JP2004164313A - サービス連携装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一連の作業を行わせることができる、ユーザにとって有用な連携関係を有するサービスの組合せを容易にかつ効率良く抽出してそれを実行することができるサービス連携装置を提供すること。
【解決手段】利用可能サービス管理プログラム13が、ユーザ10の作業環境に関連のあるサービスを登録し、連携サービス組合せ抽出プログラム14が、その登録されたサービス内で、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有する、ユーザの作業環境に関連するサービスの組合せを連携結果として抽出してユーザ10に提示し、フローエンジン22がユーザ10に選択されたサービスの組合せをそれを形成する各サービスを呼び出すことにより実行する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、異なるサービスをそれぞれ提供する複数のサーバ装置と、所望のサーバ装置からサービスの提供を受けるクライアント装置とが所在するネットワークに接続されたサービス連携装置に関し、特に、一連の作業を行わせることができる、ユーザにとって有用な連携関係を有するサービスの組合せを容易にかつ効率良く抽出してそれを実行することができるサービス連携装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネットやイントラネットなどのネットワークに接続されたサーバ装置が提供する、様々なサービスの組合わせを探索して抽出し、ユーザが所望する一連の作業を行うことができるようサービスを連携させることが行われている。
【0003】
例えば、そのようなサービスには、Webサイト上での情報検索サービス・商品の受発注サービス・メールサービス・電子掲示板サービス・文書ファイルの共有サービス・スケジューラサービス等がある。その他、メールなどからスケジュールに関する情報を抽出するスケジュール情報抽出サービスや、添付ファイルを抽出する添付ファイル抽出サービスといったサービス等も存在する。このようなサービスは、単に個人の作業のためだけでなく、作業の効率化を図るためにグループで行う共同作業のためにも利用されている。
【0004】
これらの各種サービスを次々に利用しながら一連の作業を行う場合の具体例としては、メールサービスで会議を開催する旨のメールを受け取り、スケジュール情報抽出サービスがそのメールから会議が開催される日時や場所等の情報を抽出し、スケジューラサービスがその抽出された情報を個人あるいはグループのスケジューラに登録する場合などがある。
【0005】
このような場合、ユーザは、各サービスの入力と出力のデータ形式を考慮して、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となるよう、呼び出すサービスの順番を選択し、その呼び出すサービスの順番を記述した連携手順ファイルを予め作成する。そして、その連携手順ファイルに記述された手順に従って各サービスが呼び出され、ユーザの所望する作業が実現される。
【0006】
上記の例では、ユーザが、各サービスの入力と出力のデータ形式を考慮して各サービスを呼び出す順番を記述するといった作業を行うが、ユーザが連携手順ファイルを記述する手間を省くため、各サービスの入力と出力のデータ形式の情報をデータベースで管理し、それを参照して指定された特定の機能を実現させるサービスの組合せを自動的に探索し、実行する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−212911号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術を用いたとしても、ユーザの所望する一連の作業を実行することのできるサービスの組合せを抽出させるためには、ユーザ自身がその一連の作業を明示的に指定する必要があるため、ユーザにとって手間がかかり、煩雑であるという問題があった。
【0009】
また、ユーザが明示的に指定した作業以外にユーザにとって有用なサービスの組合せがたとえ存在するとしても、ユーザが明示的に指定した作業以外のサービスの連携可能性を探索することはないので、それらは発見されることはなく、利用の機会を逸するという問題があった。
【0010】
更に、インターネットやイントラネットなどの、ネットワークに接続されたサーバ装置により提供されるサービスの数が多い場合には、所望する作業をサービスの連携によって行うことができるかどうかを前もってユーザが予測することは困難で、その作業を行わせる連携関係を有するサービスの組合せが存在しなかった場合、ユーザが自分の所望する作業を指定したことが無駄になり、時間を浪費するという問題があった。
【0011】
この発明は、上記問題(課題)を解消するためになされたものであり、一連の作業を行わせることができる、ユーザにとって有用な連携関係を有するサービスの組合せを容易にかつ効率良く抽出してそれを実行することができるサービス連携装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係るサービス連携装置は、異なるサービスをそれぞれ提供する複数のサーバ装置(図7に示すサーバA72a〜サーバD72dに対応する)と、所望のサーバ装置からサービスの提供を受けるクライアント装置(図7に示すクライアント装置70に対応する)とが所在するネットワーク(図7に示すネットワーク71に対応する)に接続されたサービス連携装置(図7に示すサービス連携装置12に対応する)であって、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出する抽出手段(図7に示す連携サービス組合せ抽出部76に対応する)と、前記抽出手段により抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知するアクセス順序通知手段(図7に示すサービス通知・選択部79に対応する)と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
この請求項1の発明によれば、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出し,その抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知することとしたので、ユーザに手間をかけることなく様々なサービスの組合せを容易に抽出し、それらのサービスの利用機会をユーザが逸しないようユーザに通知することができる。
【0014】
また、請求項2の発明に係るサービス連携装置は、請求項1の発明において、前記クライアント装置を利用するユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶するリスト記憶手段(図7に示す利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19に対応する)と、をさらに備え、前記抽出手段は、前記リスト記憶手段に登録した複数のサービスの中から前記連携関係を有するサービスの組合せを抽出することを特徴とする。
【0015】
この請求項2の発明によれば、ユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶し、そのリストに登録したサービスの中から連携関係を有するサービスの組合せを抽出することとしたので、ユーザの作業環境に関連のあるサービスの組合せのみを容易にかつ効率的に抽出することができる。
【0016】
また、請求項3の発明に係るサービス連携装置は、請求項1または2の発明において、前記抽出手段は、各サービスの入力と出力のデータ形式を記憶したデータ形式記憶手段(図7に示すサービス属性情報21に対応する)を備え、前記データ形式記憶手段に記憶した各サービスの入力と出力のデータ形式に基づいて、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することを特徴とする。
【0017】
この請求項3の発明によれば、各サービスの入力と出力のデータ形式を記憶し、それに基づいてあるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することとしたので、各サービスに入出力のデータ形式をその都度問い合わせる必要がなく、効率的にサービスの組合せを抽出することができる。
【0018】
また、請求項4の発明に係るサービス連携装置は、請求項3の発明において、前記抽出手段は、各サービスが要するユーザに係るユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段(図7に示すユーザ属性情報18とワークプレース属性情報19に対応する)をさらに備え、前記データ形式記憶手段に記憶した各サービスの入力と出力のデータ形式並びに前記ユーザ情報記憶手段に記憶したユーザ情報に基づいて、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することを特徴とする。
【0019】
この請求項4の発明によれば、各サービスが必要とするユーザに係るユーザ情報を記憶し、それと各サービスの入力と出力のデータ形式に基づいてあるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを抽出することとしたので、各サービスがユーザ情報による設定を必要とする場合に、ユーザがその都度設定を行う必要がなくなり、容易にかつ効率的にサービスの組合せを探索することができる。
