JP2016224578A - SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法 - Google Patents

SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016224578A
JP2016224578A JP2015108086A JP2015108086A JP2016224578A JP 2016224578 A JP2016224578 A JP 2016224578A JP 2015108086 A JP2015108086 A JP 2015108086A JP 2015108086 A JP2015108086 A JP 2015108086A JP 2016224578 A JP2016224578 A JP 2016224578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saas
data
predetermined
cooperation
api
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015108086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6440571B2 (ja
Inventor
関口 知紀
Tomonori Sekiguchi
知紀 関口
吉田 功
Isao Yoshida
功 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015108086A priority Critical patent/JP6440571B2/ja
Publication of JP2016224578A publication Critical patent/JP2016224578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6440571B2 publication Critical patent/JP6440571B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図る。【解決手段】SaaS間データ連携支援システム1において、インターフェイスDB151を保持する記憶装置と、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組をインターフェイスDB151に基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置200に出力し、当該組について連携設定の要求を受けた場合、SaaS間でのデータ連携処理に対応した所定アルゴリズムの実行結果を取得するAPIに、該当組を連携対象のSaaS群と規定する所定情報を付与し、連携APIとして記憶装置に格納する演算装置を含む構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法に関するものであり、具体的には、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図る技術に関する。
クラウドコンピューティングの普及に伴い、SaaS(Software as a Service)の形
態で提供されるシステムの利用が拡大している。そうしたSaaSのユーザは、システム用のIT資産に関する導入・管理等の業務から解放されることとなる。
一方、SaaSの形態か否かに関わらず、互いにデータの利用関係がある複数のシステムに関しては、データモデルやデータ形式の違いを吸収するシステム間連携の仕組みが必要になってくる。従来のごとく、システムがユーザ施設等で構築・運用される、いわゆるオンプレミスの形態となっている場合、ユーザサイドでシステム間連携の仕組みを構築していた。
他方、システムがSaaSとして提供されている場合、システム間連携を図るにあたり、SaaS間連携の仕組みを用意する必要がある。こうした仕組みに対応する従来技術としては、SaaSが提供するAPIをつないでSaaS間連携を実現する技術(特許文献1参照)などが提案されている。
ところで上で述べてきたSaaSは、そのユーザからすれば導入と利用が迅速・容易であるとのメリットを感じる対象である。このことは、SaaSの提供事業者からしてみると、様々なSaaSをユーザのニーズに応じて迅速に提供、改廃し、非常に効率的な事業展開を行う必要性に結びつく。そこで近年では、SaaSの提供事業者に、SaaS事業のための基盤を提供する基盤事業者(非特許文献1参照)が出現している(以降、SaaS基盤事業者)。このSaaS基盤事業者は、アプリケーション実行のためのITリソース、ユーザから利用代金を回収する課金、ユーザ管理、およびユーザ認証などといった、SaaS事業に必要な各種の基盤機能を提供する。また、SaaS基盤事業者は、自身のSaaS基盤の利用者たるSaaSの提供事業者を、ユーザに紹介するマーケットプレイスもネットワーク上で提供する。この場合のユーザは、そのマーケットプレイスにてSaaSの検索を行い、自身の業務等に応じた所望のSaaSを特定し、提供事業者と利用契約を結ぶこととなる。
US2013/0275265
"Putting the Cloud Within Reach −− How Service Provider Can Succeed with Business Application Marketplaces" (http://info.appdirect.com/resources/how−service−providers−can−succeed−with−business−application−marketplaces, 2015/03/26)
広く普及した、或いは著名なSaaS同士の間では、APIを介した連携が実現されている場合もある。しかしながら、どのSaaS間を連携させるかは、SaaS基盤事業者、或いはSaaSの提供事業者の決定事項であり、各ユーザの希望や意向が反映されるとは限らない。そのため多くの場合、ユーザが望むSaaS間での連携を確立するには、該当SaaS間でのデータ形式等の相違を吸収するためのシステム開発が必要となってしまう。こうしたシステム開発は複雑でコストがかかることが一般的であり、ユーザの大きな負担となっている。
また、ユーザが、上述したSaaSのマーケットプレイスで所望のSaaSを検索する場合、SaaS間での連携可否、すなわちデータ形式の整合性等について参考となる情報は提示されない。従って、SaaS間の連携を図る際のコストや手間について考慮出来ないまま、SaaS選定を進める事態となる。その場合、上述のシステム開発のコストや手間は益々増大し、ユーザの負担も過大となる恐れがある。
そこで本発明の目的は、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図る技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明のSaaS間データ連携支援システムは、各SaaSにおけるデータ入出力のインターフェイスに関する情報を格納したインターフェイスDBを保持する記憶装置と、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、SaaS間でのデータ連携処理に対応した所定アルゴリズムの実行結果を取得するAPIに、前記組を連携対象のSaaS群と規定する所定情報を付与し、連携APIとして記憶装置に格納する処理を実行する演算装置とを含むことを特徴とする。
また、本発明のSaaS間データ連携支援方法は、各SaaSにおけるデータ入出力のインターフェイスに関する情報を格納したインターフェイスDBを保持する記憶装置を備えたコンピュータシステムが、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、SaaS間でのデータ連携処理に対応した所定アルゴリズムの実行結果を取得するAPIに、前記組を連携対象のSaaS群と規定する所定情報を付与し、連携APIとして記憶装置に格納する処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図ることが可能となる。
第1実施形態のSaaS間データ連携支援システムを含むネットワーク構成例を示す図である。 第1実施形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態における契約DBのデータ構造例を示す図である。 第1実施形態におけるSaaS情報DBのデータ構造例を示す図である。 第1実施形態におけるSaaSインターフェイスDBのデータ構造例を示す図である。 第1実施形態における連携DBのデータ構造例を示す図である。 第1実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例1を示すフロー図である。 第1実施形態における画面例1を示す図である。 第1実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例2を示すフロー図である。 第1実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例3を示すフロー図である。 第1実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例4を示すフロー図である。 第2実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例5を示すフロー図である。 第3実施形態におけるSaaS間データ連携支援システムを含むネットワーク構成例を示す図である。 第3実施形態におけるゲートウェイDBのデータ構造例を示す図である。 第4実施形態における連携DBのデータ構造例を示す図である。
−−−第1実施形態−−−
以下に本発明の第1実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、第1実施形態のSaaS間データ連携支援システム1を含むネットワーク構成図である。図1に示すSaaS間データ連携支援システム1は、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図るコンピュータシステムである。
この第1実施形態にて例示するSaaS間データ連携支援システム1は、図1におけるネットワーク構成のうち、連携ゲートウェイ100、SaaS連携マーケットプレイスサーバ130、およびサーバ連携管理サーバ150から構成する形態とする。但し、最小構成としては、連携ゲートウェイ100とサーバ連携管理サーバ150となる。また、こうしたサーバ群でシステムを構成するとしたが、各サーバの機能が一体のサーバ装置に実装されているとしてもよく、その形態を限定しない。
