反射シート24は光源15の光が勾配部61とヒートシンク12との間から透過することなく入光面23b側に効率良く反射されるように機能する。
入光面23bに臨む光源15としてはたとえば複数の白色LEDが用いられる。たとえば、青色発光のLEDにYAG(黄色蛍光体)による白色LED、RG(赤色蛍光体、緑色蛍光体)による白色LED或いは赤色、青色、緑色の3色のLEDを交互に配列することによる白色光源とすることができる。ここで、YAGはYAl12からなるガーネット構造の結晶を有する黄色蛍光体である。かかる光源15は基板16に実装される。基板16としては、放熱性を有したアルミニウム基板、フレキシブルプリント基板(FPC)が用いられる。この基板16は熱伝導性の両面粘着テープ(TIM)によってヒートシンク12の外面に接合される。
ヒートシンク12は段差部23の内部に挿入された状態で設けられている。ヒートシンク12は導光板10から離れる方向に延びる複数のフィン12aを有しており、このフィン12aが筐体9(図示省略)から外部に露出するように突出している。このフィン12aによって熱を外部に放熱することができる。
このような構造のバックライト装置1Pでは、光源15からの光が直接に入光面23bから勾配部61に入光すると共に第2反射シート24の反射を介して入光面23bから勾配部61に入光する。入光した光は勾配部61内を伝播、拡散し、勾配部61を覆う反射シート11によって反射され、均一の光となって光出射面10aから出射する。これにより、光出射面10aの全面が均一の輝度となり、光出射面10aから一様な光を出射させることができる。
また、光源15がヒートシンク12に支持されており、ヒートシンク12のフィン12aが筐体9を貫通して外部に露出している。これにより光源15からの光を外部に効率良く放熱することができる。従って、段差部23や導光板10に対する熱影響が少なくなり、光出射面10aからの光の出射への悪影響を防止することができる。
この実施形態ではヒートシンク12のフィン12aからの自然対流により放熱しているが、これに限らず、ヒートシンク12にファンを実装し、ファンによる強制対流放熱を行ってもよい。また、ヒートパイプによって光源15の熱を移動し導光板10と異なった箇所でヒートシンク12およびファンによる強制対流放熱を行ってもよい。
なお、この実施形態では、本体部21および勾配部61を接合することにより導光板10を形成しているが、本体部21および勾配部61を一体に成形して導光板10としてもよい。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1J、1K、1L、1M、1N、1P バックライト装置
2 液晶表示装置
10 導光板
10a 光出射面
10b 光拡散面
11 反射シート
15 光源
23 段差部
23b 側面(入光面)
24 第2反射シート
25 低反射部
41 光カップリング部材
43 導光部
45 光拡散部
46 プリズム部
47 塗料パターン
48 光量制御光学シート
51 空隙部
53 遮光空隙部
55 光源覆い部
57 段差部覆い部
61 勾配部

Claims (6)

  1. 光が出射する光出射面を有し、前記光出射面と反対側の面に段差部が形成され、前記段差部の側面が入光面となっている導光板と、
    前記入光面に臨んで配置され、前記入光面から導光板に光を入光させる光源と、
    前記光出射面と異なった導光板の面に設けられ、前記導光板に入光した光を前記光出射面に反射させる反射シートと、
    前記段差部の光出射面側の面に設けられた光の反射率が低い低反射部とを備えていることを特徴とするバックライト装置。
  2. 請求項1記載のバックライト装置であって、
    前記低反射部に向けて光を反射する反射部が前記入光面に設けられていることを特徴とするバックライト装置。
  3. 請求項2記載のバックライト装置であって、
    前記反射部は前記入光面から導光板に食い込む方向に傾斜して前記低反射部に向けて光を反射する斜面部であることを特徴とするバックライト装置。
  4. 請求項3記載のバックライト装置であって、
    前記斜面部に反射面が設けられていることを特徴とするバックライト装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のバックライト装置であって、
    前記入光面は前記光出射面と反対側の面に対して傾斜して設けられていることを特徴とするバックライト装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のバックライト装置において、
    前記導光板が、光が出射する光出射面と、前記光出射面と反対側の面に凸状または凹み状に形成され側面が入光面となっている段差部とを備え、前記段差部が光出射面と反対側の面の外周に達することなく反対側の面の面内に位置している態様、前記入光面が光出射面に対して傾いている態様の少なくともいずれかの態様になっていることを特徴とするバックライト装置。
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