JP2004142667A - 作業車両運転室の半ドア防止装置 - Google Patents

作業車両運転室の半ドア防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】極めて簡易な構造で、ドアの閉止時に半ドア状態になるのを確実に防止する。
【解決手段】ドア2の開閉動作を検出するリミットスイッチ8と、キャビン1内の空気を換気する換気口5を開閉するダンパ装置6と、ドア2の開動作が検出されたときにダンパ装置6のダンパ6cを開作動させるとともに、ドア2の閉動作が検出されたときにダンパ装置6のダンパ6cを閉作動させるダンパコントローラ7を備える構成とする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の作業車両の運転室におけるドアの閉止時に半ドア状態になるのを防止する作業車両運転室の半ドア防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、油圧ショベル等の作業車両の運転室においては、高気密化が要求されていることから、室内の機密性が従来に増して高くなり、ドアの閉止時に瞬間的に室内の気圧が上昇することにより、ドアが閉まりにくくなり、場合によっては半ドア状態になり易くなっている。この半ドア状態を防止するための装置として、乗用車やトラック等の車両に適用される車室内気圧上昇防止装置がいろいろと提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−272330号公報
【特許文献2】
特開平10−147139号公報
【0004】
ここで、前記特許文献1に開示された車体の通気孔構造は、ドア内側通気孔とドア中空部とドア外側通気孔を介して車室の内外を連通する通気孔を開閉する蓋部材を設け、この蓋部材の先端部に金属片と永久磁石とを取り付けるとともに、それらに対向する位置に電磁石を取り付け、この蓋部材を半ドア検出手段と連動して開閉させるように構成したものである。また、前記特許文献2に開示された車室内気圧上昇防止装置は、車室の内外を連通する流路管の内部にファンと流路切換バルブとを設け、加速度センサがドアの開放動作開始状態を検出したときに、流路切換バルブを内気排出の向きに自動的に切換えられ、加速度センサがドアの閉止動作開始状態を検出したときに、ファンが回転して車室内の内気排出が行われるように構成したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特許文献1に開示された装置では、室内の空気を排出する通気路をドアに特別に設ける必要があるだけでなく、ドアの内部空間に蓋部材および電磁石等を取り付け、かつその電磁石に電流を供給する配線も装備する必要があって、構造が極めて複雑で、誤動作も発生し易いという問題点がある。また、前記特許文献2に開示された装置では、ドアの開閉開始状態を加速度センサにて検出し、閉止動作開始時に弁体およびファンを制御するように構成されているために、やはり装置構成が複雑で、コスト高であるという問題点がある。また、ファンの動作に応答遅れがあるために、ドアの瞬間的な閉止動作に対応させるのが困難であるという問題点もある。
【0006】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、極めて簡易な構造で、ドアの閉止時に半ドア状態になるのを確実に防止することのできる作業車両運転室の半ドア防止装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、第1発明による作業車両運転室の半ドア防止装置は、
運転室のドアの閉止時に半ドア状態になるのを防止する作業車両運転室の半ドア防止装置であって、
前記ドアの開閉動作を検出するドア開閉動作検出手段と、前記運転室内の空気を換気する換気口を開閉する換気口開閉手段と、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの開動作が検出されたときに前記換気口開閉手段により前記換気口を開作動させるとともに、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの閉動作が検出されたときに前記換気口開閉手段により前記換気口を閉作動させる開閉制御手段を備えることを特徴とするものである。
【0008】