こうしたSaaS間データ連携支援システム1のうち、SaaS基盤事業者が運営、管理する対象、すなわち基盤側環境が、互いにネットワーク30で結ばれた、連携ゲートウェイ100、SaaSマーケットプレイスサーバ130、サーバ連携管理サーバ150、およびSaaSサーバ170である。一方、SaaSのユーザが利用する端末がユーザ端末200となる。両者の環境はインターネットなどのネットワーク20でもって接続される。
基盤側環境に存在するSaaSマーケットプレイスサーバ130は、ユーザとの契約に関する情報を保持する契約DB131と、各SaaSに関する各種情報を保持するSaaS情報DB133とを、その記憶装置に格納している。また、SaaSマーケットプレイスサーバ130は、ネットワーク20、連携ゲートウェイ100、およびネットワーク30を介して、ユーザ端末200によるSaaS検索の要求を受けて、ユーザ所望のSaaSに関する情報をSaaS情報DB133から特定し返信するポータル機能部132を保持している。なお、上述の契約DB131には、ユーザすなわち契約者ごとの、契約中SaaSの利用に際して必要となる認証情報、および該当サーバの利用に伴う課金情報も含むものとする。
また、SaaS連携管理サーバ150は、基盤側環境を利用してユーザ端末200に提供される各SaaSのインターフェイスに関する情報を保持するSaaSインターフェイスDB151と、データ連携を実施するSaaSの組み合わせとインターフェイスに関す
る情報を保持する連携DB152とを、その記憶装置に格納している。また、SaaS連携管理サーバ150は、SaaSインターフェイスDB151に各SaaSのインターフェイス情報を登録するインターフェイス登録部153、連携可能なSaaSの組み合わせを発見する連携SaaSディスカバリ部154、および、ユーザに指定されたSaaS間連携に関する情報を連携DB152に登録する連携登録部155を保持している。
また、SaaSサーバ170は、ネットワーク30、連携ゲートウェイ100、およびネットワーク20を介して、ユーザ端末200に対してSaaS形態で提供されるアプリケーションを実際に実行するサーバ装置である。この図1で例示するSaaSサーバ170では、SaaS1(171)、SaaS2(172)、およびSaaS3(173)が、実行される形態の例を示している。図1では、SaaSサーバ170を1台のサーバ装置として図示しているが、複数台のサーバ装置で構成するとしてもよい。
また、連携ゲートウェイ100は、SaaS間の連携処理を実行するアルゴリズム(データ連携部112)を起動する連携APIの提供と、連携APIを通じて該当SaaS間でのデータ連携処理とその結果の取得処理を実行するサーバ装置である。この連携ゲートウェイ100の保持するAPI作成部111は、SaaS連携管理サーバ150の連携登録部155の指示を受けて、データ連携部112を呼び出すための連携APIを作成し、これを連携DB152(SaaS連携管理サーバ150)に格納処理する。一方、データ連携部112は、作成された連携API経由で呼び出され、SaaS連携管理サーバ150の連携DB152が保持する情報を取得して、データ連携させるSaaSの間でデータの取得と送信処理を実行する。なお、上述の連携APIはWebAPIを想定する。このWebAPIは、HTTPを利用してネットワーク越しに所定処理を実行させ、その結果を受け取るAPIである。当該実施形態におけるWebAPIたる連携APIは、データ連携部112が所在するURL、具体的には、連携ゲートウェイ100におけるデータ連携部112の起動プログラム等が格納されたアドレスを示すURL(例えば、“http://www.abcdefg.com/api/l/C1.json”)であり、データ連携させるSaaS群を一意に特定する識別情報(上述の例では、“C1”)を付帯するものとなる。この識別情報が、データ連携対象の組たるSaaS群を一意に示し、連携APIにおけるリクエストコードとなる。
一方、SaaS利用者たるユーザが用いるユーザ端末200は、一般的なPCであって、利用するSaaSにアクセスするためのブラウザ210、連携ゲートウェイ100の連携APIを呼び出して実行する業務プログラム211を備えている。
−−−ハードウェア構成−−
続いて、上述のSaaS間データ連携支援システム1を構成する各装置のハードウェア構成例について示す。この装置は、上述のユーザ端末200、連携ゲートウェイ100、SaaSマーケットプレイスサーバ130、SaaS連携管理サーバ150、SaaSサーバ170である。図2は、第1実施形態における情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態における情報処理装置は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置11、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ13、記憶装置11に保持されるプログラム12をメモリ13に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPUなどの演算装置14、データの入出力を担う入出力装置15、ネットワークと接続し他装置との通信処理を担う通信装置16、を備える。なお、記憶装置11内に備わるプログラム12を演算装置14が実行することで、該当各装置として必要な機能部を実装することとなる。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態のSaaS間データ連携支援システム1が用いるテーブルにおけるデ
ータ構造例について説明する。図3は第1実施形態における契約DB131のデータ構造例を示す図である。図3に例示する契約DB131は、各ユーザにおけるSaaSの契約情報を保持するデータベースであって、ユーザが所属する組織(例:企業)を識別するための契約者ID211をキーとして、その契約者が契約中のSaaSを一意に示す契約SaaS名212、その契約中SaaSを契約者が利用する際の認証処理に必要となる認証情報213(例:ID、パスワードのセット)、および、その契約中SaaSの利用状況に応じた該当契約者に関する課金額214、といった値を対応付けされたレコードの集合体となっている。図3の契約DB131では、契約者ID「カンパニ1」の組織が契約中のSaaSは、「SaaS1」と「SaaS2」であり、「SaaS1」に関する当月課金額が「¥185,380」、「SaaS2」に関する当月課金額が「¥5,200」であり、契約者ID「カンパニ2」の組織が契約中のSaaSは、「SaaS1」であり、この「SaaS1」に関する当月課金額が「¥70,570」である例を示している。
図4は第1実施形態におけるSaaS情報DB133のデータ構造例を示す図である。図4で例示するSaaSインターフェイスDB151は、SaaSマーケットプレイスサーバ130のポータル機能部132によってユーザ端末200に提供する、SaaS基盤事業者が提供可能なSaaSに関する各種情報を保持したデータベースである。このSaaS情報DB133は、SaaS名215をキーとして、そのSaaSが提供する業務を一意に示す対応業務216、および該当SaaSの利用に応じて請求される単位料金217、といった値を対応付けされたレコードの集合体となっている。
図5は第1実施形態におけるSaaSインターフェイスDB151のデータ構造例を示す図である。このSaaSインターフェイスDB151は、SaaS基盤事業者の基盤で実行するSaaSの、データ連携に関するインターフェイス情報を保持するデータベースである。ここで、データ連携に関するインターフェイスとは、SaaSが保持しているデータの取得(エクスポート)と、外部からのデータの登録(インポート)の2種類に対応するURL(つまり該当SaaSでのデータ入出力用のアドレス=インターフェイス)となる。
図5で例示するSaaSインターフェイスDB151は、SaaS名311をキーとして、インターフェイス種別312、インターフェイスのURL313、およびデータフォーマット314といった値を対応付けされたレコードの集合体となっている。
このうちインターフェイス種別312は、エクスポートとインポートの区別を示す値である。また、データフォーマット314とは、インターフェイス種別が「エクスポート」の場合はインターフェイスが出力するファイルのフォーマット、インターフェイス種別が「インポート」の場合はインターフェイスが受け付け可能な入力ファイルのフォーマットである。具体的には、データフォーマット314は、著名なアプリケーションの名前等に対応する。なお、図5で例示するインターフェイスURL313は、説明の簡便化のため「URL11」などと簡略化しているが、実際には“http://www.abcdefg.com/s-serv/saas1/exp”といった値になっている。
図6は第1実施形態における連携DB152のデータ構造例を示す図である。図6に例示する連携DB152は、ユーザに連携するよう指定された各SaaSのインターフェイスの組み合わせと、データ連携処理を起動する連携APIの情報を格納したデータベースである。
図6で例示する連携DB152は、SaaS間データ連携の設定を指示したユーザたる組織を一意に示すカンパニ名321、データ連携処理の関数等を起動させる連携APIの識別情報を示す連携API322、データ連携させるSaaSのうちデータ取得対象とな
るSaaSを一意に示すエクスポートSaaS323、このエクスポートSaaSからデータを取得するAPIたるURLを示すエクスポートAPI324、エクスポートSaaSから取得したデータの送信先になるSaaSを一意に示すインポートSaaS325、このインポートSaaSにデータをインポートするAPIたるURLを示すインポートAPI325、の各値を対応付けされたレコードの集合体となっている。
このうち連携API322の値は、エクスポートSaaS「SaaS1」およびインポートSaaS「SaaS2」を連携対象のSaaS群として規定する情報として、「C1」を含んでいる。すなわち、この「C1」は、「SaaS1」および「SaaS2」からなるSaaS群に関するデータ連携処理に対応したリクエストコードとなる。
