JP2004142234A - 樹脂成形パネルの製造方法及び真空成形金型 - Google Patents

樹脂成形パネルの製造方法及び真空成形金型 Download PDF

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Abstract

【課題】変形や破損がなく安価に得られる樹脂成形パネルの製造方法を提供する。また、このような樹脂成形パネルの製造方法に用いられる真空成形金型を提供する。
【解決手段】第一工程では突条部14の上面19に疑似回路体15を載せる作業を行う。第二工程では加熱軟化させたパネル素材12をベース型13の表面17に被せる作業を行う。第三工程ではベース型13の表面17とパネル素材12との間の空気を複数の空気吸引穴16を介して吸引する作業を行う。第四工程ではパネル素材12が十分に冷えた後、そのパネル素材12をベース型13から取り外す作業を行う。第五工程では取り外したパネル素材12から疑似回路体15を分離して樹脂成形パネル22を得る作業を行う。
【選択図】  図1

Description

【0001 】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路体配索用の樹脂成形パネルの製造方法、及びその製造方法に用いられる真空成形金型に関する。
【0002 】
【従来の技術】
ワイヤハーネス(回路体)を配索するために、次のような構造を有する樹脂成形パネルが提案されている(例えば特許文献1参照)。図23において、引用符号1は例えばインストルメントパネルなどの車体パネルを示している。その車体パネル1の内面のハーネス取り付け面2には、ワイヤハーネス3を軸直交方向から嵌入することが可能な深い凹溝状のガイドレーン4が一体に形成されている。ガイドレーン4におけるハーネス挿入口5の両開口縁部には、内方へ突出して且つ挿入方向に撓み可能な抜止爪6、6が連成されている。抜止爪6、6の間隔W1は、ガイドレーン4の内幅W2よりも狭くなっている。
【0003 】
上記の構造において、ワイヤハーネス3を軸直交方向からハーネス挿入口5に挿入すると、抜止爪6、6がワイヤハーネス3の押圧を受けて下方(挿入方向)へ撓む。そして、ワイヤハーネス3がガイドレーン4に完全に嵌入すると、抜止爪6、6が元の状態に復帰しワイヤハーネス3の脱落が規制される。これにより、ワイヤハーネス3の車体パネル1への配索が完了する。
【0004 】
【特許文献1】
特開平9−19035号公報 (第3頁、第1図)
【0005 】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術の車体パネル1の成形方法としては、射出成形法及び真空成形法がある。射出成形法においては成形精度の点で良好であるが、ガイドレーン4に抜止爪6、6を有することから金型構造が複雑になってしまい、設計工数や生産性に影響を来してしまうという問題点を有している。
【0006 】
一方、真空成形法においては、抜止爪6、6の部分がアンダーカット成形になってしまうことから、所望の形状となる抜止爪6、6を得ることが困難であるという問題点を有している(金型からの外しの際に引っ掛かり変形してしまう)。また、真空成形法においては、ワイヤハーネス3の配索経路が複雑になればなるほど、車体パネル1の成形後においての金型からの外しが困難になり、破損等が生じ易くなるという問題点を有している。
【0007 】
尚、真空成形法において、外しを考慮するのであれば成形精度が低下してしまい、ワイヤハーネス3に対する脱落防止の機能が損なわれてしまう恐れがある。ガイドレーン4の内幅W2は、一般的にワイヤハーネス3に対し余裕度を持たせて型設計がなされることから、成形精度の低下は逆に脱落し易くなったり異音発生の要因になったりしてしまう。
【0008 】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、変形や破損がなく安価に得られる樹脂成形パネルの製造方法を提供することを課題とする。また、このような樹脂成形パネルの製造方法に用いられる真空成形金型を提供することを課題とする。
【0009 】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の樹脂成形パネルの製造方法は、真空成形金型におけるベース型の表面に突設した突条部の上面に、該上面よりも幅広の部分を有し且つ配索すべき回路体の形状に合わせて形成した疑似回路体を取り外し可能に載せる第一工程と、前記上面に載せた前記疑似回路体を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せる第二工程と、前記ベース型と前記パネル素材との間の空気を前記ベース型に形成した空気吸引穴を介して吸引する第三工程と、前記パネル素材の冷却後、前記疑似回路体を伴った状態で前記パネル素材を前記ベース型から取り外す第四工程と、取り外した前記パネル素材から前記疑似回路体を分離して前記回路体の配索用の樹脂成形パネルを得る第五工程と、を含んで製造するようにしたことを特徴としている。
