JP2004145668A - 非接触icカード、非接触icカードの製造方法およびその製造装置 - Google Patents

非接触icカード、非接触icカードの製造方法およびその製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カード打抜き断面部における接着材料層のムシレおよび切粉の発生を抑制し、カード表面の平坦性を高めることができる非接触ICカード、非接触ICカードの製造方法およびその製造装置を提供すること。
【解決手段】外装シート材32A,32B間に介在しアンテナモジュール36が埋め込まれた接着材料層33の内部に、アンテナモジュール36のチップ搭載面に接着剤33Cを介して積層される内コアシート材32Cを設ける。これにより、打抜き断面部31sにおける接着材料層33の占有面積比を小さくして打抜き時における接着材料層33のムシレおよび切粉の発生を抑制する。また、接着材料層33を構成する接着剤の使用量を低減して、接着剤の硬化収縮によるカード表面の平坦度悪化を阻止し、リライト機能にも十分に対応できるようになる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触ICカード、非接触ICカードの製造方法およびその製造装置に関し、更に詳しくは、ロール状から連続的に供給される一対の外装シートに対して、接着剤を塗布し、アンテナモジュールを貼り付け、各外装シートを貼り合わせて接着剤を硬化させた後、定寸に裁断して製造される非接触ICカードと、その製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
非接触ICカードは、カードをカードリーダ上に置くか、かざすだけで情報のやりとりを行える利便性から、鉄道の出改札や高速道路の自動料金徴収システムなどの交通系用途を中心に、公衆電話用のプリペイドカード、電子決済、セキュリティシステム、工場における製品管理システムなど多様な分野で応用されている。非接触ICカードは、通信用アンテナおよび半導体チップ(ICチップ)を搭載したアンテナモジュールをカード構成シートで挟み込んで構成される。
【0003】
従来より公知の非接触ICカードの製造方法として、第1に、アンテナモジュールを複数枚のカード構成シートで挟み込み、熱プレス装置等によって各シート間を熱溶着して一体化し、カードサイズに裁断する方法がある。また、第2の例として、カード表面を形成する一対の外装シート材をロール状から連続的に供給しながら、シート面に接着剤を塗布し、アンテナモジュールを貼り付けてから各シート材を貼り合わせ、接着剤を硬化させた後、シートを定寸に裁断してカードとする方法がある(下記特許文献1参照)。更に第3の例としては、上記2つの方法を組み合わせて非接触ICカードを構成したものがある(下記特許文献2参照)。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−109264号公報(第3頁左欄第49行〜同第5頁右欄
第35行、図1、図2)
【特許文献2】
特開2001−319210号公報
【0005】
図10は上記第2の方法、すなわち、外装シート材を接着剤で貼り合わせ、この接着剤にアンテナモジュールを内蔵させた非接触ICカードの構成を示している。図示する非接触ICカード1は、外装シート材2Aと外装シート材2Bとが接着剤を硬化させてなる接着材料層3を介して貼り合わされ、接着材料層3に、アンテナ用配線が形成された回路基板4とこれに搭載されるICチップ5とからなるアンテナモジュール6が内蔵されている。ICチップ5は回路基板4上で封止樹脂により封止されており、その上下には補強金属板7A,7Bが設けられている。
【0006】
図11は、図10に示した非接触ICカード1の製造装置11の概要を示している。従来の非接触ICカードの製造装置11は、ロール状からなる外装シート材2A,2Bを供給する供給部12A,12Bと、外装シート材2A,2Bの各々の面に塗布される接着剤13を供給する接着剤供給ノズル14と、外装シート材2Bの接着剤13を塗布した面にアンテナモジュール6を貼り付けるモジュール貼付部15と、アンテナモジュール6の上に接着剤16を供給する接着剤供給ノズル17と、外装シート材2A,2Bを貼り合わせる圧延ロール群18と、接着剤を硬化させるための硬化炉19と、外装シート材2A,2Bの積層体21を定寸に裁断するシート裁断部20と、裁断された短冊状の積層シート21Aを収容するシートストッカ22等を備えている。非接触ICカード1は、短冊状の積層シート21Aをカードサイズに一枚ずつ打ち抜くことによって製作される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示した非接触ICカード1は、接着剤13を硬化させてなる接着材料層3を介して貼り合わされた外装シート材2A,2Bの積層体を最終的にカードサイズに打ち抜くことによって製品とされる。この種のカードは、規格化された一定の厚さ(0.76mm(±10%))に形成する必要があり、従来の非接触ICカード1の例では、カード厚さの半分以上が接着材料層3で占められるのが一般的である。