−−−フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するSaaS間データ連携支援方法に対応する各種動作は、SaaS間データ連携支援システム1の各情報処理装置らがメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図7は、本実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例1を示すフロー図である。ここではまず、SaaS基盤事業者で管理する各SaaSに関して、そのインターフェイスをSaaSインターフェイスDB151に登録する処理について説明する。こうした処理は、SaaS連携管理サーバ150のインターフェイス登録部153が実行する処理となる。
ここで、例えばSaaS提供事業者が、所定の情報処理装置を介してSaaSマーケットプレイスサーバ130にアクセスし、SaaSに関する情報登録を要求してきたとする。この場合、SaaSマーケットプレイスサーバ130のポータル機能部132は、上述の情報処理装置に対してインターフェイス登録画面410(図8)を返し、この画面を介して、所定のSaaSに関する情報入力を受け付けることとなる。
SaaS提供事業者は、情報処理装置によってこの画面410を閲覧し、当該画面410にて、該当SaaSのエクスポート、インポートの各インターフェイスのURL、そのインターフェイスが対応しているデータフォーマット、といった各値を入力し、登録ボタン411を押下する。これを受けた情報処理装置は、画面410での入力値をSaaSマーケットプレイスサーバ130に対して返す。
一方、SaaSマーケットプレイスサーバ130のポータル機能部132は、上述の登録ボタン411の押下を受けて、SaaS連携管理サーバ150のインターフェイス登録部153を起動する。このインターフェイス登録部153は、上述のSaaS提供事業者が画面410で入力した各値(SaaS名、インターフェイスの種別、そのURL、データフォーマット)を取得し(ステップ401)、これをSaaSインターフェイスDB151に登録する(ステップ402)。なお、1つのSaaSに対して複数のインターフェイスを登録できるものとする。
既に述べたが、図3のSaaSインターフェイスDB151は、「SaaS1」に関して、インターフェイスURLが「URL11」、データフォーマットが「フォーマット1」であるエクスポートAPIと、インターフェイスURLが「URL12」、データフォーマットが「フォーマット1」であるインポートAPIが登録されたことを示している。また同様に、「SaaS2」に関して、インターフェイスURLが「URL21」、データフォーマットが「フォーマット1」であるエクスポートAPIと、インターフェイスU
RLが「URL22」、データフォーマットが「フォーマット1」であるインポートAPIが登録されたことも示している。この2つのSaaS、すなわち「SaaS1」、「SaaS2」は、データフォーマットがいずれも「フォーマット1」で共通し、エクスポートAPI、インポートAPIを介してデータ連携可能であることを示している。
−−−フロー例2−−−
次に、SaaS基盤事業者が提供するSaaSの内、データ連携可能なSaaSの組み合わせを発見する処理について図に基づき説明する。図9は、本実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例2を示すフロー図である。このフローの処理は、SaaS連携管理サーバ150における連携SaaSディスカバリ部154が実行するものとする。また、この連携SaaSディスカバリ部154は、例えばSaaSのユーザがユーザ端末200を操作して、SaaSマーケットプレイスサーバ130のポータル機能部132に対してログインした際に、ポータル機能部132がユーザ端末200に提供する画面に、データ連携可能なSaaSの組み合わせを表示すべく、呼び出されるものとする。
当該フローにおいて、連携SaaSディスカバリ部154は、まず、データ連携可能なSaaSの組み合わせに関する情報を保持する連携候補リストをクリアする(ステップ501)。この処理は、以前行った当該フローに関して得ている連携候補リストを混同使用しないための処理である。また、連携候補リストは、例えばSaaS連携管理サーバ150における所定の記憶装置やメモリに保持されているものとする。
次に、連携SaaSディスカバリ部154は、当該フローを上述のポータル機能部132越しに呼び出しているユーザのカンパニIDを、ポータル機能部132が保持するログイン時のセッション情報等から取得し、このカンパニIDで契約されているSaaSのリストを契約DB131から取得する(ステップ502)。
続いて連携SaaSディスカバリ部154は、上述のステップ502で取得した各SaaSについて、以下のステップ503〜ステップ508を実行するものとする。すなわち、連携SaaSディスカバリ部154は、ステップ502で得たリストから、IDの昇順など所定基準で選択したSaaS(ここでは、SaaS_Xとする)について、エクスポートAPIの登録有無を、SaaSインターフェイスDB151の該当SaaSに関するレコードにてチェックする(ステップ504)。具体的には、該当SaaSのレコードのうち、インターフェイス種別312が「エクスポート」のレコードが存在するか判定することで当該チェックが実行出来る。
この判定の結果、エクスポートAPIが登録されていなかった場合(ステップ503:NO)、連携SaaSディスカバリ部154は、上述のリスト中の別のSaaSを上述の所定基準で選択し、当該選択したSaaSに関して同様のステップ503を実行する。
他方、上述の判定の結果、エクスポートAPIが登録されていた場合(ステップ503:YES)、連携SaaSディスカバリ部154は、上述のステップ502で得ているリスト中の他のSaaS(この場合、SaaS_X以外のSaaS)について、以下のステップを実行する。
すなわち連携SaaSディスカバリ部154は、上述の他のSaaS(例えばSaaS_Y)のうち、そのインポートAPIのデータフォーマットが、SaaS_XにおけるエクスポートAPIのデータフォーマットと同じものが存在するか検索する(ステップ505)。つまり、当該ステップ505では、SaaS_XとSaaS_Yについて、両者が同じフォーマットによるデータのエクスポートとインポートに対応しているかを調べてい
る。
上述の判定の結果、上述の他のSaaS(例えばSaaS_Y)のうち、そのインポートAPIのデータフォーマットが、SaaS_XにおけるエクスポートAPIのデータフォーマットと同じものが存在しなかった場合(ステップ505:NO)、連携SaaSディスカバリ部154は、ステップ505に処理を戻し、更に別のSaaSのインポートAPIに関して同様の処理を再実行する。
他方、上述の判定の結果、上述の他のSaaS(例えばSaaS_Y)のうち、そのインポートAPIのデータフォーマットが、SaaS_XにおけるエクスポートAPIのデータフォーマットと同じものが存在した場合(ステップ505:YES)、連携SaaSディスカバリ部154は、上述のSaaS_XおよびSaaS_Yの組と、ステップ505で発見したエクスポートAPIおよびインポートAPIの組み合わせが、連携DB152に既に登録されていないか判定する(ステップ506)。
この判定の結果、該当の組合せが連携DB152に既に登録されていた場合(ステップ506:NO)、連携SaaSディスカバリ部154は、処理をステップ505に戻し、更に別のSaaSについて同様の処理を再実行する。
他方、上述の判定の結果、該当の組合せが連携DB152に既に登録されていなかった場合(ステップ506:YES)、連携SaaSディスカバリ部154は、上述のユーザの所属組織が未使用の、SaaS間のデータ連携の組み合わせを発見したと認識し、発見したSaaSおよびAPIの各組み合わせを連携候補リストに追加し、上述のステップ503に処理を戻して、リスト中の別のSaaSに関する同様の処理を実行する(ステップ507)。
以上の処理により、連携候補リストには、ユーザの所属組織が利用しているSaaSの中で、その時点で利用されていないSaaS間のデータ連携の組み合わせが保持されていることになる。例えば、SaaSインターフェイスDB151が図3の状態の時点で、カンパニ名「カンパニ1」のユーザの権限下でSaaS連携ディスカバリ部154が実行されると、「SaaS1」のエクスポートと「SaaS2」のインポート、「SaaS2」のエクスポートと「SaaS1」のインポートが連携可能である、と連携候補リストに出力されることになる。さらに、連携DB152が図3の状態の場合には、「SaaS1」のエクスポートと「SaaS2」のインポートは連携済みであるので、「SaaS2」のエクスポートと「SaaS1」のインポートが連携候補リストに出力される。連携SaaSディスカバリ部154の呼び出し側は、ポータル機能部132などによりこの情報をユーザのユーザ端末200に提供することで、SaaS間のデータ連携の利用を促すことができる。
−−−フロー例3−−−
次に、上述のフロー例2で発見されたSaaSの組み合わせ、すなわち連携候補リストの中から、ユーザがユーザ端末200にて指定した組み合わせについて連携APIを生成する処理について説明する。図10は、本実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例3を示すフロー図である。このフローの各処理は、SaaS連携管理サーバ150における連携登録部155が実行するものとする。連携登録部155は、SaaSマーケットプレイスサーバ130のポータル機能部132から呼び出されるものとする。
このフローの開始に際し、連携登録部155は、上述の連携候補リストに基づいてユーザがユーザ端末200にてデータ連携対象たるSaaS群について指定した、データを出
力するSaaS名とそのAPIであるURL、出力されたデータを受け付けるSaaS名とその受付APIであるURL、の各情報を入力として受けたものとする。
ここで連携登録部155は、まず、ユーザ端末200から受けた2つのSaaSの間で、データ連携を実行するAPIたるURLを生成する(ステップ601)。このURL生成は、例えば、データ連携処理を実行するデータ連携部112の起動プログラムが所在するURLに対し、ユーザ端末200から連携対象として指定されているSaaS群を規定する所定情報を付与する処理となる。
次に、連携登録部155は、上述のようにユーザ端末200から指定されたSaaS群の各情報と、ステップ601で生成したURL(連携URLのID)とを、連携DB152に登録する(ステップ602)。
