JP2004152393A - アームアッセンブリとこのアームアッセンブリを備える記憶装置及び記憶装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ヘッドICを静電破壊から守り、製造工程の歩留まりが向上するアームアッセンブリを備える磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】ハードディスクドライブ(磁気記憶装置)は、ディスク(磁気記憶媒体)と、アームアッセンブリを備える。アームアッセンブリは、ディスクに沿って回動するアームとこのアームの先端に配置されるヘッドIC10と、このヘッドIC10から出力される信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプICと、ヘッドICと電気的に接続されたスライダ端子(ヘッドIC側端子)18と、スライダ端子18に隣接してアンプICと電気的に接続されたパッド(アンプIC側端子)19を備える。スライダ端子18とパッド19とは、少なくとも一方に予め取り付けられた接続部材21を非接触の熱源で融かして接続される。
【選択図】 図3
【解決手段】ハードディスクドライブ(磁気記憶装置)は、ディスク(磁気記憶媒体)と、アームアッセンブリを備える。アームアッセンブリは、ディスクに沿って回動するアームとこのアームの先端に配置されるヘッドIC10と、このヘッドIC10から出力される信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプICと、ヘッドICと電気的に接続されたスライダ端子(ヘッドIC側端子)18と、スライダ端子18に隣接してアンプICと電気的に接続されたパッド(アンプIC側端子)19を備える。スライダ端子18とパッド19とは、少なくとも一方に予め取り付けられた接続部材21を非接触の熱源で融かして接続される。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶媒体に沿って回動するアームアッセンブリ、このアームアッセンブリを備える記憶装置、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転する円板状の磁気記憶媒体に沿ってアームアッセンブリ(ヘッドアームアッセンブリ)を回動させ、アームアッセンブリの先端に取り付けられたヘッドICで磁気記憶媒体に情報を書き込み、または読み出す磁気記憶装置がある。
【0003】
ヘッドジンバルアッセンブリと回動アームとが組立てられたものである。ヘッドジンバルアッセンブリは、サスペンションとフレキシブル基板(FPC)と磁気ヘッドスライダとを備えている。磁気ヘッドスライダには薄膜磁気ヘッド素子(ヘッドIC)が搭載されている。FPCは、接続パッドが形成されており、サスペンション上に固着されている。
【0004】
磁気ヘッドスライダは、この磁気ヘッドスライダを除いて全て完成されたアームアッセンブリに固着された後、薄膜磁気ヘッド素子用の端子電極が、FPCの接続パッドに金ボールまたははんだボールでボールボンディングされる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−92835号公報(段落0016−0028、第1図、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヘッドICに組み込まれるMR(Magneto−Resistive)素子やGMR(Giant Magneto−Resistive)素子などは、静電気に対して敏感である。アームアッセンブリの組立工程中において接触する治具、工具、及び装置などに発生する静電気がヘッドICに流れると、ヘッドICが静電破壊(ESD)を起す恐れがある。そのため、アームアッセンブリの組立工程の歩留まりが低下する。
【0007】
そこで、本発明は、ヘッドICを静電破壊から守り、製造工程の歩留まりが向上するアームアッセンブリ、このアームアッセンブリを備える磁気記憶装置の製造方法、及びこの磁気記憶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるアームアッセンブリは、記憶媒体に沿って回動するアームと、電気的に接続された端子を有し、アームの先端に配置されて記憶媒体に情報を書き込み読み出すヘッド部材と、電気的に接続され、ヘッド部材の端子と隣接する端子を有し、ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と、ヘッド部材の端子とアンプ部材の端子との間を電気的に接続するためにこれらの少なくとも一方の端子に予め取り付けられる接続部材とを備える。
