JP2004151587A - 電気光学表示装置 - Google Patents
電気光学表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004151587A JP2004151587A JP2002318872A JP2002318872A JP2004151587A JP 2004151587 A JP2004151587 A JP 2004151587A JP 2002318872 A JP2002318872 A JP 2002318872A JP 2002318872 A JP2002318872 A JP 2002318872A JP 2004151587 A JP2004151587 A JP 2004151587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image signal
- pixel
- display device
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Electroluminescent Light Sources (AREA)
Abstract
【課題】各画素の薄膜トランジスタ等の能動素子の特性ばらつきによって引き起こされる画質の劣化を抑制する電気光学表示装置を提供すること。
【解決手段】走査線を選択し、書き込みトランジスタT1を導通状態にする。データ線から画像信号を入力すると、書き込みトランジスタT1を経由して、保持容量C1に画像信号が蓄積される。走査線を非選択とし、トランジスタT1を遮断状態にする。比較線に比較信号としてステップ電圧もしくは三角波を入力する。保持容量C1に蓄えられた画像信号と比較信号を比較手段6によって比較し、それらの大小関係に応じて制御トランジスタT4の導通・遮断を制御すると、画素である有機EL素子7を画像信号の電位に応じたパルス幅で定電流駆動することができ、時間変調を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】走査線を選択し、書き込みトランジスタT1を導通状態にする。データ線から画像信号を入力すると、書き込みトランジスタT1を経由して、保持容量C1に画像信号が蓄積される。走査線を非選択とし、トランジスタT1を遮断状態にする。比較線に比較信号としてステップ電圧もしくは三角波を入力する。保持容量C1に蓄えられた画像信号と比較信号を比較手段6によって比較し、それらの大小関係に応じて制御トランジスタT4の導通・遮断を制御すると、画素である有機EL素子7を画像信号の電位に応じたパルス幅で定電流駆動することができ、時間変調を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子や液晶ディスプレイなどのアクティブマトリクス方式の電気光学表示装置に関し、特に、各画素の薄膜トランジスタ等の能動素子の特性ばらつきによって引き起こされる画質の劣化を抑制するための、新しい表示装置と、その駆動方法に特徴を有する電気光学表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶ディスプレイ(LCD)に替わるフラットパネルディスプレイとして、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を画素部に用いた有機ELディスプレイが注目を集めている。有機ELディスプレイは、自己発光型素子であるため視認性が高く、低電圧で駆動できるという特徴を持つため実用化の研究が積極的になされている。有機EL素子はエレクトロルミネッセンス(電場を加えることで生じる発光)が得られる有機化合物を含む層(以下、有機層と表記)と陽極と陰極とを有する。有機化合物には、一重項励起(蛍光)と三重項励起(燐光)を用いたものがある。
【0003】
有機ELディスプレイの駆動方法としては、液晶ディスプレイと同様に、パッシブマトリクス(単純マトリクス)型、およびアクティブマトリクス型がある。
【0004】
パッシブマトリクス型の場合は、透明基板上の複数の陽極と、陽極に交差する複数の陰極と、これらに挟持された有機層とから構成される。陽極と陰極の交差領域の発光部を1単位として1画素を形成し、この画素が複数個配列することにより表示部が形成される。陽極および陰極を表示部より基板周囲へ延長し形成した接続部を介して、外部駆動回路と表示部を接続することによりディスプレイ装置が構成される。この方式は構造が単純であるものの、マトリクスの画素数増加と共に瞬間輝度を上げなくてはならず、寿命や消費電力の点で困難が生じる。
【0005】
アクティブマトリクス型の場合は、透明基板上の複数のゲート電極と、ゲート電極に交差する複数のソース電極と、これら電極の各交差領域に接続された能動(スイッチング)素子(一般には、絶縁ゲート型電界効果トランジスタの一種である薄膜トランジスタ、以下TFTと表記)および画像信号の保持容量とから構成される。該スイッチング素子上に有機発光層、対向電極が順次積層され画素を形成し、この画素が複数個配列することにより表示部が形成される。ゲート電極、ソース電極および対向電極を表示部より基板周囲へ延長し形成した接続部を介して、外部駆動回路と表示部を接続することによりディスプレイ装置が構成される。
【0006】