【0010 】
請求項2記載の本発明の樹脂成形パネルの製造方法は、請求項1に記載の樹脂成形パネルの製造方法において、前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記突条部と前記疑似回路体とに形成した上で、前記疑似回路体を前記上面に載せるようにしたことを特徴としている。
【0011 】
上記課題を解決するためなされた請求項3記載の本発明の樹脂成形パネルの製造方法は、真空成形金型におけるベース型の表面に突設した突条部の上面と側面とを切り欠いて形成した切り欠き部に、前記上面の幅と略同幅であって且つ配索すべき回路体に対する抜け止め用凸部を形成するための中子型を取り外し可能に載せる第一工程と、前記中子型を取り付けた前記突条部を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せる第二工程と、前記ベース型と前記パネル素材との間の空気を前記切り欠き部に連通する空気吸引穴を介して吸引する第三工程と、前記パネル素材の冷却後、前記中子型を伴った状態で前記パネル素材を前記ベース型から取り外す第四工程と、取り外した前記パネル素材から前記中子型を分離して前記回路体の配索用の樹脂成形パネルを得る第五工程と、を含んで製造するようにしたことを特徴としている。
【0012 】
請求項4記載の本発明の樹脂成形パネルの製造方法は、請求項3に記載の樹脂成形パネルの製造方法において、前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記切り欠き部と前記中子型とに形成した上で、前記中子型を前記切り欠き部に載せるようにしたことを特徴としている。
【0013 】
上記課題を解決するためなされた請求項5記載の本発明の真空成形金型は、回路体配索用の樹脂成形パネルを真空成形により得るための金型であって、ベース型と、該ベース型の表面に突設される突条部と、該突条部の上面に対して取り外し可能に載せられ且つ前記上面よりも幅広の部分を有し且つ配索すべき回路体の形状に合わせて形成される疑似回路体と、前記ベース型に形成され且つ前記突条部の前記上面に載せられた前記疑似回路体を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せた後、前記パネル素材と前記ベース型との間の空気を吸引するために形成される空気吸引穴と、を有する構造にしたことを特徴としている。
【0014 】
請求項6記載の本発明の真空成形金型は、請求項5に記載の真空成形金型において、前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記突条部と前記疑似回路体とに形成したことを特徴としている。
【0015 】
請求項7記載の本発明の真空成形金型は、請求項5又は請求項6に記載の真空成形金型において、前記空気吸引穴を更に前記突条部の側面にも形成したことを特徴としている。
【0016 】
上記課題を解決するためなされた請求項8記載の本発明の真空成形金型は、回路体配索用の樹脂成形パネルを真空成形により得るための金型であって、ベース型と、該ベース型の表面に突設され且つ上面と側面とを切り欠いた切り欠き部を有する突条部と、前記切り欠き部に対して取り外し可能に載せられ且つ前記上面の幅と略同幅であって且つ配索すべき回路体に対する抜け止め用凸部のために形成される中子型と、前記ベース型に形成され且つ前記中子型を取り付けた前記突条部を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せた後、前記パネル素材と前記ベース型との間の空気を吸引するために形成される空気吸引穴と、を有する構造にしたことを特徴としている。
【0017 】
請求項9記載の本発明の真空成形金型は、請求項8に記載の真空成形金型において、前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記切り欠き部と前記中子型とに形成したことを特徴としている。
【0018 】
請求項1に記載された本発明によれば、突条部に対して取り外し可能な疑似回路体を用いて樹脂成形パネルを製造するような方法が採用される。すなわち、真空成形法におけるパネル素材の冷却後、そのパネル素材を疑似回路体を伴った状態でベース型から取り外し、そして、パネル素材から疑似回路体を分離して、抜け止め部分を有する回路体配索用の樹脂成形パネルを得るような製造方法が採用される。回路体に対する抜け止め部分を形成するために、パネル素材をベース型から直接取り外すようなアンダーカット成形は採用されず、疑似回路体を用いて対応がなされる。これにより、パネル素材への負担を軽減し、変形や破損に対して効果的に対処することが可能になる。また、型設計工数や生産性に対しても効果的に対処することが可能になる。
