JP2004163212A - 非接触式形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、被測定物の形状を正確に測定することができる非接触式形状測定装置を提供する。
【解決手段】レーザー光源12と、被測定物14に照射されたレーザー光のスポットを撮像する撮像光学系18と、撮像光学系18を介してレーザー光のスポット像の干渉模様を撮す撮像素子20を有する。撮像素子20により捉えたレーザー光干渉模様を基に、被測定物14の形状を演算する計測装置34と、レーザー光を走査する走査装置40,60とを有する。走査装置40は、レーザー光に対して交差する回転軸42を有し、互いに平行な面を有しレーザー光が入射し貫通して入射光と平行な出射光として出て行くガラス板44と、ガラス板44を所定の周期で回転軸42を中心として揺動させるパルスモータ46と、ガラス板44の揺動と同期して撮像素子20により、レーザー光干渉模様を撮して転送する計測装置本体34とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子部品はんだ付け形状等の微小な部位の形状を、光学的に非接触で計測する非接触式形状測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開平6−201341号公報
【特許文献2】特開平7−311025号公報
例えば、各種電子装置等に組み込まれた回路基板に搭載される電子部品は、近年表面実装されるものが多く、その表面実装された電子部品の端子のはんだ付け状態を正確に検査することが求められている。このはんだ付け状態の検査方法として、特許文献1に開示されているように、電子部品端子のはんだ付け状態をカメラで撮影し、その撮像画像を画像処理してはんだフィレットの形状を認識し、はんだ付け状態を判断するものがあった。この場合、はんだ付け部に点光源を等間隔に配置し、その点光源からのスポット光が当てられたはんだフィレット表面をカメラで斜めに撮影し、そのスポット光の形状ではんだ付け状態を判断しているものであった。
【0003】
また、レーザー光を検査対象に照射して、その反射光と照射光との位相差により対象物までの距離を計測し、検査対象の形状を測定する計測方法として、特許文献2に開示するものがあった。この計測方法は、レーザー光を被測定物に対して上方から走査しながら照射し、その反射光と照射光との位相差により距離を求め、被測定物を載せたステージを互いに直交するXY軸方向に移動させて、被測定物の各点での高さを求め、形状を測定するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の特許文献1に開示された技術の場合、カメラで捉える画像は被測定物に対して斜めに見た画像であり、凹凸のあるものの凹部や凸部の陰に隠れた部分は測定できないものであった。また、特許文献2に開示された技術の場合、被測定物からの反射光と照射光とのレーザー光の位相差を求めて、非接触で被測定物の高さを求めているが、この場合も、レーザー光の走査は、被測定物に対して上方のハーフミラーにより所定の角度の範囲でレーザー光を走査している。従って、レーザー光は被測定物に対して常に垂直に照射されるわけではなく、レーザー光は揺動するため、振幅の端に行くほど被測定物に対して斜めに照射され、陰となる部分ができやすいものであった。従って、この場合も、陰となる部分の測定ができないという問題があった。
【0005】
この発明は上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、被測定物の形状を正確に測定することができる非接触式形状測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、半導体レーザー等のレーザー光源と、このレーザー光源から発せられたレーザー光を被測定物に導く出射光学系と、上記被測定物に照射されたレーザー光のスポットを撮像する撮像光学系と、この撮像光学系を介して上記レーザー光のスポット像が通過する干渉部材と、この干渉部材による上記スポット光の干渉模様を撮す撮像素子と、上記撮像素子により捉えた上記レーザー光干渉模様を基に上記被測定物の形状を演算する計測装置と、上記レーザー光のスポットを上記被測定物上で走査する走査装置とを有する非接触式形状測定装置であって、上記走査装置は、上記レーザー光に対して交差する回転軸を有して設けられ互いに平行な面を有し上記レーザー光が上記互いに平行な面に入射し貫通して入射光と平行な出射光として出て行く透明光学部材と、上記透明光学部材を所定の周期で上記回転軸を中心として揺動させる駆動装置と、上記透明光学部材の揺動と同期して上記撮像素子によりレーザー光干渉模様を撮して転送する撮像素子ドライバとを備えた非接触式形状測定装置である。
