JP2004164723A - 光ディスク装置 - Google Patents

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亮一 西尾
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Abstract

【課題】光学ピックアップとメカ装置との連続した接触を防ぎ、雑音を減少させ、メカ破壊を防ぎ、アクセス処理時間を短縮することができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】レンズ位置検出回路31が検出するレンズ位置を用いて異常加速検出回路32により光学ピックアップ11の異常な加速を検出する。アクセス時に検出結果を用い、光学ピックアップ11の移動を停止するなどの保護動作を行う。これにより、光学ピックアップとメカの複数回の衝突を防止でき、雑音が減り、メカの破壊を防ぎ、アクセス時間を短縮できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスク装置に関し、特に、同心円状あるいは、螺旋状の情報トラックを有する光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置であって、情報トラックを径方向に横切って必要な情報を検索する、いわゆるアクセス機能を持つ光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、CD(Compact Disc)やMD(Mini Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等のように、同心円状あるいは、螺旋状の情報トラックを有する光ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置が開発されている。
【0003】
一般に光ディスク装置は、円盤状の光ディスクに対しレーザ光を照射して反射光から情報を読み出す光学ピックアップと、光学ピックアップを光ディスクの径方向に移動させるトラバースモータと、光ディスクを回転させるスピンドルモータと、などで構成される。
【0004】
光学ピックアップは、レーザ光を発する光源と、光ディスクの回転軸方向および径方向に移動し得るようにバネなどで支持された対物レンズと、この対物レンズを回転軸方向および径方向に移動するアクチュータと、反射光を分割し電気信号に変換するフォトディテクタと、などで構成される。
【0005】
このような光ディスク装置では、光ディスクを回転させながら、フォーカスサーボとトラッキングサーボを同時に行うことで、光ディスク上の情報トラックに記録されたデータを再生する。フォーカスサーボは、対物レンズを光ディスクに対して垂直方向に移動させて、合焦点を光ディスクの反射面にあわせる制御を行う。トラッキングサーボは、フォーカスサーボをオンした後に行い、対物レンズを光ディスクの径方向に移動させて、光スポットが情報トラックに追従するように制御する。
【0006】
また、これらの光ディスク装置では、同一平面上に情報トラックが並んでいるという特徴を生かし、光スポットを径方向に移動させ所望の情報を検索するという、いわゆる高速ランダムアクセスが重要な機能の一つとなっている。高速ランダムアクセスを行う際、光スポットが横切る情報トラックの本数、いわゆるアクセス本数が数十本程度であれば、光学ピックアップ内の対物レンズの移動のみでアクセスを行うことが可能である。しかし、たとえば、数百本以上になると、光学ピックアップ内で対物レンズが移動できる範囲以上の光スポットの移動が必要となり、光学ピックアップそのものを移動させるトラバース移動を行うことが必要となる。
【0007】
以下、従来の光ディスク装置について図面を用いながら説明する。図4に、従来の光ディスク装置のブロック図を示す。
図4において、従来の光ディスク装置は、光学ピックアップ11と、トラッキング誤差信号検出回路21と、トラッキングループフィルタ22と、スイッチ23と、トラッキングアクチュエータ駆動回路24と、移動量検出回路25と、現在アドレス検出回路41と、必要移動量算出回路42と、トラバース駆動信号生成回路51と、トラバース駆動機構52と、アクセス制御回路100と、を備える。
【0008】
光学ピックアップ11は、同心円状あるいは螺旋状の情報トラックを有する光ディスク1上に集光させる対物レンズ12と、この対物レンズ12を径方向に移動させるトラッキングアクチュエータ13と、光ディスク1からの反射光を電気信号に変換するフォトディテクタ14と、を有する。
【0009】
トラッキング誤差検出回路21は、フォトディテクタ14からの電気信号に基づいて、光ディスク1に照射された光スポットと、光ディスク1上の情報トラックとの位置のずれを検出し、その位置ずれを示すトラッキング誤差信号aを生成する。このトラッキング誤差検出回路21では、ノイズを除去するために高域周波数を減衰するローパスフィルタを通過させて、トラッキング誤差信号aを生成することが多い。