【0008】
ここで問題となるのは、カード側面を構成する打抜き時のカード断面部1sにおける接着材料層3のムシレ(凹凸)と、その部分からの切粉の発生である。接着材料層3のムシレはカード断面の外観を損ねたり、その部分の外装シート材の接着強度を低下させる。一方、切粉の発生はカード表面を汚染し、付着した切粉の除去作業を必要とし、また、切粉の除去作業も容易でなく完全に除去できない場合もある。
【0009】
また、別の問題点として、接着材料層3の硬化収縮によるカード表面の歪みが挙げられる。この種の非接触ICカード1は、接着材料層としてエポキシ系接着剤等の有機接着剤が多く用いられるが、接着剤の硬化収縮が外装シート材2A,2Bの平面度に多大な影響を与え、カード表面の平坦性を損なわせてしまう。
【0010】
近年、サーマルプリンタ等によって文字や絵などを何度も書き込むことができる上、これらを消去することが可能なリライト機能を有する記録層(例えばロイコ染料)を備えた外装シート材が開発されている。上記機能を非接触ICカードに応用するには、サーマルヘッドとカード表面との間のスペーシングロスにより発生する印字かすれ等の印刷不良を防ぐ必要があり、そのためにはカード表面を高い精度で平坦にしなければならない。
【0011】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、カード打抜き時における断面部分の接着材料層のムシレおよび切粉の発生を抑制し、かつ、カード表面の平坦性を高めることができる非接触ICカード、非接触ICカードの製造方法およびその製造装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するに当たり、本発明の非接触ICカードは、第1のシート材と第2のシート材とが、第1の接着剤を硬化させてなる接着材料層を介して貼り合わされ、上記接着材料層に、アンテナ用配線が形成された回路基板とこれに搭載される半導体チップとからなるアンテナモジュールが内蔵された非接触ICカードにおいて、上記接着材料層内には、アンテナモジュールの半導体チップ搭載面に第2の接着剤を介して積層された第3のシート材が設けられている。
【0013】
本発明は、第3のシート材を接着材料層内に設けることによって、第1,第2のシート材間に介在する接着剤の占有率を従来よりも低減させ、カード打抜き時における接着材料層断面部のムシレや切粉の発生を抑制し、カード外観品質の向上およびシート接着強度の低下防止を図るようにしている。
【0014】
また、第3のシート材を接着材料層内に設けることによって、第1,第2のシート材間に介在する接着剤の占有率を従来よりも低減させ、接着剤の硬化収縮がカード表面の平坦度に与える影響を少なくし、かつ、第3のシート材の有する平面度をそのままカード表面の平坦度に反映させるようにしている。これにより、カード表面の平坦度の悪化を阻止して、リライト機能にも対応できるカード表面の優れた平坦性を得ることができる。
【0015】
第3のシート材はアンテナモジュールに対して第2の接着剤を介して積層されているので、第3のシート材とアンテナモジュールとの積層状態を確保することができる。第2の接着剤としては、第1の接着剤と同種の接着剤を用いることができる。
【0016】
以上のように構成される非接触ICカードは、同時かつ連続的に供給された第1,第2のシート材の各々の面に第1の接着剤を塗布する工程と、第1のシート材の面に、アンテナ用配線が形成された回路基板とこれに搭載される半導体チップとからなるアンテナモジュールを第1の接着剤を介して貼り付ける工程と、アンテナモジュールの上に第2の接着剤を供給する工程と、第1、第2のシート材と同時かつ連続的に供給された第3のシート材を、第1のシート材に対しては第2の接着剤を介して、第2のシート材に対しては第1の接着剤を介して、それぞれ貼り合わせる工程と、各シート材の積層体を定寸に裁断する工程とを有する、本発明の非接触ICカードの製造方法によって製造することができる。
