JP2004151727A - 光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置 - Google Patents

光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置に関し、液晶表示器(LCD)に広視角を呈させる光学補償膜の効率的な製作方法を提供する。
【解決手段】 透過紫外偏光により該第一の巻状膠膜を照射して該第一の感光性高分子層を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層を得るステップと、液晶高分子を該第一の感光層に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、該感光性高分子(LPP)をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して、第二の感光層を得るステップと、該液晶高分子を第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るステップとを備えてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置に関し、特に、光学補償膜を作製して液晶表示器に広大な視角を顕現させ、その製造プロセスに第一の巻状膠膜を提供し、感光性高分子を塗布する等のステップを有する光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置に関する。これにより、より効果的に紫外(UV)光源を利用してより良好な二重光軸配向選択性に達する。
液晶表示器(Liqid Crystal Display:LCD)は、体積が小さく且つ省電気の特性を有しているので、その応用範囲が日増しに拡大され、ノートブックコンピュータの小スクリーンに応用されているばかりでなく、デスクコンピュータの大スクリーンにも使用されている。これらLCDの液晶の上方には液晶より発した光線の可視角を補償するための光学補償膜が設けられている。
図1は、平行方向及び垂直方向配置フィルムが二次露光を行う平面見取図である。図1に示すように、従来の技術では平行及び垂直方向配置のフィルム10、12は、先ず平行方向電界の紫外線の平行光束で、平行方向配置にフィルム10に対して露光した後、平行配向11の膠膜を得るようにしていた。
さらには、平行方向配置のフィルム10が連続的な巻状製品でないため、同一の露光条件下において、垂直方向配置のフィルム12が平行配向11及び垂直配向13を兼ねるように、平行方向配置のフィルム10を垂直方向配置のフィルム12に回動形成することができる。
このようにすれば、不同方向の光学補償膜を得ることができるが、平行配置のフィルム10及び他の平行方向配置のフィルムがいずれも二つに切開されて、それぞれ独立的なフィルムとなっているので、フィルムとフィルムとが連続式の生産方式を行うことが出来ないので、平行方向のフィルムを一固定位置に配置させる速度を向上し難いと共に、露光中断の時間をも短縮することが出来ない。また、平行方向及び垂直方向配置のフィルム10、12を同時に露光できないので、その経済利益が明らかに不足の虞れがある。
また、別の補償膜の製作方式によれば、“引出し”の方式を用いて該補償膜に平行方向を具備させると共に、該補償膜の別の垂直方向を引出すことができる。しかしながら、このように同時に二つの方向を引出すと、応力の破壊を惹き起こし易く、その熱安定性が比較的劣ってしまい、熱収縮により変形するという現象が発生する。
従って、上記問題を改善して、平行配置の膜片を相互に接続させて連続式の生産を行わせ、ひいては平行方向の膜片を固定位置に配置する速度を加速させるために、本出願人により鋭意試験と研究とを重ねた結果、ついに効果的に平行膜片が各自独立して接続しない問題点を克服したほか、膜片と膜片とが相互接続した露光型式を実現した光学補償膜の露光に応用される製造プロセスを案出した。
本発明の主たる目的は、偏光発生器より反射された反射紫外偏光により、第二の感光層を照射してY軸方向光重合の垂直電界配向層を得る光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置を提供することにある。
本発明の次の目的は、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を使用して同時に第一及び第二の感光性高分子層の露光を行うことにより最適な双光軸配向の選択性を得る、光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及びその装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の光学補償膜の露光に応用される製造プロセスは、液晶表示器(LCD)に広視角(Wide View Angle:WV)を呈させる光学補償膜の製作に用いられる製造プロセスであって、
第一の巻状膠膜を提供して該光学補償膜の基板を形成させるステップと、
該基板上に感光性高分子(Linear Photo reactive Polymer:LPP)を塗布して第一の感光性高分子層を得るステップと、
紫外線を発する紫外線光源(UV Light)を提供するステップと、
該紫外線をX軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、前記X軸方向の平行電界分量及び前記Y軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、
複数層の石英片を形成してあり、該集光レンズと該第一の巻状膠膜との間に設置されて平行光束を受光すると同時に前記垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得る偏光発生器を提供するステップと、
該透過紫外偏光により該第一の巻状膠膜を照射して該第一の感光性高分子層を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層を得るステップと、
液晶高分子(LCP)を該第一の感光層に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
該感光性高分子(LPP)をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して、第二の感光層を得るステップと、
該偏光発生器より反射された該反射紫外偏光を利用して、該第二の感光層を照射・偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得るステップと、
該液晶高分子(LCP)を該第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得ることにより、前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るステップと、
を備えてなる。(請求項1に対応)
上記本発明の製造プロセスにおいて、該X軸方向は該第一の巻状膠膜の前進方向に平行又は垂直し、かつ、該X軸方向は該Y軸方向に垂直している。(請求項2に対応)。