本発明においては、ドア開閉動作検出手段によりドアの開動作が検出されたときに換気口開閉手段により換気口が開作動され、またドアの閉動作が検出されたときに前記換気口が閉作動される。したがって、オペレータがドアを開けて室内に乗り込んだ後、ドアの閉止動作を行ったときには必ず換気口は開状態にあり、このドアの閉止動作時に圧縮された室内の空気はその換気口を通って室外へ排出され、半ドア状態になることなく、スムーズな閉止動作を行うことができる。また、ドアが閉じた後に換気口は閉じられるので、室内の空調効率が悪化することはなく、またエアコン操作等に支障を来たすことはない。また、本発明によれば、従来よりエアコンユニット等に装備されている換気口とその開閉手段とを利用して半ドア状態を防止することができるので、装置構成を極めて簡易なものにすることができる。
【0009】
次に、第2発明による作業車両運転室の半ドア防止装置は、
運転室のドアの閉止時に半ドア状態になるのを防止する作業車両運転室の半ドア防止装置であって、
前記ドアの開閉動作を検出するドア開閉動作検出手段と、前記運転室の前窓を開閉する前窓開閉手段と、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの開動作が検出されたときに前記前窓開閉手段により前記前窓を開作動させるとともに、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの閉動作が検出されたときに前記前窓開閉手段により前記前窓を閉作動させる開閉制御手段を備えることを特徴とするものである。
【0010】
本発明においては、ドア開閉動作検出手段によりドアの開動作が検出されたときに前窓開閉手段により運転室の前窓が開作動され、またドアの閉動作が検出されたときに前記前窓が閉作動される。したがって、オペレータがドアを開けて室内に乗り込んだ後、ドアの閉止作動を行ったときには必ず前窓は開状態にあり、このドアの閉止動作時に圧縮された室内の空気はその前窓の開口部を通って室外へ排出され、半ドア状態になることなく、スムーズな閉止動作を行うことができる。また、ドアが閉じた後に前窓は閉じられるので、室内の空調効率が悪化することはなく、またエアコン操作等に支障を来たすことはない。しかも、従来構造を利用して構成の簡素化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による作業車両運転室の半ドア防止装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0012】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半ドア防止装置のシステム構成を示す模式図であり、図2は、本実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを示すフローチャートである。
【0013】
本実施形態は油圧ショベルのキャブに適用した例を示すものであって、この油圧ショベルの運転室を構成するキャブ1の一側には、オペレータの乗り降り用のドア2が枢支部3にて回動自在に取着されている。また、前記キャブ1内の前部にはエアコンユニット4が設けられ、このエアコンユニット4の一側にはキャブ1内の空気を換気する換気口5が設けられるとともに、この換気口5にはその換気口5を開閉するダンパ装置6が設けられている。このダンパ装置6は、ダンパコントローラ7からの制御信号によって駆動制御されるサーボモータ6aと、このサーボモータ6aによって往復回動される回動軸6bと、この回動軸6bに取り付けられてその回動軸6bと一体的に回動されるダンパ6cとを備え、このダンパ6cが図で実線位置と鎖線位置との間で開閉制御されることによって、前記換気口5を閉鎖もしくは開放するように構成されている。なお、図には明示されていないが、換気口5の周縁部にはダンパ6cの接当面にシール部材が配されて、ダンパ6cの閉時に室内の気密が保持されるようになっている。
【0014】
前記ドア2の開閉動作を検出するために、このドア2を閉作動位置近傍にはドア開閉動作検出手段としてのリミットスイッチ8が配され、このリミットスイッチ8による検出信号が前記ダンパコントローラ7に入力されるようになっている。ダンパコントローラ7は、前記リミットスイッチ8からの入力信号に基づき前記ダンパ装置6のサーボモータ6aに制御信号を送信する。なお、図には示されていないが、前記ダンパコントローラ7とは別にエアコンコントローラが設けられ、このエアコンコントローラからの制御信号によっても前記ダンパ装置6のサーボモータ6aが制御される。
【0015】
次に、図2に示されるフローチャートを参照しつつ、本実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローについて説明する。なお、A1〜A6は各ステップを示す。
