JPH10171743A - データ送信方法およびデータ送信システム - Google Patents

データ送信方法およびデータ送信システム

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JPH10171743A
JPH10171743A JP8331941A JP33194196A JPH10171743A JP H10171743 A JPH10171743 A JP H10171743A JP 8331941 A JP8331941 A JP 8331941A JP 33194196 A JP33194196 A JP 33194196A JP H10171743 A JPH10171743 A JP H10171743A
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Hiroyuki Taniguchi
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Matsushita Information Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ装置と通信端末装置とが断続的に接続
されるような通信方式において、特定の通信端末装置か
らの複数回の送信によって送信されてきた全てのデータ
を、サーバ装置が当該特定の通信端末装置からのデータ
であると認識することができるようにする。 【解決手段】 サーバ装置と複数の通信端末装置とより
構成される通信システムにおいて、情報送信ステップ
で、通信端末装置が情報返信ステップにおいて返信され
てくる累積情報に、さらに新たな情報を付加して送信
し、情報返信ステップで、サーバ装置が、送信されてき
た累積情報を返信し、確定情報送信ステップで、前記通
信端末装置が累積情報と共に累積情報を確定させる情報
と、当該通信端末装置に係るID情報とを送信し、確定
情報受信ステップで、サーバが前記累積情報とID情報
とを関連づけて記憶するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ装置と、公
衆回線を通じて結ばれた通信端末装置によるデータ送信
方式およびデータ送信システムに関し、特に、サーバ装
置と通信端末装置とが断続的に接続されるデータ送信方
法およびデータ送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スポーツ施設や演劇等の予約にお
いて、図5に示すような予約に必要な関連データを蓄積
したデータベースに接続されたサーバ装置と複数の通信
端末装置により構成された通信システムを用いることが
広く行われている。このような通信システムを用いた予
約処理を図6を用いて以下に簡単に説明する。図6は図
5に示す通信システムを用いた予約処理を示すシーケン
ス図である。
【0003】まず、通信端末装置52から予約処理の要
求をサーバ装置51へ送信する。また、サーバ装置51
は、当該通信端末装置52に係る予約のための管理テー
ブルを設け、また、データベース処理装置53を介して
データベース54から、当該予約に必要なデータを検索
して、結果を通信端末装置52に送信する。この際、通
常、サーバ装置51は、データベース54からの検索結
果から通信端末装置52の使用者が選択可能な予約項目
に関する選択肢を作成して、通信端末装置52へと送信
する。次に、通信端末装置52は当該選択肢から予約項
目を選択してサーバ装置51へと送信する。サーバ装置
51では、受信した予約項目を前記管理テーブルに記憶
するとともに、当該予約項目に関するデータをデータベ
ース54から検索して、さらに詳細な選択肢を作成して
通信端末装置52へ送信する。
【0004】以下同様の操作が繰り返されることによ
り、サーバ装置51と通信端末装置52が相互に送受信
を行いながら、通信端末装置52の使用者の選択した予
約項目が前記管理テーブルに記憶されていく。また、通
信端末装置52からサーバ装置51への複数回の送信の
内のいづれかにおいて、通信端末装置52の使用者又は
通信端末装置52自体のID情報がサーバ装置51へ送
信され、当該ID情報は前記管理テーブルに関連付られ
て記憶される。最後に、通信端末装置52から送信した
予約項目群を確定する旨の情報をサーバ装置51に送信
することによって、サーバ装置51は、前記管理テーブ
ルに記憶された予約項目群を通信端末装置52の使用者
等の予約情報として確定する。このように、従来の予約
通信システムにおいては、予約処理の進行状態は、サー
バ側の管理テーブルによって、予約処理の開始から終了
までサーバ側で管理されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年インタ
ーネットの発達によって、インターネット上で情報検索
を行うWWW(World Wide Web)方式を用いた通信方式が
広く普及しており、上記のような通信システムを用いた
予約処理において、このWWW方式を用いれば、インタ
ーネット利用者が容易に、スポーツ施設等の予約ができ
て非常に有用である。
【0006】しかし、WWW方式におけるサーバ装置と
通信端末装置間の通信手順は、HTTP (HyperText Tr
ansfer Protocol)というプロトコルに従って行われ、こ
のHTTPの性質上、サーバ装置と通信端末装置が複数
回の送受信を行う際には両者の接続が断続的になされ、
全体を通じて接続状態が維持できない。即ち、HTTP
の通信方式では、通信端末からの一回のリクエストに対
して、サーバからのレスポンスがただ1つ返るだけであ
り、サーバと通信端末間の接続状態は、前記リクエスト
とレスポンスの送信が行われると切断される。従って、
サーバから見ると、複数のリクエストはそれぞれ異なる
通信とみなされ、同一の通信端末装置から連続したリク