【0010】
トラッキングループフィルタ22は、ハイパスフィルタと、ローパスフィルタと、などが直列および並列に接続して構成され、トラッキング誤差検出回路21からのトラッキング誤差信号aに対して低域補償や位相補償などの演算処理を施し、トラッキング駆動信号bを生成する。
【0011】
スイッチ23は、トラッキングループフィルタ22から出力されたトラッキング駆動信号bを受け、オンの場合は、トラッキング駆動信号bをそのままトラッキングアクチュエータ駆動回路24に送出し、オフの場合は、ゼロ信号を送出する。
【0012】
トラッキングアクチュエータ駆動回路24は、トラッキングループフィルタ22で生成された前記トラッキング制御信号b、もしくはゼロ信号をスイッチ23から受け、トラッキングアクチュエータ13を駆動させる。
【0013】
移動量検出回路25は、たとえば前記トラッキング誤差信号aを用いて、光スポットが光ディスク1上の情報トラックを横切った本数をカウントし、光スポットの光ディスク1上での径方向の移動量fを検出する。
【0014】
現在アドレス検出回路41は、フォトディテクタ14からの電気信号に基づいて、光ディスク1上の光スポットの位置を現在アドレスcとして検出する。ただし、現在アドレスcは、光ディスク1上の情報トラックにある情報の一部であり、トラッキング追従動作が行われているときでしか、検出することはできない。
【0015】
必要移動量算出回路42は、現在アドレス検出回路41から得られた現在アドレスcと、アクセス制御回路100から指示された目標アドレスdと、から、目標アドレスに至るために必要な移動量eを算出する。
【0016】
トラバース駆動信号生成回路51は、アクセス制御回路100からの指示に応じてトラバース駆動機構52に対して加速あるいは減速させる信号を生成する。
【0017】
トラバース駆動機構52は、光学ピックアップ11を光ディスク1の径方向に移動させる。このトラバース駆動機構52は、リードスクリューと、ギアと、DCモータと、で構成されるものや、平ギアを組み合わせて構成したものなどがある。この従来例では、DCモータを用いたトラバース機構を使用している。
【0018】
アクセス制御回路100は、図示しないシステムコントローラからアクセス指令を受けた場合に、必要移動量eと、移動量fと、をもとに、スイッチ23、必要移動量算出回路42、及びトラバース駆動信号生成回路51に対して指示を与え、所定のアクセス制御を行う。
【0019】
次に、従来の光ディスク装置におけるアクセス動作について説明する。
アクセス動作を開始する前は、スイッチ23がオン状態となっており、トラッキング誤差検出回路21により生成されるトラッキング誤差信号aをゼロとするように、トラッキングアクチュエータ駆動回路24がトラッキングアクチュエータ13を駆動し、トラッキング追従動作を行っている。
【0020】
アクセス制御回路100は、図示しないシステムコントローラよりアクセスの指示があると、目標アドレスdを必要移動量算出回路42に送る。必要移動量算出回路42は、現在アドレス検出回路41で得られた現在アドレスcと、目標アドレスdとの差分から、目標アドレスに至るのに必要な移動量eを算出する。
【0021】
またアクセス制御回路100は、スイッチ23に対してオフを指示し、トラッキング追従動作を止める。これにより、トラッキングアクチュエータ13は、対物レンズ12に対する駆動動作を停止し、対物レンズ12にはそれを支えているバネなどの弾性支持体からの力のみがかかることになる。このため、対物レンズ12は前記弾性支持体の力学的中点である光学ピックアップ11のセンタ付近までシフトし停止する。
【0022】
次にアクセス制御回路100は、トラバース駆動信号生成回路51に対して、光学ピックアップ11を目標アドレスの方向へ移動させるように指示を出す。トラバース駆動信号生成回路51はそれを受け、光学ピックアップ11が目標アドレスの方向へ移動する信号を、トラバース駆動機構52に送る。
【0023】
トラッキング追従動作を停止し、光学ピックアップ11が移動を開始すると、トラッキング誤差信号aは、正弦波状の信号となる。この正弦波の1周期ごとに情報トラック1本を通過していることを表す。移動量検出回路25は、たとえばトラッキング誤差信号aのゼロクロス点をカウントし、光スポットが通過した移動量fを算出し、アクセス制御回路100に送る。
【0024】
アクセス制御回路100は、必要移動量算出回路42から受けた必要移動量eと、移動量検出回路25から受けた移動量fと、が同じになると、トラバース駆動信号生成回路51に対し、光学ピックアップ11の移動を停止するように指示を出す。トラバース駆動信号生成回路51は、トラバース駆動機構52に光学ピックアップ11を停止させるための信号を送る。
最後に、アクセス制御回路100は、スイッチ23をオンにし、トラッキング追従動作を再開して、アクセス動作を終了する。
【0025】
このように、アクセス動作は、あらかじめ現在アドレスから目標アドレスまでアクセスするのに必要な移動量を算出しておいてから、光学ピックアップ11を移動させ、その移動中に移動量を検出し、必要な移動量を移動したことを検出して終了することが多い。