【0016】
A1:リミットスイッチ8からの信号によりドア2が開動作されたか否かを判定し、開動作されたときには次のステップA2へ進む。また、ドア2が開動作されていないときにはステップA4へ進む。
A2:ドア2が開動作されたときには、ダンパ6cを開作動させる信号をサーボモータ6aに出力する。こうして、ドア2が次に閉作動されたときにはダンパ6cが開いた状態にあって室内と室外の空気が換気口5を介して連通状態にあるので、このドア2の閉止動作時に圧縮された室内の空気はその換気口5を通って室外へ排出され、ドア2が半ドア状態になることはない。
【0017】
A3:リミットスイッチ8からの信号によりドア2が閉動作されたか否かを判定し、閉動作されたときには次のステップA4へ進む。また、ドア2が閉動作されていないときにはステップA2へ戻り、ダンパ6cを開いたままとする。
【0018】
A4〜A6:エアコンスイッチがOFFの状態にあるか否かを判定し、OFF状態のときにはダンパ6cを閉作動させてフローを終了し、エアコンスイッチがON状態のときには、エアコンコントローラの指示にしたがってダンパ6cの開閉を制御する。
【0019】
本実施形態によれば、ドア2の開閉動作をリミットスイッチ8にて検出して、ダンパコントローラ(開閉制御手段)7によりエアコンユニット4に付設されているダンパ装置6を制御するという極めて簡単な構成で、エアコン操作等に支障を来たすことなく、ドア2の閉止動作をスムーズに行うことができ、ドア2が半ドア状態になるのを確実に防止することができる。
【0020】
本実施形態においては、換気口5を開閉するダンパ装置として、サーボモータにより回動される機構のものについて説明したが、このダンパ装置の開閉機構としては、これ以外に、電磁石を用いるものや、形状記憶合金を用いるもの等を挙げることができる。
【0021】
図3は、本発明の第2の実施形態に係る半ドア防止装置のシステム構成を示す模式図であり、図4は、本実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを示すフローチャートである。
【0022】
本実施形態のキャブ11は前窓自動開閉機構(前窓開閉手段)を装備した油圧ショベルに適用した例を示すものである。この前窓自動開閉機構は、オペレータが操作スイッチを押圧すると、前窓12がサーボモータ13によって自動開閉されるように構成されている。すなわち、図には明示されていないが、前窓12には、固定金具を介して全体として閉ループを構成する駆動ケーブルが連結され、この駆動ケーブルの一部がギヤードケーブルとされ、このギヤードケーブルに噛み合うようにギヤが配され、このギヤを前記サーボモータ13により正逆回転させることで、駆動ケーブルおよびそれに固定された固定金具を介して前窓12が上げ下げされるようになっている。
【0023】
また、前記実施形態と同様、ドア14の開閉動作を検出する第1のリミットスイッチ15が設けられるほか、ドア14の開作動位置でそのドア14がロックするオープンロック機構が設けられるとともに、このオープンロック機構が作動していることを検出する第2のリミットスイッチ16が設けられている。また、前窓12が開状態にあるか閉状態にあるかが前記サーボモータ13に付設のポテンショメータ(図示せず)にて検出され、このポテンショメータによる検出信号および前記リミットスイッチ15,16による検出信号が前窓開閉コントローラ17に入力されるように構成されている。そして、前窓開閉コントローラ17は、各入力信号に基づき前窓12を開閉させるサーボモータ13に制御信号を送信する。
【0024】
次に、本実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを図4に示されるフローチャートを参照しつつ説明する。なお、B1〜B17は各ステップを示す。
【0025】
B1:サーボモータ13に付設のポテンショメータからの信号により前窓12が閉じているか否かを判定し、前窓12が閉じているときには次のステップB2へ進む。また、前窓12が開いているときには再度スタートに戻る。
B2〜B3:第1のリミットスイッチ15からの信号によりドア14が開いているか否かを判定し、ドア14が開いているときにはサーボモータ13に指令を送って前窓12を所定量だけ開作動させる。これにより、ドア14が次に閉作動されたときには前窓12が所定量開いた状態にあって室内と室外の空気がその開口部を介して連通状態にあるので、このドア14の閉止動作時に圧縮された室内の空気は前窓12の開口部を通って室外へ排出され、ドア14が半ドア状態になることはない。