【0009】
本発明に係る記憶装置の製造方法は、記憶媒体に情報を書き込み読み出すヘッド部材と電気的に接続されたヘッド部材側端子と、ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と電気的に接続されたアンプ部材側端子との少なくとも一方に取り付けられた接続部材を、非接触の熱源によって融かしてヘッド部材側端子とアンプ部材側端子とを電気的に接続するヘッド接続工程を有する。
【0010】
本発明に係る記憶装置は、回転する1枚以上の記憶媒体と、この記憶媒体に形成された記憶層に沿って回動するアームと、記憶層に面してアームの先端に取り付けられたスライダと、このスライダに搭載されて記憶層に情報を書き込み読み出すヘッド部材と、スライダの近傍からアームの基部までそれぞれのアームに沿って配置される配線と、アームの基部で配線と接続される回路基板と、この回路基板に実装されてヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と、ヘッド部材と電気的に接続されたヘッド部材側端子と、アンプ部材と電気的に接続されてヘッド部材側端子に隣接するアンプ部材側端子と、ヘッド部材側端子とアンプ部材側端子との少なくとも一方に取り付けられた接続部材を非接触の熱源で融かしてアンプ部材とアンプ部材とを電気的に接続した接続部とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る第1の実施形態の磁気記憶装置の一例であるハードディスクドライブ(HDD)1について、図1から図5を参照して説明する。HDD1のケース2から蓋を外した状態を図1に示す。このHDD1は、2枚のディスク3とアームユニット4とをケース2内に備えている。2枚のディスク3は、それぞれ磁気記憶媒体である。各ディスク3の両側には、磁気記憶層が形成されている。2枚のディスク3は、互いに隙間を有して平行に重ねられた状態で、スピンドルモータ5に取り付けられている。スピンドルモータ5は、ケース2に固定されており、ディスク3を回転する。なお、HDD1が備えるディスク3の枚数は、1枚であっても良いし、2枚以上であっても良い。
【0012】
アームユニット4は、アクチュエータ6とアームアッセンブリ7とを備える。アクチュエータ6は、コイル(図2参照)8とこのコイル8を貫く方向の磁場を発生させる磁石(図示せず)とを備える。アクチュエータ6は、アームアッセンブリ7をスピンドルモータ5の回転軸と平行な軸を中心に回動させる。アームアッセンブリ7を図2に一部分解して示す。アームアッセンブリ7は、アーム9と、ヘッド部材の一例であるヘッドIC(図3参照)10と、アンプ部材の一例であるアンプIC11と、フレキシブル配線12と、フレキシブル回路基板13とを備える。
【0013】
アーム9は、上アーム9a、中アーム9b、下アーム9cの3つを重ねて構成されている。上アーム9aと中アーム9bの間、中アーム9bと下アーム9cの間は、それぞれディスク3の厚さよりもわずかに大きい。また、中アーム9bの厚さは、重ねて配置された2枚のディスク3の隙間よりも薄い。それぞれのアーム9a,9b,9cは、剛性のあるブラケット14a,14b,14cと、弾性のあるヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dとを備えている。ブラケット14a,14b,14cとヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dは、互いにかしめられて結合されている。なお、アーム9は、一体に設けられていても良いし、ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15d毎に設けても良い。中アーム9bは、ブラケット14bと反対方向に延びるコイルブラケット16を備えている。このコイルブラケット16には、前述したアクチュエータ6のコイル8が装着されている。
【0014】
ヘッドアッセンブリ7は、磁気記憶層の数に応じた数、本実施形態では4つ設けられている。したがって、ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dは、上アーム9aに1つ、中アーム9bに2つ、下アーム9cに1つ取り付けられている。アーム9の先端、すなわち各ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dの先端には、磁気記憶層に面してスライダ17がそれぞれ取り付けられている。
【0015】