図5は、有機ELディスプレイに用いられているアクティブマトリクス型表示装置の構成例を示すものである。データ線駆動回路1および走査線駆動回路2が接続されたXYマトリクスの各交点に画素3が存在する。図6は、アクティブマトリクス型表示装置の1画素の構成例を示すものである。画素に画像信号を書き込む時のスイッチング機能を果たす書き込みトランジスタTr1と、該画像信号を保持する保持容量4と、該保持容量4の電圧によって駆動される駆動トランジスタTr2と、有機EL素子5とで構成されている。画素中の能動素子は主に低温多結晶シリコンで形成された薄膜トランジスタ(TFT)であることが多い。TFTの動作上、有機EL素子の製造上の制約から、駆動トランジスタはpチャネル型であることが多い(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
図7に従来のアクティブマトリクス駆動のタイミングチャートの例を示す。
【0008】
ところでアクティブマトリクス型ディスプレイの駆動方法は、大きくアナログ階調とデジタル階調に分類される。さらにデジタル階調には、時分割変調や面積変調などがある。
【0009】
アナログ階調は、図5においてデータ線駆動回路から画素に書き込まれる画像信号がアナログ電圧、もしくはアナログ電流であり、この電圧値もしくは電流値が階調を制御している。そしてこの画像信号が駆動トランジスタのゲートに印加されて駆動トランジスタがONすることで画素に電流を流す。
【0010】
一方、デジタル階調は、データ線駆動回路から画素に書き込まれる画像信号はONとOFFの2値である。画像信号の時間幅により階調制御する方式は時間変調と呼ばれ、画素を複数の副画素に分割し、その点灯数で階調制御する方式は面積階調と呼ばれる。時間変調としてはサブフイールド法と呼ばれるものが公開されている(特許文献2,3参照)。サブフイールド法は図8のように1フレームを複数のサブフイールドに分割し、各サブフイールド毎は点灯時間が2のべき乗に設定され、それらサブフイールドの点灯・非点灯の組み合わせで階調を表現するものである。
【0011】
サブフイールド法は、その駆動方法ゆえに動画再生において擬似輪郭現象をもたらす。これは2のべき乗で構成されたサブフイールドの組み合わせが、1フレーム内での時間の偏りが一定しないために発生する。ある中間階調を表現するために、1フレーム内における点灯サブフイールドの時間間隔が広い場合、次の1フレームの点灯サブフイールドと輝度が加算されて認識されるためである。これを解決するために、サブフイールドの配置を変えたり、サブフイールドを2のべき乗ではない配分にしたりする工夫をしている。
【0012】
【特許文献1】
特開平8−241048号公報
【0013】
【特許文献2】
特許第2784615号公報
【0014】
【特許文献3】
特開2002−6808号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
アクティブマトリクス型有機ELディスプレイにおいては、能動素子として一般にガラス基板上に形成されたTFT(薄膜トランジスタ)が利用される。しかしTFTの形成に使用されるアモルファスシリコンやポリシリコンは、単結晶シリコンに比べて結晶性が悪く、形成されたTFTは特性のばらつきが大きいことが知られている。特に大型のガラス基板上にポリシリコンTFTを形成する場合には、ガラス基板の熱変形等の問題を避けるため、通常はレーザーアニール法が用いられる。しかし大きなガラス基板に均一にレーザーエネルギーを照射することは難しく、ポリシリコンの結晶化の状態が基板内の場所によってばらつきを生ずることが避けられない。
【0016】
この結果、同一基板上に形成したTFTであっても、そのVth(閾値)が基板内の画素によって数百mV程度のばらつきを生ずる。このため、異なる画素に同じ電位の信号を書き込んでも、画素によってVthがばらつくために、画素に流れる電流は画素毎に大きく異なってしまう。したがって、駆動トランジスタにアナログ電圧を印加して階調表現を行うアナログ階調においては、ディスプレイとして高品質の画像を表示することができない。
【0017】
一方、デジタル階調は、駆動トランジスタのVthより十分大きい電圧もしくは十分小さい電圧の2値のみで駆動され、階調制御は駆動トランジスタの導通時間で行われる。このため画素毎の印加電圧の相違は小さく、画面全体の輝度分布は十分に小さく、画質は良好である。
【0018】
しかしデジタル階調におけるサブフイールド法や面積階調法は、その駆動方法ゆえに階調数が多くできないという問題を抱えている。サブフイールド法において階調数を増やすには、1フレームをさらに多くのサブフイールドに分割する必要があり、すなわちこれはアドレス速度(画素への画像信号書きこみ速度)を非常に速くしなければならない。また面積階調法において階調数を増やすには、画素をさらに多くの副画素に分割しなければならず、すなわちこれは開口率の低下を招く。
【0019】
そこで、本発明の目的は、以上のような問題を解消した高品位な画像を表示することが可能な表示装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、走査線を線順次走査する走査線駆動回路と、輝度情報に応じた電圧レベルを有する画像信号を逐次データ線に供給するデータ線駆動回路と、各走査線および各データ線の交差部に配置された画素とを有するアクティブマトリクス型電気光学表示装置であって、前記各画素は、前記走査線が選択されたときに前記データ線から画像信号を取り込む第1のスイッチング素子と、該第1のスイッチング素子から取り込んだ画像信号を保持する保持容量と、該保持容量に保持された該画像信号と比較線からの比較信号とを比較する比較手段と、該比較手段の出力信号に応じた駆動電流を前記画素に供給する駆動手段とを具えたことを特徴とする。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1において、前記比較信号は徐々に電圧が上昇もしくは下降するステップ電圧もしくは三角波であり、前記比較手段は画像信号と比較信号とを比較することで画像信号を時間幅信号に変換し、該時間幅信号によって前記駆動手段を制御することを特徴とする。