【0026】
B4〜B5:一方、ステップB2の判定において、ドア14が開いていない(閉じている)ときには、オープンロック機構が作動中であるか否かを判定する。ドア14が閉じていてオープンロック機構が作動中であることは通常あり得ないので、ステップB4の判定がYESのときには、回路異常検出のため半ドア防止制御を停止してフローを終了する。また、ステップB4の判定においてオープンロック機構が作動中でない(NO)のときには、再度ステップB1へ戻る。
【0027】
B6〜B7:ステップB3に続いて、第2のリミットスイッチ16からの信号によりオープンロック機構が作動中であるか否かを判定する。そして、オープンロック機構が作動中であるときには、オペレータがドア14を開放して作業を行っていると判断され、前窓12を開けることによる半ドア防止制御を行う必要がないため、前窓12を閉作動させる。
【0028】
B8:再度オープンロック機構が作動中であるか否かを判定し、作動中であるときには次のステップB9へ進み、作動中でないときにはステップB3へ戻って、半ドア防止制御のために前窓12を所定量だけ開作動させる。
B9:第1のリミットスイッチ15からの信号によりドア14が開いているか否かを判定し、この判定がYESのとき(開いているとき)には次のステップB10へ進む。一方、この判定がNOのとき(閉じているとき)には、オープンロック機構が作動中でドア14が閉じているという状態であるため、やはり回路異常検出と判断されるためステップB5へ進みフローを終了する。
【0029】
B10:オペレータが前窓12を開けたか否かを前記ポテンショメータからの信号により判定し、前窓12を開けたときには次のステップB10へ進み、開けていないときにはステップB8へ戻る。
B11:オペレータが前窓12を閉じたか否かを判定し、前窓12を閉じたときには次のステップB12へ進む。
B12:第1のリミットスイッチ15からの信号によりドア14が閉じているか否かを判定し、閉じている(YES)ときにはフローを終了し(スタートに戻り)、閉じていない(NO)ときにはステップB8へ戻ってステップB8〜B12を繰り返す。
【0030】
B13:一方、ステップB6の判定においてオープンロック機構が作動中でないとき、言い換えればドア14が開いていて、前窓12を開けた状態で、オープンロック機構が作動中でないときには、再度ドア14が開いているか否かを判定する。そして、ドア14が開いている(YES)ときには、次のステップB14へ進み、ドア14が開いていない(NO)ときには、ステップB17へ進む。
【0031】
B14〜B16:前記ステップB10,11,12と同様にして、オペレータが前窓12を開けたか否か、前窓12を開けた場合には、オペレータが前窓12を閉じたか否か、前窓12を閉じた場合には、ドア14が閉じているか否かを順次判定し、閉じている(YES)ときにはフローを終了し(スタートに戻り)、閉じていない(NO)ときにはステップB8へ戻ってステップB8〜B12を繰り返す。また、ステップB14の判定において前窓12を開けていない場合にはステップB6へ戻る。
【0032】
B17:ドア14および前窓12が開いており、かつオープンロック機構が作動中でない場合であるので、前窓12を閉作動させてフローを終了する。
【0033】
本実施形態によれば、ドア14の開閉動作を検出して、前窓開閉コントローラ(開閉制御手段)17により前窓自動開閉機構を制御して前窓12を開作動させるように構成されているので、ドア14の閉止動作をスムーズに行うことができ、ドア14が半ドア状態になるのを確実に防止することができる。この場合、前窓12のオープンロック機構が作動中である場合等、半ドア防止制御の実行時以外の不必要な場合には前窓12を閉作動させるので、前窓13が開いた状態なることによる不具合が発生することはない。
【0034】
図5は、本発明の第3の実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを示すフローチャートである。
【0035】
本実施形態は、第2の実施形態と同様、前窓自動開閉機構を装備しているが、オープンロック機構を備えていない場合の例を示すものである。なお、システム構成図は図示を省略している。以下、図5に示されるフローチャートによって、本実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを説明する。なお、C1〜C8は各ステップを示す。