ヘッドIC10は、図3に示すように各スライダ17に搭載されている。ヘッドIC10には、磁気抵抗(MR)素子や巨大磁気抵抗(GMR)素子、トンネル磁気抵抗(TMR)素子など、磁気記憶層の磁化を反転したり、磁化を検出したりする素子が組み込まれている。そして、ヘッドIC10は、磁気記憶層に情報を書き込み、読み出す。スライダ17には、ヘッドIC10と電気的に接続されているスライダ端子18が露出している。
【0016】
フレキシブル配線12は、各スライダ端子18の近傍からアーム9の基端までの間に設けられている。スライダ端子18とフレキシブル配線12のパッド19との接続部20は、非接触の熱源によって融かされて濡れ拡がった接続部材21で接続されている。接続部材21は、図4に示すように、融ける前の状態で、はんだボール21a,21bであって、予めスライダ端子18とフレキシブル配線12のパッド19とのそれぞれにフラックスなどで取り付けられている。はんだボール21a,21b同士は、離れている。なお、非接触の熱源によって融かされることで、スライダ端子18とパッド19とを電気的に接続できる物であれば、接続部材21は、はんだボール21a,21bのほかに、はんだ塊、例えばはんだ製のカットワイヤや、スライダ端子18やパッド19に盛り付けられたはんだバンプのほか、金ボールや金バンプなどでも良い。また、スライダ端子18とパッド19のどちらか一方に取り付けられているだけでも良い。
【0017】
フレキシブル回路基板13は、図5に示すように、アーム9の基端に設けられた各フレキシブル配線12のパッド22と接続される回路端子23を備えている。フレキシブル回路基板13は、アンプIC11が実装されている。このアンプIC11は、ヘッドIC10が出力する信号を増幅する回路を少なくとも備えている。
【0018】
なお、フレキシブル配線12は、両端に端子を有したリード線で代用することができる。また、フレキシブル回路基板13は、ケース2内に取り付けられる硬質基板をアーム9の基端に設けられる配線の端子とリード線やフレキシブル配線で接続して代用することができる。
【0019】
次に、アームアッセンブリ7の製造方法について説明する。アームアッセンブリ7の製造方法は、スライダ取付工程と、回路接続工程と、ヘッド接続工程とを備えている。スライダ取付工程と回路接続工程とは、ヘッド接続工程より先に実施される。
【0020】
スライダ取付工程において、スライダ17は、アーム9の先端、すなわちヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dの先端に取り付けられる。スライダ取付工程は、ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dとブラケット9a,9b,9cをかしめて固定する前でも後でも良い。回路接続工程において、フレキシブル配線12のパッド22とフレキシブル回路基板13の回路端子23とは、接続される。回路接続工程が実施されることで、スライダ17近傍に設けられたフレキシブル配線12のパッド19が、アンプIC11と電気的に接続されたアンプIC側端子となる。接続の方法は、はんだごて、ワイヤボンディング、レーザ光線などいずれの方法でも良い。
【0021】
ヘッド接続工程において、ヘッドIC10と電気的に接続されているヘッドIC側端子となるスライダ端子18とアンプIC側端子となるパッド19とは、電気的に接続される。スライダ端子18とパッド19とのそれぞれには、図4に示すように、ヘッド接続工程より先にはんだボール21a,21bが取り付けられている。スライダ端子18とパッド19との接続は、非接触の熱源、例えばハロゲンランプを用いて行なわれる。図4に示す状態のスライダ端子18とパッド19とを覆う範囲にハロゲンランプの光をアーム9の先端側から照射すると、はんだボール21a,21bは、融けて、図3に示すように、接続部材21となってスライダ端子18とパッド19とに濡れ拡がるとともに、スライダ端子18とパッド19とを接続する。ヘッド接続工程が施工されることで、ヘッドIC10とアンプIC11とが電気的に接続される。
【0022】
ヘッドIC側端子となるスライダ端子18は、接続装置や治具及び工具などに触れることなく非接触の熱源で接続される。したがって、接続装置や治具及び工具などが帯びている静電気がヘッドIC10に伝わることで発生するヘッドIC10の静電破壊を防止することができる。この結果、アームアッセンブリ7の製造において、ひいては、HDD1の製造において、歩留まりが向上する。また、複数箇所の接続を同時にできるので、短時間で接続が完了する。
【0023】
なお、非接触の熱源として、レーザ光線を利用しても良い。レーザ光線は、ボールはんだ21a,21bなどの接続部材21を直接狙って照射することができるので、ヘッドIC10への入熱が少なくてよい。また、ビームスプリッタなどを用いて、複数の接続部材21を同時に融かすことも可能である。
