JP2004161368A - ボトル蓋セット - Google Patents

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JP2004161368A
JP2004161368A JP2002364437A JP2002364437A JP2004161368A JP 2004161368 A JP2004161368 A JP 2004161368A JP 2002364437 A JP2002364437 A JP 2002364437A JP 2002364437 A JP2002364437 A JP 2002364437A JP 2004161368 A JP2004161368 A JP 2004161368A
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Akiyoshi Sato
明美 佐藤
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Abstract

【課題】ボルトにボルト蓋を付属させてボトル蓋を探すことなく、ボトルに蓋をすることができるようにする。同時に、ボトル蓋をボトルに付属させるか否かを、使用する人が任意に選択できる手段を提供する。さらには、支持リングを道具無しで簡単に外せる手段を提供して、資源リサイクルの分別に貢献できるボトル蓋セットを提供する。
【解決手段】支持リングに付属させた紐状ベルトを提供し、紐状ベルトの先端部の鍵端子をボトル蓋の錠端子にはめ込んでボトル蓋と支持リングを繋ぐことができることを特徴とする。さらには、支持リングの一部の強度を弱くして、紐状ベルトを強く引くことにより支持リングが切れることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチック製ボトル蓋の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転開口式のボトル蓋においては、開封後のボトル蓋はボトルから切り離されて使用される形態のものが広く用いられている。一方、ボトル蓋をヒンジを介してボトルに付属させるものもいくつか提案されている。
図3は、開封後に蓋がボトルから切り離されて使用される従来の構造を示したものである。図aは開封前の状態であり、ボトル蓋(1)と支持リング(2)は、は多数の結合タブ(4)で接続されて一体となっている。この状態でボトル口に回転しながら差し込んで、図bに示すような開封前の栓をした状態にしている。
開封時には、最初ボトル蓋(1)と支持リング(2)が一体として回転しながら上昇するが、4分の3回転ほどすると、支持リング(2)がボトル首(12)についている突起環(11)に当たり、支持リング(2)は上昇できなくなる。さらにボトル蓋(1)を回転させると結合タブ(4)が引きちぎれてボトル蓋(1)が支持リング(2)から切り離される。図cに示すように、開封後、支持リング(2)はボトル口の根元に残留して付属したままとなる。
【0003】
図4は、ボトル蓋をボトルにつけておく方法の一例として考案されたものであり、図aは開封前、図bは開封後の状態を表している。ボトル蓋(1)と支持リング(2)をプラスチックのヒンジ部(13)で連結させて蝶番の役目を果たすようしている。
【特許文献1】
特開2001−151261(1−6頁、図1、図4)
【0004】
また、従来より、一部の消費者は、図5に示すようなリングカット鋏(15)を購入して支持リング(2)を切断してから飲料用ボトルのリサイクルに出しているが、多くの消費者は、ボトルに支持リング(2)を付けたままで出しているのが通常であった。よって回収センターでは、ボトルに付いてある支持リングを外すという付加作業をしなければならない状態であった。楔状の刃で支持リングを分離・除去する装置が考案されていて、ボトル口を装置に差し込んで支持リングを自動カットしている。
【特許文献2】
特開2001−300890(1−2頁、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術には次のような欠点があった。
従来の飲料用のボトルでは、開封後にボトルから蓋が分離されて飲料されるので、蓋をしようとした時に、ボトル蓋を探して蓋をしなければならなかった。
一方、ボトル蓋と支持リングが蝶番を介して結ばれている蝶番方式では、ヒンジ部の長さが短いと飲料時に邪魔になり、反対にヒンジ部の長さを長くするとボトルの取り扱い中に、ヒンジ部や蝶番部に傷や破損が起こり易くなるという問題があった。さらに、この方式では、従来通りにボトル蓋をボルトから切り離して使用したいという人には、対応できないという問題もあった。
また、使用後のボトルはリサイクルされるが、ボトルと材質の異なる支持リングはボトルに付属されたままなので、理想的なリサイクル向け分別とは言えない状態であった。個人消費者が支持リング切り離しを完全に行っていないため、リサイクルセンターでの手間や経費がかかるという問題があった。リングカット鋏などの専用器材を用いて消費者が分別を行えるはずだが、飲料することを予期して常時リングカット挟みを持ち歩くことは消費者にとって現実的でないため、実際の実行は困難となっていた。
本発明はこれらの欠点や不便を解決するために発明されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明を図1によって説明する。 回転開口式のボトル蓋セットにおいて、ボトル蓋(1)と支持リング(2)は結合タブ(4)を介して固定連結されている。