【0026】
この従来例では、トラバース機構がDCモータを用いたものについて示したが、トラバース機構にステッピングモータのようにトラバース移動量を指定できるモータを用い、このモータにトラバース移動量を指定してアクセス動作を行なうものもある。(例えば、特許文献1参照。)
【0027】
また、アクセス時の移動量を精度よく検出するためには、光スポットの移動方向に応じてトラックカウント値を加減算したり(例えば、特許文献2参照。)、トラッキング追従動作を停止するときのレンズ位置をもとに移動量を補正したりする(例えば、特許文献3参照。)などの方法がとられている。
【0028】
【特許文献1】
特開平08−96535号公報
【特許文献2】
特開平08−339547号公報
【特許文献3】
特開2002−117552号公報
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
このような光ディスク装置において、アクセス動作の際、トラッキング追従動作をオフし、光学ピックアップ11が移動しているときに、たとえば外部から高速な衝撃が径方向に加わった場合、フォーカスサーボが外れることなく光学ピックアップ11が高速に移動することがある。
【0030】
このとき、移動量検出回路25は、通常動作と比較して高速な移動であるため、移動量の検出を正しく行うことができず、移動量として短めに誤った値を検出してしまう場合がある。
【0031】
たとえば、移動量検出回路25がデジタル演算処理を行ってトラッキング誤差信号aのゼロクロス点をカウントする場合、トラッキング誤差信号aの周波数が、サンプリング周波数の1/2より高くなるとサンプリング定理により、正しくゼロクロス点をカウントすることができず、検出した移動量fは、実際の移動距離より少なくなる。
【0032】
また、たとえば、トラッキング誤差検出回路21内部でノイズ除去のために高域周波数の振幅を減衰するローパスフィルタを通過させてトラッキング誤差信号aを生成していたとすると、光学ピックアップ11が高速に移動したとき、トラッキング誤差信号aの周波数は極端に高くなり、トラッキング誤差検出回路21内部のローパスフィルタの影響で振幅が極端に小さくなり、正しくゼロクロスしなくなる。移動量検出回路25が、たとえばトラッキング誤差信号aのゼロクロス点をカウントし、光スポットが通過した移動量fを算出する場合、ゼロクロス点をカウントすることができず、移動量を少なく誤ることとなる。
【0033】
一度、移動量を誤ると、アクセス動作中に移動量が誤っていることを検出することは困難である。なぜなら、光ディスクへのアクセス動作中は、光学ピックアップ11の移動が終了するまでトラッキング追従動作を再開せず、また、現在アドレス検出回路41は、光ディスク1上の情報から現在アドレスcを検出するため、トラッキング追従動作を行っているときにしか、現在アドレスcを検出することができないためである。つまり、アクセス動作を一度中断して、トラッキング追従動作を開始し、再度現在のアドレスを確認しないと、移動量を誤っていることを検出することはできない。
【0034】
光学ピックアップ11が移動している際中に、たとえば該光学ピックアップ11がアクセス移動方向と同じ方向に高速に移動してしまったとする。このとき、実際に光学ピックアップ11が移動した距離に対し、移動量検出回路25で検出した移動量fは小さくなる。このため、アクセス制御回路100が指示した目標アドレスdを通過しても、光学ピックアップ11の移動は停止されず、続行される。このとき、目標アドレスdがたとえば光ディスク1の最外周付近で、アクセス方向が外周方向であったとすると、光学ピックアップ11は、目標アドレスdを通過した後も停止せず、光学ピックアップ11を支える図示しないメカ装置と接触するまで外周方向に移動し続ける。
【0035】
光学ピックアップ11がメカ装置と接触してもなお、たとえば外周方向に移動し続けようとすると、光学ピックアップ11は接触の反発力で移動方向とは反対方向に少し移動する。さらに、光学ピックアップ11がたとえば外周方向に移動を続けようとすると、接触と後退を連続して続けることになる。
【0036】
特に、移動量検出回路25が、その移動量検出方法として移動量を目標方向移動時にはインクリメント、反対方向移動時にはディクリメントするようにして検出する場合は、光学ピックアップ11が反発力で反対方向に移動したときに移動量がマイナスされるので、長時間にわたって接触と後退を繰り返す恐れがある。
【0037】
このように、従来の光ディスク装置では、光ディスクに対するアクセス動作中に、衝撃を受けるなどして一度移動量の検出を誤ると、この移動量の検出を誤ったこと自体を検出することが困難である。また、衝撃を受けた光学ピックアップが移動してしまったことを検出するためには、光学ピックアップの径方向位置を検出するためのセンサなどを用意する必要があり、構成が複雑になり、コストも高価となる。
【0038】