また、上記本発明の製造プロセスにおいて、このプロセスはさらに、該垂直電界分量を反射し、かつ、該第二の感化層を偏極化して該紫外線光源の利用率を向上する、第一及び/又は第二の平面反射鏡を提供するステップを備え、
該紫外線波長は190nm〜400nmの範囲にある。(請求項3に対応)。
また、上記本発明の製造プロセスにおいて、該複数層の石英片は30°と60°との間に介在して該垂直電界分量を反射する傾斜角度を有し、
この傾斜角度は該平行電界分量を透過する57°のブールス特角である。(請求項4に対応)
また、上記本発明の製造プロセスにおいて、該巻状双光軸補償膜は平面内位相差及び平面外位相差を有し、かつその位相差の数値はそれぞれ0≦R≦400nm及び0≦Rth≦300nmに介している。(請求項5に対応)
また、上記本発明の製造プロセスにおいて、該光学補償膜は該液晶表示器に広視角を呈させるようにシンフィルムトランジスタ(TFT)及び/又はカラーフィルタ(CF)に貼付されている。(請求項6に対応)
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の露光に応用される製造プロセスは、液晶表示器(LCD)に広視角(WV)を呈させる光学補償膜の製作に用いられる製造プロセスであって、
基板を提供するステップと、
該基板上に感光性高分子を塗布して第一の感光性高分子層を得るステップと、
紫外線を発する紫外線光源を提供するステップと、
該紫外線を、X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、
該平行光束を受光すると同時に該垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得る偏光発生器を提供するステップと、
該透過紫外偏光により該第一の巻状膠膜を照射して該第一の感光性高分子層を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層を得るステップと、
液晶高分子(LCP)を該第一の感光層に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経てX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
該感光性高分子(LPP)をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して、第二の感光層を得るステップと、
該偏光発生器より反射された該反射紫外偏光を利用して、該第二の感光層を照射・偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得るステップと、
該液晶高分子(LCP)を該第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得ることにより、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るステップと、を備えてなる。(請求項7に対応)
上記本発明の製造プロセスにおいて、該基板は第一の巻状膠膜により形成されたものである。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の露光に用いられる露光装置は、液晶表示器(LCD)に広視角(WV)を呈させる光学補償膜の製作に用いられる装置であって、
第一の巻状膠膜を連動して該光学補償膜の基板を形成する連動装置と、
感光性高分子(LPP)を該基板上に塗布して第一の感光性高分子層を得る第一の塗布機と、
紫外線を発する紫外線光源(UV light)と、
該紫外線を、X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズと、
複数層の石英片を形成してあり、該集光レンズと該第一の巻状膠膜との間に設置されて平行光束を受光すると同時に該垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得、かつ、該透過紫外偏光により該第一の巻状膠膜を照射して該第一の感光性高分子層を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層を得る偏光発生器と、
液晶高分子(LCP)を該第一の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得る第二の塗布機と、
該第一の塗布機により感光性高分子をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して得られ、該偏光発生器により反射された該反射紫外偏光を利用して、該第二の感光層を照射偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得る第二の感光層と、
該第二の塗布機により該液晶高分子(LCP)を該第二の感光層上に塗布し、かつ、加熱プログラム及び紫外光重合を経た後、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜とを備えてなる。(請求項8に対応)
上記本発明の露光装置において、該X軸方向は該第一の巻状膠膜の前進方向に平行又は垂直し、かつ、該X軸方向は該Y軸方向に垂直している。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の露光に応用される製造プロセスは、液晶表示器に広視角を呈させる第一及び第二の光学補償膜の製作に用いられる製造プロセスであって、
それぞれ第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性膠膜を具備した第一及び第二の巻状膠膜を提供するステップと、
感光性高分子(LPP)を該第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性膠膜上に塗布して、第一及び第二の感光性高分子層を得るステップと、
紫外線を発する紫外線光源(UV Light)を提供するステップと、
該紫外線をX軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、
複数層の石英片を形成してあり、該集光レンズと該第一の巻状膠膜との間に設置されて前記平行光束を受光すると同時に該垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得る偏光発生器を提供するステップと、
該透過紫外偏光及び該反射紫外偏光により同時に該第一及び第二の巻状膠幕を照射して該第一及び第二の感光性高分子層を偏極化することで第一のX軸方向に光重合する平行電界及び第二のY軸方向に光重合する垂直電界の配向層を得るステップと、
液晶高分子(LCP)を該第一及び第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経た後、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性膠膜を得て、第一及び第二の光学補償膜を形成するステップと、
を備えてなる。(請求項9に対応)
上記本発明の製造プロセスにおいて、該X軸方向は該第一及び第二の巻状膠膜の前進方向に平行又は垂直し、かつ、該X軸方向は該Y軸方向に垂直している。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の製造方法は、