【0020】
また、請求項5の発明に係るサービス連携装置は、請求項1〜4のいずれか一つの発明において、前記クライアント装置が、前記アクセス順序通知手段により通知された連携結果に含まれるサービスの組合せの実行を前記サービス連携装置に要求した際に、前記サービス連携装置は、前記サービスの組合せを形成する第1のサービスを提供する第1のサーバ装置に対してアクセスして該第1のサーバ装置から出力結果を受け取るとともに、該第1のサービスに連携する第2のサービスを提供する第2のサーバ装置に対して前記出力結果を出力するフローエンジン(図7に示すフローエンジン22に対応する)をさらに備えたことを特徴とする。
【0021】
この請求項5の発明によれば、クライアント装置がアクセス順序通知手段により通知された連携結果に含まれるサービスの組合せの実行を前記サービス連携装置に要求した際に、そのサービスの組合せを形成する第1のサービスを提供する第1のサーバ装置にアクセスして出力結果を受け取るとともに、その出力結果を第1のサービスに連携する第2のサービスを提供する第2のサーバ装置に対して出力することとしたので、ユーザは各サービスの入出力データの形式を気にする必要がなく、連携結果の中から所望するサービスの組合せを容易に実行させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るサービス連携装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。以降、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを「連携サービス」と呼ぶこととする。
【0023】
まず、本実施の形態に係るサービス連携装置の概念について説明する。図1は、本実施の形態に係るサービス連携装置の概念を示す概念図である。同図に示すように、このサービス連携装置では、ユーザ10が、クライアント装置におけるWebブラウザ11等のソフトウェアを操作してサービス連携装置12にアクセスし、利用可能サービス管理プログラム13や、連携サービス組合せ抽出プログラム14や、ワークプレース16を通しての連携サービスの呼び出しを行う。
【0024】
そのユーザ10の操作に応じて、サービス連携装置12は、連携サービスを抽出するために利用できるサービスのリストの更新を行ったり、連携サービスの組合せの抽出を行ったり、抽出された連携サービスの組合せ情報に従ってネットワークに接続されたサーバに存在する各サービス(サービスA23a〜サービスD23d)を呼び出して、連携サービスを実現する。
【0025】
ここで、ワークプレース16とは、ユーザ10に対し限定された環境の中でユーザに関連したサービスを提供することのできる、ソフトウェアによって実現されるサーバの機能の一部である。このワークプレース16の概念を、図2を用いて具体的に説明する。図2は、図1に示したワークプレース16の概念を説明する概念図である。
【0026】
同図に示すように、ワークプレース16は、部署やプロジェクト等の単位で管理され、複数設定することが可能である(ワークプレースA16a〜ワークプレースC16c)。また、そういった作業環境の違いによる単位だけでなく、あるLANにアクセス可能なグループ、あるいはインターネット上のあるWWWサーバにアクセス可能なグループといったものなど、任意の単位で設定することができる。以下では、ワークプレース16が作業単位で管理されている場合について説明する。
【0027】
サービス連携装置12は、どのワークプレース16に属するユーザ10からでも利用することができるサービスのリストを利用可能サービスリスト17として蓄積している。そして、そのワークプレース16へのアクセス権があるユーザのリスト、各ワークプレース16に属するユーザ10が利用可能な個々のサービスのリスト、あるいは各ワークプレース16に属するユーザ10が利用可能な連携サービスのリストなどの、ワークプレース16内におけるユーザ10に関する情報をワークプレース属性情報19として蓄積している。
【0028】
更に、ユーザ10のメールアドレスや電話番号、あるいは利用可能なワークプレース16の情報等のユーザ10に関する情報をユーザ属性情報18として蓄積している。このように、サービス連携装置12では、ユーザ10の作業環境に対する様々な情報を収集し管理している。
【0029】
サービス連携装置12は、ユーザ10がWebブラウザ11等を操作してアクセス要求をしてきた際に、ユーザ10に対し、利用可能なワークプレース16の一覧を提示して、ワークプレース16を選択させる。続いて、サービス連携装置12はユーザ10に対し、選択したワークプレース16内で利用できるサービスのリストをワークプレース属性情報19を参照して提示し、ユーザ10からの選択を受け付ける。
【0030】
そして、選択されたサービスを実行するために必要なサービス(例えば、ワークプレースA16aに対しては、サービスA23aとサービスB23b)を呼び出して実行させる。その際、それらのサービスがユーザ属性情報18やワークプレース属性情報19を設定情報として必要とする場合には、予めその情報を提供して設定を行う。
【0031】
上記のように、ユーザ10は、ワークプレース16を経由して各サービス(サービスA23a〜サービスC23c)を利用するため、作業に関連したサービスのみを閲覧・選択して利用することができる。また、各ワークプレース16において、各サービス(ワークプレースA16aに対しては、サービスA23aとサービスB23b)をそのワークプレース16に属するユーザ間で共有することで、効率的に作業を進めることができる。例えば、製品開発プロジェクトで、電子掲示板サービス・文書ファイル共有サービス・スケジューラサービス等を製品開発プロジェクトに携わっているメンバー間で共有して作業する場合などが挙げられる。
【0032】
図1の説明に戻ると、利用可能サービス管理プログラム13は、新しく利用可能なサービスが加わったり、利用可能であったサービスが削除されたりして、利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19とを更新する必要がある場合に実行され、それらを更新する。利用可能サービス管理プログラム13は、それらを更新し終えると、自動的に連携サービス組合せ抽出プログラム14を起動する。
【0033】
連携サービス組合せ抽出プログラム14は、利用可能サービス管理プログラム13によって起動されるか、あるいはユーザ10からの要求によって直接起動される。連携サービス組合せ抽出プログラム14は、利用可能サービスリスト17・ユーザ属性情報18・ワークプレース属性情報19・サービス利用履歴情報20・サービス属性情報21を参照しながら、ユーザ10の属するワークプレース16に関連した連携サービスを構成する各サービス(サービスA23a〜サービスD23d)の組み合わせを抽出し、抽出された連携結果を連携サービス組合せ情報15として蓄積する。
【0034】
利用可能サービスリスト17、ユーザ属性情報18およびワークプレース属性情報19に関しては既に説明した。サービス利用履歴情報20は、各サービスの利用履歴を蓄積したもので、その中には利用した日時・利用したサービス名・利用したユーザ名などが記録される。サービス利用履歴情報20は、連携サービスを構成する各サービスの利用頻度を基に連携サービスの有用さの順位を求め、順位の高い方からユーザ10に連携サービスを提示する場合に参照される。
【0035】
一般に、頻繁に利用されるサービスはユーザにとって有用である可能性が高いものと考えられる。従って、利用頻度を基にして連携サービスを並べ替え、ユーザ10に提示することによって、ユーザ10は有用な連携サービスを容易に選択することができるようになる。
【0036】
そして、サービス属性情報21には、各サービス(サービスA23a〜サービスD23d)の入出力データの形式が予め登録されており、それを必要に応じて参照できるようになっている。この登録は、各サービス(サービスA23a〜サービスD23d)の管理者がサービス連携装置12に通知して行う、各サービスに問い合わせる、あるいは各サービスを個別に利用したユーザ10の履歴を基に登録するなどの方法で行うことができる。サービス属性情報21を利用しない場合も考えられるが、その場合はサービス連携装置12は各サービスに対して入出力データの形式を問い合わせる。
【0037】
ここで、連携サービスを構成するサービスの組合わせの抽出について説明する。図3は連携サービスを構成するサービスの組合わせの抽出を説明する説明図である。同図に示すように、サービス連携装置12では、どのワークプレース16からでも利用可能なサービス群30が利用可能サービスリスト17に登録されている。そして、ワークプレース属性情報19には、ワークプレースで利用可能なサービス群31が登録されている。
【0038】
連携サービス組合せ抽出プログラム14は、ワークプレースで利用可能なサービス群31の中のすべてのサービスをスタートサービス候補群32とし、また、すべてのサービスをゴールサービス候補群34として設定する。そして、それらを連結するサービスである中間サービス候補群33を、ワークプレースで利用可能なサービス群31から探索する。
【0039】
また、電子掲示板サービスやスケジューラサービスなどのユーザ10の作業に直接関連したサービス以外でも、所定のデータを電子掲示板から抽出してスケジューラサービス用の入力データの形式に変換し、スケジューラに登録するといったような、ユーザ10に対して直接出力を行わない連携サービスのための補助的な中継サービスも存在する。