【0017】
また、以上の非接触ICカードの製造方法は、第1のシート材を連続的に供給する第1の供給部と、第2のシート材を連続的に供給する第2の供給部と、第3のシート材を連続的に供給する第3の供給部と、第1,第2のシート材の面に第1の接着剤を供給する第1の接着剤供給手段と、第1の接着剤が塗布された第1のシート材の面に、アンテナ用配線が形成された回路基板とこれに搭載される半導体チップとからなるアンテナモジュールを貼り付けるモジュール貼付部と、アンテナモジュールの上に第2の接着剤を供給する第2の接着剤供給手段と、第3のシート材を介して第1,第2のシート材を貼り合わせ、これらのシートを積層化するシート積層部と、各シート材の積層体を定寸に裁断するシート裁断部とを備えた、本発明の非接触ICカードの製造装置によって達成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態による非接触ICカード(以下「ICカード」という。)31の構成を示す側断面図である。本実施の形態のICカード31は、最下層の外装シート材32Bと、外装シート材32Bに接着剤33Bを介して積層されるアンテナモジュール36と、アンテナモジュール36の上に接着剤33Cを介して積層される内コアシート材32Cと、内コアシート材32Cの上に接着剤33Aを介して積層される最上層の外装シート材32Aとから構成されている。
【0020】
外装シート材32A,32Bは、ICカード31の表面および裏面を構成するもので、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチルテレフタレート)、PEG(ポリエチレングリコール)、配向(orientation)PET、PC−PBT(ポリカーボネートとポリブチルテレフタレート)などの有機系フィルムで構成されている。また、これらのフィルムの上にリライト機能を有するロイコ印刷層等が形成されていてもよい。
【0021】
アンテナモジュール36は、アンテナ用配線が形成された回路基板34とこれに搭載されるICチップ35とで構成されている。回路基板34は、例えばPI(ポリイミド)やPEN(ポリエチレンナフタレート)、PET等の有機系フィルムの表面に、銅やアルミニウム等の金属箔をラミネート、蒸着あるいはめっき等により形成後、パターンエッチング等により目的に応じた形状に形成されたアンテナ用配線を有している。アンテナモジュール36は、例えば図3に示すように、アンテナパターン36bが複数形成された上記有機系フィルムからなるアンテナシート57を、モジュール単品ごとに抜き加工して得られるようになっている。
【0022】
ICチップ35は、回路基板34のチップ搭載部にフリップチップ実装またはワイヤボンディングにて実装され、更に封止樹脂でモールドされた上、一対の補強金属板37A,37Bで挟持されることによって外部ストレスに対する耐久性が高められている。
【0023】
内コアシート材32Cは、外装シート材32A,32Bと同一または同種の有機系フィルムで構成されている。内コアシート材32Cには、そのアンテナモジュール36のチップ搭載部に対応する部位に、ICチップ35を収容するためのニゲ孔32Caが形成されている。内コアシート材32Cの厚さは、外装シート材32A,32Bの厚さよりも大きな厚さを有しており、特に、アンテナモジュール36の補強金属板37Aを含むチップ搭載高さよりも大きな厚さに形成されている。内コアシート材32Cの厚さがアンテナモジュール36のチップ搭載高さよりも小さいと、チップ搭載部がニゲ孔32Caを貫通して内コアシート材32Cの表面から突出し、接着剤33Aの厚さによってはその部分でカード表面に凸を形成してしまうからである。
【0024】
接着剤33A〜33Cは、それぞれ同一の接着剤(例えば2液性のエポキシ系接着剤)で構成されているが、接着性に影響がない範囲でそれぞれ構成材料を異ならせることもできる(本明細書においては、説明の便宜上、当該接着剤を下層側から順に接着剤33A,接着剤33Bおよび接着剤33Cと分けて説明している)。接着剤33Bおよび接着剤33Cは、アンテナモジュール36の周囲と、アンテナモジュール36の面内に形成した複数の貫通孔36aを介して相互に接続されている。
【0025】