また、光学ピックアップ11とメカ装置とが連続してぶつかると、接触音が連続して発生する。たとえば音楽を鑑賞するための光ディスク装置である場合、この接触音が連続して聞こえると雑音となり、望ましくない。また、光学ピックアップ11とメカ装置との複数回の接触は、その衝突力により装置自体の破壊を招く、もしくは耐久年数が減少する恐れがある。また、長時間の接触の連続は、アクセス処理の終了までに多くの時間を要することになる。
【0039】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、光学ピックアップメカ装置との連続した接触を防ぎ、その結果、雑音を減少させ、メカ破壊を防ぎ、アクセス処理時間を短縮することができる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明(請求項1)に係る光ディスク装置は、光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置において、光源を光スポットに集束する対物レンズを備える光学ピックアップと、前記対物レンズの前記光学ピックアップ内での径方向位置であるレンズ位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記レンズ位置検出手段により得られた前記レンズ位置を用いて、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する異常加速検出手段とを備えた、ことを特徴とするものである。
【0041】
また、本発明(請求項2)に係る光ディスク装置は、請求項1記載の光ディスク装置において、前記光学ピックアップを径方向に移動させるトラバース移動手段と、前記光スポットが前記の光ディスク上での現在位置から目標位置まで移動するために必要な移動量を算出する必要移動量算出手段と、前記光スポットが前記光ディスク上での上記現在位置から目標位置まで移動するときの途中での移動量を検出する移動量検出手段と、前記必要移動量算出手段、前記移動量検出手段、および前記異常加速検出手段から得た情報をもとに前記光ディスクに対するアクセス動作を制御するアクセス制御手段とを備え、前記アクセス制御手段は、前記異常加速検出手段が、前記光学ピックアップが加速あるいは減速を検出したとき、前記トラバース移動手段に対し、前記光学ピックアップの径方向移動を停止するトラバース移動停止指令を送出する、ことを特徴とするものである。
【0042】
また、本発明(請求項3)に係る光ディスク装置は、請求項1または2記載の光ディスク装置において、前記異常加速検出手段が、前記レンズ位置が前記光学ピックアップの中心から離れている距離量を検出して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する、ことを特徴とするものである。
【0043】
また、本発明(請求項4)に係る光ディスク装置は、請求項1または2記載の光ディスク装置において、前記異常加速検出手段が、ある時間前の前記レンズ位置と、現在時間の前記レンズ位置とを比較して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する、ことを特徴とするものである。
【0044】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1による光ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態1による光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【0045】
図1において、本実施の形態1による光ディスク装置は、光学ピックアップ11と、トラッキング誤差信号検出回路21と、トラッキングループフィルタ22と、スイッチ23と、トラッキングアクチュエータ駆動回路24と、移動量検出回路25と、レンズ位置検出回路31と、異常加速検出回路32と、現在アドレス検出回路41と、必要移動量算出回路42と、トラバース駆動信号生成回路51と、トラバース駆動機構52と、アクセス制御回路100と、を備える。
【0046】
なお、レンズ位置検出回路31、異常加速検出回路32、及びアクセス制御回路100、に関する部分以外の構成、および動作は、従来例と同様であり、その説明は省略する。
【0047】
アクセス制御回路100は、異常加速検出回路32から検出結果hを受け、検出結果hに応じてアクセス制御動作を行う点が、従来の光ディスク装置と異なる。
【0048】
レンズ位置検出回路31は、フォトディテクタ14からの電気信号に基づいて、光学ピックアップ11内での対物レンズ12の径方向位置gを検出する。このレンズ位置検出回路31は、トラッキング追従動作が行われていなくても、レンズ位置gを検出することができる。このレンズ位置gは、対物レンズ12を光学ピックアップ11内で支えるバネなどの弾性支持体の力学的中点に位置する場合は、たとえばゼロを示す。また、径方向の内周方向に対物レンズ12がシフトしている場合は、たとえば負の数、外周方向にシフトしている場合は、たとえば正の数となるような、力学的中点からの距離に比例した値を示す。