【0040】
このような中継サービスは、ある特定のワークプレースだけで使用されるものではなく、どのワークプレースでも共通に用いられるものであるので、利用可能サービスリスト17の利用可能なサービス群30に中継サービスとして登録しておき、連携サービス組合せ抽出プログラム14は、中間サービス候補群としてそれらの中継サービスも含めて探索を行う。
【0041】
連携サービスを構成するサービスが設定情報を必要とする場合には、サービス連携装置12のユーザ属性情報18とワークプレース属性情報19から必要な設定情報を参照して各サービスの設定を行う。次に、連携サービスを構成するサービスの設定を説明する。図4は連携サービスを構成するサービスの設定を説明する説明図である。
【0042】
同図に示すように、ユーザ10がWebブラウザ11を操作して、サービス連携装置12の連携サービス組合せ抽出プログラム14を起動すると、連携サービス組合せ抽出プログラム14は、スタートサービス41とゴールサービス43を設定し、サービス属性情報21を参照してスタートサービス41とゴールサービス43とを連携することが可能な中間サービス42を探索する。
【0043】
その際、連携サービス組合せ抽出プログラム14は、連携サービスを構成する各サービス41〜43に対し、そのサービス41〜43を実行するための設定情報が不足しているかどうかを問い合わせる。各サービス41〜43は、その問い合わせに応答して自サービスに必要な設定情報を確認し、必要な設定情報の転送を連携サービス組合せ抽出プログラム14に要求する。
【0044】
同図には、連携サービス組合せ抽出プログラム14が、中間サービス42から設定情報の転送要求を受けた場合について示してある。その転送要求を受けた連携サービス組合せ抽出プログラム14は、その設定情報がユーザ属性情報18あるいはワークプレース属性情報19に含まれているかどうかを検索し、含まれている場合には中間サービス42に対し必要な設定情報を転送し設定を行う。設定情報が含まれていない場合には、その中間サービス42は連携不可能となるので、その中間サービス42を探索候補から除外し、他の中間サービス42を探索する。
【0045】
また、サービス属性情報21に予め設定情報が必要かどうか、そして設定情報が必要な場合には、必要な設定情報の種類に関する情報を登録しておき、サービスの組合せを抽出する際に、それを参照して各サービス41〜43の設定を行うことも可能である。
【0046】
図1の説明に戻ると、ユーザ10がワークプレース16上でサービスを利用する場合には、Webブラウザ11を操作してワークプレース16にアクセスし、サービスのリストの中から必要な作業を行うことができる個々のサービス(サービスA23a〜サービスD23d)、あるいは連携サービスを選択する。
【0047】
個々のサービス(サービスA23a〜サービスD23d)が選択された場合には、ワークプレース16から該当するサービスを直接呼び出して実行する。連携サービスが選択された場合には、ワークプレース16からフローエンジン22を起動する。フローエンジン22とは、連携サービス組合せ情報15を参照し、それに記述された手順に従って各サービス(図の例では、サービスA23aとサービスC23c)を呼び出し、各サービス間での入出力データの送受信を中継し、連携サービスを実現するプログラムのことである。
【0048】
次に、サービス連携装置12におけるサービス利用履歴の取得について説明する。図5は、サービス連携装置12におけるサービス利用履歴の取得について説明する説明図である。同図に示すように、まず、ユーザ10はWebブラウザ11を操作して、サービス連携装置12によって提供されるワークプレース16のサービスリストの中から作業に必要なサービスを選択する。
【0049】
ワークプレース16は、選択されたサービスが個々のサービス(この例では、サービスB23bである。)である場合には、そのサービスを直接呼び出して実行させる。その際、サービス利用履歴情報20に利用した日時・利用したサービス名・利用したユーザ名等の履歴情報を記録する。
【0050】
選択されたサービスが連携サービスである場合には(この例では、連携サービスはサービスA23aとサービスC23cとで構成される。)、ワークプレース16は、フローエンジン22に連携サービスの実行を要求する。フローエンジン22は、その命令に従って連携サービスを構成する各サービス(サービスA23aとサービスC23c)を呼び出して実行させる。その際、ワークプレース16は、呼び出された連携サービスを構成する各サービス(サービスA23aとサービスC23c)についての履歴情報をサービス利用履歴情報20に記録する。
【0051】
次に、サービス連携装置12における連携サービス組合せ情報15の更新について説明する。図6は、サービス連携装置12における連携サービス組合せ情報15の更新について説明する説明図である。同図に示すように、新たなサービスが追加され、それがサービス連携装置12から利用可能なものである場合に、ワークプレース管理者60はWebブラウザB11bを操作し、利用可能サービス管理プログラム13を起動する。
【0052】
そして、ワークプレース管理者60は、新しく追加されたサービスを利用可能サービスリスト17に追加するよう利用可能サービス管理プログラム13に要求する。要求を受けた利用可能サービス管理プログラム13は、その要求に応じて、そのサービスを利用可能サービスリスト17に追加して更新する。
【0053】
更に、新しく追加されたサービスに関連したワークプレース16がある場合には、ワークプレース管理者60は、ワークプレース属性情報19に蓄積されている、各ワークプレース16に属するユーザ10が利用可能なサービスのリストに、そのサービスを追加するよう利用可能サービス管理プログラム13に要求する。要求を受けた利用可能サービス管理プログラム13は、その要求に応じて、そのサービスを、各ワークプレース16に属するユーザ10が利用可能なサービスのリストに追加して更新する。
【0054】
更新作業が終了すると、利用可能サービス管理プログラム13は、自動的に連携サービス組合せ抽出プログラム14を起動する。そして、連携サービス組合せ抽出プログラム14は、更新された利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19を参照しながら、連携可能なサービスの組合せを抽出し、連携サービス組合せ情報15を更新する。
【0055】
連携サービス組合せ情報15の更新後、新しく得られた連携サービスをワークプレース管理者60のWebブラウザB11b上に表示して、ワークプレース管理者60に通知するとともに、利用可能なサービスが変更となったワークプレース16の、ユーザ10のWebブラウザA11a上にも表示して、ユーザ10への通知を行う。
【0056】
利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19に登録してあるサービスが削除された場合でも、利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19と連携サービス組合せ情報15とを、上記と同様の手順で更新することができる。
【0057】
これにより、利用可能なネットワークに接続されたサーバが提供するサービスが頻繁に更新されるような環境でも、ユーザ10は様々な連携サービスの存在を把握して、それを容易に利用することができる。
【0058】
次に、本実施の形態に係るサービス連携装置12の構成について説明する。図7は、本実施の形態に係るサービス連携装置12の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このサービス連携装置12には、ユーザ10の操作するクライアント端末70がネットワーク71を介して接続されており、また、サービス(サービスA23a〜サービスD23d)を提供するサーバ(サーバA72a〜サーバD72d)が、同じくネットワーク71を介して接続されている。クライアント端末70は、Webブラウザ11などのユーザインターフェースを備え、ユーザ10からの入力を受け付けたり、ユーザ10に対する出力を行う。
【0059】
サービス連携装置12は、インターフェース部73と、属性情報管理部74と、利用可能サービス管理部75と、連携サービス組合せ抽出部76と、ワークプレースサービス管理部77と、データベース83とを有する。また、ワークプレースサービス管理部77は、ワークプレース選択部78と、サービス通知・選択部79と、サービス呼び出し部80と、フローエンジン22とを有する。
【0060】
更に、フローエンジン22は、連携サービス呼び出し部81と、入出力データ送受信部82とを有する。そして、データベース83は、利用可能サービスリスト17と、ユーザ属性情報18と、ワークプレース属性情報19と、連携サービス組合せ情報15と、サービス利用履歴情報20と、サービス属性情報21とから構成される。
【0061】
インターフェース部73は、クライアント端末70や各サービス(サービスA23a〜サービスD23d)との通信を行うためのネットワークインターフェースである。属性情報管理部74は、ユーザ属性情報18、ワークプレース属性情報19およびサービス属性情報21の管理を行い、それらの情報に変更があればユーザ10、ワークプレース管理者60あるいは各サービス(サービスA23a〜サービスD23d)の管理者からの要求によりそれぞれの更新を行う。
【0062】
