JP2004159449A - 車両用回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏れ磁束による回転角度検出器への影響を可及的に低減し、より高精度な回転角度検出を行える車両用回転電機を提供する。
【解決手段】回転軸7にロータコア12が嵌着され、このロータコア12の外方にはこれと同心にステータコア24が配置され、回転軸7の軸端部には回転角度検出器としてのレゾルバ31が配置されており、回転軸7のロータコア12とレゾルバ31の間に位置する箇所には、高透磁性の磁気バイパス部材43が嵌着されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転角度検出器を有する車両用回転電機に係り、特には回転角度検出器の回転角度検出精度を高めるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用回転電機は、エンジン始動時には同期電動機として、エンジン稼働中は交流発電機として使用される。特に、エンジン始動時に同期電動機として使用する場合、ステータコアやロータコアに巻装された各界磁コイルへの通電タイミングを制御する必要があることから、従来よりロータコアが嵌着される回転軸の一方の軸端部側に回転角度検出器を配置して回転角度を検出するようにしている。
【0003】
ところで、この種の車両用回転電機において、上記の回転角度検出器として磁気式のものやレゾルバを使用する場合、ロータコアに巻装されたロータコイルへの通電により回転軸が磁化され、その結果、回転軸を通じて流れる漏れ磁束によって回転角度検出器の検出精度が影響を受けやすい。
【0004】
そこで、従来技術では、磁気式の回転角度検出器を軸方向に沿って前後に挟む状態で高透磁性の磁気バイパス部材を設け、回転軸を通じて流れる漏れ磁束をこれらの磁気バイパス部材でバイパスさせことにより、回転角度検出器を構成するホール素子と永久磁石との間を漏れ磁束が通過しないようにした構成のものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0005】
この特許文献1に記載されている構成にすれば、磁気式の回転角度検出装置を構成するホール素子と永久磁石との間を通過する漏れ磁束が低減されるため、回転角度検出器の検出精度をある程度高めることが可能である。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−171723号公報(第1−6頁、図1−図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来のものは、磁気式の回転角度検出器を挟む前後の磁気バイパス部材の内、ロータコア側に近接した内側の磁気バイパス部材は、ハウジングの側壁に固定されているので、回転軸との間に隙間が形成されている。このため、回転軸を通じて流れる漏れ磁束をこの磁気バイパス部材でバイパスさせる効果が不十分である。
【0008】
また、回転軸の軸端に固定された外側の磁気バイパス部材は、非磁性体からなるリテーナに取り付けられている。そのため、このリテーナに取り付けられた磁気バイパス部材によっても漏れ磁束をバイパスさせる効果が未だ不十分である。
【0009】
このように、従来構成のものは、磁気式の回転角度検出器を挟む前後のいずれの磁気バイパス部材によっても漏れ磁束をバイパスさせるのに不十分で、回転角度検出器の検出精度を高めるのに限界がある。
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、漏れ磁束による回転角度検出器への影響を可及的に低減し、より高精度な回転角度検出を行える車両用回転電機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、回転軸にロータコアが嵌着され、このロータコアの外方にはこれと同心にステータコアが配置され、また、上記回転軸の一方の軸端部側には回転角度検出器が配置されてなる車両用回転電機において、次の構成を採用している。
【0012】
第1の発明では、上記回転軸のロータコアと回転角度検出器の間に位置する箇所には高透磁性の磁気バイパス部材が嵌着されていることを特徴としている。
【0013】
