JP2004160310A - 塗膜形成装置及び定着ローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】塗装する被塗装物に対してブレードを微動させることにより、コーティングギャップを一定にすることが可能であり、被塗装物の振れ精度によらず円周方向に均一な膜を形成する。
【解決手段】円筒形状の定着ローラ芯金1に対してゴム膜25を形成する装置に関する。定着ローラ芯金1を保持するチャック2と、チャック2を回転させる速度可変モータ5及び回転軸6と、回転する定着ローラ芯金1の表面にゴム膜25となる塗料を供給するポンプ9及び配管10と、定着ローラ芯金1と一定の隙間を保ち形成された塗膜をかきとるブレード11と、ブレード11の先端部を定着ローラ芯金1に向けて、定着ローラ芯金1の表面の前後進に応じて前記隙間が一定となるようにブレード11の先端部を前後進させるプランジャとを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒形状又は無端状ベルト形状を有する被塗装物の表面に塗膜を形成する塗膜形成装置及びこの塗膜が形成された定着ローラに関し、特に塗膜形成時の膜厚の均一化を図ることができる塗膜形成装置及びこの塗膜が形成された定着ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近では、電子写真の原理に基づく複写機、プリンタの分野は高画質化の技術潮流があり、その定着プロセスで用いられる定着部材(定着ローラあるいは定着ベルト)には耐熱性ゴム(シリコンゴム)による弾性層を形成したものが出現した。この弾性層を形成した定着部材は基体(アルミ、鉄などの金属円筒形状の芯金やポリイミド、Niなどのベルト状基体)上にプライマ(接着剤)を介して、シリコンゴムなどの耐熱ゴムによる弾性層を100〜300μm程度形成することにより、トナー定着時の圧力を均一にし画像の粒状度をあげることが考えられている。この弾性層は厚みにより画像に影響を及ぼし、またゴムの熱伝導性の関係から定着ローラの立ち上がり時間(所定の温度に達する時間)などに影響を及ぼすことからある程度の範囲で均一にすることが求められる。
【0003】
このような層を形成するための工法としてはスプレーコーティング塗装が考えられ、一般的に用いられてきた。しかしスプレーコーティング塗装ではこのような厚膜を形成するには塗装回数が非常に多くなり、加工タクトが長く量産性が低い。またスプレーガンで霧化して噴霧するには粘度が低いことが前提である。ところがシリコンなどのゴム材は一般的に加硫前の状態は液体といえども高粘度であり、スプレーで噴霧できる状態ではない。そこでスプレー塗装するためにゴム材を溶媒(トルエン、キシレンなどの有機溶剤)と混ぜ合わせることにより塗装時に粘度を下げることが必要不可欠となる。
【0004】
粘度を下げるために溶剤を使いスプレー塗装をおこなうと、塗装現場の作業環境は悪化し作業者の人体に影響を及ぼすので、局所排気することが求められる。しかし当然そのミストは大気中にそのまま排出することはできず、規制値以下に押さえることが法的に求められる。そのため廃棄脱臭装置として活性炭を用いた脱臭システムなどを導入するが、上述のように塗装回数が多いとフィルターのランニングコストなどが高額になり部品の価格とそれを生産する消耗品費とのバランスがとれず、採算性が無い。また近年では環境への関心の高まりから、大量の有機溶剤を用いる加工は避ける気運が社会的にも強まっていることからも、上記のような工法は避けることが望ましい。
【0005】
このような問題のある有機溶剤を用いたスプレー塗装に代わる工法として、液状のゴムを希釈せず原液のままゴム層に加工できる注型や射出成型が挙げられる。これはローラの場合、芯金と型の間にゴムを流し込み固める方法であるが、この方法は従来は比較的膜の厚い物(3〜5mm)に限られ、金型や芯金の精度の問題から均一な膜が形成できるのは少なくともゴムの膜圧が300μm以上になる時に限られた。
【0006】
そこで従来、ブレードにより基体の塗料を均一化し、かきとることにより膜を形成するブレード工法で均一なゴム膜を形成しようとするものが知られている。
例えば、特許第2691284号公報にはゴムローラ用コーティング装置が開示されている。このコーティング装置は、図10(A)に示すように、先ず、ブレード92が矢印92A方向に前進してゴムローラ91と所定の間隔を形成するまで接近し、次にゴムローラ91が矢印91A方向に回転し、同図(B)に示すように、その表面に塗布されたコーティング材93をブレード92の先端部によって均一にならし、次に同図(C)に示すように、ブレード92が矢印92B方向に後退し、ゴムローラ91の回転は停止され、その表面の塗布されたコーティング材93は硬化される。