利用可能サービス管理部75は、利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19との管理を行い、サービスが新規に追加されたりあるいは削除されたりして更新された場合に、利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19とを更新する。更に、利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19との更新が終了したら、連携サービス組合せ抽出部76を呼び出して連携サービス組合せ抽出プログラム14を実行する。
【0063】
連携サービス組合せ抽出部76は、利用可能サービス管理部75あるいはクライアント端末70から命令を受け、利用可能サービスリスト17・ユーザ属性情報18・ワークプレース属性情報19・サービス利用履歴情報20・サービス属性情報21を参照して、ワークプレース16内での連携サービスの抽出を行い、抽出された結果を連携サービス組合せ情報15として蓄積する。
【0064】
ワークプレースサービス管理部77内のワークプレース選択部78は、ユーザ属性情報18を参照してユーザ10が利用可能なワークプレース16のリストをクライアント端末70に送信し、ユーザ10のワークプレース16の選択を待ち受ける。ユーザ10が、リストの中からワークプレース16をクライアント端末70を用いて選択すると、ワークプレース選択部78はインターフェース部73を経由してその選択を受け付ける。
【0065】
サービス通知・選択部79は、ワークプレース属性情報19を参照して、選択されたワークプレース16内で利用可能なサービスのリストをクライアント端末70に送信してユーザ10に通知し、ユーザ10の選択を待ち受ける。このリストには、個々のサービスや抽出された連携サービスが登録されている。ユーザ10が、リストの中から所望するサービスをクライアント端末70を用いて選択すると、サービス通知・選択部79はインターフェース部73を経由してその選択を受け付ける。
【0066】
選択されたサービスが個々のサービスである場合には、サービス通知・選択部79は、それをサービス呼び出し部80に通知し、サービス呼び出し部80は、選択されたサービスをインターフェース部73を通じて呼び出して実行する。
【0067】
選択されたサービスが連携サービスである場合には、サービス通知・選択部79は、それをフローエンジン22の連携サービス呼び出し部81に通知する。連携サービス呼び出し部81は、連携サービス組合せ情報15に蓄積された該当する連携サービスの情報に従って、次々にサービスを呼び出す。その際、入出力データ送受信部82は、インターフェース部73経由で、サービスの出力データを受信し、その受信した出力データを次に呼び出すサービスに送信し、入力データとする。
【0068】
次に、図3に示した連携サービスを形成するサービスの組合せの抽出手順を具体的に説明する。図8は、図3に示した連携サービスを形成するサービスの組合せの抽出手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、連携サービス組合せ抽出部76は、連携サービスの抽出の対象となるワークプレース16を選択する(ステップS801)。そして、サービス連携装置12において利用可能なサービスのリストを利用可能サービスリスト17から取得し(ステップS802)、続いて、選択されたワークプレース16に属するユーザ10が利用可能な個々のサービスのリストをワークプレース属性情報19から取得する(ステップS803)。
【0069】
そして、そのワークプレース16に属するユーザ10が利用可能な個々のサービスのリストに登録された、ワークプレースで利用可能なサービス群31から、すべてのサービスをスタートサービス候補群32として設定し、また、すべてのサービスをゴールサービス候補群34として設定する(ステップS804)。その後、スタートサービス候補群32の中から1つのスタートサービス41を選択し、また、ゴールサービス候補群34の中から1つのゴールサービス43を選択する(ステップS805)。
【0070】
その後、選択したスタートサービス41あるいはゴールサービス43が、ユーザ属性情報18やワークプレース属性情報19内の情報を設定情報として必要とするかどうかを確認する(ステップS806)。それらの情報を必要とする場合には(ステップS806,Yes)、ユーザ属性情報18とワークプレース属性情報19に必要な情報があるかどうかを調べる(ステップS807)。必要な情報がある場合には(ステップS807,Yes)、それを読み込んで(ステップS808)、スタートサービス41あるいはゴールサービス43の設定を行う(ステップS809)。
【0071】
必要な情報がない場合には(ステップS807,No)、そのスタートサービス41あるいはゴールサービス43を除外して(ステップS819)、次のスタートサービス41とゴールサービス43の組を選択し(ステップS805)、探索を続行する。設定情報としてユーザ属性情報18やワークプレース属性情報19内の情報を必要としない場合には(ステップS806,No)、ステップS810に移行する。
【0072】
その後、スタートサービス41の出力データの形式と一致する入力データの形式を持つ中間サービス42をワークプレースで利用可能なサービス群31の中から、また、ユーザ10に直接出力を行わない中継サービスに関しては、利用可能なサービス群30の中から検索し(ステップS810)、スタートサービス41と連携可能なサービスがあるかどうかを調べる(ステップS811)。
【0073】
連携可能なサービスがあった場合には(ステップS811,Yes)、更に、そのサービスを実行するのに、ユーザ属性情報18やワークプレース属性情報19内の情報を設定情報として必要とするかどうかを確認する(ステップS812)。
【0074】
それらの情報を必要とする場合には(ステップS812,Yes)、データベース83内のユーザ属性情報18とワークプレース属性情報19に必要な情報があるかどうかを調べる(ステップS813)。必要な情報がある場合には(ステップS813,Yes)、それを読み込み(ステップS814)、中間サービス42の設定を行う(ステップS815)。
【0075】
必要な情報がない場合には(ステップS813,No)、そのサービスを除外して(ステップS820)、前のサービスの出力データの形式と一致する入力データの形式をもつサービスを検索し(ステップS822)、ステップS811に戻って探索を続行する。設定情報としてユーザ属性情報18やワークプレース属性情報19内の情報を必要としない場合には(ステップS812,No)、ステップS816に移行する。
【0076】
その後、検索されたサービスが、ゴールサービス43と一致するかどうかを調べる(ステップS816)。ゴールサービス43と一致する場合には(ステップS816,Yes)、探索されたサービスの組合せを連携サービス組合せ情報15に登録する(ステップS817)。一致しない場合には(ステップS816,No)、予め設定された探索終了条件を満たすかどうかを調べる(ステップS821)。ここで、探索終了条件としては、連携サービスを構成するサービスの数の上限を越えたか、といった例が挙げられる。
【0077】
この探索終了条件を満たす場合は(ステップS821,Yes)、連携サービスの探索を終了する。満たさない場合は(ステップS821,No)、前のサービスの出力データの形式と一致する入力データの形式をもつサービスを検索し(ステップS822)、ステップS811に戻って探索を続行する。
【0078】
ステップS817において連携サービスを登録した後、スタートサービス41とゴールサービス43のすべての組み合わせの探索が終了したかどうかを調べる(ステップS818)。すべての組み合わせの探索が終了していたら(ステップS818,Yes)、連携サービスの探索を終了する。探索が終了していなかったら(ステップS818,No)、探索がまだ行われていないスタートサービス41とゴールサービス43との組み合わせを選択し(ステップS805)、その組み合わせに対して連携サービスの探索を行う。
【0079】
次に、より具体的な例を挙げて、連携サービスを構成するサービスの組合わせの抽出について説明する。図9は、図1に示したサービス連携装置12の具体的な例である。また、図10は、図9に示した具体的な例における、連携サービスを形成するサービスの組合わせの抽出を説明する説明図である。
【0080】
図9に示すように、この具体例では、サービスとして、メール受信サービス94と、電子掲示板サービス95と、ファイル共有サービス96と、スケジューラサービス97と、スケジュール情報抽出サービス98とがある。そして、これらのサービスが、ネットワーク71経由でサービス連携装置12から利用可能であるものとする。
【0081】
そして、ユーザ10は、製品開発部に属しており、製品開発ワークプレース90上で作業を行っている。また、ユーザ属性情報18として、ユーザ属性情報ファイル91にユーザAのメールアドレス(UserA)や電話番号(012−345−6789)等が記述されている。また、ワークプレース属性情報として、ワークプレース属性情報ファイル92に製品開発部のメールアドレス(product−dev)やスケジューラの製品開発部の登録場所(product−dev)等の情報が記述されている。更に、サービス利用履歴情報20として、サービス利用履歴情報ファイル93に過去に使用されたサービスの履歴(日時・サービス名・ユーザ名)が蓄積されている。
【0082】