【0024】
また、接続部材21のはんだボール21a,21bは、スライダ側端子18とパッド19の間を接続できる大きさであればよいので、スライダ側端子18とパッド19とのどちらか一方に設けられているだけでも良い。さらに、接続部材21は、はんだボール21a,21bによらず、カットワイヤ状のはんだ塊や、その他の形状、或いは、パッド19やスライダ側端子18に盛り付けられたはんだバンプでもよい。また、はんだによらず、金などでも良い。
【0025】
ヘッドIC10に静電気が伝わらないようにするためには、ヘッドIC10と電気的に接続された端子が非接触の熱源で接続されればよい。したがって、ヘッドIC側端子とアンプIC側端子とをフレキシブル配線12の途中に設けることもできる。この場合、ヘッドIC10とこのヘッドIC10に電気的に接続される配線とは、互いの端子やパッドに取り付けた接続部材を非接触の熱源、例えばハロゲンランプやレーザ光線などで融かして接続する。より具体的な例で説明すると、図5において、スライダ端子18とフレキシブル配線12のパッド19を非接触の熱源を用いて接続し、最後にフレキシブル配線12のパッド22とフレキシブル回路基板13の回路端子23とを非接触の熱源を用いて接続する。この場合、アーム9の基端に位置するフレキシブル配線12のパッド22がヘッドIC側端子であり、回路端子23がアンプIC側端子である。
【0026】
また、アンプIC側端子と電気的に接続された経路にアースをはんだなどの接続部材で予め接続しておき、アンプIC側端子とヘッドIC側端子の接続後に、アースを非接触の熱源で切り離しても良い。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、ヘッド部材を静電破壊から守り、製造工程の歩留まりが向上するアームアッセンブリ、このアームアッセンブリを備える記憶装置の製造方法、及びこの記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のハードディスクドライブをケースの蓋を外した状態で示す斜視図。
【図2】図1のハードディスクドライブのアームアッセンブリを一部分解して示す斜視図。
【図3】図2中のF3で示すスライダ端子とフレキシブル配線との接続部を拡大して示す斜視図。
【図4】図3の接続部を接続する直前の状態を示す斜視図。
【図5】図2のアームアッセンブリの任意のヘッドICからアンプICまでの配線を模式的に示すブロック図。
【符号の説明】
1…ハードディスクドライブ(磁気記憶装置)
3…ディスク(磁気記憶媒体)
7…アームアッセンブリ
9…アーム
10…ヘッドIC(ヘッド部材)
11…アンプIC(アンプ部材)
12…フレキシブル配線
13…フレキシブル回路基板
17…スライダ
18…スライダ端子(ヘッドIC側端子)
19…パッド(アンプIC側端子)
20…接続部
21…接続部材
21a,21b…はんだボール
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶媒体に沿って回動するアームアッセンブリ、このアームアッセンブリを備える記憶装置、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
回転する円板状の磁気記憶媒体に沿ってアームアッセンブリ(ヘッドアームアッセンブリ)を回動させ、アームアッセンブリの先端に取り付けられたヘッドICで磁気記憶媒体に情報を書き込み、または読み出す磁気記憶装置がある。
【0003】
ヘッドジンバルアッセンブリと回動アームとが組立てられたものである。ヘッドジンバルアッセンブリは、サスペンションとフレキシブル基板(FPC)と磁気ヘッドスライダとを備えている。磁気ヘッドスライダには薄膜磁気ヘッド素子(ヘッドIC)が搭載されている。FPCは、接続パッドが形成されており、サスペンション上に固着されている。
【0004】
磁気ヘッドスライダは、この磁気ヘッドスライダを除いて全て完成されたアームアッセンブリに固着された後、薄膜磁気ヘッド素子用の端子電極が、FPCの接続パッドに金ボールまたははんだボールでボールボンディングされる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−92835号公報(段落0016−0028、第1図、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ヘッドICに組み込まれるMR(Magneto−Resistive)素子やGMR(Giant Magneto−Resistive)素子などは、静電気に対して敏感である。アームアッセンブリの組立工程中において接触する治具、工具、及び装置などに発生する静電気がヘッドICに流れると、ヘッドICが静電破壊(ESD)を起す恐れがある。そのため、アームアッセンブリの組立工程の歩留まりが低下する。