エストがなされた場合においても、サーバ装置側では、
当該通信装置の同一性を認識することはできない。
【0007】従って、HTTPを用いて予約処理を行う
場合には、サーバ装置側で予約申し込み画面を1つ用意
してデータ通信端末に送信し、通信端末装置の使用者は
ID情報と複数の予約項目を全て入力してサーバに対し
てリクエストをして送信させるという方法を採る必要が
生じる。この場合、送信端末装置側では1度に予約に必
要な情報を全て入力して送信しなければならない。この
ため、例えば、スポーツ施設の予約の場合を考えると、
施設名、利用希望日、種目、利用時間帯などの項目に対
して、その時点での空き状況などの問い合わせをするこ
とができず、空きがあるかどうかには関係なく、申し込
みを行わねばならいという問題点がある。
【0008】また、予約に関するデータが完全に階層的
になっており、最下層のデータがわかれば上位のデータ
がすべて導きだせるのであれば、最下層のデータと通信
端末装置に係るID情報を関連づけてサーバ装置に送信
することにより、通信端末装置側で選択した予約項目が
全てサーバ装置側でわかることになる。従って、この場
合はHTTPのように回線の接続状態が維持できない場
合であっても、サーバ装置と通信端末装置とが複数の送
受信を行って、通信端末装置側で空き状況などの問い合
わせをすることも可能になる。しかし、この場合はデー
タが完全に階層的になっていることが要求されるので、
データベースのデータ構造の自由度が低くなる。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、HTTPのようなサーバ装置と通信
端末装置とが断続的に接続されるような通信方式におい
て、特定の通信端末装置からの複数回の送信によって送
信されてきた全てのデータを、サーバ装置が当該特定の
通信端末装置からのデータであると認識することができ
て、サーバ装置と通信端末装置とが継続した処理を行っ
ている場合と同様の処理を行えるようなデータ送信方法
およびデータ送信システムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明に係るデータ送信方法は、サーバ装置と複
数の通信端末装置とより構成され、サーバ装置と個々の
通信端末装置とが断続的に接続される通信システムで、
1つの通信端末装置から2以上の情報を分けてサーバ装
置へ送信するデータ送信方法において、情報送信ステッ
プと、情報返信ステップと、確定情報送信ステップと、
確定情報受信ステップを設けたものである。情報送信ス
テップは、通信端末装置からサーバ装置へ、情報返信ス
テップにおいて返信されてきた累積情報に、さらに新た
な情報を付加して送信するステップである。なお、累積
情報とはサーバ装置と情報端末装置の間を往復する情報
群であって、情報端末装置によって付加される情報を累
積的に蓄積してなる。また、一番最初に通信端末装置が
サーバ装置に対して情報を送信する際には、被付加対象
の累積情報には何も情報が含まれないが、ここではこの
最初の情報がなにもないものも累積情報に含めるものと
する。また、情報返信ステップは、累積情報を受信した
サーバ装置が、付加された前記新たな情報に係る処理を
行い、当該処理の結果と共に、情報送信ステップによっ
て送信されてきた累積情報を前記通信端末装置に返信す
るステップである。確定情報送信ステップは、前記通信
端末装置からサーバ装置へ累積情報と共に累積情報を確
定させるための情報と、当該通信端末装置に係るID情
報とを送信するステップであり、確定情報受信ステップ
は、累積情報を確定させるための情報を受信したサーバ
が前記累積情報とID情報とを関連づけて記憶するステ
ップである。なお、通信端末装置に係るID情報とは、
通信端末装置の使用者のID情報のみならず、通信端末
装置自体を識別するためのID情報を含むものとする。
【0011】かかるデータ送信方法においては、前記情
報返信ステップにおける処理を、付加された新たな情報
に基づく検索および、検索結果に基づく選択肢の作成と
して、前記処理の結果を当該選択肢にし、前記情報送信
ステップにおける新たな情報が、情報返信ステップによ
って送信されてきた選択肢の選択情報であるようにすれ
ば効果的である。
【0012】また、上記課題を解決するために、本発明
に係るデータ通信システムは、通信端末装置とサーバ装
置よりなる通信システムにおいて、通信端末装置に、累
積情報に新たな情報を付加して新たな累積情報を作成す
る累積情報作成手段と、累積情報に当該通信端末に係る
ID情報を付加するID情報付加手段と、ID情報の付
加された累積情報にさらに確定情報を付加する確定情報
付加手段と、累積情報をサーバ装置に送信する累積情報
送信手段とを設けている。そして、サーバ装置には、通
信端末装置から送信されてきた累積情報に含まれる前記
新たな情報に係る所定の処理を行う処理手段と、前記処
理手段による処理の結果と共に、前記通信端末装置から
送信されてきた累積情報を返送する累積情報返送手段
と、通信端末装置から送信されてきたID情報と確定情
報が付加された累積情報を当該ID情報と関連付て記憶
する情報記憶手段とを設けている。
【0013】かかるデータ送信システムにおいては、前
記サーバ装置の前記処理手段を、前記新たな情報に対す
る関連情報を所定のデータベースへ接続して検索するデ
ータベースアクセス部と、前記処理の結果として、検索
された関連情報を基に選択肢を作成する選択肢作成部に
より構成すると共に、前記通信端末装置の前記累積情報
作成手段を、前記累積情報返送手段から返送されてき
た、前記選択肢の1以上の選択項目を通信端末の使用者
の指示により選択する選択項目指示部と、選択された選
択項目を新たな情報として累積情報に付加して新たな累
積情報を作成する選択項目付加部とにより構成すること
が望まし。
【0014】さらに、上記課題を解決するために、本発