【0022】
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記比較信号は、前記線順次走査により前記保持容量に画像信号が保存された後に前記比較線から供給することを特徴とする。
【0023】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記駆動手段は、カレントミラー回路を有し、画素に対して定電流駆動を行うことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明は次の特徴を有する。第一に、駆動トランジスタの制御方法がパルス幅変調であるために、駆動トランジスタの動作は一定電流値のON・OFFの2状態のみであり、TFTのVthから充分に大きい電圧でTFTを駆動するため電流ばらつきの影響が小さいという特徴を持つ。このため画素毎の有機EL素子への印加電圧の相違は小さく、画面全体の輝度分布は十分に小さく、画質は良好である。第二に、1フレームにおける各画素のパルス幅の分解能は、データ線駆動回路のアナログ電圧と、比較線に入力するステップ電圧または三角波で決定されるので、高階調数が容易に得られる。第三に、1フレーム内のアドレス回数は1回であり、さらに比較線に入力する比較信号を画素毎に独立して供給することで、1フレーム内の最大点灯時間を最適に設定することができる。
【0025】
図1は、本発明に係る、画素の回路構成の一例を示すものである。
【0026】
この回路は、画像信号を画素に取り込むための書き込みトランジスタT1と、画像信号の保持容量C1と、画像信号と比較信号を比較する比較手段6と、比較手段6の出力信号によって制御される制御トランジスタT4と、カレントミラー回路を構成し画素を駆動する駆動トランジスタT2およびT3と、有機EL素子7とからなる。走査線には走査線駆動回路(不図示)が接続され、データ線にはデータ線駆動回路(不図示)が接続され、比較線には比較線駆動回路(不図示)が接続される。図1では、T1をNMOS,T2およびT3をPMOSで構成しているが、これは一例であり、必ずしもこの通りである必要はない。保持容量C1はグランドに接地されているが、これに限らず任意の一定電位であっても良い。
【0027】
図2は、本回路に係る、1画素の駆動シーケンスの一例を示すものである。これを参照して、図1に示した画素回路の駆動方法を説明する。
【0028】
第1に、走査線を選択し、書き込みトランジスタT1を導通状態にする。
【0029】
第2に、データ線から画像信号を入力する。このとき導通状態の書き込みトランジスタT1を経由して、保持容量C1に画像信号が蓄積される。
【0030】
第3に走査線を非選択とし、書き込みトランジスタT1を遮断状態にする。これで画素に画像信号が書き込まれた状態で保持されることとなる。
【0031】
第4に、データ線の画像信号の設定を終了する。引き続き、別の画素へ画像情報の書き込みに移っても良い。
【0032】
第5に、比較線に比較信号としてステップ電圧もしくは三角波を入力する。そして保持容量C1に蓄えられた画像信号と比較信号を比較手段6によって比較し、それらの大小関係に応じて制御トランジスタT4の導通・遮断を制御する。さらに制御トランジスタT4はカレントミラー回路で構成された駆動トランジスタT2およびT3を制御する。これにより画素である有機EL素子7を定電流駆動することができる。このとき画像信号は一定に保持されており、比較信号の電位が徐々に変化することで、比較手段6は画像信号の電位に応じたパルス幅を出力し、時間変調を行うことができる。ステップ電圧もしくは三角波の最大幅を1フレームに対して変化させることにより、駆動Dutyを任意に変化させることができる。
【0033】
第6に、画像信号と比較信号の大小関係が入れ替わったとき、比較手段6は出力信号を反転させることでパルス幅を終了させ、駆動トランジスタT2を遮断状態にする。遮断状態は1フレームが終了するまで維持される。
【0034】
第7に、比較信号が1周期を終え、すべてが初期状態に戻される。
【0035】
以上の動作を画素毎、フレーム毎に繰り返されることによりパルス幅変調を行うことができ、ディスプレイにおいて高い階調数の豊かな階調表現の画像を表示することが可能となる。
【0036】
図3は、本発明に係る、アクティブマトリクス型表示回路を駆動するタイミングチャートの一例を示すものである。走査線すべてに渡り走査を行い、画素毎に画像信号を書き込んだ後に、すべての画素に共通で比較信号を入力する。この方法の場合は比較信号の生成は1種類で済むので、比較信号を生成する回路は小さくすることができる。
【0037】
図4は、本発明に係る、アクティブマトリクス型表示回路を駆動するタイミングチャートの別の一例を示すものであって、画像信号を書き込んだ画素から順に比較信号を入力するものである。これによって、1フレームにおける発光時間、すなわち駆動Dutyを最大まで活用することができる。このことはディスプレイの表示における輝度を保ちながら、画素の駆動電流を低く抑えることができるので、低消費電力化や長寿命化に貢献する。逆に駆動Dutyを小さくすることで、動画再生における残像を低減することができる。