(a) 第一の感光層を具備した基板を提供するステップと、
(b) Z軸方向に前進するものであって多重振動方向の電界を具備した電磁波すなわち平行光束を提供するステップと、
(c) 該平行光束の受光に応じて反射偏光及び透過偏光を生ずるステップと、
(d) 該透過偏光を利用して該第一の感光層を照射・偏極化することにより、第一方向の平行電界配向層を得るステップと、
(e) 液晶高分子層(LCP)を該第一の感光層上に形成させてX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
(f) 該X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に、第二の感光層を形成するステップと、
(g) 該反射偏光を利用して該第二の感光層を照射・偏極化することにより、第二方向の垂直電界配向層を得るステップと、
(h) 液晶高分子(LCP)膜を該第二の感光層に形成させてY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
を備えてなる。(請求項10に対応)
上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該方法は、液晶表示器(LCD)に広視角呈させるための方法である。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該基板は巻状膠膜であり、
該感光層は感光性高分子(LPP)を該基板に塗布して得られる。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該平行光束は波長が190nm〜400nm範囲の平行光束であり、
該光束の平行は集光レンズにより得られる。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該多重振動方向の電界はXY平面で振動し、Z軸方向に沿って前進する該電磁波はX軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有する。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該ステップ(C)は偏光発生器により反射偏光及び透過偏光が生じられ、
該反射偏光発生器は複数層の石英片を有し、
該反射偏光及び透過偏光はそれぞれ反射及び透過を通して得られ、そして、
該反射偏光及び透過偏光はそれぞれ該多重振動方向電界の垂直及び平行電界分量を反射及び透過することにより得られる。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該第一の方向配向層はX軸方向の光重合の平行電界配向層であり、
該液晶高分子(LCP)は加熱プログラム及び光重合のステップを得た後、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜が得られ、このX軸方向は該第一の巻状膠膜の前進方向に平行又は垂直している。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該第二の感光層は感光性高分子(LPP)膜を該X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布することにより得られ、
該第二の方向配向層はY軸方向に光重合した垂直電界層であり、
該Y軸方向光軸の光学異方性を具備した膠膜は該液晶高分子(LCP)膜を第二の感光層に塗布することにより得られる。
また、上記本発明の光学補償膜の製造方法において、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜は該第二の感光層上の液晶高分子(LCP)膜上において加熱プログラム及び光重合ステップを経て得られ、
該X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜により双光軸特性を具備した膜が合成され、そして、
該双光軸特性を具備した膜は巻状光学補償膜である。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の製造装置は、
第一の感光層を具備した基板と、
Z軸方向に前進する電磁波を発するもので多重振動方向の電界を具備した平行光束光源と、
反射及び透過偏光を発生する平行光束の受光器と、
該透過偏光を利用して該第一の感光層を照射・偏極化することにより得られる第一方向の平行電界配向層と、
該第一の感光層上に形成されることによりX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得る液晶高分子層と、
該X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に形成される第二の感光層と、
該反射偏光を利用して該第二の感光層を照射・偏極化することにより得られる第二方向の垂直電界配向層と、
該第二の感光層上に形成されることによりY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得る液晶高分子膜と、
を備えてなる。(請求項11に対応)
上記本発明の光学補償膜の製造装置において、該反射偏光は偏光発生器により発生される。
さらには、本発明のほかの実施可能な光学補償膜の製造方法は、
(a) それぞれ第一及び第二の感光層を具備した第一及び第二の基板を提供するステップと、
(b) Z軸方向に沿って前進する電磁波であって多重振動方向の電界を具備した電磁波すなわち平行光束を提供するステップと、
(c) 該平行光束の受光に応じて反射偏光及び透過偏光を生ずるステップと、
(d) 該透過偏光及び反射偏光を利用して同時に該第一及び第二の感光層を照射・偏極化することにより、それぞれ第一方向の平行及び第二方向の垂直電界配向層を得るステップと、
(e) 液晶高分子層を前記第一及び第二の感光層上に形成することにより、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップとを備えてなる。(請求項12に対応)
上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該第一及び第二の基板はそれぞれ第一及び第二の巻状膠膜により形成される。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の製造方法は、
(a) それぞれ第一及び第二の感光層を具備した第一及び第二の基板を提供するステップと、
(b) 特定方向に沿って前進する電磁波であって多重振動方向の電界を具備した平行光束を提供するステップと、
(c) 平行光束の受光に応じて反射偏光及び透過偏光を生ずるステップと、
(d) 該透過偏光及び反射偏光を利用して同時に該第一及び第二の感光層を照射・偏極化することにより、それぞれ第一方向の平行及び第二方向の垂直電界配向層を得るステップと、
(e) 液晶高分子層をそれぞれ該第一及び第二の感光層上に形成することにより、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
を備えてなる。(請求項13に対応)
上記本発明の光学補償膜の製造方法において、該特定方向は前進するZ軸方向電磁波に定義される。