【0007】
そこで、本発明は、ヘッドICを静電破壊から守り、製造工程の歩留まりが向上するアームアッセンブリ、このアームアッセンブリを備える磁気記憶装置の製造方法、及びこの磁気記憶装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるアームアッセンブリは、記憶媒体に沿って回動するアームと、電気的に接続された端子を有し、アームの先端に配置されて記憶媒体に情報を書き込み読み出すヘッド部材と、電気的に接続され、ヘッド部材の端子と隣接する端子を有し、ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と、ヘッド部材の端子とアンプ部材の端子との間を電気的に接続するためにこれらの少なくとも一方の端子に予め取り付けられる接続部材とを備える。
【0009】
本発明に係る記憶装置の製造方法は、記憶媒体に情報を書き込み読み出すヘッド部材と電気的に接続されたヘッド部材側端子と、ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と電気的に接続されたアンプ部材側端子との少なくとも一方に取り付けられた接続部材を、非接触の熱源によって融かしてヘッド部材側端子とアンプ部材側端子とを電気的に接続するヘッド接続工程を有する。
【0010】
本発明に係る記憶装置は、回転する1枚以上の記憶媒体と、この記憶媒体に形成された記憶層に沿って回動するアームと、記憶層に面してアームの先端に取り付けられたスライダと、このスライダに搭載されて記憶層に情報を書き込み読み出すヘッド部材と、スライダの近傍からアームの基部までそれぞれのアームに沿って配置される配線と、アームの基部で配線と接続される回路基板と、この回路基板に実装されてヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と、ヘッド部材と電気的に接続されたヘッド部材側端子と、アンプ部材と電気的に接続されてヘッド部材側端子に隣接するアンプ部材側端子と、ヘッド部材側端子とアンプ部材側端子との少なくとも一方に取り付けられた接続部材を非接触の熱源で融かしてアンプ部材とアンプ部材とを電気的に接続した接続部とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る第1の実施形態の磁気記憶装置の一例であるハードディスクドライブ(HDD)1について、図1から図5を参照して説明する。HDD1のケース2から蓋を外した状態を図1に示す。このHDD1は、2枚のディスク3とアームユニット4とをケース2内に備えている。2枚のディスク3は、それぞれ磁気記憶媒体である。各ディスク3の両側には、磁気記憶層が形成されている。2枚のディスク3は、互いに隙間を有して平行に重ねられた状態で、スピンドルモータ5に取り付けられている。スピンドルモータ5は、ケース2に固定されており、ディスク3を回転する。なお、HDD1が備えるディスク3の枚数は、1枚であっても良いし、2枚以上であっても良い。
【0012】
アームユニット4は、アクチュエータ6とアームアッセンブリ7とを備える。アクチュエータ6は、コイル(図2参照)8とこのコイル8を貫く方向の磁場を発生させる磁石(図示せず)とを備える。アクチュエータ6は、アームアッセンブリ7をスピンドルモータ5の回転軸と平行な軸を中心に回動させる。アームアッセンブリ7を図2に一部分解して示す。アームアッセンブリ7は、アーム9と、ヘッド部材の一例であるヘッドIC(図3参照)10と、アンプ部材の一例であるアンプIC11と、フレキシブル配線12と、フレキシブル回路基板13とを備える。
【0013】
アーム9は、上アーム9a、中アーム9b、下アーム9cの3つを重ねて構成されている。上アーム9aと中アーム9bの間、中アーム9bと下アーム9cの間は、それぞれディスク3の厚さよりもわずかに大きい。また、中アーム9bの厚さは、重ねて配置された2枚のディスク3の隙間よりも薄い。それぞれのアーム9a,9b,9cは、剛性のあるブラケット14a,14b,14cと、弾性のあるヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dとを備えている。ブラケット14a,14b,14cとヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dは、互いにかしめられて結合されている。なお、アーム9は、一体に設けられていても良いし、ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15d毎に設けても良い。中アーム9bは、ブラケット14bと反対方向に延びるコイルブラケット16を備えている。このコイルブラケット16には、前述したアクチュエータ6のコイル8が装着されている。