【0019 】
請求項2に記載された本発明によれば、加熱軟化させたパネル素材をベース型の表面に被せる際、及びパネル素材とベース型との間の空気を吸引する際に、疑似回路体のずれが凹凸部分によって防止される。これにより、成形後の形状の安定化が図られる。
【0020 】
請求項3に記載された本発明によれば、突条部の切り欠き部に対して取り外し可能な中子型を用いて樹脂成形パネルを製造するような方法が採用される。すなわち、真空成形法におけるパネル素材の冷却後、そのパネル素材を中子型を伴った状態でベース型から取り外し、そして、パネル素材から中子型を分離して、抜け止め用凸部を有する回路体配索用の樹脂成形パネルを得るような製造方法が採用される。回路体に対する抜け止め用凸部を形成するために、パネル素材をベース型から直接取り外すようなアンダーカット成形は採用されず、中子型を用いて対応がなされる。これにより、パネル素材への負担を軽減し、変形や破損に対して効果的に対処することが可能になる。また、型設計工数や生産性に対しても効果的に対処することが可能になる。
【0021 】
請求項4に記載された本発明によれば、加熱軟化させたパネル素材をベース型の表面に被せる際、及びパネル素材とベース型との間の空気を吸引する際に、中子型のずれが凹凸部分によって防止される。これにより、成形後の形状の安定化が図られる。
【0022 】
請求項5に記載された本発明によれば、ベース型と突条部と疑似回路体と空気吸引穴とを有する構造の真空成形金型になる。ベース型の表面には突条部が突設され、突条部の上面には疑似回路体が取り外し可能に載せられる。疑似回路体は、突条部の上面よりも幅広の部分を有し、配索すべき回路体の形状に合わせて形成される。このような疑似回路体を覆うように加熱軟化させたパネル素材がベース型の表面に被せられ、そして、パネル素材とベース型との間の空気が空気吸引穴を介して吸引されると、加熱軟化させたパネル素材が疑似回路体及び突条部に密着する。これにより、回路体に対する配索部分と抜け止め部分とが形成される。その後、パネル素材が冷却され、疑似回路体を伴った状態でパネル素材がベース型から取り外され、さらに、取り外されたパネル素材から疑似回路体が分離されると、回路体配索用の樹脂成形パネルが得られる。
【0023 】
請求項6に記載された本発明によれば、加熱軟化させたパネル素材をベース型の表面に被せる際、及びパネル素材とベース型との間の空気を吸引する際に、疑似回路体のずれが凹凸部分によって防止される。これにより、成形後の形状の安定化が図られる。
【0024 】
請求項7に記載された本発明によれば、疑似回路体に近い位置で空気の吸引が行われる。これにより、加熱軟化させたパネル素材がより確実に疑似回路体に密着する。すなわち、回路体に対する抜け止め部分の形状がより確実に形成される。
【0025 】
請求項8に記載された本発明によれば、ベース型と切り欠き部を有する突条部と中子型と空気吸引穴とを有する構造の真空成形金型になる。ベース型の表面には突条部が突設され、突条部の切り欠き部には中子型が取り外し可能に載せられる。中子型は、突条部の上面の幅と略同幅であって、配索すべき回路体に対する抜け止め用凸部の形成のために設けられる。このような中子型を取り付けた突条部を覆うように加熱軟化させたパネル素材がベース型の表面に被せられ、そして、パネル素材とベース型との間の空気が空気吸引穴を介して吸引されると、加熱軟化させたパネル素材が切り欠き部に引き込まれるようにして食い込み、中子型と突条部とに密着する。これにより、回路体に対する配索部分と抜け止め用凸部とが形成される。その後、パネル素材が冷却され、中子型を伴った状態でパネル素材がベース型から取り外され、さらに、取り外されたパネル素材から中子型が分離されると、回路体配索用の樹脂成形パネルが得られる。
【0026 】
請求項9に記載された本発明によれば、加熱軟化させたパネル素材をベース型の表面に被せる際、及びパネル素材とベース型との間の空気を吸引する際に、中子型のずれが凹凸部分によって防止される。これにより、成形後の形状の安定化が図られる。
【0027 】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の樹脂成形パネルの製造方法及び真空成形金型の一実施の形態を示す分解斜視図である。また、図2は樹脂成形パネルの製造方法の第一工程を説明するための断面図、図3は第二工程を説明するための断面図、図4は第三工程を説明するための断面図、図5は第四工程を説明するための断面図、図6は第五工程を説明するための斜視図、図7は疑似回路体の分離についての一例を説明するための断面図、図8は樹脂成形パネルに回路体を配索した状態を示す斜視図である。