また、第2の発明では、上記回転軸の回転角度検出器の取付箇所よりも外側の軸端部には、上記回転軸の径方向外方に向けて張出形成された高透磁性の磁気バイパス部材が取り付けられていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用回転電機の構成を示す縦断面図である。
【0015】
図1において、1は車両用回転電機の全体を示し、2はハウジングで、左右一対のブラケット3,4をねじ5で固定して構成されている。各ブラケット3,4には、図外の車体への取付穴3a,4aや内部冷却用の通気孔3b,3c,3d、4b,4cが形成されている。また、図中左側のブラケット3の側部には円筒状のフード部3fが突設されるとともに、このフード部3fの内方にセンサ取付部3eが形成されている。
【0016】
7は鋼鉄等でできた回転軸、8,9は回転軸7をハウジング2に回転自在に支持する軸受けで、これらの各軸受け8,9はブラケット3,4に個別に取り付けられている。10は図示しないタイミングベルトが懸架されるプーリ、11はプーリ10を回転軸7に固定するためのナット、12は回転軸7に嵌着されたロータコア、13はロータコア12に巻装されたロータコイルである。
【0017】
ロータコア12は、左右一対のコア部材16,17を一体に接合してなり、各々のコア部材16,17は、ロータコイル13が巻回されたボビン13aが収容される筒状部16a,17aからロータコイル13の上を覆って互いに交差する位置まで爪形磁極部16b,17bがそれぞれ延設されてなる。このため、左右の各爪形磁極部16b,17bは、周方向に沿って所定の間隔を存して互い違いに一定ピッチで配列された形状になっている。なお、18,19は各コア部材16,17の外側面に取り付けられた冷却ファンである。
【0018】
22は回転軸7に嵌着されたスリップリングで、このスリップリング22はロータコイル13に電線23を介して電気的に接続されている。したがって、スリップリング22および電線23を介してロータコイル13に界磁電流が流れると、ロータコア12を構成するコア部材16,17の各爪形磁極部16b,17bが周方向に沿って交互に正負の極性が変化するように磁化される。
【0019】
24はロータコア12の外方にこれと同心状に配置されてハウジング2に固定されたステータコア、25はステータコア24に巻装されたステータコイル、26はスリップリング22に接触するブラシ、27は図外の3相インバータ回路に接続するための端子台、28は回路基板である。そして、端子台27は回路基板28および図示しない電線を介してステータコイル25に電気的に接続されている。以上の構成自体は既に公知であり、詳細な説明は省略する。
【0020】
上記回転軸7のプーリ10の取付位置とは反対側の軸端部には回転角度検出器としてのレゾルバ31が配置されている。このレゾルバ31は、回転軸7の軸端部にレゾルバロータ32がねじ33で固定され、また、一方のブラケット3のセンサ取付部3eの内周部にレゾルバステータ34がねじ37で固定され、このレゾルバステータ34にレゾルバコイル35が巻装されて構成されている。このようなレゾルバ31は、比較的簡単な構成であるにもかかわらず機械的振動等の影響を受け難く、回転角度を精度良く検出できる利点がある。なお、36はレゾルバコイル35に接続された信号入出力用の電線、39はレゾルバ31を保護するためにブラケット3のフード部3fの開口端面に固定された平板状の保護カバーである。
【0021】
この実施の形態1の特徴は、軸受け8とレゾルバ31との間に位置する回転軸7の外周部に軟鉄材等からなる高透磁性体でできたリング状の磁気バイパス部材43が圧入等により嵌着されて回転軸7と一体化されていることである。
【0022】
ここで、回転軸7が鋼鉄のような磁性体でできていると、ロータコイル13への通電により回転軸7が磁化され、その結果、図1中の符号Aで示すように、回転軸7を通じて流れる漏れ磁束がレゾルバロータ32からレゾルバステータ34に流れてレゾルバ31の回転角度検出精度が悪くなる。
【0023】
これに対して、この実施の形態1では、回転軸7と一体化された磁気バイパス部材43が設けられているので、ロータコイル13への通電が行われた場合、回転軸7を通じて流れる漏れ磁束は図1中の符号Bで示すように、磁気バイパス部材43からステータコア24に向けて流れる。このため、レゾルバロータ32からレゾルバステータ34に流れる漏れ磁束が非常に小さくなる。したがって、レゾルバ31への漏れ磁束の影響が大幅に低減され、高精度な回転角度検出を行うことが可能になる。また、磁気バイパス部材43は回転軸7に圧入等によって嵌着するだけでよいため、容易に組み立てることができる。
