JP2004156969A - プローブ、プローブ集合体およびプローブカード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】垂直スプリング部3と、下端の片持ち梁部5と、先端の接触先端部6からなる微細小型のプローブを挿入したプローブ一体型細管16をガイド穴11に挿入固定し、上端2をガイド穴11の上部で固定し下端7を垂直方向に自由な状態とするように、複数のプローブの集合体からなるプローブ集合体15を構成する。プローブ1は、垂直スプリング部3のバネ係数が片持ち梁部5のバネ係数より小さく、下端からの荷重によって垂直スプリング部3が収縮して、プローブ一体型細管16の内壁に接触した時に、垂直スプリング部3のバネ係数が大きくなり、水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より大きくなるように構成する。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハー上に製作された集積回路およびその他の電子部品の電気的機能試験を行う検査用具であるプローブ、プローブ集合体およびプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体ウエハーの機能試験では、試験コスト削減と生産性向上のために、同時に試験するウエハーの個数がますます多くなり、測定領域は広くなり、電極数も多く配置も複雑である。また、半導体ウエハーに形成された論理素子の場合、1個の素子でも電極数が多く、配置も素子の周辺部だけでなく、素子中央部近くまで配置されることが多く、間隔も小さくなっている。
【0003】
また、半導体集積回路素子の最終試験でも、試験形態は個々の素子が切離された形態でなく、ウエハー状にまとまっているか、テープやシートあるいはフィルム上に組み立てた形態が増えてくるものと予想される。上記形態の最終試験においても、被試験電子部品の電極は広い領域にかなりの高密度で配置されている。
【0004】
上記の電極に一度に安定して接触する接触部品の供給や、長期の接触と開放の繰り返しにおいて安定性を維持することはますます困難になっていて、これらの電極に同時に安定して接触する電気的接触部品が必要になってきている。
【0005】
図11は、従来の各種方式のプローブを含めたプローブカード一部の断面構造の概念図である。同じ構成のものは、同じ参照番号としている。
【0006】
図11(a)は、従来の片持ち梁式のプローブを含めたプローブカード一部の断面構造の概念図である。図11(a)において、プローブ50はほぼ全体が片持ち梁の形状に形成されており、一端はプローブカード(図示省略)の印刷配線基板51に接続される。プローブ50を電極(図示省略)に押し当てて電気的接触をする際に、図11(a)の矢印に示すように、片持ち梁式のプローブ50の接触先端部52は垂直方向に動くと同時に水平方向にも動き、電極表面の酸化膜その他の不純物をこすり取り去る(スクラブ)ことにより、電気的接触が比較的安定する。しかし、片持ち梁式のプローブ50を使用したプローブカードは、自動試験機(図示省略)に接続する印刷配線基板51との接続点53から、電極(図示省略)に接触する接触先端部52までの水平長さが長いという大きな欠点がある。このため、測定領域に多数の電極が面上に高密度で配置されている場合には、目的のプローブ配置が極度に困難になる。また、仮にプローブ配置ができる場合でも、接触先端部52の水平方向の移動量が多く、被試験電子部品の電極から外れたり、周辺部に損傷を与えたりする危険がある。
【0007】
図11(b)は、従来の垂直接触式のプローブを含めたプローブカード一部の断面構造を示す概念図である。図11(b)において、バネ弾性部55を持つ垂直接触式のプローブ56は、電極(図示省略)に垂直に接触するような形状で形成されており、ガイド板57を通って、プローブカード(図示省略)の印刷配線基板51に接続されている。この方式は、測定領域に多数の電極が面上に配置されている場合に有利であるが、オーバードライブをかけて、接触先端部58が電極に接触する際に、先端は水平方向にほとんど移動しない。そのため、安定した電気接触を得るために接触圧を大きくする必要があり、電極の微細化と薄型化に対して、電極の損傷を引き起こす欠点がある。また、プローブ先端の移動量を制御できないため、接触を繰り返していく間に接触抵抗が極めて早く上昇する傾向があり、プローブ先端のクリーニングを頻繁に行う必要がある。
【0008】