【0049】
異常加速検出回路32は、レンズ位置検出回路31から得たレンズ位置gをもとに、光学ピックアップ11が異常な加速をしていることを検出する。検出結果hは、アクセス制御回路100に送られる。
【0050】
対物レンズ12は、光学ピックアップ11内においてバネなどの弾性支持体により支えられている。このため、対物レンズ12は、光学ピックアップ11が静止しており、弾性支持体からのみ力を受けている場合、弾性支持体の力学的中点において静止する。この静止している状態から、光学ピックアップ11が径方向に加速した場合、対物レンズ12は慣性の法則によりその位置にとどまろうとし、光学ピックアップ11に対する対物レンズ12の相対位置は変化する。すなわち、径方向に光学ピックアップ11が加速した場合、対物レンズ12のレンズ位置gは変化する。
【0051】
また、光学ピックアップ11が一定速度で径方向に移動しているときに、急激に停止した場合、光学ピックアップ11に対してマイナスの加速が加わることになる。このとき対物レンズ12は慣性の法則により移動し続けようとするため、光学ピックアップ11が停止しても対物レンズ12は移動し、レンズ位置gは変化する。
【0052】
たとえば、光学ピックアップ11の加速度をA、対物レンズ12の質量をM、弾性支持体のバネ係数をF、変化後のレンズ位置をG、とした場合、
A×M = F×G (式1)
が成り立つようなレンズ位置Gに、対物レンズ12は位置する。すなわち、(A×M)は光学ピックアップ11の加速により対物レンズ12が受ける力、(F×G)は弾性支持体から対物レンズ12が受ける力であり、その二つの力が釣り合う位置に、対物レンズ12は位置する。
【0053】
つまり、光学ピックアップ11の加速度Aが大きいほど、レンズ位置gは、大きくなる。
このレンズ位置gを利用し、光学ピックアップ11が異常な加速をしていることを検出する。
【0054】
図2は、本実施の形態1による異常加速検出回路32の構成を示すブロック図である。本実施の形態1による異常加速検出回路32は、第1の比較器321と第1の検出しきい値指示部322と、で構成される。第1の比較器321は、第1の検出しきい値指示部322から第1のしきい値lim1を、レンズ位置検出回路31からレンズ位置gを入力されると、レンズ位置gの絶対値と、第1のしきい値lim1の値の大きさを比較する。レンズ位置gの絶対値が、第1のしきい値lim1より大きいときは、検出結果hを、たとえば‘1’として出力し、第1のしきい値lim1より小さいときは、たとえば‘0’として出力する。
【0055】
たとえば、光学ピックアップ11が正常状態ではありえない大きな衝撃を外部から受けたとき、光学ピックアップ11には通常より大きな加速が生じる。これにより、前述のとおりレンズ位置gは大きな値を示す。第1のしきい値lim1がこの値より小さくなるような構成にすることで、光学ピックアップ11が異常な加速をしていることを検出することができる。
【0056】
このように、レンズ位置gを用いることで、光学ピックアップ11の異常な加速の検出を行うことができ、また、その構成も簡易であるため、容易に実現することができる。異常加速を検出できるようになったことで、外部からの衝撃を受けたことや、光学ピックアップがメカ装置と接触してしまったことなどを検出することが可能となる。これにより、アクセス時に移動量の検出を誤る前もしくは誤った後に、即座に保護処理を入れることが可能となる。
【0057】
次に、本実施の形態1による光ディスク装置のアクセス動作について説明する。
アクセス動作を開始する前は、スイッチ23がオン状態となっており、トラッキング追従動作を行っている。
【0058】
図示しないシステムコントローラからアクセス指示を受けてから、アクセス制御回路100が、スイッチ23、必要移動量算出回路42、トラバース駆動信号生成回路51、に対して指示を与え、トラッキング追従動作をオフし、光学ピックアップ11を移動させ、移動終了後、トラッキング追従動作をオンする点は、従来の光ディスク装置における動作と同じであり、その説明を省略する。
【0059】
光学ピックアップ11が移動している際中に、たとえば外部より衝撃をうけ、フォーカスサーボが外れることなく、たとえばアクセス移動方向と同じ方向に高速に移動した場合の動作を説明する。
【0060】
このとき、従来の光ディスク装置で説明したのと同様に、光学ピックアップ11が移動した距離に対し、移動量検出回路25で検出した移動量fは小さくなる。このため、アクセス制御回路100が指示した目標アドレスdを通過しても、光学ピックアップ11の移動は停止されない。このとき、目標アドレスdが、たとえば光ディスク1の最外周付近で、アクセス方向が、たとえば外周方向であったとすると、光学ピックアップ11は、目標アドレスdを通過した後も停止せず、光学ピックアップ11を支える図示しないメカ装置と接触するまで外周方向に移動し続ける。
【0061】