【0036】
C1〜C2:前窓が閉じているか否かを判定し、閉じている場合にはドアが開動作されたか否かを判定する。そして、開動作されたときには次のステップC3へ進む。また、前窓が閉じておらず、またドアが開動作されていないときにはステップC1へ戻る。
C3:ドアが開動作されたときには、前窓を所定量だけ開作動させて室内と室外の空気をその開口部を介して連通状態にする。これにより、ドアが次に閉作動されたときに、圧縮された室内の空気はその開口部を通って室外へ排出され、ドアが半ドア状態になることはない。
【0037】
C4:ドアが閉動作されたか否かを判定し、閉動作されたときには次のステップC5へ進む。また、ドア2が閉動作されていないときにはステップC6へ進む。
C5:半ドア制御は既に終了しているので、前窓閉作動させる。
【0038】
C6〜C7:ステップC4の判定においてドアが閉作動されていない場合であるので、予めタイマにて設定される規定時間が経過したか否かを判定し、前窓を閉作動させる。また、規定時間が経過していない場合にはステップC4へ戻る。なお、この規定時間は、オペレータが運転室内に乗り込んでドアの閉止動作を行う時間を考慮してそれより長めに設定されている。したがって、この規定時間の経過後には、オペレータが運転室に乗り込んでドアの閉止動作が終了しているものと判断される。
C8:再度ドアが閉動作されたか否かを判定し、閉動作されているときにはフローを終了する。
【0039】
本実施形態によれば、第2の実施形態と同様、前窓自動開閉機構を装備した油圧ショベルに適用して好適であり、前記実施形態と同様の作業効果を奏し得る。
【0040】
前記各実施形態において、ドアの開閉機構としては、前述のような枢支部周りに回動可能な機構のほか、スライド式の開閉機構であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る半ドア防止装置のシステム構成を示す模式図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを示すフローチャートである。
【図3】図3は、本発明の第2の実施形態に係る半ドア防止装置のシステム構成を示す模式図である。
【図4】図4は、第2の実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを示すフローチャートである。
【図5】図5は、第3の実施形態に係る半ドア防止装置の制御フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11    キャブ
2,14    ドア
4       エアコンユニット
5       換気口
6       ダンパ装置(換気口開閉手段)
7       ダンパコントローラ(開閉制御手段)
8,15    リミットスイッチ(ドア開閉動作検出手段)
16      リミットスイッチ
12      前窓
13      サーボモータ
17      前窓開閉コントローラ(開閉制御手段)

Claims (2)

  1. 運転室のドアの閉止時に半ドア状態になるのを防止する作業車両運転室の半ドア防止装置であって、
    前記ドアの開閉動作を検出するドア開閉動作検出手段と、前記運転室内の空気を換気する換気口を開閉する換気口開閉手段と、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの開動作が検出されたときに前記換気口開閉手段により前記換気口を開作動させるとともに、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの閉動作が検出されたときに前記換気口開閉手段により前記換気口を閉作動させる開閉制御手段を備えることを特徴とする作業車両運転室の半ドア防止装置。
  2. 運転室のドアの閉止時に半ドア状態になるのを防止する作業車両運転室の半ドア防止装置であって、
    前記ドアの開閉動作を検出するドア開閉動作検出手段と、前記運転室の前窓を開閉する前窓開閉手段と、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの開動作が検出されたときに前記前窓開閉手段により前記前窓を開作動させるとともに、前記ドア開閉動作検出手段により前記ドアの閉動作が検出されたときに前記前窓開閉手段により前記前窓を閉作動させる開閉制御手段を備えることを特徴とする作業車両運転室の半ドア防止装置。
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