【0014】
ヘッドアッセンブリ7は、磁気記憶層の数に応じた数、本実施形態では4つ設けられている。したがって、ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dは、上アーム9aに1つ、中アーム9bに2つ、下アーム9cに1つ取り付けられている。アーム9の先端、すなわち各ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dの先端には、磁気記憶層に面してスライダ17がそれぞれ取り付けられている。
【0015】
ヘッドIC10は、図3に示すように各スライダ17に搭載されている。ヘッドIC10には、磁気抵抗(MR)素子や巨大磁気抵抗(GMR)素子、トンネル磁気抵抗(TMR)素子など、磁気記憶層の磁化を反転したり、磁化を検出したりする素子が組み込まれている。そして、ヘッドIC10は、磁気記憶層に情報を書き込み、読み出す。スライダ17には、ヘッドIC10と電気的に接続されているスライダ端子18が露出している。
【0016】
フレキシブル配線12は、各スライダ端子18の近傍からアーム9の基端までの間に設けられている。スライダ端子18とフレキシブル配線12のパッド19との接続部20は、非接触の熱源によって融かされて濡れ拡がった接続部材21で接続されている。接続部材21は、図4に示すように、融ける前の状態で、はんだボール21a,21bであって、予めスライダ端子18とフレキシブル配線12のパッド19とのそれぞれにフラックスなどで取り付けられている。はんだボール21a,21b同士は、離れている。なお、非接触の熱源によって融かされることで、スライダ端子18とパッド19とを電気的に接続できる物であれば、接続部材21は、はんだボール21a,21bのほかに、はんだ塊、例えばはんだ製のカットワイヤや、スライダ端子18やパッド19に盛り付けられたはんだバンプのほか、金ボールや金バンプなどでも良い。また、スライダ端子18とパッド19のどちらか一方に取り付けられているだけでも良い。
【0017】
フレキシブル回路基板13は、図5に示すように、アーム9の基端に設けられた各フレキシブル配線12のパッド22と接続される回路端子23を備えている。フレキシブル回路基板13は、アンプIC11が実装されている。このアンプIC11は、ヘッドIC10が出力する信号を増幅する回路を少なくとも備えている。
【0018】
なお、フレキシブル配線12は、両端に端子を有したリード線で代用することができる。また、フレキシブル回路基板13は、ケース2内に取り付けられる硬質基板をアーム9の基端に設けられる配線の端子とリード線やフレキシブル配線で接続して代用することができる。
【0019】
次に、アームアッセンブリ7の製造方法について説明する。アームアッセンブリ7の製造方法は、スライダ取付工程と、回路接続工程と、ヘッド接続工程とを備えている。スライダ取付工程と回路接続工程とは、ヘッド接続工程より先に実施される。
【0020】
スライダ取付工程において、スライダ17は、アーム9の先端、すなわちヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dの先端に取り付けられる。スライダ取付工程は、ヘッドアッセンブリ15a,15b,15c,15dとブラケット9a,9b,9cをかしめて固定する前でも後でも良い。回路接続工程において、フレキシブル配線12のパッド22とフレキシブル回路基板13の回路端子23とは、接続される。回路接続工程が実施されることで、スライダ17近傍に設けられたフレキシブル配線12のパッド19が、アンプIC11と電気的に接続されたアンプIC側端子となる。接続の方法は、はんだごて、ワイヤボンディング、レーザ光線などいずれの方法でも良い。
【0021】
ヘッド接続工程において、ヘッドIC10と電気的に接続されているヘッドIC側端子となるスライダ端子18とアンプIC側端子となるパッド19とは、電気的に接続される。スライダ端子18とパッド19とのそれぞれには、図4に示すように、ヘッド接続工程より先にはんだボール21a,21bが取り付けられている。スライダ端子18とパッド19との接続は、非接触の熱源、例えばハロゲンランプを用いて行なわれる。図4に示す状態のスライダ端子18とパッド19とを覆う範囲にハロゲンランプの光をアーム9の先端側から照射すると、はんだボール21a,21bは、融けて、図3に示すように、接続部材21となってスライダ端子18とパッド19とに濡れ拡がるとともに、スライダ端子18とパッド19とを接続する。ヘッド接続工程が施工されることで、ヘッドIC10とアンプIC11とが電気的に接続される。