図2は、以上のように構成される本実施の形態のICカード31の製造装置(以下「カード製造装置」という。)41の概略構成図である。カード製造装置41は、ロール状から外装シート材32Bを供給する第1供給ユニット42Bと、ロール状から外装シート材32Aを供給する第2供給ユニット42Aと、ロール状から内コアシート材32Cを供給する第3供給ユニット42Cとを有している。これらの供給ユニット42A〜42Cは、モータをオンオフすることによりシート材32A〜32Cを供給できるようになっており、供給時は、各シート材32A〜32Cを同時(同期して)かつ連続的に繰り出せるようになっている。
【0026】
ここで、外装シート材32B、外装シート材32Aおよび内コアシート材32Cはそれぞれ本発明に係る「第1のシート材」、「第2のシート材」および「第3のシート材」に対応し、第1供給ユニット42B,第2供給ユニット42Aおよび第3供給ユニット42Cは、それぞれ本発明に係る「第1の供給部」、「第2の供給部」および「第3の供給部」に対応する。
【0027】
外装シート材32A、外装シート材32Bおよび内コアシート材32Cは、図4および図5に示すように、その走行方向から見た両側縁部に複数のガイド孔32gが等ピッチで形成されている(なお図では、外装シート32Bおよび内コアシート材32Cに関してのみ示している)。これらのガイド孔32gは、シート搬送経路の所定の部位に設置される各種ガイドローラの周囲に形成されたガイドピンに挿通されることによって、各シートの走行が案内されるようになっている。また図5および図6に示すように、内コアシート材32Cには、更に、これに積層されるアンテナモジュール36のチップ搭載部に対応してニゲ孔32Caが所定ピッチで形成されている。
【0028】
図2に示すように、供給ユニット42A,42B,42Cの後段側には、外装シート材32A,32Bおよび内コアシート材32Cを所定の張力で安定に供給するためのテンションロール群54A,54B,54Cがそれぞれ設置されている。
【0029】
テンションロール群54Aとテンションロール群54Bの後段側には、外装シート材32Aと外装シート材32Bのそれぞれの面に塗布される接着剤43を供給するための接着剤供給ノズル44が設置されている。仮コートロール55では、外装シート材32Aと外装シート材32Bが所定の間隙をおいて互いに対向するようになっており、接着剤供給ノズル44から吐出された接着剤43は、外装シート材32Bに供給された後、仮コートロール55によって外装シート材32A側に転写される。
【0030】
ここで、接着剤43は本発明に係る「第1の接着剤」に対応し、接着剤供給ノズル44は本発明に係る「第1の接着剤供給手段」に対応する。また、接着剤43は、図1に示したICカード31の接着剤33A,33Bに対応する。
【0031】
仮コートロール部55の後段側には、外装シート材32Bの上にアンテナモジュール36を貼り付けるモジュール貼付部45と、外装シート材32Aを内コアシート材32Cに積層する接合ロール56とが設けられている。仮コートロール55で接着剤43がコーティングされた外装シート材32Aと外装シート材32Bはその後分離され、外装シート材32Bはモジュール貼付部45へ供給され、接着剤43を介してアンテナモジュール36が貼り付けられる。外装シート材32Aは、外装シート材32Bと分離された後、接合ロール56によって内コアシート材32Cと接着剤43を介して貼り合わされる。
【0032】
モジュール貼付部45は、外装シート材32Aの接着剤43塗布面上へアンテナモジュール36を一枚ずつ載置する貼付装置を備えている。この貼付装置は、外装シート材32Bの送り速度に同期させてアンテナモジュール36を一枚ずつ単列で外装シート32B上へ移載するように構成されている。これによりアンテナモジュール36は、図4に示すように、シート進行方向に沿って所定のピッチをおいて貼り付けられる。
【0033】
モジュール貼付部45の後段側には、外装シート材32Bに貼り付けられたアンテナモジュール36の上に接着剤46を適量滴下する接着剤供給ノズル47が設けられている。接着剤46は本発明に係る「第2の接着剤」に対応し、接着剤供給ノズル47は本発明に係る「第2の接着剤供給手段」に対応する。また、接着剤46は、図1に示したICカード31の接着剤33Cに対応する。
【0034】
本実施の形態では、接着剤46は接着剤43と同種の接着剤が用いられている。例えば、接着剤43および接着剤46はともに、2液性エポキシ系接着剤(主剤(樹脂)と硬化剤の比率が50/50%)で構成されている。
【0035】