【0007】
また、特開2002−59065号公報にもブレード工法によるコーティング装置が開示されている。
これらのブレード工法ではブレードと基体との間でコーティングギャップが形成され、そのギャップでゴム材料の膜厚が制御されギャップに応じた膜厚の膜ができる。
【0008】
【特許文献1】
特許第2691284号公報(第4−5頁、第2図)
【特許文献2】
特開2002−59065号公報(第4頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブレードの位置は塗装機の位置精度で決定され、機械の動作を高精度化することによりμm単位で位置決めすることは可能であるが、塗装する基体は量産部品であり毎回同じ寸法の物に塗装するとは限らず、ある寸法公差内で外形が変化している。そのため毎回ブレードと基体(被塗装物)との間でコーティングギャップが変化しコーティングギャップを調整することが必要となる。
【0010】
また寸法精度(特に基体の振れ精度)によりコーティングギャップが変化するため、円周方向に膜厚差を生ずる。現在の経験上、振れの大きさの0.7〜倍の円周方向膜厚差を生ずることがわかっている。しかし定着部品に要求されるゴムの膜厚バラツキは膜厚200〜300μmの場合30μm程度であるため膜厚精度を向上させることが必要となる。膜厚精度を向上させるにはコーティングギャップを常に一定にする必要があり、そのためには芯金の振れ精度を向上させれば良いがこれは切削コストがあがり量産には適さないことと、特に肉厚が薄い円筒形状の基体ではその精度を確保すること自体難しいという問題があった。
【0011】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、塗装する被塗装物に対してブレードを微動させることにより、コーティングギャップを一定にすることが可能であり、被塗装物の振れ精度によらず円周方向に均一な膜を形成することが可能な塗装形成装置を提供することをその目的とする。
また、本発明は、この塗膜形成装置により均一な膜が形成された定着ローラを提供することをその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、無端状ベルト形状又は円筒形状の被塗装物に対して塗膜を形成する装置において、
前記被塗装物を保持するチャック機構と、該チャック機構を回転させる回転機構と、回転する被塗装物の表面に塗料を供給する供給機構と、被塗装物と一定の隙間を保ち形成された塗膜をかきとるブレードと、該ブレードの先端部を被塗装物に向けて、被塗装物表面の前後進に応じて前記隙間が一定となるようにブレードの先端部を前後進させる可動手段とを備えていることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0013】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の塗膜形成装置において、前記可動手段は前記ブレードを該ブレードの上面に平行な面内で回転自在に保持していることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0014】
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の塗膜形成装置において、前記ブレードの回転中心が該ブレードの被塗装物胴部の軸方向両端を除く面内に配置されていることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0015】
また、請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置において、前記ブレードは複数の球体で挟持されていることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0016】
また、請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の塗膜形成装置において、前記ブレードは前記被塗装物に向けて弾性体により付勢されるとともに、前記ブレードに前記被塗装物の両端部に当接する突き当て部材を備えていることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0017】