【0038】
本発明においては、TFT基板上にカラーフィルター等が形成されている場合に対しても適用可能である。また画素からの発光の取り出し方向は、TFT基板側のみならず、TFT基板と反対方向へも可能である。透明電極材料としては、ITOやインジウム亜鉛酸化物のほかに、酸化錫や酸化亜鉛、アルミニウム錫酸化物などを用いることができる。陰極材料としては、AlやAlLiのほかに、AgやAgMgなどの仕事関数の低い金属を用いることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、能動素子の特性ばらつきによらず、安定した輝度で画素毎に駆動することができる。その結果、高精細、低駆動電圧、低消費電力、長寿命が可能なアクティブマトリクス型表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置の1画素の回路構成の一例を示す図である。
【図2】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置の1画素の駆動シーケンスの一例を示す図である。
【図3】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置を駆動するタイミングチャートの一例を示す図である。
【図4】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置を駆動するタイミングチャートの別の一例を示す図である。
【図5】従来のアクティブマトリクス型表示装置のマトリクス構成の一例を示す図である。
【図6】従来のアクティブマトリクス型表示装置の1画素の回路構成の一例を示す図である。
【図7】従来のアクティブマトリクス型表示装置を駆動する、電流変調法のタイミングチャートの一例を示す図である。
【図8】従来のアクティブマトリクス型表示装置を駆動する、サブフイールド法のタイミングチャートの一例を示す図である。
【符号の説明】
T1,T2,T3,T4 トランジスタ
C1 保持容量
6 比較手段
7 有機EL素子
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子や液晶ディスプレイなどのアクティブマトリクス方式の電気光学表示装置に関し、特に、各画素の薄膜トランジスタ等の能動素子の特性ばらつきによって引き起こされる画質の劣化を抑制するための、新しい表示装置と、その駆動方法に特徴を有する電気光学表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶ディスプレイ(LCD)に替わるフラットパネルディスプレイとして、有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子を画素部に用いた有機ELディスプレイが注目を集めている。有機ELディスプレイは、自己発光型素子であるため視認性が高く、低電圧で駆動できるという特徴を持つため実用化の研究が積極的になされている。有機EL素子はエレクトロルミネッセンス(電場を加えることで生じる発光)が得られる有機化合物を含む層(以下、有機層と表記)と陽極と陰極とを有する。有機化合物には、一重項励起(蛍光)と三重項励起(燐光)を用いたものがある。
【0003】
有機ELディスプレイの駆動方法としては、液晶ディスプレイと同様に、パッシブマトリクス(単純マトリクス)型、およびアクティブマトリクス型がある。
【0004】
パッシブマトリクス型の場合は、透明基板上の複数の陽極と、陽極に交差する複数の陰極と、これらに挟持された有機層とから構成される。陽極と陰極の交差領域の発光部を1単位として1画素を形成し、この画素が複数個配列することにより表示部が形成される。陽極および陰極を表示部より基板周囲へ延長し形成した接続部を介して、外部駆動回路と表示部を接続することによりディスプレイ装置が構成される。この方式は構造が単純であるものの、マトリクスの画素数増加と共に瞬間輝度を上げなくてはならず、寿命や消費電力の点で困難が生じる。
【0005】
アクティブマトリクス型の場合は、透明基板上の複数のゲート電極と、ゲート電極に交差する複数のソース電極と、これら電極の各交差領域に接続された能動(スイッチング)素子(一般には、絶縁ゲート型電界効果トランジスタの一種である薄膜トランジスタ、以下TFTと表記)および画像信号の保持容量とから構成される。該スイッチング素子上に有機発光層、対向電極が順次積層され画素を形成し、この画素が複数個配列することにより表示部が形成される。ゲート電極、ソース電極および対向電極を表示部より基板周囲へ延長し形成した接続部を介して、外部駆動回路と表示部を接続することによりディスプレイ装置が構成される。
【0006】
図5は、有機ELディスプレイに用いられているアクティブマトリクス型表示装置の構成例を示すものである。データ線駆動回路1および走査線駆動回路2が接続されたXYマトリクスの各交点に画素3が存在する。図6は、アクティブマトリクス型表示装置の1画素の構成例を示すものである。画素に画像信号を書き込む時のスイッチング機能を果たす書き込みトランジスタTr1と、該画像信号を保持する保持容量4と、該保持容量4の電圧によって駆動される駆動トランジスタTr2と、有機EL素子5とで構成されている。画素中の能動素子は主に低温多結晶シリコンで形成された薄膜トランジスタ(TFT)であることが多い。TFTの動作上、有機EL素子の製造上の制約から、駆動トランジスタはpチャネル型であることが多い(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