接着剤供給ノズル47の後段側には、アンテナモジュール36を貼り付けた外装シート材32Bと、内コアシート材32Cを貼り付けた外装シート材32Aとを貼り合わせて積層体51を形成する圧延ローラ群48と、積層体51を加熱し、接着剤43,46を硬化させるための硬化炉49が設けられている。これら圧延ローラ群48と硬化炉49とにより本発明に係る「シート積層部」が構成される。
【0036】
圧延ローラ群48は、積層体51を狭圧する上下一対のローラを複数組備え、上流側から下流側へ向かって各組のローラ間隔が徐々に狭くなるように設定されている。これにより、積層体51の厚さを次第に小さくするとともに、全体を均一な厚さにコントロールするようにしている。
【0037】
硬化炉49は接着剤43,46を加熱硬化させるためのヒータ等の加熱源を有するトンネル式熱硬化炉からなり、積層体51を下流側へ導く複数組のローラからなるローラ群58を備えている。なお、これらのローラ群58を、上流側から下流側へ向かってローラ間隔が徐々に狭くなるように設定し、最終段のローラ間隔が、製造するICカード31の規定のカード厚と同等の大きさになるようにしてもよい。
【0038】
硬化炉49の後段側には、硬化炉49から搬出される積層体51を定寸に裁断して短冊状の積層シート51Aを形成するシート裁断装置50が設けられている。そして、シート裁断装置50の後段には、形成された積層シート51Aを収容するシートストッカ52が設置されている。形成された積層シート51Aには、複数枚のアンテナモジュール36が等間隔で内蔵されている。
【0039】
図7は、積層シート51Aをカード一枚サイズへ打ち抜くための打抜き装置60の概要を示している。打抜き装置60は、金型ステージ61と、この金型ステージ61の上に設置された、上型62aおよび下型62bからなる抜き金型62とを備えている。図8に示すように、積層シート51Aは、ICカード31が例えば4枚とれる大きさに形成され、打抜き装置60によって、積層シート51AからICカード31が順次、打ち抜かれるようになっている。
【0040】
次に、以上のように構成されるカード製造装置41の作用について説明する。
【0041】
図2を参照して、ICカード31の表裏面を構成する外装シート材32Aおよび外装シート材32Bは、それぞれ、第2供給ユニット42Aおよび第1供給ユニット42Bに対してロール状態でセットされている。このとき、図において、外装シート材32Aは下面側が接着剤塗布面であるシート内面側とされ、外装シート材32Bは上面側が接着剤塗布面であるシート内面側とされる。
【0042】
外装シート材32Aおよび外装シート材32Bはそれぞれ第2,第1供給ユニット42A,42Bから同一のライン速度で連続的に後段側へ送り出される。このとき、テンションロール群54A,54Bによって張力の安定化が図られる。
【0043】
外装シート材32Bの内面側には、接着剤供給ノズル44から接着剤43が供給される。供給された接着剤43は、仮コートロール55によって同時に連続して供給される外装シート材32Bの内面側へ転写される。仮コートロール55は、2枚の外装シート材32A,32Bの接着剤塗布面に対して接着剤43を同時かつ均質に塗布する作用を行う。
【0044】
接着剤43が塗布された外装シート材32Bは、モジュール貼付部45においてアンテナモジュール36が図4に示したように一枚ずつ載置される。また、接着剤43が塗布された外装シート材32Aは、接合ロール56によって、第3供給ユニット42Cから供給される内コアシート材32Cの上面側に接着剤43を介して貼り合わされ一体化される。
【0045】
第3供給ユニット42Cは、第2供給ユニット42Bと同一のライン速度で内コアシート材32Cを連続的に供給する。その結果、外装シート材32Aと内コアシート材32Cは、相対的な速度差なく接合ロール56によって一体化されるので、適正な貼り合わせ作業が確保される。
【0046】
続いて、外装シート材32Bに貼り付けられたアンテナモジュール36の上に、接着剤供給ノズル47から接着剤46が供給される。このとき、アンテナモジュール36上のチップ搭載部へ接着剤46が供給されるようにすれば、そのすぐ後段で積層される内コアシート材32Cのニゲ孔32Ca内に効率良く接着剤46を充填することができる。
【0047】