図10に示すように、サービス連携装置12で利用可能なサービス群30としては、メール受信サービス94・電子掲示板サービス95・ファイル共有サービス96・スケジューラサービス97・スケジュール情報抽出サービス98の5つが登録されている。そして、製品開発部の製品開発ワークプレースで利用可能なサービス群100としては、メール受信サービス94・電子掲示板サービス95・ファイル共有サービス96・スケジューラサービス97の4つが登録されている。
【0083】
そして、サービス属性情報21として、サービス属性情報ファイル101に各サービスの入出力データの形式情報が蓄積されている。具体的には、メール受信サービス94では入力データがなく、出力データの形式はメール形式であり、スケジュール情報抽出サービス98では入力データの形式はメール形式で、出力データの形式はスケジュール形式であり、スケジューラサービス97の入力データと出力データの形式はともにスケジュール形式であるといった情報が蓄積されている。
【0084】
連携サービス組合せ抽出プログラム14は、製品開発ワークプレースで利用可能なサービス群100から、4つのすべてのサービスをスタートサービス候補群32とし、また、4つのすべてのサービスをゴールサービス候補群34として設定する。そして、それらを連結するサービスである中間サービス候補群33を、製品開発ワークプレースで利用可能なサービス群100の中から探索する。
【0085】
ただし、この例におけるスケジュール情報抽出サービス98のような、ユーザ10に対する出力を行わない中継サービスについては、どのワークプレースでも共通に用いられるものであるので、利用可能なサービス群30の中にあっても探索に含められる。
【0086】
この例では、メール受信サービス94の出力データの形式とスケジュール情報抽出サービス98の入力データの形式がメール形式で一致しており、また、スケジュール情報抽出サービス98の出力データの形式とスケジューラサービス97の入力データの形式がスケジュール形式で一致しているので、スケジュール情報抽出サービス98が、メール受信サービス94とスケジューラサービス97とを連携する中間サービス42として探索されている。
【0087】
探索の際には、連携サービス組合せ抽出プログラム14は、各サービスに設定情報が不足しているかどうかを問い合わせる。この例では、スケジュール情報抽出サービス98で、入力対象となるメールの宛て先情報と出力対象となるスケジューラの登録先が不足していることが返答される。それに応答して、連携サービス組合せ抽出プログラム14は、ワークプレース属性情報19からメールの宛て先情報として製品開発部(product−dev)を、ユーザ属性情報18からスケジューラの登録先としてユーザA(UserA)を抽出してスケジュール情報抽出サービス98に転送し設定を行う。
【0088】
その後、探索された連携サービスは連携サービス組合せ情報15として蓄積される。この例で示されたように、スタートサービス41とゴールサービス43を連携する中間サービス42を、ユーザ属性情報18とワークプレース属性情報19とを参照しながら効率的に探索することができる。
【0089】
次に、サービス連携装置12がユーザ10にサービスを提供する場合の処理手順を具体的に説明する。図11は、サービス連携装置12がユーザ10にサービスを提供する場合の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まずサービス連携装置12は、ユーザ10からのログイン要求を待ち受ける(ステップS1101)。
【0090】
そして、ユーザ10からのログイン要求があるかどうかを調べ(ステップS1102)、ログイン要求がある場合には(ステップS1102,Yes)、ユーザ10のログイン処理を行う(ステップS1103)。ログイン要求がない場合には(ステップS1102,No)、ステップS1101に戻り、ユーザ10からログイン要求があるまで待機する。
【0091】
ログイン処理が終わると、サービス連携装置12は、ユーザ10が利用可能なワークプレース16の情報をユーザ属性情報18から取得する(ステップS1104)。そして、利用可能なワークプレース16の一覧をWebブラウザ11上に表示する(ステップS1105)。続いて、ユーザ10がワークプレース16を選択するのを待機して(ステップS1106)、選択があったかどうかを調べる(ステップS1107)。
【0092】
ワークプレース16の選択があった場合には(ステップS1107,Yes)、そのワークプレース16内で利用可能なサービスの情報をワークプレース属性情報19から取得し(ステップS1108)、その一覧をWebブラウザ11上に表示する(ステップS1109)。ワークプレース16の選択がない場合には(ステップS1107,No)、ユーザ10からのユーザ属性情報18の編集要求があるかどうかを調べる(ステップS1117)。
【0093】
ユーザ属性情報18の編集要求がある場合には(ステップS1117,Yes)、属性情報管理部73がユーザ10からの編集情報を受け付け、それに従ってユーザ属性情報18の編集処理を行い(ステップS1118)、それが終了したらステップS1106に移行する。
【0094】
ユーザ属性情報18の編集要求がない場合には(ステップS1117,No)、ユーザ10からのワークプレース属性情報19の編集要求があるかどうかを調べる(ステップS1119)。ワークプレース属性情報19の編集要求がある場合には(ステップS1119,Yes)、属性情報管理部74がユーザ10からの編集情報を受け付け、それに従ってワークプレース属性情報19の編集処理を行い(ステップS1120)、それが終了したらステップS1106に移行する。
【0095】
ワークプレース属性情報19の編集要求がない場合には(ステップS1119,No)、ユーザ10からのログアウト要求があるかどうかを調べる(ステップS1121)。ログアウト要求がある場合には(ステップS1121,Yes)、ユーザ10のログアウト処理を行い(ステップS1122)、ステップS1101に移行する。ログアウト要求がない場合には(ステップS1121,No)、ステップS1106に移行する。
【0096】
ステップS1109において、ワークプレース16内で利用可能なサービスの一覧をWebブラウザ11上に表示した後、サービス連携装置12は、ユーザ10がサービスを選択するのを待機して(ステップS1110)、サービスの選択があったかどうかを調べる(ステップS1111)。
【0097】
サービスの選択があった場合は(ステップS1111,Yes)、それが連携サービスかあるいは個々のサービスかを調べる(ステップS1112)。それが連携サービスであった場合は(ステップS1112,Yes)、連携サービス組合せ情報15をデータベース83から取得し(ステップS1113)、その手順に従って個々のサービスを呼び出し、連携サービスを実行する(ステップS1114)。ユーザ10によって選択されたサービスが個々のサービスであった場合には(ステップS1112,No)、ステップS1114に移行し、該当するサービスを呼び出して実行する(ステップS1114)。
【0098】
その後、呼び出したサービス毎にサービスの利用履歴をサービス利用履歴情報20に記録し(ステップS1115)、サービスの実行により得られた出力結果をWebブラウザ上に表示する(ステップS1116)。そして、表示後はステップS1106に移行する。
【0099】
次に、サービス連携装置12内のフローエンジン22による連携サービス実行処理の処理手順を説明する。図12は、サービス連携装置12内のフローエンジン22による連携サービス実行処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まずフローエンジン22は、ユーザ10によって指定された連携サービスの連携サービス組合せ情報15をデータベース83から取得する(ステップS1201)。
【0100】
そして、連携サービスのスタートサービス41を呼び出して実行する(ステップS1202)。続いて、連携サービス組合せ情報15を参照し、その連携サービスを構成するすべてのサービスの実行が終了したかどうかを調べる(ステップS1203)。
【0101】
すべてのサービスの実行が終了したら(ステップS1203,Yes)、連携サービスのゴールサービス43の出力データをユーザ10に対し回答する(ステップS1204)。すべてのサービスの実行が終了していなかったら(ステップS1203,No)、そのサービスの出力データを次のサービスの入力データとし、連携サービス組合せ情報15を参照して次のサービスを呼び出し、実行する(ステップS1205)。実行後は、ステップS1203に移行する。
【0102】
次に、図6に示した連携サービスの更新処理の処理手順について具体的に説明する。図13は、図6に示した連携サービスの更新処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず利用可能サービス管理部75は、ワークプレース管理者60からの利用可能サービスリスト17、またワークプレース属性情報19の更新命令を受け付ける(ステップS1301)。
【0103】
そして、その更新命令が利用可能サービスリスト17に対する新たなサービスの追加であるかどうかを調べる(ステップS1302)。新たなサービスの追加である場合には(ステップS1302,Yes)、指定されたサービスを利用可能サービスリスト17に追加する(ステップS1303)。
【0104】
その後、更新命令がワークプレース属性情報19に対するサービスの追加を含むかどうかを調べる(ステップS1304)。それを含む場合は(ステップS1304,Yes)、指定されたサービスをワークプレース属性情報19の各ワークプレース16に属するユーザ10が利用可能なサービスのリストに追加して(ステップS1305)、連携サービス組合せ抽出プログラム14を起動する(ステップS1306)。