図7に従来のアクティブマトリクス駆動のタイミングチャートの例を示す。
【0008】
ところでアクティブマトリクス型ディスプレイの駆動方法は、大きくアナログ階調とデジタル階調に分類される。さらにデジタル階調には、時分割変調や面積変調などがある。
【0009】
アナログ階調は、図5においてデータ線駆動回路から画素に書き込まれる画像信号がアナログ電圧、もしくはアナログ電流であり、この電圧値もしくは電流値が階調を制御している。そしてこの画像信号が駆動トランジスタのゲートに印加されて駆動トランジスタがONすることで画素に電流を流す。
【0010】
一方、デジタル階調は、データ線駆動回路から画素に書き込まれる画像信号はONとOFFの2値である。画像信号の時間幅により階調制御する方式は時間変調と呼ばれ、画素を複数の副画素に分割し、その点灯数で階調制御する方式は面積階調と呼ばれる。時間変調としてはサブフイールド法と呼ばれるものが公開されている(特許文献2,3参照)。サブフイールド法は図8のように1フレームを複数のサブフイールドに分割し、各サブフイールド毎は点灯時間が2のべき乗に設定され、それらサブフイールドの点灯・非点灯の組み合わせで階調を表現するものである。
【0011】
サブフイールド法は、その駆動方法ゆえに動画再生において擬似輪郭現象をもたらす。これは2のべき乗で構成されたサブフイールドの組み合わせが、1フレーム内での時間の偏りが一定しないために発生する。ある中間階調を表現するために、1フレーム内における点灯サブフイールドの時間間隔が広い場合、次の1フレームの点灯サブフイールドと輝度が加算されて認識されるためである。これを解決するために、サブフイールドの配置を変えたり、サブフイールドを2のべき乗ではない配分にしたりする工夫をしている。
【0012】
【特許文献1】
特開平8−241048号公報
【0013】
【特許文献2】
特許第2784615号公報
【0014】
【特許文献3】
特開2002−6808号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
アクティブマトリクス型有機ELディスプレイにおいては、能動素子として一般にガラス基板上に形成されたTFT(薄膜トランジスタ)が利用される。しかしTFTの形成に使用されるアモルファスシリコンやポリシリコンは、単結晶シリコンに比べて結晶性が悪く、形成されたTFTは特性のばらつきが大きいことが知られている。特に大型のガラス基板上にポリシリコンTFTを形成する場合には、ガラス基板の熱変形等の問題を避けるため、通常はレーザーアニール法が用いられる。しかし大きなガラス基板に均一にレーザーエネルギーを照射することは難しく、ポリシリコンの結晶化の状態が基板内の場所によってばらつきを生ずることが避けられない。
【0016】
この結果、同一基板上に形成したTFTであっても、そのVth(閾値)が基板内の画素によって数百mV程度のばらつきを生ずる。このため、異なる画素に同じ電位の信号を書き込んでも、画素によってVthがばらつくために、画素に流れる電流は画素毎に大きく異なってしまう。したがって、駆動トランジスタにアナログ電圧を印加して階調表現を行うアナログ階調においては、ディスプレイとして高品質の画像を表示することができない。
【0017】
一方、デジタル階調は、駆動トランジスタのVthより十分大きい電圧もしくは十分小さい電圧の2値のみで駆動され、階調制御は駆動トランジスタの導通時間で行われる。このため画素毎の印加電圧の相違は小さく、画面全体の輝度分布は十分に小さく、画質は良好である。
【0018】
しかしデジタル階調におけるサブフイールド法や面積階調法は、その駆動方法ゆえに階調数が多くできないという問題を抱えている。サブフイールド法において階調数を増やすには、1フレームをさらに多くのサブフイールドに分割する必要があり、すなわちこれはアドレス速度(画素への画像信号書きこみ速度)を非常に速くしなければならない。また面積階調法において階調数を増やすには、画素をさらに多くの副画素に分割しなければならず、すなわちこれは開口率の低下を招く。
【0019】
そこで、本発明の目的は、以上のような問題を解消した高品位な画像を表示することが可能な表示装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、走査線を線順次走査する走査線駆動回路と、輝度情報に応じた電圧レベルを有する画像信号を逐次データ線に供給するデータ線駆動回路と、各走査線および各データ線の交差部に配置された画素とを有するアクティブマトリクス型電気光学表示装置であって、前記各画素は、前記走査線が選択されたときに前記データ線から画像信号を取り込む第1のスイッチング素子と、該第1のスイッチング素子から取り込んだ画像信号を保持する保持容量と、該保持容量に保持された該画像信号と比較線からの比較信号とを比較する比較手段と、該比較手段の出力信号に応じた駆動電流を前記画素に供給する駆動手段とを具えたことを特徴とする。
【0021】
請求項2の発明は、請求項1において、前記比較信号は徐々に電圧が上昇もしくは下降するステップ電圧もしくは三角波であり、前記比較手段は画像信号と比較信号とを比較することで画像信号を時間幅信号に変換し、該時間幅信号によって前記駆動手段を制御することを特徴とする。
【0022】
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記比較信号は、前記線順次走査により前記保持容量に画像信号が保存された後に前記比較線から供給することを特徴とする。