図11(c)は、従来の微細型片持ち梁式のプローブを含めたプローブカード一部の断面構造を示す概念図である。図11(c)において、電極(図示省略)に接触するプローブ60は微細な形状をした片持ち梁式の形状がガイド板62で形成されている。この方式のプローブは上記両者の短所を補う特徴がある。微細であるため、測定領域に多数の電極が面上に配置されている場合等に対応できる。プローブ60を電極に押し当てて電気的接触をする際に、接触先端部61は垂直方向に動くと同時に水平方向にも動き、電極表面の酸化膜その他の不純物を取り去るために、電気的接触が比較的安定するという特徴ももっている。しかし、オーバードライブとスクラブの間には比較的単純な幾何学的関係があり、垂直方向の動作量と接触圧を大きくするには、水平方向の寸法が大きくなるため、微細化には一定の限度がある。また、オーバードライブによる荷重と内部応力をすべて片持ち梁部が負担するために、プローブの機械的耐久性の限界により一定程度以下には小さくできない。そのため、今後、さらに電極配置の微細化が進むと、これに対応して検査できる小型で安定した電気的接触を得るプローブを含めたプローブカードの供給が極めて困難になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の片持ち梁式のプローブは、印刷配線基板との接続点から、先端部までの水平長さが長いという大きな欠点があり、高密度で配置された電極に対して、プローブの配置が困難になり、また、接触先端部の水平方向の移動量が大きく、接触先端部が電極から外れたり周辺部に損傷を与えるなどの問題がある。
【0010】
また、従来の垂直接触式のプローブは、安定した電気接触を得るために接触圧を大きくする必要があり、微細化薄型化された電極の損傷を引き起こす欠点がある。
【0011】
また、従来の微細型片持ち梁式のプローブは、垂直方向の動作量と接触圧の観点から、水平方向の寸法が大きくなり小型化には限度がある。また、微細型片持ち梁式のプローブの機械的耐久性の点から小型化ができない。
【0012】
本発明は、高密度の電極配置に対応できる微細小型の電極の損傷が少ないプローブを提供することを目的とする。また、電流容量を大きくでき、安定接触が可能なプローブ集合体を提供することを目的とする。また、電極の損傷が少なく電気的接続の信頼性の高い、多彩な電極配置に対応できるプローブカードを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、
第1の解決手段として、垂直方向に動作する垂直スプリング部と、垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなるようにプローブを構成するものである。また、具体的には、垂直スプリング部の下端に、垂直スプリングの動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパーを設けるように構成するものである。また、さらに具体的には、垂直スプリング部全体のバネ係数が水平方向の片持ち梁部のバネ係数より小さく形成するように構成するものである。
【0014】
第2の解決手段として、垂直方向に動作する垂直スプリング部と、垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなる複数個のプローブと、複数の貫通した穴を形成したガイド板とからなり、穴にプローブを挿入し、穴の上端でプローブを固定し下端ではほぼ垂直方向に自由(非固定)の状態とするようにプローブ集合体を構成するものである。また、具体的には、プローブは、垂直スプリング部のバネ係数が水平方向の片持ち梁部のバネ係数より小さく形成され、下端からの荷重によって垂直スプリング部が収縮して、挿入されたガイド板の穴の内壁に接触した時に、垂直スプリング部のバネ係数が大きくなり、かつ水平方向の片持ち梁部のバネ係数より大きくなるように構成するものである。また、更に具体的には、プローブは、垂直スプリング部の下端に、垂直スプリングの動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパーを設けるように構成するものである。また、更に具体的には、ガイド板は、絶縁性材料から形成され、プローブを挿入した導電性の細管をガイド板の穴に挿入固定するように構成するものである。また、別に具体的には、上記、プローブ集合体を印刷配線基板に、直接あるいは中継基板を介して接続するようにプローブカードを構成するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のプローブの断面構造の概念図を示す。図1において、プローブ1は、導電性金属から作成され、微細な穴(図示省略)に挿入して使用されることを前提としており、上端2は、固定をするため固定用穴(図示省略)の寸法に適度に合致する寸法とする。垂直スプリング部3は、屈曲した形状の円弧またはそれに順ずる形状の、垂直方向にバネ特性をもった、金属等導電性材料から形成された小バネ4が複数個連続に繋がった長い形状のスプリングとしている。小バネ4の一つ一つのバネ係数は大きいが直列につなぐことによって垂直スプリング部3全体のバネ係数が適性に小さくなるように設計できる。従って、全体としてわずかの荷重で上下方向に動作(変位)することができる。
【0017】