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の塗膜形成装置において、前記ブレード先端部の突き当て部材がフッソ樹脂で形成されていることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0018】
また、請求項7の発明は、請求項5又は6に記載の塗膜形成装置において、前記ブレード先端部の突き当て部材の接触部が先端に向けて凸の曲面形状であることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0019】
また、請求項8の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の塗膜装置において、前記ブレードを被塗装物の中心軸線を含む水平面内より、ブレード後端部が下方向になる向きに傾けたことを特徴とする塗膜形成装置である。
【0020】
また、請求項9の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の塗膜形成装置において、被塗装物表面とブレード先端との隙間を測定する測定手段と、
前記ブレードを駆動する駆動源と、
前記隙間の測定値から前記ブレードの移動量を算出する演算手段とを備えていることを特徴とする塗膜形成装置である。
【0021】
また、請求項10の発明は、金属基体の上に接着層、弾性層、接着層、離型層が順次形成されている電子写真プロセスに基づく画像形成装置に用いられる定着ローラにおいて、
前記金属基体は通紙部に対応する太径部分と該太径部分の両側に位置する非通紙部に対応する細径部分とを有し、
前記弾性層は前記細径部分に請求項5に記載の塗膜形成装置の突き当て部材を当接して形成されていることを特徴とする定着ローラである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の要部を示す外観図、図2は図1の塗膜形成装置を定着ローラ芯金の塗装に用いた場合のブレード部分を示す側面図、図3は図2のブレード追従機構の主要構成を示す図であり、(A)はその平面図、(B)はその正面図である。
【0023】
図1に示すように、この塗膜形成装置は、被塗装物の一例としての定着ローラ芯金1を保持するチャック機構としてのチャック2と、チャック2を回転させる回転機構としてのモータ5及び回転軸6と、回転する定着ローラ芯金1の表面に塗料を供給する供給機構と、定着ローラ芯金1と一定の隙間を保ち形成された塗膜をかきとるブレード11(図2参照)と、ブレード11(図2参照)の先端部を定着ローラ芯金1に向けて、定着ローラ芯金1の表面のブレード11(図2参照)に向けての前後進に応じてブレード11(図2参照)と定着ローラ芯金1の表面との隙間が一定となるようにブレード11(図2参照)の先端部を前後進させる可動手段とを備えている。
【0024】
定着ローラ芯金1の材質はAl、Feなどの金属系材料からなり、外形は中空円筒形状をしている。チャック2はそのワークである定着ローラ芯金1を両端側から保持し、定着ローラ芯金1をその軸心を中心として回転することが可能な機構である。チャック2は直動ガイド3上に固定されており、エアシリンダ4によりワークに向けて前後進動作が行われることにより、ワークを把持したり開放したりすることが可能である。速度可変モータ5はチャックした定着ローラ芯金1を所定の回転数で回転することが可能であり、回転力は回転軸6を通して伝えられる。ブレード塗装では3〜100rpm程度の回転数の速度可変モータ5を用いる。符号7は定着ローラ芯金1上に塗料を供給するための塗料ノズルであり、塗料は塗料タンク8に補充され、塗料タンク8からポンプ9により定量供給される。ポンプ9は特に所望の高粘度液体が送液可能であれば何でもかまわないが、本実施例ではモーノポンプを用いている。またポンプ9から送られた塗料は配管10を通り、塗料ノズル7に供給される。配管10は清掃などを考慮して塗料が付着し難いテフロン(登録商標)チューブを用いている。
【0025】
図2に示すように、符号11は塗料ノズル7で付与した塗料をかきとり均一の膜を形成するためのブレードである。このブレード11と定着ローラ芯金1との間のスキマ(コーティングギャップ)により、所定の膜厚にすることが可能であり、本発明者らの実験では通常膜厚はそのギャップの6〜7.5割程度になることが明らかになっている。
【0026】
ブレード11は図2に示すような先端がシャープな形状をしており、その先端部の角度は30〜45°で、先端部の幅は0.1mm以下にすることが望ましい。これは先端部分が広いとそのフラット部と定着ローラ芯金1との間に塗料が多く存在することとなり、ブレード11が接離する際にその部分の塗料が定着ローラ芯金1に乗り移り痕が大きくなるためである。