最後に、連携登録部155は、生成した連携URLのIDと、当該連携登録部155を呼び出したユーザが所属する組織名(カンパニ名)を認証情報から取得し、それらを連携ゲートウェイ100のAPI作成部111に通知し、連携URLの作成を指示する(ステップ603)。上述の認証情報は、SaaSマーケットプレイスサーバ130などから取得可能であるとする。なお、これを受けるAPI作成部111は、連携登録部155からの上述の連携URLの作成指示を受け、指定された連携URLに対して、指定されたカンパニ名のユーザとして認証されている処理からアクセスがあった場合に、連携登録部155を実行するように、連携ゲートウェイ100におけるWebAPIを所定アルゴリズムにて構成する。この場合、既に述べたように、連携ゲートウェイ100におけるデータ連携部112の起動プログラム等が格納されたアドレスを示すURL(例えば、“http://www.abcdefg.com/api/l/***”)に、データ連携させるSaaS群を一意に特定する識別情報(上述の例では、“C1”)を付帯させることとなる。この連携API(例えば、“http://www.abcdefg.com/api/l/C1”)は、そのIDを「URL_C1」とする。
図3の連携DB152は、カンパニ名「カンパニ1」の組織が、「SaaS1」のデータをエクスポートして「SaaS2」にインポートする連携処理を利用し、その連携処理のAPIすなわち連携APIのIDは、「URL_C1」であることを示している。
−−−フロー例4−−−
次に、連携ゲートウェイ100によるSaaS間データ連携処理について図に基づき説明する。図11は、本実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例4を示すフロー図である。このフローにおける処理は、連携ゲートウェイ100におけるデータ連携部112が実行する。
この場合、連携ゲートウェイ100のデータ連携部112は、連携APIの呼び出し時に起動する。なお、連携APIは、ユーザ端末200のブラウザ210や業務プログラム211から呼び出されることとなる。
当該フローにおいて、データ連携部112は、上述の連携APIのURLへのアクセスがあったときに呼ばれ、そのURLをパラメータとして取得する。URLには、エクスポートAPIに対するパラメータが付与されていてもよいものとする(例えば、HTTP GETの形式)。
まず、データ連携部112は、上述のURLにアクセスしたユーザのカンパニ名を認証情報から取得し、さらに上述の呼び出しを起こした連携APIたるURLを取得する(ステップ701)。
次にデータ連携部112は、連携DB152を参照し、上述で取得したURLに対応する連携情報、具体的にはエクスポートSaaS323、エクスポートAPI324、インポートSaaS325、およびインポートAPI326の各値を取得する(ステップ702)。
次に、データ連携部112は、上述のステップ702で情報を得たエクスポートSaaSに対して、ステップ701で得ている認証情報を用いた認証処理を実施し、更には、エクスポートAPIを呼び出して、エクスポートSaaSからデータを取得する(ステップ703)。データ連携部112にパラメータが与えられている場合は、このパラメータをエクスポートAPIに与える。またデータ連携部112は、インポートSaaSに対して上述同様に認証処理を実施してインポートAPIを呼び出し、ステップ703で取得したデータを送信する(ステップ704)。
以上の実施の形態により、入出力のデータフォーマットが同一のSaaSの組み合わせを発見し、その間でデータの受け渡しを実施する処理を起動する連携APIを定義し、その連携APIをユーザが呼び出すことでSaaS間のデータ受け渡しを実施できる。ユーザはデータ連携のためのシステムを用意する必要なく、SaaS事業者もAPIを登録するだけで、連携可能なSaaSとの連携の自動化できる。
−−−第2実施形態−−−
次に本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、ある組織が利用契約しているSaaSの中からデータ連携可能なSaaSを発見しユーザに提示した。これに対し、第2実施形態では、契約するSaaSを検索しているユーザに対し、そのユーザが現在契約中のSaaSの情報からデータ連携可能なSaaSを抽出し、SaaSの検索結果をデータ連携可能と抽出したSaaSの情報を用いて修飾する方法を示す。
図12は、第2実施形態におけるSaaS間データ連携支援方法の処理手順例5を示すフロー図である。このフローは、或るユーザから指定されたSaaSが、該当ユーザの契約中SaaSとデータ連携可能かどうか判定する処理を示すものである。このフローにおける各処理は、例えば、SaaS連携管理サーバ150の連携SaaSディスカバリ部154が、特定の認証されたユーザの権限で実行するものとなる。またこうしたフローのトリガーは、例えば、ユーザがユーザ端末200を用いて、SaaSマーケットプレイスサーバ130にアクセスし、ポータル機能部132が提供する機能や画面等で、所望条件にてSaaSを検索した動作を想定出来る。
まず、連携SaaSディスカバリ部154は、このフローの結果として特定される、データ連携対象として推薦可能なSaaSのリストである推薦SaaSリストを、これを格納する所定の記憶装置にてクリアする(ステップ801)。
次に連携SaaSディスカバリ部154は、上述したようにSaaSの検索条件等で指定された、特定のSaaSのSaaS名をキーに、SaaSインターフェイスDB151で検索し、該当SaaSに関して、エクスポートまたはインポートのインターフェイスが定義されているか判定する(ステップ802)。
この判定の結果、エクスポートまたはインポートのインターフェイスが定義されていない場合(ステップ802:NO)、連携SaaSディスカバリ部154は、連携可能なSaaSがないと特定し、当該フローを終了する。
他方、上述の判定の結果、エクスポートまたはインポートのインターフェイスが定義されていた場合(ステップ802:YES)、連携SaaSディスカバリ部154は、上述
のSaaS検索の処理を実行しているユーザの所属組織のカンパニ名を、認証情報やセッション情報等から、或いは契約DB131から適宜に取得し、当該カンパニ名で契約されているSaaSのリストを契約DB131から取得する(ステップ803)。ここで取得したSaaSの各々に対して(以下、SaaS_Z)、連携SaaSディスカバリ部154は、ステップ804からステップ806を実行する。
すなわちステップ804において、連携SaaSディスカバリ部154は、当該SaaS_Zのうち、そのインポートAPIのデータフォーマットが、上述のユーザのSaaS検索等で指定されたSaaSのエクスポートAPIのデータフォーマットと同じものが存在するか、SaaSインターフェイスDB151を参照して判定する。
上述の判定の結果、データフォーマットが同じものがSaaS_Zとして存在していた場合(ステップ804:YES)、連携SaaSディスカバリ部154は、推薦SaaSリストに当該SaaS_Zを追加して(ステップ806)、ステップ804に処理を戻し、別のSaaSについての処理を実行する。
他方、データフォーマットが同じものがSaaS_Zとして存在しなかった場合(ステップ804:NO)、連携SaaSディスカバリ部154は、当該SaaS_Zのうち、そのエクスポートAPIのデータフォーマットが、上述のユーザのSaaS検索等で指定されたSaaSのインポートAPIのデータフォーマットと同じものが存在するか、SaaSインターフェイスDB151を参照して判定する(ステップ805)。
上述の判定の結果、データフォーマットが同じものがSaaS_Zとして存在していた場合(ステップ805:YES)、連携SaaSディスカバリ部154は、推薦SaaSリストに当該SaaS_Zを追加して(ステップ806)、ステップ804に処理を戻し、別のSaaSについての処理を実行する。
他方、データフォーマットが同じものがSaaS_Zとして存在しなかった場合(ステップ805:NO)、連携SaaSディスカバリ部154は、処理をステップ804に戻し、別のSaaSについての処理を同様に実行する。
上述のステップ803で取得したSaaSに関するすべての処理(ステップ804〜806)が終了した時点で、連携SaaSディスカバリ部154は、推薦SaaSリストを呼び出して、これをユーザ端末200に出力し処理を終了する。
なお、SaaSマーケットプレイスサーバ130のポータル機能部132は、SaaSの検索処理に図12のフローの各処理を組み込むことで、ユーザが契約中のSaaSとのデータ連携可能性の情報とあわせて、SaaS検索結果を表示できることとなる。この場合、ポータル機能部132は、ユーザ端末200からSaaSの検索条件を受け取り、当該検索条件に合致するSaaSをSaaS情報DB133で検索し、この検索結果に含まれるそれぞれのSaaSに対して図12の処理を実行する。これにより、SaaS検索結果が含む各SaaSについて、ユーザが既に契約中のSaaSとデータ連携可能か判定し、その結果をユーザ端末200に返すことができる。ポータル機能部132は、こうしたデータ連携可能性に関する情報を検索結果とあわせてユーザ端末200に表示することで、当該ユーザが利用しているSaaSと直ぐにデータ連携可能なSaaSに関する情報を効率的に提示できる。
−−−第3実施形態−−−
次に、本発明の第3実施形態について説明する。これまでの実施の形態では、連携ゲートウェイ100をSaaS基盤事業者のサイトに置くことを前提として説明した。この構
成では、データ連携部112が一方のSaaSからデータをエクスポートして取得した時に、このデータがSaaS基盤事業者からアクセス可能な状態となり、セキュリティレベルが低下する懸念がある。第3実施形態では、連携ゲートウェイ100をユーザサイトに配置し、かつ、連携途中のデータを保管するサービスをSaaS基盤事業者が提供することにより、セキュアで、ユーザサイトへの連携ゲートウェイ100導入の負担の少ないSaaS間連携を実現する方法を説明する。
図13は、第3実施形態におけるSaaS間データ連携支援システム1を含むネットワーク構成例を示す図である。第1実施形態のネットワーク構成(図1)とほぼ同様の構成であるが、SaaS連携管理サーバ150に、連携データの保管を受け付ける連携データ保管部901、連携データを保管する領域である連携データ902、ユーザサイトに置く連携ゲートウェイ100の情報を保持するゲートウェイDB904を新たに設けた構成となっている。また、連携ゲートウェイ100は、連携データを連携データ保管部901に預ける際のデータの暗号化・復号化を実行する暗号化部903が備わる。