明にかかるサーバ装置では、通信端末装置に対して情報
の送受信を行うサーバ装置において、通信端末装置に対
して累積情報に新たな情報を付加した新たな累積情報の
送信を要求する情報送信命令を作成する情報送信要求作
成手段と、通信端末装置に対して通信端末に係るID情
報の送信を要求するID情報送信命令を作成するID情
報送信命令作成手段を設けている。そして、通信端末装
置に対して、累積情報が確定したものであることを示す
確定情報の送信を要求する確定情報送信命令を作成する
確定情報送信命令作成手段と、通信端末装置に対して累
積情報の返送を要求する返送要求命令を作成する返送要
求命令作成手段とを設け、さらに、通信端末装置に対し
て、上記情報送信命令とID情報送信命令と確定情報送
信命令の中の少なくとも1つと、上記返送要求命令と、
通信端末から受信した累積情報を通信端末に送信する命
令・累積情報送信手段と、通信端末から累積情報と共に
ID情報と確定情報を受信した場合には、受信した累積
情報を当該ID情報と関連づけて記憶する情報記憶手段
とを設けたものである。なお、ここで、命令には通信端
末装置の使用者に対して何等かの処理を要求するものも
含むものとする。
【0015】上記サーバ装置には、さらに、通信端末か
ら送信されてきた累積情報に付加された前記新たな情報
に関連する関連情報を、所定のデータベースへ接続して
検索するデータベースアクセス手段と、検索された関連
情報に基づいて選択肢を作成する選択肢作成手段とを設
け、前記送信要求作成手段が作成する情報送信命令を、
当該選択肢の内の1以上の選択項目を新たな情報として
累積情報に付加した新たな累積情報の送信を要求する命
令とし、前記命令・累積情報送信手段に、情報送信命令
と共に前記選択肢を送信させるようにすると好適であ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本願発明に係
る通信システムの構成を示すブロック図である。図に示
すように、この通信システムはサーバ装置10、通信端
末装置20、データベース処理装置30、データベース
40、通信回線50より構成されている。サーバ装置1
0と通信端末装置20は通信回線50を介して接続さ
れ、サーバ装置10および通信端末装置20とは通信回
線50との結節点に設けられたルータによって仮想的な
LANを構成している。なお、通信プロトコルとしてH
TTPが使用されているものとする。また、サーバ装置
10とデータべース処理装置30はLANを通じて接続
されている。
【0017】サーバ装置10は処理部11と通信制御部
12と情報記憶部13により構成される。処理部11
は、後述する通信端末装置20から送信されて来る累積
情報に含まれる新たな情報に係る所定の処理を行う部分
であり、前記データベース処理装置30を介して前記デ
ータベース40へ接続し、前記新たな情報に対する関連
情報を検索するデータベースアクセス部11aと、前記
処理の結果として、検索された関連情報を基に選択肢を
作成する選択肢作成部11bを有する。なお、累積情報
については後に詳述する。
【0018】データベースアクセス部11aは、具体的
には、通信端末装置20から送信されてくる予約項目に
対して、さらに細かい指定を通信端末20の使用者に行
わせるべく、送信されてきた予約項目に関して、関連情
報として、さらに詳細な選択可能項目をデータベース4
0から検索してくる。例えば、具体的な「スポーツ施設
A」という選択項目が通信端末装置20から送信されて
きた場合には、データベースアクセス部11aは「スポ
ーツ施設A]に関して、「スポーツ施設A」で行うこと
のできるスポーツの種目群をデータベース40から検索
してくる。なお、一番最初に、通信端末装置20から予
約処理の要求があったときには、データベースアクセス
部11aは予め定められた予約項目についてデータベー
スから選択可能な項目を検索する。
【0019】選択肢作成部11bは具体的には、データ
ベースアクセス部11aを通じて得られた、さらに詳細
な選択可能項目を選択肢として表示した入力画面を作成
する。例えば、通信端末装置20から「スポーツ施設
A」という予約項目が送信されてきた場合であって、デ
ータベース40よりデータベースアクセス部11aを介
して、「スポーツ施設A」で行うことのできるスポーツ
の種目群が得られた場合には図2(b)に示すような当
該スポーツ種目群を選択肢として表示した入力画面を作
成することになる。
【0020】通信制御部12は、通信回線50を介して
通信端末装置20とのデータの送受信を制御する部分で
あり、処理部11による処理の結果、即ち、作成された
選択肢を表示した入力画面と共に、通信端末装置20か
ら送信されてきた累積情報を返送する累積情報返送部1
2aを有している。情報記憶部13は、通信端末装置2
0から送信されてきた、後述する通信端末装置20に係
るID情報と、確定情報が付加された累積情報を当該I
D情報と関連付て記憶する。具体的には、累積情報に含
まれる予約項目を、所定の管理テーブルに当該ID情報
と共に記憶する。なお、記憶された情報はデータベース
40に登録される。また、情報記憶部13はデータベー
ス40内に設けてもよい。
【0021】通信端末装置20は、累積情報作成部2
1、通信制御部22、ID情報付加部23、確定情報付
加部24よりなり、CRT25、タッチパネル26、キ
ーボード27と接続している。累積情報作成部21は、
累積情報に新たな情報を付加して新たな累積情報を作成
する部分であり、前述したようにサーバ装置の前記累積
情報返送部12aから返送されてくる選択肢の1以上の
選択項目を、通信端末の使用者の指示により選択する選
択項目指示部21aと、選択された選択項目を新たな情
報として累積情報に付加して新たな累積情報を作成する
選択項目付加部21bとよりなる。選択項目指示部21
aにおける選択指示は、具体的には、図2に示すような