【0028 】
図1において、引用符号11は本発明に係る真空成形金型を示している。また、引用符号12はパネル素材を示している。真空成形金型11は、ベース型13と突条部14と疑似回路体15と複数の空気吸引穴16とを有する例えば図示のような構造に形成されている。ベース型13は、平坦な表面17を有する金属製の板状の部材であって、その表面17には、回路体18(図8参照)の幅よりも幅狭、且つ適宜高さを有する金属製の突条部14が突設されている。
【0029 】
突条部14は、ベース型13の表面17に横たわる棒状の部材であって、回路体18(図8参照)の配索経路に合わせて形成されている。尚、ここでの配索経路は一例であり、幾つかに分岐するような経路を有していてもよいものとする。突条部14の上面19は、平坦な面となるように形成されている。また、上面19の適宜位置には、突条部14の軸直交方向に凹む凹部分20が適宜間隔を開けて複数形成されてる。その凹部分20の形成は任意であるものとするが、疑似回路体15のずれ対策に効果的な部分であり、少なくとも二以上形成することが好ましいものとする。
【0030 】
突条部14の軸方向の両端面21、21は、平坦なテーパ形状の面となるように形成されている。すなわち、両端面21、21は、後述する樹脂成形パネル22(図6及び図8参照)の表面に回路体18(図8参照)を引き出すための部分として形成されている。突条部14の軸方向に沿う側面23、23は、上記軸直交方向に平行な平坦な面となるように形成されている。
【0031 】
疑似回路体15は、配索すべき回路体18(図8参照)の形状に合わせて形成されている。また、疑似回路体15は、突条部14の上面19に対して取り外し可能に載せられるように形成されている。さらに、疑似回路体15は、突条部14の上面19よりも幅広、言い換えれば側面23、23間の幅よりも幅広の部分を有するように形成されている。
【0032 】
疑似回路体15の下面24は、突条部14の上面19及び両端面21、21に対して面接触するように形成されている。このような下面24の適宜位置には、凹部分20に差し込まれるピン状の凸部分25が複数形成されている。凸部分25の形成は凹部分20と同様に任意であるものとするが、ずれ対策に効果的な部分であり、少なくとも二以上形成することが好ましいものとする。尚、凸部分25及び凹部分20の形状は図示の形状に限定されないものとする。
【0033 】
空気吸引穴16は、加熱軟化させたパネル素材12を引き寄せるため、ベース型13の適宜位置を適宜大きさで貫通するようにして形成されている。図1においては、突条部14の上記軸方向に沿って複数形成されているがこれに限定されるものではないものとする(尚、図9に示される如く、突条部14の側面23、23にも形成すれば、疑似回路体15に近い位置で空気の吸引を行うことができ、加熱軟化させたパネル素材12をより確実に疑似回路体15に密着させることができる)。
【0034 】
パネル素材12は、合成樹脂製の板又はフィルムであって、加熱されると軟化し、真空成形後には後述する樹脂成形パネル22(図6及び図8参照)が成形されるような材質のものが用いられている。尚、発泡剤を含ませてパネル素材12を形成すれば、樹脂成形パネル22(図8参照)に吸音効果を持たせることができる。
【0035 】
回路体18(図8参照)は、本形態において、複数の電線26を横一列に一体的に並べて形成した既知のフラット回路体が用いられている(このようなフラット回路体に限定されるものではないものとする。すなわち、FPCやFFCであってもよいものとする)。
【0036 】
次に、上記構成に基づいて、本発明に係る樹脂成形パネルの製造方法を説明する。本発明に係る樹脂成形パネルの製造方法は、少なくとも以下で説明する第一工程〜第五工程を経て製造されるようになっている。
【0037 】
図1及び図2において、第一工程では、突条部14の上面19に疑似回路体15を載せる作業が行われる。この時、突条部14の上面19及び両端面21、21と、疑似回路体15の下面24とが面接触し、凹部分20には凸部分25が差し込まれる。第一工程が終了すると第二工程へ移行する。
【0038 】
図3において、第二工程では、例えば遠赤外線ヒーター等により予め加熱軟化させたパネル素材12をベース型13の表面17に被せる作業が行われる。この時、加熱軟化させたパネル素材12は、突条部14の上面19に載せた疑似回路体15を覆うように被せられる。第二工程が終了すると第三工程へ移行する。
【0039 】