こうした構成の場合、連携ゲートウェイ100は、パッケージソフトウェアやVM(Virtual Machine)イメージで、SaaS基盤事業者がユーザに提供することを想定する。一方のユーザは、ユーザサイトに連携ゲートウェイ100を導入し、SaaS基盤事業者のSaaS連携管理サーバ150からアクセス可能なようにユーザサイトのネットワークを構成するものとする。こうしたユーザは、SaaS連携管理サーバ150が連携ゲートウェイ100にアクセスするためのネットワークアドレスをSaaS基盤事業者に連絡する。他方、SaaS基盤事業者は、上述のユーザからの連絡を受けて、アドレス情報をゲートウェイDB904に記録するものとする。なお、連携ゲートウェイ100は、ユーザが所属する組織ごとに配備される構成となる。
図14は第3実施形態におけるゲートウェイDB904のデータ構造例を示す図である。図14に例示するゲートウェイDB904は、ユーザの所属組織を一意に示すカンパニ名1001と、当該ユーザが設置した連携ゲートウェイ100にアクセスするためのアドレス情報たるインターフェイスURL1002、の各値が対応付けて保持されたデータベースである。
こうした構成におけるSaaS連携管理サーバ150の連携登録部155の処理は、基本的には第1実施形態の図10のフローと同様である。但し、当該フローのうちステップ603において、連携ゲートウェイ100に連携URLの作成を指示する際の処理が異なる。具体的には、連携登録部155は、当該連携登録部155を呼び出したユーザのカンパニ名を認証情報から取得し、ゲートウェイDB904を参照してそのカンパニ名に対応する連携ゲートウェイ100のインターフェイスURL1002を取得する。また連携登録部155は、そのURLをもって連携ゲートウェイ100のAPI作成部111を呼び出すこととなる。
次に、当該第3実施形態におけるデータ連携部112の処理について説明する。これも、第1実施形態の図11のフローにおける各処理とほぼ同様であるが、連携するデータを一時的にSaaS基盤に預ける点が異なる。
具体的には、ステップ703において、データ連携部112は、該当SaaS間で連携させるデータ、すなわち連携データを暗号化部903に渡して暗号化し、暗号化後の連携データの保管を、SaaS連携管理サーバ130の連携データ保管部901に依頼する。
こうしたデータ保管の依頼を受けた連携データ保管部901は、記憶装置における連携データ902(データ格納用のファイル)にてデータサイズに応じた保存領域を割り当て
、該当連携データを保存する。その際、連携データ保管部901は、連携データを呼び出すためのキーをデータ連携部112に返す。
一方、データ連携部112は、データ連携先のSaaSのインポートAPIを呼び出す前に、上述のデータ保存依頼時に連携データ保管部901から得ているキーを用い、連携データ保管部902から該当連携データを取得し、暗号化部903による復号化処理を実行する。またデータ連携部112は、この復号化処理で得た平文の連携データを、インポートAPIで連携先SaaSに送信する(ステップ704)。
SaaS基盤事業者が連携データにアクセスすることを防ぐには、連携ゲートウェイ100をユーザサイトに配置するだけでよいが、連携ゲートウェイ100が一時的にデータを記録する領域を用意する必要がある。連携ゲートウェイ100をユーザサイトに置く場合、この領域にユーザサイトのリソースを割り当てるとコスト高になる恐れがある。この第3実施形態のように、SaaS基盤事業者がデータ保管のための領域を提供し、ユーザサイトで暗号化したデータを保存するようにすることで、ユーザはデータの漏えいリスクも低減でき、データ保管領域を割り当てるコストも削減できる。
−−−第4実施形態−−−
本発明の第4実施形態では、SaaS間のデータ連携に対して、SaaS基盤事業者が、ユーザやSaaS事業者に課金するための仕組みを説明する。これにより、SaaS基盤事業者はSaaS連携を仲介したことに対する対価を得ることができるようになる。
図15は、第4実施形態における連携DB152のデータ構造例を示す図であり、具体的には、第1実施形態の連携DB152を拡張したDBを示す図である。この拡張とは、それぞれのSaaS間連携の実行回数327を記録するフィールドを設けたことに対応している。
この場合、連携ゲートウェイ100のデータ連携部112は、データ連携処理を完了した際に、この連携DB152における実行回数のフィールド327の値をインクリメントして、それぞれのSaaS間でのデータ連携が何回実行されたかをカウントする。SaaSマーケットプレイスサーバ130の課金処理に対応した所定機能部(例:ポータル機能部132)は、定期的に連携DB152の実行回数のフィールド327の値を監視して、一定期間内の連携処理回数を取得し、その値の大きさに応じた、カンパニ名ごとの課金額を算出する。
この算出の処理は、図4で例示したSaaS情報DB133における、該当SaaSに関する単位料金の値を、実行回数のフィールド327の値に乗算することを想定する。或いは、実行回数のフィールド327の値が、実行回数ではなく、転送データ量である場合、その属性に応じた単位料金の値をSaaS情報DB133で特定して乗算するものとする。いずれにしても、ここで算出した課金額は、上述のポータル機能部132等が、契約DB131(図3)における該当カンパニに関するレコードに格納し、その後に実行する規定の課金処理(該当カンパニの登録金融口座からの引落処理など)に用いられることとなる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図ることが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記演算装置は、所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、SaaS間データ連携の処理自体を当該SaaS間データ連携支援システムで担うことが可能であり、処理の効率化が更に図られる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記演算装置は、前記各SaaSのデータ入出力のインターフェイスに関する情報として、データ入出力のAPIと、当該APIが受付可能なデータフォーマットの情報とを、所定装置より取得し、前記インターフェイスDBに格納する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、例えばSaaS基盤事業者やSaaSの提供事業者などが、提供対象となるSaaSの情報をインターフェイスDBに対して簡便に登録し、以後のSaaS間データ連携処理の対象とすることが可能となる。ひいては、各SaaSについて漏れの無い管理とデータ連携が図られることとなる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記記憶装置は、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBを更に保持するものであり、前記演算装置は、前記SaaSの組を特定するに際し、所定ユーザが契約中のSaaSを前記契約DBで特定し、当該特定した契約中SaaSのうち、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定するものである、としてもよい。
これによれば、契約中の各SaaS間で特段の手間無くデータ連携可能なものを、当該契約の主体たるユーザに明示し、一方、当該SaaS間データ連携支援システムは、それらSaaS間に関してデータ連携設定のユーザ指示をスムーズに受けることが可能となる。ひいてはユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を効率的に図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記記憶装置は、当該SaaS間データ連携支援システムが管理対象とするSaaSに関する情報を格納したSaaS情報DBと、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBと、を更に保持するものであり、前記演算装置は、所定装置から受けたSaaSの検索要求に応じて前記SaaS情報DBで検索を実行し、当該検索結果が示す所定SaaSと、前記検索要求を行ったユーザに関して前記契約DBで特定した契約中SaaSとの間に関して、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通してデータ連携可能か前記インターフェイスDBに基づき判定し、当該判定結果を所定装置に出力する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、例えばユーザが新たに利用を想定しているSaaSに対し、データ連携可能なSaaSを該当ユーザが契約中のSaaSから特定し、ユーザに提示することが可能となる。ユーザとしては、自身のニーズに応じて自在にSaaSの検索を行う中で、契約中SaaSとのデータ連携の可能性に関しても考慮出来るため、データ連携という観点で無駄のないSaaS検索を行える。また、当該SaaS間データ連携支援システムとしても、SaaS検索動作に伴ってデータ連携の観点で適宜な契約中SaaSの提案が可能となり、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の連携を更に効率的に図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記演算装置は、前記インターフェイスDBと、各ユーザが管理する第2の情報処理装置のネットワークアドレスを格納したゲートウェイDBとを保持し、前記組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、該当ユーザに関して前記ゲートウェイDBで第2の情報処理装置のネットワークアドレスを特定して、当該ネットワークアドレスに宛てて前記連携APIの生成指示を通知する第1の情報処理装置と、前記連携APIを保持し、所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を実行するものであり、ユーザ側のネットワーク環境に配置された第2の情報処理装置と、から構成されるとしてもよい。
これによれば、企業等における業務データ等、いわゆる機微な情報をSaaS基盤事業者側ではなくユーザ側で確実に管理することが可能となり、セキュアなデータ管理をSaaS間データ連携に際して実現出来る。ひいては、ユーザ側での開発負担無くSaaS間のセキュアな連携を更に効率的かつ確実に図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記第2の情報処理装置は、前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して前記他方のSaaSに送信するものである、としてもよい。