【0023】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記駆動手段は、カレントミラー回路を有し、画素に対して定電流駆動を行うことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明は次の特徴を有する。第一に、駆動トランジスタの制御方法がパルス幅変調であるために、駆動トランジスタの動作は一定電流値のON・OFFの2状態のみであり、TFTのVthから充分に大きい電圧でTFTを駆動するため電流ばらつきの影響が小さいという特徴を持つ。このため画素毎の有機EL素子への印加電圧の相違は小さく、画面全体の輝度分布は十分に小さく、画質は良好である。第二に、1フレームにおける各画素のパルス幅の分解能は、データ線駆動回路のアナログ電圧と、比較線に入力するステップ電圧または三角波で決定されるので、高階調数が容易に得られる。第三に、1フレーム内のアドレス回数は1回であり、さらに比較線に入力する比較信号を画素毎に独立して供給することで、1フレーム内の最大点灯時間を最適に設定することができる。
【0025】
図1は、本発明に係る、画素の回路構成の一例を示すものである。
【0026】
この回路は、画像信号を画素に取り込むための書き込みトランジスタT1と、画像信号の保持容量C1と、画像信号と比較信号を比較する比較手段6と、比較手段6の出力信号によって制御される制御トランジスタT4と、カレントミラー回路を構成し画素を駆動する駆動トランジスタT2およびT3と、有機EL素子7とからなる。走査線には走査線駆動回路(不図示)が接続され、データ線にはデータ線駆動回路(不図示)が接続され、比較線には比較線駆動回路(不図示)が接続される。図1では、T1をNMOS,T2およびT3をPMOSで構成しているが、これは一例であり、必ずしもこの通りである必要はない。保持容量C1はグランドに接地されているが、これに限らず任意の一定電位であっても良い。
【0027】
図2は、本回路に係る、1画素の駆動シーケンスの一例を示すものである。これを参照して、図1に示した画素回路の駆動方法を説明する。
【0028】
第1に、走査線を選択し、書き込みトランジスタT1を導通状態にする。
【0029】
第2に、データ線から画像信号を入力する。このとき導通状態の書き込みトランジスタT1を経由して、保持容量C1に画像信号が蓄積される。
【0030】
第3に走査線を非選択とし、書き込みトランジスタT1を遮断状態にする。これで画素に画像信号が書き込まれた状態で保持されることとなる。
【0031】
第4に、データ線の画像信号の設定を終了する。引き続き、別の画素へ画像情報の書き込みに移っても良い。
【0032】
第5に、比較線に比較信号としてステップ電圧もしくは三角波を入力する。そして保持容量C1に蓄えられた画像信号と比較信号を比較手段6によって比較し、それらの大小関係に応じて制御トランジスタT4の導通・遮断を制御する。さらに制御トランジスタT4はカレントミラー回路で構成された駆動トランジスタT2およびT3を制御する。これにより画素である有機EL素子7を定電流駆動することができる。このとき画像信号は一定に保持されており、比較信号の電位が徐々に変化することで、比較手段6は画像信号の電位に応じたパルス幅を出力し、時間変調を行うことができる。ステップ電圧もしくは三角波の最大幅を1フレームに対して変化させることにより、駆動Dutyを任意に変化させることができる。
【0033】
第6に、画像信号と比較信号の大小関係が入れ替わったとき、比較手段6は出力信号を反転させることでパルス幅を終了させ、駆動トランジスタT2を遮断状態にする。遮断状態は1フレームが終了するまで維持される。
【0034】
第7に、比較信号が1周期を終え、すべてが初期状態に戻される。
【0035】
以上の動作を画素毎、フレーム毎に繰り返されることによりパルス幅変調を行うことができ、ディスプレイにおいて高い階調数の豊かな階調表現の画像を表示することが可能となる。
【0036】
図3は、本発明に係る、アクティブマトリクス型表示回路を駆動するタイミングチャートの一例を示すものである。走査線すべてに渡り走査を行い、画素毎に画像信号を書き込んだ後に、すべての画素に共通で比較信号を入力する。この方法の場合は比較信号の生成は1種類で済むので、比較信号を生成する回路は小さくすることができる。
【0037】
図4は、本発明に係る、アクティブマトリクス型表示回路を駆動するタイミングチャートの別の一例を示すものであって、画像信号を書き込んだ画素から順に比較信号を入力するものである。これによって、1フレームにおける発光時間、すなわち駆動Dutyを最大まで活用することができる。このことはディスプレイの表示における輝度を保ちながら、画素の駆動電流を低く抑えることができるので、低消費電力化や長寿命化に貢献する。逆に駆動Dutyを小さくすることで、動画再生における残像を低減することができる。
【0038】
本発明においては、TFT基板上にカラーフィルター等が形成されている場合に対しても適用可能である。また画素からの発光の取り出し方向は、TFT基板側のみならず、TFT基板と反対方向へも可能である。透明電極材料としては、ITOやインジウム亜鉛酸化物のほかに、酸化錫や酸化亜鉛、アルミニウム錫酸化物などを用いることができる。陰極材料としては、AlやAlLiのほかに、AgやAgMgなどの仕事関数の低い金属を用いることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、能動素子の特性ばらつきによらず、安定した輝度で画素毎に駆動することができる。その結果、高精細、低駆動電圧、低消費電力、長寿命が可能なアクティブマトリクス型表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置の1画素の回路構成の一例を示す図である。