【0024】
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図であり、図1に示した実施の形態1の構成と同一または相当する部分には同一の符号を付す。
【0025】
この実施の形態2における車両用回転電機の特徴は、回転軸7のレゾルバ31の取付箇所よりも外側の軸端部に、軟鉄材等からなる高透磁性の磁気バイパス部材44がレゾルバロータ32と共にねじ33で固定されている。さらに、ブラケット3のフード部3fの開口端面に取り付けられた保護カバー39も同様に軟鉄材等からなる高透磁性でできており、磁気バイパス部材として兼用されている。
【0026】
そして、回転軸7に固定された磁気バイパス部材44は、これに対向する保護カバー39に漏れ磁束ができるだけ多く流れるように、保護カバー39に極力接近するように形成されている。すなわち、磁気バイパス部材44は保護カバー39に向けて突出してから回転軸7の径方向外方に張り出すように屈曲形成されている。
なお、その他の構成は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0027】
このように、この実施の形態2では、回転軸7の軸端部にはその径方向外方に張り出した磁気バイパス部材44が一体固定されているので、回転軸7を通じて流れる漏れ磁束は、図2中の符号Cで示すように、磁気バイパス部材44および保護カバー39に沿って流れる。このため、レゾルバロータ32からレゾルバステータ34に流れる漏れ磁束を非常に小さくすることができ、したがって、レゾルバ31への漏れ磁束の影響が大幅に低減され、高精度な回転角度検出を行うことが可能になる。また、磁気バイパス部材44は回転軸7にねじ33等で固定するだけでよいため、容易に組み立てることができる。
【0028】
なお、この実施の形態2では、保護カバー39を高透磁性の磁気バイパス部材として兼用しているが、回転軸7に固定されている磁気バイパス部材44が回転軸7の径方向外方に大きく張り出すように形成されておれば、保護カバー39として高透磁性のものを使用しなくても上記と同様な効果が得られる。
【0029】
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3に係る車両用回転電機の要部を示すもので、図1に示した実施の形態1の構成と同一または相当する部分には同一の符号を付す。
【0030】
この実施の形態3における車両用回転電機の特徴は、レゾルバ31を挟む前後の位置にそれぞれ軟鉄材等の高透磁性体でできた磁気バイパス部材43,39が設けられていることである。
【0031】
すなわち、一方の磁気バイパス部材43は、実施の形態1の場合と同様のもので、軸受け8とレゾルバ31との間に位置する回転軸7の外周部に圧入等により嵌着されて回転軸7と一体化されている。また、他方の磁気バイパス部材39は、レゾルバ31を保護する保護カバーを兼用している。このため、この磁気バイパス部材39は、回転軸7の軸端部に対向するとともに、回転軸7の径方向外方に向けて張り出している。
【0032】
そして、保護カバー兼用の磁気バイパス部材39には、回転軸7を通る漏れ磁束が円滑に流れるように、回転軸7の軸端部に近接させるための突出部39aが形成されている。
なお、その他の構成は実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0033】
このように、この実施の形態3では、回転軸7の軸受け8とレゾルバ31との間に位置する箇所に磁気バイパス部材43を一体に固定しているので、図3中の符号D1で示すように、回転軸7を通じて流れる漏れ磁束の多くはこの磁気バイパス部材43を通じて径方向外方に向かいステータコア24に流れる。
【0034】
また、保護カバー兼用の磁気バイパス部材39は回転軸7の軸端部に近接させているため、上記の磁気バイパス部材43では十分にバイパスできなかった漏れ磁束は、図3の符号D2で示すように、保護カバー兼用の磁気バイパス部材39に沿って流れる。このため、レゾルバロータ32からレゾルバステータ34に流れる漏れ磁束を実施の形態1,2の場合よりもさらに小さくすることができる。したがって、レゾルバ31への漏れ磁束の影響がさらに低減され、一層高精度な回転角度検出を行うことが可能になる。
【0035】
実施の形態4.