CRT25に表示される前記選択肢を、CRT25の前
面に設けられたタッチパネルを介して通信端末装置20
の使用者が押圧することでなされる。
【0022】ID情報付加部23は、累積情報に通信端
末装置20に係るID情報を付加する。このID情報は
通信端末装置20に接続されたキーボードより、通信端
末装置の使用者により入力される。また、ここではID
情報を共に暗証番号情報も付加するものとする。確定情
報付加部24はID情報の付加された累積情報にさら
に、確定情報を付加する。当該確定情報の指示も、サー
バ装置10より送信されてきた確定を指示する表示を持
つCRT25の画面をタッチパネルを介して通信端末装
置20の使用者が押圧することでなされる。
【0023】データベース40は、予約に関連する情
報、具体的には予約可能な施設、時間帯等を蓄積してい
る。ここでは、データベース40はスポーツ施設に関す
る予約情報を記憶している。また、データベース40の
データ構造は階層的である必要はなく、何らかの属性を
持つデータ群をランダムに記憶したものであってもよ
い。さらに、データベースの記憶内容は、予約処理が完
了するごとに更新されていく。なお、ここでは、データ
ベースはLANの内部に設けているが、これは、公衆通
信回線を介して接続されているものでもよく、また、デ
ータベース40は複数存在してもよい。
【0024】データベース処理装置30は、サーバ装置
10のデータベースアクセス部11aからの指示を受け
つけて、データベース40から所定の情報を検索して、
その結果をデータベースアクセス部11aへと送信す
る。通信回線50は、公衆回線であり、ここではISD
N交換回線を使用するが、公衆電話回線GSTNを用い
ても同様に実施可能である。
【0025】次に、サーバ装置10と通信端末装置20
との間で、送受信される累積情報について説明する。こ
こでは、通信プロトコルとしてHTTPを用いており、
累積情報はURL(Uniform Resource Locater)に蓄積
していくのもとする。まず最初、サーバ装置10では図
2(a)に示すような画面を作成するために、図3
(a)に示すようなHTML(Hyper Text Markup Lang
uage)による文を作成して、通信端末装置20へ送信す
る。この文は、例えば1行目のものは、「スポーツ施設
A」が選択されたときは、サーバ装置10(ドメイン名
を”xxx”としている)のプログラム(prog1)
に対して、”sisetu”というパラメータに1234とい
う番号を代入したものを送信するという意味である。ま
た、サーバ装置10のプログラム(prog1等)は送
信されてきた番号に関連する情報をデータベース40か
ら抽出して選択画面を作成するような処理を行うように
設定してある。かかる図3(a)に示すようなHTML
文を受信した通信端末装置20に接続されたCRT25
には図2(a)に示すような選択画面が表示される。
【0026】ここで、通信端末装置20の使用者が「ス
ポーツ施設A」を選択項目指示部21aを介して選択指
示したとすると、選択項目付加部21bが”sisetu”
に”1234”という番号を代入して、累積情報送信部
22aがこれを、サーバ装置10に送信する。なお、こ
の際、選択された情報を含むURLを送信することによ
り、上記処理が達成される。送信されたURL中の”si
setu=1234”は、サーバ装置10の処理部11の一
部を構成するプログラム(prog1)に入力され、こ
れにより、データベースアクセス部11aは、”sisetu
=1234”に基づきデータベース40より”sisetu=
1234”に関する情報、ここでは「スポーツ施設A」
で利用可能な種目群を検索する。ここで”sisetu=12
34”は、データベース内で「スポーツ施設A」を表し
ている。データベースから種目群を取得すると、選択肢
作成部11bは、図2(b)に示すような画面を表示す
る図3(b)に示すHTMLによる文を作成する。この
HTML文には、すべて、通信端末装置20によって送
信されてきた”sisetu=1234”を含んでいる。
【0027】以下同様にして、通信端末装置20により
選択された情報は、URLに付加されてサーバ装置10
に送信され、サーバ装置10からは選択された情報がそ
のままURL上に記載されて通信端末装置20に返送さ
れる。このようにして、URL上には、通信端末装置2
0が選択した情報が累積されていき結果的に累積情報を
形成する。
【0028】以上の構成を有するサーバ装置および端末
装置は、一般的なコンピュータに上記機能を達成するよ
うな当該コンピュータで作動するプログラムを組み込む
ことにより達成できる。また、このプログラムは前記コ
ンピュータで読み出し可能なフロッピーディスク等の記
録媒体に記録可能である。さらに、本実施例において
は、サーバ装置10へ所定のプログラムを組み込み上記
サーバ装置の機能を達成するとともに、サーバ装置10
から通信端末装置20へ上述のような動作を行わせるよ
うな命令を送信することで通信端末装置20に上記機能
を達成させて、上記通信システムを可能にしており、本
発明はサーバ装置10を構成するコンピュータに組み込
まれたプログラムのみによって実現することが可能であ
る。
【0029】この観点から、サーバ装置10を捕らえる
と、上記処理部11は、通信端末装置20への命令を作
成する部分を有すると考えることもできる。即ち、上記
処理部11は更に機能的ブロックとして、通信端末装置
に対して累積情報に新たな情報を付加した新たな累積情
報の送信を要求する情報送信命令を作成する情報送信要
求作成部と、通信端末装置に対して通信端末に係るID
情報の送信を要求するID情報送信命令を作成するID
情報送信命令作成部と、通信端末装置に対して、累積情
報が確定したものであることを示す確定情報の送信を要
求する確定情報送信命令を作成する確定情報送信命令作