【図2】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置の1画素の駆動シーケンスの一例を示す図である。
【図3】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置を駆動するタイミングチャートの一例を示す図である。
【図4】本発明に係る、アクティブマトリクス型表示装置を駆動するタイミングチャートの別の一例を示す図である。
【図5】従来のアクティブマトリクス型表示装置のマトリクス構成の一例を示す図である。
【図6】従来のアクティブマトリクス型表示装置の1画素の回路構成の一例を示す図である。
【図7】従来のアクティブマトリクス型表示装置を駆動する、電流変調法のタイミングチャートの一例を示す図である。
【図8】従来のアクティブマトリクス型表示装置を駆動する、サブフイールド法のタイミングチャートの一例を示す図である。
【符号の説明】
T1,T2,T3,T4 トランジスタ
C1 保持容量
6 比較手段
7 有機EL素子
Claims (4)
- 走査線を線順次走査する走査線駆動回路と、輝度情報に応じた電圧レベルを有する画像信号を逐次データ線に供給するデータ線駆動回路と、各走査線および各データ線の交差部に配置された画素とを有するアクティブマトリクス型電気光学表示装置であって、
前記各画素は、前記走査線が選択されたときに前記データ線から画像信号を取り込む第1のスイッチング素子と、該第1のスイッチング素子から取り込んだ画像信号を保持する保持容量と、該保持容量に保持された該画像信号と比較線からの比較信号とを比較する比較手段と、該比較手段の出力信号に応じた駆動電流を前記画素に供給する駆動手段とを具えたことを特徴とする電気光学表示装置。 - 請求項1において、
前記比較信号は徐々に電圧が上昇もしくは下降するステップ電圧もしくは三角波であり、前記比較手段は画像信号と比較信号とを比較することで画像信号を時間幅信号に変換し、該時間幅信号によって前記駆動手段を制御することを特徴とする電気光学表示装置。 - 請求項1または2において、
前記比較信号は、前記線順次走査により前記保持容量に画像信号が保存された後に前記比較線から供給することを特徴とする電気光学表示装置。 - 請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記駆動手段は、カレントミラー回路を有し、画素に対して定電流駆動を行うことを特徴とする電気光学表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318872A JP2004151587A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 電気光学表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002318872A JP2004151587A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 電気光学表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004151587A true JP2004151587A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32461899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002318872A Pending JP2004151587A (ja) | 2002-10-31 | 2002-10-31 | 電気光学表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004151587A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126779A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-05-18 | Seiko Epson Corp | 画素回路、画素駆動方法及び電子機器 |
JP2007011282A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Korea Advanced Inst Of Science & Technol | アクティブマトリックス型有機発光素子の駆動方法及び駆動回路とそれを利用したデータ駆動回路 |
KR100894196B1 (ko) | 2007-06-21 | 2009-04-22 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 유기 전계 발광 표시 장치 |
WO2021042271A1 (zh) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 像素驱动电路、像素驱动方法、显示面板及显示装置 |
-
2002