接着剤46が塗布された外装シート材32Bおよび、内コアシート材32Cと貼り合わされた外装シート材32Aは、圧延ローラ群48で積層される。この積層工程では、外装シート材32Bと内コアシート材32Cとが主として接着剤46を介して貼り合わされると同時に、内コアシート材32Cのニゲ孔32Ca内にアンテナモジュール36上のICチップ35(補強金属板37Aを含む。)が収容される。
【0048】
そして、圧延ローラ群48の段階的に狭まるロール間隔を通過することにより、外装シート材32A,32Bおよび内コアシート材32Cの積層体51のシート厚が次第に低減される。これにより、積層シート51の内部に存在する気泡等を排除すると同時に、接着剤43,46が積層シート51の内部の隅々にまで行き渡り、外装シート材32B上の接着剤43がアンテナモジュール36の面内に形成された貫通孔36aを介してアンテナモジュール36上面と内コアシート材32Cの下面との間に回り込み、アンテナモジュール36の上下面に介在する接着剤が互いに接続されて接着強度が高められる。また、貫通孔36a内に接着剤が完全に充填されなくても、アンカー効果によって接着力の向上が図れる。
【0049】
その後、積層シート51は硬化炉49へと搬入されることにより、接着剤43,46が熱硬化し、接着材料層33(図1)が形成される。その結果、外装シート材32A,32Bと、内コアシート材32Cと、アンテナモジュール36とが、接着剤43,46によって強固に固定される。硬化炉49から搬出された積層体51は、シート裁断装置50によって短冊状の積層シート51Aに加工された後、シートストッカ52に収容される。
【0050】
以上のようにして製作される短冊シート51Aは、図7に示した打抜き装置60によって、図8に示したようにカード一枚サイズに打ち抜かれてICカード31が完成する。
【0051】
本実施の形態によれば、接着材料層33内に内コアシート材32Cが設けられているので、カード側面を構成するカード打抜き断面部31sにおける接着剤の占有面積が従来よりも低減されており、このため、断面部31sにおける接着材料層33のムシレや切粉の発生が抑制され、カード外観品質の向上を図ることができる。また、打抜き時におけるカード断面部31sのムシレを抑えて、外装シート材32A,32Bの接着強度の低下を防止することができる。
【0052】
特に、内コアシート材32Cを外装シート材32A,32Bと同種の材料で構成しているので、カード打抜き断面部31sの構成材料の一様化を高めることができ、これにより打抜き加工性を高めて切粉等の発生抑制に大きく貢献することができる。
【0053】
また、接着材料層33内に内コアシート材32Cが設けられているので、接着材料層33を構成する接着剤の硬化収縮がカード表面の平坦性に与える影響を少なくすることができる。同時に、内コアシート材32Cの有する平面度をそのままカード表面に反映させることができる。これにより、カード表面の平坦度の悪化が阻止され、リライト機能にも十分に対応できるほどのカード表面の平坦度を得ることができる。さらに、内コアシート材32Cの介装によってICカード31の機械的強度の向上をも図ることができる。
【0054】
一例を挙げると、外装シート材32A,32Bのシート厚をそれぞれ175μm、内コアシート材32Cのシート厚を270μmとした場合、本実施の形態では、打抜き断面部31sにおけるカード全厚(760μm)に対する接着材料層33の占有断面積比は18.4%であり、従来の接着材料層の占有断面積比53.9%(内コアシート材のシート厚分を接着材料層の厚さで計算。)に比べてはるかに低減することができる。なお、アンテナモジュール36の総厚は100μm(有機系絶縁フィルム厚50μm、配線層50μm)、内コアシート材32Cのニゲ孔32Caの孔径はφ10mm、硬化炉49における接着剤43,46の硬化温度は50℃、接着剤43,46は2液性エポキシ系接着剤である。
【0055】
一方、本実施の形態のICカードの製造方法によれば、ロール方式で供給される外装シート材32Aと外装シート材32Bとの間に内コアシート材32Cを介装させるだけであるので、既存のカード製造プロセスに大きな変更を加えることなく容易に本発明を実施することができる。特に、内コアシート材32Cは、外装シート材32A,32Bに供給される接着剤43と、アンテナモジュール36の上に供給される接着剤46とにより接着させるだけであるので、従来と同様なプロセスでICカード31を製造することができるとともに、接着剤43,46の使用量を低減できる。
【0056】