光学ピックアップ11がメカ装置と接触すると、光学ピックアップ11は、急激に停止することになる。すなわち、メカ装置からの反作用をうけ、移動方向である外周方向とは反対の内周方向に大きな加速が加わることになる。このとき、対物レンズ12は、慣性の法則により移動しつづけようとするため、(式1)の成り立つレンズ位置までシフトする。たとえば、外周方向移動時に接触した場合、レンズ位置gは、径方向の外周側にシフトすることになる。
【0062】
異常加速検出回路32は、このレンズ位置gをレンズ位置検出回路31から受ける。ここで、光学ピックアップ11がメカ装置との衝突後のレンズ位置gが、第1の検出しきい値lim1より大きい場合、異常加速検出回路32は、検出結果hを‘1’として、アクセス制御回路100に出力する。
【0063】
アクセス制御回路100は、検出結果hをうけ、異常加速していることを表している場合、たとえば、トラバース駆動信号生成回路51に対して、光学ピックアップ11の移動を停止するように指示を出す。
【0064】
このような、本実施の形態1による光ディスク装置では、対物レンズ12の光学ピックアップ11内での径方向位置であるレンズ位置を検出するレンズ位置検出回路31と、レンズ位置検出回路31により得られたレンズ位置を用いて光学ピックアップ11が加速あるいは減速をしていることを検出する異常加速検出回路32と、を備えるものとしたので、光学ピックアップ11の異常な加速の検出を、簡単な構成で容易に行なうことができる。
【0065】
また、本実施の形態1による光ディスク装置では、異常加速検出手段32が、光学ピックアップ11が加速あるいは減速をしていることを検出したときに、アクセス制御回路100がトラバース駆動機構52に対し、光学ピックアップ11の径方向移動を停止するトラバース移動停止指令を送出するものとしたので、アクセス時に起こった光学ピックアップの異常な加速を検出して、トラバース移動を即座に停止することができ、これにより、光学ピックアップとメカ装置が連続して衝突する場合に生じる雑音を防止できるとともに、光ディスク装置の破壊を回避することができる。特に、本実施の形態1による光ディスク装置では、光学ピックアップ11とメカ装置との最初の衝突で即座に異常加速を検出できるので、敏速に保護動作に移ることができる。この結果、光学ピックアップ11とメカ装置との衝突で生じる雑音を最小限に抑えることができるとともに、光ディスク装置の破壊を避けることができ、さらに、アクセス時間をも短縮することができる。
【0066】
さらに、本実施の形態1による光ディスク装置では、異常加速検出回路32が、レンズ位置が前記光学ピックアップ11の中心から離れている距離量を検出して、光学ピックアップ11が加速あるいは減速をしていることを検出するものとしたので、レンズ位置を利用して極めて容易に、光学ピックアップの異常な加速を検出することができる。
【0067】
なお、上記の説明では光学ピックアップ11とメカ装置との接触が生じたときに異常加速検出回路32が異常加速を検出するものとしたが、異常加速検出回路32が、外部からの衝撃により異常加速を検出するものとしてもよい。
【0068】
また、上記の説明ではアクセス制御回路100が、検出結果hをうけ、それが異常な加速を表している場合、トラバース駆動信号生成回路51に対して、光学ピックアップ11の移動を停止するように指示を出すものとしたが、アクセス制御回路100が、光学ピックアップ11の移動を停止するように指示を出すだけでなく、さらにたとえばスイッチ23に対して、トラッキング追従動作をオンするように指示を出すようにしてもよい。
【0069】
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2による光ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態2による光ディスク装置は、その異常加速検出回路32の内部構成を、上記実施の形態1における異常加速検出回路32の内部構成と異にするものである。異常加速検出回路32の内部構成以外の部分の構成、およびその動作は、上記実施の形態1による光ディスク装置と同様であり、その説明を省略する。
【0070】
図3は、本実施の形態2における、異常加速検出回路32の構成を示すブロック図である。本実施の形態2による光ディスク装置の異常加速検出回路32は、第2の比較器323と、第2の検出しきい値指示部324と、時間遅延器325と、減算器326と、を備えて構成される。時間遅延器325は、レンズ位置検出回路31からレンズ位置gを受けると、一定時間遅延させた遅延レンズ位置gzを出力する。たとえば、現在時間をt0とし、一定遅延時間をtzとすると、時間(t0−tz)のときのレンズ位置gを、遅延レンズ位置gzとして出力する。減算器326は、現在時間のレンズ位置gと、遅延レンズ位置gzとを受け、その差分であるg’を出力する。たとえば、
g’=g−gz (式2)