要するに、上記に定義された本発明の技術的手段、すなわち光学補償膜の露光に応用されるプロセス及び装置は、偏光発生器により反射された反射紫外偏光を利用することにより、第二の感光層を照射してY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得ることが出来ると共に、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を兼備することにより、同時に第一及び第二の感光高分子層の露光を行うことができる。以下、より具体的に本発明の技術的思想を理解してもらえるために、実施例を挙げて添付図を参照しながら説明する。
添付図面は、光学補償膜の露光に応用される製造プロセスを示すもので、図11に示す光学補償膜110を製作して図12に示す液晶表示器(LCD)120に広視角(WV)を呈させることに供している。
その製造プロセスは図2に示すように、巻状膠膜20を提供して光学補償膜110の基盤30を形成させるステップと、この基板30上に図4に示す感光性高分子(LPP)40を塗布して第一の感光性高分子層41を得るステップと、図2に示すように紫外線22を発する紫外線光源21を提供するステップと、紫外線22をX軸方向の平行電界分量25及びY軸方向の垂直電界分量26を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束24に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量25及び垂直電界分量26をXY平面上で振動させる集光レンズ23を提供するステップと、複数層の石英片28を形成してあり、該集光レンズ23と第一の巻状膠膜20との間に設置されて平行光束24を受光すると同時に垂直及び平行電界分量26、25を反射・透過することにより反射紫外偏光281(第二の平面反射鏡292を通して反射)及び透過紫外偏光282(第一の平面反射鏡291を通して透過)を得る、偏光発生器27を提供するステップと、透過紫外偏光282により第一の巻状膠膜20を照射して図4に示す第一の感光性高分子層41を偏極化することによりX軸方向に光重合する平行電界配向層50(図5参照)を得るステップと、図6に示すように、液晶高分子(LCP)60を第一の感光層41上に塗布して液晶高分子層62を得、これがまだ光重合していないLCP60において成膜性を有していないことから、加熱プログラム及び一般の紫外光70で光重合した後X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71(図7参照)を得るステップと、感光性高分子(LPP)40をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71上に塗布して図8に示す第二の感光層80を得るステップと、偏光発生器27より反射された反射紫外偏光281を利用して、第二の感光層80を照射・偏極化(透過紫外偏光282が第一の巻状膠膜20を照射するのと同期的に行い、この時、基板30は既に第一の照射位置283から第二の照射位置に移動されている。図2参照)することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層90(図8、図9参照)を得るステップと、図10に示す液晶高分子(LCP)60を第二の感光層80上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜100を得ることにより、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜110を得るステップと、を組合せてなる。
図2に示すように、製造プロセスのX軸方向は第一の巻状膠膜20の前進方向MDに平行(第一の巻状膠膜20の前進方向MDに垂直するように変えることもできる)すると共に、Y軸方向に垂直している。
この製造プロセスはさらに、該垂直電界分量26を反射し、かつ該第二の感光層80を偏極化して紫外線光源21の利用率を向上する第一及び/又は第二の平面反射鏡291、292を提供するステップを備えている。
この紫外線波長は、好ましくは190nm〜400nmの範囲にある。また、該製造プロセスにおいて、複数層の石英片28は30°と60°との間に介在して垂直電界分量26を反射する傾斜角度θを有し、この傾斜角度θが57°のブールス特角である時、平行電界分量137を最適な数値に透過することができる。
また上記プロセスにおいて、巻状双光軸補償膜110は平面内位相差及び平面外位相差を有し、かつその位相差の数値はそれぞれ0≦R≦40nm及び0≦Rth≦300nmに介している。また、該光学補償膜110は液晶表示器120に広視角(WV)を呈させるように、シンフィルムトランジスタ(TFT)及び/又はカラーフィルタ(CF)上に貼付されている。
さらには、他の実施可能な光学補償膜の露光に応用される製造プロセスは、液晶表示器120に広視角を呈させる光学補償膜110の製作に用いられる製造プロセスであって、基板30を提供するステップと、この基板30上に感光性高分子40を塗布して第一の感光性高分子層41を得るステップと、紫外線22を発する紫外線光源21を提供するステップと、紫外線22をX軸方向の平行電界分量25及びY軸方向電界分量26を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束24に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量25及びY軸方向の垂直電界分量26をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、複数層の石英片28を形成してあり、該集光レンズ23と第一の巻状膠膜20との間に設置されて平行光束24を受光すると同時に垂直及び平行電界分量26、25を反射・透過することにより反射紫外偏光281及び透過紫外偏光282を得る、偏光発生器27を提供するステップと、透過紫外偏光282により第一の巻状膠膜20を照射して図4に示す第一の感光性高分子層41を偏極化することによりX軸方向に光重合する平行電界配向層50を得るステップと、図6に示すように、液晶高分子(LCP)60を第一の感光層41上に塗布し、この時、まだ光重合していないLCP60において成膜性を有していないことから、加熱プログラム及び一般の紫外光70で光重合した後X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71を得るステップと、感光性高分子(LPP)40をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71上に塗布して図8に示す第二の感光層80を得るステップと、偏光発生器27より反射された反射紫外偏光281を利用して、第二の感光層80を照射・偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得るステップと、図10に示す液晶高分子(LCP)60を第二の感光層80上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71と、双光軸特性特性を具備した巻状光学補償膜110に合成して、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜100を得るステップと、を組合せてなる。当然として、この場合の基板30は第一の巻状膠膜20により形成されても良い。