また、本実施の形態のカード製造装置41によれば、図10を参照して説明した従来のカード製造装置11に対して、内コアシート材32Cを供給する第3供給ユニット42Cと、内コアシート材32Cと外装シート材32Bとを貼り合わせる接合ロール56等を追加するだけであるので、大きな設計変更を伴うことなく既存の製造設備を用いて容易に本発明を実施することができる。
【0057】
(第2の実施の形態)
図9は本発明の第2の実施の形態による非接触ICカード31’の構成を示す側断面図である。なお、図において上述の第1の実施の形態と対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略するものとする。
【0058】
本実施の形態では、接着材料層33の内部に埋め込まれる内コアシート材32Cの面内に複数の貫通孔32Cbを設けているという点で、上述の第1の実施の形態と異なる。本実施の形態によれば、シート積層時、貫通孔32Cbを介しての接着剤33Aと接着剤33Cとの相互接続が図られ、内コアシート材32Cに対する外装シート材32Aの接着強度および、内コアシート材32Cに対する外装シート材32Bの接着強度を高めることができ、カードの耐久性向上を図ることができる。また、貫通孔33Cbに接着剤が十分に充填なくても、アンカー効果によって接着力の向上が図れる。
【0059】
なお、これら貫通孔32Cbの大きさ、形成位置、形成個数等は図示する形態に限らないことは勿論であり、例えば、使用する接着剤や内コアシート材の厚さ等に応じて、その大きさや形成位置、形成個数等は適宜変更可能である。
【0060】
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0061】
例えば以上の実施の形態では、内コアシート材32Cを外装シート材32Aに接合した後、外装シート材32B側に積層するようにしたが、これに代えて、アンテナモジュール36が貼り付けられた外装シート材32Bに先ず内コアシート材32Cを積層し、その後、内コアシート材32Cの上に外装シート材32Aを貼り合わせるようにしてもよい。また、外装シート材32B、内コアシート材32Cおよび外装シート材32Aを同時に貼り合わせるようにすることも可能である。
【0062】
また、以上の実施の形態では、接着材料層33を熱硬化性接着剤で構成したが、これに限らず、紫外線硬化型接着剤等の硬化メカニズムが異なる他の接着剤を適用することも可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の非接触ICカードによれば、アンテナモジュールが埋め込まれる接着材料層内に、アンテナモジュールの半導体チップ搭載面に接着剤を介して積層されたシート材を設けているので、カード打抜き時における断面部のムシレや切粉の発生を低減してカード外観品質の向上およびシート接着強度の低下防止を図ることができる。また、カード表面の平坦度の悪化を阻止でき、リライト機能にも十分に対応できるカード表面の平坦性を確保することができる。
【0064】
また、本発明の非接触ICカードの製造方法によれば、既存のカード製造工程を大幅に変更することなく、カードカード打抜き時における断面部分の接着材料層のムシレおよび切粉の発生を抑制し、かつ、カード表面の平坦性を高めた非接触ICカードを製造することができる。また、接着剤の使用量を低減することができる。
【0065】
さらに、本発明の非接触ICカードの製造装置によれば、既存のカード製造装置に大幅な設計変更を伴うことなく、カードカード打抜き時における断面部分の接着材料層のムシレおよび切粉の発生を抑制し、かつ、カード表面の平坦性を高めた非接触ICカードを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるICカード31の構成を模式的に示す側断面図である。
【図2】本発明の実施の形態によるカード製造装置41の概略構成図である。
【図3】ICカード31を構成するアンテナモジュール36が複数面付けされたアンテナシートの平面図である。
【図4】アンテナモジュール貼込み工程における外装シート材32Bとアンテナモジュール36との関係を示す平面図である。
【図5】シート積層工程における内コアシート材32Cとこれに積層されるアンテナモジュールとの関係を示す平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】積層シート51Aをカード一枚サイズに打ち抜く打抜き装置60の概略構成図である。