【0105】
そして、連携サービス組合せ抽出プログラム14により更新された連携サービスを、ワークプレース管理者60とユーザ10のWebブラウザ11上に表示して通知する。更新命令がワークプレース属性情報19に対するサービスの追加を含まない場合は(ステップS1304,No)、直接ステップS1306に移行する。
【0106】
ステップS1302において、ワークプレース管理者60からの更新命令が、利用可能サービスリストに対する新たなサービスの追加ではない場合には(ステップS1302,No)、その更新命令が、既存のサービスの利用可能サービスリスト17からの削除であるかどうかを調べる(ステップS1308)。既存のサービスの削除でない場合には(ステップS1308,No)、この連携サービスの更新処理を終了する。
【0107】
既存のサービスの削除である場合には(ステップS1308,Yes)、その指定されたサービスを利用可能サービスリスト17から削除する(ステップS1309)。続いて、そのサービスが、ワークプレース属性情報19に登録してあるかどうかを調べ(ステップS1310)、登録してある場合には(ステップS1310,Yes)、その指定されたサービスをワークプレース属性情報19から削除する(ステップS1311)。
【0108】
指定されたサービスを削除した後、それを含む連携サービスを連携サービス組合せ情報15から削除する(ステップS1312)。指定されたサービスをワークプレース属性情報19に登録していない場合は(ステップS1310,No)、そのままステップS1312に移行する。ステップS1312が終了した後は、ステップS1307に移行し、更新された連携サービスを、ワークプレース管理者60とユーザ10のWebブラウザ11上に表示して通知する(ステップS1307)。
【0109】
次に、連携サービスを形成する各サービスの利用頻度を基に有用な連携サービスを選択する連携サービスの選択手順を具体的に説明する。図14は、連携サービスを構成する各サービスの利用頻度を基に有用な連携サービスを選択する連携サービスの選択手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず連携サービス組合せ抽出プログラム14は、連携サービスの探索を行う(ステップS1401)。この具体的な探索手順は、図8において説明したものと同様である。
【0110】
続いて、探索によって得られた複数の連携サービスの並べ替えの実行をユーザ10が要求しているかどうかを調べる(ステップS1402)。ユーザ10がそれを要求している場合には(ステップS1402,Yes)、複数の連携サービスの中から一つを選択し(ステップS1403)、その連携サービスを構成する各サービスの利用頻度をサービス利用履歴情報20から取得する(ステップS1404)。ここで、各サービスの利用頻度としては、サービスを提供する各サーバ(サーバA72a〜サーバD72d)が起動してからの累計利用頻度や、あるいはある一定期間中の利用頻度などを考えることができる。
【0111】
その後、その連携サービスを構成する各サービスの利用頻度の合計値を計算する(ステップS1405)。そして、すべての連携サービスについて合計値の計算が終了したかどうかを調べ(ステップS1406)、計算が終了した場合には(ステップS1406,Yes)、利用頻度の合計値の大きい順に複数の連携サービス手順を並べ替える(ステップS1407)。
【0112】
続いて、ユーザ10にその並べ替えられた連携サービスの一覧を提示し、ユーザ10に必要な連携サービスの選択を促す(ステップS1408)。そして、ユーザ10により選択された連携サービスを連携サービス組合せファイルに連携サービス組合せ情報15として登録して(ステップS1409)、連携サービスの選択処理を終了する。ステップS1402において、ユーザ10が連携サービスの並べ替えの実行を要求していない場合には(ステップS1402,No)、そのままステップS1408に移行し、ユーザ10に必要な連携サービスの選択を促す。
【0113】
このようにすることで、連携サービスの数が多数となっても、ユーザ10は頻繁に使用されるサービスから構成される、ユーザ10にとって有用と考えられる連携サービスを抽出し利用することができるようになる。
【0114】
ここで、図14の説明では、複数の連携サービスを並べ替える指標として、連携サービスを構成する各サービスの利用頻度の合計値を選んだが、その合計値を連携サービスを構成するサービスの数で除した平均利用頻度を選ぶことも可能である。このようにすることで、各サービスの利用頻度は低いが長い連携からなる、連携サービス手順を選択する可能性を低めることができる。
【0115】
次に、同一の作業を行うことのできる複数の連携サービスが抽出された場合に、重複した連携サービスのうち最適なものを選択する選択処理について説明する。図15は、同一の作業を行うことのできる複数の連携サービスが抽出された具体的な例であり、図16は、重複した連携サービスのうち最適なものを選択する選択処理の処理手順を示すフローチャートである。
【0116】
図15に示すように、サービス連携装置12で利用可能なサービス群30として、メール受信サービス94・電子掲示板サービス95・ファイル共有サービス96・スケジューラサービス97・スケジュール情報抽出サービスA98a・スケジュール情報抽出サービスB98b・スケジュール情報抽出サービスC98cの7つが登録されている。そして、製品開発部の製品開発ワークプレースで利用可能なサービス群100としては、メール受信サービス94・電子掲示板サービス95・ファイル共有サービス96・スケジューラサービス97の4つが登録されている。
【0117】
また、サービス属性情報21として、サービス属性情報ファイル101に各サービスの入出力データの形式情報が蓄積されている。具体的には、メール受信サービス94では入力データがなく、出力データの形式はメール形式であり、スケジュール情報抽出サービスA98aでは入力データの形式はメール形式で、出力データの形式はスケジュール形式であり、スケジュール情報抽出サービスB98bでは入力データの形式はメール形式で、出力データの形式は電子掲示板形式であり、スケジュール情報抽出サービスC98cでは入力データの形式は電子掲示板形式で、出力データの形式はスケジュール形式であり、スケジューラサービス97の入力データと出力データの形式はともにスケジュール形式であり、電子掲示板サービス95の入力データと出力データの形式はともに電子掲示板形式である、といった情報が蓄積されている。
【0118】
連携サービス組合せ抽出プログラム14は、図10で説明したように、連携サービスを構成する中間サービス42を探索する。この例では、メール受信サービス94をスタートサービス41とし、スケジューラサービス97をゴールサービス43とするものに対し、2つの連携サービスが探索されている。
【0119】
1つ目は、メール受信サービス94・スケジュール情報抽出サービスA98a・スケジューラサービス97と連携されるものであり、2つ目は、メール受信サービス94・スケジュール情報抽出サービスB98b・電子掲示板サービス95・スケジュール情報抽出サービスC98c・スケジューラサービス97と連携されるものである。なお、ここでは説明を簡略化するため、ユーザ属性情報18とワークプレース属性情報19を参照して行う各サービスの設定に関しては考えないこととする。
【0120】
この場合、2つ目の連携サービス手順では、1つ目で行うことができる作業に加えて電子掲示板にスケジュールを掲載する作業を行うことができる。ただし、ユーザ10がそれを必要とせず、メールの受信作業とスケジューラへの登録作業のみで事足りる場合には、ユーザ10にとっては1つ目の連携サービス手順と重複するものであり、余分な電子掲示板サービス95が入っているだけかえって処理に時間がかかる。このような状況では、ユーザ10にとって最適な連携サービス手順を自動的に選択することができれば、ユーザ10の連携サービス手順の選択を容易にし、効率的に作業を行うことができるようになる。
【0121】
上記のことを実現するために、図16を用いて、重複した連携サービスのうち最適なものを選択する選択処理の処理手順を説明する。まず、ユーザが、必要なサービスをある連携サービス上で指定する(ステップS1601)。図15の例では、メール受信サービス94とスケジューラサービス97を指定する。続いて、それらのサービスを含み、少なくとも同じ作業を実現することのできる連携サービスを検索し(ステップS1602)、連携サービスがあるかどうかを調べる(ステップS1603)。
【0122】
連携サービスがあった場合には(ステップS1603,Yes)、その連携サービスを構成する各サービスの平均処理時間をサービス利用履歴情報20より取得する(ステップS1604)。この平均処理時間は、各サービスが呼び出されるたびに、個々のサービスでの処理に要した時間をサービス利用履歴情報20に蓄積しておき、平均時間を計算することで容易に求めることができる。その後、各サービスの平均処理時間の和を算出し(ステップS1605)、ステップS1602に移行する。
【0123】
連携サービスがなかった場合には(ステップS1603,No)、ユーザがサービスの指定に使用した連携サービスを含めて、2つ以上の連携サービスがあるかどうかを調べる(ステップS1606)。そして、連携サービスが2つ以上あった場合は(ステップS1606,Yes)、その中から平均処理時間の和が最小である連携サービスを選択し(ステップS1607)、連携サービスの選択処理を終了する。連携サービスが2つ以上なかった場合には(ステップS1606,No)、そのまま連携サービスの選択処理を終了する。