成部、そして、通信端末装置に対して累積情報の返送を
要求する返送要求命令を作成する返送要求命令作成部と
を有するということもできる。
【0030】以上の構成を有する通信システムの動作を
以下に説明する。図4は、上記通信システムの動作を示
すシーケンス図である。この図を用いてスポーツ施設の
予約処理を行う動作を説明する。まず、通信端末装置2
0側からサーバ装置10へ通信回線を接続し、サーバ装
置10に対してスポーツ施設の予約処理の要求を行う
[1]。するとサーバ装置10のデータベースアクセス
部11aがデータベースより利用可能なスポーツ施設を
検索して取得し、これをもとに選択肢作成部11bが、
図2(a)に示すような選択画面を作成し[2]、通信
制御部12が通信端末装置20へ返送する[3]。この
動作が終了した時点でサーバ装置10は通信端末装置2
0との回線を切断する。
【0031】次に、図2(a)に示す選択画面を受信し
た通信端末装置20の使用者は所望のスポーツ施設をC
RT25前面のタッチパネルを押圧して選択する
[4]。ここでは「スポーツ施設A」(a1 )が選択さ
れたものとする。すると、この選択により前記図3に示
すようにURLにサーバ装置10がリンク先として指定
されているので、再び通信端末装置20とサーバ装置1
0の回線が接続され、選択された「スポーツ施設A」
(a1 )がサーバ装置10へと送信される[5]。これ
を受信したサーバ装置10では、上述と同様の動作によ
り、「スポーツ施設A」(a1 )において、利用可能な
スポーツ種目をデータベース40より取得し、図2
(b)に示すような選択画面を作成する[6]。なお、
「スポーツ施設A」(a1 )を受信したサーバ装置10
では、[3]で選択画面を送信した通信端末装置20
と、「スポーツ施設A」(a1 )を送信してきた通信端
末装置20とが同一であることを認識することができな
い。この点に関しては以下の処理を通じて同じである。
サーバ装置10は作成した選択画面を、通信端末装置2
0へと送信するが、この際、前記選択された「スポーツ
施設A」(a1 )を特定する情報も選択肢に含めて送信
する[7]。ここでやはり、通信回線は切断される。
【0032】さらに、この選択画面と累積情報としての
「スポーツ施設A」(a1 )を表す情報を受信した通信
端末装置20は、やはり上述した動作によって図2
(b)の選択画面から1つの予約したい種目を選択する
[8]。ここでは、「テニス」(b2 )を選択したもの
とする。すると、再び回線が接続され、この「テニス」
(b2 )が結果的に、累積情報である「スポーツ施設
A」(a1 )に付加されて、サーバ装置10に送信され
る[9]。この累積情報を受信したサーバ装置10は、
累積情報中の新たに情報である「テニス」(b2 )に関
する詳細な予約項目、ここでは選択可能な日時を、上記
と同様にしてデータベース40より取得し、図2(c)
のような選択画面を作成する[10]。そして、サーバ
装置10はこの選択画面と共に、通信端末装置20から
送信されてきた「スポーツ施設A」(a1 )と「テニ
ス」(b2 )を表す情報を含む累積情報も通信端末装置
20へと送信する[11]。ここで通信回線は切断され
る。
【0033】そして、上記と同様にして累積情報と選択
画面を受信した通信端末装置20は選択画面から、例え
ば、予約項目の1つである「12/2 am9:00〜
11:00」(c1 )を選択し[12]、この選択され
た項目(c1 )を累積情報にさらに付加してサーバ装置
10へと送信する[13]。これで、予約項目の選択が
終了したものとすると、この累積情報を受信したサーバ
装置10は通信端末装置20に対して、図2(d)に示
すような通信端末装置20に係るID情報の送信を要求
するID情報入力画面を作成して、受信した累積情報と
共に通信端末装置20へ送信する[14]。なお、ここ
ではID情報とともに暗証番号も送信させることとして
いる。ここで、通信回線は再び切断される。
【0034】この累積情報とID情報入力画面を受信し
た通信端末装置20の使用者はID情報入力画面に、キ
ーボード27を用いてID情報である利用者番号と、暗
証番号を入力する[15]。このID情報等はID情報
付加部23により、累積情報に付加され、具体的にはU
RLに書き込まれる。それから、通信端末装置20は、
このID情報等の付加された累積情報を、再び接続され
る通信回線を通じてサーバ装置10へと送信し[1
6]、回線を切断する。
【0035】この送信を受信したサーバ装置10は、今
度は、累積情報が確定したものであることを示す確定情
報(d)の送信を要求する、即ち、図2(e)に示すよ
うに確定情報入力画面を作成して、受信したID情報の
付加された累積情報と共に通信端末装置20へと送信す
る[17]。なお、この確定情報入力画面にはいままで
選択された予約項目も表示されており、通信端末装置2
0の使用者が予約項目の確認をすることができるように
してある。
【0036】この確定情報入力画面と累積情報を受信し
た通信端末装置20の使用者は、予約項目に誤りがなけ
れば、タッチパネル26を介して、画面上の「確認」の
部分を押圧し予約項目を確定する。これにより確定情報
(d)が確定情報付加部24を介して累積情報に付加さ
れる[18]。具体的にはURLに確定情報(d)が結
果的に付加される。それから、通信端末装置20は、こ
のID情報と確定情報(d)が付加された全ての予約項
目をもつ累積情報をサーバ装置10に送信する[1
9]。この累積情報を受信したサーバ装置10は、情報
記憶部13に累積情報に含まれる予約項目を、管理テー
ブルに、このID情報と共に記憶する[20]。また、
記憶された情報はデータベース40に登録される。
【0037】以上のように、サーバ装置10と通信端末
装置20との回線が断続的であっても、累積情報には通
信端末装置20がそれまで選択した予約項目の履歴が蓄
積されつつサーバ装置10と通信端末装置20の間を往