【0007】
上記透明光学部材の駆動装置はパルスモータである。上記駆動装置と上記撮像素子ドライバは、各々同期して制御する駆動制御装置により制御される。この駆動制御装置は、上記パルスモータの作動量を記憶した作動テーブルを備え、この作動テーブルは、上記撮像素子による撮像範囲と、その撮像範囲での撮像点に関するデータを備え、上記作動テーブルによる情報が上記撮像点に対応した位置で、上記撮像素子を駆動する信号を上記撮像素子ドライバに出力するものである。
【0008】
また、上記透明光学部材は、上記レーザー光に対して交差する上記第一の回転軸と、この第一の回転軸の軸受が設けられた保持部材を軸支するとともに上記第一の回転軸と直交する第二の回転軸により揺動自在に設けられ、上記透明光学部材を上記第一、第二の各回転軸により所定の異なる周期で揺動させる駆動装置を設け、上記レーザー光スポットの走査を、上記透明光学部材の上記第一、第二の回転軸による揺動により2次元の走査を可能としたものである。
【0009】
この発明の非接触式形状測定装置は、透明光学部材の揺動により被測定物に対して真上からレーザー光を照射し、被測定物に対して垂直なレーザー光により計測するものである。レーザー光によるスポットは、撮像光学系及び干渉部材を介して撮像素子に送られ、この撮像素子からの信号を計測装置により高さデータに変換し、さらに画像処理装置で、3次元情報に演算し表示可能とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図6はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の非接触式形状測定装置10は、図4に示すように、レーザーダイオード等のレーザー光源12を有し、このレーザー光源12から発せられたレーザー光Lを被測定物14に導く出射光学系16を備え、被測定物14に照射されたレーザー光Lのスポットを撮像する撮像光学系18と、この撮像されたレーザー光スポットを撮すCCD等の撮像素子20とを備えた計測ヘッド22を有する。計測ヘッド22の撮像素子20で撮像された信号は、計測装置本体34に出力され計測されて、レーザー光スポットの位置情報として出力される。
【0011】
出射光学系16は、レーザー光源12から出射されたレーザー光Lを被測定物14に向けるハーフミラー24と、このハーフミラー24を経たレーザー光Lを被測定物に照射してレーザー光スポットを形成する対物レンズ26等から成る。また、撮像光学系18は、対物レンズ26とハーフミラー24を共用し、ハーフミラー24に入射し透過したレーザー光スポットの像に対して干渉縞を発生させる干渉部材である複屈折結晶28と、複屈折結晶28の両側に配置された偏光板30,32等から成る。
【0012】
この実施形態では、偏光板30、複屈折結晶28、偏光板32を経たレーザー光スポット像は、撮像素子20上で干渉縞を形成する。そして、図1、図5に示すように、撮像素子20による干渉縞の出力は計測装置本体34に出力され、計測装置本体34内で被測定物14の位置が計算される。
【0013】
この高さ位置計測方法は、撮像素子20に入射するレーザー光スポット像は、図5に示すように、偏光板30,32と複屈折結晶28により同心円状の干渉縞模様の像となり、被測定物14から反射するレーザー光スポット像の位相が、被測定物14の高さ位置により異なることを利用している。即ち、被測定物14からの反射光を互いに直交した直線偏光に分け、それを撮像素子20上で重ね合わせることにより生じる干渉縞を利用し、この干渉縞の間隔と数が被測定物の高さ位置により異なることにより、高さを計測する。
【0014】