【0124】
ここでは、ユーザ10に最適な連携サービスとして、平均処理時間の和が最小になるものを選択した。これにより、ユーザ10は重複した連携サービス手順のうち処理時間が最も短いことが期待できる連携サービスを選択することができ、効率的に作業を進めることができる。
【0125】
また、この選択方法は他にも考えられ、例えば、連携サービスを構成するサービスの数の和が最小となるものを選択することなどが挙げられる。この場合には、各サービスの処理時間を蓄積する必要がないので、記憶容量を節約できるほか、サービスの数の和が最小のものを選択するため、処理時間が短いことが期待できる連携サービスを選択することができ、効率的に作業を進めることができる。
【0126】
本実施の形態では、作業環境を限定したワークプレース16を利用して連携サービスを抽出する場合の説明を行ってきたが、ワークプレース16を用いないで連携サービスを抽出することも可能である。この場合、サービス連携装置12は、ネットワークに接続されたサービスを提供する各サーバに入出力データの形式を問い合わせるか、あるいは各ユーザ10が利用した個々のサービスの利用履歴とそのサービスの入出力情報および設定情報とを記憶し、そこから各サービスの入出力データの形式と設定情報とを取得して、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として容易に抽出することができる。
【0127】
また、本実施の形態では、ワークグループ管理者60がネットワーク上のサービス23を必要時に追加して利用可能サービスリスト17およびワークプレース属性情報19を更新することとしたが、各ユーザ10がワークプレース16経由以外で使用したサービスの履歴を記憶し、使用頻度の多いものから利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19に追加してそれらを更新することもできる。
【0128】
ただし、ワークプレース属性情報19に追加する場合には、どのワークプレース16に関連したサービスかを知る必要があり、この場合ユーザ10がそのサービスが関連するワークプレース16を指定する。これにより、ユーザ10の実際の使用状況に即したサービスを利用可能サービスリスト17とワークプレース属性情報19に追加することができ、ユーザ10にとってより有益な連携サービスを提供することが可能となる。
【0129】
更に、本実施の形態では、連携サービスを構成するサービスのユーザ属性情報18あるいはワークプレース属性情報19を参照して行う設定を連携サービス手順の探索時に行うこととしたが、それを連携サービスの実行時に行うこともできる。この場合、連携サービスの探索時には、設定を行うことで各サービスの連携が可能になるかどうかを調べることのみを行う。これにより、各サービスを提供しているサーバに、設定がなされたサービスを常に記憶して保持することが不要となり、サーバの記憶容量を低減することができる。
【0130】
上述してきたように、本実施の形態に係るサービス連携装置は、ユーザ10が利用可能なサービスのあらゆる組合せについて入出力の形式や設定情報を調べて連携可能性を探り、その結果得られた連携サービスをユーザ10に提示することとしたので、連携サービスを容易にかつ効率的に抽出してユーザ10に提示することができ、ユーザ10はそれらを単に選択するだけで効率良く連携サービスを実行させることがができる。
【0131】
(付記1)異なるサービスをそれぞれ提供する複数のサーバ装置と、所望のサーバ装置からサービスの提供を受けるクライアント装置とが所在するネットワークに接続されたサービス連携装置であって、
あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知するアクセス順序通知手段と、
を備えたことを特徴とするサービス連携装置。
【0132】
(付記2)前記クライアント装置を利用するユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶するリスト記憶手段と、をさらに備え、前記抽出手段は、前記リスト記憶手段に登録した複数のサービスの中から前記連携関係を有するサービスの組合せを抽出することを特徴とする付記1に記載のサービス連携装置。
【0133】
(付記3)前記抽出手段は、各サービスの入力と出力のデータ形式を記憶したデータ形式記憶手段を備え、前記データ形式記憶手段に記憶した各サービスの入力と出力のデータ形式に基づいて、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することを特徴とする付記1または2に記載のサービス連携装置。
【0134】
(付記4)前記抽出手段は、各サービスが要するユーザに係るユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段をさらに備え、前記データ形式記憶手段に記憶した各サービスの入力と出力のデータ形式並びに前記ユーザ情報記憶手段に記憶したユーザ情報に基づいて、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することを特徴とする付記3に記載のサービス連携装置。
【0135】
(付記5)前記抽出手段は、前記リスト記憶手段に記憶した前記ユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストが更新された場合に、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを再抽出することを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載のサービス連携装置。
【0136】
(付記6)前記抽出手段は、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを複数抽出した場合に、各組合せを形成するサービスの利用頻度の総和に基づいて各組合せをその利用頻度の大きなものから順に並び替えて抽出することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のサービス連携装置。
【0137】
(付記7)前記クライアント装置が、前記アクセス順序通知手段により通知された連携結果に含まれるサービスの組合せの実行を前記サービス連携装置に要求した際に、前記サービス連携装置は、前記サービスの組合せを形成する第1のサービスを提供する第1のサーバ装置に対してアクセスして該第1のサーバ装置から出力結果を受け取るとともに、該第1のサービスに連携する第2のサービスを提供する第2のサーバ装置に対して前記出力結果を出力するフローエンジンをさらに備えたことを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載のサービス連携装置。
【0138】
(付記8)前記抽出手段は、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せで、該サービスの組合せを構成するサービスのうちユーザが所望する指定されたサービスを少なくとも含む前記サービスの組合せが複数抽出された場合に、該組合せを構成するサービスの数が最小となる前記サービスの組合せを抽出すること特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のサービス連携装置。
【0139】
(付記9)前記抽出手段は、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せで、該サービスの組合せを構成するサービスのうちユーザが所望する指定されたサービスを少なくとも含む前記サービスの組合せが複数抽出された場合に、該サービスの組合せの処理に係る負荷が最小となる前記サービスの組合せを抽出することを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載のサービス連携装置。
【0140】
(付記10)前記抽出手段は、前記サービスの組合せを構成する各サービスの処理時間に係る履歴を記憶する処理時間記憶手段をさらに備え、前記負荷は前記処理時間記憶手段により記憶された各組合せを構成する前記各サービスの平均処理時間の総和であることを特徴とする付記9に記載のサービス連携装置。
【0141】
(付記11)異なるサービスをそれぞれ提供するネットワークに接続された複数のサーバ装置から該ネットワークに接続されたクライアント装置にサービスを提供するサービス連携方法であって、
あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知するアクセス順序通知工程と、
を含んだことを特徴とするサービス連携方法。
【0142】
(付記12)前記クライアント装置を利用するユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶するリスト記憶工程と、をさらに含み、前記抽出工程は、前記リスト記憶工程により登録した複数のサービスの中から前記連携関係を有するサービスの組合せを抽出することを特徴とする付記11に記載のサービス連携方法。
【0143】
(付記13)異なるサービスをそれぞれ提供するネットワークに接続された複数のサーバ装置から該ネットワークに接続されたクライアント装置にサービスを提供するサービス連携方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知するアクセス順序通知工程と、