また、本発明の光学補償膜の露光に用いられる露光装置は、液晶表示器(LCD)に広視角(WV)を呈させる光学補償膜110の製作に用いられる装置であって、第一の巻状膠膜20を連動して光学補償膜110の基板30を形成する連動装置(図示せず)と、感光性高分子(LPP)40を基板30上に塗布して第一の感光性高分子層41を得る第一の塗布機42と、紫外線22を発する紫外線光源21と、紫外線22を、X軸方向の平行電界分量25及びY軸方向の垂直分量26を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束24に集合してなり、X軸方向の平行電界分量25及びY軸方向の垂直電界分量26をXY平面上で振動させる集光レンズ23と、複数層の石英片28を形成してあり、該集光レンズ23と第一の巻状膠膜20との間に設置されて平行光束24を受光すると同時に垂直及び平行電界分量26、25を反射・透過することにより反射紫外偏光281及び透過紫外偏光282を得、かつ、透過紫外偏光282により第一の巻状膠膜20を照射して第一の感光性高分子層41を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層50を得る偏光発生器27と、液晶高分子(LCP)60を第一の感光層41上に塗布し、加熱プログラム及び一般の紫外光重合を経てX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71を得る第二の塗布機61と、第一の塗布機42により感光性高分子(LPP)40をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71上に塗布して得られ、偏光発生器27より反射された反射紫外偏光281を利用して、第二の感光層80を照射・偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層90を得る、第二の感光層80と、第二の塗布機61により液晶高分子(LCP)60を第二の感光層80上に塗布し、かつ、加熱プログラム及び紫外光重合を経た後、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜110を得るY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜111と、を備えてなる。言うまでもなく、この装置のX軸方向は第一の巻状膠膜20の前進方向MDに平行又は垂直し、かつ、該X軸方向はY軸方向に垂直している。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の露光に応用される製造プロセスは、液晶表示器120に広視角を呈させる第一及び第二の光学補償膜141、142の製作に用いられる製造プロセスであって、それぞれ第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性膠膜143、144を具備した第一及び第二の巻状膠膜131、132を提供するステップと、感光性高分子(LPP)40を第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性膠膜143、144上に塗布して、第一及び第二の感光性高分子層145、146を得るステップと、波長の範囲が190nm〜400nmに介する紫外線134を発する紫外線光源133を提供するステップと、この紫外線134を、X軸方向の平行電界分量137及びY軸方向の垂直電界分量138を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束136に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量137及びY軸方向の垂直電界分量138をXY平面上で振動させる集光レンズ135を提供するステップと、複数層の石英片1390を形成してあり、該集光レンズ135と第一の巻状膠膜131との間に設置されて平行光束136を受光すると同時に垂直及び平行電界分量138、137を反射・透過することにより反射紫外偏光1391及び透過紫外偏光1392を得る偏光発生器139を提供するステップと、透過紫外偏光1392及び反射紫外偏光1391により同時に第一及び第二の巻状膠膜131、132を照射して第一及び第二の感光性高分子層145、146を偏極化することにより、第一のX軸方向光重合の平行電界及び第二のY軸方向光重合の垂直電界の配向層1393,1394を得るステップと、液晶高分子(LCP)60を第一及び第二の感光層145、146上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経た後、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性膠膜147、148を得て、第一及び第二の光学補償膜141、142を形成するステップと、を備えてなる(図14参照)
この場合、製造プロセスのX軸方向は第一及び第二の巻状膠膜131、132の前進方向FD、SDに平行又は垂直し、かつ、X軸方向はY軸方向に垂直している。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜110の製造方法にあっては、(a)第一の感光層41を具備した基板30を提供するステップと、(b)Z軸方向に前進するものであって多重振動方向の電界を具備した電磁波すなわち平行光束24を提供するステップと、(c) 平行光束の受光に応じて反射偏光281及び透過偏光282を生ずるステップと、(d)該透過偏光282を利用し第一の感光層41を照射・偏極化することにより、第一方向の平行電界配向層(例えばX軸方向に光重合する平行電界配向層50)を得るステップと、(e)液晶高分子層62を第一の感光層41上に形成させてX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71を得るステップと、(f)X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71上に第二の感光層80を形成するステップと、(g)反射偏光を利用して第二の感光層80を照射・偏極化することにより、第二方向の垂直電界配向層(例えばY軸に光重合する垂直電界配向層90)得るステップと、(h)液晶高分子膜62を第二の感光層80上の形成させてY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜111を得るステップと、を備えてなる。