【0027】
ブレードホルダ12は微動テーブル13に固定されており、微動テーブル13はマイクロメータ14によりμm単位での位置決めが可能であり、定着ローラ芯金1の中心より数mm下方の位置に正確にブレード先端を位置決めすることができる(但し微動テーブル13の可動ストロークは本実施例では5mmであり、矢印A方向に可動である)。粗動テーブル15は、台形ネジ16により矢印A方向に駆動され、微動テーブル13によりブレード11の動けない範囲にブレード11を移動させるときに用いる。アクチュエータ17は、ブレード部のユニット全体を前後進(矢印B方向)するための駆動源である。
【0028】
さらに図2中のブレード追従機構部αの主要構造図を図3に示す。
図3に示すように、ブレード11の回転中心となる回転軸20が定着ローラ芯金1胴部の軸方向の中心で定着ローラ芯金1の回転軸に直交する線上にあることが好ましい。また、ブレード11の両面を真球24で挟持している。また、ブレード11とブレード11が回転軸20を介して取り付けられているテーブル18とを弾性体であるプランジャ22で定着ローラ芯金1の方向に加力する構造となっている。なお、弾性体として、プランジャ11の代わりに、ゴム体、バネ等であってもよい。
【0029】
さらに、ブレード11の先端に定着ローラ芯金1への突き当て部材23を有している。この突き当て部材23は定着ローラ芯金1の軸方向に曲率を有している。この突き当て部材23はフッソ樹脂で形成されていることが望ましい。
【0030】
本実施例ではブレード11は2自由度の動きをすることが可能である。ブレード11の1自由度は直線運動であり、ブレード11は図中矢印C方向に1mmストロークで微動することができる。これはテーブル18がクロスローラガイド19により可動できる構造になっているためである。
【0031】
またブレード11の2自由度めは回転軸20を中心とする回転であり(矢印D方向)、ブレード11には軸受け21が取り付けられており、回転軸20を中心に回転する構造となっている。またブレード11、テーブル18ともプランジャ22のバネ力で約0.5〜1kgfの力で押力が加えられている。
【0032】
図2に示すアクチュエータ17が前進するとブレード11に取りつけられたPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製の突き当てコマ23が定着ローラ芯金1の周面両端部に突き当たり上述のプランジャ22の押力を押し戻す。ゴム膜25の厚さは突き当てコマ23とブレード11の先端との距離により決定されるが、これは予め所望の膜厚が得られるコーティングギャップを実験的に求めておき、そのギャップが得られるように、突き当てコマ23がブレード11の先端より飛び出す量を設定することが必要となる。また図2及び図3に示す真球24はブレード11の定着ローラ芯金1との平行度を維持し支持するためのものであり、ブレード11の回転、直動運動を妨げないように球体を用いている。
【0033】
図3中の突き当てコマ23の材質がフッソ樹脂(PTFE)で製作されているので、定着ローラ芯金1との摺動性能がよく低摩擦であり定着ローラ芯金1の回転を阻害することがない。また、突き当てコマ23の材質が樹脂で柔らかく定着ローラ芯金1にキズをつけることがない。
【0034】
また、図3に示すように、突き当てコマ23の先端部形状が定着ローラ芯金1の軸方向に対して曲率を持つ構造となっているので、突き当てコマ23が定着ローラ芯金1上をすべることによりブレ−ド11が回転する。
【0035】
以下に塗膜形成装置の塗装動作を説明する。
塗料タンク8に貯蔵されている塗料はポンプ9で所定の量が計量され塗料ノズル7に送液される。定着ローラ芯金1が一周で所定の膜厚が形成されるためには塗料の付着量により一義的に決まるので、定着ローラ芯金1の回転数が一定の場合はポンプ9の塗出量により膜厚は決定される。通常はブレード11で掻き落とすことを見こんで、コーティングギャップより20〜30μm程度厚い膜を形成しておく必要がある。塗料は定着ローラ芯金1がちょうど1回転したところで停止するようにポンプ9の吐出を制御する。またポンプ9を停止しても惰性で流れ出てしまう場合はサックバックする(ポンプ9を逆回転させ配管10内の圧力を一時的に低くする)ことにより吐出が停止するタイミングを図る。
【0036】
次にブレード11で余分な塗料が掻き落とされることにより、最終的な所望の厚みを持つ塗膜が得られる。定着ローラ芯金1が1+1/2周以上回転することにより、すべてブレード11を通過することとなり全周にわたりゴム膜25が形成される。
【0037】