紐状ベルト(3)の根元端(5)は支持リング(2)に強固に固定されてあり、その他の部分は手先の力で簡単に引き剥がれるほどに弱い接続で、支持リング(2)の直下または外周に固定されている。紐状ベルト(3)の先端部には、鍵端子(6)が形成されている。取り付けられてある紐状ベルト(3)を手先で引いて半自在の紐状ベルトにすることが出来、半自在紐状ベルトの先端をボトル蓋に設置された錠端子(7)にはめ込んで、ボトル蓋(1)と支持リング(2)を紐状ベルト(3)で連結することができる。紐状ベルトの使用については、ボトル飲料を飲む人が自由に選択できることになる。
紐状ベルトは、細く、強く、且つ柔軟性に富んでいることが必要で、支持リングと一体成型する場合は、支持リングと同一材料であり、別体成型の場合は、加熱などの処理により支持リングに固着できる材料となる。プラスチック材やプラスチック材と繊維や金属などとの複合材などを用いてもよい。さらには、リサイクルでき、環境にやさしい材料であることが望ましい。
【0007】
一方、支持リング(2)の一部分の機械的な強度を弱くした支持リングを提供する。強度の弱い部分の位置は、紐状ベルトの根元端部位が望ましく、紐状ベルトを手で強く引いた時に引き千切れる程度の強度に設定されてある。具体的には、図1に示すように支持リング(2)の根元端(5)の部位に切り込み(8)を入れて、所望の弱い強度部分を作り出してもよい。切り込みは、支持リングの内部に空隙を設ける形で入れ込んでもよく、はめ込みで接合させたものでもよい。これにより、ボトルの使用後、紐状ベルトを引っ張るという動作により支持リングをボトルから簡単に取り外すことができ、ボトル材料のリサイクル分別に貢献することが期待される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の代表的な実施例を示したもので、プラスチック製の回転開口式のボトル蓋(1)と支持リング(2)が、結合タブ(4)で結合されている。
紐状ベルトの根元端(5)が支持リング(2)に強固に固定されてあり、それ以外の先端までの紐状ベルト(3)は、外部応力によって引き剥がれるほどの弱い接合を持つベルト接合タブ(14)で支持リング(2)に固定されてある。これにより、紐状ベルト(3)を手先の力で引き剥がして根元端(5)を固定端とする半自在の紐状ベルトとすることができる。本実施例では、紐状ベルトを支持リングの直下に固定したが、支持リングの外周に固定してもよい。
【0009】
一方、ボトル蓋(1)には、錠端子(7)を取り付けてある。紐状ベルト(3)の先端は、凸型突起の鍵端子(6)となっていて、凹型の錠端子(7)にはめ込むことにより、ボトル蓋(1)と支持リング(2)が紐状ベルト(3)で連結される。
本実施例では、紐状ベルトの先端を球形にし、ボトル蓋の錠端子も丁度ベルト先端の球がはめ込めるように球形凹部を形成している。鍵端子や錠端子の形状は、簡単に接合できて外れ難い形状であれば、球形でなくとも構わなく、簡単なフック方式で結合させてもよい。
紐状ベルトを支持リングに付けたままにしておくかは、ボトル飲料を飲む人が自由に選択できることになる。本実施例では支持リングの直下に紐状ベルトを取りつけてあるので、紐状ベルトを使用しない場合でも、紐状ベルトの有無の違和感無しで使用することができる。
紐状ベルトは、熱圧着して取りつけても良いが、インジェクション成形によって、ボトル蓋や支持リングの成形と同時に成形するのが製造コスト的に望ましく、この場合は、従来プロセスを使用して製造することができる。
紐状ベルトの材質は、通常プラスチック材が使用されが、プラスチックと繊維などの混合構成体でも構わない。リサイクルでき、環境にやさしい材料であることが望ましい。
紐状ベルトの長さは、ボトル蓋の開閉が自由に出来るようにボトル蓋高さより長くしてある。また、紐状ベルトを使用している状態で栓をした時に、紐状ベルトが邪魔にならないようにするために、紐状ベルトの根元端から上方から見て右周りの方向に紐状ベルトが取りつけられているのが望ましい。
【0010】
一方、図1では、根元端(5)位置の支持リング(2)に、切り込み(8)が入れてある。紐状ベルトを引くことにより、この切り込み(8)に沿って支持リング(2)が切れて破断する。これにより、ボトルの使用後、ボトル本体と材質が異なる支持リングをボトルから簡単に取り外すことができ、ボトル材料のリサイクル分別に貢献することが期待される。切り込みの深さは、本発明では支持リングの厚みの3分の2程度にしてるが、支持リングの材質や形状により切り込み深さを設定する必要がある。
【0011】
【発明の効果】
本発明により、ボルトにボルト蓋を簡単に付属させることができるため、ボトル蓋を探すことなく、ボトルに蓋をすることができるようになり、ボトル蓋をボトルに付属させて使用するか、ボトルより切り離して使用するかを、使用する人が任意に選択できる。さらには、支持リングを道具無しで簡単に外せる手段を提供して、資源リサイクルの分別を容易にすることができる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明のボトル蓋セットの開封前の正面図
【図2】
本発明のボトル蓋セットの開封後の状態の図
【図3】
a)従来のボトル蓋のボトルに栓をする前の正面図
b)従来のボトル蓋の開封前の正面図
c)従来のボトル蓋の開封後の正面図
【図4】
a)従来のボトル蓋の開封前の正面図
b)従来のボトル蓋の開封後の正面図
【図5】
a)従来のリングカット鋏の使用の様子を表した図
【符号の説明】
1 ボトル蓋
2 支持リング
3 紐状ベル
4 結合タブ
5 根元端
6 鍵端子
7 錠端子
8 切り込み
10 ネジ山
11 突起環
12 ボトル首
13 ヒンジ部
14 ベルト結合タブ
15 リングカット鋏