さらに、この実施形態の非接触式形状測定装置10は、レーザー光Lを被測定物14上で一方向に走査する走査装置40を備えている。走査装置40は、レーザー光Lに対して交差する方向であって水平な方向に対してわずかに傾斜した回転軸42を有して設けられた透明光学部材であるガラス板44と、このガラス板44を揺動させるパルスモータ46とを備える。ガラス板44は、互いに平行な表裏面を有し、レーザー光Lが互いに平行な一面に入射し貫通して他方の面から入射光と平行な出射光として出て行く。このガラス板44は回転軸42に軸支され、回転軸42はパルスモータ46の回転軸に連結されている。ガラス板44はレーザー光Lの光軸に対して直角には配置せず、ガラス面でのレーザー光Lの正反射光が撮像素子20に戻らないようにしている。
【0015】
パルスモータ46は、モータ駆動装置であるパルスモータドライバ48に接続され、所定の周期でガラス板44を揺動運動させる。パルスモータドライバ48は、コンピュータ50に設けられた駆動制御部52に接続され、所定の制御信号により制御される。コンピュータ50は、本体54と、モニタ56とを備え、さらに図示しないCPU、記憶装置等を備えて、計測装置本体22からの撮像信号を演算処理し、モニタ56に画像処理した撮像情報を表示する。
【0016】
さらに、計測ヘッド22は、水平な一方向であって走査装置40の走査方向と直交する方向にレーザー光Lを走査する走査装置60に取り付けられている。走査装置60は、計測ヘッド22を一方向に移動させるもので、計測ヘッド22を保持したリニア摺動装置62と、このリニア摺動装置62を水平方向に移動させるパルスモータ66とを備える。パルスモータ66は、それを駆動するパルスモータドライバ68に接続され、このパルスモータドライバ68も、駆動制御部52に接続されている。
【0017】
次に、この実施形態の非接触式形状測定装置10によるレーザー光Lの走査方法について説明する。この実施形態では、互いに直交する2軸の方向の走査のうち一方向の走査を、パルスモータ46によるガラス板44の揺動により行い、他の方向の走査をパルスモータ66とリニア摺動装置62による計測ヘッド22の移動でレーザー光Lを走査している。
【0018】
ここで、ガラス板44による走査の原理を説明する。図2,図3に示すように、ガラス板44が回転軸42回りに揺動すると、被測定物14に対して垂直に照射されたレーザー光Lは、ガラス板44で屈折して、ガラス板44の傾きにより決まる所定の偏倚量dだけ平行移動する。ガラス板44は両面が互いに平行な面であるので、入射光と出射光は互いに平行である。偏倚量dは、図3に示すように、ガラス板44に対するレーザー光Lの入射角とガラス板44の屈折率により求められる。
【0019】
即ち、ガラス板44の傾きをθ1、レーザー光Lの屈折角をθ2、ガラス板44の厚みをt、ガラス板44の屈折率をNとすると、以下の式が成り立つ。
【0020】
sinθ1=Nsinθ2・・(1)
d=t・sin(θ1−θ2)/cosθ2・・(2)
式(1)、(2)により、被測定物14上でのレーザー光Lの移動量dは、ガラス板44の傾きθ2とレーザー光Lの入射角θ1により定まる。
【0021】
この実施形態の非接触式形状測定装置10の動作作用は、被測定物14の高さ位置の測定に際して、先ず基準位置においてキャリブレーションを行う。そして、コンピュータ50の駆動制御部52からの信号により、パルスモータドライバ48,68が駆動し、パルスモータ46,66が駆動する。このときのパルスモータ46,66の駆動は、駆動制御部52内に記憶されたパルスモータ46,66の作動量の作動テーブル値により駆動される。
【0022】
この作動テーブルは、例えば表1に示すように任意のステップにおいて、パルスモータ46,66駆動パルス数をセットすることができる。パルスモータ46,66の駆動は、一ステップ期間例えば1msec内に、駆動制御部52から指示された駆動パルス数分の角度だけ揺動する。パルスモータ46,66は、1パルス当たりの回動角が、例えば0.36°等に定められており、この駆動パルス数は各ステップ毎に任意に設定することができる。従って、一定の一ステップ期間内に任意の角度だけパルスモータ46,66を各々回動させることができる。さらに、駆動制御部52からのトリガ信号は、各ステップに同期して計測装置本体34に出力され、図示しない撮像素子ドライバをこのトリガ信号により制御する。従って、撮像素子20は、パルスモータ46,66の駆動ステップに同期して、撮像及び読み出しの駆動がなされる。また、計測範囲外では走査を速めトリガ信号をOFFにして撮像素子20の出力をしない。そして、レーザー光Lが計測範囲に入ると、トリガ信号をONにして、撮像素子20の出力を開始すると共に、一ステップのパルス数を少なくして走査速度を落とし分解能を高くすることができる。