ブレード部は上述したように図3で示した構造となっており、アクチュエータ17が前進すると突き当てコマ23が定着ローラ芯金1の周面両端部に突き当たる。これによりブレード11は押し戻されテーブル18のストロークの中央に位置決めされる。その後、定着ローラ芯金1が回転すると塗料がブレード11で掻き取られる。この時ブレード11やテーブル18はプランジャ22のバネ力で前進方向に押されているので、定着ローラ芯金1に振れがあった場合でも、ブレード11は2自由度の動きで振れに追従した動作を行い、ブレード11と定着ローラ芯金1とで形成されるコーティングギャップは常に一定に保たれる。つまり定着ローラ芯金1が回転するときに振れて、図2中のE方向に動いた場合は、プランジャ22の押力でブレード11、テーブル18が押され定着ローラ芯金1と同様の方向に移動する。逆に定着ローラ芯金1が図中Fの方向に動いた時はブレード11に取りつけられた突き当てコマ23を押すことになり、プランジャ22のバネが縮みブレード11、ブレード11およびテーブル18は定着ローラ芯金1と同様の方向に移動する。
【0038】
図4は図1の塗膜形成装置を定着ベルト基体の塗装に用いた場合のブレード部分を示す側面図である。
図4では、無端状ベルト形状の定着ベルト基体26を塗装する場合を示す。主軸27とテンション軸28の2軸間でテンションを貼り定着ベルト基体26を保持する。これにより上記と同様の方法で塗装することが可能である。テンション軸28は図示されていないエアシリンダにより所定のテンションが付与されるようにテンション軸28の引き力を調整している。また主軸27には図1と同様に速度可変モータ5が接続されており、定着ベルト基体26を回転させることが可能である。定着ベルト基体26を主軸27およびテンション軸28から着脱する際には、図示されていないエアシリンダを作動させて主軸27とテンション軸28とが近づき定着ベルト基体26に作用していたテンションが解除され、図1同様にチャック2が後退して定着ベルト基体26をそれぞれの軸から抜き取ることが可能となる。
【0039】
図5は本発明に係る他の実施形態を示すブレード部分の要部を示す側面図である。
図5に示すように、ブレード11を定着ローラ芯金1の中心軸線を含む水平面内より、ブレード後端部が下方向になる向きに傾けた点が図2に示した実施形態の塗膜形成装置と異なり、他の構成は図2に示した実施形態の塗膜形成装置と同様である。
【0040】
図5に示すように、定着ローラ芯金1の中心軸線を含む水平面に対してブレード11の後側が下に位置するようにブレード11およびテーブル18を傾けた場合、定着ローラ芯金1上のゴム材をブレード11で掻き取った後にブレード後方に移動させ、ゴム材を回収することができる。
【0041】
図6は図2及び図3に示した塗膜形成装置を用いて、図2及び図3で示した定着ローラ芯金と異なる定着ローラ芯金を塗装する状態を示す平面図である。
図6に示すように、定着ローラ芯金1の胴部33に対して非通紙部32に対応する部分の径が細くなっている。この細径部分に突き当てコマ23を当接させることにより、ブレード11と胴部33との間の隙間であるコーティングギャップを確保する構造となっている。この場合に、非通紙部32にはゴム層は形成されない。即ち、ノズル7の幅は通紙部に対応している。
【0042】
この定着ローラ芯金1を用いた定着ローラは、金属基体である定着ローラ芯金の上に接着層であるプライマ層、弾性層であるシリコンゴム層、接着層であるプライマ層、離型層であるフッ素樹脂層が順次形成されている電子写真プロセスに基づく画像形成装置に用いられる定着ローラにおいて、金属基体としての定着ローラ芯金1は通紙部に対応する太径部分(胴部33)と太径部分(胴部33)の両側に位置する非通紙部32に対応する細径部分とを有し、細径部分に図2及び図3に示した塗膜形成装置の突き当て部材23を当接してシリコンゴム層が形成されている。
【0043】
図7は本発明に係るその他の実施形態を示す塗膜形成装置のブレード部分を示す側面図である。
図7に示すように、この塗膜形成装置は、定着ローラ芯金1とブレード11の先端との隙間を測定する測定器である透過型レーザ変位計29と、ブレード11とブレード11が固定されている部材であるテーブル18とを駆動する駆動源である圧電アクチュエータ31と、透過型レーザ変位計29による隙間の測定値からブレード11およびテーブル18の移動量を算出する演算機能を有する演算装置30とを備えている。
【0044】