とする。差分g’は、第2の比較器323に送られる。第2の比較器323は、差分g’と、第2の検出しきい値指示部324から第2のしきい値lim2と、を受ける。第2の比較器323は、差分g’が、第2のしきい値lim2より大きいときは、検出結果hを、たとえば‘1’として出力し、第2のしきい値lim2より小さいときは、たとえば‘0’として出力する。すなわち、光学ピックアップ11が加速していると検出したときは、‘1’を出力する。このときlim2は、異常加速しているかどうかのしきい値となる。
【0071】
次に、本実施の形態2による光ディスク装置のアクセス動作において、光学ピックアップ11が移動している際中に、たとえば外部より衝撃をうけ、フォーカスサーボが外れることなく、たとえばアクセス移動方向と同じ方向に高速に移動した場合の動作を説明する。
【0072】
外部から衝撃をうけ、移動量の検出を誤り、光学ピックアップ11がメカ装置と接触する直前までの動作は、上記実施の形態1の光ディスク装置における説明と同じであり、その説明を省略する。
【0073】
光学ピックアップ11がメカ装置と接触する直前のレンズ位置gをg1とする。光学ピックアップ11がメカ装置と接触すると、光学ピックアップ11が急激に停止し、対物レンズ12は慣性の法則によりシフトする。このときのレンズ位置gを、g2とする。
【0074】
ここで、時間遅延器325の遅延時間が、光学ピックアップ11とメカ装置とが接触してから対物レンズ12がシフトし終わるまでの時間より長い場合、レンズ位置gと、遅延レンズ位置gzとは、
g=g2 (式3)
gz=g1 (式4)
となる。このとき、減算器326の出力g’は、
g’=g−gz=g2−g1 (式5)
となる。第2の比較器323において、第2のしきい値lim2と、減算器出力g’との関係が、g’>lim2のとき、検出結果hは、たとえば‘1’と出力される。g’≦lim2のとき、検出結果hは、たとえば‘0’と出力される。すなわち、衝突前のレンズ位置g1と、衝突後のレンズ位置g2との差が、第2のしきい値lim2より大きいとき、異常加速が起こったとして検出する。
【0075】
光学ピックアップ11とメカ装置とが接触してから、対物レンズ12がシフトしきるまでの時間を予め想定でき得る場合、時間遅延器325の遅延時間をその想定した時間より長くなるように構成することで、衝突前後のレンズ位置gの差分が得られ、接触による異常加速を特に検出することができる。
【0076】
ここで、たとえば光ディスク装置が縦置き、すなわち光ディスクが地面に対して垂直に置かれ、対物レンズが径方向に自重を加えられるとする。このとき対物レンズはその重みでアクセス時などに重力方向にシフトしている場合がある。たとえば、対物レンズが自重により内周方向にシフトしていたとする。このとき、接触前のレンズ位置g1が内周側にシフトしているために、対物レンズ12が慣性によりシフトする量によっては、接触後のレンズ位置g2は、上記実施の形態1における、異常加速検出回路32の第1の検出しきい値lim1より小さい場合がある。このような場合、上記実施の形態1における異常加速検出回路32では、異常加速を検出できない場合がある。しかるに、本実施の形態2における異常加速検出回路32では、衝突前後のレンズ位置gの差分、すなわち慣性による対物レンズ12のシフト量をもとに異常加速を検出しているので、上記のような場合においても異常加速の検出を行なうことができ、上記実施の形態1に比し、より精度良く、異常加速を検出することができる。
【0077】
このように、本実施の形態2による光ディスク装置では、異常加速検出回路32が、ある時間前の前記レンズ位置と、現在時間の前記レンズ位置とを比較して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出するものとしたので、光学ピックアップ11の異常加速の検出を、より精度良く、行なうことができる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、本発明(請求項1)によれば、光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置において、光源を光スポットに集束する対物レンズを備える光学ピックアップと、前記対物レンズの前記光学ピックアップ内での径方向位置であるレンズ位置を検出するレンズ位置検出手段と、前記レンズ位置検出手段により得られた前記レンズ位置を用いて前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する異常加速検出手段とを備えた、ものとしたので、光学ピックアップの異常な加速の検出を容易に実現できる効果がある。
【0079】