これによれば、企業等における業務データ等を、データ容量等を迅速かつ自在に拡縮出来るストレージサービス等で簡便に管理することが可能となり、SaaS間データ連携に際してユーザとしてデータ管理のコストおよび手間を大幅に低減出来る。ひいては、ユーザ側での開発負担無くSaaS間のセキュアな連携を更に効率的かつ確実に図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記第2の情報処理装置は、前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを所定アルゴリズムで暗号化し、当該暗号化データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して復号化した後、前記他方のSaaSに送信するものである、としてもよい。
これによれば、企業等における業務データ等、いわゆる機微な情報をSaaS基盤事業者側ではなくユーザ側でセキュアかつ確実に管理することが可能となり、よりセキュアなデータ管理をSaaS間データ連携に際して実現出来る。ひいては、ユーザ側での開発負担無くSaaS間の更にセキュアな連携を更に効率的かつ確実に図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記第2の情報処理装置は、前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該SaaS間データ連携支援システムが管理する、ストーレジサービスに対応した所定SaaSに対して、前記取得した所定データを一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定SaaSより読み出して前記他方のSaaSに送信するものである、としてもよい。
これによれば、企業等における業務データ等を、データ容量等を迅速かつ自在に拡縮出
来るストレージサービスで簡便に管理することが可能となり、SaaS間データ連携に際してユーザとしてデータ管理のコストおよび手間を大幅に低減出来る。ひいては、ユーザ側での開発負担無くSaaS間のセキュアな連携を更に効率的かつ確実に図ることが可能となる。
なお、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記演算装置は、前記所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じて、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を実行した回数を、ユーザ毎にカウントし、当該カウントした回数に応じた課金処理を該当ユーザに関して実行するものであるとしてもよい。
これによれば、SaaS間データ連携に際してユーザから徴収すべき料金について、漏れなく効率良い課金管理が可能となる。ユーザ側でも、自身で負担すべきコストの見通しが容易となり、精度良好な資金管理を効率良いものと出来る。ひいては、ユーザ側での開発等に関する負担無くSaaS間の連携を図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援システムにおいて、前記演算装置は、前記所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じて、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理に際し、処理したデータ量をユーザ毎にカウントし、当該カウントしたデータ量に応じた課金処理を該当ユーザに関して実行するものであるとしてもよい。
これによれば、SaaS間データ連携に際してユーザから徴収すべき料金について、漏れなく効率良い課金管理が可能となる。ユーザ側でも、自身で負担すべきコストの見通しが容易となり、精度良好な資金管理を効率良いものと出来る。ひいては、ユーザ側での開発等に関する負担無くSaaS間の連携を図ることが可能となる。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムが、所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムが、前記各SaaSのデータ入出力のインターフェイスに関する情報として、データ入出力のAPIと、当該APIが受付可能なデータフォーマットの情報とを、所定装置より取得し、前記インターフェイスDBに格納する処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムが、前記記憶装置において、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBを更に保持し、前記SaaSの組を特定するに際し、所定ユーザが契約中のSaaSを前記契約DBで特定し、当該特定した契約中SaaSのうち、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムが、前記記憶装置において、当該SaaS間データ連携支援システムが管理対象とするSaaSに関する情報を格納したSaaS情報DBと、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBと、を更に保持し、所定装置から受けたS
aaSの検索要求に応じて前記SaaS情報DBで検索を実行し、当該検索結果が示す所定SaaSと、前記検索要求を行ったユーザに関して前記契約DBで特定した契約中SaaSとの間に関して、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通してデータ連携可能か前記インターフェイスDBに基づき判定し、当該判定結果を所定装置に出力する処理を更に実行する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムを構成する第1の情報処理装置が、記憶装置において、前記インターフェイスDBと、各ユーザが管理する第2の情報処理装置のネットワークアドレスを格納したゲートウェイDBとを保持し、前記組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、該当ユーザに関して前記ゲートウェイDBで第2の情報処理装置のネットワークアドレスを特定して、当該ネットワークアドレスに宛てて前記連携APIの生成指示を通知し、前記コンピュータシステムを構成し、ユーザ側のネットワーク環境に配置された第2の情報処理装置が、前記連携APIを保持し、所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を実行する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記第2の情報処理装置が、前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して前記他方のSaaSに送信する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記第2の情報処理装置が、前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを所定アルゴリズムで暗号化し、当該暗号化データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して復号化した後、前記他方のSaaSに送信する、としてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記第2の情報処理装置が、前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該SaaS間データ連携支援システムが管理する、ストーレジサービスに対応した所定SaaSに対して、前記取得した所定データを一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定SaaSより読み出して前記他方のSaaSに送信する、としてもよい。
なお、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムが、前記所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じて、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を実行した回数を、ユーザ毎にカウントし、当該カウントした回数に応じた課金処理を該当ユーザに関して実行するとしてもよい。
また、本実施形態のSaaS間データ連携支援方法において、前記コンピュータシステムが、前記所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じて、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理に際し、処理したデータ量をユーザ毎にカウントし、当該カウントしたデータ量に応じた課金処理を該当ユーザに関
して実行するとしてもよい。
1 SaaS間データ連携支援システム
10 情報処理装置
11 記憶装置
12 プログラム
13 メモリ
14 演算装置
15 入出力装置
16 通信装置
20、30 ネットワーク
100 連携ゲートウェイ
111 API作成部
112 データ連携部
130 SaaSマーケットプレイスサーバ
131 契約DB
132 ポータル機能部
133 SaaS情報DB
150 SaaS連携管理サーバ
151 SaaSインターフェイスDB(インターフェイスDB)
152 連携DB
153 インターフェイス登録部
154 連携SaaSディスカバリ部
155 連携登録部
170 SaaSサーバ
171、172、173 SaaS
200 ユーザ端末
210 Webブラウザ
211 業務プログラム
901 連携データ保管部
902 連携データ記憶領域
903 暗号化部
904 ゲートウェイDB

Claims (18)

  1. 各SaaSにおけるデータ入出力のインターフェイスに関する情報を格納したインターフェイスDBを保持する記憶装置と、
    インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、SaaS間でのデータ連携処理に対応した所定アルゴリズムの実行結果を取得するAPIに、前記組を連携対象のSaaS群と規定する所定情報を付与し、連携APIとして記憶装置に格納する処理を実行する演算装置と、
    を含むことを特徴とするSaaS間データ連携支援システム。