垂直スプリング部3の下端7は微細な穴(図示省略)に挿入される程度の大きさとし、その下にバネ弾性を有する片持ち梁式の水平方向に伸びた微細小型の片持ち梁部5を接続する。片持ち梁部5の先端にはその方向とほぼ直角に微細な形状の接触先端部6を形成する。プローブ1は、垂直方向(上下方向)に動作する垂直スプリング部3と水平方向の片持ち梁部とからなるスプリングとバネ機構を一体とした2重弾性構造体の微細小型化プローブとなる。接触先端部6は被試験電子部品の電極(図示省略)にほぼ垂直に接触する。垂直スプリング部3全体のバネ係数は水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より小さくなるように作成する。
【0018】
プローブ1は、導電性金属下地に感光性レジストを塗布し、その形状を描いたマスクを使って露光し、プローブ形状をフォトリソグラフィ工程でパターニングした後、電鋳技術により析出する技術で製作する。プローブ形状をパターニングする工程は、X線を用いたプロセス技術を適用すると、形成されるプローブが非常に精度よくできる。
【0019】
図2は、実施形態1の他の実施例であるプローブの断面構造の概念図を示す。図1と同じものは同じ参照番号を付与している。垂直スプリング部3の下端7の位置に、垂直スプリング3の動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパー8を設ける。プローブ1はオーバードライブの第1段階でその補助ストッパー8の位置まで垂直方向に動作し、接触先端部6の水平方向の移動を殆ど無くすことができる。
【0020】
上記で、実施の形態1のプローブは、垂直方向に動作する垂直スプリング部と、垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなるようにプローブを構成していて、全体としてわずかの荷重で上下方向に動作(変位)することができ、微細小型にできる。垂直スプリング部全体のバネ係数は水平方向の微細小型の片持ち梁部のバネ係数より小さくなるように作成しているので、オーバードライブが進む最初の段階ではバネ係数が小さい垂直スプリング部が変形することにより、微細な接触先端部はまず垂直方向に動作をし、その後、水平方向に移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極の損傷が少なく接触痕が小さい、高密度の電極配置に対応できる微細小型形状のプローブとする事が可能になる。
【0021】
また、垂直スプリング部の下端に、垂直スプリングの変形動作の制止点を補助するための補助ストッパーを設けたことにより、オーバードライブの第1段階でプローブ先端は、補助ストッパーの位置まで垂直方向に規制された動作をし、その後、水平方向に制御された量だけ移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極の損傷が少なく接触痕が小さい、高密度の電極配置に対応できる微細小型形状のプローブとすることが可能になる。
【0022】
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2であるプローブ集合体のガイド板の上面と側面断面構造の概念図である。実施の形態1と異なるところは、ガイド板を用いて図1の微細小型のプローブ1を複数個、集合保持させることにある。図3において、セラミック板やポリイミド樹脂などの絶縁性材料からなるガイド板10に、貫通したガイド穴11を複数形成する。ガイド板10に形成されたガイド穴11へ、プローブ1を複数個固定するために、ガイド穴11の上部周辺部には無電解メッキ等の技術により、あらかじめ金属膜14を形成している。ガイド穴11の位置は被試験電子部品の多彩な電極(図示省略)の位置と一定の幾何学的関係によって決定する。
【0023】
図4は、プローブ一体型細管の断面構造の概念図である。図4において、細管12は外形が図3のガイド穴11に入る径とし、銅Cuなどに金メッキ表面処理した導電性の金属管などから形成する。細管12の内部にあらかじめ微細小型のプローブ1を挿入することにより、より電流容量を大きくすることができるプローブ一体型細管16を作成する。
【0024】