【0023】
【表1】
Figure 2004163212
レーザー光Lの走査は、ガラス板44の一方向の1回の揺動により、例えばステップ1からステップiまで走査し、その走査において、ステップ3までは移動を速めるために一ステップ期間内のパルス数を3とする。また、ステップ4から計測を開始するため、解像度を高くするために一ステップ毎にパルスモータ46を一パルス分だけ揺動させる。このとき、撮像素子20は、移動の期間のステップ2,3ではOFFとし、ステップ4から撮像を開始し、各ステップ毎に撮像信号を計測装置本体34に出力する。そして、上記一方向の揺動の端部であるステップiの後、ステップi+1で揺動方向を反転させる。表1では逆方向の移動のパルス数をマイナスとしている。同時に操作位置をパルスモータ66により1パルス分移動させる。これにより、ガラス板44の走査位置から所定の計測点の間隔分だけ平行移動した走査位置で、レーザー光Lの先の走査方向とは逆方向による走査が成される。この間もトリガ信号は各ステップ毎にONしており、各ステップ毎に撮像素子20の撮像信号が計測装置本体34に出力される。さらに、任意のステップi+j及びその周辺の所定の範囲のステップで撮像のためのトリガ信号をOFFにすることもできる。また、上記のようにガラス板44の揺動とリニア摺動装置62によるレーザー光Lの往復動作により、被測定物14の所定の範囲の走査、計測が終了すると、表1に示すように、例えばn+mステップにおいて、一ステップのパルス数を多くして、移動を速め走査を終了または、再度の走査に移行する。
【0024】
従って、駆動制御部52の制御により、撮像素子20及びパルスモータ46,66を駆動して、任意の解像度で任意の計測範囲の測定が可能である。
【0025】
計測した被測定物14の高さデータは、計測装置本体34から一ステップ毎にコンピュータ本体54に送られ、図示しない処理装置により測定範囲のマトリクスデータが演算され記憶され、所定のプログラムに従って画像処理が施され、図6に示すように3次元画像としてモニタ56に表示される。
【0026】
この実施形態の非接触式形状測定装置10による測定結果は、例えば、予め記憶した基準となる形状とのマッチング状態を演算し、所定値以上その計測データが外れている場合は、その被測定物が不良であると判断することができる。この他、この計測データの利用方法は適宜設定し得るものである。
【0027】
この実施形態の非接触式形状測定装置10は、透明光学部材であるガラス板44の揺動により、被測定物14に対して常時真上から垂直にレーザー光Lを照射することができ、被測定物14に対して陰となる部分が生じにくく、正確な計測が可能である。レーザー光Lによるスポット像は、撮像光学系18及び干渉部材である複屈折結晶28等を介して撮像素子20に送られ、正確に高さデータを得ることができる。しかも、装置が簡単であり、所定のテーブルに従ってレーザー光Lの走査を行っているので、処理速度が速い。
【0028】
なお、この発明の非接触式形状測定装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、図7に示すように、透明光学部材であるガラス板44を、レーザー光Lに対して交差する第一の回転軸42と、この第一の回転軸42の軸受が設けられた保持部材70を軸支するとともに第一の回転軸42と直交する第二の回転軸72とにより軸支しても良い。この第一、第二の回転軸42,72により揺動自在に設けられた透明光学部材44は、第一、第二の各回転軸42,72により、例えば回転軸42の1/2周期毎に回転軸72が所定角度揺動するようにして、上記実施形態と同様に、被測定物14の所定の範囲を2次元的に走査することが可能である。この場合の駆動装置は、第一の回転軸42の駆動は上記実施形態と同様のパルスモータ46とパルスモータドライバ48により行なわれ、第二の回転軸72を中心とした駆動は、パルスモータ74とパルスモータドライバ76により行なう。パルスモータドライバ76の制御もコンピュータ50の駆動制御部52に設けられた制御プログラムにより行なわれる。
【0029】
なお、この実施形態の場合、ガラス板44はレーザー光Lに対して直角になる場合があり、ガラス板44の表面での正反射光の撮像素子20への入射を防止するために、表面に反射防止膜を形成すると良い。
【0030】