この塗膜形成装置では、透過型レーザ変位計29を用いてブレード11と定着ローラ芯金1との隙間であるコーティングギャップを測定し、その信号を演算装置30に送信する。演算装置30ではその信号から圧電アクチュエータ31の移動量を算出し移動の指令を送る。圧電アクチュエータ31はブレード11、テーブル18に取りつけられており、圧電アクチュエータ31がこれらを駆動することにより上述の突き当てコマ23で突き当てた場合と同様の動きを実現し均一に塗装することが可能である。
【0045】
図8は図7に示した塗膜形成装置を用いてブレードの3種類の動きとコーティングギャップ変動との関係を示す図である。
図8はφ40mmのAL芯金を回転数4rpmで回転させながら、ブレードと芯金とのコーティングギャップを透過型レーザ変位計で測定した値である。ブレードを固定した場合、直線運動のみを付加した場合、直線運動及び回転運動を付加した場合の3種類でその変動幅を比較したものである。ブレードに直線運動及び回転運動を付加して、定着ローラ芯金の回転時の振れに追従させて動かすことにより、コーティングギャップの変動幅が小さくなることがわかる。
【0046】
図9は図7に示した塗膜形成装置を用いてブレードの2種類の動きと円周方向の膜厚さとの関係を示す図である。
図9はφ40mmのAL芯金を回転数4rpmで回転させながら、未硬化のゴム材料を上方のノズルより40g/minの速度で塗布し、その後ブレードを直線及び回転の2自由度で動く状態にして8g/minの量を削りとり所定の膜厚200μmの弾性層を形成した後にゴムを120℃、30minで加熱硬化させ、その後ゴムを円周方向に6点部分的に剥がしレーザでその膜厚を測定した時の最大−最小を算出したもの(円周方向膜厚差)と塗装前の定着ローラ芯金の振れの大きさとの関係を示すものである。
【0047】
ブレードを固定した場合は定着ローラ芯金の振れが大きくなると膜厚差も大きくなるが、ブレードを直線及び回転(2自由度)で動かした場合は定着ローラ芯金の振れに影響されず膜厚は20μm以下と均一になっていることがわかる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、被塗装物回転時の被塗装物とブレードとにより形成される隙間を一定にするようにブレードを駆動することができ、その結果被塗装物の振れ精度によらず円周方向の膜厚を均一に形成することが可能となる。
【0049】
また、請求項2の発明によれば、ブレードを回転自在にする可動手段を持つために、被塗装物回転時の被塗装物とブレードにより形成されるスキマを一定にするようにブレードを回転することができ、その結果、請求項1記載の塗膜形成装置以上の膜厚精度で円周方向の膜厚を均一に形成することが可能となる。
【0050】
また、請求項3の発明によれば、ブレードの回転中心が被塗装物胴部の軸方向両端を除く面内に配置されているので、ブレードが被塗装物の軸方向の中心を基準として回転することが可能で、被塗装物の軸方向左右の膜厚差を低減することが可能となる。
【0051】
また、請求項4の発明によれば、ブレードを球で挟持しているため、球が回転しブレードの直線、回転運動を妨げることが無く支持することができ、その結果ブレードと被塗装物の平行度を合わせ、軸方向の膜厚を均一にすることが可能となる。
【0052】
また、請求項5の発明によれば、被塗装物の回転時の振れに起因するコーティングギャップの変動にブレードが自ら追従して動作することが可能となる。
【0053】
また、請求項6の発明によれば、ブレード先端部の突き当て部材がフッソ樹脂で形成されているため、被塗装物との摺動性がよく回転を阻害しないとともに、被塗装物当接面にキズをつけることなく被塗装物が回転することが可能となる。
【0054】
また、請求項7の発明によれば、ブレード先端部の突き当て部材の接触部が先端に向けて凸の曲面形状であるので、ブレードが回転時に被塗装物に妨害されることなくスムーズに回転することが可能となる。
【0055】
また、請求項8の発明によれば、被塗装物の中心軸線を含む水平面内より、ブレード後端部が下方向になる向きにブレードを傾けた構造のため、ブレードでかき取った塗料を重力で下方に移動させ回収させることが可能となる。
【0056】
また、請求項9の発明によれば、ゴム層両端部の金属基体が縮径していることにより段差を形成し、胴部すべてにゴム層を形成することが可能となるため、端部からのゴム層のめくれ、剥がれに有利な構造とすることができる。
【0057】
また、請求項10の発明によれば、被塗装物に突き当てコマを当接する被塗装物のスペースを省略することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の要部を示す外観図である。
【図2】図1の塗膜形成装置を定着ローラ芯金の塗装に用いた場合のブレード部分を示す側面図である。