図4において、第三工程では、ベース型13の表面17とパネル素材12との間の空気を複数の空気吸引穴16を介して吸引する作業が行われる。この時、ベース型13の表面17とパネル素材12との間の空気を矢線方向に吸引すると、加熱軟化させたパネル素材12がベース型13の方に引き寄せられ、疑似回路体15の上面及び側面、疑似回路体15の下面24の一部(上記幅広の部分であって回路体18に対する抜け止め部分27を形成するための部分)、突条部14の側面23、23、及びベース型13の表面17に密着する。第三工程が終了すると第四工程へ移行する。
【0040 】
図5において、第四工程では、パネル素材12が十分に冷えた後、そのパネル素材12をベース型13から取り外す作業が行われる。この時、抜け止め部分27が引っ掛かり疑似回路体15を伴った状態でパネル素材12がベース型13から取り外される。第四工程が終了すると第五工程へ移行する。
【0041 】
図6及び図7において、第五工程では、取り外したパネル素材12から疑似回路体15を分離して樹脂成形パネル22を得る作業が行われる。この時、疑似回路体15は、パネル素材12を例えば図7の矢線方向へ引っ張って分離がなされる。疑似回路体15が分離されると、樹脂成形パネル22には、回路体18(図8参照)を配索するための回路体配索溝28が形成される。回路体配索溝28の両開口縁部には、抜け止め部分27、27が形成される。
【0042 】
上記第一工程〜第五工程を経て製造された樹脂成形パネル22の回路体配索溝28には、図8に示される如く、回路体18が差し込まれ固定される。回路体18は、樹脂成形パネル22に配索される。
【0043 】
以上、図1ないし図9までを参照しながら説明してきたように、回路体18に対する抜け止め部分27、27を形成するために、パネル素材12をベース型13から直接取り外すようなアンダーカット成形は採用されず、疑似回路体15を用いて製造するようになっている。従って、従来に比べて、パネル素材12への負担を軽減し、変形や破損に対して効果的に対処することができる。また、型設計工数や生産性に対しても効果的に対処することができる。
【0044 】
尚、上述の疑似回路体15は、フラット回路体として形成された回路体18に合わせて、その形状が形成されているが、これに限らず図10に示されるような断面視略円形状の棒状部材となる疑似回路体15′にすれば、複数の電線26′を束ねたワイヤハーネス18′を配索するための樹脂成形パネル22′を製造することができる。
【0045 】
図10ないし図12において、疑似回路体15′は、突条部14の上面19に対して取り外し可能に載せられるように形成されている。また、疑似回路体15′は、突条部14の上面19よりも幅広に形成されている。引用符号25′は凹部分20に差し込まれる凸部分を示している。また、引用符号27′、27′と28′はワイヤハーネス18′に対する抜け止め部分と回路体配索溝とをそれぞれ示している。
【0046 】
続いて、図13ないし図22までを参照しながら本発明による樹脂成形パネルの製造方法及び真空成形金型の他の一実施の形態を説明する。図13は他の一実施の形態を示す分解斜視図、図14は樹脂成形パネルの製造方法の第一工程を説明するための斜視図、図15は第一工程を説明するための断面図、図16は第二工程を説明するための断面図、図17は第三工程を説明するための断面図、図18は第四工程を説明するための断面図、図19は第五工程を説明するための斜視図、図20は樹脂成形パネルの平面図及びA−A線断面図、図21は図20の樹脂成形パネルに回路体を配索した状態を示す斜視図、図22は図20の平面図及びB−B線断面図である。尚、上述の形態と基本的に同じ部分及び部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0047 】
図13において、引用符号31は本発明に係る真空成形金型を示している。その真空成形金型31は、ベース型32と突条部33と一又は複数(例えば二つ)の中子型34と複数の空気吸引穴16及び35とを有する例えば図示のような構造に形成されている。ベース型32は、平坦な表面36を有する金属製の板状の部材であって、その表面36には、回路体18(図21参照)の幅と略同じ幅(小さくなることはない)を有し、且つ適宜高さを有する金属製の突条部33が突設されている。
【0048 】
突条部33は、ベース型32の表面36に横たわる棒状の部材であって、回路体18(図21参照)の配索経路に合わせて形成されている。尚、ここでの配索経路は一例であり、幾つかに分岐するような経路を有していてもよいものとする。このような突条部33の適宜位置には、複数(例えば二つ)の切り欠き部37、37が形成されている。その切り欠き部37、37は、突条部33の平坦な上面38及び突条部33の軸方向に沿う側面39、39を図示のように切り欠いて形成されている。
【0049 】