復するため、最終的な履歴情報に通信端末装置20に係
るID情報が関連づけてあれば、サーバ装置10はそれ
までの各通信ごとに予約項目を選択した通信端末装置2
0の同一性を認識して、サーバ装置10と通信端末装置
20との通信状態が維持されているのと同様の予約処理
結果を得ることができる。
【0038】なお、上記処理には最後に確定情報を入力
するようにしているが、これは、累積情報が最終的なも
のであることの意思表示を通信端末装置20の使用者に
行わせるためのものであり、この確定情報によってサー
バ装置10は累積情報が最終的なものであることを認識
することができる。即ち、ID情報は最終的な累積情報
に付加されていることが最低限必要である。つまり、I
D情報は処理の最初に通信端末装置20から累積情報に
付加するようにすれば、サーバ装置10は各通信ごとの
通信端末装置20の同一性を認識できるようにすること
が可能であるが、この場合において、最終的な累積情報
に対してのみID情報が削除されたなら、全ての予約項
目をID情報に関連づけて記憶するという目的は達成で
きず、逆に、どのようにID情報を付加するにせよ、最
終的な累積情報にID情報が付加されてさえいれば、か
かる目的は必ず達成できるわけである。
【0039】また、ここではID情報と確定情報を別個
のものとしているが、これらは、共用することが可能で
あり、ID情報が同時に確定情報であるようにしておけ
ば、ID情報が付加された累積情報が送信された時に
は、サーバ装置10は当該累積情報を最終的なものとみ
なして、情報記憶部13にID情報とともに記憶するこ
ととなる。
【0040】さらに、ID情報は通信端末の使用者が入
力するようにしいるが、例えば、インターネット上では
送信元のアドレス等が必ず送信されるので、このアドレ
ス等をID情報として用いることも可能である。そし
て、ここではHTTPによる通信について説明したが、
これはHTTPに限られるものではなく、サーバ装置1
0と通信端末装置20が断続的に接続されるような通信
方式を用いる全ての通信システムに応用可能であること
は言うまでもない。
【0041】また、上記実施の形態では、累積情報はU
RLに累積させるようにしたが、これもURLに蓄積さ
せる必要はなく、何らかの形で情報が累積しながらサー
バ装置と通信端末装置を往復するようなものであれば足
り、例えば、累積情報用に設けた特別の部分に情報を蓄
積するようにして、サーバ装置と通信端末装置間を往復
するようにしてもよい。
【0042】それから、上記実施の形態では施設予約の
場合について説明したが、当然、会議室予約、書籍の予
約等に適用でき、さらに、予約に限らず、サーバ装置と
通信端末装置間で複数回の送受信が必要で、かつ、サー
バ装置が通信端末装置から複数回に渡って送信されてき
た情報を、通信端末装置のID情報とともに認識する必
要がある全ての処理に利用することができ、例えば、会
員登録等の処理に適用することもできる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたことから、本発明は以
下のような効果を奏する。まず、本発明に係るデータ通
信方法では、情報送信ステップで、通信端末装置からサ
ーバ装置へ、情報返信ステップにおいて返信されてきた
累積情報に、さらに新たな情報が付加され、情報返信ス
テップで、累積情報を受信したサーバ装置が、付加され
た前記新たな情報に係る処理を行い、当該処理の結果と
共に、情報送信ステップによって送信されてきた累積情
報を前記通信端末装置に返信する。従って、情報送信ス
テップによって通信端末装置に付加される情報が、情報
返送ステップでそのまま返送されることにより累積情報
として累積していくことになる。即ち、累積情報には通
信端末装置が付加した情報の履歴が記録されることにな
る。そして、さらに確定情報送信ステップによって、前
記通信端末装置からサーバ装置へ累積情報と累積情報を
確定させるための情報と、当該通信端末装置に係るID
情報とが送信され、確定情報受信ステップによって、累
積情報を確定させるための情報を受信したサーバが、こ
の累積情報を確定したものとして前記累積情報とID情
報とを関連づけて記憶する。
【0044】このような動作によって、サーバ装置と通
信端末装置との接続が断続的であっても、それまでに、
通信端末装置によって付加された情報が、当該通信端末
装置によって付加されたものとしてサーバ装置側で認識
して記憶することができ、また、結果として、サーバ装
置における処理が擬似的に一連のものとして有機的に関
連したものとすることができる。つまり、通信回線が断
続的に接続される通信システムにおいて、結果的に通信
回線が複数回の情報のやり取りの間、途切れない通信シ
ステムと同様の処理を行わせることが可能となる。
【0045】また、逆に、サーバ装置と通信端末の間の
通信は、不要なときには切断されているので、累積情報
が確定するまでの全時間に対して、通信回線を占有する
合計時間を節約することができ、多数の通信端末を設置
した通信システムを構築した場合でも回線の混雑を緩和
できるので、サーバ装置の回線容量を少なくすることが
可能となる。
【0046】さらに、本発明のデータ通信方法におい
て、情報返信ステップで、付加された新たな情報に基づ
く検索および、検索結果に基づく選択肢の作成をおこな
い、この処理の結果が当該選択肢を通信端末装置に返送
し、前記情報送信ステップにおける新たな情報を、情報
返信ステップによって送信されてきた選択肢の選択情報
であるようにすれば、通信端末装置の使用者のデータ入
力が簡単になり、新たな情報を累積情報へ付加すること
が極めて容易になる。
【0047】それから、本願発明に係るデータ送信シス
テムでは、通信端末装置の累積情報作成手段が、累積情
報に新たな情報を付加して新たな累積情報を作成し、累
積情報送信手段が累積情報をサーバ装置に送信する。そ