また、本発明(請求項2)によれば、請求項1記載の光ディスク装置において、前記光学ピックアップを径方向に移動させるトラバース移動手段と、前記光スポットが前記光ディスク上での現在位置から目標位置まで移動するために必要な移動量を算出する必要移動量算出手段と、前記光スポットが前記光ディスク上での上記現在位置から目標位置まで移動するときの途中での移動量を検出する移動量検出手段と、前記必要移動量算出手段、前記移動量検出手段、および前記異常加速検出手段により得た情報をもとに、前記光ディスクに対するアクセス動作を制御するアクセス制御手段とを備え、前記アクセス制御手段は、前記異常加速検出手段が、前記光学ピックアップが加速あるいは減速を検出したとき、前記トラバース移動手段に対し、前記光学ピックアップの径方向移動を停止するトラバース移動停止指令を送出する、ものとしたので、光ディスクへのアクセス時に起こった光学ピックアップの異常な加速を検出して、トラバース移動を即座に停止することができ、これにより、光学ピックアップとメカ装置が連続して衝突する場合に生じる雑音を防止できるとともに、光ディスク装置の破壊を回避でき、さらに、アクセス処理時間をも短縮することができる効果がある。
【0080】
また、本発明(請求項3)によれば、請求項1または2記載の光ディスク装置において、前記異常加速検出手段が、前記レンズ位置が前記光学ピックアップの中心から離れている距離量を検出して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する、ものとしたので、レンズ位置を用いて極めて容易に光学ピックアップの異常な加速を検出することができる効果がある。
【0081】
また、本発明(請求項4)によれば、請求項1または2記載の光ディスク装置において、前記異常加速検出手段が、ある時間前の前記レンズ位置と、現在時間の前記レンズ位置とを比較して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する、ものとしたので、光学ピックアップに加わった異常加速を精度良く検出することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1における、異常加速検出回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2における、異常加速検出回路の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
11 光学ピックアップ
12 対物レンズ
13 トラッキングアクチュエータ
14 フォトディテクタ
21 トラッキング誤差検出回路
22 トラッキングループフィルタ
23 スイッチ
24 トラッキングアクチュエータ駆動回路
25 移動量検出回路
31 レンズ位置検出回路
32 異常加速検出回路
41 現在アドレス検出回路
42 必要移動量算出回路
51 トラバース駆動信号生成回路
52 トラバース駆動機構
100 アクセス制御回路
321,323 比較器
322,324 検出しきい値指示部
325 時間遅延器
326 減算器

Claims (4)

  1. 光ディスクに対して記録再生を行う光ディスク装置において、
    光源を光スポットに集束する対物レンズを備える光学ピックアップと、
    前記対物レンズの前記光学ピックアップ内での径方向位置であるレンズ位置を検出するレンズ位置検出手段と、
    前記レンズ位置検出手段により得られた前記レンズ位置を用いて、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する異常加速検出手段とを備えた、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク装置において、
    前記光学ピックアップを径方向に移動させるトラバース移動手段と、
    前記光スポットが前記光ディスク上での現在位置から目標位置まで移動するために必要な移動量を算出する必要移動量算出手段と、
    前記光スポットが前記光ディスク上での上記現在位置から目標位置まで移動するときの途中での移動量を検出する移動量検出手段と、
    前記必要移動量算出手段、前記移動量検出手段、および前記異常加速検出手段により得た情報をもとに、前記光ディスクに対するアクセス動作を制御するアクセス制御手段とを備え、
    前記アクセス制御手段は、前記異常加速検出手段が、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出したとき、前記トラバース移動手段に対し、前記光学ピックアップの径方向移動を停止するトラバース移動停止指令を送出する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項1または2記載の光ディスク装置において、
    前記異常加速検出手段は、前記レンズ位置が前記光学ピックアップの中心から離れている距離量を検出して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項1または2記載の光ディスク装置において、
    前記異常加速検出手段は、ある時間前の前記レンズ位置と、現在時間の前記レンズ位置とを比較して、前記光学ピックアップが加速あるいは減速をしていることを検出する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
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