切り欠き部37、37の各上面には、突条部33の軸直交方向に凹む凹部分20、20がそれぞれ形成されてる。その凹部分20、20の形成は任意であるものとするが、中子型34、34のずれ対策に効果的な部分であり、形成することが好ましいものとする。
【0050 】
突条部33の軸方向の両端面40、40は、平坦なテーパ形状の面となるように形成されている。すなわち、両端面40、40は、後述する樹脂成形パネル41(図19及び図21参照)の表面に回路体18(図21参照)を引き出すための部分として形成されている。
【0051 】
中子型34、34は、配索すべき回路体18(図21参照)に対する各一対の抜け止め用凸部42、42を形成するために設けられている。また、中子型34、34は、切り欠き部37、37に対して取り外し可能に載せられるように形成されている。さらに、中子型34、34は、突条部33の上面38の幅と略同幅、言い換えれば側面39、39間の幅と同じ幅になるように平面視矩形状に形成されている。
【0052 】
中子型34、34の下面43、43には、凹部分20、20に差し込まれるピン状の凸部分25、25が形成されている。凸部分25、25の形成は凹部分20、20と同様に任意であるものとするが、ずれ対策に効果的な部分であり、形成することが好ましいものとする。尚、凸部分25及び凹部分20の形状は図示の形状に限定されないものとする。
【0053 】
空気吸引穴35は、加熱軟化させたパネル素材12を引き寄せて、配索すべき回路体18(図21参照)に対する各一対の抜け止め用凸部42、42を形成するための貫通する穴であって、切り欠き部37、37に連続するようにベース型32に形成されている。空気吸引穴16は、突条部33の上記軸方向に沿って複数形成されている(これに限定されるものではない)。
【0054 】
上記構成に基づいて、本発明に係る樹脂成形パネルの製造方法を説明する。本発明に係る樹脂成形パネルの製造方法は、少なくとも以下で説明する第一工程〜第五工程を経て製造されるようになっている。
【0055 】
図13ないし図15において、第一工程では、突条部33の切り欠き部37、37に中子型34、34をそれぞれ載せる作業が行われる。この時、切り欠き部37、37の上面と、中子型34、34の下面43、43とが面接触し、凹部分20、20には凸部分25、25が差し込まれる。第一工程が終了すると第二工程へ移行する。
【0056 】
図16において、第二工程では、例えば遠赤外線ヒーター等により予め加熱軟化させたパネル素材12をベース型32の表面36に被せる作業が行われる。この時、加熱軟化させたパネル素材12は、中子型34、34を取り付けた突条部33を覆うように被せられる。第二工程が終了すると第三工程へ移行する。
【0057 】
図17において、第三工程では、ベース型32の表面36とパネル素材12との間の空気を複数の空気吸引穴16及び35を介して吸引する作業が行われる。この時、ベース型13の表面17とパネル素材12との間の空気を上述同様に吸引すると、加熱軟化させたパネル素材12がベース型13の方に引き寄せられ、また、加熱軟化させたパネル素材12が切り欠き部37、37に引き込まれるようにして食い込み、中子型34、34と突条部33とに密着する。第三工程が終了すると第四工程へ移行する。
【0058 】
図18において、第四工程では、パネル素材12が十分に冷えた後、そのパネル素材12をベース型32から取り外す作業が行われる。この時、各一対の抜け止め用凸部42、42が引っ掛かり中子型34、34を伴った状態でパネル素材12がベース型32から取り外される。第四工程が終了すると第五工程へ移行する。
【0059 】
図19及び図20において、第五工程では、取り外したパネル素材12から中子型34、34を分離して樹脂成形パネル41を得る作業が行われる。この時、中子型34、34は、図19に示される如く例えばスライドさせて分離される。中子型34、34が分離されると、樹脂成形パネル41には、回路体18(図21参照)を配索するための回路体配索溝44が形成される。回路体配索溝44の両開口縁部には、各一対の抜け止め用凸部42、42が形成される。
【0060 】
上記第一工程〜第五工程を経て製造された樹脂成形パネル41の回路体配索溝44には、図21及び図22に示される如く、回路体18が差し込まれ固定される。回路体18は、樹脂成形パネル41に配索される。
【0061 】
以上、図13ないし図22までを参照しながら説明してきたように、回路体18に対する各一対の抜け止め用凸部42、42を形成するために、パネル素材12をベース型32から直接取り外すようなアンダーカット成形は採用されず、中子型34、34を用いて製造するようになっている。従って、従来に比べて、パネル素材12への負担を軽減し、変形や破損に対して効果的に対処することができる。また、型設計工数や生産性に対しても効果的に対処することができる。