して、サーバ装置の処理手段が、この通信端末装置から
送信されてきた累積情報に含まれる前記新たな情報に係
る所定の処理を行い、累積情報返送手段が、この処理手
段による処理の結果と共に、前記通信端末装置から送信
されてきた累積情報を通信端末に返送する。これが繰り
返されることによって、累積情報に通信手段が付加した
新たな情報が履歴として蓄積されて行く。そして、通信
端末手段のID情報付加手段が、累積情報に当該通信端
末に係るID情報を付加し、確定情報付加手段がID情
報の付加された累積情報にさらに確定情報を付加する。
それから、サーバ装置の情報記憶手段が通信端末装置か
ら送信されてきたID情報と確定情報が付加された累積
情報を当該ID情報と関連付て記憶する。
【0048】かかる動作によって、サーバ装置と通信端
末装置との接続が断続的であっても、回線の接続状態が
維持されている場合と同様に、それまでに通信端末装置
によって付加された情報が、当該通信端末装置によって
付加されたものとしてサーバ装置側で認識して記憶する
ことができ、同時にサーバ装置における処理が互いに一
連のものとして結合する。また、通信回線を占有する合
計時間を節約して、多数の通信端末を設置した通信シス
テムでも回線の混雑を緩和できる。
【0049】また、上記データ通信システムにおいて、
前記サーバ装置の前記処理手段のデータベースアクセス
部に、新たな情報に対する関連情報を所定のデータベー
スへ接続して検索させ、選択肢作成部により、この検索
された関連情報を基に選択肢を作成させ、累積情報返送
手段にこの作成された選択肢を累積情報とともに返送さ
せるともに、通信端末装置の前記累積情報作成手段に設
けた選択項目指示部に前記累積情報返送手段から返送さ
れてきた、前記選択肢の1以上の選択項目を通信端末の
使用者の指示により選択させ、さらに、選択項目付加部
によって選択された選択項目を新たな情報として累積情
報に付加して新たな累積情報を作成するようにすれば、
通信端末装置の使用者は累積情報に新たな情報を付加す
る場合に、サーバ装置から送信されてきた選択肢を選択
するだけで足りるので、通信端末装置の操作性が向上す
る。
【0050】また、本願発明に係るサーバ装置では、情
報送信要求作成手段が、通信端末装置に対して累積情報
に新たな情報を付加した新たな累積情報の送信を要求す
る情報送信命令を作成し、返送要求命令作成手段が通信
端末装置に対して累積情報の返送を要求する返送要求命
令を作成する。そして、命令・累積情報送信手段が通信
端末装置に対して、前記情報送信命令と、前記返送要求
命令と、通信端末装置から受信する累積情報を通信端末
装置に送信する。この命令に従って通信端末装置が新た
な情報を付加した累積情報を送信してくることにより、
上記動作が繰り返され、このようにして通信端末装置に
よって付加された情報を蓄積した累積情報が、サーバ装
置へ送信されてくる。それから、ID情報送信命令作成
手段が通信端末装置に対して通信端末に係るID情報の
送信を要求するID情報送信命令を作成し、また、確定
情報送信命令作成手段が通信端末装置に対して、累積情
報が確定したものであることを示す確定情報の送信を要
求する確定情報送信命令を作成する。そして、命令・累
積情報送信手段が通信端末装置に対して、上記情報送信
命令とID情報送信命令と確定情報送信命令と上記返送
要求命令と、通信端末から受信した累積情報を通信端末
に送信する。これらの命令に従って、通信端末装置によ
るID情報と確定情報が付加された累積情報を受信する
と、情報記憶手段が受信した累積情報を当該ID情報と
関連づけて記憶する。
【0051】かかる動作により、サーバ装置が通信端末
装置との接続状態が維持できないような通信方法を行っ
ていても、同じ通信端末装置が複数回の通信によって行
った複数の情報の送信に対して、サーバ装置側では同一
の通信端末装置から送信してきた情報であることを認識
して、これらの複数の情報の全てを当該通信端末装置の
ものとして記憶することができる。
【0052】また、このサーバ装置に、通信端末から送
信されてきた累積情報に付加された前記新たな情報に関
連する関連情報を、所定のデータベースへ接続して検索
するデータベースアクセス手段と、検索された関連情報
に基づいて選択肢を作成する選択肢作成手段とを設け、
また、前記送信要求作成手段が作成する情報送信命令
を、当該選択肢の内の1以上の選択項目を新たな情報と
して累積情報に付加した新たな累積情報の送信を要求す
る命令とし、前記命令・累積情報送信手段に、情報送信
命令と共に前記選択肢を送信させるようにすれば、通信
端末装置側で累積情報への新規情報の付加を容易に行わ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデータ送信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(c)は本実施の形態に係る通信端末
装置に送信される選択画面の例を示す図であり、(d)
はID情報入力画面の例を示す図であり、(e)は確定
情報入力画面の例を示す図である。
【図3】(a)(b)はURLに予約項目情報が累積す
る状態を示す図である。
【図4】実施の形態に係るデータ送信システムの動作を
示すシーケンス図である。
【図5】データ送信システムの一般的構成を示す図であ
る。
【図6】従来のデータ送信システムの動作を示すシーケ
ンス図である。
【符号の説明】
10 サーバ装置 11 処理部 11a データベースアクセス部 11b 選択肢作成部 12 通信制御部 12a 累積情報返送部 13 情報記憶部 20 通信端末装置 21 累積情報作成部 21a 選択項目付加部 21b 選択項目指示部 22 通信制御部 22a 累積情報送信部 23 ID情報付加部 24 確定情報付加部 25 CRT 26 タッチパネル 27 キーボード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ装置と複数の通信端末装置とより