- 2002-10-31 JP JP2002318872A patent/JP2004151587A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006126779A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-05-18 | Seiko Epson Corp | 画素回路、画素駆動方法及び電子機器 |
JP4501785B2 (ja) * | 2004-09-30 | 2010-07-14 | セイコーエプソン株式会社 | 画素回路及び電子機器 |
US7924246B2 (en) | 2004-09-30 | 2011-04-12 | Seiko Epson Corporation | Pixel circuit, method of driving pixel, and electronic apparatus |
JP2007011282A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Korea Advanced Inst Of Science & Technol | アクティブマトリックス型有機発光素子の駆動方法及び駆動回路とそれを利用したデータ駆動回路 |
KR100894196B1 (ko) | 2007-06-21 | 2009-04-22 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 유기 전계 발광 표시 장치 |
WO2021042271A1 (zh) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 像素驱动电路、像素驱动方法、显示面板及显示装置 |
US11263970B2 (en) | 2019-09-03 | 2022-03-01 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Pixel driving circuit, pixel driving method, display panel and display device |
US11893939B2 (en) | 2019-09-03 | 2024-02-06 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Pixel driving circuit, pixel driving method, display panel and display device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4024557B2 (ja) | 発光装置、電子機器 | |
KR101202040B1 (ko) | 유기발광다이오드 표시소자 및 그 구동방법 | |
KR101197768B1 (ko) | 유기전계발광표시장치의 화소 회로 | |
US20040041525A1 (en) | Organic electro-luminescence device and method and apparatus for driving the same | |
JPWO2002077958A1 (ja) | アクティブマトリクス型発光素子の駆動回路 | |
JP2004170815A (ja) | El表示装置およびその駆動方法 | |
KR20070111638A (ko) | 유기전계발광표시장치의 화소 회로 | |
JP2005099714A (ja) | 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法および電子機器 | |
JPWO2002075710A1 (ja) | アクティブマトリクス型発光素子の駆動回路 | |
JPWO2002075713A1 (ja) | アクティブマトリクス型発光素子の駆動回路 | |
JP2000347622A (ja) | 表示装置及びその駆動方法 | |
JP2007148222A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2009009049A (ja) | アクティブマトリクス型有機elディスプレイ及びその階調制御方法 | |
JP2005031643A (ja) | 発光装置及び表示装置 | |
JP4773777B2 (ja) | アクティブマトリクス型表示装置 | |
JP2005165320A (ja) | 発光表示装置及びその駆動方法 | |
KR20050070342A (ko) | 일렉트로-루미네센스 표시장치와 그의 구동방법 | |
CN101236724A (zh) | 通过数据写入实现负脉冲退火的方法、装置及其驱动电路 | |
JP2004109718A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2003150108A (ja) | アクティブマトリックス基板及びそれを用いた電流制御型発光素子の駆動方法 | |
JP4797555B2 (ja) | 表示装置及びその駆動方法 | |
JP2007004035A (ja) | アクティブマトリクス型表示装置およびアクティブマトリクス型表示装置の駆動方法 | |
JP2004151587A (ja) | 電気光学表示装置 | |
KR20070071524A (ko) | 유기발광다이오드 표시소자의 구동방법 및 장치 | |
JP2002287683A (ja) | 表示パネルとその駆動方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050419 |