をコンピュータに実行させるプログラム。
【0144】
(付記14)前記クライアント装置を利用するユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶するリスト記憶工程と、をさらに含み、前記抽出工程は、前記リスト記憶工程により登録した複数のサービスの中から前記連携関係を有するサービスの組合せを抽出することをコンピュータに実行させることを特徴とする付記13に記載のプログラム。
【0145】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出し,その抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知することとしたので、ユーザに手間をかけることなく様々なサービスの組合せを容易に抽出し、それらのサービスの利用機会をユーザが逸しないようユーザに通知することが可能なサービス連携装置が得られるという効果を奏する。
【0146】
また、請求項2の発明によれば、ユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶し、そのリストに登録したサービスの中から連携関係を有するサービスの組合せを抽出することとしたので、ユーザの作業環境に関連のあるサービスの組合せのみを容易にかつ効率的に抽出することが可能なサービス連携装置が得られるという効果を奏する。
【0147】
また、請求項3の発明によれば、各サービスの入力と出力のデータ形式を記憶し、それに基づいてあるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することとしたので、各サービスに入出力のデータ形式をその都度問い合わせる必要がなく、効率的にサービスの組合せを抽出することが可能なサービス連携装置が得られるという効果を奏する。
【0148】
また、請求項4の発明によれば、各サービスが必要とするユーザに係るユーザ情報を記憶し、それと各サービスの入力と出力のデータ形式に基づいてあるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを抽出することとしたので、各サービスがユーザ情報を必要とする場合に、ユーザがその都度設定を行う必要がなくなり、容易にかつ効率的にサービスの組合せを探索することが可能なサービス連携装置が得られるという効果を奏する。
【0149】
また、請求項5の発明によれば、クライアント装置がアクセス順序通知手段により通知された連携結果に含まれるサービスの組合せの実行を前記サービス連携装置に要求した際に、そのサービスの組合せを形成する第1のサービスを提供する第1のサーバ装置にアクセスして出力結果を受け取るとともに、その出力結果を第1のサービスに連携する第2のサービスを提供する第2のサーバ装置に対して出力することとしたので、ユーザは各サービスの入出力データの形式を気にする必要がなく、連携結果の中から所望するサービスの組合せを容易に実行させることが可能なサービス連携装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るサービス連携装置の概念を示す概念図である。
【図2】図1に示したワークプレースの概念を説明する概念図である。
【図3】連携サービスを構成するサービスの組合わせの抽出を説明する説明図である。
【図4】連携サービスを構成するサービスの設定を説明する説明図である。
【図5】サービス連携装置におけるサービス利用履歴の取得について説明する説明図である。
【図6】サービス連携装置における連携サービス組合せ情報の更新について説明する説明図である。
【図7】本実施の形態に係るサービス連携装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図8】図3に示した連携サービスを形成するサービスの組合せの抽出手順を示すフローチャートである。
【図9】図1に示したサービス連携装置の具体的な例を示す図である。
【図10】図9に示した具体的な例における、連携サービスを形成するサービスの組合わせの抽出を説明する説明図である。
【図11】サービス連携装置がユーザにサービスを提供する場合の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】サービス連携装置内のフローエンジンによる連携サービス実行処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図13】図6に示した連携サービスの更新処理の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】連携サービスを形成する各サービスの利用頻度を基に有用な連携サービスを選択する連携サービスの選択手順を示すフローチャートである。
【図15】同一の作業を行うことのできる複数の連携サービスが探索された具体的な例を示す図である。
【図16】重複した連携サービスのうち最適なものを選択する選択処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ユーザ
10a〜10d ユーザA〜ユーザD
11 Webブラウザ
11a〜11d WebブラウザA〜WebブラウザD
12 サービス連携装置
13 利用可能サービス管理プログラム
14 連携サービス組合せ抽出プログラム
15 連携サービス組合せ情報
16 ワークプレース
17 利用可能サービスリスト
18 ユーザ属性情報
19 ワークプレース属性情報
20 サービス利用履歴情報
21 サービス属性情報
22 フローエンジン
23a〜23d サービスA〜サービスD
30 利用可能なサービス群
31 ワークプレースで利用可能なサービス群
32 スタートサービス候補群
33 中間サービス候補群
34 ゴールサービス候補群
41 スタートサービス
42 中間サービス
43 ゴールサービス
60 ワークプレース管理者
70 クライアント端末
71 ネットワーク
72a〜72d サービスを提供するサーバA〜サービスを提供するサーバD
73 インターフェース部
74 属性情報管理部
75 利用可能サービス管理部
76 連携サービス組合せ抽出部
77 ワークプレースサービス管理部
78 ワークプレース選択部
79 サービス通知・選択部
80 サービス呼び出し部
81 連携サービス呼び出し部
82 入出力データ送受信部
83 データベース
90 製品開発ワークプレース
91 ユーザ属性情報ファイル
92 ワークプレース属性情報ファイル
93 サービス利用履歴情報ファイル
94 メール受信サービス
95 電子掲示板サービス
96 ファイル共有サービス
97 スケジューラサービス
98 スケジュール情報抽出サービス
98a〜98c スケジュール情報抽出サービスA〜スケジュール情報抽出サービスC
100 製品開発ワークプレースで利用可能なサービス群
101 サービス属性情報ファイル

Claims (5)

  1. 異なるサービスをそれぞれ提供する複数のサーバ装置と、所望のサーバ装置からサービスの提供を受けるクライアント装置とが所在するネットワークに接続されたサービス連携装置であって、
    あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された連携結果に基づいて前記サービスへのアクセス順序を前記クライアント装置に通知するアクセス順序通知手段と、
    を備えたことを特徴とするサービス連携装置。
  2. 前記クライアント装置を利用するユーザの作業環境に関連する複数のサービスを登録したリストを記憶するリスト記憶手段と、をさらに備え、前記抽出手段は、前記リスト記憶手段に登録した複数のサービスの中から前記連携関係を有するサービスの組合せを抽出することを特徴とする請求項1に記載のサービス連携装置。
  3. 前記抽出手段は、各サービスの入力と出力のデータ形式を記憶したデータ形式記憶手段を備え、前記データ形式記憶手段に記憶した各サービスの入力と出力のデータ形式に基づいて、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することを特徴とする請求項1または2に記載のサービス連携装置。
  4. 前記抽出手段は、各サービスが要するユーザに係るユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段をさらに備え、前記データ形式記憶手段に記憶した各サービスの入力と出力のデータ形式並びに前記ユーザ情報記憶手段に記憶したユーザ情報に基づいて、あるサービスの出力結果が他のサービスの入力となり得る連携関係を有するサービスの組合せを連携結果として抽出することを特徴とする請求項3に記載のサービス連携装置。
  5. 前記クライアント装置が、前記アクセス順序通知手段により通知された連携結果に含まれるサービスの組合せの実行を前記サービス連携装置に要求した際に、前記サービス連携装置は、前記サービスの組合せを形成する第1のサービスを提供する第1のサーバ装置に対してアクセスして該第1のサーバ装置から出力結果を受け取るとともに、該第1のサービスに連携する第2のサービスを提供する第2のサーバ装置に対して前記出力結果を出力するフローエンジンをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のサービス連携装置。
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