図5は、本発明の実施の形態2であるプローブ集合体の一部の断面構造の概念図である。図5に示すように、図4に示す、微細小型のプローブ1を内部に挿入したプローブ一体型細管16を各ガイド穴11に挿入し固定する。プローブ1の上端2をガイド穴11の上部周辺の金属膜14に半田付け等の技術で固定し、下端7をほぼ垂直方向に自由(非固定)の状態とするように構成する。上記のようにして多彩な電極配置に対応した位置に設けられた複数の微細小型のプローブの集合体からなるプローブ集合体15を構成する。図5において、プローブ1は、図1と同じく、垂直方向に動作する垂直スプリング部3と、垂直スプリング部3の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部5と、その先端にその方向と略直角に形成した微細な接触先端部6とから構成していて、2重の弾性構造体からなる微細小型のプローブとしている。プローブ1は、垂直スプリング部3のバネ係数が水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より小さく形成され、下端からの荷重によって垂直スプリング部3が収縮して、挿入されたプローブ一体型細管16の内壁に接触した時に、垂直スプリング部3のバネ係数が大きくなり、かつ水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より大きくなるように構成する。
【0025】
図6は、プローブ集合体におけるプローブの動作を示す概念図である。図5と同じものは、同じ参照符号を付す。図6において、プローブ1の接触先端部6は電極20に一定の荷重で押さえつけられて電気的接触をする。この動作をオーバードライブという。図6は、オーバードライブ開始時の状態を示し、プローブ先端が目的の電極に接触した状態を示す。
【0026】
図7は、プローブ集合体におけるプローブの動作を示す概念図である。図7において、図6の動作からオーバードライブが進む第1段階の状態を示し、バネ係数が小さい垂直スプリング部3が変形することにより、プローブ1の接触先端部6は垂直方向に動作をし、水平方向への移動が殆ど無いことを示す。
【0027】
図8は、プローブ集合体におけるプローブの動作を示す概念図である。図8において、図7の動作から更に進んで、一定のオーバードライブがかけられると、垂直スプリング部3を構成する各バネは微細な径のプローブ一体型細管16の内壁に接触し、そのバネ係数が大きくなり、垂直スプリング部3全体のバネ係数が大きくなる。このバネ係数が水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より大きくなるように製作しておく。このような動作をする図5に示すプローブ1を設計製作できる理由は以下のようである。垂直スプリング3全体のバネ係数は、水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より元々小さく作成しているため、最初のオーバードライブでこの垂直スプリング部3が最初に変位する。垂直スプリング部3がプローブ一体型細管16の内壁あるいは穴の内壁に接触すると、垂直スプリング部3を構成する円弧状の個々のスプリングは最早、円弧状のスプリングではなく、斜めの内壁接触点を支点とした細い板状のバネとして振る舞うことになる。この時のバネ係数は初期の円弧状のスプリングに比して極端に大きくなる。この際の垂直スプリング部3のバネ係数は、水平方向の片持ち梁部5のバネ係数より大きくなるのである。このような形状のプローブを設計製作することは容易に可能である。
【0028】
図8において、垂直スプリング部3がプローブ一体型細管16の内壁に接触し、オーバードライブの次の段階では、水平方向に出た片持ち梁部5が変位し、プローブ1が上方に移動し、それに伴って、接触先端部6は上方移動と水平方向移動とを行う。上記のように、微細な接触先端部6はまず垂直方向に動作し、一定の圧力がかかったのち水平方向に制御された量だけ移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極20の表面の酸化物等の電気接触に対する障害物を除去し、接触痕が小さく安定した接触を行うことができる。
【0029】
図9は、実施の形態2の他の実施例であるプローブの動作を示す概念図である。図7と同じ構成のものは、同じ参照符号を付与している。補助ストッパー8がついた2重弾性機構のプローブ1がガイド板10に挿入固定され、プローブ1はオーバードライブの第1段階で、補助ストッパー8がガイド板10の下面に当たる位置まで垂直方向に規制された動作をし、接触先端部6の水平方向の移動はない。第2段階の動作は補助ストッパー8のない場合の動作と同じで、接触先端部6は垂直方向と水平方向への移動を行う。上記のように、微細な接触先端部6はまず垂直方向に規制された動作をし、一定の圧力がかかったのち水平方向に制御された量だけ移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極表面の酸化物等の不純物を除去し、電気的接触を行う、上下方向に不要な動作をしないプローブ集合体とすることが可能なる。
【0030】