【0062 】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0063 】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、疑似回路体を用いることにより、変形や破損のない樹脂成形パネルを製造することができるという効果を奏する。また、樹脂成形パネルを安価に製造することができるという効果を奏する。
【0064 】
請求項2に記載された本発明によれば、疑似回路体のずれを防止することができる。従って、成形後の形状の安定化を図ることができるという効果を奏する。
【0065 】
請求項3に記載された本発明によれば、中子型を用いることにより、変形や破損のない樹脂成形パネルを製造することができるという効果を奏する。また、樹脂成形パネルを安価に製造することができるという効果を奏する。
【0066 】
請求項4に記載された本発明によれば、中子型のずれを防止することができる。従って、成形後の形状の安定化を図ることができるという効果を奏する。
【0067 】
請求項5に記載された本発明によれば、請求項1に係る樹脂成形パネルの製造方法に用いられる真空成形金型を提供することができるという効果を奏する。
【0068 】
請求項6に記載された本発明によれば、疑似回路体のずれを防止することができる。従って、成形後の形状の安定化を図ることができるという効果を奏する。
【0069 】
請求項7に記載された本発明によれば、回路体に対する抜け止め部分の形状をより確実に形成することができるという効果を奏する。
【0070 】
請求項8に記載された本発明によれば、請求項3に係る樹脂成形パネルの製造方法に用いられる真空成形金型を提供することができるという効果を奏する。
【0071 】
請求項9に記載された本発明によれば、中子型のずれを防止することができる。従って、成形後の形状の安定化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による樹脂成形パネルの製造方法及び真空成形金型の一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】樹脂成形パネルの製造方法の第一工程を説明するための断面図である。
【図3】第二工程を説明するための断面図である。
【図4】第三工程を説明するための断面図である。
【図5】第四工程を説明するための断面図である。
【図6】第五工程を説明するための斜視図である。
【図7】疑似回路体の分離についての一例を説明するための断面図である。
【図8】樹脂成形パネルに回路体を配索した状態を示す斜視図である。
【図9】空気吸引穴を更に突条部の側面に形成した例を説明するための断面図である。
【図10】疑似回路体の他の例を説明するための断面図である。
【図11】図10の疑似回路体を用いて製造された樹脂成形パネルを示す斜視図である。
【図12】図11の樹脂成形パネルに回路体を配索した状態を示す斜視図である。
【図13】本発明による樹脂成形パネルの製造方法及び真空成形金型の他の一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図14】樹脂成形パネルの製造方法の第一工程を説明するための斜視図である。
【図15】第一工程を説明するための断面図である。
【図16】第二工程を説明するための断面図である。
【図17】第三工程を説明するための断面図である。
【図18】第四工程を説明するための断面図である。
【図19】第五工程を説明するための斜視図である。
【図20】(a)は樹脂成形パネルの平面図、(b)はA−A線断面図である。
【図21】図20の樹脂成形パネルに回路体を配索した状態を示す斜視図である。
【図22】(a)は図20の平面図、(b)はB−B線断面図である。
【図23】(a)は従来例の樹脂成形パネルの平面図、(b)は従来例の樹脂成形パネルの断面図である。
【符号の説明】
11 真空成形金型
12 パネル素材
13 ベース型
14 突条部
15 疑似回路体
16 空気吸引穴
17 表面
18 回路体
19 上面
20 凹部分
21 端面
22 樹脂成形パネル
23 側面
24 下面
25 凸部分
26 電線
27 抜け止め部分
28 回路体配索溝
31 真空成形金型
32 ベース型
33 突条部
34 中子型
35 空気吸引穴
36 表面
37 切り欠き部
38 上面
39 側面
40 端面
41 樹脂成形パネル
42 抜け止め用凸部
43 下面
44 回路体配索溝

Claims (9)

  1. 真空成形金型におけるベース型の表面に突設した突条部の上面に、該上面よりも幅広の部分を有し且つ配索すべき回路体の形状に合わせて形成した疑似回路体を取り外し可能に載せる第一工程と、