ここで、基板30は反射偏光281を利用すればよいので、必ずしも巻状膠膜20により形成される必要はない。なお、この種の基板30を採用する実施例の詳細は図2の実施例に述べてあるので、その説明を省略する。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜110の製造装置は第一の感光層41を具備した基板30と、Z軸方向に前進する電磁波(平行光束)24を発するもので多重振動方向の電界を具備した平行光束光源と、反射偏光及び透過偏光281、282を発生する受光器(例えば偏光発生器27)と、透過偏光282を利用して第一の感光層41を照射・偏極化して得られる第一方向の平行電界配向層(例えばX軸方向に光重合する平行電界配向層50)と、第一の感光層41上に形成されることによりX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71を得る液晶高分子層62と、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜71上に形成される第二の感光層80と、反射偏光281を利用して第二の感光層80を照射・偏極化することにより得られる第二方向の垂直電界配向層(例えばY軸に光重合する垂直電界配向層90)と、第二の感光層80上の形成されることによりY軸方向の光学異方性を具備した膠膜111を得る液晶高分子膜と、を備えてなる。言うまでもなく、この装置の反射偏光281は偏光発生器27により発生される。
また、本発明の他の実施可能な光学補償膜の製造方法は、(a)それぞれ第一及び第二の感光層145、146を具備した第一及び第二の基板(例えば第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜143、144)を提供するステップと、(b)Z軸方向に沿って前進する電磁波136であって多重振動方向の電界を具備した平行光束136を提供するステップと、(c)平行光束136の受光に応じて反射及び透過偏光1391、1392を生ずるステップと、(d)透過偏光1392及び反射偏光1391を利用して同時に第一及び第二の感光層145、146を照射・偏極化することにより、それぞれ第一方向の平行及び第二方向の垂直電界配向層(例えばX軸方向に光重合する平行電界及びY軸方向に光重合する垂直電界の配向層1393、1394)を得るステップと、(e)液晶高分子層62をそれぞれ第一及び第二の感光層145、146上に形成することにより、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜147、148を得るステップと、を備えてなる。云うまでものなく、この方法の第一及び第二の基板は、第一及び第二の巻状膠膜131、132により形成されている。
さらには、本発明の他の実施可能な光学補償膜の製造方法は、(a)それぞれ第一及び第二の感光層145、146を具備した第一及び第二の基板(例えば第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜143、144)を提供するステップと、(b)特定方向に沿って前進する電磁波(例えばZ軸方向に前進する電磁波136)であって多重振動方向の電界を具備した平行光束136を提供するステップと、(c)平行光束136の受光に応じて反射偏光1391及び透過偏光1392を生ずるステップと、(d)透過偏光1392及び反射偏光1391を利用して同時に第一及び第二の感光層145、146を照射・偏極化することにより、それぞれ第一方向の平行及び第二方向の垂直電界配向層(例えば第一のX軸方向に光重合する平行電界及び第二のY軸方向に光重合する垂直電界の配向層1393、1394)を得るステップと、(e)液晶高分子層62をそれぞれ第一及び第二の感光層145、146上に形成することにより、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜147、148を得るステップと、を備えてなる。言うまでもなく、この方法の特定方向は前進するZ軸方向電磁波に定義される。
ところで、本発明に関連する計算方程式は以下の式で表される。
Figure 2004151727
式中、Rthは平面外位相差(Out of plan retardation Value)、Rは平面内位相差(In plan retardation Value)、nはX方向の屈折率、nはY方向の屈折率、dはLCPの厚さ、Δnは屈折率差(即ちn−N)をそれぞれ示す。且つ、n=n≧nはC−板(C−Plate)、n>n>nは二軸型(Biaxial)、n>n=nはA−板(A−Plate)をそれぞれ表す。
これは、いずれも本発明に係る広視角膠膜(Wide View Film)と相違している。
要するに、本発明による光学補償膜の露光に応用される製造プロセス及び装置は、偏光発生器により反射された反射紫外偏光を利用することにより、第二の感光層を照射してY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得ることが出来ると共に、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を兼備することにより同時に第一及び第二の感光性高分子層の露光を行い得る。
従って、最適な双光軸配向の選択性を可能にすると共に、紫外線で感光性高分子を照射して電界配向層を形成する効率を大幅に向上することができ、工業上の生産に寄与すること極めて大である。
なお、本発明の技術的思想は上記の実施例に限定されるべきでなく、添付クレームの範囲を逸脱しない限り、当業者による単純な設計変更、付加、置換等は本発明の技術的範囲に属することは云うまでもない。
平行方向配置のフィルムが垂直方向配置に転向して再度二次露光を行う平面見取図である。 本発明の光学補償膜の露光に応用される製造プロセスの好適な実施例の立体見取図である。 図2における光学補償膜の基板に立体見取図である。 感光性高分子(LPP)が塗布された図3基板の立体見取図である。 図4の感光性高分子が透過紫外偏光の照射を受光した後の立体見取図である。 液晶高分子が塗布された図5のX軸方向に光重合する平行電界配向層の立体見取図である。 感光性高分子が一般の紫外線の曝射を受光した後の立体見取図である。 第二の感光層が塗布された図7のX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜の立体見取図である。 図8の第二の感光層が反射紫外偏光の照射を受光した後の立体見取図である。 液晶高分子が塗布された図9のY軸方向に光重合する垂直電界配向層の立体見取図である。 図10の液晶高分子が一般の紫外線の曝射を受光した後の立体見取図である。 広視角を有する光学補償膜がノートブック・コンピュータに応用されるのを示す立体見取図である。 本発明の光学補償膜の露光に応用される製造プロセスの他の好適な実施例の立体見取図である。 図13の製造プロセスを参照して得た第一及び第二の光学補償膜の立体見取図である。
符号の説明
10 平行方向配置の膜片
11 平行配向
12 垂直方向配置の膜片
13 垂直配向
20 第一の巻状膠膜
21 紫外線光源
22 紫外線
23 集光レンズ
24 平行光束/Z軸方向の電磁波
25 X軸方向の平行電界分量
26 X軸方向の垂直電界分量
27 偏光発生器
28 石英片
281 反射紫外偏光
282 透過紫外偏光
283 第一の照射位置
284 第二の照射位置
MD 前進方向
θ 傾斜角度
291 第一の平面反射鏡
292 第二の平面反射鏡
30 基板
40 感光性高分子
41 第一の感光性高分子層
42 第一の塗布機
50 X軸方向に光重合する平行電界配向層
60 液晶高分子
61 第二の塗布機
62 液晶高分子層
70 一般の紫外光
71 X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜
80 第二の感光層
90 Y軸方向に光重合する垂直電界配向層