上記で、垂直方向に動作する垂直スプリング部と、垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなる複数個の2重の弾性構造体からなる微細小型のプローブと、複数の貫通した穴を形成したガイド板とからなり、穴にプローブを挿入し、穴の上端でプローブを固定し、下端ではほぼ垂直方向に自由(非固定)の状態とするようにプローブ集合体を構成することにより、また、プローブを、垂直スプリング部のバネ係数が水平方向の片持ち梁部のバネ係数より小さく形成し、下端からの荷重によって垂直スプリング部が収縮して、挿入されたガイド板の穴の細管内壁に接触した時に、垂直スプリング部のバネ係数が大きくなり、かつ水平方向の片持ち梁部のバネ係数より大きくなるようにすることにより、また、プローブは、垂直スプリング部の下端の位置に、垂直スプリングの動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパーを設けるようにすることにより、また、ガイド板は、絶縁性材料から形成され、前記プローブを挿入した導電性の細管をガイド板の穴に挿入固定するように構成することにより、プローブの微細な接触先端部は、電極に表面に接触したとき、まず垂直方向に動作あるいは規制された動作をし、その後、水平方向に制御された量だけ移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極表面の酸化物等の電気接触に対する障害物を除去し、接触痕が小さくかつ安定した接触を行うことが可能なプローブを集合支持したプローブ集合体とすることが可能になる。
【0031】
また、ガイド板は、絶縁性材料から形成され、プローブを挿入した導電性の細管をガイド板の穴に挿入固定するように構成することにより、プローブと細管とが一体となり、電流容量が多いプローブ集合体とすることが可能になる。
【0032】
以上のように、接触痕が小さく安定接触が可能な、電流容量を大きくすることができる微細小型のプローブを多彩な電極に対応配置させたプローブ集合体とすることが可能になる。
【0033】
図10は、プローブ集合体を含むプローブカードの断面構造を示す概念図である。図10(a)において、プローブ集合体15は、ガイド板10に実施の形態1あるいは実施の形態2に述べたプローブ1あるいはプローブ一体型細管16が多彩な電極配置に対応して複数個組み付けられた集合体である。 プローブ集合体15を自動試験機(図示省略)に接続される印刷配線基板21に直接、リフロー方式などの半田付け等で半永久的に接続して、プローブカード17を組み立てる。図10(b)は、プローブ集合体を含む他の例であるプローブカードの断面構造を示す概念図である。プローブ集合体15を自動試験機(図示省略)に接続される印刷配線基板21に、中継基板18を介して、リフロー方式などの半田付け等で半永久的に接続して、プローブカード17を組み立てる。
【0034】
上記で、接触痕が小さく電気的接触の安定性が良い、電流容量の多く多彩な電極配置に対応できる、電気的接続の信頼性の高いプローブカードとすることが可能になる。
【0035】
なお、以上の説明では、あらかじめプローブを内部に挿入した細管を、ガイド穴に挿入し固定するプローブ一体型細管として説明したが、細管をガイド穴に挿入固定した後、プローブを細管の内部に挿入しても同様に実施可能である。
【0036】
また、上記で、プローブを内部に挿入した細管をガイド穴に挿入するとして説明したが、細管を挿入せずプローブを直接ガイド穴に挿入しても、電流容量の点を除いて同様に実施可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、垂直スプリング部と、その下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、片持ち梁部の先端に形成した接触先端部とからなる2重弾性構造体とすることにより、また、垂直スプリング部全体のバネ係数が水平方向の片持ち梁部のバネ係数より小さく形成することにより、また、垂直スプリング部の下端に、垂直スプリングの変形動作の制止点を補助する補助ストッパーを設けたことにより、微細な接触先端部はまず垂直方向に動作あるいは規制された動作をし、その後、水平方向に制御された量だけ移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極の損傷が少なく接触痕が小さい、高密度の電極配置に対応できる微細小型形状のプローブとする事が可能になる。
【0038】
また、別の効果として、垂直方向に動作する垂直スプリング部と、垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなる複数個の2重の弾性構造体からなる微細小型形状のプローブと、複数の貫通した穴を形成したガイド板とからなり、穴にプローブを挿入し、穴の上端でプローブを固定し下端ではほぼ垂直方向に自由(非固定)とするようにプローブ集合体を構成することにより、また、そのプローブ集合体のプローブを、垂直スプリング部のバネ係数が水平方向の片持ち梁部のバネ係数より小さく形成し、下端からの荷重によって垂直スプリング部が収縮して、挿入されたガイド板の穴の細管内壁に接触した時に、垂直スプリング部のバネ係数が大きくなり、かつ水平方向の片持ち梁部のバネ係数より大きくなるようにすることにより、また、垂直スプリング部の下端に、垂直スプリングの動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパーを設けるようにすることにより、プローブ集合体のプローブの接触先端部は、電極に表面に接触したとき、まず垂直方向に動作あるいは規制された動作をし、その後、水平方向に制御された量だけ移動し、全体として僅かの荷重で上下方向および水平方向に動作することができるので、電極表面の酸化物等の電気接触に対する障害物を除去し、接触痕が小さくかつ安定した接触を行うことが可能なプローブ集合体とすることができる。