【0022】
ヘッドIC側端子となるスライダ端子18は、接続装置や治具及び工具などに触れることなく非接触の熱源で接続される。したがって、接続装置や治具及び工具などが帯びている静電気がヘッドIC10に伝わることで発生するヘッドIC10の静電破壊を防止することができる。この結果、アームアッセンブリ7の製造において、ひいては、HDD1の製造において、歩留まりが向上する。また、複数箇所の接続を同時にできるので、短時間で接続が完了する。
【0023】
なお、非接触の熱源として、レーザ光線を利用しても良い。レーザ光線は、ボールはんだ21a,21bなどの接続部材21を直接狙って照射することができるので、ヘッドIC10への入熱が少なくてよい。また、ビームスプリッタなどを用いて、複数の接続部材21を同時に融かすことも可能である。
【0024】
また、接続部材21のはんだボール21a,21bは、スライダ側端子18とパッド19の間を接続できる大きさであればよいので、スライダ側端子18とパッド19とのどちらか一方に設けられているだけでも良い。さらに、接続部材21は、はんだボール21a,21bによらず、カットワイヤ状のはんだ塊や、その他の形状、或いは、パッド19やスライダ側端子18に盛り付けられたはんだバンプでもよい。また、はんだによらず、金などでも良い。
【0025】
ヘッドIC10に静電気が伝わらないようにするためには、ヘッドIC10と電気的に接続された端子が非接触の熱源で接続されればよい。したがって、ヘッドIC側端子とアンプIC側端子とをフレキシブル配線12の途中に設けることもできる。この場合、ヘッドIC10とこのヘッドIC10に電気的に接続される配線とは、互いの端子やパッドに取り付けた接続部材を非接触の熱源、例えばハロゲンランプやレーザ光線などで融かして接続する。より具体的な例で説明すると、図5において、スライダ端子18とフレキシブル配線12のパッド19を非接触の熱源を用いて接続し、最後にフレキシブル配線12のパッド22とフレキシブル回路基板13の回路端子23とを非接触の熱源を用いて接続する。この場合、アーム9の基端に位置するフレキシブル配線12のパッド22がヘッドIC側端子であり、回路端子23がアンプIC側端子である。
【0026】
また、アンプIC側端子と電気的に接続された経路にアースをはんだなどの接続部材で予め接続しておき、アンプIC側端子とヘッドIC側端子の接続後に、アースを非接触の熱源で切り離しても良い。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、ヘッド部材を静電破壊から守り、製造工程の歩留まりが向上するアームアッセンブリ、このアームアッセンブリを備える記憶装置の製造方法、及びこの記憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態のハードディスクドライブをケースの蓋を外した状態で示す斜視図。
【図2】図1のハードディスクドライブのアームアッセンブリを一部分解して示す斜視図。
【図3】図2中のF3で示すスライダ端子とフレキシブル配線との接続部を拡大して示す斜視図。
【図4】図3の接続部を接続する直前の状態を示す斜視図。
【図5】図2のアームアッセンブリの任意のヘッドICからアンプICまでの配線を模式的に示すブロック図。
【符号の説明】
1…ハードディスクドライブ(磁気記憶装置)
3…ディスク(磁気記憶媒体)
7…アームアッセンブリ
9…アーム
10…ヘッドIC(ヘッド部材)
11…アンプIC(アンプ部材)
12…フレキシブル配線
13…フレキシブル回路基板
17…スライダ
18…スライダ端子(ヘッドIC側端子)
19…パッド(アンプIC側端子)
20…接続部
21…接続部材
21a,21b…はんだボール
Claims (17)
- 記憶媒体に沿って回動するアームと、
電気的に接続された端子を有し、前記アームの先端に配置されて前記記憶媒体に情報を書き込み読み出すヘッド部材と、
電気的に接続され、前記ヘッド部材の端子と隣接する端子を有し、前記ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と、