  2. 前記演算装置は、
    所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  3. 前記演算装置は、
    前記各SaaSのデータ入出力のインターフェイスに関する情報として、データ入出力のAPIと、当該APIが受付可能なデータフォーマットの情報とを、所定装置より取得し、前記インターフェイスDBに格納する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  4. 前記記憶装置は、
    SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBを更に保持するものであり、
    前記演算装置は、
    前記SaaSの組を特定するに際し、所定ユーザが契約中のSaaSを前記契約DBで特定し、当該特定した契約中SaaSのうち、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  5. 前記記憶装置は、
    当該SaaS間データ連携支援システムが管理対象とするSaaSに関する情報を格納したSaaS情報DBと、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBと、を更に保持するものであり、
    前記演算装置は、
    所定装置から受けたSaaSの検索要求に応じて前記SaaS情報DBで検索を実行し、当該検索結果が示す所定SaaSと、前記検索要求を行ったユーザに関して前記契約DBで特定した契約中SaaSとの間に関して、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通してデータ連携可能か前記インターフェイスDBに基づき判定し、当該判定結果を所定装置に出力する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  6. 前記演算装置は、
    前記インターフェイスDBと、各ユーザが管理する第2の情報処理装置のネットワークアドレスを格納したゲートウェイDBとを保持し、前記組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの
    連携設定の要求を所定装置から受けた場合、該当ユーザに関して前記ゲートウェイDBで第2の情報処理装置のネットワークアドレスを特定して、当該ネットワークアドレスに宛てて前記連携APIの生成指示を通知する第1の情報処理装置と、
    前記連携APIを保持し、所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を実行するものであり、ユーザ側のネットワーク環境に配置された第2の情報処理装置と、
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  7. 前記第2の情報処理装置は、
    前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して前記他方のSaaSに送信するものである、
    ことを特徴とする請求項6に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  8. 前記第2の情報処理装置は、
    前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを所定アルゴリズムで暗号化し、当該暗号化データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して復号化した後、前記他方のSaaSに送信するものである、
    ことを特徴とする請求項6に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  9. 前記第2の情報処理装置は、
    前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該SaaS間データ連携支援システムが管理する、ストーレジサービスに対応した所定SaaSに対して、前記取得した所定データを一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定SaaSより読み出して前記他方のSaaSに送信するものである、
    ことを特徴とする請求項6に記載のSaaS間データ連携支援システム。
  10. 各SaaSにおけるデータ入出力のインターフェイスに関する情報を格納したインターフェイスDBを保持する記憶装置を備えたコンピュータシステムが、
    インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、SaaS間でのデータ連携処理に対応した所定アルゴリズムの実行結果を取得するAPIに、前記組を連携対象のSaaS群と規定する所定情報を付与し、連携APIとして記憶装置に格納する処理を実行する、
    ことを特徴とするSaaS間データ連携支援方法。
  11. 前記コンピュータシステムが、
    所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  12. 前記コンピュータシステムが、
    前記各SaaSのデータ入出力のインターフェイスに関する情報として、データ入出力のAPIと、当該APIが受付可能なデータフォーマットの情報とを、所定装置より取得
    し、前記インターフェイスDBに格納する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  13. 前記コンピュータシステムが、
    前記記憶装置において、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBを更に保持し、
    前記SaaSの組を特定するに際し、所定ユーザが契約中のSaaSを前記契約DBで特定し、当該特定した契約中SaaSのうち、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通するSaaSの組を前記インターフェイスDBに基づき特定する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  14. 前記コンピュータシステムが、
    前記記憶装置において、当該SaaS間データ連携支援システムが管理対象とするSaaSに関する情報を格納したSaaS情報DBと、SaaSのユーザについて、契約中のSaaSに関する情報を格納した契約DBと、を更に保持し、
    所定装置から受けたSaaSの検索要求に応じて前記SaaS情報DBで検索を実行し、当該検索結果が示す所定SaaSと、前記検索要求を行ったユーザに関して前記契約DBで特定した契約中SaaSとの間に関して、インターフェイスにおけるデータフォーマットが互いに共通してデータ連携可能か前記インターフェイスDBに基づき判定し、当該判定結果を所定装置に出力する処理を更に実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  15. 前記コンピュータシステムを構成する第1の情報処理装置が、
    記憶装置において、前記インターフェイスDBと、各ユーザが管理する第2の情報処理装置のネットワークアドレスを格納したゲートウェイDBとを保持し、
    前記組を前記インターフェイスDBに基づき特定して、当該組に関する情報を所定装置に出力し、当該組についてユーザからの連携設定の要求を所定装置から受けた場合、該当ユーザに関して前記ゲートウェイDBで第2の情報処理装置のネットワークアドレスを特定して、当該ネットワークアドレスに宛てて前記連携APIの生成指示を通知し、
    前記コンピュータシステムを構成し、ユーザ側のネットワーク環境に配置された第2の情報処理装置が、
    前記連携APIを保持し、所定装置からの連携APIの呼び出し要求に応じ、前記所定アルゴリズムを実行させ、該当連携APIで規定した前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得し、当該所定データを他方のSaaSに送信する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  16. 前記第2の情報処理装置が、
    前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して前記他方のSaaSに送信する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  17. 前記第2の情報処理装置が、
    前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該所定データを所定アルゴリズムで暗号化し、当該暗号化データを、前記ユーザ側のネットワーク環境外に所在する所定記憶装置に一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定記憶装置より読み出して復号化した後、前記他方のSaaSに送信する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のSaaS間データ連携支援方法。
  18. 前記第2の情報処理装置が、
    前記SaaS群のうち一方のSaaSから所定データを取得した際、当該SaaS間データ連携支援システムが管理する、ストーレジサービスに対応した所定SaaSに対して、前記取得した所定データを一時格納し、前記他方のSaaSに送信するに際し、前記所定SaaSより読み出して前記他方のSaaSに送信する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のSaaS間データ連携支援方法。
JP2015108086A 2015-05-28 2015-05-28 SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法 Active JP6440571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015108086A JP6440571B2 (ja) 2015-05-28 2015-05-28 SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015108086A JP6440571B2 (ja) 2015-05-28 2015-05-28 SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016224578A true JP2016224578A (ja) 2016-12-28