    前記上面に載せた前記疑似回路体を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せる第二工程と、
    前記ベース型と前記パネル素材との間の空気を前記ベース型に形成した空気吸引穴を介して吸引する第三工程と、
    前記パネル素材の冷却後、前記疑似回路体を伴った状態で前記パネル素材を前記ベース型から取り外す第四工程と、
    取り外した前記パネル素材から前記疑似回路体を分離して前記回路体の配索用の樹脂成形パネルを得る第五工程と、
    を含んで製造するようにした
    ことを特徴とする樹脂成形パネルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の樹脂成形パネルの製造方法において、
    前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記突条部と前記疑似回路体とに形成した上で、前記疑似回路体を前記上面に載せるようにした
    ことを特徴とする樹脂成形パネルの製造方法。
  3. 真空成形金型におけるベース型の表面に突設した突条部の上面と側面とを切り欠いて形成した切り欠き部に、前記上面の幅と略同幅であって且つ配索すべき回路体に対する抜け止め用凸部を形成するための中子型を取り外し可能に載せる第一工程と、
    前記中子型を取り付けた前記突条部を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せる第二工程と、
    前記ベース型と前記パネル素材との間の空気を前記切り欠き部に連通する空気吸引穴を介して吸引する第三工程と、
    前記パネル素材の冷却後、前記中子型を伴った状態で前記パネル素材を前記ベース型から取り外す第四工程と、
    取り外した前記パネル素材から前記中子型を分離して前記回路体の配索用の樹脂成形パネルを得る第五工程と、
    を含んで製造するようにした
    ことを特徴とする樹脂成形パネルの製造方法。
  4. 請求項3に記載の樹脂成形パネルの製造方法において、
    前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記切り欠き部と前記中子型とに形成した上で、前記中子型を前記切り欠き部に載せるようにした
    ことを特徴とする樹脂成形パネルの製造方法。
  5. 回路体配索用の樹脂成形パネルを真空成形により得るための金型であって、
    ベース型と、
    該ベース型の表面に突設される突条部と、
    該突条部の上面に対して取り外し可能に載せられ且つ前記上面よりも幅広の部分を有し且つ配索すべき回路体の形状に合わせて形成される疑似回路体と、
    前記ベース型に形成され且つ前記突条部の前記上面に載せられた前記疑似回路体を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せた後、前記パネル素材と前記ベース型との間の空気を吸引するために形成される空気吸引穴と、
    を有する構造にした
    ことを特徴とする真空成形金型。
  6. 請求項5に記載の真空成形金型において、
    前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記突条部と前記疑似回路体とに形成した
    ことを特徴とする真空成形金型。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の真空成形金型において、
    前記空気吸引穴を更に前記突条部の側面にも形成した
    ことを特徴とする真空成形金型。
  8. 回路体配索用の樹脂成形パネルを真空成形により得るための金型であって、
    ベース型と、
    該ベース型の表面に突設され且つ上面と側面とを切り欠いた切り欠き部を有する突条部と、
    前記切り欠き部に対して取り外し可能に載せられ且つ前記上面の幅と略同幅であって且つ配索すべき回路体に対する抜け止め用凸部のために形成される中子型と、
    前記ベース型に形成され且つ前記中子型を取り付けた前記突条部を覆うように、加熱軟化させたパネル素材を前記ベース型の前記表面に被せた後、前記パネル素材と前記ベース型との間の空気を吸引するために形成される空気吸引穴と、
    を有する構造にした
    ことを特徴とする真空成形金型。
  9. 請求項8に記載の真空成形金型において、
    前記パネル素材の取り外し方向に差し抜きされる取り付け接続用の凹凸部分を、前記切り欠き部と前記中子型とに形成した
    ことを特徴とする真空成形金型。
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