100 Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜
110 双光軸特性の巻状を具備した光学補償膜
120 液晶表示器
131 第一の巻状膠膜
132 紫外線
135 集光レンズ
136 平行光束/Z軸方向の電磁波
137 X軸方向の平行電界分量
138 Y軸方向の垂直電界分量
139 偏光発生器
1390 石英片
1391 反射紫外偏光
1392 透過紫外偏光
1393 X軸方向に光重合する平行電界配向層
1394 Y軸方向に光重合する平行電界配向層
FD 第一の前進方向
SD 第二の前進方向
141 第一の光学補償膜
142 第二の光学補償膜
143 第一のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜
144 第二のX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜
145 第一の感光性高分子層
146 第二の光性高分子層
147 X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜
148 Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜

Claims (13)

  1. 液晶表示器に広視角を呈させる光学補償膜の制作に用いられる製造プロセスであって、
    第一の巻状膠膜を提供して前記光学補償膜の基板を形成させるステップと、
    前記基板上に感光性高分子を塗布して第一の感光性高分子層を得るステップと、
    紫外線を発する紫外線光源を提供するステップと、
    前記紫外線をX軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、前記X軸方向の平行電界分量及び前記Y軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、
    複数層の石英片を形成してあり、前記集光レンズと前記第一の巻状膠膜との間に設置されて平行光束を受光すると同時に前記垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得る偏光発生器を提供するステップと、
    前記透過紫外偏光により前記第一の巻状膠膜を照射して前記第一の感光性高分子層を偏極化することにより、前記X軸方向に光重合する平行電界配向層を得るステップと、
    液晶高分子を前記第一の感光層に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
    前記感光性高分子を前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して、第二の感光層を得るステップと、
    前記偏光発生器より反射された前記反射紫外偏光を利用して、前記第二の感光層を照射・偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得るステップと、
    前記液晶高分子を前記第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得ることにより、前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るステップと、
    を備えてなる、光学補償膜の露光に応用される製造プロセス。
  2. 前記X軸方向は前記第一の巻状膠膜の前進方向に平行又は垂直し、かつ、前記X軸方向は前記Y軸方向に垂直している請求項1記載の製造プロセス。
  3. 前記製造プロセスはさらに、前記垂直電界分量を反射し、かつ、前記第二の感化層を偏極化して前記紫外線光源の利用率を向上する、第一及び/又は第二の平面反射鏡を提供するステップを備え、
    前記紫外線は190nm〜400nmの範囲にある請求項2記載の製造プロセス。
  4. 前記複数層の石英片は30°と60°との間に介在して前記垂直電界分量を反射する傾斜角度を有し、
    この傾斜角度は前記平行電界分量を透過する57°のブールス特角である請求項2記載の製造プロセス。
  5. 前記巻状双光軸補償膜は平面内位相差及び平面外位相差を有し、かつその位相差の数値はそれぞれ0≦R≦400nm及び0≦Rth≦300nmに介している請求項1記載の製造プロセス。
  6. 前記光学補償膜は前記液晶表示器に広視角を呈させるようにシンフィルムトランジスタ(TFT)及び/又はカラーフィルタ(CF)上に貼付されている請求項1記載の製造プロセス。
  7. 液晶表示器に広視角を呈させる光学補償膜の製作に用いられる製造プロセスであって、
    基板を提供するステップと、
    前記基板上に感光性高分子を塗布して第一の感光性高分子層を得るステップと、
    紫外線を発する紫外線光源を提供するステップと、
    前記紫外線を、X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に沿って前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、
    前記平行光束を受光すると同時に前記垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得る偏光発生器を提供するステップと、
    前記透過紫外偏光により第一の巻状膠膜を照射して前記第一の感光性高分子層を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層を得るステップと、
    液晶高分子を前記第一の感光層に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経てX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
    前記感光性高分子をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して第二の感光層を得るステップと、
    前記偏光発生器より反射された前記反射紫外偏光を利用して前記第二の感光層を照射・偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得るステップと、
    前記液晶高分子を前記第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経て、Y方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得ることにより、X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るステップと、
    を備えてなる光学補償膜の露光に応用される製造プロセス。
  8. 液晶表示器に広視角を呈させる光学補償膜の製作に用いられる装置であって、
    第一の巻状膠膜を連動して前記光学補償膜の基板を形成する連動装置と、
    感光性高分子を前記基板上に塗布して第一の感光性高分子層を得る第一の塗布機と、
    紫外線を発する紫外線光源と、
    前記紫外線を、X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズと、