また、ガイド板を、絶縁性材料から形成し、プローブを挿入した導電性の細管をガイド板の穴に挿入固定することにより、プローブと細管とが一体となり、電流容量が多いプローブ集合体とすることが可能になる。
【0039】
以上のように、接触痕が小さく安定接触が可能な、電流容量を大きくすることができる微細小型のプローブを多彩な電極に対応配置させたプローブ集合体とすることが可能になる。
【0040】
また、上記プローブ集合体を印刷配線基板に、直接あるいは中継基板を介して接続するようにプローブカードを構成することにより、接触痕が小さく電気的接触の安定性が良い、電流容量の多く多彩な電極配置に対応できる、電気的接続の信頼性の高いプローブカードとすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のプローブの断面構造の概念図
【図2】実施の形態1の他の実施例であるプローブの断面構造の概念図
【図3】本発明の実施の形態2であるプローブ集合体の上面と側面断面構造の概念図
【図4】プローブ一体型細管の断面構造の概念図
【図5】本発明の実施の形態2であるプローブ集合体の一部の断面構造の概念図
【図6】プローブ集合体におけるプローブの動作を示す概念図
【図7】プローブ集合体におけるプローブの動作を示す概念図
【図8】プローブ集合体におけるプローブの動作を示す概念図
【図9】実施の形態2の他の実施例であるプローブの動作を示す概念図
【図10】プローブ集合体を含むプローブカードの断面構造を示す概念図
【図11】従来の各種方式のプローブを含めたプローブカード一部の断面構造の概念図
【符号の説明】
1 プローブ
2 上端
3 垂直スプリング部
4 小バネ
5 片持ち梁部
6 接触先端部
7 下端
8 補助ストッパー
10 ガイド板
11 ガイド穴
12 細管
14 金属膜
15 プローブ集合体
16 プローブ一体型細管
17 プローブカード
18 中継基板
20 電極
21 印刷配線基板
Claims (8)
- 垂直方向に動作する垂直スプリング部と、前記垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、前記片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなるように構成したプローブ。
- 前記垂直スプリング部の前記下端に、前記垂直スプリングの動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパーを設けるように構成した請求項1に記載のプローブ。
- 前記垂直スプリング部全体のバネ係数が水平方向の前記片持ち梁部のバネ係数より小さく形成するように構成した請求項1から2のいずれかに記載のプローブ。
- 垂直方向に動作する垂直スプリング部と、前記垂直スプリング部の下端から水平方向に伸びた片持ち梁部と、前記片持ち梁部の先端にその方向と略直角に形成した接触先端部とからなる複数個のプローブと、複数の貫通したガイド穴を形成したガイド板とからなり、前記ガイド穴に前記プローブを挿入し、前記ガイド穴の上端で前記プローブを固定支持し、下端ではほぼ垂直方向に自由の状態とするように構成したプローブ集合体。
- 前記プローブは、前記垂直スプリング部のバネ係数が水平方向の前記片持ち梁部のバネ係数より小さく形成され、下端からの荷重によって垂直スプリング部が収縮して、挿入された前記ガイド板の前記穴の内壁に接触した時に、前記垂直スプリング部のバネ係数が大きくなり、かつ水平方向の前記片持ち梁部のバネ係数より大きくなるように構成した請求項4に記載のプローブ集合体。
- 前記プローブは、前記垂直スプリング部の下端に、前記垂直スプリングの動作を所定の箇所で制止するための補助ストッパーを設けるように構成した請求項4から5のいずれかに記載のプローブ集合体。
- 前記ガイド板は、絶縁性材料から形成され、前記プローブを挿入した導電性の細管を、前記ガイド板の前記ガイド穴に挿入固定するように構成した請求項4から6のいずれかに記載のプローブ集合体。
- 請求項4から7のいずれかに記載のプローブ集合体を印刷配線基板に、直接あるいは中継基板を介して接続するように構成したプローブカード。
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