    構成され、サーバ装置と個々の通信端末装置とが断続的
    に接続される通信システムにおいて、1つの通信端末装
    置から2以上の情報を分けてサーバ装置へ送信するデー
    タ送信方法であって、 情報送信ステップと、情報返信ステップと、確定情報送
    信ステップと、確定情報受信ステップを有し、 情報送信ステップは、通信端末装置からサーバ装置へ、
    情報返信ステップにおいて返信されてきた累積情報に、
    さらに新たな情報を付加して送信するステップであり、 情報返信ステップは、累積情報を受信したサーバ装置
    が、付加された前記新たな情報に係る処理を行い、当該
    処理の結果と共に、情報送信ステップによって送信され
    てきた累積情報を前記通信端末装置に返信するステップ
    であり、 確定情報送信ステップは、前記通信端末装置からサーバ
    装置へ累積情報と共に累積情報を確定させるための情報
    と、当該通信端末装置に係るID情報とを送信するステ
    ップであり、 確定情報受信ステップは、累積情報を確定させるための
    情報を受信したサーバが前記累積情報とID情報とを関
    連づけて記憶するステップであるデータ送信方法。
  2. 【請求項2】 前記情報返信ステップにおける処理が、
    付加された新たな情報に基づく検索および、検索結果に
    基づく選択肢の作成であって、前記処理の結果が当該選
    択肢であり、 前記情報送信ステップにおける新たな情報が、情報返信
    ステップによって送信されてきた選択肢の選択情報であ
    る請求項1記載のデータ送信方法
  3. 【請求項3】 通信端末装置とサーバ装置よりなるデー
    タ通信システムであって、 通信端末装置は、 累積情報に新たな情報を付加して新たな累積情報を作成
    する累積情報作成手段と、 累積情報に当該通信端末に係るID情報を付加するID
    情報付加手段と、 ID情報の付加された累積情報にさらに確定情報を付加
    する確定情報付加手段と、 累積情報をサーバ装置に送信する累積情報送信手段とを
    有し、 サーバ装置は、 通信端末装置から送信されてきた累積情報に含まれる前
    記新たな情報に係る所定の処理を行う処理手段と、 前記処理手段による処理の結果と共に、前記通信端末装
    置から送信されてきた累積情報を返送する累積情報返送
    手段と、 通信端末装置から送信されてきたID情報と確定情報が
    付加された累積情報を当該ID情報と関連付て記憶する
    情報記憶手段とを有するデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバ装置は、 前記処理手段が、 前記新たな情報に対する関連情報を所定のデータベース
    へ接続して検索するデータベースアクセス部と、 前記処理の結果として、検索された関連情報を基に選択
    肢を作成する選択肢作成部とよりなり、 前記通信端末手段は、 前記累積情報作成手段が、 前記累積情報返送手段から返送されてきた、前記選択肢
    の1以上の選択項目を通信端末の使用者の指示により選
    択する選択項目指示部と、 選択された選択項目を新たな情報として累積情報に付加
    して新たな累積情報を作成する選択項目付加部とよりな
    る請求項3記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 通信端末装置に対して情報の送受信を行
    うサーバ装置であって、 通信端末装置に対して累積情報に新たな情報を付加した
    新たな累積情報の送信を要求する情報送信命令を作成す
    る情報送信要求作成手段と、 通信端末装置に対して通信端末に係るID情報の送信を
    要求するID情報送信命令を作成するID情報送信命令
    作成手段と、 通信端末装置に対して、累積情報が確定したものである
    ことを示す確定情報の送信を要求する確定情報送信命令
    を作成する確定情報送信命令作成手段と、 通信端末装置に対して累積情報の返送を要求する返送要
    求命令を作成する返送要求命令作成手段と、 通信端末装置に対して、上記情報送信命令とID情報送
    信命令と確定情報送信命令の中の少なくとも1つと、上
    記返送要求命令と、通信端末から受信した累積情報を通
    信端末に送信する命令・累積情報送信手段と、 通信端末から累積情報と共にID情報と確定情報を受信
    した場合には、受信した累積情報を当該ID情報と関連
    づけて記憶する情報記憶手段とを有するサーバ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のサーバ装置は、さらに、 通信端末から送信されてきた累積情報に付加された前記
    新たな情報に関連する関連情報を、所定のデータベース
    へ接続して検索するデータベースアクセス手段と、 検索された関連情報に基づいて選択肢を作成する選択肢
    作成手段とを有し、 前記送信要求作成手段が作成する情報送信命令が、当該
    選択肢の内の1以上の選択項目を新たな情報として累積
    情報に付加した新たな累積情報の送信を要求する命令で
    あり、 前記命令・累積情報送信手段が、情報送信命令と共に前
    記選択肢を送信するサーバ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004024607A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Konami Co Ltd サーバ装置及びプログラム

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