    複数層の石英片を形成してあり、前記集光レンズと前記第一の巻状膠膜との間に設置されて平行光束を受光すると同時に前記垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得、かつ、前記透過紫外偏光により前記第一の巻状膠膜を照射して前記第一の感光性高分子層を偏極化することにより、X軸方向に光重合する平行電界配向層を得る偏光発生器と、
    液晶高分子を前記第一の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経てX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得る第二の塗布機と、
    前記第一の塗布機により感光性高分子をX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に塗布して得られ、前記偏光発生器により反射された前記反射紫外偏光を利用して、前記第二の感光層を照射偏極化することによりY軸方向に光重合する垂直電界配向層を得る第二の感光層と、
    前記第二の塗布機により液晶高分子を前記第二の感光層上に塗布し、かつ、加熱プログラム及び紫外光重合を経た後、前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜と合成して双光軸特性を具備した巻状光学補償膜を得るY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜とを備えてなる光学補償膜に応用される露光装置。
  9. 液晶表示器に広視角を呈させる第一及び第二の光学補償膜の製作に用いられる製造プロセスであって、
    それぞれ第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性膠膜を具備した第一及び第二の巻状膠膜を提供するステップと、
    感光性高分子を前記第一のY方向光軸及び第二のX方向光軸の光学異方性膠膜上に塗布して第一及び第二の感光性高分子層を得るステップと、
    紫外線を発する紫外線光源を提供するステップと、
    前記紫外線を、X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量を有するものであってZ軸方向に前進する電磁波すなわち平行光束に集合してなり、当該X軸方向の平行電界分量及びY軸方向の垂直電界分量をXY平面上で振動させる集光レンズを提供するステップと、
    複数層の石英片を形成してあり、前記集光レンズと前記第一の巻状膠膜との間に設置されて前記平行光束を受光すると同時に前記垂直及び平行電界分量を反射・透過することにより、反射紫外偏光及び透過紫外偏光を得る偏光発生器を提供するステップと、
    前記透過紫外偏光及び前記反射紫外偏光により同時に前記第一及び第二の巻状膠幕を照射して前記第一及び第二の感光性高分子層を偏極化することにより、第一のX軸方向に光重合する平行電界及び第二のY軸方向に光重合する垂直電界の配向層を得るステップと、
    液晶高分子を前記第一及び第二の感光層上に塗布し、加熱プログラム及び紫外光重合を経た後、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性膠膜を得て、第一及び第二の光学補償膜を形成するステップと、
    を備えてなる光学補償膜の露光に応用される製造プロセス。
  10. (a) 第一の感光層を具備した基板を提供するステップと、
    (b) Z軸方向に前進するものであって多重振動方向の電界を具備した電磁波すなわち平行光束を提供するステップと、
    (c) 前記平行光束の受光に応じて反射偏光及び透過偏光を生ずるステップと、
    (d) 前記透過偏光を利用して前記第一の感光層を照射・偏極化することにより、第一方向の平行電界配向層を得るステップと、
    (e) 液晶高分子層を前記第一の感光層上に形成させてX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
    (f) 前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に、第二の感光層を形成するステップと、
    (g) 前記反射偏光を利用して前記第二の感光層を照射・偏極化することにより、第二方向の垂直電界配向層を得るステップと、
    (h) 液晶高分子膜を前記第二の感光層に形成させてY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
    を備えてなる光学補償膜の製造方法。
  11. 第一の感光層を具備した基板と、
    Z軸方向に前進する電磁波を発するもので多重振動方向の電界を具備した平行光束光源と、
    反射及び透過偏光を発生する平行光束の受光器と、
    前記透過偏光を利用して前記第一の感光層を照射・偏極化することにより得られる第一方向の平行電界配向層と、
    前記第一の感光層上に形成されることによりX方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得る液晶高分子層と、
    前記X方向光軸の光学異方性を具備した膠膜上に形成される第二の感光層と、
    前記反射偏光を利用して前記第二の感光層を照射・偏極化することにより得られる第二方向の垂直電界配向層と、
    前記第二の感光層上に形成されることによりY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得る液晶高分子膜と、
    を備えてなる光学補償膜の製造方法。
  12. (a) それぞれ第一及び第二の感光層を具備した第一及び第二の基板を提供するステップと、
    (b) Z軸方向に前進するものであって多重振動方向の電界を具備した電磁波すなわち平行光束を提供するステップと、
    (c) 前記平行光束の受光に応じて反射偏光及び透過偏光を生ずるステップと、
    (d) 前記透過偏光及び反射偏光を利用して同時に前記第一及び第二の感光層を照射・偏極化することにより、それぞれ第一方向の平行及び第二方向の垂直電界配向層を得るステップと、
    (e) 液晶高分子層をそれぞれ前記第一及び第二の感光層上に形成することにより、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップとを備えてなる光学補償膜の製造方法。
  13. (a) それぞれ第一及び第二の感光層を具備した第一及び第二の基板を提供するステップと、
    (b) 特定方向に沿って前進する電磁波であって多重振動方向の電界を具備した平行光束を提供するステップと、
    (c) 前記平行光束の受光に応じて反射偏光及び透過偏光を生ずるステップと、
    (d) 前記透過偏光及び反射偏光を利用して同時に前記第一及び第二の感光層を照射・偏極化することにより、それぞれ第一方向の平行及び第二方向の垂直電界配向層を得るステップと、
    (e) 液晶高分子層をそれぞれ前記第一及び第二の感光層上に形成することにより、第一のX方向光軸及び第二のY方向光軸の光学異方性を具備した膠膜を得るステップと、
    を備えてなる光学補償膜の製造方法。
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