この実施形態によれば、上記実施形態のリニア摺動装置を設ける必要がなく、より高速での走査が可能となり、しかも装置をよりコンパクトなものとすることができる。
【0031】
【発明の効果】
この発明の非接触式形状測定装置は、簡単な構造で、迅速に正確な計測が可能なもので、特に被測定物に対する陰ができにくく、凹凸のあるものを正確に計測可能となる。また、予め設定したテーブルによりレーザー光の走査を行うようにしたので、より迅速な操作が可能であり、処理速度の速い測定装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の非接触式形状測定装置の概略ブロック線図である。
【図2】この実施形態の計測ヘッドとガラス板の概略正面図(A)と概略側面図(B)である。
【図3】この実施形態の非接触式形状測定装置のガラス板による走査の原理を説明する模式図である。
【図4】この実施形態の非接触式形状測定装置の計測ヘッドの概略を説明する断面図である。
【図5】この実施形態の非接触式形状測定装置の計測原理を説明する模式図である。
【図6】この実施形態の非接触式形状測定装置による測定結果を示す立体斜視図である。
【図7】この発明の他の実施形態の計測ヘッドとガラス板の概略正面図(A)と概略側面図(B)である。
【符号の説明】
10 非接触式形状測定装置
12 レーザー光源
14 被測定物
16,18 光学系
20 撮像素子
22 計測ヘッド
28 複屈折結晶
34 計測装置本体
40,60 走査装置
42,72 回転軸
44 ガラス板
46,66,74 パルスモータ
48,68,76 パルスモータドライバ
50 コンピュータ
52 駆動制御部

Claims (4)

  1. レーザー光源と、このレーザー光源から発せられたレーザー光を被測定物に導く出射光学系と、上記被測定物に照射されたレーザー光のスポットを撮像する撮像光学系と、この撮像光学系を介して上記レーザー光のスポット像が通過する干渉部材と、この干渉部材による上記スポット光の干渉模様を撮す撮像素子と、上記撮像素子により捉えた上記レーザー光干渉模様を基に上記被測定物の形状を演算する計測装置と、上記レーザー光のスポットを上記被測定物上で走査する走査装置とを有する非接触式形状測定装置において、上記走査装置は、上記レーザー光に対して交差する回転軸を有して設けられ互いに平行な面を有し上記レーザー光が上記互いに平行な面に入射し貫通して入射光と平行な出射光として出て行く透明光学部材と、上記透明光学部材を所定の周期で上記回転軸を中心として揺動させる駆動装置と、上記透明光学部材の揺動と同期して上記撮像素子により上記レーザー光干渉模様を撮して転送する撮像素子ドライバとを備えたことを特徴とする非接触式形状測定装置。
  2. 上記透明光学部材の駆動装置はパルスモータであることを特徴とする請求項1記載の非接触式形状測定装置。
  3. 上記駆動装置と上記撮像素子ドライバは、各々同期して制御する駆動制御装置により制御され、この駆動制御装置は、上記パルスモータの作動量を記憶した作動テーブルを備え、この作動テーブルは、上記撮像素子による撮像範囲と、その撮像範囲での撮像点に関するデータを備え、上記作動テーブルによる情報で上記撮像素子を駆動する信号を上記撮像素子ドライバに出力することを特徴とする請求項1記載の非接触式形状測定装置。
  4. 上記透明光学部材は、上記レーザー光に対して交差する上記第一の回転軸と、この第一の回転軸の軸受が設けられた保持部材を軸支するとともに上記第一の回転軸と直交する第二の回転軸により揺動自在に設けられ、上記透明光学部材を上記第一、第二の各回転軸により所定の異なる周期で揺動させる駆動装置を設け、上記レーザー光スポットの走査を、上記透明光学部材の上記第一、第二の回転軸による揺動により2次元の走査を可能としたことを特徴とする請求項1記載の非接触式形状測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010025732A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Mitsutoyo Corp 斜入射干渉計
CN105737755A (zh) * 2014-12-10 2016-07-06 池州学院 一种非接触式异型面检测装置

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