Claims (4)

  1. 回転開口式のボトル蓋と、開封後にボトル口の根元に残留する支持リングとを含んで構成されているボトル蓋セットにおいて、紐状ベルトが前記支持リングに具備されてあり、前記紐状ベルトの根元端のみが強固に支持リングに固定されてあり、その他の紐状ベルト全体は弱い接続で前記支持リングに固定されてあり、紐状ベルトの先端に鍵端子を有しており、前記ボトル蓋には、前記鍵端子をはめ込む錠端子が備えられていることを特徴とするボトル蓋セット。
  2. 回転開口式のボトル蓋と、開封後にボトル口の根元に残留する支持リングとを含んで構成されているボトル蓋セットにおいて、紐状ベルトが前記支持リングに具備されてあり、前記紐状ベルトの根元端のみが強固に支持リングに固定されてあり、その他の紐状ベルト全体は弱い接続で前記支持リングに固定されてあり、前記支持リングの一部分の機械的強度が弱くなっていることを特徴とするボトル蓋セット。
  3. 請求項2において、前記支持リングの機械的強度が弱くなっている位置は、前記紐状ベルトが接続される根元端周辺位置であり、支持リングの前記位置に切れ込みが入れてあることを特徴とするボトル蓋セット。
  4. 上記請求項1〜3を含んで構成されることを特徴とするボトル蓋セット。
JP2002364437A 2002-11-11 2002-11-11 ボトル蓋セット Pending JP2004161368A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007168842A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Japan Crown Cork Co Ltd ストラップ付キャップ

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