JP2004160459A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 以下の（ａ）〜（ｅ）を含む、αアルミナに基づく触媒担体の製造方法：
   （ａ）アルミナ成分、セラミック結合剤、液体媒体、及び燃え尽きる有機物を含む混合物を作ること；
   （ｂ）前記混合物を成形して担体本体にすること；
   （ｃ）１２００〜１５００℃の温度で前記本体を乾燥及び焼成して、気孔率が少なくとも５０％の多孔質担体本体を作ること；
   （ｄ）液体溶媒中のチタニア発生剤を前記多孔質担体本体に含浸させること；並びに
   （ｅ）揮発性物質を除去してチタニアを発生させるのに十分な温度で、含浸された前記本体を焼成すること。
2. 前記多孔質担体の気孔率が６０〜７５％である、請求項１に記載の方法。
3. 前記混合物が、成形助剤及び潤滑剤を更に含む、請求項１に記載の方法。
4. 乾燥及び焼成した前記担体本体に、チタニアゾル、及び燃焼して揮発性の生成物を形成する配位子を有するチタン化合物の水溶液からなる群より選ばれるチタニア発生剤を使用して前記含浸を行なう、請求項１に記載の方法。
5. 少なくとも８０重量％のセラミック成分がαアルミナによって提供される、請求項１に記載の方法。
6. 担体の焼成前体積と等しく、且つ完成した担体の０．０５〜１０重量％を提供するのに十分な容積量で、含浸によってチタニア発生剤を加える、請求項１に記載の方法。
7. 含浸された担体を４５０〜７００℃の温度で焼成する、請求項１に記載の方法。
8. シリカ、アルミナ及びアルカリ金属を含むセラミック結合剤物質を、押し出し可能な前記混合物に、混合物中においてαアルミナとして表されるアルミナ成分の１〜３重量％の量で加える、請求項１に記載の方法。