【図8】積層シート51AからICカード31を打ち抜く工程を模式的に示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態によるICカード31’の構成を模式的に示す側断面図である。
【図10】従来のICカードの構成を模式的に示す平面図である。
【図11】従来のカード製造装置の概略構成図である。
【符号の説明】
31,31’…ICカード、31s…打抜き断面部、32A,32B…外装シート材、32C…内コアシート材、32Ca…ニゲ孔、32Cb,36a…貫通孔、33…接着材料層、33A〜33C,43,46…接着剤、34…回路基板、35…ICチップ、36…アンテナモジュール、41…カード製造装置、42A…第2供給ユニット、42B…第1供給ユニット、42C…第3供給ユニット、44,47…接着剤供給ノズル、45…モジュール貼付部、48…圧延ローラ群、49…硬化炉、50…シート裁断装置、51A…積層シート、60…打抜き装置。

Claims (9)

  1. 第1のシート材と第2のシート材とが、第1の接着剤を硬化させてなる接着材料層を介して貼り合わされ、前記接着材料層に、アンテナ用配線が形成された回路基板とこれに搭載される半導体チップとからなるアンテナモジュールが内蔵された非接触ICカードにおいて、
    前記接着材料層内には、前記アンテナモジュールの半導体チップ搭載面に第2の接着剤を介して積層された第3のシート材が設けられている
    ことを特徴とする非接触ICカード。
  2. 前記第3のシート材が、前記第1,第2のシート材と同種の材料で構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード。
  3. 前記第3のシート材には、前記アンテナモジュールの半導体チップを収容するための孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード。
  4. 前記第3のシート材の厚さが、前記アンテナモジュールの半導体チップ搭載高さよりも大きく形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の非接触ICカード。
  5. 前記アンテナモジュールの面内には、複数の貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード。
  6. 前記第1,第2の接着剤が同種の接着剤でなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード。
  7. 前記第3のシート材の面内には、複数の貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカード。
  8. 同時かつ連続的に供給された第1,第2のシート材の各々の面に第1の接着剤を塗布する工程と、
    前記第1のシート材の面に、アンテナ用配線が形成された回路基板とこれに搭載される半導体チップとからなるアンテナモジュールを前記第1の接着剤を介して貼り付ける工程と、
    前記第1のシート材に貼り付けられたアンテナモジュールの上に第2の接着剤を供給する工程と、
    前記第1、第2のシート材と同時かつ連続的に供給された第3のシート材を、前記第1のシート材に対しては前記第2の接着剤を介して、前記第2のシート材に対しては前記第1の接着剤を介して、それぞれ貼り合わせる工程と、
    前記各シート材の積層体を定寸に裁断する工程とを有する
    ことを特徴とする非接触ICカードの製造方法。
  9. 第1のシート材を連続的に供給する第1の供給部と、
    第2のシート材を連続的に供給する第2の供給部と、
    第3のシート材を連続的に供給する第3の供給部と、
    前記第1,第2のシート材の面に第1の接着剤を供給する第1の接着剤供給手段と、
    前記第1の接着剤が供給された第1のシート材の面に、アンテナ用配線が形成された回路基板とこれに搭載される半導体チップとからなるアンテナモジュールを貼り付けるモジュール貼付部と、
    前記第1のシート材に貼り付けられたアンテナモジュールの上に第2の接着剤を供給する第2の接着剤供給手段と、
    前記第3のシート材を介して前記第1,第2のシート材を貼り合わせ、これらのシートを積層化するシート積層部と、
    前記各シート材の積層体を定寸に裁断するシート裁断部とを備えた
    ことを特徴とする非接触ICカードの製造装置。
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