JP6440571B2 JP6440571B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=57748093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015108086A Active JP6440571B2 (ja) 2015-05-28 2015-05-28 SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6440571B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112018001854T5 (de) 2017-04-03 2019-12-24 Teclock Smartsolutions Co., Ltd. Messlösungsdienstleistungssystem
US11366706B2 (en) 2020-03-25 2022-06-21 Kyocera Document Solutions Inc. Data linkage system and API platform
JP2022135828A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 株式会社ストラテジット SaaS連携アプリケーションのマーケットプレイス
US11500357B2 (en) 2017-11-21 2022-11-15 Teclock Smartsolutions Co., Ltd. Measurement solution service providing system
US11580132B2 (en) 2017-02-28 2023-02-14 Teclock SmartSolutionsCo., Ltd. Measurement solution service providing system
US11740939B2 (en) 2020-03-25 2023-08-29 Kyocera Document Solutions Inc. Data linkage system and API platform

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6712039B1 (ja) 2019-07-23 2020-06-17 株式会社コンシェルジュ 対話型入力支援システム及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004164313A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Fujitsu Ltd サービス連携装置
US20110277027A1 (en) * 2010-05-07 2011-11-10 Richard Hayton Systems and Methods for Providing a Single Click Access to Enterprise, SAAS and Cloud Hosted Application
JP2014170307A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Hitachi Systems Ltd サービス連携ハブサービスシステム及びサービス連携ハブサービス方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004164313A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Fujitsu Ltd サービス連携装置
US20110277027A1 (en) * 2010-05-07 2011-11-10 Richard Hayton Systems and Methods for Providing a Single Click Access to Enterprise, SAAS and Cloud Hosted Application
JP2014170307A (ja) * 2013-03-01 2014-09-18 Hitachi Systems Ltd サービス連携ハブサービスシステム及びサービス連携ハブサービス方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
小倉 孝夫: "他社クラウドを含めた安全なデータ・サービス連携方式の提案", 電子情報通信学会技術研究報告 VOL.111 NO.146, vol. 第111巻,第146号, JPN6018043797, 14 July 2011 (2011-07-14), JP, pages 69 - 74, ISSN: 0003914440 *
輪島 章司: "クラウド時代の次世代データセンター", FUJITSU VOL.61 NO.3, vol. 第61巻,第3号, JPN6018043795, 10 May 2010 (2010-05-10), pages 297 - 303, ISSN: 0003914439 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11580132B2 (en) 2017-02-28 2023-02-14 Teclock SmartSolutionsCo., Ltd. Measurement solution service providing system
DE112018001854T5 (de) 2017-04-03 2019-12-24 Teclock Smartsolutions Co., Ltd. Messlösungsdienstleistungssystem
US11500357B2 (en) 2017-11-21 2022-11-15 Teclock Smartsolutions Co., Ltd. Measurement solution service providing system
US11366706B2 (en) 2020-03-25 2022-06-21 Kyocera Document Solutions Inc. Data linkage system and API platform
US11740939B2 (en) 2020-03-25 2023-08-29 Kyocera Document Solutions Inc. Data linkage system and API platform
JP2022135828A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 株式会社ストラテジット SaaS連携アプリケーションのマーケットプレイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP6440571B2 (ja) 2018-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6440571B2 (ja) SaaS間データ連携支援システムおよびSaaS間データ連携支援方法
JP7144117B2 (ja) モデルトレーニングシステムおよび方法および記憶媒体
US9436813B2 (en) Multi-tenancy support for a product that does not support multi-tenancy
US9591088B2 (en) Method and system for collecting and providing application usage analytics
US10496987B2 (en) Containerization of network services
US20150082310A1 (en) Providing configurable bootstrapping of software execution
JP6979264B2 (ja) クラウドサービス提供方法およびシステム
JP5838218B2 (ja) アプリストアシステム及び当該アプリストアシステムを用いたアプリケーションの開発方法
CN108292350B (zh) 支持联合搜索的对受保护字段的自动操作检测
JP5806167B2 (ja) サービス提供システム、サービス計算機、及び端末
JP2016027483A (ja) 情報処理システム、アクセス制御方法、情報処理装置およびその制御方法と制御プログラム
WO2022151888A1 (zh) 数据共享方法及装置
US10958445B1 (en) Attribution of network events pursuant to configuring mobile communication devices
JP6737086B2 (ja) アドレス管理装置、データ管理システム及びプログラム
KR20230092086A (ko) Erp 시스템 연계를 통한 금융 정보 통합 중계 시스템 및 방법과 이를 위한 컴퓨터 프로그램
JP6163170B2 (ja) サービス連携システム、サービス連携装置、端末装置、サービス連携方法及びサービス連携プログラム
KR20220106435A (ko) 가상 데스크탑 인프라 서비스 제공에 따른 사용자 정보 수집 방법 및 시스템
WO2017159067A1 (ja) 情報処理装置およびエージェントシステム
JP2016148966A (ja) 課金情報管理方法及び管理サーバ
JP5790030B2 (ja) サービス稼働情報収集システム及び方法
US9213842B2 (en) Tracing data block operations
JP2001306775A (ja) 電子機器開発システム及び方法
EP3843364B1 (en) Method, device, and apparatus for processing cloud service in cloud system
JP2016051385A (ja) ファイル管理システム、管理サーバ、ファイル管理方法およびコンピュータプログラム
KR20130047438A (ko) 모니터링 및 미터링 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6440571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150