図4は本発明の実施の形態4に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図であり、図3に示した実施の形態3の構成と同一または相当する部分には同一の符号を付す。
【0036】
この実施の形態4における車両用回転電機の特徴は、回転軸7の磁気バイパス部材43の嵌着箇所よりも軸端側に位置するレゾルバロータ32の装着箇所がオーステナイト系ステンレス鋼などの非磁性体からなる軸部材40で構成されていていることである。すなわち、非磁性体の軸部材40の凹部を回転軸7の凸部に嵌着することで両者が一体化されている。一体化の手法としてはたとえば圧入や溶接等が適用される。そして、この軸部材40にレゾルバロータ32がねじ33で固定されている。
なお、その他の構成は実施の形態3の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0037】
このように、この実施の形態4では、回転軸7の軸受け8とレゾルバ31との間に位置する箇所に磁気バイパス部材43を固定しているので、図4中の符号Eで示すように、回転軸7を通じて流れる漏れ磁束の多くはこの磁気バイパス部材43を通じて径方向外方に向かいステータコア24に流れる。
【0038】
また、回転軸7を通じて流れる漏れ磁束の一部がレゾルバ31に向かったとしても、レゾルバロータ32が装着される箇所の軸部材40が非磁性体で構成されているので、漏れ磁束はこの軸部材40によって阻止される。したがって、磁気バイパス部材43を通じてより多くの漏れ磁束が流れるようになり、漏れ磁束がレゾルバロータ32からレゾルバステータ34に流れる漏れ磁束を小さくすることができる。このため、レゾルバ31への漏れ磁束の影響が大幅に低減され、上記の実施の形態1〜3の場合よりもさらに一層高精度な回転角度検出を行うことが可能になる。
【0039】
さらに、軸部材40のために磁気バイパス部材43を通じて流れる漏れ磁束の磁束密度が大きくなってこの部材43が磁気飽和した場合には、漏れ磁束がレゾルバ31に流れる恐れがあるが、その場合には、保護カバーを兼用した磁気バイパス部材39に漏れ磁束が流れるため、レゾルバ31への漏れ磁束の影響が低減され、レゾルバ31によって一層安定した高精度な回転角度検出を行うことができる。
【0040】
なお、本発明は、上記の実施の形態1〜5で説明した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更して実施することが可能である。たとえば、上記の実施の形態1,3,4では、軸受け8とレゾルバ31との間に位置する回転軸7の外周部に磁気バイパス部材43を嵌着したが、これに限らず、回転軸7に嵌着されたロータコア12とレゾルバ31間に位置する適宜な箇所(たとえば、ロータコア12とスリップリング22との間やスリップリング22と軸受け8との間などの個所)に磁気バイパス部材43を嵌着することができる。
【0041】
【発明の効果】
第1の本発明によれば、回転軸にはこれと一体化された磁気バイパス部材が嵌着されているため、回転軸を経由して回転角度検出器を通過する漏れ磁束は非常に小さくなる。このため、回転角度検出器への漏れ磁束の影響が大幅に低減され、高精度な回転角度検出を行うことが可能になる。また、磁気バイパス部材は回転軸に圧入等によって嵌着するだけでよいため、容易に組み立てることができる。
【0042】
また、第2の発明によれば、回転軸の回転角度検出器の取付箇所よりも外側の軸端部には、回転軸の径方向外方に向けて張出形成された高透磁性の磁気バイパス部材を取り付けているので、回転軸を経由して回転角度検出器を通過する漏れ磁束は非常に小さくなる。このため、回転角度検出器への漏れ磁束の影響が大幅に低減され、高精度な回転角度検出を行うことが可能になる。また、磁気バイパス部材は回転軸にねじ等で固定するだけでよいため、容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る車両用回転電機の構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態4に係る車両用回転電機の要部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 車両用回転電機、7 回転軸、12 ロータコア、13 ロータコイル、24 ステータコア、25 ステータコイル、31 レゾルバ(回転角度検出器)、39 磁気バイパス部材、40 軸部材(非磁性体)、43 磁気バイパス部材。

Claims (5)

  1. 回転軸にロータコアが嵌着され、このロータコアの外方にはこれと同心にステータコアが配置され、また、上記回転軸の一方の軸端部側には回転角度検出器が配置されてなる車両用回転電機において、
    上記回転軸のロータコアと回転角度検出器の間に位置する箇所には、高透磁性の磁気バイパス部材が嵌着されていることを特徴とする車両用回転電機。
  2. 回転軸にロータコアが嵌着され、このロータコアの外方にはこれと同心にステータコアが配置され、また、上記回転軸の一方の軸端部側には回転角度検出器が配置されてなる車両用回転電機において、
    上記回転軸の回転角度検出器の取付箇所よりも外側の軸端部には、上記回転軸の径方向外方に向けて張出形成された高透磁性の磁気バイパス部材が取り付けられていることを特徴とする車両用回転電機。
  3. 上記回転軸の回転角度検出器の取付箇所よりも外端側には、上記回転軸の軸端部に近接するとともに、上記回転軸の径方向外方に向けて張り出した高透磁性の磁気バイパス部材が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用回転電機。
  4. 上記回転軸は、少なくとも磁気バイパス部材の嵌着箇所から回転角度検出器の取付箇所までの間に位置する全部または一部が非磁性体により構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
  5. 上記回転角度検出器は、レゾルバであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の車両用回転電機。
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