【図3】図2のブレード追従機構の主要構成を示す図であり、(A)はその平面図、(B)はその正面図である。
【図4】図1の塗膜形成装置を定着ベルト基体の塗装に用いた場合のブレード部分を示す側面図である。
【図5】本発明に係る他の実施形態を示すブレード部分の要部を示す側面図である。
【図6】図2及び図3に示した塗膜形成装置で図2及び図3で示した定着ローラ芯金と異なる定着ローラ芯金を塗装する状態を示す平面図である。
【図7】本発明に係るその他の実施形態を示す塗膜形成装置のブレード部分を示す側面図である。
【図8】図7に示した塗膜形成装置を用いてブレードの3種類の動きとコーティングギャップ変動との関係を示す図である。
【図9】図7に示した塗膜形成装置を用いてブレードの2種類の動きと円周方向の膜厚さとの関係を示す図である。
【図10】従来の塗膜形成装置のブレードとゴムローラとの関連動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ芯金(被塗装物)
2 チャック
3 直動ガイド
4 エアシリンダ
5 速度可変モータ(回転機構)
6 回転軸(回転機構)
7 塗料ノズル
8 塗料タンク
9 ポンプ(供給機構)
10 配管(供給機構)
11 ブレード
12 ブレードホルダ
13 微動テーブル
14 マイクロメータ
15 粗動テーブル
16 台形ネジ
17 アクチュエータ
18 テーブル
19 クロスローラガイド
20 回転軸
21 軸受け
22 プランジャ(可動手段)
23 突き当てコマ(突き当て部材)
24 真球
25 ゴム膜
26 定着ベルト基体
27 主軸
28 テンション軸
29 透過型レーザ変位計
30 演算装置
31 圧電アクチュエータ
32 非通紙部
33 胴部
α ブレード機構

Claims (10)

  1. 無端状ベルト形状又は円筒形状の被塗装物に対して塗膜を形成する装置において、
    前記被塗装物を保持するチャック機構と、該チャック機構を回転させる回転機構と、回転する被塗装物の表面に塗料を供給する供給機構と、被塗装物と一定の隙間を保ち形成された塗膜をかきとるブレードと、該ブレードの先端部を被塗装物に向けて、被塗装物表面の前後進に応じて前記隙間が一定となるようにブレードの先端部を前後進させる可動手段とを備えていることを特徴とする塗膜形成装置。
  2. 請求項1に記載の塗膜形成装置において、前記可動手段は前記ブレードを該ブレードの上面に平行な面内で回転自在に保持していることを特徴とする塗膜形成装置。
  3. 請求項2に記載の塗膜形成装置において、前記ブレードの回転中心が該ブレードの被塗装物胴部の軸方向両端を除く面内に配置されていることを特徴とする塗膜形成装置。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置において、前記ブレードは複数の球体で挟持されていることを特徴とする塗膜形成装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の塗膜形成装置において、前記ブレードは前記被塗装物に向けて弾性体により付勢されるとともに、前記ブレードに前記被塗装物の両端部に当接する突き当て部材を備えていることを特徴とする塗膜形成装置。
  6. 請求項5に記載の塗膜形成装置において、前記ブレード先端部の突き当て部材がフッソ樹脂で形成されていることを特徴とする塗膜形成装置。
  7. 請求項5又は6に記載の塗膜形成装置において、前記ブレード先端部の突き当て部材の接触部が先端に向けて凸の曲面形状であることを特徴とする塗膜形成装置。
  8. 請求項1〜5の何れかに記載の塗膜装置において、前記ブレードを被塗装物の中心軸線を含む水平面内より、ブレード後端部が下方向になる向きに傾けたことを特徴とする塗膜形成装置。
  9. 請求項1〜4の何れかに記載の塗膜形成装置において、被塗装物表面とブレード先端との隙間を測定する測定手段と、
    前記ブレードを駆動する駆動源と、
    前記隙間の測定値から前記ブレードの移動量を算出する演算手段とを備えていることを特徴とする塗膜形成装置。
  10. 金属基体の上に接着層、弾性層、接着層、離型層が順次形成されている電子写真プロセスに基づく画像形成装置に用いられる定着ローラにおいて、
    前記金属基体は通紙部に対応する太径部分と該太径部分の両側に位置する非通紙部に対応する細径部分とを有し、
    前記弾性層は前記細径部分に請求項5に記載の塗膜形成装置の突き当て部材を当接して形成されていることを特徴とする定着ローラ。
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