前記ヘッド部材の端子と前記アンプ部材の端子との間を電気的に接続するためにこれらの少なくとも一方の端子に予め取り付けられる接続部材とを備えることを特徴とするアームアッセンブリ。 - 前記ヘッド部材の端子と前記アンプ部材の端子とは、前記ヘッド部材を搭載して前記アームの先端に取り付けられるスライダから前記アンプ部材が実装されて前記アームの基端部に取り付けられるフレキシブル回路基板までの間に配置されるフレキシブル配線の途中に設けられることを特徴とする請求項1に記載のアームアッセンブリ。
- 前記ヘッド部材は、前記アームの先端に取り付けられたスライダに搭載され、前記ヘッド部材の端子は、前記スライダから露出することを特徴とする請求項1に記載のアームアッセンブリ。
- 前記アンプ部材の端子は、前記アンプ部材に接続されて前記スライダの近傍まで延びるフレキシブル配線の先端に設けられることを特徴とする請求項3に記載のアームアッセンブリ。
- 前記接続部材は、前記ヘッド部材の端子と前記アンプ部材の端子との少なくとも一方に設けられることを特徴とする請求項4に記載のアームアッセンブリ。
- 前記接続部材は、フラックスによって取り付けられることを特徴とする請求項5に記載のアームアッセンブリ。
- 前記接続部材は、はんだ塊であることを特徴とする請求項5に記載のアームアッセンブリ。
- 前記接続部材は、はんだボールであることを特徴とする請求項5に記載のアームアッセンブリ。
- 前記接続部材は、はんだバンプであることを特徴とする請求項5に記載のアームアッセンブリ。
- 前記接続部材は、金ボールであることを特徴とする請求項5に記載のアームアッセンブリ。
- 記憶媒体に情報を書き込み読み出すヘッド部材と電気的に接続されたヘッド部材側端子と、前記ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と電気的に接続されたアンプ部材側端子との少なくとも一方に取り付けられた接続部材を、
非接触の熱源によって融かして前記ヘッド部材側端子と前記アンプ部材側端子とを電気的に接続するヘッド接続工程を有していることを特徴とする記憶装置の製造方法。 - 前記ヘッド接続工程は、前記記憶媒体に沿って回動するアームの先端から基部まで配置されたフレキシブル配線の途中に設けられた前記ヘッド部材側端子と前記アンプ部材側端子との間において施工されることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置の製造方法。
- 前記ヘッド接続工程は、前記記憶媒体に沿って回動するアームの先端に取り付けられて前記ヘッド部材を搭載するスライダから露出する前記ヘッド部材側端子と、前記アンプ部材が実装されたフレキシブル回路基板と前記アームの基部で接続されて前記スライダまで前記アームに沿って配置されたフレキシブル配線のスライダ側端に設けられた前記アンプ部材側端子との間で施工されることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置の製造方法。
- 前記記憶媒体に沿って回動するアームの先端に前記ヘッド部材が搭載されたスライダを取り付けるスライダ取付工程と、
前記各スライダの近傍からそれぞれのアームに沿って前記アームの基部まで配置されたフレキシブル配線と前記アンプ部材が実装されたフレキシブル回路基板とを接続する回路接続工程とを、
前記ヘッド接続工程よりも前に行なうことを特徴とする請求項11に記載の記憶装置の製造方法。 - 前記熱源にハロゲンランプを用いることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置の製造方法。
- 前記熱源にレーザ光線を用いることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置の製造方法。
- 回転する1枚以上の記憶媒体と、
この記憶媒体に形成された記憶層に沿って回動するアームと、
前記記憶層に面して前記アームの先端に取り付けられたスライダと、
このスライダに搭載されて前記記憶層に情報を書き込み読み出すヘッド部材と、
前記スライダの近傍から前記アームの基部までそれぞれの前記アームに沿って配置される配線と、
前記アームの基部で前記配線と接続される回路基板と、
前記回路基板に実装されて前記ヘッド部材が出力する信号を増幅する回路を少なくとも含むアンプ部材と、
前記ヘッド部材と電気的に接続されたヘッド部材側端子と、
前記アンプ部材と電気的に接続されて前記ヘッド部材側端子に隣接するアンプ部材側端子と、
前記ヘッド部材側端子と前記アンプ部材側端子との少なくとも一方に取り付けられた接続部材を非接触の熱源で融かして前記アンプ部材と前記アンプ部材とを電気的に接続した接続部とを備えることを特徴とする記憶装置。
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